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はてなキーワード: 疑心暗鬼とは

2010-07-02

http://anond.hatelabo.jp/20100702122047

横からだけど、もうすこし具体的に指摘してあげたら?

でないと、貴女自身も自分の指摘したいことを正確に把握していないと思われますよ。

・構成がまずい=各部分の話の量のバランスと、その具体性(詳細)のバランスが悪いので、

論点が曖昧に見えて結局何が言いたかったんだろうと思った。

具体的には、前半部分のはじめたきっかけの話は、辞めた理由を熱く語るエントリなんだからそこまで量や詳細は必要ないのかな。逆に本論になるHPは綺麗にあるべきだ。とか、周りに迷惑を懸けてしまったと思う疑心暗鬼の心の動きや変化を、詳細に語るべきなのかな。

twitter自分

ついったーに飽きた・・・

飽きた?いやなんか違うけど、書きたくなくなってしまった。

単純に緩いサービスだけにハマってしまったのに不思議である。


始めたのは数年前、まだtwitterがこんなにも流行ってなかった。

ただ外国の方と話したりして語学を学びたいという理由でした。

はじめはやり方がわからなく、つまらなくて、放置していた。

去年から少し変ってしまった。自分webで追ってる人をフォローしてから、どんどんフォローが増えた。

その時、人と関わるのがすごく楽しいと思った。リプライしてリプライを返してくれたら、すごく嬉しい。

また返してくれなかったら、ちょっと寂しかった。


変に関わりすぎてリムーブされたりもした。自分としては関わっていたかったのに残念である。

相手との距離感って大事だと思った。まだ上から目線な物腰で自分からはそんなつもりはないのに、

別のフォロワーの人に指摘されたりもした。


自分は構ってちゃんかもしれない。ちやほやされる人たちを見て、良いなぁ。

自分も話しかけてくれたり、興味持ってくれる人がいてくれたら良いなぁ。そんな風に感じていた。

光る人はいる。例え文字でも面白い人はたくさんいた。こんなにも120文字で面白くさせるってすごい。

また同じように不愉快に感じる人もいた。しかし、少し関わった人もいるので自分からリムーブすることは出来なかった。

決断力がない。

色々フォローも増やしてしまって、言葉だけのやり取りだけなのに、良いなぁと思う異性にも出会ったりした。

ついったー始めるまで思わなかったけど、緩いつながりでしかもリアルタイムでつぶやかれるこの「twitter」は怖い。

自分の考えてしまっていることをどんどん嘆いてしまっている。楽しいことならまだいいけれど、辛いことや疲れたことなど。

どんどんネガティブな人になってしまってしまう。

自分ホームページを作ったら、必ず自分のページは綺麗な言葉表現したいと思っている。

それが、ついったーではどんどん汚い言葉を吐き、皆に迷惑なんだろうかと疑心暗鬼もする。

やり始める前に自分のことをちゃんと管理しておくべきだった。例えば、ネガティブ発言はどこか手帳メモ帳にも書いたり、

公に見せないでおくべきでだった。


そんなこなんで今、自分はあまり書きたくなくなってしまった。

ですが、ついったーを通して話したり、出会った人もいるので、良いツールなんだと思う。

今はROM専でたまに書き込む程度に押さえてる。

自分にはこのような匿名サービス匿名掲示板を見てるほうが良いのかもしれない。

■追記

改行がうまくいかず、変な見せ方をしてしまった。

*1テキストサイト ブログ mixi twitter 歴史は繰り返す

そうだな。多分新しいツールが出てきても、同じように思うんだろうな。

*2こういう書いてる側自身が自分の気持ちの掴み所を分かってない文章。くだらない自己啓示本みたいで気味が悪い。

*3構成がまずい=各部分の話の量のバランスと、その具体性(詳細)のバランスが悪いので、論点が曖昧に見えて結局何が言いたかったんだろうと思った。具体的には、前半部分のはじめたきっかけの話は、辞めた理由を熱く語るエントリなんだからそこまで量や詳細は必要ないのかな。逆に本論になるHPは綺麗にあるべきだ。とか、周りに迷惑を懸けてしまったと思う疑心暗鬼の心の動きや変化を、詳細に語るべきなのかな。

まあね、曖昧に書くのが結構好きだから、具体的に書いてしまうと自分を知ってる人が読めば誰かわかってしまうからね。

読んでる側に伝わるかわからないな。別に自己啓発してないけどなw 3の人、ご指摘ありがとう。文章よくわからなかったと思うけど、

*本論になるHPは綺麗にあるべきだ。とか

ここ本論じゃないですよw 自分の言いたいのは単にツール(ついったー)の使いようってことかな。

ちゃんと書くと自分サイトって家みたいなモノじゃないですか。そこを良く見せたい場合デザインや文章で見せたい。

自分ルールってわけです。そりゃ、自分サイトだからどんな言葉を書こうと自由ですが、

なるべく人が見てイヤにならない言葉を書きたわけです。


*周りに迷惑を懸けてしまったと思う疑心暗鬼の心の動きや変化

詳しく書いてしまうことはあまりしないけれど、自分はかまって欲しいんだと思う。ちやほやされたい。

だからついったー上でかまってほしいことを書いてしまう時があり、それに心配する人が何人か表れた時、

嬉しい反面、書くべきじゃなかったなと思うときがあるわけです。

2010-07-01

http://anond.hatelabo.jp/20100630234655

すごくよくわかる。

疑心暗鬼の状態なんだよな。

相手の顔色を伺う。相手の声の様子や態度がキツイと前に失敗したことが頭をよぎって

ソレで嫌われた。見放されたのかな・・・とか思ってへこむ。

別に弱くていいじゃん。強くなくて。

弱いっていうよりさ、むしろ同じように心の繊細な他の人の悩みを理解できるわけだし。

それにどうすればいいのかわからないっていってるけど、

単純に、相手に本心をぶつけるのが手っ取り早いよ。

飲み会の席で酔ったフリして聞いても良いし、仕事終わってからあえて時間作って質問しても良いし。

相手の言葉で、お前駄目だといわれても、駄目だと思われてるかもしれないという不安より、気が楽になるしね。

前者は、ハンマーで一発殴られる感じで、後者ははりで何度も何度も心を刺す感じかな。多分前者のが楽^^;;

まぁ大抵は、自分のオモイスゴシだし。

そういう方法もとれそうにないって言うのなら、魔法のワードを1つ。

『別に、友達じゃないし。』

嫌われたり、尊敬とか信頼しあえてなくても仕事が或る程度まわればいいんじゃない

相手に好かれようと思わなくて大丈夫だよ。問題が起きない程度の付き合いでさ。

2010-06-24

http://anond.hatelabo.jp/20100624094306

これだよ

あんたが必死に戦ってるのあんたおちょくってるだけのただの釣り師だよ、って忠告すると

「そんなことはない!」って怒るか

「お前が釣り師本人だろう!」って疑ってくる

これが7:3ぐらいの割合(10回も忠告してないけど人が忠告してるの見てた経験も加味したイメージね)

俺が釣り師ならわざわざあんたにばらすわけないじゃんよ

永遠に釣ってあんたの疑心暗鬼を楽しんでるわ

そんなのが楽しいって言うのもあんま理解しないけど

2010-06-21

だから、俺が苦しんでる姿を見ているのが好きなやつが多いって

さっきから書いてるじゃん。娯楽なんだよ。他人を痛めつける。

俺はもがき苦しんでいればいいって結構な数の人が本音では思ってるはずだよ。それが娯楽なんだね。

人権を持たせたらしらける。このまま苦しい中頑張らせるか、見捨てられて疑心暗鬼に苦しんでいればいい。」

こんなとこでしょ。普通に

2010-06-18

http://anond.hatelabo.jp/20100618180234

自演癖のある人間の特徴

自分の書き込みを客観的に見られないからバレバレでも気づけない

自分がやってるから人もやってると思いこんで疑心暗鬼逆ギレしだす

つまるところ自演と言うのはわかりやすいもの

まあ巧妙すぎる自演は見つからないから見える範囲でわかりやすいのは当たり前だけど

2010-06-17

[]いや、もっと他人との緊張関係がないとだめですよ。

http://anond.hatelabo.jp/20100617153534

ラブマナス概要

はじめから恋人の状態

ある一定条件を満たすと、以下のイベントが起こる

むしろ、ドラクエIXすれちがい通信機能を取り入れたような感じで、

まちなかで、端末持っている人とすれちがったときに、

一定確率で寝盗られる、とか。

(あるいは、なんかヤなイベントが起こる、とか)

疑心暗鬼になるから、燃えるんです。

これもう、本能ですね。

生物学的に組み込まれてると思います。

2010-06-15

http://anond.hatelabo.jp/20100615150836

もともと子供小動物は嫌いでもないんだけど

親として責任もって愛情注げるかって言ったら自信がまるで無いわけ

道であって一瞬無責任に可愛がるのとは別の世界だよね

あと

もしも自分の嫌いなところに子供が似てたりすると

ネグレクトどころか虐待しそうな気がしない?

まるで自分に似て無かったらそれはそれで浮気を疑って疑心暗鬼になったり

普通に無関心になったりしそうだし

俺が責任もてるのってバッタぐらいまでじゃないかなーって気がしてしょうがない

2010-06-11

http://anond.hatelabo.jp/20100611200158

上表以外でいちばん驚いたのは「看 護 師」のアンチスレがあったこと。看護師アンチって一体…。

自分の夫を誘惑して妻の座を奪おうとしている看護師存在を「確信」(事実かどうかは分からない)している医者の奥様が常駐しているスレなのかな。

特に自分玉の輿狙いでなりふり構わず医者を落としたという自覚のある人ほど他の人にも同じことされるんじゃないかと疑心暗鬼になってそう。

2010-06-09

東京在住。施錠しない主義。

家に鍵かける人ってなんなの?

疑心暗鬼なの?人間不信なの?

2010-02-20

統合失調症のススメ

統合失調症患者妄言としてスルー推奨。

下手すると自殺しますよ。

http://d.hatena.ne.jp/unsui456/20100218見て夏目漱石統合失調症であるという事を知り、

学問のススメにならって統合失調症のススメを書いてみます。

とおもったら福沢諭吉でした、すみませんw

昔からなぜか病気になりたいと思っていた。多分中二病。私は特別なんだとかそういう。

思い返せば、病気(風邪)になれば母親から優しくされるからか、なんかの病気になりたかったのかもしれない。

もしくは小学生の時に隣に養護学校が隣接されており、養護児童との接点があった。

彼らは確かに見た目は奇異ではあるがゆえに、周りから優しくされて少し楽に生きているように子供の目には写ったのかもしれない。

始めから変人を目指す自分がいたのかもしれないが、その辺は定かではない。

ただ相対的には、少しわがままな子供であったのかもしれない。

そして最近人生がうまく行かない。自殺しようかとかよく考えていた。

病気になろうとしているのだからそうなるのは当たり前なのだっていうのは浅はかだと思う。

心の中では本当になろうとしている訳ではない。サボりたかっただけかもしれない。

ただ「私は病気かもしれないな」が重傷化して、発症してしまう思い込み病に近いものであると思う。

病は気からといいますが。

そしてやる気がいまいちでないのを自己診断で鬱だとかADHDだとかそういうものであると思っていたのだが、

最近世界とうまく行かないと思っていたら、統合失調症に近いものに陥っていることに気がついた。

これはやっかいな病気で様々な妄想が止まらない病気だ。

病気が進行していくと、面白いくらいに世界が崩壊していく。

今までの価値観(人間として大切な所)や大切なはずのものがどうでもよくなってくる。

この世界感の崩壊は体験した人間にしか分からないのかもしれないけど、

serial experiments lainの主人公の行動に共感が持ててしまいます。

ただ以前視聴した大分後にそう思ったわけで、私が影響されやすいだけなのかもしれません。

一番怖かったのは、自分の思っている事が相手に伝わってしまう「気がする」(※本人は100%伝わったと勘違いしている)という症状だ。

脳内言葉(脳内音声)として文章化して物事を考えている場合にそれが人に丸聞こえになってしまう、と周囲の状況から判断してしまった。

まさにサトラレ状態。

それに気がつき(勘違いし)パニック障害に近いものも発症していた。

病気の状態を調べている最中にも、精神科世界では便宜上「そういう気がする」に押さえて伝えておかなければ、

自分の意思を周囲にまき散らして迷惑をもたらすからだ、と思ってしまった。

そんなことが伝わるはずがなく、自分の思い違いである、という認知が狂ってしまうことで、

どんどんと疑心暗鬼になって行き、負のスパイラルに陥る。

一旦これに陥ってしまうとなかなか抜け出せない。全ての事が思考が伝達した結果であると感じてしまう。

そうすると自分の思っている事がちょっとした考え事が何か大それた物であるとか、人にどう思われているかとか、

そういう事ばかり考えるようになって、その結果、幅広い視線で物事を考えられなくなったり、世間の人間が汚くみえてしまった。

ただ幸いにも人が助けてくれてるのかなという感覚はあった。

始めは何か周りから嫌がらせをしているかのような感覚

次にmatrixではないが、聖人君主資格をもった救世主を探して周りの人が行動しているようにみえた。

そして人間は実は脳内音声が聞こえている生き物なんだと自分に理解させ、人間になるように諭される。

そして自分に少しでも救世主資格がないと発覚すると、汚い人間性を持った俗人になるように誘惑され、

志のない一般市民への転落へと陥れようと画策しているかのように人間が見えた。

以下妄想垂れ流し。

統合失調症根本的な思考方法パターンが異なっているだけの人種だのだと思う。

http://blog.goo.ne.jp/mit_sloan/e/fe5d47a4094d72a271d6de0c7980bc6aのようなSとN、みたいな。

でも実はこれは誰にでも備わっている能力であると思う。

今ではパニックを少し抱えつつ冷静に落ち着いて行動をしているけど、普通自然体が言葉で思考する人種にとっては黙っておけというのは難しい。

(※黙っておけ=お前の脳内音声が聞こえるからうるさい、と言われている気がしていた)

音が気になる人は、別にそれは小さな音なのだから騒音として聞き流すか、音楽でもかけていれば気にならなくなるはずだろう?

仏教や禅の精神では心を無にするのが落ち着くと考える人がいる。特にそれが盛んな地域では、他者の生み出す意識の流入が嫌われる。

なのでそういう宗教の人は、統合失調症を発症した人間に対して「何か悩みがあるのだろう」と優しく語ってくれるのだが、

決して悩みがある訳ではなく単にそういう考え方の脳を使うスタイルであることを理解してもらいたい。

心を無にしても無の境地があるだけで、何にも新しいものは生まれてこないと思う。ただ生み出しやすくはなるけど。

誰もいわないけど、「心の声」や一種の「テレパシー」は存在するのではと考えている。

オカルト的なものではなく、脳からマイクロ波が飛び出し周囲に伝搬する「フレイ効果」というもので、

脳内音声は他人に聞こえるのではないかというのが私の見解。これが自我という奴なのか?それを知っているのが普通なの?

この事は大人の対応として誰も言ってくれないんだが、逆にこれを言うとオカルト扱いされるというレトリックもある。

電磁波ハラスメント」というものも出てきているくらいに、人が密集した地帯では深刻なものになりうる。

脳内での受信部位であるミラーニューロンが発達した人々の間では耳障りな音がするらしい。

これは自閉症スペクトラムの中で自閉気味にある人間には、聞こえないか聞こえても無視できるくらいの音声、もしくは人間的な度量があるのかもしれない。

こういった自閉症のようなマイノリティーが病気として追いやられ自殺に追い込まれるという社会は終わりにしたい。

私の頭がおかしいのだけなら、そんなこと(脳内音声が伝わる事)はないと言ってもらいたい。

逆にそうでなければ自分がおかしい、病気だぞという方向におさえこまれる意味が分からないからだ。

こんな感じで、ちょっと冷静になってみると訳の分からない理論勝手に唱えていました。

一旦統合失調症の発症に気がつくと、実は人間という存在は全てが脳の思い込み刷り込みの産物でしかない事に気がつく。

人類が作ってきた歴史文化そのものが、特定の価値観があるんだよという刷り込み。

感受性豊になると世界カラフルに見え、恋愛をすると世界が輝いてみえるように、世界は白黒で無価値なものに見えた。

よくありそうな自己啓発などではなりたい自分イメージしなさいと言われる。このイメージする作業は、人によって脳内言葉であったり映像であったりするだろう。

そして言葉映像以外でも、同じように実は人間の5感は自分の意志で脳をコントロールする事ができるかもしれないと思っている。

外部入力がなくても脳内感覚を作り出せる、という意味で。

音声はともかく、味覚や触覚や嗅覚視覚を実際の入力とはかけ離れてコントロールできる。

ただ再現可能性がないということで科学にはなりえません。自分だけのものとしてうまく使いこなせるようになりたいですが。

幻聴というものを自分の制御下で行っている人はいるだろうか?

スパイラルの底に陥って、どうしても幻聴は外部から攻撃されているんだという概念から離れられず、

自分でやっている事に気がつかないで苦しんでいる人もいるのかもしれないと思うが、

一般に普通とされる人間がそれらの幻覚を自ら進んで実行する脳コントロールをしてみる欲求はあると思うのだ。

ビジネス自己啓発や美容で用いられる思い込みの力は、社会的プラスに作用する方向に使うからいい。

これを自分の感じる感覚無意味であるものとする方に作用していくと、精神的に荒廃した人間が出来上がる。

無意味であるとはどういう意味であるかというと、例えば痛覚。これを遮断するように脳に働きかけると、痛みを感じなくする事ができる。人間はヤバいときには、沈痛作用の脳内麻薬を分泌して本能的にそうやっている。

これをやっちゃうともう後には戻れない所にくる。私の予想では、後に戻るには赤ん坊精子の時からと同じ道順をたどってこなければいけない。

私はさすがにそこまで自分自分を追い込む勇気はなかった。

ただ人にはそういう精神的な所に気がつかずに生活してきたベースとなるそれぞれのパーソナリティーはあるにしろ、

社会性をもったパーソナリティーは排除されるように教育がなされている。

自分連続殺人犯だとかの反社会的パーソナリティーの気持ちも別に分からない気はしない。

やっても得になる欲(興奮)が欠落しているのではなく、それを理性によって閉じ込めているだけかもしれない。

頭で考える事が出来たからといってすぐに犯罪に結びつく訳ではない。人間には理性がある。

行動しなければ何を考えても自由であるはずだ。少なくとも日本では内心の自由保証されているのだし。

人間は一人で生きていく存在ではないとよく言われる。

これはまぎれもない事実であるかどうかは分からないが、社会ベースとなる考え方だと思う。

だからその考え方を元とすれば、どうやっていけば(障害者も含めた)社会全体がより良い物になっていくかを考える事が可能であると思う。

2010-02-12

トヨタリコール問題にみる、クレーム処理の適切な対応(2)


 トヨタリコール問題だが、なにあれ? ちょっとプロとしてあの態度はまずかったと、正直思った。結局トヨタリコール問題は全権が社長に(つまり最も適した対応が出来る人に)委ねられることになり、その後沈静していくと思う。

 なので、ちょっとこれを機会に、適切なクレーム対応というのを書いてみたい。

 前回、トヨタプリウスABS問題に対する対応が、全くなっていなかった事を説明した。ひとことで言えばここにたどり着く。

 お客の不安を解消しないと駄目なわけで、それはフィーリングの問題だから車の問題ではないって、つまりこれはお客のせいにしているわけだねえ…。

 トヨタリコール問題があれほどまでに大きくなったのは、これは車の問題ではない、お客の使い方の問題だ、お客の感じ方の問題だと責任をお客に転嫁してしまったこの一点にある。これはクレーム処理の基礎のキも知らないことになる。

 さて、いったい、クレーム処理とは何だろう?

 たとえば目の前に怒り狂ったお客がいる。

 このとき、あなたは「何をゴールとして」クレーム処理に取りかかればいいのだろうか? フィーリングの問題だと突き放すというお手本を日本大企業トヨタは示してくれた訳だが、その結果が惨憺たる有様になったことは火を見るより明らか。実際に、その真実が「フィーリングの問題だった」としても、これは正しくないのだ。それはクレーム処理ではないと。

 まず、ここをスタート地点とする。

 考えてみよう。

クレーム処理はチャンス



 ECサイト店長のような仕事をしていると、クレームというのは必ず発生する。

 トラフィックにもよるが、穏健な問い合わせまで数に入れれば、百件の購入に一回ぐらいだろうか。なので販売単価一万円のECサイトで月商一千万円だとすれば、月に十件ぐらいはクレーム処理をすることになる。

 実際にはもっと販売単価が低かったり、もっと規模が大きい数人のチームのECサイトで、クレーム担当が立っていると言う状況だったりするので、もうちょっと件数が多いものであるが、せいぜい日に十件ぐらいにしかならない。

 そういうと、思いのほか少ないと思うかもしれない。

 実際、お客というのは、何か腹が立つことがあっても、わざわざ文句を言ってくることは少ない。なんと言ってもお客はわざわざ文章を書いて、それをメールで送ってくるわけで、そんな面倒な事をするよりも、ほとんどのお客は二度とその店を利用しないことを選ぶ。

 ECサイト人間が最も恐れるのは、この何も声を発せずに立ち去っていくお客で、むしろ声を上げてくれるクレーマーはありがたいお客なのだ。

 また、楽天系のECサイトでは、マントラのようにクレームはチャンスという言葉が流布されている。クレームをわざわざしてくれる人に懇切丁寧に対応することによって、そのクレーマー重要顧客に変わる、というマントラだ。

 実際の所、わざわざクレームをしてくれる行動的なお客は、味方にし優良顧客に転換できれば、知人に積極的に宣伝をし、お客がお客を呼ぶ状態に持ちこめる確率が高い。つまり、クレーム処理でたった1人のクレーマーに適切に対処すれば、優良顧客の打ち出の小槌になる、そんな寸法なのだ。

クレーム処理でまず目指すべきゴール



 クレームとはこんな状況である。

 自社のサービスを利用したお客が、

 支払った金額 or 労力の、

 結果に納得がいかず or 結果が想像と全く違い、

 怒って文句を言う or その状況を改善しようとする or 助けを求める

 こうみてみると、クレームとは顧客の中で発生している問題であることが分かる。

 一見すると、お客は「プリウスには欠陥がある」と怒って文句をつけるので、焦点が「プリウス」にあるように見える。このときに自己防衛的に「いや、プリウスには何ら問題がない」と言ってはいけないのである。

 なんたって、これはお客の中で発生しているのだから。

 クレームは商品に発生してるんじゃない、顧客の中で起きてるんだ!

 これを呟いてから、クレーム処理はしたいものだ。

 そしてこう説明してみれば、分かるように、ゴールは商品に何ら欠陥がないことを証明することではない。お客の中で発生している「理不尽な思いをした」という心をなだめ、そこで発生している問題を解決するところにあるのだ。

 しかし、このように書いてくると、かなりDQNなお客に引きずり回されるイメージがわいて来るだろうが、そうではない。クレーム処理をしながら、クレーム担当は、そのお客がいるお客か、いらんお客なのかを冷静に見極める。そして、こちらが誠意を持って対応してもどうも意味がなさそうだと判断すれば、さっさとそのお客は切ってしまう。

 クレーム処理とは一種の投資みたいなもので、その投資に見合うリターンが貰えそうにないのであれば、商売なのだから、もう二度とこの店にはやって来ないことを覚悟して、いいようにあしらって(文句が出ない程度には丁重に扱って)出ていって貰う。

 とはいっても、本当に真の意味DQNなお客というのはほとんどいない。

 大抵は、丁寧な対応をすれば、それに見合った態度を取るようになる。

 困るのは、この真のDQNと優良顧客に転換できる普通クレーマーは、しばらく対応をつづけないと、どちらなのか判断がつかないところにあるのだ。

 そして、モンスターペアレントとか、パワークレーマーなどと言われる人々が増えているように見えるのは、この真のDQNが増えているのではなく、適切なクレーム対応が出来ていないことが原因であるように思う。

基本的にクレーマーは誤った認識でいる



 よくクレームにまつわる話で、あり得ないほど変な怒り方をしているクレーマー馬鹿にする本などを見る。これは実のところ、クレーム対応に失敗し、お客を烈火の如くに怒らせてしまい、そのあげくにクレーマーがあり得ないことを言い始めなければならなくなってしまった典型例であるので、実際の所、笑われるべきはクレーム対応者である。

 たとえばECサイトで、お客さまが商品が買えないと怒っていたとする。

 ものすごい怒りようで、孫の誕生日にこの商品を送ってやるつもりだったのに、いったいどうしてくれるんだ、責任とれ! と来ていたとする。でよくよく調べてみると、そのお客は会員登録をしておらず、それであるならば当然に買えるわけがない。そうお客に告げると、会員登録はしたという。いや、してませんよ、いや、した。禅問答である。

 この事態の真相は、このお客は会員登録フォームから会員情報入力したのだが、メールアドレスに対して送られた認証用のURLクリックしていないので、正式な会員にはなっていないであったとする。

 このとき、

「というか、メール認証しないと、正式に会員登録が完了しないって書いてあるじゃんwww」

 と笑ったり、

「というか、ヘルプぐらいみろよwww」

 とお客を馬鹿にするクレーム担当がいたとすれば、ECの現場では張り倒されるだろう。

 このときの正しい態度は、もしかしたらメール認証って言う言葉意味が分からなかったのかもしれない、ひょっとしたら会員登録が済んだと誤解させる何かを見せてしまったのかもしれない、であって、顧客を笑うことではない。

 基本的にお客というのはプロである販売員よりも、持っている知識が圧倒的に少ない。

 たとえば、「プロバイダメールのみ登録できます」という言葉意味が分からないお客というのは、かなりの確率で存在していると思われる。

 たとえこちらはそのサイトシステムデータベースから、何から何まで知っていたとしても、顧客からは完全なブラックボックスであり、少なくとも状況が全く分からないという事はお客を不安にさせる。

 お客が不安を覚え、クレーム担当が適切な対応を取らず敵対してしまえば、お客は疑心暗鬼になり、もう何を言っても信じなくなるだろう。

 これはプリウスに起こったことだ。

 プリウスABSのことを確かにトヨタ人間は熟知し、何が原因であるかを的確に把握していたであろう。しかし、お客からみればそれはブラックボックスで、不安の原因であり、フィーリングの問題だと一方的にお客のせいにされれば、もう態度は硬化し、いくら説明をしても「嘘をついている」になってしまう。

 完全な敗北だ。

 そうこれが、クレーム担当の敗北であることは明らかだ。

 クレーマーは基本的に間違っているのだ。

 これは事実である。

 少なくともトヨタ人間ほどにはABSの事を知らない。

 しかし違うのである。

 クレームは商品に発生してるんじゃない、顧客の中で起きてるんだ!

 まずはここがスタートなのだ。

 (つづく)

 http://anond.hatelabo.jp/20100211223843

2010-02-11

トヨタリコール問題にみる、クレーム処理の適切な対応(1)



 トヨタリコール問題だが、なにあれ? ちょっとプロとしてあの態度はまずかったと、正直思った。実際のところ、正しいクレーム対応は、トヨタ社長の対応があれが適切な対応なので、その点は安心なのだけど、やはり慢心はトヨタ幹部の中に巣くっているのだということがありありと感じられた事件であった。

 結局トヨタリコール問題は全権が社長に(つまり最も適した対応が出来る人に)委ねられることになり、その後沈着していくと思う。

 なので、ちょっとこれを機会に、適切なクレーム対応というのを書いてみたい。

 俺のスペックは、

 ・EC系の会社でいわば店長みたいのの経験が長い。

 ・会社ではなにかトラブルが起こると、危機対応の人間として呼ばれる。

 ・連絡手段は主にメール電話とかも出来るけれど、効率が悪いのでメールのみ。

 ・お金が動いている状況でシステムトラブルが発生し、千人ぐらいの個別のクレームメールを二時間で処理した経験あり。

 まあ、ぶっちゃけメールクレーム対応のプロって事で。

 ■誤った対応の典型例

 1.最も的確な情報を伝えることにより、相手に理解して貰う

 これ、一見するとすごく正しいように見えるんだけど、実はこれNG。

 トヨタが取った対応はまさにこれで、こんなのがパンピーに通じるわけないじゃん、あほか。

 例:

 ある時間帯に決済サーバー不具合が発生。客は決済されたものと思っていたが、実際には注文が出ていなかったという状況。

 お客さんから、注文したのに商品が届かないという問い合わせが殺到中にこんな対応。

 ――――

 大変申し訳ありませんが、その時間帯は決済サーバー不具合が発生しておりまして、その時間帯には決済がされていません。ですので、注文もなかったことになっております。ですので、ご安心下さい。

 ――――

 これは何で駄目なのか。

 分かります?

 (a)お客さまは決済サーバーがどうこうなどどうでもいい

 内部の機構などお客には関係のない話。第一サーバーなどと言われても、それがなんなのか分かっている人など皆無で、お客が怒っている地点と、説明している地点があまりにも違いすぎる。んな、内部の都合の話をされてもお客は迷惑なだけ。

 (b)お客さまはもう払った気持ちになっているので、安心できない

 少なくともWebの画面上は払ったよという文字が出ちゃっているのだから、もう相手は払ったものと思っている。なので、そこで180度転換して、払ってないことになっていると言っても、それはお客を疑心暗鬼にさせるだけで逆効果

 (c)注文がなかったことになっているというのが言い訳がましい

 お客さまのクレームは、「商品が届かない」であって、それに対する手当をしないと行けない。注文がなかったことになっているというのは、完全にお客のクレームとずれている。商品が届かない落ち度を責められているのに、注文がなかったことになっているなどと言っては火に油を注ぐことになる。

 さて、いったいなにがまずいのだろうか?

 これは簡単である顧客視点がまったくなく、自分の都合ばかりを説明しているのである。

 このとき考えるべきなのは、

 (ⅰ)お客さまは何にお怒りになっているのか。

 (ⅱ)それを和らげるためには何をした方がいいのか。

 (ⅲ)どうやって、お客さまに対する説明責任を果たせばいいのか。

 である。

 お金を貰ってサービスを提供する以上、お客さまに対する責任がある。

 その責任放置して、自己弁解に徹すれば、炎上するでしょ当然と。

 なので、

 トヨタプロ意識のなさは異常。

 お客は怒ってるんだよ! あほか!

 2.相手に対して卑下的に対応し、相手の言いなりになる

 これが駄目なのはまあ分かりやすいところで、まあぶっちゃけいいようにされるだけ。

 ごめんなさい、すみません、こちらが悪かった。

 この言葉はNG。

 もしこちらに否がないのであれば、絶対に謝ってはならない。

 これたぶん、多少高度な部類に入るのだけれども、クレーム対応の基本は、

 (a)謝る範囲は、自分に否があった範囲のみ

 ようは、クレーム対応は交渉なので、どこで着地するかをちゃんと見極めた上で、適切に対応しなければならない。で、相手にこの交渉は損したと思わせてはいけないので、なんとかして上手い着地点を見つける必要がある。こう書くとすさまじく高度に見えるのだが、そうではなくて、相手に自分は多大な損害を受けたと錯覚させてはならないのである。

 あー、そんなにたいした損害ではなかったと思わせる必要がある。

 で、謝ってしまうと、相手は被害妄想をどんどん膨らませてしまう。

 これを助長してはいけないわけで、まあ簡単に言えば、クレーマーを甘やかすなということ。

 (b)こちらの失点ではなく、お客さまの気持ちに焦点を当てる

 これも若干高度。

 お客っていうのはこっちがミスったせいで、こっちがこんなひどい目にあったとクレームしてくるわけで、それに対して、「こっちのミス」サイドで話をしても何の意味もなくまったくの不毛炎上に繋がる。

 もうね、ど素人はさがってな、特にトヨタとかバカじゃないの? あー、社長はいい奴だけど、あんなのよくいたね、あんなくずみたいなトヨタに、と毒づきたくなるが、まあ、こんなの小学生に飲ませる小便みたいなもんなので、まあ、もうちょっと辛抱強く聞いてくれよ。

 まあ簡単に言えば、クレーム処理ってのは相手の気持ちをいかに収めるかの問題であって、こっちのミスの追求は、社内の都合なんだよね。んなもん、どうでもいいわけで。

 だってさあ、目の前にメールが投げつけられて相手は激怒してる。

 でさあ、いやそれは、フィーリングの問題でしょ、とかありえねwww

 どんだけド素人高慢ちきなんだよwww

 もうね、ここまで読めば分かるでしょ、あり得ないの、あの対応。

 どんだけ無能でプロ意識がないの?

 そんぐらいいわれても文句言えないよねえ。

 なんか反論ある?

 で、まずさ、大切なのはどこ?

 なんでお客は怒っているのかでしょ?

 だって、200万円も払ってプリウス買ってくれたお客だよ?

 200万円だよ? 分かる? 200万円の買いものだよ?

 で、お客が怒ってるんだよ?

 100円のガム買って不味いって言っている客じゃないんだよ?

 200万円の商品を買って、死にそうになったと言っているお客だよ?

 商売する資格がない人たちだよね。

 で、こう書いてくれば、分かるとおり、まずお客さまの不安を取り除くことが重要になるわけだ。だからこういう時に適切な言葉は、「怒られているのは大変申し訳ない。ぜひその怒られている原因を識りたいし、それは改善したい」なのであるわけで。

 それはフィーリングの問題だか…。

 すさまじすぎる…。

 お客の不安を解消しないと駄目なわけで、それはフィーリングで、つまりこれはお客のせいにしているわけだねえ…。

 こいつら、プロ失格どころか、商売する資格はないとはっきりと分かる。

 まあ、トヨタは腐っているわけだ。

 社長だけが最善の人間なのでそれだけが救いなのだが。


 (つづく)

2010-02-06

現在の心境

付き合ってた頃は

毎日が疑心暗鬼

寂しさと悲しみと怒りをどうにかして誤魔化して

心休まる日がなかった

それが今は平穏な毎日

別れたことの悲しみも

会えないことの寂しさも

あの辛い日々に比べればましな気がする

2010-01-09

http://anond.hatelabo.jp/20100109034038

おれはトレーに置いた後、そのトレーをちょっと店員側に差し出す感じで移動させるよ。トレーが固定されてる(たいてい高い位置)とこは無理だけど。

ていうか元増田は「初めてコンビニなんかでバイトし始めた高校生ありがちな感覚」だよなあ。16年前を思い出すぜ。

ただし元増田に注意だ。俺みたいにはなるなよという意味を込めて。

ダメな客」を意識しすぎて、自分が客のときに「いい客になろう」として神経質になりすぎ、「あ、今の俺の行動、この店員は嫌な感じに思ったかな?」って自分に対して疑心暗鬼なっちゃうと、それが日常の他のところまで広がって、異常に気を使う人間なっちゃって、精神が疲れまくるぞ!

もっとテキトーに生きよう! 自分に対しても、相手に対しても。

2010-01-08

向き合うよりも横並びで

 最近彼女とのつきあいが燃え上がりそうで怖い。

 昔の彼女との燃え尽きる思い出がリフレインして、びくびくしてしまう。

 なあ、増田どうしたらいい?

 昔の彼女と出会ったのは会社の有志の勉強会で、仲のよい先輩に呼ばれて加わった。

 勉強会といっても、いるのは僕と先輩と彼女だけで、おもにメーリングリストで先輩の出すお題にあれこれ答えて議論するというもの。話題は最近売れ筋とか、キャンペーンを打つならどうするかとか、実際に役に立つ内容で、話し合っていたこと充実していたように思う。

 彼女論理的な発想よりも、感覚的なセンスが鋭い人でそれを言葉足らずのなんとか書き表そうとする。それを先輩と2人でフォローをしながら聞き出してくと、けっこう面白い方面から物事を見ていたり、繊細な捉え方をしていて感心してしまう。

 この人はすごいな、あんまり社内で目立たないのは、うまくその感じを伝えられないだけなんだと、そのときは思っていたし、実際にそうだった。

 3人の議論はとても前向きで、着実に成果が出ていたので、楽しんでいた。

 先輩の問題設定の仕方がよかったのか、刺激的な、よい勉強会だったと思う。

 それがあるとき彼女からのメールで一変してしまう。

 勉強会会社メールアドレスでやりとりしていたのだけど、急用ができて私用のメールアドレスを伝えた。そうしたら彼女から携帯番号を教えて欲しいというメールがすぐさま飛んできて、伝えたらすぐ電話がかかってきた。すがるようだった。

「あの、助けてくれますか?」

 しばらく雑談して大丈夫だと思ったのか、彼女がそう切り出す。

 返事もあやふやなうちに話を聞くと、その先輩からあらゆる方法で付き合えという圧力がかかってきていて、どうしたらいいのか分からないという内容。聞けば聞くほどこれまでなんかおかしいなと思っていたことが氷解していき、ああ、そういうことだったのかと愕然とする。

 結局の所、その先輩は彼女をむりやりにでも自分のものにしたくてあらゆる手を使っていて、この勉強会に僕が呼ばれたのも、彼女とのコミュニケーションがうまくできないので、僕にフォローさせようとしていたのだと分かる。

 さすがに憤慨する。

 何件かの証拠を集めて、それでメールで先輩を問い詰めはじめる。

 ああ、これは確定的だという証拠が出て、絶縁のメールを送る。

 いや、たしか先輩が返事を返せなくなって、そのままになったという形だったか。

 彼女とはその後付き合うようになったのだけど、まさか社内でそんな犯罪的なパワハラセクハラが行われていたとは思ってもいなかったから、しかも自分がそれに利用されていたのだから、もう社内が信じられなくなる。

 全社中でそんな犯罪まがいなことが起こっているのではないかと疑心暗鬼になるし、なによりも彼女を守らなければと必死なる。当然僕の周りの人間関係も悪くなる。

 会社の中でそういうモラルハザードが発生するとまずいのは社内秩序がずたずたになるところにあると思う。とくにはれたほれたの話はメガトン級のパワーをあらゆるところにばらまいてしまうわけで、しかもそれが連鎖的に発生していくので、とてもまずい。

 罪のない上司に噛みつくわ、僕もあんまり冷静ではない時期があった。

 まるで社内中がドラゴンの巣窟に見えるナイトのようなもので、そんなモラルハザードはぜったいに許さないという剣幕で社内を仕事で回っていたような気がする。ふたつ上の上司の取り計らいだったのだろうと思うのだけど、結局のところ僕はなにがあったのかを一切語ることもなく、社内でも不問という空気で徐々に沈静化していった。

 彼女は、ちいさい頃に片親を亡くした、典型的な幸薄い印象の女の子で、それでしっぽを振るように惚れられた。

 白馬の騎士とでも思ったのかとても熱烈で、僕に合わせるのがうまかった。

 僕も彼女と付き合うようになって気付いたことがあって、それは、僕は一種の母性本能みたいなものがとてつもなく強いのではないかということだった。

 母性本能というと母親が我が子に献身的に尽くしてしまうことを言うと思うのだけど、男の子が困った女の子を見て、突然ドラゴンに立ち向かう気になってしまうという、そういう男の子本能ひとつが僕はとても強いのだと思う。

 彼女と付き合ううちに、痴漢被害の話をされる。

 生々しい話をされ、どう思うと言われればそれは、おれの女に手を出すな、で当然あるわけで、彼女にとって世界中がそういう危険に満ちているように思えてきて、いてもたってもいられなくなる。

 毎日のように電話をして安全を確かめるし、その電話は何時間も何時間も続く長い電話になっていく。彼女もそうやって尽くしてくれる僕に惚れ込んでいくし、僕と話しているときだけが安全で満ち足りた時間だと思うようになっていく。

 そうして、彼女との電話を切るとたちまち不安になり、朝早く同じ電車に乗ろうなんて、そんな話なって、朝に会うようになる。彼女が夜遅いとなると、あわてて1時間も向こうの駅まで迎えに行ってしまう(そして彼女の家に泊まってしまう)。

 そうやって、べったりと彼女に貼り付くようになり、彼女はなんて優しいんだろうとますます惚れ込んでいく。あっという間にふたりだけの世界直行してしまう。

 たしかに、その時期はまるでドラマのような熱愛に身を任せていた。

 書き始めたら、そんな馬鹿なと笑われるような思い出がいくらでもあったし、それはたしかに楽しいことであったとは思う。その当時はそんな恋愛が終わるだなんてみじんも疑わなかったし、それぐらいに輝いていたとは思う。

「心配している暇なんてない、もっと今の出会いに感動しようよ」

 そうやってふたりではしゃぎあって、つきあい始めてからを指折り数えていた。

 でも、世の中にいうように、燃えさかる炎は燃え尽きるのも早いもので、結局のところ4年続いた関係も最後はさんざんな結末となった。

 ふたりだけの世界というのは、結局どこかで立ちゆかなくなると、いまでは思う。

 君と僕だけの世界の終焉は、それに没頭しすぎて、ほかに歪みをもたらしすぎて、終わっていくのだと思う。

 転職をして、仕事が忙しくなり始めて、やはりその歪みが出てくる。

 彼女も僕もお互いにずぶずぶに甘えあっていて、お互いがなにかをしてくれないと立ちゆかないところまで来てしまっていた。その頃は同棲をしていて、毎日話し合っていたのだけど、どちらかに余裕がなくなってしまうと、昔のような甘い甘い甘い甘いそんな時間が保てなくなる。

 この甘さというのは一種のインフレーションをしていくもので、一度ある一定量の甘さを甘受してしまうと、それよりも甘くないことが我慢できなくなる。恋愛感情依存症とでも名付けるべきなのかも知れないけれど、より強い甘さを求めはじめてしまうのだ。

 それでやはり不満が出てきてしまう。

 あの頃はあんなにしてくれたのに、好きでなくなっちゃったの?

 それは仕事で鬱になり始めていたときで、それでも必死になって彼女に尽くしていたように思う。それでも、やはりひとりの人間には限界があって、お互いにお互いの求めることが負荷になっていってしまう。

 だったら、これぐらいしてくれよ。

 これは燃えさかる恋愛の罠で、繰り返すようだけど恋愛感情依存症副作用だと思う。

 お互いが生活の中で、それまで以上の甘さを提供できなくなり始めると、それがどんどんと物足りなくなっていき、不満としてたまっていってしまう。ある程度までは無限に甘さをむさぼり合えるのだけど、どこかで限界が来て、負荷となってしまう。

 そうやって、甘さだけでなんとか回っていた生活が崩れはじめると、崩壊していくのは早い。

 そこまで無理に無理を重ねていて、盲目的に恋愛だけを見ていただけに、それを固めるはずのあわゆるものが足りなすぎているのだ。現実的な部分の帳尻はついておらず、新しく持ち込まれる問題を解決する余力はなくなってしまっている。

 結局のところ、崩壊の崩壊までいって、彼女は別れを切り出した。

 僕は当時しがみついたけれど、今となっては彼女の判断は正しかったと思う。

 あのまま行っても駄目だし、いま戻ってもやはり駄目だろうと、そうは思う。

 それはおそらく、燃えさかっていたときの思い出が鮮明すぎて、やはり不満に思うことが出てきてしまうだろうと思うからだ。あの頃はなんのためらいもなく、無謀な火遊びに邁進していた。

 お互いの余力なんて気にすることなく、お金だっていくらでも使っていた。

 でもそれじゃあ、持たないんだよね、ってそう思う。

 こんな話をするのは、4年ぶりに彼女ができたから。

 仕事を手伝って貰ううちになんとなく惚れあって、もう彼女のことしか考えることができそうにない。

 それでも、同じような結末になるのではないかと思うと、彼女になにか言われたらどこまででも尽くしてしまうのではないかと思うと、その結末を知っているだけに怖い。それは優しいのかも知れないけれど、破滅へ向かってしまう優しさで、自分など全部犠牲にしてしまって愛する彼女のために捧げてしまう優しいであることが怖い。

 彼女と出会ったとき、もう彼女のことばかり考えてしまう自分がいて、仕事中にあれ彼女は目の前にいないと思ったときがあった。それで首を横に向けてみると、となりで、ふふーんと笑っている。あーそうか、隣にいたんだ、そう思ってちょっとほっとする。

 よく、夫婦は向き合うよりも横並びで同じ方向を見る方がいい、という。

 そのときの彼女は横並びで、前を向いてわたしはひとりで歩けると言っていた。

 僕も彼女に振られないために、一生懸命頑張ると思っていた。

 夫婦というのは長続きする男女関係の意味だと思うのだけど、最近向き合いはじめて火遊びをはじめてしまいそうで怖い。

 一生がいいんだよな。

 そこまで、嫌だ、一生じゃなくちゃ嫌だと思っているんだよなと、ずっと側にいるんだと思っているのだよなと思った。一生僕と一緒であって欲しいって。

 この罠、どうしたらいいのだろう。

2009-12-08

岩手マコト君、他人事とは思えません

いやー、Youtube動画見ましたけど、どうも他人事とは思えなくて。

しばらく様子を見ていましたが、ちょっと書いておきたくなってですね。

私はフリーライターをやっています。千葉県在住です。

ライターといっても、プロフェッショナルとはとても言えないくらい細々としたものです

けどね。共働きですし。お恥ずかしいことですが、とてもこの仕事だけでは食っていけま

せん。



5年ほど前、私にもこういう時期があったんです。

ストーカー妄想っていうんですか、なにか監視されたり盗聴されたりしてるみたいなね。

雑誌仕事で取材していた原稿が、記事になる前に、ほとんど同じような表現で別の雑誌

で出ていたことがあってですね。

そのへんからですね、あれっと思い始めまして。

それから半月もしないうちでしたね。

家の中で独り言をつぶやいたりすることは誰でもあると思うんですが、仕事とは直接関係

のない思いつきのネタについて、自宅で考えながらつぶやいてたんですよ。

そのあと2,3日して、編集部の人と仕事の打ち合わせがてらに雑談したとき、どう考え

てもそんなことを考えていなさそうな人なのに、私が自宅で考えていたことをほぼそのまま

話しかけてくるではありませんか。

それで本格的に疑問を持ち始めました。なんだかおかしいと。

誰かが自宅を盗聴しているんじゃないか。でもあの盗作疑惑原稿は、声に出して読み上

げたりはしなかったはずだ。とすると家の中に忍び込んだやつがいるのか。

そんな風に疑心暗鬼になりはじめて、そうなるとそれからも怪しいと思われるようなこと

が度々起こるように感じます。

自宅の前で作業員風の男を見かけると、なにか覗こうとしているのではないかと疑う。

電話最中に受話器から異音が聞こえると、盗聴されているのではないかと調べる。

そんなことが、一度や二度ではありませんでした。

ちなみにそれらの疑惑は、現在にいたるまで謎のままです。

まぁ、単なる被害妄想だったのかもしれません。今ではそう納得することにしています。



でも、その頃だんだん人間関係が悪化していきました。

特に仕事関係の知り合いとは、あれこれ気を使いながら話をするようになってしまい、す

こしずつ距離が離れていったように思います。

おそらくそのせいもあって、仕事が減りました。ただでさえ食うや食わずだったのに、ス

ジュールガラガラになってしまいました。

妻との喧嘩も増えました。近所のスーパーマーケットで、他の買い物客と駐車のしかたに

ついてかなり激しく口論したこともありました。まさにマコト君のビデオで言われていた

ようなことです。思い当たるにも程がある。

警察沙汰にまではなりませんでしたが、なっていても不思議はありませんでした。

妻はもちろんのこと、親類も心配し始めます。義母がときどき様子を見にくるようになり、

それまでより行き来が多くなっていました。

妻も、収入が減っていることを責めたりはしません。周りの気遣いには今でも感謝してい

ます。いえ、半分は呆れていたのかもしれませんが。

実はその頃、自宅に監視カメラを取り付けたのです。その出費は当時としては痛いどころ

ではありませんでしたが、自分が納得できるなら越したことはないと判断したからです。

電話にも録音装置を付け、暇に任せて分析しましたが、とくに証拠は見つかりませんでし

た。



そうしているうちに、徐々にイライラすることはなくなりました。

いえ自分では変化を実感しませんでしたが、妻に言わせると落ち着きを取り戻したのだそ

うです。

監視カメラに頼ることはありませんが、今でも防犯や備忘録として時折利用しています。

詳しい事情はもちろん存じません。しかしマコト君の場合も、もしかしたら時間が解決す

る問題なのではないでしょうか。

ストーカーの被害意識があるなら、徹底的に調べてみるのが解決の早道だと、私は思いま

す。

そして周りの方が彼を理解し、そっと見守ってくれることを祈るのみです。

2009-12-05

「付き合う」の先にほぼ間違いなく「結婚する」があると信じていた

はじめて女性とちゃんと付き合った時から、「なんとなく付き合う」ということができなかった。
「この人とならこの先もずっと一緒にいたい」と思える人と付き合いたい、と思って生きてきたし
実際そういう人と付き合ってきた(まぁそれでも別れは訪れてしまったんだけど)。

で、今付き合ってる彼女ともそういうつもりで付き合いはじめた。
けど、それが最近、俺の中で揺らぎ始めた。

自分:20代前半、大学院生一人暮らし彼女:アラサー社会人実家住まい。

出会って付き合いはじめて、1年半以上は経っている。
むこうももう年が適齢期な感じだ。
これまで割と問題なく付き合ってこれたと思う。


ところがここ最近、ちょっといろいろとすれ違いが生じている。
彼女がいろいろと忙しくて会えないのだ。

それまでほぼ毎週末にはうちに泊まりに来てたんだけど
このごろは2〜3週間に一回とかが多い。
この前はまる一ヶ月会えなかった。

むこうが実家住まいであるため親の目とかを気にすること、
彼女の家からうちまで片道2時間以上かかるので気軽に来れないことなど
もとから色々と会うのに障害はあったけど、
最近彼女仕事が忙しくて週末も出勤してるらしく、会う日がなかったりする。
それでも彼女としては充実してるみたいで、忙しいのもあまり苦にはならないらしい。

仕事楽しいと思えているのはいいことだと思う。
数ヶ月前はもう仕事やめたい、とか言ってたくらいだし。
ただ、会いたくても会えない俺のことは思慮の外なのかなぁ…と寂しくなる。

こっちは確かに彼女ほど忙しくはしてないから、
その精神的余裕がある分寂しさを感じるのかもしれないけど。
会えなくても問題ない相手と、会いたいと思っている自分の温度差がしんどい。
去年とかは他の約束蹴ってまで俺と会おうとしてくれて、逆にそれはそれで心配だったくらいなのに。
むこうがややこちらに依存気味だったのが離れたなぁ、というのがはっきりわかる。

あと、これは俺の被害妄想だと思うんだけど
彼女職場仕事仲間にはかなり男が多くて(しかもイケメン)、
定時より2〜3時間遅く「仕事終わった」の連絡がきたら
「仕事おわった後に他の男とホテルいってたんじゃないか」とか、
「週末俺と会えないのは実は他の男と会ってるからじゃないか」とか
ntr妄想をしてしまい、どんどん疑心暗鬼になってたりする。
むこうの気持ちが一時期に比べて明らかに冷めてるのがわかるから余計不安になる。


また、もう一つ大きな問題がある。
俺は今、絶賛就活中なんだが、彼女はこの先地元を離れる気はないと言う。
もし俺が東京就職することになってもついていくつもりはない、と(あ、ちなみに二人とも近畿に住んでます)。
「私のことは気にせず、自分がやりたいことを追求して就活してよ」と言われているけど、
その結果俺が東京企業で働くことになったらどうするのか、と聞いてもはぐらかされる。ただ「一緒については行けない」と言われる。
まだ決まってもないことについて考えるのはやめよう、ということらしいんだけど…

もし俺が最終的に東京就職するって決めた場合、
「東京企業に決まったんだ、おめでとう。関西で私といるより東京に行くことを選んだんだね。じゃあさようなら」
って言われそうな気がしてしょうがない。

まだ本格的にエントリーシートとか面接とかしてるわけでもなければ
どこかから内定もらってるわけでもないので「捕らぬ狸の皮算用」かな、とも思うけど。

かつては結婚の話とかもしてたりしたのに…彼女が何を考えているのかよくわからない。
聞いても答えてくれないし、しつこく聞くと気まずくなるからあまり聞けないし。
とりあえず彼女の中で将来の話はリセットされてるんだろうか。


こんなことを考えていると、学生時代に付き合ってる人とそのまま結婚っていうのはそんなに簡単なことじゃなかったんだろうか、
社会を知らない学生の甘えた戯言にすぎなかったんだろうか、と思ったりもする。
社会人になれば、学生時代とは大なり小なり環境が変わるしなぁ。
むこうも、前と違って仕事やりがいを見つけているようなので、
以前言ってたように「結婚したら仕事主婦の両立は難しそうだから仕事やめる」とか
もう思ってないんだろうなーとも思うし。


こうして書いていると、結局彼女自分の思うようにならないことに不満を漏らしているようにも見えるな。
でも今までとは関係が変わってきてるから、不安になってしまうんだもの。

http://www.sugoren.com/report/post_472.php
↑これ読んだとき、「俺これ全部やってるwww」と思ったんだけど
なんか普段から色々尽くしすぎて飽きられてる可能性もあるな…


なんかまとまらなくなってしまったけど、
「付き合ってすぐの頃から結婚意識するのはもうやめて、
もうちょっと慎重にしたほうがいいのかな」と思いました。

2009-11-28

http://anond.hatelabo.jp/20091128040524

一つの見方として面白かった。

正直なところ、今回の事業仕分けで起きている混乱は、報道を担うマスコミがきちんと己の責務を果たしていないことで引き起こされている部分がかなりあるんじゃないかと思うんだよな(あまりマスゴミマスゴミ言うのは好きじゃないけど)。本当に蓮舫の居丈高な振る舞いだけのせいなのか。

もちろん、事業仕分けWGに全く責がないわけではないだろうさ。けれど、インパクトの強い部分をことさら針小棒大に取り上げることで、利害関係者(ステークホルダー)たる国民を過剰に疑心暗鬼にさせていることは否めないんじゃないか。そのことが、今回、元増田が取り上げたような、実際の議論の微妙ニュアンスを置き去りにしてしまうようなことに繋がってはいないか。

それに、WGのメンバーについて「専門外の素人財務省シナリオに乗っかって、大局を見ずにカネを剥がして回っている」みたいなことがよく言われているけど、実際には、座長はともかくとして、わりと各仕分け分野に対してちゃんと見識のある人間を連れてきてメンバーに入れてるよね。スパコンの件でも金田康正氏とか松井孝典氏とかいたし。

2009-11-12

http://anond.hatelabo.jp/20091112010539

俺もそんなことを言われているような気がする。

だから本当のことを言えば何を言っても信用していなかった。

信用していない俺はわざとべらべらしゃべっていたように思う。

俺は手札を見せてやったんだ。お前ら水面下で好きにやっていたんだろう的な。

でも俺はそれがどういう事か全く知らなかった。意味を知ったのも最近だった。

「あいつバカだよねー」って言い合う奴らよりも醜く浅ましいことをしていた。

つまるところ、誰も信用してなどいなかったのだ。

それなら話さなければいいんだろうなあと俺は思う。だが話さなければ知り合うことはなかった。

知り合うことがなければ俺がどういう事をしているのか気がつきもしなかっただろう。

最初から割切って憎まれ役であると自負し、わざとこのまま居直るのも悪くはないと思っている。

しかし反面それでは相も変わらず誰も信じていないことになる。

信じていないから俺は選んだ誰かとしかサシで話すつもりはない。それはいいのだろうか。

……まあ、そうなっても、ここまでは問題はない。問題はないが、そうする必要性のお話だ。

場の空気を壊す奴がたとえ俺であったとして村八分にあうのもまあしょうがないと思う。

つまりいじめる奴は全肯定。いじめたいならいじめやがれと思う。誰が空気を壊したかっていったら俺だろうかなあと思うことある。

ただもし俺じゃなくて誰かを村八分にして追い出した、ないし、勝手に出て行ったのならいなくなった人の話はしないようにする。

もし行う場合は俺は何があっても叩けない。叩くような要素が見あたらない。過去いじめられ役と今のいじめられ役がどうなっているのかは分からない。

仮に罵ったところで、そのいじめられた人なんて、いじめた人にとっての過去の存在か偶像のような物。叩けど叩けど仮想敵を叩いているような物になる。

いずれにせよ俺は今も陰口がキライで言わないように自重している。反面、俺も言ってしまったり疑心暗鬼で罵ることも多い。

だから、別に言いたいのならば、言えばいい。ただ、もしあるグループでういちゃったときの存在に俺がなったのならば、そりゃ、俺が悪い。

もっとも、ある人を叩かないと維持できないようなグループなんて俺はまっぴらご免。そんなグループならすぐに崩壊する。みんな、怖いだろうから。

2009-10-30

http://anond.hatelabo.jp/20091030183425

気がついたらそれをやられて疑心暗鬼。最後は首つりですか。

2009-10-02

http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003017&sid=a5LX.FuZcYHY&refer=jp_japan

TOPIXが世界ワースト1位、鳩山政権政策や円高重し-9月騰落率

  9月30日(ブルームバーグ):日本株出遅れが鮮明だ。9月の月間パフォーマンスは、TOPIXが世界の主要株価指数の中で最も悪かった(30日の日本株取引終了時点)。欧米を中心とした世界株式相場の上昇基調が続く中、日本株は中期的なトレンド線を割り込んで調整局面入りの様相。鳩山政権の政策不安や、為替相場の円高傾向などが重しとなっている。

  りそな銀行アセットマネジメント部の黒瀬浩一チーフ・ストラテジストは、民主党政権への評価がこのような形で表れたと言ってよいと思う」との見方を示す。

  9月の世界主要88指数の騰落状況(基準通貨米ドル)を見ると、TOPIXはマイナス2.30%安。エクアドルのグアヤキル証券取引所株価指数(29日時点でマイナス1.71%、以下同じ)、ポーランドワルシャワWIG20種(マイナス1.65%)、クウェート証券取引所指数マイナス0.88%)を抑えて世界最悪だ。

  一方、先進国23カ国を対象とするMSCIワールドインデックス日本時間30日の午後3時25分時点でプラス4.1%となっており、日本を除くアジア欧米を中心にした株式相場は上昇トレンドを維持している。各国が金融緩和政策など危機対応で足並みを揃えて相場を支える中、日本株だけが取り残された格好だ。

  日本株だけ軟調となった独自要因とは何か――。要因の1つとして、8月30日の衆院総選挙で勝利した鳩山政権の政策を挙げる声が多い。明和証券矢野正義シニアマーケットアナリストは、「新政権による政策に対して投資家疑心暗鬼。具体策が出てくるまでは、相場に織り込めず、民主党リスクが上値を抑えている」と話す。

  ブルームバークデータ東証1部の業種別33指数の騰落状況を見ると、1位証券マイナス22%)、2位その他金融(同18%)、3位銀行(同13%)、4位空運(同10%)などとなっており、9月は金融株中心に下げた。世界的な自己資本規制強化の流れが警戒される中、亀井静香金融相が「返済猶予(モラトリアム)」制度を表明し、経営環境の悪化が懸念された。

  三井住友アセットマネジメントの山岸優チーフスラテジストは、「新政権の発足でお手並み拝見となったが、大臣から発せられる発言は資本主義に逆行するもので、日本株を見送る要因になった可能性がある」と指摘している。

              円急伸

  もう1つの要因は為替相場の円急伸。9月のドル・円相場平均値は1ドル=91円38銭。4月から8月末までの平均値は同96円29銭だったが、内需回帰を唱える新政権誕生した9月以降は、円が上昇している。6月調査の日本銀行企業短期経済観測調査短観)では、大企業製造業2009年度の想定為替レートは1ドル=94円85銭だったため、下半期の輸出採算性悪化への警戒感が高まった。

  各国政府金融緩和政策の長期化からドル安観測がくすぶる中、藤井裕久財務相が為替市場への介入に慎重な姿勢を示し、東京時間28日午前には1ドル=88円24銭まで円が急伸し、8カ月ぶりの円高水準となった。

  三井住友アセットの山岸氏は、「外需中心の企業業績の回復期待で相場は戻ってきたが、為替相場の円高傾向を受けて冷や水を浴びせられた」と見る。ブルームバークデータで年初から8月末までの33業種別の騰落率上位を見れば、輸出関連業種が相場のけん引役だったことが分かる。輸送機器(51%高)が1位、精密機器(36%高)が4位、電機(34%)が5位と上位を占めていた。

記事についての記者への問い合わせ先:東京 常冨 浩太郎 Kotaro Tsunetomi ktsunetomi@bloomberg.net

どんだけハードランディングが好きなんだこいつら。

いやほんと、「夫婦別姓」が鳩山政権の唯一の功績と言われかねん事態になりつつあるな。

2009-09-21

http://anond.hatelabo.jp/20090921194821

そっか…じゃあ、ごめん。ごめんなさい。

この件では無茶苦茶な目に合ってるから疑心暗鬼になってる。

2009-08-05

http://anond.hatelabo.jp/20090805152839

自信過剰なのかもね。

でも同時に、相手のことを信頼できてるってことでもあるだろうし、

相手を信じられなくて疑心暗鬼に陥いって相手を傷つけるよりはいいのかなって時々思うよ。

2009-07-13

http://anond.hatelabo.jp/20090711043521

相手に悪意があるのかどうかは判らないが、元増田はその元カノさんにとって

「都合のいい依存相手」としての役割を担わされていたんじゃないかなーと思った。

自分も何年か前に同じような恋愛をしていて、

  • 相手側の方が恋愛経験が(かなり)豊富
  • 自分の目の前で他の身近な男性に対する好意を全く悪びれずに喋る(○○が大好きとか○○と結婚したいとか)
  • そのくせ自分が他の人と親しくしてると、(相手が男性であっても)本気で嫉妬される
  • 時折スイッチが入ると強烈なワガママに振り回される
  • かと思えば、情緒不安定になって自分が居なければ生きていけない、嫌われたくないと夜通し泣きつかれる
  • 本当に自分が好かれているのか、疑いを持ちつつも付き合い続けていた
  • 別れるまで一年足らず
  • 振ったのは自分から
  • 紆余曲折あってこっちから和解しかけるけど、今度は向こうから拒絶される

とか類似点を挙げたらキリがない。

自分の場合は、しばらく付き合っているうちに「相手に極度に依存される」ことに依存している、

いわゆる共依存にかなり近い状態になっていた。

元より恋愛は軽度の共依存みたいなもの、とか言われたりはするけど、

今までにした数少ない恋愛のなかでも抜群にドロドロだったと思う。

それだけ依存してる相手が移り気な性格だったりする訳で、

上述したように、身近な男性に対して「付き合ってみたいなー」とか言い出したり

立場上仕方がないとはいえ、他の男の人とサシで会ってたりすると、もう気が気じゃない。

でも、向こうがこっちに依存しているなら、フラフラどこかに行ったりすることはないだろう。

そんな感じのプロセスを踏んで、

そいつが安心して居られる居場所を作ることに必死になっていた記憶がある。

結局、どうにも我慢のできない出来事があって

その事をきっかけに別れを切り出したんだが、

それでもなかなか希望を捨てきれない自分イライラしたよ。

一度その思いに負けて、同意の上でよりを戻したことがあったんだけど、

自分と会う時間がなかなか確保できないと言いつつ、他の男友達数人と遊んでいたり

会えたとしても他の男の(しかも特定の)人の話ばっかりだったりして、

明らかに自分の優先順位が落ちているのが判ったし、

そんなこんなで前以上に疑心暗鬼になっている自分が嫌になってきた頃、

結局一ヶ月も経たないうちに「他に好きな人が出来た」と言われて唐突に振られた。

そうやって完全に望みが絶たれると、人間冷静になれるもので、

(多分今まで認めたくなかったから意図的に目を逸らしてたのもあるんだろうけど)

まさに自分が「都合のいい依存相手」だったことにようやく気がついたんだよね。

そんで一度強い拒否反応を示したものだから、そいつにとって自分は都合の良い存在では無くなったんだろうな。

自分は「彼女と」一緒にいることに、個人に対して依存していたわけだけど、

彼女のほうは「誰かと」一緒にいること、空間に対して依存していたんじゃないかと。

その辺を悟ってから、彼女の色々な行動に合点がいった。

一度別れた直後にはきっと彼女はもう別の依存相手を見つけていたんだろう。

もし違ったとしても、そういう風に思わないとちゃんと前を向ける気がしない。

元増田のケースが完全にそれだとは限らないし、

文面見る限り吹っ切れてきてるとは思うんだけど

あんまりまじめに考えすぎて気負わないようにした方がいいと思う。

次はもっと好きになれる人が見つかることを祈ってるよ。

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