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はてなキーワード: 国鉄とは

2010-03-13

http://anond.hatelabo.jp/20100313155558

農業はもともと諸外国は異常に安く、国内は異常に高い(そして関税というか税法処理が入ってる)状況なので、円安になっても輸出有利にはならないし、物価高にはなる。

農業の場合は輸出有利というより輸入品との競合で有利という面が大きい。輸入品のほうが安くても国産品のほうがいいという人が多いから多少高くても大丈夫だろうが、値段差が小さいほうが国産品のほうが買われやすくなるということに変わりはない。

債務の額が小さいだけで、債務を抱えていないわけじゃないし、電力会社国鉄株主の多くが海外ファンドというのでわかるように、債務だけではなく、株主預金主というファクター外資

外資が持っていようが、基本的に円建てなので円で返すという契約通貨危機の国のように外貨で返すという契約が不履行になるのと、契約は履行されるが、円の価値が下がってるという場合では意味が全然違う。

これが、投資上あたりまえのリスクとして下落したのなら誰も起こらないし、インフレとして当然言われている10%程度の上昇率・希釈率なら誰も起こらない。

英米とかの他の先進国では数倍に希釈したが別に二桁以上のインフレにもなってないし、投資家が怒ってるわけでもない。

借金、じゃなくて、投資の話と、国内の投資比率における海外投資比率の問題な。円安に無れば、同じ額でもいっぱいもらえたことになるが、そもそも、投資が減っている、日本は魅力的な投資先ではないといわれかけている、今それをやるか?という事。 

円安なら海外から見て安値で買えるようになるので海外からの投資はすすみやすい。実際外国人投資家が増えてたのも数年前までの円安の時。通貨が高く評価されすぎてて投資が減ってるからこそ値段を下げて調節する必要があるという事。

談合あったんじゃん。是正された?あんだけ、ダム削減叫ばれる名かで、一定の政治家ダムはのうのうと工事が進んでいるというのが公に周知されても何も起こらない状況で談合がなくなっている。というのは無理がある。

談合が皆無になってるといってるわけではなくて、談合万歳みたいに談合を肯定する風潮はないということ。何もおこらないなんてことはなくてダムが中止されたりゼネコンが摘発されたりしてるし、世論も批判的。警察が取り締まったり多くの国民が悪いこととみなしてても一部で殺人が起こってるから日本殺人万歳の社会というのは変だろう?

派遣会社派遣先からの取り分は、日本は40%な、つまり40%中抜きされている。ヨーロッパなんかは10%な? そんだけ抜いていて、赤字というのは、利益構造が悪いんじゃなくて、会社の体質の問題。

会社の体質に問題があるとしても派遣業界の多くの会社が低利益赤字なんだから、欧米はどうであれ日本では儲かるビジネスと言えないという点に変わりはない。

この先、円安ではどうにもならない規模の経済グローバル化による物価安がやってくるが、その時にインフレだと、どうにもならなくなる。

経済グローバル化は前から進んでるが日本以外の国はほとんどインフレを続けてるわけでインフレだとどうにもならなくなるとは言えない。

輸出・輸出と言うが、今の家電・車の輸出は海外勢におされて、為替以前に競争力が厳しい。今は、ヒュンダイサムスンの時代で、これに円安だけで戦うのはどうか?

円安だけで戦えとも思わないが、日本政府(日銀)にできるのは円安誘導くらいだろうと思う。

http://anond.hatelabo.jp/20100313112103

農業はもともと諸外国は異常に安く、国内は異常に高い(そして関税というか税法処理が入ってる)状況なので、円安になっても輸出有利にはならないし、物価高にはなる。

円安の影響が出るには、国産物価高を超えるくらい、海外製品が割高になる必要があるが、原材料高を受けて、国産品も値上がりするし、その格差が是正されるくらい円安になったとすると

日本経済ヤバイと思うが?

 

日本外貨建て債務抱えてるわけじゃないから

債務の額が小さいだけで、債務を抱えていないわけじゃないし、電力会社国鉄株主の多くが海外ファンドというのでわかるように、債務だけではなく、株主預金主というファクター外資

これが、投資上あたりまえのリスクとして下落したのなら誰も起こらないし、インフレとして当然言われている10%程度の上昇率・希釈率なら誰も起こらない。

ただし、金銭価値を下落させるもくてきで、はなから大量のインフレを起こした場合は、投資先として不適切と身られて、投げ売りが怒る可能性は否定できない。

借金、じゃなくて、投資の話と、国内の投資比率における海外投資比率の問題な。円安に無れば、同じ額でもいっぱいもらえたことになるが、そもそも、投資が減っている、日本は魅力的な投資先ではないといわれかけている、今それをやるか?という事。 

 

談合も摘発されまくり

談合あったんじゃん。是正された?あんだけ、ダム削減叫ばれる名かで、一定の政治家ダムはのうのうと工事が進んでいるというのが公に周知されても何も起こらない状況で談合がなくなっている。というのは無理がある。

派遣会社利益率も低く

派遣会社派遣先からの取り分は、日本は40%な、つまり40%中抜きされている。ヨーロッパなんかは10%な? そんだけ抜いていて、赤字というのは、利益構造が悪いんじゃなくて、会社の体質の問題。

 

>景気

景気を良くするのは賛成だが、バブルのツケで失われた10年を含む今の状況がある。という事をまっとうに考えれば、景気だけ良くしてもどうにもならない。どころか、20年後にはもっと悪くなる可能性が高すぎる。

よって、名目成長による、景気の向上ではなく、実質成長による軽景気の向上が必要。

  

 

最後に、まとめると。円安基調インフレ傾向が有利なのは認めるが、バブルは認められない。

この先、円安ではどうにもならない規模の経済グローバル化による物価安がやってくるが、その時にインフレだと、どうにもならなくなる。

輸出・輸出と言うが、今の家電・車の輸出は海外勢におされて、為替以前に競争力が厳しい。今は、ヒュンダイサムスンの時代で、これに円安だけで戦うのはどうか?

2010-01-12

http://anond.hatelabo.jp/20100112193217

何かに似ていると思ったら、現在JAL国鉄末期の様相に酷似している。

我田引鉄的な政治介入がそっくり。

2010-01-10

http://d.hatena.ne.jp/KoshianX/20100109/1263024313

http://d.hatena.ne.jp/KoshianX/20100109/1263024313

さてひるがえって日本を思い起こすと、そういうシーンがとても少ない。せいぜいJRグリーン車くらいのもので、500円程度の追加料金で比較的ゆったりとした指定席に座れる。あれは俺もよく利用した。疲れてるときなどとてもありがたい。

いったいいつの時代の話だろう?

国鉄JRに変わった後の時代でそんなにグリーン料金が安かった時代はないはずなのだが…

http://www.jreast.co.jp/kippu/15.html

現在JRグリーン料金規定によれば、グリーン指定席料金は100km未満の1000円が最低料金。これより安いものはない。

休日首都圏50km未満の普通列車自由席グリーンの場合のみ550円だが、指定席ではないので矛盾する。実際グリーン券を買ったものの乗ってみたら満席だったことも珍しくなく、これが原因で怒った乗客に車掌が殴られた事件は記憶に新しい。グリーン席とはいえ殺伐としており、比較的ゆったりと言えるかどうか。

さて、元記事はとんでもないでっちあげだったわけだが、この程度の裏を取ろうとしない頭の悪い消費者を狙い打ちで、「贅沢はいいよ。どんどん小金で贅沢しようよ」って騙す魂胆が透けて見えるようだなんていったら考え過ぎだろうか?

2009-12-13

ttp://dkcblog.blogspot.com/2009/12/blog-post_09.html

民主党3ヶ月の輝かしい実績

[ 選挙前 ]

→ [ 選挙後 ]

子供手当します

→ 財源は地方企業にも負担させます

高速道路無料化します

無料化は北海道限定です。旧国鉄借金税金で返します

事業仕分けでムダを削減

事業仕分けに強制力なし。財務省が主導してます。

 

埋蔵金を発掘して財源に充てます

埋蔵金ありませんでした

農家への戸別所得補償をします

予算が膨らんで首が回らないので見直します

国家公務員天下り根絶

→ 郵政の3役に天下りボスを配置しました

国家公務員人件費2割削減

→ 法案を再来年以降に先送りしました

暫定税率を廃止  

→ その代わり環境税を導入します

赤字国債抑制します   

過去最大の国債発行になります

・1円から収支報告書を提出してクリーン政治

→ 総理が数億単位脱税してました

内需を拡大して景気回復   → 株安&円高 デフレ宣言

投票前からどうせこうなるって分かってたのに。。。

2009-11-12

鉄ヲタキモイところ

なんでも古ければいいと思っているところ

JRが嫌いで国鉄に復古してほしいと思っているところ

2009-10-20

http://anond.hatelabo.jp/20091020195321

横だけど、知らんのちゃうか?

NTT電電公社だったよりも、下手したらJR国鉄だったことすら知らないかもよ。

自分は今25歳で鉄オタで、実家タバコ屋してたから知ってるけど、その当時(10年前の中学生)でさえ学校で積極的に習った覚えがない。

今のハタチなんて、専売公社電電公社国鉄も、どれも民営化してからの生まれだし。

2009-08-17

日本の将来は先細りするほうがいいのではないでしょうか

http://anond.hatelabo.jp/20090814150309

これを読んで思ったこと。

今の日本高齢化が進み、経済も沈滞し、だんだん先行きが暗くなっているところです。

そうなると、過去の栄光を懐かしみ、「夢よ、もう一度!」と言い出す人が出てきます。

なるほど、夢をもつことは大切です。しかし、夢に振り回されてはいけません。

今の高速道路会社が保有管理する状態では、これ以上、高速道路は作れないし、修理の予算も取れない。耐用年数を延長する為の工事も架け替えも不可能である。というのも、高速道路の経費は高速道路の料金で賄うという制度をとっている限り、赤字が予想されるド田舎道路は作れないし、既に作ってしまった分も。予算の制約から、使えなくなった所から、徐々に、供用中止として切り捨てて行かなければならない。

人口の伸びが止まり、また、国内での生産よりも海外からの輸入の方が安くて安定しているという状態になってしまっているからで、高速道路の料金を引き上げる事は勿論、現状を維持したとしても、赤字は免れない。

統計マジック交通予測で利用者が増えるという予測を出す事は出来ても、その予測どおりに交通量を増やすことは出来ないのだ。

このあたりの分析は確かなもので、大いに同意できます。

これからの日本にとって高速道路は厄介なお荷物となっていくことは目に見えています。

かつて国鉄が赤字路線をどんどん廃止していったように、高速道路の廃道も避けられないでしょう。

しかし、高速道路無料化を起死回生の妙案であるかのように言い始めると一気に話がおかしくなってきます。

高速道路国道化は、この問題をクリアする為の手段である。高速道路道路財源によって管理運用される国道になり、表面的には無料化すれば、今以上に道路の利用が増え、鉄道や航空やフェリーの利用は減る。鉄道については、近距離の通勤線だけしか生き残れないだろうし、航空やフェリーは海を隔てて移動する海外航路以外は全滅すだろう。しかしその分だけ道路の利用は増え、道路工事自動車の売り上げは伸びる。

駐車場の問題も表面化してくる。建て替えの際に営業床面積と同じ広さの駐車駐輪場を設置するという建築基準の改定による駐車場対策を実行しないと、人口密集地の利用価値鉄道通勤路線の効果に依存する事になり、人口密集地への工場建設規制されている限り、ホワイトカラー仕事が増えなければ、価値が維持できなくなっていく。

現在のように高速道路私有財産化して高価な料金を取り続けると、新幹線リニアや国内航空路や内航フェリー需要が確保できる。その代わり、地方は疲弊し、農産物海外からの輸入品に頼り、工場海外に流出していく。結果、雇用も失われたままになるし、技術の開発も止まり、日本の将来は先細りとなる。

農作物の輸入云々の話がどうして高速道路料金の話と直結するのかはよくわかりませんが、それはさておき。

鉄道などの大量輸送機関が廃止されると、一時的には道路需要が増すため、新道建設圧力が高まります。

しかし、日本人口経済も長期低落傾向にありますから、じきに需要は減少していき、投資に見合う便益が得られなくなります。

既にある鉄道や港湾インフラを放棄して新規のインフラ整備を行うよりも既存資産を手入れしながら細々と使っていくほうが、日本の身の丈にあった賢いやり方です。

人口密集地に駐車場を作って土地利用効率を下げるなどもってのほかです。

都市の無秩序な拡散のせいで多くの自治体都市機能の維持に苦心しているのをご存じないのでしょうか?

地方が疲弊しているのは事実ですが、そこにカンフル剤をぶち込んでも再生が果たせないのは過去数十年の地域振興史を見れば明らかです。

今の日本地方都市が抱える問題、そしてこの先東京も含めた日本全体が抱えることとなる問題に対して、高速道路無料化が適切な回答とは思えません(もちろん、ハブ空港リニア新幹線も最適解ではありません)。

衰退を食い止めて活性化させようとするのではなく、衰退を避けられない事実として受け止めること。そして、その上で地域や国が先細りになっても、そこに暮らす人々が大きなダメージを受けることなく、慎ましく安寧に余生を過ごせるように精一杯頑張ることこそが肝要なのではないかと思います。

バラ色の未来を描く夢物語に頼るのも、厳しい現実に挫けて敗北主義に陥るのもやめましょう。

2009-02-04

http://anond.hatelabo.jp/20090204020615

てかこれでも昔を知る人に言わせれば「JR民営化してほんとよくなった」って言うんだから、国鉄のときはどんだけだったんだっていう。

2009-01-04

フーゾク入ってみました。

いやー狭いですね。

向かいの扉と、こちらの扉を開けると

廊下が封鎖されてしまうんですよ。

で、入ってみたら女の子がちょこんといるわけ。

入るときに「失礼しまーす」って言いながら入りましたよ。

学校で習ったから。面接の練習用に。こーゆーときに役にたつよね。

そう思ってたら、「学校じゃないんだから、気ぃ使わないでいいよ。」と言われた。

で、まぁそれなりに合法的なサービスをしていただいた後、お名刺を頂き

営業用と思われる某社のPHS番号とアドレスをいただきました。

で、旧国鉄に乗って、名刺を見ていたら思い出しました。

これ、同じ大学の女の先輩の電話番号だと。

いやー狭いですね。世間って。

2008-11-16

新宿駅工事のせいで運休

えらく迷惑な話だった。運休しないと工事もできないような設計をしたことが問題だ。もっと考えてもらわんと困る。何十万人という人間の生活に影響がでるんだから、それをやってでも必要な工事だったんだろうか。予算を使い切らないと次年度に予算が回ってこないからとか、そんな理由で工事をしたとしか思えない。

日本の大動脈なんだからもう少し別の方法を考えても良かったんじゃないかな。おまけに新宿駅周辺に尋常じゃない数の工事作業員が居た。少なめに見積もってもあれ300人は居たよ。JRはどんだけ人余らしてんだよと思った。レールの移動ってそんなに大掛かりな工事のようにも思えんし、なんだったんだあれは。

追記

くだらねー反論してる奴は国作りってやつを考えていない。

もともとJR国鉄だったってこと忘れてねぇか?市民の50年後、100年後を見据えてこそ国鉄だろうに。

2008-08-05

http://anond.hatelabo.jp/20080805010300

まず廃止ありき、ってのもずいぶん偏見のある言い方だと思うが。

たとえばある企業グループ経営難に陥り、一部の事業から撤退しなければならないとしよう。そうしたら、市場が飽和して競争力のない事業から撤退するのは自明だろう。そして、関西オーケストラ業界が飽和して、センチュリーはその中で競争力がないのは明らかなんだよ。

そんな組織税金で維持するとしたら、それは利権と言われても仕方ないと思うぞ。特定郵便局だの国鉄だのと同じだよ。

2008-02-23

http://anond.hatelabo.jp/20080223141015

国鉄末期の採用凍結があるからな。

今後のJRベテラン人材の不足に悩まされることになると思われ。

2008-02-09

地元の先人って

大抵碌なことしてない様に感じね?

外から見ると別の評価にもなるんだろうけど、

地本の人からすると何て先見性が無いんだと

思うことがままある。国鉄が通らなかったの

は完全に地元の先人の驕りや先見性の無さが

原因なんだもん。本にも書かれちゃってるし。

2007-10-05

さあ、勉強するぞ!!

楽しかった^^。

ずっと、ここにいたいけど、そろそろお勉強始めます。

また、後ほどお邪魔します!

みなさん、楽しんでくださいね。

最後に・・・。

今回の郵政民営化犠牲者は出ないのでしょうか。

父はNTT職員でしたが、電電公社から、NTTに変わった時に友達を一人亡くしてしまいました。

父も、50歳での早い依願退職をしました。

国鉄JRに変わった時もたくさんの犠牲者が出ました。

何もできないのですが、とても、心配なんです。

郵便局の皆さん、大変な時ですが、頑張ってくださいね。」

「もし、仕事がなくなっても、楽しいことは世の中にたくさんあります。」

仕事をもし続けられても、色々と大変なことが起こると思いますが、乗り越えてください。」

それでは、失礼します。

変なこと書いてごめんなさい!!

2007-09-01

国鉄時代の特急電車は人の顔みたいだ

国鉄時代から走ってた特急電車JRになった途端「国鉄の時代じゃないんだ」とばかりに

カラーリングや外装を大幅に変えてきて、その後に新幹線開業や新型車両の置き換えで

団体列車向けの電車に落ちた途端、他に思いつく色がなかったと言わんばかりに

国鉄時代のカラーリングに戻すけど、その時点で改装時にイメージを大幅に変えるために

シンボルマークやら眉毛みたいなものをすでに外しちゃってるんでどこか間抜けな印象を感じる。

特に九州で走っている485系電車なんかまるで眉毛を剃ったヤンキーみたいで怖い。

2007-07-31

anond:20070731065648

そういえば昔国鉄の職員でヒット曲を飛ばした歌手もいたような。

2007-07-01

上尾事件

国鉄の労使双方で紛糾しているうちに、労働争議とは無関係に働いていて、本来大多数で一番迷惑を被っていた乗客がぶっちぎれて暴動を起こした事件。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E5%B0%BE%E4%BA%8B%E4%BB%B6

http://www.ne.jp/asahi/junta/h.p/ageo.index.htm

http://youtube.com/watch?v=gsJGABoziAk

年金問題与野党の議論を聞いているうちに、この事件をふと思い出した。

本当に困る人たちを誰も守ってくれなくて、いつでも蚊帳の外。

暴動でも起きない限りは何も変わらない。

2007-03-29

僻地の交通云々

なんかモータリゼーション僻地の交通網をダメにした論が流行っているようだけど(詳細はホッテントリを2・3日遡って見てね)、ほんとにそうなのかを考えてみることにするよ。

そもそも鉄道会社(関連のバスタクシー事業とかも含むよ)はどういう収益モデルなのかをまず考えないといけないね。

大昔の鉄道会社はその時点で人が多数いる所同士を繋いだり、定期的に人が集まる場所に繋いだりして、輸送で儲けていたわけだけども、小林ナントカさんっていうすげー経営センスのある人が鉄道業界に現れたのね。この人の何が凄いかっていうと、人の存在鉄道敷設だった業界を、鉄道敷設→人の存在に変えちゃったって所なんだね。もうちょっと詳しく言うと、まず人が住めそうだけどあんまり住んでいない一帯に鉄道引いちゃう、おまけに路線近辺の土地も安いんで買い漁っちゃう。んでその土地を住宅だとか商業施設だとかに開発して、売り払うなり賃貸するなりして人を集めちゃう。そうすると鉄道の輸送量は増えるし、安く買った土地の価格は上がるし、いい事だらけだよねってモデルだね。基本的に今の鉄道会社ってのはこのモデルに沿って結構最近までやってきたし、これからも簡単には安い土地は見つからないけどそう変わらないと思うのね。

んでさ、これってもう純粋鉄道会社って言えないんじゃない? 鉄道輸送+不動産業テナント系含む)だよね。今さらっと東急決算短信眺めてみたけど、

交通事業の営業収益は7億7千6百万円減収の479億8千1百万円、営業利益は11億1千5百万円増益の142億8千8百万円となりました。

不動産事業の営業収益は24億7千4百万円増収の293億4千4百万円、営業利益は12億2千4百万円増益の47億1千5百万円となりました。

これをどう見るかだけど、溢れんばかりに人がいる東京に繋がっている事を考えると、交通事業収入が他の都市に比べても大きくなるだろうから、その辺割り引いて考えると不動産事業の収入は結構馬鹿にならない割合を占めていると考えられるんじゃないかな。例えばディープサウス大阪を走る南海電鉄なんかでは20%程しか違わなかったりするね。(参考 http://www.nankai.co.jp/ir/tanshin/pdf/070202.pdf

いや待てよこれは東京大阪の例であって僻地と呼ばれる地域の話と関係ないのでは? という疑問もあろうかと思うけど、僻地では確かに都市よりも不動産事業やりにくそうだよね。そこで考えついたのが割安の人気の土地(例えば軽井沢とか)を買って開発しようじゃないか、という発想。元々僻地運輸業は公的セクターから補助金をたんまり貰っていたから、そんなには都会の会社よりも利益追求に走らなかったし、そもそもそういう事ができる人材は都会に行ってしまうのであんまりモチベーションがわかなかったんだけど、国鉄解体という大波を見て、ちょいと焦りだしたのね。折りしもその頃はバブル経済、土地なら誰が買っても儲けることが出来た時代。農家に毛が生えた程度のおっさんおばはん職員達が我武者羅に土地を売買し、利益を上げ、浪費し、そしてバブルが弾けた。

バブルが弾けて不況がやってきた時に、頼りになるのは公的セクターか地道な日銭収入。しかしながら公的セクターは不況になると収入が減っちゃって地方に回すお金がなくなってくるよね。おまけに緊急事態なのにやれ財政改革だの規制緩和だの地方にとってマイナス要因でしかない事を政府は連発、日銀は無為無策で現状を眺めてみたり失策かまして余計に景気を悪くしてみたり。こうなると頼みは日銭収入なんだけど、日銭を稼ぐためには人が必要、人がいるためには職が必要、職は農家農協か役場しかない地方では無理、そもそも人が少ないから不動産なんてものに手を出して赤字埋めようとしてたのにトートロジーなっちゃうよね。

こう考えていくと、車がどうこうって話じゃなくて、そもそも住人が車やめて全部バス電車に乗ったとしてもペイしない地域だったって話になるんじゃないかなぁというのが僕の結論根本的に人が足りてないんだよ、輸送業をするのには。それを無理矢理公的セクターからの補助で凌いでいたのが実態で、不幸にもバブルが弾けたことでそれが表面化したというだけのこと。例え僻地鉄道会社バブルに踊っていなくとも、公的セクターからの補助は不況によって減ってしまうわけで、終わりが早いか遅いかだけの違いしかない。

んじゃどうすりゃいいのかって話はもう散々語られている通りコロニー化しかないよね、と思う。根本的に規模が足りないんだから集約化して規模を大きくするしか道はないよね。自分の所有地になったのなんて終戦後からなのに先祖代々の土地がとか言ってる人はもはや捨て置くしかないんじゃないかなぁ、勿論気概のある人(庄屋出身の人とかね)がその道を自己責任で選び、その不利を受け止めて暮らすということに異議はないけどね。

2006-12-17

AKIBA FUTURE -オタサイト秋葉原

はじめに

秋葉原現在もっとも注目される街の一つである。IT・ハイテク技術聖地として、あるいは現在国が推進するソフトウェアコンテンツの見本市として、またはサブカルチャー文化が生まれる一観光地として、政府である『官』やソフトウェアハードウェアを生産する『企業』、そして秋葉原を目指す『個人』の視線がそこに集中し、ひとつのムーブメントを作り出している。

この記事は、秋葉原歴史については軽く触れる程度にとどめ、主に90年代後半??今後の秋葉原について参照し、今後秋葉原がどういった発展を遂げるかについて将来像を探るものとする。

1 電脳都市秋葉原誕生

電気屋街としての秋葉原歴史は、終戦直後に作られた露天市までさかのぼれる。戦前秋葉原にも山際電気現在ヤマギワ電気の前身)なども存在はしたが、当時電気屋の主流であった「電気材料卸商」(電化した工場設備に必要な部品を販売する商店)の中心的な場所ではなかった。戦後焼け野原になった秋葉原で近隣の電機工業専門学校(現東京電機大学)の学生ラジオを組み立て販売するというアルバイトをしたところ、これが大繁盛。その結果、他の露天商も品物を真空管などラジオ部品の販売に転向、その上電気に詳しい露天商の参入もあり、120軒あった露店のうち約50軒が電器商という、まさに電気屋街の前身ともいえる様相を見せた。

この初期の秋葉原の発展について、近くに工学専門の学校があったという地理的要因のほかに、交通の便のよさというのが上げられるだろう。終戦直後にできた闇市で活況を見せたのは、上野新橋渋谷など国鉄の乗降客の多い駅の周辺にできたものだった。秋葉原国鉄都電が通るアクセスのよさは、そういった「人の流れの結節点」となって、秋葉原に人を留める要因になったと思われる。

その後、GHQにより道路拡張工事を行うため、露天撤廃令が施行され、露天商は国鉄秋葉原駅ガード下で営業をはじめることになる。これを秋葉原電気屋街の原型とし、以後日本高度経済成長とともに、電気屋街は拡大していくことになる。この成長を支えたのは家電だった。人々は豊かな生活を追い求めるため、「三種の神器テレビ冷蔵庫洗濯機)」に代表される電化製品を求め、家電が安い秋葉原に足を運んだ。しかしその人の流れは昭和50年代後半で終わることになる。家庭に普及した自動車郊外型の家電チェーン店に向かうといったライフスタイルが定着し、それまで主要客層だった家族層が秋葉原に足を向けなくなる。また、昭和60年代のAVブームと高級家電のブームの反動による家電不況などもあり、秋葉原は新規顧客層の開拓と、それに伴う主力商品のシフトを図ることになる――「情報家電」。昭和にはマイコンとよばれ、現在パソコンと呼ばれるマルチメディア機材である。平成6年、電気街の売上においてPC関連商品が家電商品を上回って、名実ともに秋葉原電脳街となるのである。

2 オタク層の流入??趣都の誕生

秋葉原の主力製品となった情報家電は、アニメゲームを愛好するオタクたちと親和性が高い。アニメを見るためのTV、エアチェックする為のレコーダー、ゲームだけでなく、ファンとの交流を図るコミュニケーション・ツールとしてのPC――しかしそれだけが、秋葉原を「オタク聖地」としたのではないと、建築学者である森川嘉一郎は言う。

秋葉原に点在する「まんだらけ」や「海洋堂」、「ゲーマーズ」などの同人誌アニメグッズ、ガレージキットフィギュア)専門店はそれまで秋葉原になかったものであり、それらは秋葉原移転するまで吉祥寺渋谷新宿などに点在して存在していた。しかしそんな専門店が97年以降秋葉原に集中するようになった原因を、森川は『趣都の誕生 萌える都市アキハバラ』において、(株)海洋堂宮脇修一専務のインタビューをヒントにこう記している――アニメ新世紀エヴァンゲリオン』のヒットと、それに付随したサブカルチャー・ブームにより未曾有のバブルに沸いたサブカルチャーショップが、その勢いに乗り秋葉原への出店を促したのだと。確かにこの時期、東京ビッグサイトで行われたコミックマーケットの入場者数が25万人(95夏 90年からこの人数が横ばい)から35万人(96夏)、40万人(97夏)へと急激に膨張するなど(ちなみにこの後入場者数は横ばいになる)、この時期サブカルチャー文化への大幅な人口流入があったという見方もできるだろう。しかし、アニメマンガ界隈において、エヴァ以降現在に至るまで、エヴァと比肩し得るヒット作は生まれていないのが現状である。しかしサブカルチャー産業は萎むことなく、拡大し続けているのが現実である。エヴァ現象によってサブカルチャー文化に入ってきた人びとは何を飽きずに摂取し、そこにとどまり続けているのか。まずこのことを明らかにしてから、秋葉原の現状について考えてみたい。

3 社会最適化されたオタク??個のオタクから公のオタク

批評家東浩紀によれば90年代以降、アニメ物語よりもそこに登場するキャラクターや設定などの断片を愛好するオタクが増えたと、著書『動物化するポストモダン』で述べている。東浩紀によれば「オタクたちは、物語メッセージなどほとんど関係なしに、作品の背後にある情報だけを淡々と消費している」と指摘し、そのことを「キャラ萌え」している(この言葉はやや古くなった感があるが、そのことについては触れないでおく)と表現した。1960年生まれのライターである竹熊健太郎氏も、「オタクとは何か? What is OTAKU? | Web草思」において、まず自身の立場を「(アニメ作品などにおいて)トータルで作品は見るべきだという思いがどうしても強い。」と表明し、「もちろん心の深いところでは、キャラ萌えのような感情はあるんですけどね」としながらも、かれらについて「でもそれを外部に表明するのは、自分はバカですと言ってるのと同じで、とてもできないわけですよ。」と違和感を語っている。しかし、その中で竹熊はこうも語っている。曰く、キャラ萌えという衝動は「アニメブームの頃、中高生ミーハー女子が「シャア素敵??」って黄色い声をあげていたのと同じ」であると。

東はオタクの嗜好が変わった原因を大きな物語の凋落に求め、結果大きな物語に付随する「小さな物語アニメにおけるキャラクターロボットなどの一要素)」を単独で摂取するようなオタクが現れた、と前述した著書で述べている。このことについて東はインターネットの世界を例に挙げてうまく説明しており、少々長くなるがここに引用したい。「すべてのウェブページを規定するような隠れた大きな物語存在しない。(中略)インターネットにはむしろ、一方には符号化された情報の集積があり、他方にはユーザーの読み込みに応じて作られた個々のウェブページがある、という別種の二層構造がある。この二層構造が近代のツリー・モデルと大きく異なるのは、そこで、表層に現れた見せかけ(個々のユーザーが目にするページ)を決定する審級が、深層にではなく表層に、つまり、隠れた情報そのものではなく読み込むユーザーの側にあるという点である。」「ポストモダンデータベース型世界では、表層は深層だけでは決定されず、その読み込み次第でいくらでも異なった表情を現す。」

この件について森川も同じくインターネットを紐解き、インターネットにおける「地縁血縁に因らない趣味や関心の共通性に基づいたコミュニティコミュニティ・オブ・インタレスト」が、秋葉原の構造の変化を促した、と記している。つまり、「パソコンを好む人は、アニメの絵柄のようなキャラクター好み、そうしたキャラクターが登場するアニメゲームガレージキットも愛好する傾向がある」というオタク趣味の構造が、現在秋葉原を形成したのだと。しかし私は、この変化を趣味の変化や世代の変化ととらえるのではなく、技術進化趣味の構造の変化をもたらしたのだ、と主張したい。

オタクについて、まずかれらについて、サブカルチャー文化を愛好するものたちだと捉えよう。サブカルチャー文化はメインカルチャーにたいするカウンターである為、自ずとその文化を愛好するものはマイノリティとなる。そしてマイノリティである為、常に外部から奇異の視線に晒され(宮崎勤事件を参照されたい)、それに対抗するためオタクたちは様々な我流の理論武装を施し、それによって更にオタクオタクとして、孤立、タコツボ化を極めた(こういった空気は、ガイナックスの元社長である岡田斗司夫が記した『オタク学入門』(太田出版)を参照されたい)。そしてオタクはまた、サブカルチャーの知識を深めるための仲間を必要とし、オタク仲間に出会える場所を強固に求めた。漫画家篠房六郎氏は、かれ自身にとっての同志が集う場所であった武蔵野美術大学漫画研究会について、「かつてはクラスの隅っこにいた痛々しい孤独連中が、自分と同じものの見方を持っている人がいると知って、救われる場所がここだった。」と表現している。

しかし技術の発展が、限られていた場所を無数に生み出すことになる――具体的に言うと、ネットに生まれた「コミュニティ・オブ・インタレスト」である。

秋葉原が「趣都」となった97年以降、PCインターネット整備網、そして文化は急激に発展し、一般家庭に普及していった。オタク情報家電親和性は「2 オタク層の流入??趣都の誕生」の冒頭で述べた通りであり、また、Windows95以前もニフティサーブパソ通などで、一部のオタクBBSを通じて他のオタクとのコミュニケーションを図っていた。その後インターネット人口が拡大するにつれ、オタクたちはかつて無い数の「同志」と出会うことになる。現実世界では「距離」によって出会えなかった人々と、モニター越しに交流することができ、どんなにニッチ趣味でも「仲間」を見つけることができるようになったのだ。

「仲間」と「コミュニティ・オブ・インタレスト」を形成できるというのは、前述したような「我流の理論武装」をする必要がなくなったことを現す。なぜなら形成したコミュニティを安定維持するため、構成員の視線は外部より内部に向かうからだ。よって仲間同士、理解しやすく、されやすくするため、お互いにとって理解しやすいものを求めるようになり、その為表層と呼ばれているデータベースを、お互いのコミュニケーションにおいて重要視して使用するようになった。「巫女」や「ツンデレ」など、キャラクターの要素をあたかも服装の組み合わせによる着こなしように消費し、コミュニケーションのための文法とするオタク。作品から好みの要素切り離して楽しむことができるからこそ、エヴァンゲリオン以降ヒット作に恵まれなくとも、オタクたちはサブカルチャー文化を愛好し続けることができたのだ。

4 個の聖地秋葉原??インタラクティブ都市としての発展

秋葉原の今を見つめるブログとして、アキバbloghttp://www.akibablog.net/)というサイトがある。このサイトは毎日秋葉原の店先をチェックして、物品の販売価格のほかに、店員が作る個性的なPOPを“ネタ”として紹介することをメインコンテンツにしている。このサイトを眺めていて目に付くのは、店が掲げるPOPに書きこまれた“ネタ”はマスメディアが流布したイメージよりも、インターネットから生まれたジャーゴンである場合が圧倒的に多いということだ。普通の店なら「○○という番組で紹介された??」という文句を掲げるはずのものが、ここではネットジャーゴンを絡めて、連帯感を出して売られている。また、匿名掲示板群である2ちゃんねるから生まれたキャラクターグッズを売るショップもあり(因みに同じ2ちゃんねるで話題になったのまネコFlashとそのキャラクターがAVEX資本で商品化されたときには非難が集まり、秋葉原発のグッズショップにはなんら実害を及ぼさなかったこの対比は興味深い)、現在秋葉原オタク文化というマスではなく、ネットというマスに向けて情報を発信していると言えよう。話題になったドラマ「電車男」も、触れ込みは「オタク発」ではなく「ネット発」とうたわれていたのも思い出させるし、そもそも秋葉原名物となったメイドも、(始まりこそあるアニメコスプレ喫茶として生まれたものの)オタクたちが共有イメージとして持っていた「メイド」を現実化したものであり、特定のアニメ作品というマスメディアから生まれたものではないことも記しておこう。

高度成長時代、メーカーにとって秋葉原とは、特例的な値引きを許し、かつ消費者の反応をフィードバックさせるための実験場であり、社員の技術者が新製品とともに、専門知識を備えた販売員として小売店へと配備された場所だった。今秋葉原では同じように、ネットから生まれた文化を貪欲に取り込みそれを街の貌とする実験場になっている。インターネットの発展により、個の集合体があたかもマスコミュニケーションのように総体として機能し始めた現在。「趣味の構造が場所を変えた」都市に加え、「既存のマスメディアだけでなく、個々が生んだネットメディアと交流をとる」最先端の都市として、現在秋葉原は評価されるべきだろう。

参考文献

「週間大衆:昭和54年8月9日号」焼跡のバラック問屋街を『世界のアキハバラ』に高めたガンコ一徹

http://www.shimura-musen.co.jp/home_2/kiji_02.htm

秋葉原歴史

http://www.akiba.or.jp/history/index.html

オタクとは何か? What is OTAKU? | Web草思

http://web.soshisha.com/archives/otaku/index.php

伊藤計劃:第弐位相 - 学園祭の話

http://d.hatena.ne.jp/Projectitoh/20061029#p1

秋葉原におけるメイド喫茶コスプレ喫茶歴史

http://sotokanda.net/his_cafe.html

註:ちなみにメイド喫茶が爆発的に増えたのは、私の記憶によればドラマ「電車男」以降のはずである。

コミックマーケット30’s ファイル 発行:(有)コミケット 発行人:米沢嘉博

カーニヴァル化する社会 講談社 著者:鈴木謙介

動物化するポストモダン 講談社 著者:東浩紀

趣都の誕生 萌える都市アキハバラ 幻冬舎 著者:森川嘉一郎

2006-10-06

転載

キハ65(国鉄規定色)展示回送  投稿者: なまず  投稿日:10月 5日(木)22時02分5秒

10月5日186DB

10月6日317DF

10月7日車両展示(車内解放)

10月8日316DB 175DF

10月9日511DF松山駅で解放入区

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