はてなキーワード: 商流とは
俺の今の現場は今の会社と知り合う前からのツテだった。久しぶりに忘年会に呼ばれたときに、冗談交じりの土下座までして自分で取ってきた。
しかし常識を知らず当たり前レベルの駆け引きを知らずに、ヘタうって商流に今の会社を入れてしまった。それをずっと後悔していた。そのうち、今の会社を抜いた商流にしないと俺が交渉スキルが低すぎるかなとまで考えていた。
今の会社が倒産した。リーマンショックのダメージを今日まで耐えてきたが、いよいよダメになったらしい。
近々で困ることはない。今の現場(麹町)に残ることもできるし、今の現場を紹介してくれた会社(江東区)は今の現場が終わっても契約を続けてほしいといってくれている。また、今の現場で知り合った人が社長に会うかといってくれているし、最悪今の現場の残ることもできる(最悪の最悪だとは思っているけど)
ちょっと前にはじめ、肌にあわなそうだと思っていたダブルワークも今となっては頼もしい存在だ。
これで今の会社を離れることになる。流れはどうあれ、望んでいたことではなかったのか。
しかし心が落ち着かない。端から見れば、国が滅ぶわけではあるまいに。という感じだ。隣人の会社が倒産なら俺もそう思うだろう。
しっかし集まってみれば11人しかいなかった。昔は20人以上いたのにね。今回の倒産の件がどうこうとかではなく、みんな自分で判断して行動してったんだろうな。
下層SIer体験記
増田「1月からどうなりますかね?」
A社営業「他の客先でPG作業があるんだけど、そこを考えている。増田君の会社の営業にはまだ伝えていないけど、契約延長という方向で思っていてほしい。」
増田「わかりました。うちの営業にも伝えてください」
増田「1月からの話が弊社営業からこないんですが、どうなりましたか?弊社の営業がなかなか電話に出てくれないので、申し訳ないんですが直接伺いました」
A社営業「・・・ちょっと会議室に行こうか」
A社営業「先日の案件の開始が遅くなってしまうので、増田君は申し訳ないが、今月で終わりとさせてほしい。」
A社営業「サブプライムやリーマンショックで、案件の動きが鈍くなってしまった。長いことお世話になっていたが、本当に申し訳ない」
増田「わかりました。このあと営業に連絡を入れておきます」
~廊下にて~
増田「今月で終わりって言われました。営業面でも確認をしてください」
~翌朝9時~
自社営業「増田君、昨日の電話は本当かい?あのあとA社営業に連絡をしたんだけど取れなくって、いまからA社営業に電話したいんだけど見える?」「朝、会議室に入っていくのを見ました。いると思いますよ。よろしくお願いします」
増田「本日まで長い間お世話になりました。ありがとうございました。」
A社営業「こちらこそ、申し訳なかったね。増田君にはいろいろと助けられたよ。もしまた、機会があれば一緒に仕事をしたいと思っている。ありがとう。」
自社営業「増田君。昨年末はぎりぎりまでどたばたして申し訳なかったね。営業で強く抗議したんだけど、駄目だったよ。早速なんだけど、スキルシートを更新してくれないか?なに、増田君ほどの技術者ならすぐに見つかるから心配しなくていいよ。まぁ少し社内でリラックスをしててくれ。程なく面談が入ると思うんだ。」
自社営業「早速案件が合ったよ。Javaで金融系だね。一発面談で即日から。作業場所はXXXね。面談はこの日の10時だから直行をしよう。僕も行くよ」
自社営業「面談は大丈夫みたいだったね。君が帰ってからリーダーと営業とも話したけど、好感触みたいだった。すぐに連絡が来ると思うよ」
自社営業「この前の案件でOKが出たよ。入場まで少し時間があるようだから、面談で聞いたフレームワークについて勉強をしておいてね」
増田「本日からお世話になります。増田といいます。よろしくお願いします」
~他にも数名が同時に入場した。~
B社リーダー「席はあそこに用意してあるから座っていてほしい。パソコンは午後に届く予定だよ。まずは入館章を作ったり、サインをしてもらう書類があるから、午前中はそのあたりをやっておいてほしい」
増田「景気が厳しいみたいですよね。」
B社BP(あ氏)「でも、まだ待機や契約が終わった人は社内にいないですから」
B社BP(い氏)「僕らは4月以降もあるから一安心ですね」
B社BP(あ氏)「帰社したら、5人くらい若手が待機してるんですよ。営業に聞いたら3月でプロジェクトが終わったんだけど、次が見つからないんですよ」
B社BP(い氏)「同期が待機してるんですけど、次がないから、新人の研修を任されてるって言ってます」
B社BP(う氏)「社内でも屈指の技術を持つ先輩が辞めるかもって噂なんですよ。その人が辞めたら、会社にまともな人材がいなくなっちゃいます」
増田「営業に聞いたら、案件がマジにないって言ってます。何とか現場を延長できるように努力してほしいって言われましたよ」
B社リーダー「皆さんこれまでありがとうございました。営業からも本日中に連絡がはいってると思いますが、皆さんは5月末日で契約を満了します。残り1ヶ月あまりですが、がんばってください。5月の詳細なスケジュールも近いうちに提示します」
B社リーダー「作業の引継ぎは彼(B社プロパー(え氏)にお願いします。二人で相談をして、引継ぎを行う日を決めてください。あと、最終日はいろいろと事務作業をやってもらうと思いますので、午後3時くらいまでしか作業できないと思っておいてください。」
自社営業「増田君。次の案件について、引き合いが少し来ている。面談を今月中に設定したいんで、現場でうまくやってください。大丈夫ですよね?」
自社営業「○○駅に9時30分にお願いします。そこに私もいます。」
自社営業「うちの増田です。じゃぁC社のCさんお願いします。」
C社営業「わかりました。お預かりします。」
~3分後
C社営業「Dさん、ご無沙汰です。こっちが増田君よろしくお願いします。」
D社営業「わかりました。お預かりします。」
~3分後
D社営業「Eさん、ご無沙汰です。こっちが増田君よろしくお願いします。」
E社営業「わかりました。お預かりします。」
~3分後
E社営業「Fさん、ご無沙汰です。こっちが増田君よろしくお願いします。」
F社営業「わかりました。お預かりします。」
~3分後
F社営業「じゃぁ行こうか。5人いるね。場所はこっちだ。知ってるかな?G社だよ」
~面談終了後~
自社営業「案件どうだった?好感触?」
増田「それよりも、これはいくつ商流が入ってるんですか?少なくとも4人に引き渡されましたよ?もしOKでても、こんなに複雑ではなんかあったときに困りませんか?」
自社営業「大丈夫だよ。連絡はしっかりやるから。で、感触は?」
増田「わかりません。4人同時でした。他にも何人か見ているみたいで数名入れたいみたいですけど」
自社営業「わかった。並行かけているんで、また面談が入ったら連絡するからよろしくね」
自社営業「この前のやつ、増田君としてはOKかな?」
増田「商流の問題さえクリアできるならやります。ただし、念入りにお願いしますね」
自社営業「わかった。じゃぁ、こっちからはOKと返事をしておくよ。たぶん入場は6月頭だから。」
増田「月初から入場って聞いていましたけど、どうなってます?」
自社営業「ごめん、まだ決まってないんだけど月初は無くなった。とりあえず本社に来て」
増田「わかりました」
B社BP(う氏)「先日、面談に行ったんですけど、PGでスケジュールがタイトって聞いたから断ったよ。だからまだ。」
増田「僕は月初からが延期になったんですが、決まりですよ。」
B社BP(あ氏)「よかったじゃん。今は不景気だからね。本当に案件が無いよね」
B社BP(い氏)「僕は1ヶ月休みます。ちょっと仕事が無いなら、家で寝てますよ。わはは」
自社営業「いま2週目からの入場で調整をしてる。すこし社内で休んでて」
自社営業「3週目になりそうなんだ。ちょっとわからないけど、面談を入れるかもしれないけど良いかな?」
自社営業「この前の件だけど、無くなった。申し訳ない。ちょっとトラブルがあってね。だけど、すぐに面談を入れますから」
自社営業「XXXという技術をやったことない?知ってるだけでも良いんだよ。そうしたらスキルシートに書くから」
自社営業「スキルが完全マッチしていないと面談に入れないんですか?でも、増田はこれだけ経験をしてますから、大丈夫ですよ。提案だけでもしてくださいよ」
自社営業「これをやってないとダメなんですか?帳票ツールなんてどれも同じじゃないですか。確かに彼はやっていませんが優秀な技術者ですから、これくらいは営業でうまくフォローをしていただけないですか?」
自社営業「この業務について調べてくれないかな?スキルシートのここを変えておくから、面談ではうまく伝えてね」
H社(準大手)部長「増田君はJavaいろやってるけど、業務に一貫性がないよね」
I社(小企業)営業「せめて業務は何かひとつでも2年以上やってないと、いまは売れないよ」
J社(小企業)営業部長「先週ならJavaっといい話があったんだけどね」
K社(中企業)開発部部長「いまは社内に30名ほどが待機していますね。ちょっと増田君を提案されても、今は厳しいですね。」
自社営業「面談1発でいける案件がありますか?本当ですか。業務は?物流ですね。言語はJavaですね。はいわかりました。早速お願いします。」
~翌朝
L社営業「君が増田さん?今日はお願いしますね。後3人いるので、ここで待っていてください」
L社営業「揃いましたね。いきましょうか。こっちです。」
M社開発部リーダー「今回の案件はC#なんですが、みなさんにお伝えしたときはJavaっていたかもしれません。Java案件はすでに締め切らせていただきましたので、C#でも大丈夫な方のみお願いします。」
増田「JavaじゃなくてC#でしたよ。僕は5年位前に少し触っただけです。アピールにも限界があります。今回のは無理だと思ってください!!」
自社営業「ここに行ってもらえないかな?M社のMさんがいるから、身長が190くらいある人だから見ればわかるよ」
~面談でアピール
増田「M社営業に引き渡されて、N社のNって人に引き渡されてO社に行きました。わりと好感触かもしれません」
自社営業「そう。よかった。今日はもう帰社して良いよ。」
自社営業「M社から連絡があった。一次面でOKでたので、明後日にP社でよろしくお願いします。がんばってね」
増田「まずまずの感じでしたよ。結果は一両日中に連絡くれるそうです」
自社営業「わかった。急な話なんだけど、明日も昼に面談だ。並行はいくつかけておいても損はないからね」
自社営業「はい。(自社営業)です。Mさん。お電話ありがとうございます。はい、増田の件ですね。で?あ、7月からですね。わかりました。ありがとうございます。では失礼します。」
自社営業「おい、増田君7月からP社で決まったぞ。良かったな」
自社営業部長「並行営業を全部とめてくれ!」
M社営業「先日の件ですが、先方からキャンセルがかかりまして、はい。どうも役員が予算を承認しなかったらしいんですよ」
自社営業「そんなっ!」
自社営業「わかってると思うがちょっと厳しい感じなんだ。うちとしてもあまり余裕がなくなってきてね。ここはちょっと増田君にもがんばってもらおうかなと思うんだ。作業はPGで9月末までなんだよ。場所はxxだよ。業務はXXで、やったことないから、ここを書き換えて提案したから。PGでJavaだしいけるよね?」
増田「面談を行って来ましたが、僕と同じくらいのが3人いました。まだ募集をかけてるから、わからないですよ。どの人もスキルは立派でしたよ。去年だったら苦労しないだろうなというくらい」
自社営業「連絡来ないねぇ。」
増田「やっぱり面談駄目だったんじゃないですか?だって、数人の枠に十数人が面談に来てますからね」
自社営業「いまも営業を行ってるんだけど、いいところが無くってね。技術者を連れてこられても、案件がないからって断れるんだよ。」
自社営業「保守なんだけど大丈夫?どうも出産間近の技術者の交代要員を探してるみたいなんだけど、詳しいことはわからない。ただ、一発面談だって言うからさ」
増田「行ってみますよ。」
自社営業「OKきたよ!。今度こそ大丈夫」
という半年間だった
男女平等論が唱えられて、そういうムーブメントを支持しないと異端!みたいな風潮が出来て、かつマーケティング(笑)の結果女性をとりこめばなんでも売れる!みたいな商流が横行して。
はっきりいうと、それが癌。だって↑イコール男(の支配)からの解放、(少なくとも精神的に)独立、を指すわけだけど経済的な独立を真に目指してたどり着いたのはそのうち何割なんだろう?
一方で男は、独自の世界観と価値観をニュートラルに薄めることを強いられ、町にはフェミニン(笑)な空気で薄められた思想、行動、文化、建物、食べ物、生活習慣が浸透した。
これは、譲り合いの結果生まれた世界。しかし女性が譲ってきていることはなんだろう?
何も譲らず、権利だけを声高に主張して、そしてそんなワテクシ達だけど養ってねというのは甘い。
日本においては文理問わず広く雇用を受け入れている業種であり、コンピュータサイエンスを初めとする情報工学の一切に精通しておらずとも就業が容易である。また、システムインテグレーターを筆頭として、そうした者でもSE(エス・イー)と呼ぶ習慣が浸透しており、エンジニアというサイバーな印象を想起させることで職業のイメージアップを図ることに成功している。 そのため2008年現在、情報工学の修得を避けつつも技術者という肩書きを手軽に獲得したい者、あるいは情報工学の修得に失敗した者が心のより所として、システムインテグレーターへの就職を妥協して受け入れる傾向が強い。 業界全体の傾向として、同業界においてはしばしば「コミュニケーション能力こそが重要」と啓蒙されている。システムインテグレーターで要求されるコミュニケーション能力の水準は、他業種と比較した場合でも特別、高いものが要求されているわけではないが、前述のような学生が就職後に劣等意識を抱かぬよう、技術力の低さを補うための代替スキルとしてこうした言葉をあえて担ぐといった手法が取られている。 技術的な能力の有無は、ある対象の個々の要素を「知っている・知らない」の二分法から導き出せるケースも多く、そうした技術的な知識の修得には時間がかかるため、学生時代にこれを十分に満たせなかった者への救済手段として「コミュニケーション能力こそが重要」だと説き、これを能力開発の上位に置く企業も少なくない。
富士通、NEC、日立製作所、東芝、三菱電機などのコンピュータメーカーの情報処理部門から独立した会社、またはそのメーカー傘下に入った会社。メーカー製品と組み合わせたソリューションの提案に強みがある。主に親会社から、開発案件を元請額の八掛け程度の額で受注して開発を行う。70年代からバブル期にかけての過剰な雇用によって後年、技術者のだぶつきが発生し、こうした社員への業務をあてがう目的で日経BPやアイティメディアなどの情報媒体を利用し「システムインテグレーターもエンジニアの業務」、「情報産業の花形」と業界ぐるみで盛り立て、モチベーションを維持する手法が取られている。
上述の企業はシステム構築のプロジェクトにおいて商流の上位に位置する傾向が高く、そうした経緯であてがわれてきた、本来行き場の無かった社員が進行の指揮を執るケースも少なくなく、しばしばプロジェクトの破綻をきたしているのが実情である。