「トンガリキッズ」を含む日記 RSS

はてなキーワード: トンガリキッズとは

2020-05-06

anond:20200506080404

うるせえ

アンタら東京だって、その昔は

・・・東京ローカルな話でスイマセン(笑)

なんつって、田舎トンガリキッズ(苦笑)なオラ達をノケ者にしてはしゃいでたぞ!

2015-08-27

野沢直子中年

今年もそろそろ野沢直子アメリカに帰る頃だ。

毎年、夏がくるとYahoo知恵袋などに「野沢直子って面白いんですか?良さがちっともわかりません。」との質問が1回は上がってくる。

私はもう何年も野沢直子のファンだけど野沢直子オモシロイと思ったことはあまりない。

どっちかというと渡米して現地で結婚してしまった友人と重ねあわせて見ている。

現在の女芸人コントを緻密に作ったり、

キャラクター確立して戦略的仕事をしているが

野沢直子若い頃か「クラスに一人はいそうな授業中に面白いこと言って笑いを取る女」タイプ芸人だった。

そのうち「ばくばくばくばく おーわだばく」と身も蓋もない歌を歌い出した。

嘘かホントブルーハーツヒロトと恋の噂があった。

ヒロト破局したと噂が立ってからしばらくしてアメリカに行ってしまい、

猿の格好をしてビートパンクのようなバンドをやって

ボブという直子が出演していた番組でよく恋人同士をやっていた松本人志の役名と同名のアホ米国人結婚した。

80年代後半から90年代前半にかけて、

直子より少し年下の私達は男女雇用機会均等法の制定の数年後に夢を持って就職したが、

やはりかなりの高学歴女性や何らかの資格を持たない女性は多数が挫折経験している。

1年程度で会社を辞めて留学したり、資格をとってから再就職した友人が大勢いたと記憶している。

しかし30を過ぎる頃にはほとんどの友人が専業主婦に落ち着いていった。

そんなわたしの友人たちの状況と女芸人先駆者なのに失恋したら勢い渡米してしまった直子はかなりカブる。

から直子が3人の子供を育て上げ、Tumblerに中森明夫の「東京トンガリキッズ」のような小説を書き散らし、

今では看護師となって偶にキチガイじみた絵を描いているちょっとモリッシーに似てきた旦那幸せに過ごしているさまを見るとかなり応援したくなる。

直子、良かったねって思う。

夏になると日本に帰ってきて旧友と再会して楽しんでいる直子をブログ確認しながら、

私も子供休みに合わせて帰国した友人と会って、此処ぞとばかりに高いレストランに行ってわたしたちいろいろあったけど色んな幸せを見つけてよかったよかったとかみしめている。

2007-07-12

チップチューンFM音源なんてあまり聞かないねぇ。

http://anond.hatelabo.jp/20070712182757

この話を逆からすると、8bit musicチップチューン)の隆盛、になる。つまり電子音楽からの、ゲームへの接近(ダンスからのロックへの接近がビッグビーツで、ロックからのダンスへの接近がニューレイヴみたいな)。ymckでもトンガリキッズでもなんでもいいんだけど、そこでは同じように原点回帰運動が起こってる。手法=音源ツールの原点回帰だね。ラップトップであらゆる音がエミュレートできるにもかかわらず、あえてFM音源。あえて80年代

ぜひここだけは訂正していただきたい。チップチューンの本流にFM音源の出番はあまりない。

トンガリYMCKPSG音源ばっかり使っている(と思う)。

現代に蘇ったFM音源を聞きたいならDLOというユニットのsave youという曲をどうぞ。

80年代ゲームミュージックにはだいたい大きくわけて3つの音源パターンがあって、

(1) PSG(または波形メモリ)のみ

(2) PSG3音+FM3音

(3) FM6音以上 + PCM1??2音

だいたいこのうちチップチューンの本流は(1)のみにフォーカスしている。先ほどあげたsave youは(3)を狙っており雰囲気が大きく違う。

(1)はミニマル感があるけど(3)はどうにも中途半端、かつファミコン世代には縁のない文化なのでウケないだろう。

しかし(3)の作り手は結構居るはずである。

要するに作り手がたくさん居たところで、需要がないからほとんど作られない。

そういう意味では音ゲー関係なく

たまたま90年代前半にハウスミュージックを聞きまくった連中がいい年して増えてきたから

いまハウスが出てきただけなんじゃねーか?って思うんだけど。どうかな。

ちなみに俺は当時のハウスは全然知らないので、

エントリからリンク張られてた元気ロケッツの曲と、最近HALCALIの曲

http://jp.youtube.com/watch?v=_U2nvRC_8LQ

http://jp.youtube.com/watch?v=XKI-_knrlK4

とでジャンルが違うのかどっちが新しいのかどうかわかりません。

元気ロケッツってダサくね?

http://www.youtube.com/watch?v=XL2od1AF_Cs

http://stage6.divx.com/user/Cryogenics/video/1045696/Heavenly-Star-Genki-Rockets

元気ロケッツって、正直オーソドックスすぎ、っていうか端的に言って古くね? そのくせハウスなのに1番2番があるんだぜ?

【前提:元気ロケッツプロデューサー水口哲也氏は元セガで「スペースチャンネル5」とか「Rez」、「ルミネス」のディレクタやった人】

今日のサマリ:ゲーム音楽側からのダンスミュージックへのアプローチは、かなりポテンシャルが高いんじゃないのか。90年代音ゲーが蒔いた種が、需要と供給の両方で芽生えようとしている?】

えっと、最近思ったのは、こういう「ポップのジャンルに真っ正面からハウスで切り込んでいこうとする人」がゲーム方面から出てきたっていうのは実は重要なんじゃないのかな、という。だってLive Earthのメンツ見てみなよ! 大塚愛倖田來未にはさまれてるってことは、もう弩ポップの戦場で殺りまくる気満々でしょ!

[参考:http://liveearth.jp.msn.com/event/default.aspx

で、いまマクドとかで有線聴いてると分かるんだけど、けっこうJ-POPに四つ打ちのリズムは浸透してる。むしろ安室やんを筆頭にロック以外だとだいたいそう。

でも、J-POPの中で真っ正面からハウスをやる人はあんまりいない。今さら恥ずかしいってのもあるのかも。ダンス道を行く人たちはもっと先に行っちゃったし、J-POPの人はそっちに愛情とかないし。例外はパフュームくらいか。でもアレライブ行くと分かるけど、8割方アイドル消費されちゃってるしな(それもひとつの方策だが)。

で、なぜゲーム畑から?

っていうのがあって、それは'90年代後半からリズムゲームが掘り起こした(細々とした)四つ打ちの鉱脈があるんじゃねえかなあ、と。

ここですこし脱線

この話を逆からすると、8bit musicチップチューン)の隆盛、になる。つまり電子音楽からの、ゲームへの接近(ダンスからのロックへの接近がビッグビーツで、ロックからのダンスへの接近がニューレイヴみたいな)。ymckでもトンガリキッズでもなんでもいいんだけど、そこでは同じように原点回帰運動が起こってる。手法=音源ツールの原点回帰だね。ラップトップであらゆる音がエミュレートできるにもかかわらず、あえてFMPSG音源。あえて80年代。これの真逆パターン元気ロケッツで、ミニマルノイズもあるのに、あえて直球ハウス。あえて80年代。みたいな。

[参考:http://micromusic.net/<(音でるよ)]

でもその関係が表裏一体なら、同時に起こってしかるべきだったのに、なぜ8bitに数年遅れて「今」なのか?

これは単純に作り手の帰属の問題だ。

んじゃゲームの四つ打ち鉱脈の話にもどろうか。たとえばBeat Maniaシリーズなんか(まあ後期は自家中毒奇形化したけど)、すごく真っ正面からダンスミュージックをやってた。なんでかっていうと、ビートが強くないと指がつかない=機能性重視=ダンスミュージックの原点回帰ってのがあったんだと思う。ここでも原点回帰。ん、まあ初めてのトライをするときは初級から、というだけの話かもね。

ここでまた少し脱線。トニーティー先生こと七類氏に教わるまでもなく(『黒人リズム感の秘密』は希代の名著なので、すこしでも音楽とかダンスとか身体論に興味がある人は読んどいたほうがいいよ)、白人のダンス下半身黒人ダンスは体幹、アジア人ダンスは上半身を原点とする。それぞれ社交ダンスステップレゲトンムーブパラパラの手踊りを思い起こしてもらえればいい。その意味音ゲーってのは日本人によるダンスの再獲得だったのかもなぁ、ってこれは妄想&本質主義にすぎるか。

[参考:http://www.netjoy.ne.jp/~skikuchi/intro/18/kokujin_rhythm.html

そうそう。「作り手の帰属の問題」の話をも少し詳しくしとこう。なぜ今になって、ゲーム側からハウスミュージックが出てきたのか、という話。

これは単純に経済的、社会的な話で、ゲーム音楽というのは社員が作ってるからだ。「た」からだ、かな。社員である以上は、個人的に作った音楽作品を、商業流通にのせるなんて、もってのほかだ。またもし許されてたとしても、労力の配分として「お遊び」としてしかできなかっただろう。ところが00年代も半ばに入って、音屋として90年代音ゲーを支えてきた層が、年齢的な部分もあるだろう、数年間の業界不況も影響してるだろう、独立をはじめた。これはちょっとした鉱脈じゃないか?

てなわけで、顧客、人材双方に四つ打ち耳になってる人は一定数いても良いような気がする。だからこそ、いま元気ロケッツみたいなユニットが出てくる必然性があるんじゃないのかな。

80年代歌謡にバックボーンを持ったつんくが、そのルーツである70年代ディスコを復古させてモーニング娘。を世代のアイドルに仕立てたように(だからパフュームには期待してるんだが)、

90年代音ゲーを作って/消費してきた人たちが、80年代末〜90年代初頭のダンスミュージックをもう一度ポップのフィールドに持ち込んで成功するんじゃないかって。元気ロケッツはその嚆矢で。

みたいな。ハウス中毒患者の無調査の仮説です。しかも自分はそれほど音ゲーにはまったわけではないので屋上屋もいいところ。偽史偽史アンバランス! 略してギシアン!! みたいな。

ツッコミ募集中。

 
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん