「うつ状態」を含む日記 RSS

はてなキーワード: うつ状態とは

2009-02-15

自分の心の病気を理由に相手に行動を強要する人って

それってありなの?という気分にさせられる。

事の始まりはこれで

http://d.hatena.ne.jp/Britty/20090214/p1

そこから時系列に沿ってトラバたどったりブクマたどったりして

http://d.hatena.ne.jp/cnkt/20090214/p1#c1234665252

にたどり着いて、そう思った。

id:ekkenって人がエロっぽいこと言ってid:Brittyって人の最凶地雷踏んだってことと、

別に嫌がらせするつもりはなかったとか、idコール見てなかったとか、

いくつかの「意図せず」が重なって問題が長引いたのはわかったけど、

上のコメント欄id:Brittyって人がコメントした中の

わたしは抗うつ状態の既往症があります(それはウェブにもかいてますが)。もし今後、このことで抗うつ状態が再発することがあれば治療の一環として削除をお願いする場合があります。


これはいくらなんでも、ないんじゃないの?

しかももうid:ekkenって人以外の人のコメントに対してまでその態度だし。

ウェブに書いてますったって、はてなプロフィール見てもそんな事一言も書いてないし。

しかも抗うつ状態って用語が妙だと思ってググっちゃったし(抑うつ状態のことなの?)

ならもう本人がとっとと薬飲んでネット断ちした方がいいじゃんか…。

こういうこと書くと問題になる?

少なくともid:Brittyって人は怒りそうだけどさ、

自分抑うつ状態が半年くらい続いてて薬貰ったりしてるけど、

だからっていくらなんでもこれはないわって思ったから増田で書いてみた。

2009-02-06

抗うつ剤を使ってみて分かったこと

×抗うつ剤を飲むと陽気になって、うつ状態から抜け出す(普通の人の発想。ってか、俺もそうだった)

抗うつ剤を飲んでも、やっぱりうつなんだけど、自殺するほどうつが悪化はしない

こりゃぁ、まさに対症療法だな、自殺させないための薬だな、ということが分かった。

2009-01-27

http://anond.hatelabo.jp/20090126224837

  なんかものすごく情動的だけど、まあ正論だよね。

大丈夫自分に嘘をつかずに努力したら、数年したら結構かわってくる。そのときに「結局自分は、嫌いな人に無理に合わせるということをしたくないのだ。」をそのときの増田言葉で言い直したらそれなりに違ってくると思う。きっとそれなりに違った側面が見えるようになってる。 とてもいい意味で。

  増田が考えてることは、押さえるべきところを押さえてるよ。

それを押さえないのはDQNだし、最優先事項だともいえる。ただ、切羽詰まってる印象を受けてる。 まあ、楽できるときにこういうことは考えないよな。切羽詰まってるってのは、軽いうつ状態みたいなもので、「楽しむ」「自分でいる」ということを忘れてしまいがちになる状態だ。そう思ってる。自分がそうだった。切羽詰まってると、俺の場合、他人のことを気にするエネルギーがなかった。 問題なのは、記憶力も大きく(一時的に)落ちてしまった。今、そういう享楽に甘んじてる余裕がないのなら、切羽詰まるのはまったく正しいことだ。 しばらくはそのままで。 何か聞きたいことや文句があったら増田で。 目に留まったらレスするよ。

  でも、自分を殺すなよ。

あんまり自分にムチうちすぎると、いつの間にか回復するためのエネルギーも残ってない抜け殻になってしまうよ。 ダムが決壊する。これは痛い目に遭わないとわからないかもしれないけど、「結果を出し続けるためには適度に休まないと、後で高いツケを払うことになるから、自分エネルギーの使い時とため時を見極めなくちゃいけない」ってことを忘れないでほしい。 増田は俺よりも賢いことを祈ってる^^;

はてな越しじゃぶっ倒れたときに助けられないからな・・・



  自分に嘘をつかずに大掛かりなことを遂行できる増田は強いし賢いと思うよ。

それが長期的に損になるってのも、俺は全力で合意する。こうやって決意表明を読ませてくれてありがとな。 なんか昔の自分を思い出せた。 増田も、成長できると思うよ。一度にいろんなことをできるようになるよ。今やろうとしてることとか。

  「こういうスタンスを取る以上、頼れるのは己だけだ。」これ、俺が1年前にいってったことだよ(笑)

今でもそう思ってるし、それが基調戦略であるのは変わりない。 でも、他人の機嫌を取る余裕ができたら、他人を自分に協力させることはできる。 いまはできなくてもいい。いつかな。増田正義ってのは読み取れなかったし、「世間一般の正義」ってのも結局は多人数のわがままでしかないから、なんといえばいいのか迷うんだけど、とりあえず「人はどんなことがあっても殺したり、殺してもいいって考えるなよ」これだけを言わせてもらうよ。 あとは増田自分で考えられるだろう。 

じゃあ、幸運を祈る。

日本語無責任プレッシャーを与えずに応援できる言葉ってなかなか見つからないんだよな。 知ってたら教えてくれな。

2009-01-25

http://anond.hatelabo.jp/20090123072028

仕事徹夜が頻繁に続き、うつ状態になり一時期回復のために処方された軽い向精神薬を飲んでいたものです。

そのときに医者に聞いたのですが、一回の問診でだいたい2000円、2週間分の薬が800円です。保険適用。

治療が長引けば高額療養費払い戻し制度を使うこともできます。一年万以上負担になることはありません。

うつの時は、日常的なことがさらにうつを悪化させます。 荷物が多すぎて、風が吹いただけで倒れそうになってる感じです。

うつは放置すると、悪化します。 療養するにも適切なガイドラインに沿う必要がありますし、回復するのには数ヶ月から数年間(それこそ10年)かかるケースもあると聞きました。

精神科に抵抗があるなら、心療内科へ。 もしくは、カウンセラーへ。

2009-01-22

精神的に詰んだ

この先生きのこれる気がしない。

これからいくら努力しようが同年代の誰にも追いつけないと思ってるし、自分程度の代替ならいくらでもいる。自分存在を保っている必要性が薄い。自分に対して憂鬱であり、自分に失望し、趣味も楽しめず(自分から楽しまないようにしてる)、失敗を強く責めることが多い。何かを思うたびにこれまでに沢山抱えてきた潜在的なトラウマ引き起こして頭を抱える。どんな些細なことでも、同じように頭を悩ませるだけおんなじだ。家族は「心配してるんだから早く安心させてくれ」と言ってるけど、正直勘弁して欲しい。自分家族なんてのは自立するまでの柵だとしか思えないし、自分は個人として自立した人間になんてなれない。お前らが安心しようと自分がどうしようと安心できないから。死んだらそれ以上の負担はかからないから安心してくれますか?

そういう状態でも、一度病院に行くべきなのだろうか。・・・それもおかしいな。自分が挙げてきたのは、単に考え方が極端になってるだけで、病気の類では全然ないって思ってる。精神的なもの以外の症状は出ていない。せいぜい食欲を自分で抑えつけてるぐらい。ネットでのうつ病チェックでも、せいぜいうつ状態、中程度のうつという程度で、誰でもなるレベルだと思う。家族もそういう認識らしい。病院に行って見ようと相談してみたら「あんた、自分うつ病だと思ってるの?」と皮肉ってきた(少なくとも自分にはそう聞こえた)。病気でもないのに病院に行くのは恥ずかしいことだと思ってるし、腹が立って病院には行かなかった。そもそも健康になろうとも思いたくなかったはずなのに、一時だけなろうと思った自分を恥じた。もし自分病気だとしても、健康になんかならなくてもいい。健康になった所で何が残るの?この状態をもう少し放置していれば、環境は今より過酷になるし、嫌でも自殺する気が起きるだろうな・・・と甘い妄想を続けている。いいからさっさと死ね。むしろ殺せ。

2009-01-17

http://anond.hatelabo.jp/20090116022247

そらひどい目にあったなー。毅然と対応できたあんたはえらい。

トラブル起きると、ホント疲れるよな。俺も今日いやな目にあった。鬱悪化気味だわ。そんなわけで今日増田にいる。

 たまに、いや、結構最近頻繁に、思う。仕事で、自分のことをゆっくり見つめる暇もなく追い立てられ、経済に取り残されないように必死で経済記事を読み、日経を読み、保険にも入って、もちろん仕事についてきために仕事の知識も調べ、そうやってサバイバルのために知識を磨いて、誰にも負けないように、なめられないように、人並みの人生を送るために、っていつも必死にしているんだけど、私って、一体なんのために頑張っているんだろうって。

数年前の俺にちょっとカブる。てか、今のこの時期、数年前の俺より大変な環境だよな。俺はそれで、うつになって、「もういいか」って実家に帰って転職して、今じゃ無職になってるけど、貯めたお金(と親)があるおかげで今はゆっくり休んでる。十何年かぶりに昔の夢を追いかけてみて、ダメだったら何かの資格取って、最底辺あたりでも生きていくつもりだ。大学全入時代だし、子供への教育は塾に通わせなくても家で教えればいいし。核家族ではなくて三世代同居なら子育ても楽になるし光熱費も安上がりになるし。LOHASって生きかたもあるわけで。

ところでさ、日経ってひどい媒体でさ、まあ俺は日経新聞じゃなくて日経ビジネスをよく読んでたんだけど、連中、新しい経営とかを紹介した数年後にはそれを否定する記事を書くのな。最低なマッチポンプ週刊誌だよ。連中に振り回されてる企業経営者とか日本経済って、気の毒というほかない。MBAって覚えてる?300万台クラブとか、今じゃ話題のわにもならないっしょ。

もちろん、それ読む事で一社員でありながら、経営者が何考えてもの言ってんのかが分かるってご利益はある。でもそれだけといってもいい。ちなみに健康保険共済が良いと俺は思うぞ。

もうそんな修羅で生きてく元気がこの先続くのか、来世は人間なんかに生まれ変わらずに岩とか星雲とか、生々しくない無機物に生まれ変わりたいよ。

まったくだ。生まれ変わり? No Thank youだよな。てか星雲になるっていいな。

ところで、眠れないとか早朝覚醒とか夜中に何度も目が覚めるとか、うつ状態が2週間以上続いてるとかだと、一応、燃え尽き症候群とかうつ病とか疑ってみてもいいんじゃないかと思うぞ。まあ、そんな事承知してるだろうし、なんでもかんでもメンタル系の病気扱いするはてな界隈の雰囲気も俺はどうかと思いつつ、こんな事書いて申し訳ないんだけど、一応、心配しちゃったので念のため。

 これは、多分単なる「疲れ」から来る疑問でないと思う。自分人生に根ざした、根本的な、なにか。これがいったいどこから来るのか見極めたいのだけれども、そいつの影も形も、全然見えたためしがないんで、どこからはじめたものか。ミクロ的に見れば悪いのは自分マクロ的に見れば社会?その自分社会をつくった国家世界

 本当に、どこから、こんな思いがやってくるんだろう?

ビョーキの話は置いといて、取っ掛かりがほしいんなら、とりあえず整理してみようぜ。自分性格と、価値観社会価値観を並べて書いて、衝突してないかチェックするんだ。

社会価値観自分を合わせようとして、疲れているんじゃないかとか。んじゃ自分にとって一番大事なのって、なんだろうとか。国家とか世界はちょっと大きすぎるから、それはとりあえず保留して。

で、いきなり社会といってもあまりにも多様すぎて大変なんで、自分会社の方針(建前)と、実際に行っている事(本音)がどうなってるのか整理してみたり。

自分理想の姿が、世の中の雰囲気の中で作られたものなのか、自分の根源的な欲求に基づくものなのか見極めてみる。自分はどうしたいのかとか。

俺の場合、高校のとき周りの目を気にしすぎて、「そういや、自分ってどんなやつだっけ」って見失っちまった時期があって、1年くらい悩んで、最終的に自分の感情を頼りに再構築した事がある。何が面白いのか、何が嫌なのか。他人がどう反応し様と、俺は面白いと思った事は面白いんだと。他の人がつまらんだじゃれだと白けて見せても、俺は自分が面白ければ笑っちまえと。

そんなわけで、何もかもが分からなくなったら、自分感覚を頼りにするって手もあるよ。

あとは、ビジネス書はちょっと置いといて、歴史モノとか読んだりして、昔の人の考え方と、今の人の考え方の違いとかを眺めてみると面白いかもよ。

 私みたいなヘタレ多分今の競争社会じゃ生きるな、つーことなんだろうか。しんどいのがデフォルトで、少しでも弱気な者から死んでいくのがこの陰惨な社会なんだろうか。

どーだろうね。未来社会じゃ、逆転するかもよ。最近強気のヤツでもどんどん死んじまう世の中だし。いずれゆり戻しが来るって。

で、そのしんどいの経験してるってことはさ、あとから来るヘタレが同じように悩んだとき、一般論に頼らず、自分言葉で相手が必要とする言葉を選べる能力を獲得してるってことなんだぜ?泣いても笑っても、食って寝りゃ生きるんだから、泣きながら生きてこうや。ずるずると生きていこうや

それに、選挙権持ってるオトナである以上、今の陰惨な社会をなんとか変えなきゃいけないと思ってるし、それは俺の目標でもある。諦めるのは、先送りにしようぜ。無理しない程度に。

てか、休もうぜ。疲れたら休むのが生き物ってもんだろ。逃げる体力は、残しとくもんだ。

2008-12-31

カウンセラーが診断したら医師法違反かな?

医師法第17条で医業は医師以外がしたらダメってなってる。

心理カウンセラーも「うつ病です」とか「PTSDです」とか言うとまずそうだ、ということは当然知ってる。

でも「うつ状態かもしれません」とか言うのは少し言葉や語尾が変わっただけで微妙だと思う。

あと「休ませた方がいいです」とか本人や職場に助言したとしたらどうだろう?

別に専門家として命令してるわけでなかったり、正式な文書にしなかったとしても、結構なインパクトがあると思うし、こんな感じの発言って"治療の指示"にならない?

どちらもグレーゾーンだと思うけど、厚生労働省司法はこの関連でトラブルが起きたらどう判断するのかな?

まあ、薬を処方したりとか、注射をしたり、診断書を書いたり、なんて明らかに医師しかしてはいけないことをするわけはないのだけれどー。

でも精神科医の中には心理カウンセラー国家資格でなく、乱立してるから「勝手に診断してけしからん!」なんて考えている人もいるらしいと聞いたので気になってる。。。

2008-12-30

性欲減退

もともと盛んなほうではないけれど、それでもたまに盛っていた・・・

が。

うつ状態になって、安定剤をもらうようになったら、そんな気分にまったくなれない。

セフレをどうしようか悩んでいる。

相手は腰を痛めてそれどころじゃないらしいのでいいか。。

というか、性欲減退ってこんなにも悲しいものだと思わなかった。

2008-12-27

http://anond.hatelabo.jp/20081227154807

http://www.geocities.jp/botsuwan/newpage4.htm

「双極型」の躁うつ病についてです。「双極性障害」とも言います。躁状態(躁病相)とうつ状態うつ病相)が繰り返し現れます。20??30歳くらいと、50代以上の高齢者に発病しやすく、精神分裂病統合失調症)が遅くても40歳くらいまでの発病なのに比べると、高齢で初発することもありうる病気です。

うつ状態うつ病相)の症状については既に述べましたので、躁状態(躁病相)の症状についてお話しします。躁状態では易刺激性(些細なことで怒りっぽい)、多弁、多動、行為心迫(次々と何かをせずにはいられない)、不眠(眠れないのではなく眠らなくても平気)、観念奔逸(話すことのまとまりが悪くなる)、誇大性などが見られ、周囲に多大な迷惑を及ぼします。しかし放置していても自然寛解自然に病状がおさまる)する場合も少なくないため、性格の問題(時々怒りっぽくなる人etc.)の問題として長年(何十年と)治療を受けずに放置されている場合も少なくありません。単極型のうつ病と同じく病状がおさまれば普通に生活ができ、人格変化などを残すことが少ないため、一見して精神病気と気づかれにくいのでしょう。

しかしさすがに躁状態のひどい時は周囲に迷惑、被害を及ぼしますので、警察などが介入して精神病院入院のやむなきに至ります。このときは本人は自分がどう悪いかがわからなる一方で(病識欠如)、強制入院させられたことだけは覚えていて、入院させた病院家族に不満を持つことになります。このため寛解後は通院、服薬を中断しがちです(どう悪いかがわからず強制入院させられた訳ですから無理もありませんが・・・)。したがって急性期の強制入院はやむを得ないことながら、できるだけ早い、軽症なうちの精神科受診が望まれます。(H16.2.2??2.3)。

躁うつ病治療躁状態うつ状態治療はもちろんですが、長期的にみて大切なのは躁とうつの波を小さくする「病相予防効果」「再燃予防効果」のある薬を長期にわたり服用してもらうことです。

躁病相ではイライラ、興奮などが目立ちますので鎮静作用の強い薬を使います。うつ病相では抗うつ薬と休息を中心としたうつ病治療を行います。しかしこれでは躁病相、うつ病相が現れたときにその場しのぎの治療をするだけになってしまいますので、「ムード・スタビライザー(mood stabilizer)」と呼ばれる薬を長期にわたり服用してもらい、病相予防、再燃予防をはかります。この薬は躁病相でもうつ病相でもない時期すなわち「中間期」でも服用が必要です。

---------------------------------------------------------

俺の見たてではありむーの病状は

単なる寝不足

2008-12-08

猫を飼っている。完全室内飼い。

たまに外に出たがってうるさいので、抱えて車道直前まで行く。

するとビビリ入って必死でしがみついている。

一年のうちに10日も外に出ていないのに猫はこの狭い空間で

すごして気がおかしくならないのだろうか。

私はどんどんおかしくなっている気がする。

だって、私は自分の意志で外に出る事ができるのに

何故か外が怖くてなかなか外に出られない。

出られるのは必要に迫られたときか時折ハイになったとき。

もっと外に出ればこのおかしさは治っていくとわかっているのに

足がすくむ。布団に入りたくなる。

編み物を編んだり絵を描いたりすれば楽しいはずなのに

横になりたくなる。やわらかい布に包まれたい。

うつ状態と診断された頃からは、薬のおかげでかなりよくなった。

よくなって、自分がいかにだめな大人に成長したことがわかってきた。

存在無駄なので死にたい。でも度胸がないので死ねない。

わずかな私の家族が私の死で苦しめられる事が、今の私でも予想は可能だ、

死ねない自分お荷物になっている事でさらに身動きが取れなくなる。

動けない。外に出てお金を使いたくなる事に罪悪感。

靴をはきつぶして新しい靴を買う事にも申し訳なく思う。

全裸で外に出れば、周りの人に不快感を与え警察のお世話になり

さらに家族に迷惑がかかる。

潔くないどろどろとみにくく存在する自分

という中二病ポエム

俺から言える事は、陽のあたらない部屋に一日中住むのはやめた方がいいよという事。

2008-09-04

心が折れてしまって病める(辞める)その前にチェック。

http://anond.hatelabo.jp/20080903110415

に刺激されたので、とりあえず書いておく。わしもうつがうつだとわからないままにやめた→苦労したクチだから。

・勤めてる企業大企業(名前を行って普通に通るようなとこ)だったらとりあえず、しがみつく。休職でも何でもいいから。

・中小であっても、しかるべき手続きを踏んでおくこと。とりあえず、誠意は尽くそう、未来の自分のために。

・心が折れてるなら精神科心療内科うつ病って病名が付くかうつ状態という診断書が出る可能性大。

・診断書が出たら傷病手当金を取りに行け。会社健康保険に入ってたら労務不能状態になった4日目から出る。給料の2/3と考えていい。(ただし、日額が計算のベースになるので実質はそれより低いけどないよりずっと心の支えになる)

・傷病手当は「健康保険」からでるので会社の腹は1銭も痛まない。ちゃんと保険料払ってるんだからしっかり使おう。この制度、単純に怪我して休んだ場合なんかでも使える。

・辞めるのであれば会社都合にしてもらえるか交渉してみる価値はあり。自己都合だと雇用保険3ヶ月間待機になる。会社都合なら7日待機でOK。ただし、蓄えがあるのならここで条件闘争するのは面倒かも。

・傷病手当を取って、心の折れてる状態で辞めるのなら、とりあえず健保は任意継続にすること(ここ重要)。保険料は会社もちだった分が自腹になる分およそ2倍になるが、傷病手当が取れているのならそれでバーター以上の価値はあるはず。小さい会社で事務員さんが???の状態の時は会社の顧問社労士さんの連絡先を聞いてそこに助けを求めるべし。傷病手当は1年6ヶ月継続可能だ。この間に節約モード&ゆっくり過ごしてしっかり治して、納得のいく職場に行こう。

・辞めた後の保険証国保になるが、これが半端でなく高い。昨年の所得を元に計算されてる上に、元々国保自営業者(農林漁業とか退職者)むけ、つまり所得の低い人を想定してるからね。辞めてしまう前に遅刻してでもいいから、去年の年収を控えて市役所の国保年金担当課へGOだ。できれば給与明細ももって(天引きの健保料が載ってるからね)。試算してもらえればきっと目玉を剥くような保険料を言い渡されるはずだ。

国保も健保なしは危険だ。万一怪我とか急病したらどうするんだ。考えてもみろ!

・親兄弟の健保に「一時的に」入れてもらう手がないか調べてみる。

・もし「うつ病」であれば「障害者自立支援医療」(旧精神保健法32条にほぼ相当)を申請すること。通常3割負担のところ1割負担で治療が受けられる。医者に「治療費がかさむのが心配です」と切り出してみよう。名前が名前だけになかなか思いつかない&抵抗感ありなのだが、とにかく非常事態だ。背に腹は替えられない。

再就職よりもまずは心身を治せ(これ大事)。ケアは速ければ速いほどよい。急がば回れだ。

ハローワークには時々でもいいから通うこと。たまには条件も変えて検索してみる。年齢が違ってもいい。ネットだけじゃみえない(ネット非公開)案件もある。この企業はいつも求人だしてるなー(慢性的人手不足ブラック?)とかいろいろ見方を変えてみる。

・違う地域のハロワをのぞいてみるのも手だ。

求人検索の条件はいろいろ変えてみること。求人が思わぬカテゴリに潜んでる場合がある。

人材紹介はあんありあてにならない。でも時々親身なところもある。要は人つながり。

・本ばっかり読んでないで、街をぶらつくとかも結構大事。

・母校にとりあえずコンタクトしてみてはどうか。ダメで元々である。

精神世界系とかに行く人も多い。ある意味真を突いてはいるのだが、金を吸われることも多いから、気をつけろ。

・とりあえず、マルチ系とか、おいしそうな話しは全部outと思ってOK。

雑に書いてしまったが、とにかくサバイバルだ。

3年やってきた自分が言うのもなんだが、死ぬのは安直にして愚かなり。

だから、何とか生き抜こう、何かと生きにくい世のなかだけどさ。

ここまで読んでくれてありがとうね。心から感謝する。(そうそう、感謝の気持ちも大事だよ。意外と普通の生活だと忘れがちだから。)

2008-08-25

この気持ちをどうしたらいいのかわからない

病気になった原因の人に半ば押し切られるように病院へ行き現在投薬治療中。

原因になったこと自体はもうずいぶん前から続いていることで、発病してからもおそらく10年以上経っている。医者もそういったし自分でもわかっていた。それでも何とかやってきたし一応特に支障なく日常生活をこなせてはいた。ここのところちょっと落ち込みすぎでしんどくてとにかく寝ていたいけれども、とりあえず薬の力を借りても借りなくてもそのうち上り調子になってまた同じサイクルに戻っていくことは自分でよくわかっている。今の自分に必要なものは休息なのだ。根本的な問題が取り除けるならそれでいいと思うので病院には通い続けている。自分のこの気分の上下は少々厄介だ。考えなくてすむようになるなら、それはそれで楽なことだから治せるものだというのなら治したいと思っている。でも今必要なものは休息だ。

だけれども原因になった人はいけといったのは自分のくせに、投薬治療をしていることを異様に攻め立ててくる。あれだから悪い、これだから悪い、あれをしたらどうか、これをしたらどうか、日々うるさく付きまとい自分が原因かもしれないことはうすうす感づいているらしくそのことも口にするが、しかしとりあえずうるさい。頭がいたい、寝ていたいと少しでも漏らすと「薬なんかに頼っているから」「治そうという気がないから」「とにかくあれをすればよくなるから」「怠け癖があるのが悪い」

根本的に病気のことがわかっていないにしてもうるさいし、ますます頭痛がひどくなる一方だ。おかげさまでどんどんうつ状態が加速している。あの人に干渉されるとそれが原因で欝状態になる。しかしそれらしいことを少しでも口の端に上らせれば激昂する、匂わせれば拗ねていじけて生活の邪魔をする、かといってはいはいと流していれば過干渉。おそらく認めたくないのだろう。自分が原因であるということもそのせいで病気になっているということも。いい人でありたいだけなのだ。鬱陶しい。

どうしたらいいんだ。とにかく寝ていたいだけなんだが。病院やめればいいのか。正直もう一人でがんばるのも耐えるのも抱え続けているのもつらいししんどいし、原因になるひともうっとうしいので縁を切りたいのだがいかんせん気力がない。病気にしては正しい判断ができているように思われるが理性のコントロールができすぎているだけでそれで疲れているときいた。一日中いらいらして仕事は手につかないし頭は痛いし食欲は湧かないし眠いしもうなんていうか。消えたい。

2008-08-23

anond:20080823080411

元増田です。あの記事は以下の記事の続き。

anond:20080818011210

うつ病が「移る」というのは、こういう当事者の実態を無視する安易で失礼な表現だと思うよ。」ってのはそう思う。

でも、「うつになる要因はかなり個人的な部分が多い」ってのは実証されてないんじゃないかな。

うつ状態」になることはよくあるけど「うつ病」あるいは「躁鬱病」であると判断するには一定の基準があるというか、気分障害だけどほとんど体の問題が多いと思うんだよね。で、「うつ病」が完治するって本当にまれなケースなんだよね。殆どの人が再発する。で、一生この病気と付き合って行かなきゃ行けない。

親子とか男女とか親密な関係だと共依存とか発生しやすいし、それこそ普通人間関係の壁を取っ払った極みだからそこには普通病理が発生するのだとは思うよ。「うつ状態」や「うつ病」だけじゃなくてもね。

精神病って伝染るの?2

レスだけど

まず、今「精神病」ってカテゴリを使うのが無意味だってことをわかってほしいな。昔は、「精神分裂病」、「双極性障害躁鬱病)」、「てんかん」を三大精神病と言ってたんだけど、今は精神病にはいるのは「統合失調症精神分裂病)」だけ。「双極性障害躁鬱病)」は「気分障害」の下位カテゴリだし、「てんかん」は脳の器質的障害とはっきりしたから「精神病」には入らないんだよ。だから、今「精神病」という言葉を使う必要はないんだよ。

anond:20080818011449

そうかなぁ。俺は鬱病七年間患ってるけど、明らかに鬱の人って一人くらいしかいないなぁ。彼女でちょっとメンタル系の人はいたけれど、まあ関係性の問題もあるから、「伝染した」と言えるのかもしれないけど。

anond:20080818011628

カップルの片方が「うつ病」になったって言うのが診断上の事実だったらちょっとびっくりだな。まあ、彼氏彼女同棲って密着した関係になると共依存的なことは起こりやすいと思うけど。それにしても、うつ病気分障害)は精神病じゃないよ。

anond:20080818012910

「うつのメンヘラ」ってのが「うつ状態をたまに示すメンヘラ」って言うのならあると思うよ。でもうつ病の診断基準は結構しっかりしてる。身体症状がやっぱりあるからね

ただ、「うつ状態をたまに示すメンヘラ」の人は、単純に鬱傾向な人なのか、擬態うつ病なんだよきっと。

精神病感染するか」っていう観点は、「統合失調症」が確率的に遺伝するってのと、「うつ病」になりやすい病前性格が遺伝すると考えるとありかもしれない。

でも、精神病ウイルスや菌みたいに感染するってのは無い。メンタル的な病が共依存的になって健康な人を害することはあるかもしれないけど。

2008-06-24

http://anond.hatelabo.jp/20080624120104

身内がうつっぽいと、対応に困るのはあるなあ。

俺自身がうつだけど、俺は自分で病院行った。

俺の場合、うつ状態になると、「電源が切れた状態」になるから、全然反応しないのね。返事する気力もなくなる。

そんなカンジだったら、調子が良さそうな時に、友達がうつでサーみたいなカンジで、うつについて話してみるといいと思う。

2008-06-01

http://anond.hatelabo.jp/20080601040957

はーい、うつで公金補助受けて通院中の増田ですー。

元増田うつ状態に入っているのかも。悩んでないで一度病院へ行ってみるべし。

眠れるだけでも楽になりますよ。意外とそれだけで治っちゃうかもしれない。案外眠り重要です。

失業中だということで、お金がないだろうと想像

精神科は意外と診療費が高い。薬代も高い。だから、長くなるようなら公金補助おすすめ

公金補助の正式名称は、「自立支援医療費(精神通院)」といいます。

自分の前年収入にもよるんだけど、精神科医療費精神科から処方箋が出ている薬代が

1割負担になったり無料になったりします。(支給条件あり)

申請のときに診断書代がけっこうかかるんだけど、あとの医療費で十分カバーできます。

詳しくは保健所とかで教えてもらえるので、電話してみてね。

2008-05-06

http://anond.hatelabo.jp/20080503224220

一日一日を生きていくのに必死で目の前のことしか考えられないんだと思う。

普通の人なら一ヶ月単位家計を考えるし、金に余裕があればそれこそ人生設計も立てられるんだろうけどさ。

日雇いで生きてる人は“今日”を生きることができれば、残った金も使っちゃうのかもしれないな。

仕事も1年以上にわたるプロジェクトなんかに関わることもできず、一日のノルマが決まってるもんばっかだし、目先のことしか考えられないようになっている。

それに加えて、下流食いビジネスの罠。最近フリーター労組も活動してるみたいだけど、これまではそういう労働者の権利や法律なんて教えられず、「現場では派遣先の指示をよく聞くこと」(態度が悪ければ次から仕事がこない)なんて「グッドウィルの一員としてのマナー」を教え込まれてるんだろう。

それから、貧困状態になるとセロトニンが不足してうつ状態になるらしい。やる気や向上心が出なくなり、冷静な思考ができなるなるのも、これと関係があるのかもしれない。そのストレス解消にパチスロや酒に頼るって側面もあるだろうな。

貧しい人ほど、外部からみれば「何でそんな不合理なことやってんの?」とか「そりゃ自業自得だろ」って言いたくなるようなことやってたりするけど、以上のような心理メカニズムが働いているのだと思う。

まあ、生活に安心感がなければ「ダメでもともと、何でもチャレンジしてみよう」って気にはならないよな。少しでも失敗すれば死ぬ確率がグンと高まるんだし。先の見えない日雇いでも、今の生活にしがみついていた方がマシっていうのは、ある意味で合理的な判断ともいえる。

2008-04-30

39歳 全財産100円/細切れ雇用 食いつなぐ生活

 「恥ずかしながら、これが私の全財産でして」

 4月15日夜、東京飯田橋近くのNPO法人「自立生活サポートセンターもやい」。男性(39)は財布の中身を見せて、うなだれた。

 財布には小銭ばかりで100円ほど。前日に古本屋で本を売った400円の残りだ。飯田橋までの電車賃もぎりぎりだった。

 都内の電気工事会社の下請けで働くこの男性は、生活困窮者を支援する「もやい」に助けを求めていた。

 「いつお金が入りますか」

 「4月18日です」

 「いくらぐらい?」

 「たぶん、3万~4万円」

 「その額でいつまで」

 「次の給料日5月20日

 「それじゃあ、苦しいですねえ。どうしますか」

 「18日までしのげれば、アルバイトでなんとか……」

 1万円を工面してもらい、米5キロと缶詰5個をもらってしのぐことになった。両親は年金暮らしで頼れない。

 「本当にお恥ずかしい。仕事を探しながら働く繰り返しで、失業保険貯金もないものですから……」。何度も頭を下げてはお礼を言った。

 

 男性は99年、都内の私立大学卒業した。浪人留年を重ね、このとき30歳。就職氷河期まっただ中だった。

 派遣労働者として働きながら、就職活動を続けたが決まらない。派遣会社10社以上に登録し、契約が切れると清掃業務や建設作業などで食いつないだ。たまに採用されても契約社員扱い。細切れ雇用の全部は本人も思い出せない。

 そのうち面接で「どうして職をそんなに転々としているのか」と聞かれるようになった。これまで60社以上の面接を受けたが、正社員への壁は高くなるばかりだ。

 いまは工事で余った廃材の片づけなどをする仕事正社員希望したが、半年間の契約社員。日給1万円、翌月払いだ。3月下旬に入社し、3月は5日間働いた。

 ところが、4月18日給料日、3月分の給与明細を見てがくぜんとした。手取りはたったの2万1814円。健康保険料9456円、厚生年金保険料1万7995円、雇用保険料735円が天引きされていた。

 これでは家賃3万200円にも足りない。日雇い派遣大手のフルキャストを通じ、夜も仕事を始めた。

 午後5時に仕事が終わると、すぐ派遣先の倉庫へ。6時半から10時まで、ベルトコンベヤーに追われながら荷物の積み込み作業。時給は1千円。一晩で3500円にしかならない。

 くたくたでアパートに帰る。倉庫の仕事を始めた初日、1回430円の銭湯は高いのであきらめた。部屋は4畳半一間の風呂なし共同便所。布団はなく、2枚の毛布の間に入って眠る。2日続けたが、3日目に会社を休んだ。ダブルワークで疲れ切った。数少ない楽しみ携帯電話代1万1千円の支払期限で憂うつでもあった。翌日が、会社に昼の弁当代の3月分2千円を支払う日だったことも気分をめいらせた。

 翌朝。通勤途中、スーツ姿のサラリーマンたちが足早に彼を追い抜いていく。まもなく40歳になる。その数カ月後には、雇用契約更新時期がまたやってくる。

 「やっぱり、私のような人間では駄目なんです。ピシッとスーツを着て、ライフステージを踏んできましたって胸を張れないと、正社員にはなれない。そういう厚い壁を感じてしまいます」

 

 男性はたびたび、自分のことを「私のような人間」と呼んだ。まじめに働いても、30歳で大学を出たというだけで貧困から抜け出せない。広がる「ワーキングプア(働く貧困層)」。1年間働いても200万円以下しか収入がない人は、06年に1千万人を超えた。

福間大介)

職求め、坂道を転がる日々/32歳、脱・生活保護「やってみる」

 神奈川県内のハローワーク女性(32)が求人票を見始めて、もう3時間になる。

 「一般事務 18万円以上」。パソコンの画面には1度に20件の求人が表示される。55ページ目に入った。

 充血した目をしばたく。

 「資格持ってないと、全然だめみたい」

 高校卒業後、3年間は正社員だった。その後はバイト製造業派遣日雇い派遣へと。「坂道を転がるような日々」だった。昨年夏から生活保護を受けている。

 保護費は住宅扶助を合わせて約12万円。簿記パソコン資格がないと、選べる仕事の基本給は15万円程度。社会保険料税金を引くと手取り保護費を下回ってしまう。

 気を取り直して、5社分の求人票を持って窓口へ。職員から聞かれた。

 「経理の経験は?」

 「あります」

 「何年前?」

 「……9年くらい前」

 「ああ、それじゃだめよ」

 基本給20万円の事務職の求人には、履歴書を送ることもできなかった。

 

 高校を出て東京都内会計事務所に入った。実家から通勤2時間手取りは12万円ちょっと。気力も体力も尽き、3年でやめてバイト生活へ。居酒屋遊園地雑貨店……。転々とした。「ちゃんと仕事をしろ」という両親と口論が絶えなかった。「私だって必死で働いているのに」

 29歳の時、「仕切り直し」のつもりで、人材派遣会社日研総業に登録した。前年の04年に製造業への派遣が解禁され、求人誌には寮付きの仕事があふれていた。

 最初に行った宇都宮市キヤノンカメラ工場は、「長期」のはずが、減産を理由に3カ月で雇い止めになった。部品を組み合わせて2センチほどのモーターを作る仕事。寮費を引いて手取り約10万円。派遣仲間との間柄も良かった。「ここで1年働けたら、人生変わっていたかも」とつぶやく。

 派遣会社コラボレート(現プレミアライン)に変えた。横浜市内の松下電器産業工場携帯電話を組み立てた。寮費から冷蔵庫レンタル代まで引かれ、手取りは3万円以下。社会保険もなし。虫歯が悪化し、消費者金融借金して歯医者に行った。

 「先が見えないまま走っている感じだった」

 1年半で、派遣先は計4カ所。けがで働けなくなり、実家に戻った。その後もグッドウィルに登録して日雇い派遣。20日働いて収入は月7万円だった。両親との仲も悪いまま。うつ状態になった。

 

 昨年夏、家を出た。誰でも加入できる「首都圏青年ユニオン」を知り、相談に行った。書記長の河添誠さん(43)が笑顔で迎えた。「つらかったこれまでのことを、初めて人に話せた」

 付き添ってもらい、生活保護を申請した。以来、父母とは連絡をとっていない。

 彼女と一緒に実家のある神奈川県地方都市へ向かった。実家の手前で足が止まり、たとりつけなかった。実家を出る前は、帰宅せずネットカフェコンビニで夜を明かしたこともあった。「親が携帯電話してきたことは一度もない」。目が潤んだ。

 彼女アパートも訪ねた。6畳の和室、テーブル代わりの段ボールの上に「求職活動状況報告書」が載っていた。仕事を探した日数や面接の結果などを書き、毎月、市の生活保護担当者に提出する。

 これまで15社受けて、すべて落ちた。大抵は「転職が多い」が理由だった。「派遣という選択は人生最大の失敗」と自分でも思う。面接で何をアピールしていいかわからない。

 自信をつけるためにも資格が欲しい。雇用保険に入っていれば、国の教育訓練給付簿記検定や社会保険労務士資格を取る講座が受けられる。だが日雇い派遣だったため、1年間の雇用が条件の雇用保険には入れなかった。

 4月下旬、商工会議所簿記検定の受験を申し込んだ。3級の検定費2500円は河添さんに借りた。本屋立ち読みして勉強するつもりだ。

 「やるだけやってみる」

(諸麦美紀)

すべり台社会」――再起支える仕組みに穴

 野宿者や失業者の支援が中心だったNPO法人「自立生活サポートセンターもやい」だが、ここ数年は、働いている若者や働き盛りの家族持ちも駆け込んでくる。相談日の毎週火曜は電話が鳴り響き、面接ブースに列ができ、まるで救急病院だ。

 事務局長の湯浅誠さん(39)は「いまは、少し踏み外しただけでもすぐに貧困のどん底まで滑り落ち、なかなかはい上がれない」と語り、「すべり台社会」と呼ぶ。

 90年代の不況期以来、正社員職場パート派遣労働者に置き換えられ、いまや、労働者の3人に1人が低賃金で働く非正社員に。非正社員は、正社員を前提にした社会保険からもこぼれ落ちてしまうことが多い。

 たとえば、雇用保険は原則、週20時間以上働き、1年以上の雇用見込みがなければ入れない。加入できても、失業手当をもらうには原則、直近2年間のうち1年以上保険料を納めていることが条件だ。短期契約を繰り返す非正社員が、失業手当を得ながら再就職先を探すのは難しい。

 健康保険厚生年金に入るのも、雇用期間が2カ月以内だと原則として対象外で、労働時間正社員の「おおむね4分の3以上」が条件だ。社会保険料負担を避けるため。わざわざ適用外になるように非正社員労働時間を設定している企業も珍しくない。

 さらに最後のセーフティーネットである生活保護制度は、自治体財政難を背景に窓口で違法な申請拒否が横行。生活保護費以下の収入しかない人でも、申請さえ受け付けない例が後を絶たない。

 都留文科大の後藤道夫教授社会哲学)は「日本社会保障制度は『働いても食べていけない』状態を想定していない」と指摘する。これまでは、正社員であれば企業職業訓練をし、医療年金住宅保障の機能も担ってきた。「非正社員にとって、日本の福祉は『底抜け』状態にある。自己責任を問うだけの時期はもう過ぎており、具体的な対策を議論すべきだ」

福間大介、諸麦美紀)

 

日本、貧困率ワースト2

経済協力開発機構OECD)諸国の相対的貧困率ワースト10

国名相対的貧困率
米国13.7
日本13.5
アイルランド11.9
イタリア11.5
カナダ10.3
ポルトガル9.6
ニュージーランド9.5
イギリス8.7
オーストラリア8.6
ドイツ8.0

OECDの対日経審査報告書06年版から作成。貧困率は生産年齢人口の所得分布の中央値の半分に満たない人の割合(%)

2008年4月30日付 朝日新聞 朝刊)

2008-04-25

3万4427人、悲しき真相 

 02年8月24日から29日にかけて横浜市で開かれた、第12回世界精神医学会(WPA)の推計によると、世界日本が実質自殺率1位でした。 

マスコミは同年、「自殺4年連続3万人超」「昨年 目立つ経済苦」などと報じました。遺書から動機や原因を分析したところ、「健康問題」が統計のある78年から連続してトップ。次いで2番目に多かったのが「経済・生活問題」で、内訳は多い順に「負債」「事業不振」「生活苦」「失業」「就職失敗」「倒産」でした。

年次別自殺者の推移を見てみると、1978年昭和53年)から1997(平成9年)までの自殺者数は年2万人台でしたが、1998年には3万2862人に急増します。1997年からの増加率は50歳代男性54%、同40歳代男性33%で、以後この傾向に変化はなく、20003年の自殺者数は3万4427人に達しています。このことから1998年は、自殺者が3万人台に定着した「自殺境界年」、また自殺理由の中で「経済・生活問題」が一気に上昇した「自殺理由境界年」に、当たります。

同年以降、同一グラフ上に完全失業率曲線と自殺率曲線を描くと、両曲線の推移は見事に一致します。また、東京都立衛生研究所は「日本における自殺の精密分析」において、「自殺の増減は景気の動向と密接に関連しているといえよう」と記しています。以上から、自殺誘引の大きい要素の1つに、失業増加があることが分かります。同時にこの動向は、日本男性マネーを生死の判断基準にさえしているという悲しき真相を、如実に語っています。

命あってこそ! 

人の願望の極致は、マネーにではなく幸福にあります。マネーは単なる幸福になるためのひとつの、しかもニュートラルな手段に過ぎません。東京上野公園小屋掛けするホームレスにも幸福な人はいます。マイクロソフトの創始者で、世界有数の資産ビル・ゲイツ幸福とは限らないのですから。

人は自殺するとき、うつ状態になるといわれています。しかし中には死ぬ前に生命保険に加入するなど冷静に計画を立てていた事例もありました。たとえ多額の生命保険金を受け取っても、遺族は悲しく悔しい思いに苛まれ、屈辱感・無気力感に襲われます。しかも、それらを生涯抱えて生きていかねばならず、いつまで経っても、遺族に春はやって来ないのです。

自殺する勇気があれば、人生やり直せる」などと、よく人口に膾炙されている警句は正しいのです。仕事の失敗、失業・不治の病などに遭遇したとき、死を考える気持ちは痛いほど私にも理解できます。しかしその試練はあなたにとって、人生に一度の、最高の学びのチャンスでもあるはずです。その苦しみを成長の機会に転じることができたなら、それは人生最高の歓びであり、財宝であり、自信として結実します――。

スポーツでも「ピンチの裏にチャンスあり」と言うではないですか。事実、ノーアウト満塁、絶体絶命のピンチを凌いで、逆転勝利する場面を私たちはたびたび観戦させられます。また命あってこそ、逆転満塁ホームランを打つ至福の瞬間を味得することが可能だし、打たなくても、その希望を常に持ち続けていくことができるのです。

ニッポン人の劣化  

日本アメリカ20世紀後半から21世紀初頭に、絶頂期を迎えた近代科学文明優等生でした。特に、日本はこの文明の熱心な教徒であり、保守革新哲学者もみな、その礼賛者でした。その執念が実って日本今日経済大国・技術大国になったのです。ところが、いまわが国は長期不況の下にあり、労働者失業や賃率の低下・長時間勤務・サービス残業に直面し、またフリーターニートも増えています。それに加えて、年金受給額の引き下げと負担増、近い将来に予想される消費税率引き上げが追い討ちをかけます。労働者にとって茨の道は長く、さらに厳しくなっていきますが、この程度ならまだいいのです。

亡国の兆候ともいえる事件が日本社会の隅々にまで広がり、それは明示的にあるいはメタンガスの気泡のように、不気味にぶつぶつと隠れて噴出し始めています。たとえば、最近マスコミ紙面を見てみましょう。「世帯所得、4年連続減」「個人自己破産 24万人」「雇用悪化が家計圧迫」「週50時間以上労働日本人4人に1人」「離婚率上昇中」「世帯の所得格差最大に」「働かない若者、年28万人に急増」「ニート急増、社会の機能不全映す」「不登校10年で倍増」「増える若者ひきこもり」「小学生1割強抑うつ傾向」「日本高校生 自分は駄目」「検挙少年、成人の8倍」「10年で治安悪化86%」などの見出しが踊っています。

さらに憂慮すべきことは、東京都衛生局のアンケートに対し、18歳から24歳の層が「仕事の疲れがとれない」「生活に張り合いを感じない」と答えたことです。他の調査では「授業中じっとしていない」が小学校で8割、中学校で6割、高校で5割、「首、肩のこり」「不登校」「腰痛」「腹痛」が中学校高校とも8割でした。これはいわば一昔前の老人に特有な症候群でした。日本若者は、精神的にも肉体的にも確実に老化に向かっているのです。

ともあれ実質世界一豊かな日本なのに、皮肉にもその豊かさ指標マネーを苦にして自ら命を絶つ同胞が後を絶ちません。しかもこの数の陰にはその10倍??20倍もの自殺候補者がいると推定され、日の出の来ない日没を見送るような、なんともやるせない心境にさせられます。

だが、《自殺大国》になったのは不思議でもなければ偶然でもありません。

芝伸太郎は、「日本人」、「鬱病者」という言葉を同意語的に用いています。つまり内向性・律義・几帳面・苦労性・馬鹿正直・融通がきかないなど日本人一般の人格構造を極端にしたのが鬱病者の人格構造だからです。この風土の中で培われてきた繊細な日本人メンタリティーが、価値観マネーに置く文明人間疎外の文明に拒否反応を起こしているからのです。

2008-02-12

うつと社会的地位

スーザン・グリーンフィールド『脳の探求』より

セロトニンうつ状態のつながりに熱狂するあまり、それを社会的地位の説明にまで拡大する科学者もいる。オナガザルの研究で、社会的階層の底辺にいるサルセロトニンの濃度が低く,頂点にいるサルは高いということがあきらかにされている。地位が上がると、セロトニンの濃度も高くなる。同じように、人間社会でも、地位の低い人(貧困者や女性)はセロトニンの濃度が低くなる傾向にあり、実際、うつ病は比較的このグループに多い。うつ病は、社会のより優位なグループメンバーに対して、地位を表明する手段として進化したという説もある。内向的でひかえめな行動は、将来ライバルとなるおそれがないことを示し、地位の高い者を安心させるというわけだ。(pp.188-190)

グリーンフィールド自身がこの説に賛同しているわけではないが、個人的には強く興味をひかれた。

2008-02-01

http://anond.hatelabo.jp/20080131215259

レスですまん。帰るの遅かったんだ。

辛かったんだろうな。今もきっと辛いんだろうな。きっと、休む時期なんだと思うよ。「周りに迷惑をかけたくない」っていうのは、体が「休みたい」って言ってるのを実は認めてるんだってことに気づいてる?

周りの人は結構頼りになるよ。実体験から。辛いんだって正直に言ったら、きっと全力で増田のことを助けてくれるよ。

自分も最初はプライドと抵抗があって、「うつ病」と診断した病院には二度と行かなくて、三件目で「あなたは"うつ状態"なんですよ」と言ってくれた病院に通って、半年で寛解した。会社休んだのは1ヶ月くらい。有休と代休使ってお釣りがくるくらいだった。

増田に、最後の日にその医者が言ってくれた言葉を贈るよ。

「自分を大切にしてください。自分を大切にするのと、甘やかすことは違います。どうか、幸せになってください。あなたが幸せなら、周りの人も幸せになります。自分にやさしく、そして、人にもやさしくしてください。」

いま一人でがんばっていて、辛い増田に、暖かい幸せが訪れますように。

2008-01-10

http://anond.hatelabo.jp/20080110013121

おぼろげに書いたことに対してつっこみを入れてもらい、だいぶ今の気持ちがわかってきた気がする。

気分変調や意欲減退を引き起こす、脳内物質の変調といった内因的な要素と、何もできなくてうまくいきそうもない現実があって、それから逃避し、甘え続けているといった外因的な要素は、相補的に絡み合い、大局的にみたときの「うつ」という状態を悪化させているのだと思う。その悪循環を解消するためには、自分の理性ではどうにもならない生理的なものと、現状に甘えてしまった結果もたらされるものを、線引きして考える必要があるのだろう。また、うつ状態が長期化してしまう原因として、ある程度回復してきたときに、再びスタートラインに立って現実を見すえなければならない、という恐怖から、退避した現状のままでいることに甘んじてしまい、うつから立ち直りたいという気持ちに矛盾引き起こしてしまう。

今の自分の精神状態を考えれば、投薬のおかげで、精神医療から見たうつ状態に対してはある程度の決着がついていて、否応なくおとずれる調子の波を感じ取り、自分なりの対応をすることもできるはずである。あとは自分に対する甘えに立ち向かっていかなければならなくて、だからこそ、体育会的な自己啓発論にすがりついてでも、なんとかしたいという方向に気持ちが向きつつあるのだと思う。

2007-11-11

オナ禁 24日目

リセット

最後にリセットしたのは、2007年10月18日(木)だ。

オナニーしている自分は、なりたい自分とはかけ離れている。

こんなことしても虚しいだけだと実感した。

次に射精するときは好きな女性の中だけと決めた。

そして、オナ禁を始めた。

指標

オナ禁 体験記

http://light.kakiko.com/sionta/onaTiken.htm

(↑この体験記と比較して検証しています)

 

■1日 - 10日

抜け毛が少なくなる

ここ数年でM字型のハゲになってきたが、特に変化は感じられない。

・朝の目覚めがスムーズになる

夜ふかしばかりしているので、特に変化は感じられない。

なかなか早寝早起きの生活パターンにできない。

ニキビ、湿疹、アブラ性が改善する 肌の質がよくなる

目の下のクマが消えない。特に変化は感じられない。

・攻撃的な性格になるが行動力は上がる

ここしばらくうつ状態無気力だったのが、多少改善されて、やる気が持てるようになったかもしれない。

やるべき事が、期限に追い詰められても逃げてばかりいたが、逃げずに取り組めるようになった。

・性欲を抑えるのが大変

エロ禁は普段から心がけているので、急にムラムラすることはあまりないが、それでも夜寝る前に淫らなイメージで遊ぶことはあった。

(好きな人とセックスすることを空想する。)

■10日 - 20日

・夢をよく見る

夢は見るけど、内容は覚えていない。

女の子の友達が増えた

同僚のNさんの態度が少し変わったように感じる。

=一緒にやった仕事の内容を話題にして、Nさんから自分に話しかけてきてくれる回数が増えた。

リセットが多い

オナ禁反動によって、いきなり性的衝動が生じるようなことは、特になかった。

夢精もしていない。

金玉パンパンに張って、今にも射精しそうというギリギリ感もない。

まだまだオナ禁は大丈夫だ。

まとめ

自分の場合、仕事の面で変化が感じられた。

やる気がなくて、うつ状態だったのが改善され、やりたくない仕事でも着手して片付けるだけの気力が持てるようになった。

いろいろなLifehackを試した中では、やる気・気力を高めるにはオナ禁が効果的だと思う。

2007-10-24

http://anond.hatelabo.jp/20071024220836

私もうつ状態になって精神科通ってたんだけど、いろいろ医者と話をして職場が原因だろうと分かった。すると「ふーむ、じゃあ会社やめますか」と医者が言うのですごく驚いた。うつの治し方としては「職場を辞めたりなど大きく環境を変えない方が良い」っていうのが定石らしく、何を読んでもそう書いてあるので辞めたりしない方がいいんだろうと思ってたんだけど、医者が言うには「いや、本にはそう書いてあるけど、実際は辞めてストレス源がなくなるとスーッと良くなることがすごく多い」らしい。

2007-10-21

http://anond.hatelabo.jp/20071021192459

俺はニートじゃないのか……!

それはともかく、いずれにしろどん詰まりなのは間違いないのだよ。

うつ状態ではある。

みんなに迷惑かけているね。ごめんね。

やっぱりゴールするよ。

バイバイ。みんな大好きだったよ。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん