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はてなキーワード: 大広間とは

2015-08-31

人生の平手打ち

昔のとある国での話だ。その国には数万円の借金で、10から20歳前までの女子が売られてくる。

そこの置屋金持ち屋敷で営業してた。玄関を開けると大広間があり、

上階に上がる大階段があった。そこに制服でもないが、白いショーツと白いシミーズの女子が、

30人ほど暮らしている。見た目はネバーランドみたいだった。現実的にもネバーランドなのだが。

そんなありきたりな話はしたくない。

初日、知り合いについて置屋に行った。別になんの気もなかったけど、

ぼーっと待っててもいいけど、待ってなくてもいいので、女子を買った。

16、17歳くらい、その中では年長組の方だろう。腕を組んできたり、

アイコンタクトしたり、アプローチしてくる女子もいるが、そんなに労働的じゃない。

まり、なんとなくそ女子を選んで、いや選ばれたのかもしれない。

その女子が暮らす一畳ほどの湿気った部屋で、セックスをした。

セックス気持ちがいい。

その女子と僕は第二外国語で会話ができた。

次の日も知り合いについて置屋に行った。一晩買っちゃおうかな。とウキウキだったから。

その日は待っていた。昨日の女子はいないかなと考えていると、

別の女子に手を引かれ、その女子を買った。その女子のことは何も思い出せない。

早々に終わって大広間で待っていると、昨日の女子が向こうから笑顔、いま思い出すなら悪魔笑顔

で僕にすたすたと歩いてきて、ぺちん。と平手打ちされた。意味がわからなかったが、

周りの女子はくすくす笑っている。どうして私がいるのに他のこと寝たの?

君がいなかったから…と第二外国語で話してる間もよく分からなかった。

知り合いが後で「そりゃそうだよ」と教えてくれるまで、分からなかった。

その夜は僕もその女子を一晩買った。そしてディスコに行った。

大雨でどうしようかという我々の手を引き、行こう!行こう!とびしょ濡れで行った。

フラッシュコマ送りのように踊る女子二人が、僕の顔を見ながら、

流れる音楽を口ずさみ "It's my life." と繰り返した。

年代想像されるのが嫌だが、書かなくちゃいけないことは、

ボン・ジョビの同名曲より前の話だ。その曲をもう一度聞きたい、

けど、それはその思い出をもう一度繰り返したいと同じことだ。

よくある話だ。誰にでもあるような話だ。

この話はエロ本質では無い。とこんな説明書きたくないが。

人生普遍的気持ちを共有できるのが、ニュータイプだよ、カミーユ

2014-05-24

http://anond.hatelabo.jp/20140524002333

これ読んで温泉入りたくなったので銭湯に来た。

いつも家でははカラスの行水なんだけど、

今日は一時間くらいかけてゆっくり入った。

大広間ソフローズン食べながらグダグダしてる。

最高だ。

2013-05-18

http://anond.hatelabo.jp/20130518090845

ちょっと確認するけど、それ、双方のカップルとも「異性」には恋愛感情を抱かないって前提だよね?

だったら真実を隠しておけば済む話。

戦前から戦後すぐくらいのころは、兄弟姉妹で同じ家に同居なんて、ごくごく当たり前にあった。つまり、1軒の家に3組も4組も夫婦がいることも珍しくなかった。

古民家みたいな、ふすま開けたら大広間になるような家に住んで、そこで大家族みたいに、みんなでごろごろ寝てれば、誰と誰が「夫婦」なのか、なんて、子どもは気にもしないよ。

どのみち、子どもがいたら、夫婦でもラブホとか行かないと、落ち着いてセックス出来ないから、外ですることになるだろうし。

お父さん同士で出かけても、お母さん同士で出かけても、子どもは不審には思わないだろし。どのみち、子どもってのは、親から離れていくもんなんだから、そのうち居なくなるし。

どうして、他人同士で住んでるのか聞かれたら「ルームシェアだ」と言えば済むし。対外的には「いとこ」くらいに言っておけばいい。珍しいと思われるかも知れないが、ゲイカップルほどレアじゃない。

どの組み合わせが「夫婦」だったか、本人たちが忘れさえしなきゃ大丈夫だろ。

2009-09-11

夢日記

 

ボクを含んだ十人ほどの大所帯で、その古びた旅館に訪れたのである。

一日目、ボクらは大広間にある机で談笑していると、誰かが、「 ・・・居るな 」

と呟いた。すると、何人かがうなずいた。白い洋服をまとった子供が、この机を囲むボクたちと共に、居る。

ボクには何も見えなかった。見えた者は十人中七人。多過ぎるだろ。苦笑

次のような会話をしたらしい。 「 キミ、誰? 」 「 あ、見えちゃった? 」 「 え? 」

すると、子供は消えてしまった。らしい。何だったんだろう・・・。

六日目、先程の見えてしまった七人は、或る決心をしていた。「 ちょっと封印して来る 」

何故。どうして。じっとしてようよ。残されたボクらは、彼らを見送ったが、彼らが戻って来ることは無かった。

十一日目、見ず知らずの十人が、ボクらが滞在する旅館を訪れた。先客が居たことを知らなかったようだ。

ボクらは、寂しさのあまり、ボクらに起きた奇妙なできごとを彼らに話さずには居られなかった。

彼らと打ち解けるのに、時間は掛からなかった。 「 もう大丈夫だ 」 「 安心して 」

その時は、また、あの大広間で、机を囲んで居た。笑う余裕すらあった。

だけど、ボクは、見えてしまっていた。白い洋服の子供が、居る。 「 見えちゃった? 」

「 え? 」 声が揃った。なんと、この大広間に居た者全てが、あの子供を見ていたのだ。

十六日目、ボクらは、相も変わらず、大広間に居た。何人か足りない。トイレにでも行ってるのだろう。

夜、その彼らが、戻って来た。空き缶で作られた列車のような形をしたものを抱えて。

「 何? 」 「 封印しといた 」 「 え? 」 何ともカンタンに云うなあ。

彼らは、それを、外に持ち出した。何処に持って行くのだろう。と思ったが、ボクらは見守るしかなかった。

すると、その列車のようなものが、木々の枝に引っ掛かってしまった! 音をたてて崩れる。

封印は解かれた。もわもわした紫色の光が中央から飛び出した。辺りの暗さも相俟って、幻想的な空間に見えた。

その光は、ボクらの居る室内に入り込んだ。室内では、蛍光灯の光に紛れ込み、その姿が見えなかった。

室内に居た仲間たちは、 「 刺された! 」 と叫んで、次々に倒れていった。刺すのか!

ボクは、 「 フラッシュ! 」 と唱えた。こんな力があったなんて。ボクは知らなかった。

このコトバを唱えると、見えない敵の姿を、数秒のあいだ、見ることが出来る。

ただ、これは、フリント式ライタアのように、なかなか成功しない。非常に差し迫ってるのに、なんだか笑ってしまう。

仲間たちは、 「 もう良いや・・・ 」 と諦めたようで、コタツに足を突っ込んで、眠り始めた。

どっちみち殺されるのなら、もう抵抗するだけムダだよ。ということだろう。仲間たちは、固まっている。

ボクは、独りだけで見えない敵と戦っていた。戦っていた、と云うより、逃げていた。 「 ふ、フラッシュ! 」

声が出なくなってしまった。ボクは、やっとこさ、諦めることが出来た。もう悔いは無い。

死んだ仲間たちの居るコタツに、ボクも足を突っ込んで、眠ろうとした。

ボクの足に触れたのは、彼らの足。交差する足と足。

生きている。彼らは、生きている。何故だか、そう思えて、ボクは笑った。

2007-12-12

横書きか縦書きか

面白い記事を見つけました。

雑誌俳句平成18年二月号の「「インターネットの功罪」という記事です。

この記事はインターネット俳句に対しどのような功罪(といいつつ悪いことばかり挙げてあったけど)をもたらしたかという事に関して書いてあって、

その中で目をひいたのは、「横書き俳句は何が問題か」という論題でした。

執筆者の福永さんは、現在インターネット掲載されている俳句のほとんどが横書きであることを批判し、俳句というのはいかに縦書きが大事だということを指摘していました。

例えばこんな例。

  瀧

  の

  上

  に

  水

  現 

  れ

  て

  落

後 ち

籐 に

夜 け

半 り 

という詩は横書きにすると、「句の力は九割方落ちる」とし

瀧の上に水現れて落ちにけり

この横書きの句を「何やらちょろちょろしょぼしょぼ、尿路障害症患者おしっこのようになってしまったではないか」と評しています。

また、

  愛

  さ

  れ

  ず

  し

  て

  沖

  の

  遠

  く

  に

藤 泳

田 ぐ

湘 な

子 り

という句は横書きにすると、

愛されずして沖の遠くに泳ぐなり

大広間の畳の上での水練か身悶えかと思える」と評しています。

う??んどうだろうね。前者は確かにそうかも知れないけど、後者の句は人によっては横書きの方がよいという人がいるんじゃないかな。

ただ少なくとも、既存の俳句の中から横書きになると情緒を損なう句の例を意図的に取りだし、さも俳句全体に悪影響を及ぼすという風に論じるのはせこいなぁと思う。

なんか初めから結論ありきみたいで。

逆に、横書きにすればかえって、面白くなる句もあるんじゃないかな。

残念ながら句に関して守備範囲外の僕は、具体的な例を挙げることは出来ないけど、

短歌だったら、

海知らぬ少女の前に麦藁帽のわれは両手をひろげていたり 寺山修司

これなんかは横書きにする方が詩感が表現できている気がするのは僕だけか?

でも是非はさておき、このような問題提起をすること自体はとても大事だと思う。

よしもとばなな先生は『Voice』(平成十九年三月)で「縦になるか横になるかぐらいで私の文章を変わらない」と頼もしいことをおっしゃっているけれども、

今後、縦か横か論争は、もっともっと深刻な形で議論されるようになるはず。

とりあえず漢字やひらがな、カタカナは縦書きが基本だから、横にすると読みづらいのは確か。

でもこれももっと若い世代は違和感がなくなるのかな。

2007-03-26

http://anond.hatelabo.jp/20070324231559 の続き

「はい、ありがとう

お嬢さんがそういうと、男の眼から生気が消えた。

早く通って、と言われて、裾を踏んづけそうになりながらあわてて男の横を通り抜ける。

「いったいアレは……」

「ここから先は限られた人だけを通すようにしているの。あれは門番。」

そうか、あれは合い言葉のようなものなのか。しかし決められた言葉、と言う割には当たり前のような言葉だったな。

少し違和感が残っていたが、さきほどの驚きにその違和感はかき消されてしまった。

お嬢さんに連れられて入ったのは、大広間、というには狭い部屋だった。いや、それでも自分の認識ではずいぶん大きいのだが。

「もうほとんどメンバーは揃っているわ。あなたが最後」

そういわれてもその部屋にはお嬢さんと僕以外誰もいない。どこか別の部屋にでもいるのだろうか。

「そうよ。まああなたはもう既に目を合わせてると思うけど」

といいつつお嬢さんは丸テーブルにあったグラスを手に取り、僕に渡した。

「少しアルコールが入っているけど、もう運転はしなくていいし」

もともとそれほど飲む方ではなかったけど、この仕事についてから酒は控えていた。いつ仕事を命ぜられるかわからない、という理由もないわけではなかったが、それはどちらかというと言い訳のようなものだ。夕食の時にも酒を出されることはなかったし、この屋敷に住み込みでいると、夜中にコンビニに出るのも何か面倒になる。昼間は昼間で、あの車でコンビニに入るのはどうもためらわれたし、そもそも昼間から酒を買いたいという気分にもならなかった。ところで、お嬢さんも同じ飲み物の入ったグラスを持っているような気がするけど、お嬢さん未成年じゃなかったか?久しぶりの酒だったからか、グラス1杯飲んだだけなのにずいぶん酔いが回るし思考も回る。目は回ってないけど。体はなんか暑いなあ。このドレス脱げるものなら脱ぎたいがこれからパーティで裸になるわけにもいかない。それにしても仮装パーティーでなんで女装なんだ。あれやっぱり酒だよなあ。お嬢さんそれ酒じゃないんですか?

「あら、これにはアルコールは入っていないのよ。慣れればそのほうがいいと思うんだけど、あなたは初めてだし」

なにか変なことを言われたような気がした。そういえばさっき夕食を食べたんだった。パーティで食事がでないなんてことがあるのか?いやそれは自分が"上流階級"のパーティなんてものを見たことがないからだけなのかな。第一この部屋じゃここの使用人が入っただけでいっぱいになっちゃうんじゃないか?まてよここの使用人って僕以外に誰がいたっけ。使用人とお客を集めたってもしかしてこの部屋に入っちゃうんじゃないか?

「初めてだから強すぎたのかもね。早くいったほうがいいわ。」

確かにそうだ。なんだか熱があるような気がする。お嬢さんに手を引っ張られるようにして僕は隣の部屋に入った。

2007-03-24

anond:20070319141446のつづき

タキシード蝶ネクタイ姿の女子高生廊下をゆっくりと歩いていく。

純白のドレスに身を包んだおとこおんな、こと、僕がそれに続く。肩には稠密な細工のショールを羽織り、足元には大きく開いたヒール

二人は、玄関の奥の間にあたる、大広間に向かっている。

何がなんだか分からない。

今日の朝、お嬢さんの様子がいつもと違っていた。朝のショッピングのとき、おばあさんが彼女と仲良くしてほしいと言った。夕方の迎えで、僕が運転手をするようになってから初めて、お嬢さんが友達を連れて帰った。

これらの事実から、どのようにして今の状況を導き出すことができるだろうか。

たとえば、女子は20歳まで男として育てられるという風習があって、ただし普段は普通に過ごしていて、たまに親戚が集まるときだけ仮装している、というのはどうか。いや、これでは僕の女装の説明がつかない。

たとえば、お嬢さんにはいささか倒錯した趣味があって、実は高校にも男装して行きたかったけれど新参の運転手に言い出せなくて我慢していて、カミングアウトする機会をうかがっていた、というのはどうか。いや、ないだろ。常識的に考えて。

僕は思い切って口を開いた。

「あの、お嬢さん

彼女が足を止めた。

「質問してもいいですか」

彼女は振り返って

「どうぞ」

と、少しだけまゆをひそめて、許可を告げた。

ええと、どこから訊いたものか。倒錯趣味コンプレックス説を考慮するなら、なんでそんな格好してるんですか、と訊くのは、まずい気がする。もっと間接的な言い方をしないといけない。というか、その説は忘れろ、自分。

今日は、何かあるんですか?」

僕がそう言うと、彼女は、しばらく黙って不思議そうにこっちを見ていた。

「ああ、あなたは何も知らなかったのかしら」「はあ。まったく分かりません」

「おばあちゃんが話していると思っていたから……ごめんなさい」

といって、彼女は少し間をおいた。

「これから、仮装パーティをするの。私たち家の者、働いている人、みんな来ることになっているわ」

彼女大広間のほうにちらっと目をやった。

「あと、お招きした人たちも」

仮装パーティ。僕の妄想と比べれば常識的な答えだった。要するにお遊びでお嬢さんたちが変装する、それに使用人も混ぜてもらっている、ということらしい。

「仮装パーティって……いったい何のためのパーティですか?」

パーティをするのは、楽しむために決まっているわ」

彼女はそういってタキシードを翻した。

「じゃあ、行きましょう」

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他の書いてた人、いなくなっちゃったかな?

誰か続き書いてください。

難しかったら、戻って分岐(やり直し?)してもいいですよ、きっと。

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