学生時代からずっと接客業やってて色んなモンスターを見てきた。世の中おかしな人なんてたくさんいるし、大体の事はスルーできる。
けど、先日未知のとんでもない化け物に出会い心が折れる経験をした。
平日の日中、6~70代の男が来店。
パートリーダーの私はクレーマーの思うようにはさせまいと相手にしないことにした。男はギャーギャー叫び続けたがこちらに非はないので、上辺だけの謝罪の後、次に待っているお客様の対応に切り替えた。
男はそのまま店から出たので一安心…したが、数分後に再度入店。さっき「急いでるんだ!!!」と叫んでたが嘘だったらしい。
おっさんはクレーマーが大好きな台詞「店長を呼べ!」を絶叫。店長不在日だったので責任者代行の男性社員を呼んだ。
ここから老害によるスーパーカスハラタイム発動。私と社員さんはお決まりの「誠意がない」「この店は駄目だ」「お前らは馬鹿だ」「俺の言う事わかってるのか?」「お前の態度はこの店の防犯カメラにちゃんと写ってるだろ、確認してみろ」等の罵声に小一時間晒された。
社員さんは私の態度が問題だとクレーマーが言ったことに反論し、クレーマー更にエスカレート。ずっと俯いてて分からなかったけど、他のお客様が後ろでギャラリーになってたらしい。
何度謝ってもクレーマーは帰る気配がなく、収まる様子もないので困り果ててしまった。ずっと罵倒されてるとこっちの思考回路も麻痺してきて、こっちも正気じゃなくなってた。
色々考える前に体が動いて、その場に土下座してしまった。自分が何をやってるのが全然現実味がなくて、エレンに土下座したライナーの物真似みたいだなあと思った。
傍にいた社員さんと、他のお客様が見かねて私を起こしてくれた。母と同世代のお客様が「あなたはそんな事しなくていいの」と言ってくれて、我に返った。
その後クレーマーは「俺を悪者扱いしやがって!」と更に激昂。私が悪い。男はどっかに晒すと言いながら私と社員の写真を撮り、最後までギャーギャー言いながら帰っていった。
後から本社にクレームの電話も入れたそうだが、本社は悪質クレーマーと判断しうまく対応してくれたと聞いた。
クレーマー帰った後、普通に仕事を続けた。人員不足の職場なので休む帰るという選択肢はなかった(周りは休んでていいと言ってくれたけど)。不思議と涙出たりはしなかった。
全身の震えが止まらなくて胃も痛かったけど、うちの店のお客様は優しい方が多いので少ししたら落ち着いた。
帰宅した後、何事もなかったように家族やペットと過ごした。私が職場で土下座したなんて知ったらどんな顔するだろうと思った。風呂場で一人になった時、起こしてくれたお客様を思い出してやっと涙が出てきた。いい歳した大人が情けないくらい泣いた。
こちらに非のないカスハラ案件なので、今後そのクレーマーが来て問題起こしたら相応の対応をするとのことだった。
あと同業者の友達に話を聞いてもらった。話聞いて慰めてくれる友達がいて、私は幸せだと思う。
多くの人が味方になってくれてるのに、まだ例のクレーマーが怖くて仕方ない。文章化したらスッキリするかと思ったけど、キーボード打つ手がずっと震えてる。
ネタ乙。警察呼べ
普通にカスハラ死刑の法律できて欲しい。カスハラする奴が死んでも家族とかも誰も困らないだろ
ワイが見たドキュメンタリーでは裸で土下座していろいろされて許されとったで
最近はAVでもドキュメンタリーあるの?
窓口で「考えたらわかるだろう!馬鹿か!」ってキレだしたおっさんに対して ノータイムで「馬鹿とはなんだ!あんたにそんなことを言われる筋合いはない!」ってキレ返して 散々怒鳴...
旧郵政時代から勤めてる人は役人気分だろうからな
局長が地元の有力者だったりするからな