2022-03-08

どうして私には私がいないんだろう

真剣に悩んでいる。誰か知恵を貸してほしい。

私は二次創作をする女オタクだ。

今ハマっているジャンルは数年前リリースするや否や大ブームになったゲーム。今もある程度のファン規模を持っており、メディアミックスやグッズ、コラボ展開などを多岐に渡ってしている。

その一方で、ゲーム自体は非常にシンプルかつ、メインストリーと呼べるもの希薄で、あるのは簡単世界観キャラクターの設定のみ。

その代わり、二次創作公式許可されているため、定番キャラ同士のカップリングから独自設定を大いに盛り込んだ1.5次創作とでも呼べるようなものまで幅広く二次創作が行われている。

そんな中で私は独自設定強めの、キャラクター×プレイヤーキャラ(容姿年齢性別などが公式提示されていないので、二次創作者によって自由キャラ造形されている)もの、という比較的癖強めな嗜好で二次創作をしている。

これが問題の一つの原因なのだが、ざっと話すとこうだ。

元々私はこのジャンルTwitterpixivを通し、様々なフォロワーや友人と楽しく交流していた。

なにしろジャンル人口が多いので、上記のような癖強めの嗜好でもそれなりに愛好者がいたのだった。

彼女らは殆どが絵や漫画小説やらの形で二次創作をする人だった。皆自分独自設定やプレイヤーキャラの造形に愛着を持っており、それを他者に話したり、作品感想をもらうことを求めていた。

ももちろん同じように話したい、感想が欲しい欲求を持っていたけれど、交流するにあたっては、相手が楽しく話せるように聞き役に回ることが多かった。

理由は、自分がそういう風に話を聞いてもらったら嬉しいと思うから。それで相手が喜んでくれたらいいなと思っていたためだった。

ただ、最近相手が本当に一方的になるというか、私が自分創作話をしようとしても相手話題に持っていってしまう(いわゆる会話泥棒というやつに近いだろう)など、「これ私都合のいい無料話し聞きマシーンになってないか……?」ということが複数人との間で多発していた。

そんな中で私の心には不平等感と、本当は私も話を聞いてもらいたいのに……という欲求不満が積もっていった。

しかし、黙っていてはわからない。

流石にちょっとそれは悲しいし私の話も聞いてもらいたいな、ということを相手に伝えた。

が、わかった、と言ってくれたのに次話したら元通り、みたいなことが複数人と続いた。

私はなんとか打開策を探して、他に誰か私の話聞いてくれる人いないかな、という旨のツイートをした。

ありがたいことに、数人聞くよーと言ってくださる方がいた。

が、結果、これが私のモヤモヤに追い討ちをかけた。蓋を開けてみたら、この方々も何故かめちゃくちゃ自分の話をしてきて私は相槌役……ということにしかならなかったのだ。

さすがに手詰まりだ。

この世に私の話聞いてくれる人はいないのだろうか。

私の話はそんなにも面白くないのだろうか。

これは本当に私の心の醜い部分だと思うが、

「私はみんなの話を聞いて、リアクションして、感想書いて、いいとこ見つけて褒めて……ってしているのに、私がそうして欲しいと思った時には誰も返してくれないんだな」……正直、そんな想いがよぎる。

見返りがほしくてやっていたわけではないはずなのに、そう思ってしま自分にも自己嫌悪で、余計に辛い。

どうしたらいいんだろう。

お金を払って話を聞いてもらうサービスは、探せばあるのかもしれない。ただ、こんなオタク話、それもニッチな1ジャンルの1嗜好に付き合ってくれるもの、となると、ちょっと難しい気がする。

どうしたらいいんだろう。

どうして私には「話を聞いて、リアクションして、感想書いて、いいとこ見つけて褒めて」くれる人がいないんだろう。

どうして私には、

私(が他者にしてあげるように私にしてくれる人)

がいないんだろう。

好意の返報性とか、情けは人の為ならずとか、そういうもの存在しなかったのか。

私にはそういうものを受け取る資格がないのか。

楽しそうなタイムラインを見ながら、なにもつぶやけないでいる。

だれか、この思いを乗り越えて先に進める方法を教えてほしい。

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