まず、この話はとある創作界隈で起こったことである。創作界隈と言っても繋がりたいタグをやっているような大規模なものではなく、ほぼ全員がそれ用の鍵垢を使ってやっているような感じだ。
別の創作で意気投合した7人が新しくみんなで創作しようとなって、それぞれがキャラクターを作った。
クソリバ女の集まりであるためABがあればBAもある、はたまたBCもACもあるというような、ごちゃごちゃのウロボロス状態で創作の二次創作を楽しんでいた。
本当につい最近までバズツイをそれぞれのカプに当てはめたり、テンプレをやったりして楽しんでいたのだ。
ことの発端はそのうちの1人が壁打ち垢を作ったことだった。
いつものアカウントで壁打ち垢を作って自キャラの話をしている、とその人(Hさんとする)が打ち明け、みんなはおい!みせろ!ただでさえ供給がないんだぞ!と揶揄いながら怒った。もちろん本気で怒ってなどいないし、ただ見たいなという気持ちで言っていた。
しかしそのアカウントの存在をそれからもちょこちょこほのめかしながらもHさんは壁打ち垢を明かそうとはしなかった。
しかしHさんはそのうち「壁打ちで言うのはいいけどこのアカウントでみんなの興味ない話したくないな〜w」などと言い出した。
自キャラの話なんかつまらないでしょ、という自虐ツイだと思うが、正直どう接すればいいのかわからなかった。
もちろんみんなそんなこと思っていないので、そんなことないよ、好きに話して、聞きたいよ!など優しい言葉をかけた。
そこで壁打ち垢問題(私が勝手に問題にしているだけ)は一度落ち着いた。
だから普段の話も自キャラが絡んでいるカプの話しかしない。まあそれはわりとそういうもんだと思うので、私が自キャラを絡ませるより他の子と他の子を取り扱ったカプの方が好きになっていたためそういう印象を受けたのかもしれない。
ある時この狭い集落でとあるカプが大半の性癖にささり、流行っているような状態になった。しかしそれにはHさんのキャラは関わっていなかった。
自キャラが絡んでないカプの話をしないHさんはもしかしたらそこで傷ついてしまったのかもしれない。
「需要のない話はできない」「みんな興味ない」「A(自キャラ)B読みたい」「CA読みたい」「DA浴びたい」といったツイが増えていった。
もちろんみんな流行りカプ以外の話もしていたが、Hさんはそれでは満足いかなかったらしい。ついには個人にまでAB描いて、CA描いて、というようにリプライを送りつけるようになった。
Hさんのキャラと私のキャラには接点がなかったが、 乞食はわたしにも回ってきた。私は前にも書いたが他の家の子の二次創作も好きなのでリクエストに答えて初めのうちは描いていた。
しかしHさん、わたしがどれだけリクエストに答えても一度「最高!」というだけでまた「AB浴びたい」ツイに戻ってしまうのだ。
わたしに能力がないことが原因なのはわかっている。最高!と一言言ってくれるだけでもとてもありがたいことだ。でもリクエストに答えるたびにそういう態度をとられていると、「ああ、この人が求めているのはただ単にABじゃなくて他の神々のABなんだな」と思ってしまうようになった。
私以外のみんなは神絵師ばかりだ。もちろんHさんも。私なんかの作品ではなくもっと他の素晴らしい絵柄で見たい気持ちがあるのだろう。
話して欲しいとか浴びたいとか言うくせに、私がネタ切れでHさんも話して、というと需要ないから恥ずかしいwと言って誤魔化して話さない。
元々Hさんのことも大好きだったしみんな大好きな人だったのにこんな気持ちになってしまうのが悲しくて、私は距離を置くことにした。
ミュートしてHさんの乞食ツイ(日常ツイは見ていた)(猫かわいい)を見ないようにし、別のアカウントで息抜きもした。
そして落ち着いてきたある日、Hさんは今まで隠していた壁打ち垢を教えた。
自キャラの話はここでするとトスでツイートしてIDを載せて、固定にしていた。
純粋に私は喜んでフォローした。壁打ち垢の存在を知らされてからしばらく経っていたので今まで見られなかったツイートが見られるとうきうきしていた。
ところがツイートはごくわずかだった。Hさんの普段のツイート量を考えると明らかに少ない。壁打ちで話しているといつも言っていたのに…。
でも恥ずかしいって言ってたし見せる前にツイ消ししたのかもしれないとポジティブに考えた。
しかし固定ツイにしてあるとはいえ時間帯と、トスがついていることからか、そのツイートが消されるまでに壁打ちをフォローしたのはたった2人だった(もう1人後から入ってきた)。
壁打ち垢は愚痴垢になった。
「ここにいる3人もどうせ義理でフォローしてくれただけ」「みんなわたしにもうちのこにも興味ない」「何言われても信用できない」
わたしにはもう何もいえなかった。ほかの人もそんなこと思ってないよ!なんてわからないから言えないし、そもそも私なんかの眼中にない。ほぼ私しか見ていないようなところでお前以外のフォローが欲しかったと言われているようで辛かった。
とまあ勝手に辛くなった。
Hさんはわたしの知らないところで別の人と喧嘩?をしたらしく、今は創作アカウントを消してしまって、愚痴垢のような壁打ち垢だけが残っている。
喧嘩した人のこともあからさまに嫌っているとかぐちぐち言っていたので誰と何について喧嘩したのかは大体わかっているがその件に関してはHさんが悪いと思っているので触れない。というか部外者なので触れようがない。
私には何ができたんだろう。
居心地の良い場所を守るために、均衡を保つために何ができたんだろう。
きっと何もできなかっただろうな。能力がないので。絵を描く才能もなければ文章力も語彙力もない。
おわです。
いつかみんなで集まってしたいことがたくさんあったのに、みんなで集まることはもうきっとない。
諸行無常。
ちょっと人としてアレなHさんが垢消した以上の情報が書いてないので、彼女のいないコミュニティが得られてよかったねとしか読めなくないですか? そのコミュニティ内において、あな...
好きな人がやなことしてるときにやなことするからおまえはもうきらい!てできないのが苦しんでいる理由かもしれない
人としてどうなんそれと思うことって、ほんとにそう思う対象の人がおかしいのかほんとは自分がおかしいのかわからんし常に自分がおかしい気がしちゃう