2017-06-05

徐々に整理されてきたジェンダー問題を考える

ここ数年で男女の性にまつわる問題大分整理されて、色々わかりやすくなってきた。

はてなでも非モテ論争とかフェミニズム問題点とか海外の状況とか色々あったけど。

その上で今後どう考えていくべきかな~という時の前提条件をちょこっと考えてみる。


フェミニズムの2大勢力が図式としてはっきりしてきた

まぁリベラルフェミニズムとラディカルフミニズムのことだけど。

正直専門的な人を除けばこの辺の切り分けが全然できてなかった。

というかはてなの詳しそうな人でも全然出来てなかった。

今まではフェミニズム側にも批判側にもそういう意識が薄くて両者ごった煮の滅茶苦茶なあまりにも不毛すぎる論争が続いてしまっていた。

ただ、最近はノルレボ関連や性表現に関する問題等でこの両者は思想が違うことがはっきりしてきているし議論する人達もその辺の違いを踏まえて発言する人が徐々に増えている感がある。

もちろん細かく言えばもっとフェミニズム思想があるんだけど、大きな勢力としてこの二つは押さえておくべきだと思う。


②一人一派は最早害

この辺は国内だとものすごい大流行していた時期があったけどもう下火。

Twitterとかでも批判する人が増えている。

未だにこの発言をしてる人は注意してみた方が良い。

もちろんリベラルだろうとラディカルだろうとフェミニズムフェミニズムなので無意味に分断する気はないけど。

からと言ってまったく自由であるというわけにはいかずある程度の枠は必要になってしまった。

それは次の事情理由になる


ミサンドリーイスラム思想

一人一派が最早意味がなくなってしまったのはこの二つが主な原因。

一人一派は女性同士の連帯が主な役割だったんだけど

その隙間をついて男性差別主義者近代思想に比べて強烈に抑圧的なイスラム教徒が入り込んでしまった。

男性死ねば良い。とか女性男性と同じレストランに入っちゃいけない。

とかその辺も正当化する動機になってしまっていた。

なのでもう「一人一派」は使えない。

というか未だにこれを日本積極的に使ってる人は男性憎悪的傾向が強いと言わざるをえない人が多い。


海外の実情

コンビニエロ本が売っているのはおかしい。海外では~」

という発言

日本男性レディーファーストじゃないか男性差別的」

という発言海外在住者経由で聞くことがコレまで多かった。

でもラディカルフミニズムとかリベラルフェミニズムとか海外事情を色々整理すると結局この辺は思想の違いとかデマであることが明確になってきた。

つまるところ男性女性におごる文化日本で薄くなってきたのは北欧ジェンダー平等文化無意識に参考にしているからだ。

北欧ジェンダー平等性で最も進んでいると言われているけどあの辺の国では女性弱者であることを強く発信してしまいがちな習慣は排除する傾向にある。

「だからレディーファースト日本には無い。」

とか

日本男性女性におごらない。だから差別的。」

かいってる中国フランスの人はフェミニズムを実は全然良くわかってない人というのが見えてくる(少なくとも知ってたらこ方向性発言はしない。

他にもドイツじゃエロ本駅前で売ってたりセクシー女優街宣車が走ってたりする。

アメリカ性犯罪レベル日本の比じゃない(暗数じゃ説明し切れん。

中国は男女比が滅茶苦茶だ。

他にも日本では結婚した女性同士が自由に集まれるのが珍しいと思う国の人がいるとか。


つまるところその国ごとの慣習や問題があって安易に断定できる問題ではないのだ。

はっきりいうとネットで見聞きするような海外の人の日本へのジェンダー問題に関する発言侮蔑的ニュアンス

強すぎたりすることも多い。というかぶっちゃけ差別的である

もちろん日本人女性役職につけないとかそういう点はまったく達成できていないと思うし明白に問題な点は幾つもあると思う。

はいえ「海外の人の発言から」という理由で礼賛するのはもう危ないのでやめた方が良い。

しっかり日本が目指すべき方向性はどこ?ってのを認識して発言した方がいいだろう。

  • 整理されつつあるって……。「お前の中では(以下略)」としか。 せめて学部のジェンダー論の授業で使われる教科書にニ、三冊は目を通してみて下さい。全部読み込めなんて言わない...

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