私自身やあなた自身の問題であるはずの「結婚」や「少子化」の話題にまるで他人事のようなコメントが多いような気がする。
私自身が属している団体やグループ、友人、職場などでも、出産している女性にお目にかからない。
インターネットなどでは「30過ぎは卵子が腐る」「ババア」などと呼ばれているのをよく見る。
インターネットのそれらの言葉はすこし暴言ではあるが、実際高齢出産が増えたため帝王切開が増えた、等という記事を見るに、30歳というのは本来なら母になるべき年なのだろう。
年上の女性に「若いんだからいつか子供産むんだし体を大切にしなくちゃダメよ」といわれても、産むことになる未来が想像できない。
理由としては「金銭面」と「精神面」なのかなあと思う。
・お金の問題
http://allabout.co.jp/gm/gc/12003/
私の現在の年収は300に行かないくらいである。到底無理な額だ。
平均で350程度、平均なので、上もいれば下もいるのだろう。
しかし若い時に貰っていても体を壊したり仕事を首になれば意味はない。
若くて給料が高いのは、周囲を見ればIT企業なのかなあと思うが、彼らは毎日終電間際、あるいは終電過ぎまで体を犠牲にして働いて、高いお金を貰っている。
安定した仕事など無いのだ。公務員は若い時に一人暮らしをするのがつらいほどの低賃金、高賃金な職種ほど体を壊す。
将来的に収入を得られる見通しもない。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2803S_Y4A320C1CR8000/
このご時世、自分の技能だけが頼りだ。「技能がない者はセーフティネットに頼らず死ね」という風潮がすくなからずあるように感じる。子どもに安心して生き延びて貰うためにはまず親となる私たち自身が金を稼げる人間でなくてはならない。
結婚したくない男性が一定数いるのはわかる、独身は良い。自分の稼いだお金、人生を自己のために使う。
しかし、結婚したくないのに彼女、彼氏がいるというのはなぜなのかと周囲を見ていると思うのだ。
男性にとっては結婚は人生の墓場であり、女性にとって結婚は人生のプランにおいて必須なことの様な扱いをされている。なぜかと考えると、結局産む体を持ってしまった女性にとって「結婚」は「出産」を考える上で一つの到達しなくてはいけない関門だからなのではないか。
男性にとって結婚とは自分の付き合っている女性を確保する程度の意味合いしかないのではないか。親同様自立するための結婚等という考え、イマドキ、結婚が昇進に直結する大企業勤めの人しか考えないだろう。
私自身が男性ではないので男性が結婚しない理由については憶測でしかない。「結婚しなくてはならない」という気持ちの人は少ないだろうと思う。男女ともに皆いつか、そのうち、3人目くらいの彼氏彼女と、落ち着けそうな雰囲気の人と30手前くらいで結婚できればいいな、くらいしか考えていないように思う。
そして女性が焦るのは28から34くらい、男性が焦るのが35過ぎなのではないか。
男性にとって結婚は必須ではなく、女性にとって結婚は必須のようであるが、口に出さない人が多いのではないかと思う。
若い人(本来妊娠適齢期とされる人)ほど出産を「いつかすること」と他人事に捉えている、と私は感じている。
出生率2.0なんてあり得ないだろう、生まれてからずっと、小学校の社会科で少子高齢化を勉強した時からずっと出生率は下がってる。毎年毎年下がり続けているので、2.07に回復する見込みの将来労働力試算なんて面白くて笑ってしまった。なるわけがないだろう、と一個人としては思う。
結論からいえばどうでもいいってこと。若い人の労働力が必要なのは若者から年金がほしいひとだよ
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