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2018-02-23

NEC VJ22M/AのCPU交換記録

ふるいビジネスノートのパーツアップグレードを行った。
そのうちCPU交換について、web上に事例が見つからずドキドキしながら購入・交換した。
恐らく必要とする人はいないだろうけど、残すだけ残す。


【対象ノートパソコン】
VJ22M/A
http://121ware.com/psp/PA121/NECS_SUPPORT_SITE/CRM/s/WEBLIB_NECS_PRO.PRODUCT_ID.FieldFormula.IScript_Prod_Spec_Summary?prodId=VJ22M%2fA-7

インテル(R) Celeron(R) プロセッサー 900
モバイル インテル(R) GM45 Express チップセット
NEC NOTE BIOS Version /574A0700 (04/01/2010)
PGA478(Socket P)

【結論だけ】
上の環境Core 2 Duo T9550/SLGE4は載る。
1000円くらいで買えて大満足だよ!
他にも余っていたメモリSSDで大幅に性能を上げ、かなり快適に使えるようになった。

また、GM45のBIOSが2008/04/09以降で有れば、
マイクロコード的には全てのPenrynが使える可能性が非常に高い。


【交換可能CPU?】
このノートパソコンでは、P8700などに交換した事例は見かけたが、T9x00系列は見当たらなかった。

・P8700の事例
 http://valid.x86.fr/ssxyrk

・T8100の事例
 http://blog.goo.ne.jp/meg_8086/e/d196d95936a7d72d794eafcf3cfc7772

GM45の仕様確認してみたところ、Penryn(CPUIDは1067A)なら大丈夫なようだ。

・GM45チップセット仕様
 https://ark.intel.com/ja/products/35134/Intel-82GM45-Graphics-and-Memory-Controller-Hub

P8700(2.53GHz・3MB・2コア)でも今のCeleron(2.2GHz・1MB・1コア)から比べれば大幅性能アップになるが、どうせならいちばんいいものにしたい。
最高峰はT9900(3.06GHz・6MB・2コア)だが、値段が中古でも6000円と高い。
と言うわけで、お手頃1000円くらいのT9550(2.66GHz・6MB・2コア)に白羽の矢を立てた。

・インテル® Core™2 Duo プロセッサー T9550
 https://ark.intel.com/ja/products/37130/Intel-Core2-Duo-Processor-T9550-6M-Cache-2_66-GHz-1066-MHz-FSB

あとはBIOS側で対応しているかどうかが問題になってくる。
NECサポートページでBIOSアップデートが無いか探してみたが、見当たらなかった。
OS上でCPUZやシステム情報から引っ張ってきたBIOSバージョンは以下である。

 NEC NOTE BIOS Version /574A0700 (04/01/2010)

T9550はQ4'08(2008年1012月)の製造開始なので、この日付のBIOSなら対応している可能性は高い。
おまけに、今使っているCeleron 900はQ1'09(2009年1月3月)製造開始である。
かなりの確率対応していそうだ。
続けて、別ベンダーの同じチップセットマザーボードを調べてみた。

・BIOS インテル®モバイルボードアップデート MGM45WU
 https://downloadcenter.intel.com/ja/download/17019/BIOS-Update-for-Intel-Mobile-board-MGM45WU

・Jetway NF93R Mini-ITX Motherboard
 http://www.jetwaycomputer.com/NF93.html

これらをintelmicrocodelist_v04で調べてみたところ、どちらも以下が出てきた。

 CPUID=1067A UpdateRev=A07 2008/04/09 Checksum=83067ECB PlatformID=5,7

MGM45WUは初期バージョンのみで、リリース2008年9月。
NF93はA01からA10まで9回アップデートされており、最終リリース2012年8月である。
そのどちらにおいても、対象CPUID=1067Aは2008/04/09になっていた。
どうやらこの2008/04/09のCPUIDで、Penrynは全て対応しているようだ。

これはいけるんじゃね!?
と言うわけで早速発注し、インテル Celeron プロセッサー 900からインテル Core 2 Duo プロセッサー T9550に交換し、問題無く動く事を確認した。

調べるのが面倒だったので、ここに記録として残す。


【おまけ・メモリ増設NECサイトだと最大4GB(2GB*2)になっているが、GM45チップセットとしては最大8GB(4GB*2)になっている。
実際に手持ちの4GBを1枚入れてみたところ、無事に認識した。
調べてみたらやっぱり同じような事を考える人はいるようで、以下に詳しい。

・FMV-S8470 と FMV-S8380 に、メモリ8GBをインストールする
 https://comp-lab.net/install-8gb-memory-to-fmv-s8470-fmv-s8380

今はWindows10 32bitだが、そのうち64bitにして8GBまで詰もうと思う。
追記。

GM45を搭載したベアボーンMP-45DのBIOSが合った。

・MP-45D-CPU対応リスト
 http://aopen.jp/products/baresystem/report/mp45d-rcl.html

ver1.08以降で対応CPUを増やしている。
1.00~1.05はダウンロード出来なかったが、1.06/1.08/1.12は入手出来た。

・1.06 10/9/2008
 CPUID=1067A UpdateRev=A04 2008/02/14 Checksum=920A8229 PlatformID=5,7

・1.08 3/13/2009
 CPUID=1067A UpdateRev=A07 2008/04/09 Checksum=83067ECB PlatformID=5,7

・1.12 9/8/2010(最終)
 CPUID=1067A UpdateRev=A07 2008/04/09 Checksum=83067ECB PlatformID=5,7

このベアボーンでは、1.08(3/13/2009リリース)で2008/04/09が組み込まれ、その後かわっていない。
そもそもGM45自体の発売自体2008年7月9月。
つまり、よっぽどアホなメーカーで無い限り、GM45でPenrynは全部使用可能。
とは言えTDP25W~45Wの幅があるので、熱的に耐えられるかは別なので注意。


>あっちっちにならないっすか? 

交換前後で変わらずTDP35Wなんで、気にしてないッス。
稼働時間が延びたらシステムログでも見てみます

2015-07-13

俺のCPUの変遷

30代後半男。メモついでに。
80286
486DX2
Pentium 133Mhz
K6 200Mhz?
K6-2 300Mhz
K6-III 450Mhz
Celeron Tualatin 1.3Ghz
Pentium M Dothan 2.0Ghz
Core2Duo Penryn 2.66Ghz(ここからMac

と、これまでCPU周波数は一度も下がったことはないんだが、今度購入するmacbookproのCore i7を2.2Ghzにするか、現在周波数を超える2.8Ghzまでアップグレードするか迷い中。

周波数よりもコア数とか設計のほうが全然重要なのはわかっているし、使い方的に周波数を気にするほどの用途ではないんだけどね…

 
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