はてなキーワード: 海辺とは
今年はもうほんとびっくりする訃報が多いけど、はてブ開いただけで泣けたのははじめてです。
■はてなブックマーク - ナタリー - アベフトシ、急性硬膜外血腫のため43歳で逝去
http://b.hatena.ne.jp/entry/natalie.mu/news/show/id/18966
THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのギタリスト、アベフトシさんがお亡くなりに!
え、あ、ちょ…まじですか?
まだマイケル追悼終わってないんですけど! いまもモニターの入力変換すれば一時停止したDVD映像が稼働してるんですけど!
わたしが高校~大学時代に最もお金をつぎこんだとおもわれるバンドのコアメンバーがお亡くなりになりました。
忌野清志郎、マイケル・ジャクソン、若杉弘(指揮者)と続き、ミッシェルって…今年の音楽界どうしちゃったの……
さっきニコニコ動画で、わたしの行ったライジングサン・ロックフェスティバルのライブを見つけました。
1999年のこのライブは、北海道の海辺の特設会場でオールナイトスタンドライブを行うという過酷な野外フェスの第一回です。
特にこの99年のフェスは最初にして最も過酷な回といわれ、日中気温が40度を超える炎天下のなか倒れる人続出というあるいみ伝説のライブです。わたしはこれをミッシェルのためだけに、大学の友達と2人で朝イチのエアドゥ(まだ買収前)に乗って海を渡り、一晩中踊り狂い、夜明けと共に会場を後にしたあと一切観光をせずまたエアドゥに乗って東京に帰るという無茶ぶりを発揮したのでした。
歌詞に「赤みのかかった 月がのぼるとき これで最後だと 僕は聞かされる」という部分があるのですが、爆音の中、ちょうどこのときにボーカルのチバがすっと指を上に上げました。
つられて上を見ると、本当に真っ赤な月がのぼってました。
この「世界の終わり」は、わたしがミッシェルにはまったきっかけであり、この曲がアルバムから流れた瞬間にもうこのバンドについていこうと思ったものです。
そしていっしょにゼロ泊2日でオールナイトライブに同行した友人は、わたしの家ではじめてこれを聴いたとき、聴き終わったあとしばらく身動きしませんでした。
しばらくしてやっと彼女は、呆然としながら「すごいね、この人たち」って言いました。
アベさん、死ぬタイミングまでかっこいいなんてサギだよなー…
http://anond.hatelabo.jp/20090626202451
を書いた増田だけど、昨日は勘違いしていたよ。2009年6月26日の国会の方で言われてたのね。よく確認しないですまなかった<(_ _)>
とでもいうと思ったか、このネット右翼どもめ!やっぱり「ジャニーズは児童ポルノ」なんて言ってないじゃないか!ジャニーズうんぬんは
http://www.shugiintv.go.jp/jp/video_lib3.php?deli_id=39900&media_type=wb
にある葉梨議員の10時 29分からの動画の16:40ごろから23:05でふれられてる。見ればわかるが「ジャニーズは児童ポルノ」なんて言ってない。できれば20分程度なので動画をはじめから見てほしいが、時間がない人のために完璧ではないが書き起こした。
ただ書き起こしを読む前にふたつほど知っておいてほしいことがある。一つ目はそれまでの動画の流れだ。基本的に葉梨議員が民主党案の児童ポルノの定義があいまいだとつっこんでいる。二つ目は民主党案の児童ポルノの定義だ。民主党案の児童ポルノの定義について質疑なので書き起こしを読む前に知っておいたほうが話がわかりやすい。民主党案の児童ポルノの定義だがググったら増田にあったので、それを参照してほしい。
http://anond.hatelabo.jp/20090621090325
この二つを踏まえて書き起こしを読んでほしい。
以下書き起こしたもの(書き起こしは15:30から23:05まで)
==== ○葉梨康弘 相当細かに見ていかんとあかんということですか、ただこの『強調』という意味、多分委員の皆さんも聞かれててさっぱりちょっと私頭が悪くてわかんないんですよね。なんで要は背中だけのヌード、下はちゃんと着衣を着てますと、そういったものも『強調』になるかもしれないし、ならないかもわからないということでいうと現場混乱しますね。そして多分ですね、衣服を脱いだ人の肢体というのは性器などを露出強調するものよりも相当広いと言えば広いんです。で、今のお話を聞いていると衣服を脱衣した人の肢体で性欲を興奮させ刺激させると入った方がよっぽど明確じゃないかというような私自信はそういうような印象を持ちました。答弁は後でしてください。それでですね、ただいずれにしても『強調』ということで今現在児童ポルノとして規制されているものが、やっぱり抜ける部分が出てきますね。それはよろしいですね。 ==== ○枝野幸男 実はこれは11年前超党派の議員立法の当事者でございまして、そのときから今回はずそうとする第三号は重要な議論のポイントになっておりまして、議員立法なのになぜ霞ヶ関におられた方が関わっておられたのかのが私にはよく理解できないのですが、そりゃまーいいとしても、あのときから私自身国会でも申し上げておるのですが、この2条3号の条文を素直に読めば、例えば16歳18歳、わかりやすくいいますとジャニーズなどの若い男の子が上半身裸でいる映像とか、そういったステージとかそういったものがたくさんあります。これ明らかに同世代の女の子たちの性欲を興奮させ又は刺激をしていると思います。なおかつ着衣の一部、すなわち上半身裸になって、あるいはステージの途中できていたものを上半身脱いだりすることもあります。これ明らかに条文上は入ってしまう。もちろんこれは社会通念上はこんなものは取り締まらないという現実になっているのですが、こういったものが条文に入ってしまうということはもしかすると取り締まりの対象にされてしまうかもしれてしまうそういう危険性があるという状況はやはりさけるべきである。一方でこの間着エロなどに対します取り締まりが大変腰を引けた状態であります。これはやはり条文上からなかなか読み取ることができないので、迷いがあるということでしょう。そういったものを取り締まりの対象で入れる一方で、私が申し上げた例えば16歳18歳の男の子が上半身を途中で脱いで裸になるという映像は当たらないということを目的としています。 ==== ○葉梨康弘 そうすると16歳17歳の男の子が上を脱いだものはすべて当たらないということですね。 ==== ○枝野幸男 わかってお聞きになっているんでしょうけど、全てこういうものにつきましては全てということではたして答弁することができるかということについては無責任なことはいうべきではないという風に思っておりまして、つまり例えば態様によっては『ことさらに』というところで基本的に扱われる。つまり合理性を持って、つまり一種若い男の子に対する性的虐待というものも世の中には存在しているわけでありまして、そういったことを伺わせるような状況の中で例えば男の子の乳首が写っている。これはむしろ1号や2号前段のところでカバーできるケースが多いかなと思いますが、いまここでいっさいないということをいうつもりはありませんが、先ほど例であげましたようなケースにつきましては明確にはずすべきだということであります。 ==== ○葉梨康弘 ここの議論しててもそもそも『強調』というのがどういう意図なのか私自身さっぱりわからないなかで、アメーバーのようにいろんな答弁が繰り返されるものですから、これ相当やはり現場は混乱するなぁという風に思います。まぁ、私自身も平成9年か10年に関わったときも、(このあたりは聞き取れなかったので、省略)覚えてますと堂本先生が当時いらっしゃって、「役人出てきなさい」といって私もだいぶいじめられ、私個人という部分ですからということで似たような懐かしい経験もございますけれども、まぁ、ところがですね乳首、性器等といった場合には、男性の乳首も入るんですか?入りますよね。ですからジャニーズが上が裸になったものが入らないということはこれは性器等というのは明らかに露出はしている。露出はしているけどそれはジャニーズの場合は『ことさらに』にということにはならないけど、普通の男の子が上着になったら『ことさらに』になるということになる。じゃぁ、『ことさら』っていったい何なんだろう、じゃぁ、『ことさら』それを強調するようにジャニーズがこう胸を(注:葉梨議員、胸を張る)、乳首をこう出しても、これはならないというということですか? ==== ○枝野幸男 『強調』も『ことさら』もその行為をしている児童の行動についてではないと。映像そのものの性格ですから、例と申したあげたは ジャニーズの一般的に我々が思っているしかも現に行われている、例えばステージの上で上半身裸になるというようなことについてはこれは『ことさらに』には当たらないだろうと。つまり合理性があるということだろうという風なことを申し上げているんで、仮にジャニーズの男の子であったとしても、先ほど申し上げたような、つまり一種同性愛的あるいは男の子に対する性的虐待的なことを伺わせるような映像において乳首の露出又は強調があったりすれば、それはことさら強調あるいは露出したものに当たる可能性は否定はしない。普通の男の子も普通に海辺で海岸に着いたから上半身裸になって、水着じゃないですよ、海水浴にいったわけじゃないですけれども海にいったから上半身裸になってそこらへんで遊んでいる。これは普通の男の子だって普通に『ことさら』その映像とったからと言って普通には『ことさら』強調している映像にはならないと思います。 ==== ○葉梨康弘 『ことさら』と『強調』というところがミソで、どんなものでもなりうるし、どんなものでもなり得ないし、その場その場で見るしかないということなのだとすれば、今の定義の範囲としてはできがよくないといわざるをえないかなと思います。そもそもですね。今の3号児童ポルノ、これについてあとで枝野先生から質疑をいただきますけれども、実際に操作が恣意的に運用されるということについてこれは私も大変な懸念を持っています。それはそうならないように絶対していかなければならないけれども、やっぱり今のお話聞いてると民主党案というのは定義の明確化というよりは定義のアメーバ化でしてね、なんだかよくわからなくなっちゃったというような感じをもっております。あとでまた議事録もう一度ご自分の答弁を見返してみていただいて、また議論もさせていただきたいと思います。時間もありませんので、別の題に移りたいと思います。 ====
これで民主党案の児童ポルノのツッコミのためにいっているだけでジャニーズの画像を児童ポルノとして取り締まる意志がないことがはっきりわかるだろう。ネット右翼風にまとめるなら下のようになるだろう。
枝野:そんなことはない。
(以下質疑応答という名の議論)
枝野:作ったときはジャニーズのようなものは条文上含まれるか問題になった。今回の民主党案では含まないようにした。
葉梨:じゃぁ、普通の男の子がジャニーズのような格好をしても児童ポルノにはならないと。
枝野:いや、児童ポルノになる場合もある。
葉梨:ジャニーズはよくて、普通の男の子は児童ポルノになるの?
枝野:合理的に判断します。
それなのに「ジャニーズを児童ポルノとして規制する」なんて解釈するなんて・・・よっぽどの馬鹿か、偏向体質じゃなきゃできないよ。
しかしそれにしてもネット右翼=オタクのなりふり構わない『偏向報道』にはあきれるね。
枝野「本、DVDなど過去に合法だったものを家から探して捨てろというんですか?」
葉梨「1年間の猶予があるんだから、児童ポルノは廃棄すべきです」
これなんかまったく逆。葉梨議員は「性欲を満たす目的の所持が問題なので、忘れてしまったものの所持は罰せられない。従ってわざわざ別に探す必要はない。見つかったらそのとき廃棄してくれればいい」というようなことを言ってたじゃないか。こちらについてはこの記事の本筋じゃないので書き起こさないけど、
http://www.shugiintv.go.jp/jp/video_lib3.php?deli_id=39900&media_type=wb
の11時31分からの枝野議員の質疑の動画でいってるから興味がある人は確認しておけばいいと思う。児童ポルノの件では「自民党と民主党どちらを選べばいいんだ」ってなやんでるネット右翼が多くて楽しいね。ネット右翼の捏造体質がネット右翼の首を絞めてるんだぜ。おもしろくて仕方がない。
その見知らぬ女は家の前に倒れていた。救急車を呼ぼうと慌てる僕を遮って女は言った。
「お願いします…誰も呼ばないで…少し…休ませて…」
躊躇したが、こんなやせ細った悲しい目をした女が物騒な事を起こす訳がないと考え、僕は女を部屋へ入れた。
とたんに女は安堵したのかすやすやと寝息をたて始めた。僕のベッドで。
少しやつれてはいるものの、怪我も熱もないようだ。何か事情があるのだろう。一晩くらいはゆっくり休ませてやろう。
翌日、僕は生まれて初めてお粥を作った。彼女は一口それを口にした。
さらに翌日は二口、その翌日はお茶碗一杯分を平らげて僕を喜ばせてくれた。
しばらくすると、やせていた頬がふっくらと赤み帯び、微笑むと「えくぼ」が出ることもわかった。
僕たちは互いに微笑み、求めあい、愛しあった。
しかし彼女は頑なに自分の事を語ろうとはしなかった。名前だけでも教えて欲しいという僕の願いすら叶えられない。
好きな名前で呼んでもいいと言うが犬じゃあるまいし、適当な名前は呼べず、新しく名前を付けてあげたとして、もしそれが彼女の本名ならば彼女は消えてしまうというジレンマで僕は気が狂いそうな不安のまま彼女を強く抱きしめた。
名前さえ、知られたくなければ知らないでいよう。それで彼女が笑うなら。
本当は僕がじゃんけんに勝ったって彼女の行きたい海へ連れてってあげる。
わざと山へ行くふりをして海へ抜けるあの美しい山道を行くんだ。
いきなり海岸線が現れるあの道は彼女を感動させてくれるだろうか。
そして、夕暮れの海辺で彼女は僕のプロポーズを受けてくれるだろうか。
そんな心配をしながらするじゃんけんは上の空。
しかしそれが彼女との永遠の別れになるとは、この時想像だにしていなかった。
彼女は次の瞬間消えて行った。
そう。あなたの言うとおりだと思うな。
「生きること」に「意味」は無いでしょう。意味は人が考えて与えるものだから、海辺の砂粒と同じようにただあるだけという生きることには意味がないと思うよ。
「生きること」に何か価値を見いだそうと思っても、永続的な価値は見つけられないでしょう。ほとんどの人は死ねないから、死ぬのが苦しいから、生きているのであって、生きることの意味は死なないこと、苦しまないこと(=楽しむこと)になっているのではないかな?
永続的なものが一切無いこの世にあって、ただ存在するあなた、私がある、ということに、
そして自我を持って考えられるということに、
ただただ驚き、そして限られた人生をどう生きるか考え、実践する、
それが意味を付けることにならないでしょうか?
我が家のクリスマスローズが咲きました。それも八重咲の愛らしい花が。
この真冬の一番寒い時期にけなげにも花開いてそれはもう感激の一言…。
(まぁ育てたのは私ではなく家族なのですが。)
花自体は少しうつむいて、というか茎が細く花はその重みですこし下向き加減。
虫の羽のように薄く透き通るような白い花弁が、とてもはかなげで…。
名前の印象に反してとても繊細な花なのです…。
ずっとつぼみが開くのを待ち続けてきました。
荒みがちだった私ですが、とても優しい気分にしてくれた…。
指折り数えたその日数の分だけ、ありがとうを贈りたい…。
我が家ではほかにも幾鉢か別のクリスマスローズを育てていることもあって
まだたくさんの花目がついたこの鉢は、手離すことになりました。
先方も筋金入りのガーデナーとお聞きしているので、きっと大切にしてくださるだろうと思います…。
花といえば、久々に友人に会いました。
確か彼とは去年の今頃一緒にスイセンを見に行ったはず。
まぁ今日はお互い忙しくて、たいした話もできなかったけれど
できれば相談したいことがあるので近いうちに時間があえばいいんだけれど。
携帯のメルアド、うっかり聞きそびれてしまった。あちらから届くといいんだけれどな…。
いろいろありながらも、少しだけ肩の荷が下りた一日でした。
お世話になった方々に寒中見舞いも準備しないといけなかった。
どんなのにしよう(←もうぎりぎり)
No.1 地図や市街図を見るとき
なかなか理解できなくて、結局は誰かに聞いてしまう。
そのようなものは見ないで、自分の行きたい道を行く。
●地図も市街図も、苦もなく読むことができる。
No.2 ラジオの鳴っている台所で、手のこんだ料理を作っている。そこに友人から電話がかかってきた。
友人と電話で話しながら、料理を続ける。もちろんラジオもそのまま。
※投稿者のコメント※プライオリティを考える。この場合は料理だと思ったが、友人がピンチに陥っているときは、料理を止めて友人と電話をする。
No.3 あなたの家を初めて訪れる友人に、行き方を聞かれたら
行き方を言葉で説明する。「高速に乗って、ニューキャッスルで降りたら左に曲がり、二番目の信号を、。。。」
●分かりやすい地図を描いて送るか、誰か他の人に説明してもらう。
そこから何が見えるかを尋ねて、それを手がかりにして道順を説明する。
No.4 考えや概念を説明するとき、あなたがよく行う説明方法は
●身振り手振りを交えながら、言葉で説明する。
明快で分かりやすい言葉を使って説明する。
ペンと紙を使って、身振りを交えて説明する。
●その映画の場面を思い浮かべる。
感動した場面やせりふについて語る。
※投稿者のコメント※誰かに映画の説明や感想を求められると、口頭でうまく伝えることができない。というか、よほど面白い(興味深い)映画でなければ、どんな内容だったか忘れている。
●スクリーンに向かって右側。
どこでも構わない
スクリーンに向かって左側。
※投稿者のコメント※真ん中がいい。
No.7 友人の持っている機械がうまく動かない。あなたは、
同情して友人がどんな気持ちかということを話題にする。
●仕組みを探り、自分で直そうとする。
直すことができそうな人を教える。
No.8 初めての場所で、北の方角はどちらですかと尋ねられた。あなたは、
●分かりませんと正直に言う。
ちょっと考えて、適当に答える。
確信を持って北の方角を指す。
No.9 駐車スペースが見つかったのはいいが、バックでないと入りそうにない。あなたは、
●苦もなく車を入れる。
他の場所を探す。
慎重に車を入れる。
※投稿者のコメント※例えば、店の出入り口しかスペースがない・障がい者用スペースしかない場合、他にスペースがどうしても見つからないときは、そこに入れる。用事が終われば、もちろんなるべく早く車を出す。バック駐車は苦手ではない。
テレビを消し、他の者に静かにするように言ってから電話に出る。
※投稿者のコメント※他に誰かいてもいなくても変わらない。
No.11 好きなアーティストの新曲を初めて聞いた。あなたは、
●難しい曲でなければ、一部分を思い出して歌うことができる。
メロディはなかなか覚えられないが、歌詞の一部なら思い出せる。
どんな曲でも、全部または一部分を思い出して歌うことができる。
※投稿者のコメント※何も覚えられないが、メロディーなら、かすかに記憶できているかもしれない。
No.12 予想が当たるのは、もっぱら
直感に頼ったとき
No.13 鍵をどこに置いたか分からなくなった。そのときあなたは、
自然に思い出すまで別のことをする。
●別のことをしているが、その間も懸命に思い出そうとする。
自分の足取りを思い起こして、どこに置いたかを突き止めようとする。
※投稿者のコメント※プライオリティにもよるが(鍵がないと他に何もできないのか、そうではないのか)、鍵だけ必死に探すのは、時間が勿体ない。
No.14 ホテルの部屋で、遠くからサイレンが聞こえてきた。
神経を集中させて聞けば、だいたいの方角が分かる。
音がどの方向から聞こえるか即座に分かる。
●音がどっちから聞こえるか全く分からない。
No.15 ある集まりで、初対面の人を7~8人紹介された。翌日あなたは、
何人かは思い出せる。
全員の顔をはっきり思い出せる。
●顔より名前の方をよく覚えている。
No.16 休日。あなたは高原に行きたいが、パートナーは海辺のリゾート地を希望している。高原の方が断然いいと相手に納得してもらうためにはどうするか?
猫なで声で自分の心情を訴える。高原にいけば自分も子供たちも楽しく過ごせて、家族みんなが満足する、と言う。
今回は高原にしてくれたら恩に着る、次は絶対海にするからと言う。
●有利な事実を持ち出す。高原の方が近いし、安いし、スポーツやレジャーを楽しむ設備も整っていると主張する。
No.17 今日何をするか考えるとき、あなたは、
片づけなければならない用事が一目で分かるように、一覧にする。
●やるべきことについて考える。
今日会う人、行く場所、やることを思い描く。
※投稿者のコメント※常にやるべき事が多い。
No.18 友人が悩みを相談しにやってきた。あなたは、
悩みというものは本人が思っているほど深刻ではない、なぜなら...と説明する。
同情と理解を示す。
●問題解決のための合理的な提案とアドバイスをする。
No.19 友人同士がひそかに不倫をしているようである。あなたは、
途中で気づく。
●たぶん知らないままだろう。
かなり早い段階で気づく。
No.20 あなたにとって人生とは結局どういうものか?
友達をたくさん作って、みんなと仲良くやっていくこと。
●周囲の人たちとうまくやりながら、個人としての自立は守ること。
有意義な目標を実現し、周囲の尊敬を勝ち取り、名声を手にして出世すること。
※投稿者のコメント※今までは3番目の回答だったが、2番目のほうが世の中に適応できるのかなと思った。
No.21 あなたにとって望ましい仕事の仕方は、
みんなと同じ場所で、ただし自分だけのスペースは確保して仕事すること。
●ひとりでやること。
メンバーが適宜入れ替わるチームで働くこと。
※投稿者のコメント※みんなとやるのが最善だと思うが、そうすると精神的に負担がかかる。
No.22 好きな本のジャンルは
※投稿者のコメント※情報は新しく、多くの意見が反映されたものを尊重する。
No.23 あなたの買い物の仕方は
●表示を念入りに読み、値段を比較する。
だいたいの計画は立てるが、後は成り行きに任せる。
衝動のおもむくままで、とりわけ「お買い得」という言葉に弱い。
No.24 寝起きや食事は
毎日ほぼ決まった時間である。
好きな時間にする。
●だいたいの時間は決まっているが、ずれることも多い。
※投稿者のコメント※寝起きや食事に興味があまりない。特に食事を採ることを忘れがち。
No.25 転職して間もないとき、新しい同僚の一人から自宅へと電話がかかってきた。あなたは、
しばらく話していると誰だか分かる。
相手がすぐに分かる。
●声だけでは誰だか分からない。
No.26 口論しているとき、一番むかつく態度は?
挑戦的な、あるいは鋭い質問やコメント。
あなたの考え方を理解してもらえないこと。
●相手の沈黙、あるいは無反応。
楽々とこなしていた。
どちらかだけ点がよかった。
●どちらも苦手だった。
※投稿者のコメント※ペーパーテストの成績は良いほうだったが、基本的に学校の勉強が嫌いだった。
●体を動かすことはできるが、周囲の人とは合わない。
リズムについて行けない。
※投稿者のコメント※創作ダンスは得意(リズムが一定で早いものを好みます)。周囲が自分についていけない。
No.29 動物の声や音を聞き分けたり、まねたりするのは、
●結構できる。
あまり得意でない。
得意である。
※投稿者のコメント※聞き分けるのは苦手だが、まねはできる。
No.30 散々な目にあった日には、どうしたくなるか?
他の人がどんな日を過ごしたか聞く。
友人や家族にその日のことをぶちまける。
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結論
あなたの脳は、
やや男脳的 1~150点 (70点)
です。
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解説
男のほとんどは、0~180点、女は150~300点の範囲に入る。
得点が0点に近づくほど、「男脳」に近くなり、論理的で分析力に優れ、言葉を厳密に捉え、几帳面で、ものごとを整然と処理する。感情にまどわされず、統計データをもとにコストや結果を正確に予測することができる。得点がマイナスになると、男脳度が極めて高くなる。女性で得点が低い人は、レズビアンになる傾向が強い。
得点が180点を超えると、「女脳」に近くなり、直感や感覚でものごとを判断し、わずかなデータから問題を鋭く認識することができる。洞察力を働かせ、思ってもみない方法で課題を解決できる。得点が300点になると、女脳度が極めて高くなる。男性で得点が高い人は、ホモになる傾向が強い。
得点が150~180点の人は、男と女の両方に片足ずつ踏み込んでいる。極端に男っぽい、あるいは女っぽい考え方をせず、融通が利くので、問題解決のときにとても役に立つ。異性・同性を問わずに友達ができる。
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「入るよ」
「どうぞ」
いつもとは違うくぐもった声。
彼女は部屋の奥、ベッドの隅でまるで凍えた旅人のようにタオルケットをかぶっていた。
人体のかたちの丘に、夏の日差しがコントラストの高い印影を作る。
「晩飯の買い出しに行くんだけど、何か食べたいものある?」
「食べたくない」
語尾がかすれて消える。
「体調悪いの?」
額に触れようとして手首をはたかれた。
「違う」
「てって…」
僕はそのままベッドに腰を下ろし、窓ガラス越しの海辺を眺める。
「違う」
タオルケットを引っ張ってみる。無反応。
「ドラマ」
「ああ、さっき見てたやつ。コテコテのメロドラマだったねえ。あんまりコテコテだったからリサ先読みあてて大笑いしてたねえ。君は真剣だったけど」
「笑えない」
「ん?」
「とてもじゃないけど、笑えなかった!」
枕が顔に飛んできた。
安定の悪いベッドの上に、彼女が立ち上がる気配がする。
「気づいちゃったもの!私、私、ずっと、あんなこと、」
僕は首をかしげる。顔に張り付いた枕が床に落ちる。
「やーまー僕らもたいがいベタな生活をしてきたけどもね端から見て冷やかされる理由をやっと自覚しま」
「違う!」
僕はあごに手を当ててじっと見上げる。
「あの…不倫した部長の恋人役の人。包丁もって、『奥さんと別れてくれなきゃ死んでやる』って。笑えない」
「まああまりそこ笑うとこじゃないけどね。リサは笑ってたけど」
「私…、ずっとあなたにあれやってたことになる」
「違うよ」
「違わないよ!私のこと嫌いになったら泡になって死んでやるってずっと脅迫してるのと同」
僕は彼女がそれ以上喋れないようにした。迅速に。
「落ち着いた?」
「10年」
「ん?」
「もうすぐ10年」
「ああ、そうだね。再来週。」
彼女が手のひらを日に透かす。
この増田(可愛い子でも写真にしたらこんなもん)に同感なんだが、それはともかく。
この特集、一体どんだけの人が活用出来るのだろう。彼女(嫁)持ちで、水着写真の撮影をOKしてくれて....それって超ナイスバディかつすごい度胸の持ち主!普通の日本人女性の感性なら、恥ずかしくてとてもOK出来ない。しかもこんな撮影してても周囲の人の迷惑にならない、空いた海辺に行ける暇と金、ちょっとすごい確率じゃね?
ITmediaは、まず本来の目的では読者はこの記事を活用出来ないことを前提にしつつ、純粋に鑑賞用としての完成度を高めるべきだと思った。
ところで、この特集の子は結構好き。http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0711/08/news042.html
「ええと……どこか世界の涯(はて)の海岸みたいなところをとぼとぼ歩いてたんだ。そしたら、手紙の入った空ビンが流れついて……」
灰色の砂が積った浜辺で、僕は独りで暮らしていた。
灰色なのは浜辺の砂だけではない。海も空も灰色に濁っていた。白と黒の濃淡以外の色彩を持つものはその光景においては皆無だった。もしかするとこの僕自身も例外ではなかったのかもしれない。その時はそんなことは考えなかったけど、もし自分を海の水を鏡に見立てて映し出すことが出来れば、そこに僕はひとりの老成した少年(そう、その頃僕は紛れもなく「少年」だった!)の姿を見出すことが出来ただろう。髪の毛は黒くぱさついて、肌はやたらと白くぶよぶよ膨らみ、白目の中に輝きを失った瞳が黒く点となって存在しているような、そんな少年の姿を。
海辺には常に何かが流れ着いていた。例えば古いレコード。水を吸って死体みたいに重くなった猫のぬいぐるみ。壁に掛けるような大きな時計。判読不可能なくらいに文字がぐじゃぐじゃに滲んでしまった日記(それが日記であるというのも結局は表紙にそう掘り込まれているというくらいの根拠で判断したから、もしかしたら違うかもしれない)。それは全て僕に宛てて流されたものであるようにさえ思われた。でもそんな酔狂なことをやる人間はいない。死んだ人間や、或いは生きている人間が戯れに流したものが自分のところにまで届いた。それくらいの意味しか持たないのだということを、色々考えても結論として自分に納得させざるを得なかった。
僕の方から浜辺の外へ向けて何かを送信することを試みたこともある。壜の中にたった一言、「お前なんか大嫌いだ」と書いて海へ流したことがある。もしかすると――あのポリスの曲みたいに――誰もが結局は「お前なんか嫌いだ」というメッセージを流していて、或る日海はそうした宛てもなく心情を吐き出したメッセージで溢れかえってしまう日が来るのかもしれない...あの海のことを考えると、そういうことを考えることもある。
僕も本当なら自分を理解する人間に向けてメッセージを送りたかった。だけど自分の周囲には僕のメッセージの伝わる人間はいなかった。それどころが、僕がメッセージなるものをもっているということ自体が奇異なことのように思われているようだった。僕以外の人間から僕に宛てられて届くメッセージは痛いほど僕に対して伝わってきた――「お前なんか大嫌いだ」と。だから僕はそうした場所から旅立ち、浜辺へと辿り着いた。郵便の届く保証のない家でじっとしているより、浜辺で永遠に打ち寄せる波とそれに合わせて崩れていく砂を見ている方が好きだったからだ。
そんなわけで、僕はその時期をラジオと猫だけを傍らに過ごしていた。チューナーの狂ったラジオからは色々な電波が流れてきた。帰る星を見失った、 1000光年離れた場所に存在する宇宙飛行士の嘆きと叫びや――そんなものがどうして「その時」届いたのか考えると奇妙な気持ちになる。1000年という時を越えてたったひとりの受信者である僕のところへ届いたということなのだろうか――或いは遠い国の様々なニュースだった。
ラジオが壊れてからは、海岸に時々落ちている貝殻をラジオ代わりに耳にあてて、耳をすましてそこで呟かれている言葉を聞き取ろうとした。遠い国で建設された塔が太陽よりも高みに達したというニュース。人類が或る日滅亡したというニュース。失われた大統領の心臓が発見されたというニュース。月齢が4.7に達した日に彼方へと旅立つ船が航行するというニュース。僕の前世は「アフリカ」という場所で茂っていた一本の葦だったというニュース。その更に前世はドイツの三文詩人が綴り、そして破棄してしまった言葉のひとかけらだったというニュース。そういったニュースを僕は楽しく聴いていた。流れている内容が本当なのか、それとも嘘とデタラメなのかはどうでもよかった。ただ誰かの言葉が聞こえるということ、それだけが僕にとって重要だった。
海辺で戯れに魚を吊り上げたことがある。釣れたのは全身を鱗に覆われた、さながらトカゲのような緑色で固い皮膚を持ち四本の足と二つの乳房と三つの翼を持つ魚だった。頚動脈を切断するべく包丁を突き立てようとしてその魚と目が合った。その目は悲しそうに潤んでいた。魚ではなく、人間の眼のように見えた。「わたしはせっかくあなたの孤独を癒してあげられるのに」とその眼は語っているように見えた。結局その魚は足を切断して三枚に下ろして皮をむいて食べてしまったのだけど、えぐみの残る後味を噛み締めながらその瞳の持つ意味についてしばらく考えてみたことがあった――もっとも一晩眠った次の日になると忘れてしまったのだけど。
その頃の儀式めいた習慣のひとつとして、眠りにつく前に僕はピストルを右のこめかみに当てた。そして冷たい金属が肌に触れる感触を確かめながら、今度こそこめかみを打ち抜こうとした。サリンジャーの短編に登場する青年が最後にやったように。しかし出来なかった。何故だったのかは分からない。死ぬに値するほどの何かを信じることが僕には出来ていなかったからなのかもしれない。それが僕にはひどく辛いことのように感じられた。
「暗い心を持つものは暗い夢しか見ない。もっと暗い心は夢さえも見ない。」死んだ祖母はいつもそう言っていた。
それは1991年のことだった。
沖縄とか、今1泊2800円とかでわりと奇麗な宿泊まれるのね。
北海道とか。
そういうところ行ってみたら?
昨日だっけ、「常識知らない」って書き込みあったけど、1か月も旅行してりゃ
ATMの使い方に野宿の仕方、洗濯の仕方にコレクトコールのかけ方、赤の他人との無難な会話の進め方なんかも覚えられるかもしれない。
本当は海外の方がカルチャーショックになっておもしろいと思うけど、
今サーチャージ高いしねえ。
ちなみに自分は女だけど、親に卒業旅行と偽って
バリ1人旅行したよ。寂れた漁村に宿とって、部屋閉じこもって散歩して海辺で寝て、ナンパされて逃げて、ひたすらぐーたらした。
1人でタクシーやら乗り合いバスやら乗れたときは、ちょっと自信ついたなあ。
現地の乗り物は価格交渉必要だし、行き先表示ないし、観光客と見ればぼったくられるから、えらい気合い入れて乗ったらさ、地元民価格だったのさ。えらいうれしかった。
http://anond.hatelabo.jp/20080313111147←この続きです。
1.29.20 おじさんおばさん、ただいま!お帰りあきら君っていう情景を想像していたのに、玄関からちらりと見える景色はいつもと違う。
1.29.50 ヒゲとヒゲ妻の死体を見る。どこで拾ったのか分からないけどパーカーのフードを被る。「おじさん」と言ったあと、右下を見て「おばさん」と言う。期待を裏切らぬ棒読み。
1.29.55 上から(上ってどこ?)ヒロインの携帯がだらーんとぶら下がって落ちてくる。
1.30.50 画面が赤くなる。(恐らく、携帯をきっかけに、黒髪がデーモンとしての直感を用いてヒロインの最後を知ったことの象徴なのだと思う)
糞台詞:ヒロインの最後
ヒロインが包丁を持って「あたしは魔女よ!なめるな!」と言う。暴漢はヒロインの背中にピストルを一発。うつぶせに倒れたヒロインが一言。「あたしは魔女じゃない・・・」
1.31.00 黒髪「みきちゃん・・・ぅふうわぁ・・・はああああ」
1.31.05 ヒロインの生首が串刺しになって目の前に。
1.31.20 へあー。へあーへあーと三回叫ぶ黒髪。おまえ絶対にタバコ吸ってるだろ。肺活量と腹筋が無いに等しいので、何の迫力も無いシーン。
1.33.30 二分以上も延々とマネキンの首を持ってそこらへんをうろつく黒髪。荒廃してしまったかつての町を歩いている。まあ、ここまではっきりとCGって分かるとすがすがしいね。NHKの大人向け医学番組のCGで今から赤血球の働きを見ましょう、って感じの景色の中を歩く黒髪。
1.34.20 教会に到着。町には建物が一つも無かったはずなのにガラス一枚割れていない教会。謎の教会。祭壇に生首を供えて一言、「みきちゃん・・・着いたよ。」
1.34.35 生首を撫でる黒髪。泣いてるって設定なんだけど、思いっきり目薬。ミーコを見習え。
1.35.15 ゆっくり祭壇から離れてくれ、と演技指導された黒髪は、混乱したらしく、ロボットダンスみたいな動きで祭壇から離れ、教会内の椅子にどすっと座ります。
1.36.10 ヒロインの「子宝に恵まれますように」のお祈りを思い出して、黒髪が薄笑いを浮かべる、どうした?と思ったが、どうやら泣く演技をしたいらしい。でも泣けない。ナス!泣けないんだから顔のアップはやめろ。
1.36.30 後ろから人の気配。振り向くと銀髪。そこで銀髪が一言「神はいたかぁ?」はいよくできました。
1.36.35 銀髪がコートを脱ぐと、下はスーツ。なぜぬぐ?人間は守る価値があったか、アキラァ
1.37.05 黒髪が振り向きながら立ち上がる。そこで一言糞台詞。「おまえは最初からサタンだったんだな。おまえは俺をだましていたんだな。」・・・よく整理して考えてみよう。だますって、何について?銀髪が自分はサタンじゃないってだましていたってこと?いや、だましてないよ。最初から正体をばらしてたし。つうか、一時間二分五十秒のときにいってたよね。「サタンだから」って。ばか?いや、糞なんですよ。ナス夫妻が糞。
1.37.40 痴話喧嘩開始。新しい世界を俺と生きてくれってさ。
1.37.45 銀髪頑張る。「再び」両手を広げる。「デーモンの世界を俺は目指した。」右手だけ胸に、左手は体側に。「しかし」右手だけ広げる。「人間の数は異常に多かった。」右手を元に戻す。「いくらデーモンをよみがえらせても」右手を広げる。「人間を滅ぼすことは不可能だった。」右手を体側に戻して、はい、がんばりましたねー。学芸会以下の演技指導でしたねー
1.38.35 銀髪「でも人間同士で殺し合いを始めた。笑えたね。」と言ってヒロインの生首のアップ。彼女の死の事も笑えたのでしょう。黒髪がキレる!そして一言「おれをころせぇ」、ってキレ無いの?
1.38.45 黒髪「おれあけ生かして、なんにあうー」カツゼツが・・・
1.40.15 例によって会話が成り立たないので要約。銀:俺と一緒に来い⇒黒:嫌だ、おまえを殺す(何故こうなる?)⇒銀:ならば俺がおまえを殺す。 こいつら幼稚園児です。何の理由も無く殺し合いをしているようにしか見えません。カツゼツが相変わらず悪いし。俺はデビルマンだぁらな!ってなんだよ。
1.40.40 見詰め合う二人。デビルマン、変身。サタン、変身。
1.40.50 二人の闘気がぶつかり合い、空襲を絶えぬいた教会が爆発し、教会の床が抜けて、実は床下には巨大な空間がありましたとさ。
1.41.00 いつものデビルポーズ。滅びよ、サタン。滅ぶのはおまえだ、デビルマン。
1.41.10 バトル開始。どうでもいいです。いろいろな人がプレステのオープニングだとか、色んなことを言ってますが、一言で言うと、価値の無い映像。二言で言うと、ありきたりで安っぽい映像。サタンはビーム系の技。デビルマンは直接当てる技です。よく引用されてる「地球を割る」って技は1.42.00にでます。地面がぴしぴしなるだけです。
1.42.10 デビルポーズ。ここで、地割れが起きます。さっきの技とは無関係だと思います。
1.42.45 どちらの攻撃も有効打は無く、地球の一割くらいが炎でできたキノコ雲に覆われます。
1.43.30 人間が塔のように重なり合いながらうねっています。(人間竜巻?)私が読んだことがあるのは文庫本のデビルマンだけなので、原作でのこの塔の位置付けは良く分かりません。というか、ただ、出したかっただけなんだろう、ナスの場合。
1.44.00 その更に上空でサタンとデビルマンが対峙してます。サタンはデーモン軍団をつれています。デビルマンは隕石みたいなのに乗っています。
1.44.20 ほわーと言いながらデビルマン、青い炎に包まれて巨大化。それを見るサタンの目に涙。
1.44.35 ここでも「滅びろ、サタン」と言って、青いまま特攻。ザコデーモンは全員死亡。サタンは耐えます。
1.44.50 炎を使い果たしたのか、デビルマン。サタンが右のミドルキック。デビルマンは右ストレート。デビルマンの胴体が削れます。
1.45.05 ぐおぐおいってたデビルマンが、空から落ちます。落ちながら黒髪に戻ります。黒髪になってもぐおぐお言ってます。
1.45.15 回想シーン。黒髪の餓鬼と金髪メッシュの餓鬼が、海辺で砂の城を作り終えたところです。
1.45.45 雨が降ってきたので、二人が自分達の体でその城を守ろうとしているところで回想終わり。
以下は、あの有名なラストシーン。
1.46.10 黒髪、生きてます。目を開けます。きょろきょろします。岩の上で仰向けになっているようです。
1.46.20 岩の下から銀髪が這い上がってきます。
1.46.40 アキラ、リョウ、とか言い合ってます。わざとらしくぶほっと血のりを吐く黒髪。
1.46.55 銀髪「死ぬなよ、生き残れよ。デビルマンだろ。」
1.47.15 黒髪「おまえが生き残ればそれでいい。」・・・この人の発言の意味がわかりません。何故こんな台詞を言わないといけないのがが分かりません。で、そのまま黒髪は目を瞑ります。
1.47.20 銀髪が名前を呼んでも黒髪は返事をせず、黒髪の下半身に目を向けると・・・
1.47.50 下半身がやばいことになってる、と。二人無言。
1.46.00 銀髪が吐血。え?サタンなのに吐血?ナスにとってのサタンってのはいったいなんなのでしょう。かつての神と同じことをしようとして、しかし、愛を持っていたゆえに失敗してしまった堕天使、ってのがサタンなんじゃないの?まあ、どうでもいいや。
1.48.15 「まってろよ、アキラ、すぐ行くぞ。」と銀髪。
1.48.30 それを聞いた黒髪が、死んだはずなのににやっとわらって、それをみて銀髪もひひひひと笑う。
1.48.40 真っ赤な月の下、銀髪の笑い声が響く。「明が笑った。ふひふひふひ」
1.48.50 崩れたコンクリートの壁にもたれかかって座るミーコ。
1.49.04 「おねえちゃん!」とススムの声が聞こえると虚ろだったミーコの表情に生気が戻る。ススムがミーコに駆け寄る。
1.49.20 「何を見ていたの?」とススム。「心の中を見ていたの」とミーコ。アホか、ナス妻。心の中ってなんですか。ミーコは、地球が平和だった頃の海、空、森を思い出していたらしい。と、語りながら涙をこらえるミーコ。
1.49.30 泣きそうになるミーコの顔をみて、ススムがボソッと言う。「そんなとこ、もう無いよ。」
1.49.50 表情を引き締めるミーコ。頬には涙が一筋。ススムと見詰め合い、「生き延びるのよ。私達だけでも」
1.50.10 手のひらを握り締める。その中にはヒロインが渡した口紅。「牧村さんと約束したんだから。」「うん」とススムも表情を硬くしながら言う。どっかのアイドルの歌がBGMに流れる。
1.50.25 ミーコが立ち上がり、続いてススムも立ち上がる。口紅を握り締めたミーコの掌をススムがその上から握る。
1.50.30 二人が手を繋いで、このペースで歩いてねーってのはナスの陰謀だな。だって、危機管理としてなってないじゃん。こんなヨチヨチ歩くなんて、普通の想像力ではありえない歩き方。かわいそうな二人。せっかくの感動シーンを台無しにするナス。
1.51.00 二人は今までいたコンクリートの残骸の出口に立つ。画面がセピア色になる。カメラがぐーっと引いて、周りの荒廃しきった景色を写す。周りに人間の塔(人間竜巻?)が山ほどある。
THE END
映画:デビルマンの悪評を聞いて、どれだけバカな映画かを見に行きたくなってしまった人は、上のあらすじを読んでうんざりしてください。
追記。(2005年6月10日)
東映さん、怒ってます?
これから一生東映の映画を私は見に行かないので、(東映の映画に関しては「観る」という漢字を使わずに「見る」という漢字を用いますよ。ポリシーの問題です。)べつに怒ってくれても全くかまいません。怒った後にきちんと反省してください。(どれほど反省したとしても私はこれから先一生東映の映画を”見に”いきませんが)
一番嫌な状況は、東映から圧力がかかってこのblogそのものが消えることです。
圧力のかけ方として、一番考えられるのは著作権違反を理由とするものだと思うので(何せ宇宙一詳しいあらすじなので、翻案権に関してはかなりやばい。抗議を受けたら必ず消される。)、東映と対立することは全然平気なのですが、blogが消えるのは凄く嫌だ。
以下、考えました。頑張れ、自分。
翻案権は完全に侵害しているけれど、その上で引用をしているので、少しだけ状況が複雑なのだろうと思う。
「血液型と性格」事件の判示(東京地裁判決平成10年10月30日、学者の間でも評判は悪くない)によると
新たな言語の著作物を創作する上で、他人の言語の著作物の全体あるいは相当広い範囲の趣旨を引用する必要のある場合があるが、その場合、それを原文のまま引用するのでは、引用の名の下に他人の著作物の全部または広範な部分の複製を認めることになり、その著作者の権利を侵害する程度が大きくなる結果となり、公正な慣行に合致するものとも、正当な範囲内のものともいえなくなるおそれがある
とあり、
簡単に言うと、
<1>映画そのものを皆さんに配布する
<2>映画そのものは配布せず、自分で翻案・要約した文章をオマケとしてくっつける
の2つの方法が考えられ、
それなら<2>の「要約引用」で行った方が良いんじゃない?みんなやってるし、普通でしょう?
ということです。
あのシーンは「映画」だったからね。
つまり、必要な部分だけしか引用していないのです。
以上から、私の文章は、著作権法32条1項(引用の場合の著作権行使の制限)の適用を受けるので、著作権を侵害していないと言える。
のだと思います。そう思いたいです。
うお、もしかして私のブログが消された?東映から苦情が来たのか?と自意識過剰な不安に駆られるのです。
今日、つれづれなるままに考えてみて良かった。
多分、(多分、としか言えない。何せ要約引用の判例なんて、ましてや映画の翻案に関する判例なんて、かなり少ないし多分存在しない。)、私は不正なことをしていない。
激しい喉の乾きで突然目が覚める。枕もとの煙草とライターをまぶたも開けずに手に取りカサカサに乾きあれ果てた、割れ果てた、唇にくわえ火を付ける、ここまで3秒だ。
ふた息ほど肺に送り込み喉の乾きが最高調を迎えてから立ち上がり、冷蔵庫の中のうんと冷えたコカ・コーラの缶を開け、流し込むように飲む。
ようやく意識がはっきりと戻ってから今が朝か夜かを確認する。僕は起きた時はここまでしないと喋ることも考えることもままならない。起き抜けの煙草と飲み物、ここまでが見物。この2つで僕はやっと僕という存在になる。察するに今は夕方、だいたい4時といったところか。部屋の中を見回してもいつもと変わった様子は見られない。脱ぎ散らかされた服、いつもどうりだ。汚くて狭い部屋。その通りだ。僕の部屋を末期症状と呼んだのは誰だっけか、そろそろ掃除のしどきかもしれないな。
とりとめのないことをそこまで考えたところで、僕は自分が泣いていたことに気づいた。いや、正確にいうとさっきまで泣いていたのだ。足元に転がった鏡に顔を写し、見ると目の下に涙が乾いた跡がある。それは、とても妙なことだった。なぜなら泣かなきゃならない理由がない、思い当たらない、仮に嫌な夢や怖い夢。憶えないよね?見ていたとしてもそれは妙なことに分類される。僕は眠れば必ずといっていいほど夢を見、またそれをことごとく覚えているという割合特異な人間なのだ。特別何もなくても、何はなくとも、何かの拍子に涙がこぼれることがあるのだろうか。窓の外では子供の声がする。今、何時?汝、そういえば僕は寝る前、何をしていたんだっけ。
僕は、なんで泣いていたんだろう。僕は何してたんだろう。ねぇ。
TRACK2
何年前?5年前。
僕は浪人生だった。とある大手の美術の予備校に通っていて、それなりに志を抱いてもいた。一体、僕の志って何だろう?愛称は「ダル夫」、同時にそういう悩みを抱え始める年でもあったのだが、最初、風向きはすっかり僕にあるような気がし、そして何かが僕の思うとうりに、旗幟、動きはじめるそんな気がしてもいたのだ。単純に浮かれていたといってもいいのかもな。
その年、僕が夏の捕獲に成功したのは5月ごろだった。
「何してるの?」
「昼寝しようと思って」
「あ、そうなの」
あたりさわりのない会話の中でもとびきりあたりさわりのない、言葉を交した。裃から下。僕は臆病な割にはずうずうしい人間なので、誰もいない屋上のベンチの彼女の隣に座った。これから寝ようとしてる時に、よくしらない男に隣に座られることがどのくらい嫌なことかなんて気に、考えたこともないし、考えてもよく分からないし。なので考えないけどどういう訳か彼女は眠った。
時計は2時を回り僕の居る建物の廻りでは人がせわしなくぐるぐると回る、その証拠にたくさんの音を巻散らていた。カサカサと葉擦れの音。聞こえ出すと。彼女の少し茶色い髪もさわさわとなびきだすのです。とたん、工事現場の騒音も人びとの喧騒も、不思議と遠のき、何も、聞こえなくなってしまった。僕はなんとなく彼女の髪を撫でた。訳もないけれど。
僕は何も確かなことは分からなかったけれど、ショートカットの彼女の髪の暖かさと連動。この世界に、やがて、ほどなく、やってくる季節のことをそっと教えてくれた。
僕は鉛筆をカッターナイフで削る。これは僕にとってとても落ち着く行為なのだ。何故か。別に僕が文明の利器を忌み嫌い、しつこくアナログにこだわっているというわけでもなく、純粋に絵を描くためには、そのためには、字を書くときに比べ長い芯を必要とするだけの話だ。
どういうわけか、というわけで。僕は鉛筆をカッターナイフで削っていた。全部で30本くらいは削ったんじゃないだろうか。この時は時間潰しのつもりで筆入れの中の鉛筆という鉛筆を削ってしまおうと思っていたので、だので、むやみに使うあてのない鉛筆を中心に削っていた。
僕の座っていた場所、もう人の通ることのなくなったアトリエの前の廊下。普通はこの時間はアトリエの中で一生懸命になっているものなのだが僕はそこにいた。ふとした拍子にドアが開き、見覚えのある髪の色が目に飛び込んで。時、綻んで。
「描かないの?」
その髪を知っている。
驚いたことに、僕は隣に座る彼女の名前さえ知らない。驚愕に値。なのにこうしてもう随分と話をしている。
彼女も自分の鉛筆を削っているが、並んでこんなことをしているのは、なかなかどうして変なものだ。僕はもう指が痛い。意味あんのか、だいだい。
「カッテぇなこれ」
「貸して、こういうのは…ほら」
と、その髪。
「うまいね」
鉛筆の木の部分を大きく削り取り芯を露出させた。彼女にそう言うと少し得意そうだった。6Hの鉛筆ともなると、異様に固く、尖らすのにも苦労するのだ。
「ねぇ、ご飯食べないの?」
「うん。俺はあんまり減ってないからいいや。食べたら?」
「…わたしもいいや。お昼ご飯とかっていつも食べないから」
「そう」なんて言っていいか分からなかったからそう答えた。
僕も彼女も結局絵なんて描きやしなかった。なんだか知んないが、かったるくなってしまったのだろう。
その何日か後。僕達は1度だけデートした。
TRACK3
J子さんの髪の色には変化、少し変わった。どのへんが?あそこのへんが。あ、そこらへんか。
彼女は僕よりも歳がひとつ上で。その上でそのせいも有るのか無いのかそれは分からないけれど、ときおりお姉さんぽい態度をとろうとした。しかしながら、彼女は僕と同じ年度に卒業している。留年したからだ。入院したからだ。とにもかくにも、彼女は何となく僕に世話を焼いてくれてるようだった。
彼女の作ってきてくれたお弁当を一緒にたべながら、僕は彼女に好意を感じたが、それははっきりした形をとる様なものではなかったし、言わなければいけないのであろう一言が僕にはどうしても言えなかったのだ。あるいは彼女はただ親切だっただけなのかもしれないのだし。シット。
何月だったか忘れたがとりあえずは冬のとても寒い日だ。ラッシュアワー時よりはいくらかは空いた、電車から降りてきた僕はそう急がずに改札をくぐり、彼女の姿を探す。姿を捕捉。細かい位置まで指定しなかったのに、彼女はきちんと分かりやすい場所にたった今定刻どうりに立っていたわけだ。
「ごめんね。待たせちゃった?」
「ううん。そんなに待ってないよ、さっき来たから」
「来たね」
「来たよ」
僕はそう答えて微妙な顔つきをした。
なぜ僕達がこの朝などに待ち合わせをしたのか。といういきさつはこうだ。前後するが戻る。
この頃僕の足は予備校から大分遠のいていて、ほっといてたまに行く程度になっていたのだが、たまたまクラスの奴(ボケ)が僕のことを学校に連れて来いと彼女にちょこっとほのめかした。軽い冗談ぐらいにしか僕は考えいなかったのだが、帰りがけ彼女はこう言った。
「何時にする?」
僕は驚く。
「早目に着くようにしよっか、そしたらいい席取れるし。わたし達来るのとても遅いでしょ。だから、変な場所でばっか描いてるから、やる気にならないんだよ。8時じゃ早いか、8時15分は?早すぎる?」
早過ぎるし、展開早過ぎるし。早く過ぎるシーン。
「がんばるよ」
彼女の乗る電車はもうすぐホームに入ってくる。それを知らせるアナウンス。
アーッ、アーッ。…イエスッ、プラットフォーム、ナンバシックス、まもなく打診。
「ちゃんと来るんだよ。いい」
アーッ、アーッ。ンンッ。…イエスッ、プラットフォーム、ナンバシックス、まもなく打診。答えはアイ、シー。
ネクスト・デイ、という呈。
2日目の待ち合わせも同じ時間・場所で行われた。まるで口の中にドライアイスでも入ってるかのように白い息がもわもわと凝固せず出る。当たり前のような話、僕はそんなもの食べたくない。けど、でも。あたりの人という人の口からも同じように白い煙が出ても、誰ももうドライアイスなんか食い飽きたとは言わないので、僕も不平不満を口からは出さなかった。出したのはまさに白い煙だった。
腰の絞られた濃いグレーのピーコートのポケットに手をつっこみ、眠い頭と当惑する気持ちをこさえ、彼女を迎え、姿を残さねぇ。そんな背が高くないというよりは小柄と言ったら正しいくらいなのに、彼女はロング丈のコートが意外に似合った。
と彼女と翳す手。
「そりゃね」
と僕。
言葉少なにそう歩き出す。
「こうやってお互い待ち合わせればきちんと行けそうだね。こういう風にしてればわたしも行くしかないしね」
「俺だって早く起きないわけにはいかないもんなぁ。7時くらいに起きてんだよ俺」
「えらいじゃん」
初めからそうだったけど僕達は相変わらず言葉少なだった。けれど、淡々としているというわけではないのだけど、大はしゃぎするふうでもない。笑いはしても、腹を抱えてゲラゲラと笑うなんてことはなかったようなという記憶で。19才になったばかりの僕と20歳の少女、差異があると、「サイ」が変わるの。そう彼女は20才になっているにも関わらずその印象は少女のままだった。その2人がこんなにも、まるでうっすらと積もった雪の上を静かに歩くように言葉を交すことは、僕にある風景を描かせた。
描く、書くと。
その風景とはこうだ。
(ムーボン、ムーブ、オン。見えるか、聞こえるか。始まるぞ、濃そうな妄想のシーン。)
陽の光がとても弱々しく感じられる。風が強いせいか肌寒い、ここは何処だろう?
見慣れた風景と感じるのはきっと有るものがすべて決まりきっているせいなのだろう。僕はここが何処か分かった。学校、おそらく高校だ。びゅうびゅうと風が空想の怪物の呼吸みたいに聞こえるので僕は心細くなりフェンスにしがみつく。その僕の指を固く食い込ませた金網の向こうに彼女が見える。小さくしか見えないが僕の知っている彼女は僕だけが学校と分かり得るぐらいの小ささで建つ建物と僕の中間に立っている。なぜか僕も彼女も制服を着ている。バサバサと髪が巻き上げられ服の皺がとたんに生命を持ったように暴れる、風が僕達の世界の全て、有体から思念体、一切合財何もかもを飲み込もうとしているみたいだった。
「 」
僕は胸が潰れそうになって必死に彼女の名を呼んだけど全てかき消されてしまい、届かない。すると、髪を服を草を巻き上げる耳を裂く風の音、一切の音という音を彼女が遠ざからせてくれた。
あたりにはもう心配する事なんて何もないのだ。
けど、けれど、何で彼女はまだ思いがけず不幸に命中してしまったような悲しい顔をしているのだろう。
(ちょっと調子が悪いのか、そうか。なら、鬱蒼など晴らそうか。そのスイッチを押せ、行くぜ。)
リブート。
その後。
僕は何度か彼女の悩み事のような話に付き合ったことがある。そのたびに快方にむかったように思われた彼女も、それはしばらくするとまたがくんと調子を落とす。こういうふうに言うと冷たいかも知れないけど、そういうのはどうにもこうにも本人次第だ。何とかしたいが、したいが、悲しいけどどうしようもなく本人次第だ。SPみたいに、彼女にへばりついて、いつ降ってくるか分からない災いの流星群から守ってやることもできないし、だいたい、彼女が望むかどうかも不明じゃ現実的じゃないじゃない。
というわけで僕はただ見ていた。
その日も彼女は複雑な表情。僕はと言えば相変わらずも怪訝な顔。それらには触れられずに帰りの道を僕は彼女と歩いた。
「ご飯食べていく?真直ぐ帰る?」
「お腹も減ったんだけどそれよかコーラが異常に飲みてぇよ。どっかに自販機ないかな?」
下がる血糖値、命の危機。
「ここら辺ないね」
仕方がないので彼女の知っている店へ向かった。彼女の指差す先は目的の店の電飾で、その店はばっちりコーラが飲めたのだ。
「行く?」2本目のマールボロに火をつけながら僕は尋ねる。
食事を済ませた僕達は向かい、駅構内へ降りていく地階からは長い。長いエスカレーターに乗っていると改めて僕は彼女の横顔が視界に。そしてきっと僕には何もできないだろうなと思ったのだ。何故そんなことをこんなときに思わなければいけないのかさっぱりだが、僕はその顔を愛いと感じた。ウイ。
またホームへ電車が入って来た。けたたましいブレーキ音とまるで抜けた魂、知性の感じられない雑踏のミックスジュース、もう嫌気がさす、ミキサーから出す、一息で飲みほしてしまいたい、彼女の声が途切れる前に。耳を澄ましたが池袋駅でははっきりと聞こえない。もし今が初夏だったら。その奇跡の力ならば。
「 」
「え?」
僕は憂う。
何であの時みたいに必要なものだけ、必要な声だけ、それだけを抽出してくれないんだ。僕には必要な世界があって、そんなこと勿論はなから分かってる、多分そんなに重要なことは言ってないんだろう?僕はそんなこと勿論分かっているけれど、彼女の表情はそうは見えないし、多分そうじゃない。なんだか胸が詰まりそうだ、僕の傍、彼女の顔が無理やり笑ったみたいに見えた。胸が潰れそうだ。
「バイバイ」
電車が行ってしまったあとには言葉を遮るものは邪魔も何もない。だけどきっと遅かったんだとは思う。彼女は誰かに救いを求めたかったのだろうし、あのいやらしいノイズがかき消したのは、彼女のなんとなく悲しげな顔に含まれた聞かなきゃいけない一言だったかも知れないのに。そしたら途切れないのに。
「ふぅ…」
僕はため息をひとつついてみた。人とすれ違う。
あくまでも推測だ、多分僕の考えすぎなんだろう。
でも、僕に何かができたんだろうか。何だろうか。見当つかない、それは分からない。
ねぇ、笑ってよ。
止めてぇよ。
TRACK4
「なぁ、花火大会行かねぇ?俺の友達の女の子も来るんだけどさ」
昼ご飯時で人の多い通路に,5・6人もかたまり地べたに腰を下ろし、カップラーメンOR出来合いの弁当、貧相な食事を僕らは済ました。それぞれ煙草を吸ったりジュースを飲んだりと全身からやる気を排出していた。
「あ、俺行きてぇ。女の子来るんでしょ。何人来んの?」
「多分3人くらいは来るんじゃねぇの。行かない?」その場の全員に振るのは主催。良い返事下さい、と同意求め。
「行く行く」
「女かぁ女かぁ」
「俺は無理だな、無理無理」
めいめい自分なりの反応を示し、僕はデニム地のベルボトムのパンツで灰に汚れた手を拭きながら尋ねた。
「そんでその花火はいつよ?」
それは皆が知りたい重要な事だ。
「今日」
結局一緒に行ったのは僕だけだったとか。
僕が挨拶をすると2人の女の子も同じ要領で続けた。1人はショートカット、割合奇麗な娘。もう1人はロングのパーマの表情の豊かな娘。有体に言えばそういう子。僕はニコニコ。
「良かったね、ちょうど人数あって」
僕がそう言うと彼はあまり同意はしなかった。聞いた話によると田舎に恋人がいるとのことだ。そうは言っても毎日モチーフとにらめっこしていて大分クサッていたところなのだ、遠くの恋人は恋人じゃない。4人は電車で目的地へ向かった。話をしながら。
目的地がもう目の前という頃まで近づくと、僕とロングの娘はすっかり仲良くなった。いざそうなると最初に感じたファースト・インプレッションも変わり、「ケバイ」も「チャーミング」に変わろうというものだ。僕はそういうところが調子良いようだ。
「次の駅で降りるよ」彼の指示で僕達は降りた。
僕にとっては見知らぬ街で、駅から出たとたんに潮の香りで、満ちるような海辺の街に降り立つとダウン。僕はロングの仲良くなった彼女と並んで、先導する友達の後をついていった。途中、道で擦れ違うのは真っ黒に日焼けしたサーファー風の男女ばかりで、
「サーファーしかいないのか?もしかして」
と、誰に言うともなしに言うと、
「なんか、あたし達だけ格好が違うよね、みんなショートパンツにビーサンとかなのに」
「俺なんかめちゃくちゃ浮いてるんじゃない。Tシャツ小せぇしパンツの裾開いてるし」
「そしたら、あたしも浮いてる。だって格好似てるじゃない」
そんなことを話しているうちに波の音のするところまで来てしまった。多分、僕は相当うかれていたんだろうと思う。だって波の音がする。潮の香りもする。僕のような人間にとって、海という所は、そう簡単にほいほい来れる場所ではないので、しかもそれが、もう目の前とあっては高揚せずにいられるものか。浜辺に降りるには多少なりとも道なき道を行かねばならぬもので、僕達も慣例に従い膝丈くらいの草を踏み倒して進んだ。16ホールの編み上げブーツは砂利だろうと草だろうと蹴散らして行ける。爪先にスチール入りの頼れるタフガイは彼女の履いていたサボ状のサンダルとは違い、あちらはどう見てもタウン用なのでそれが理由かどうかは知らないのだけれど、結果、我々一行の中で彼女は遅れぎみだった。
「ほら」
差し出す手、手出して、握り返して、そのまま固く封印。
僕の手を握る彼女の手の平は汗でじっとりにじんでいた。
花火なんてない。いらない。
クラスメイトの彼は相当がっくりきたらしくご機嫌斜めでショートの娘の相手すら放棄している。その娘にも悪いんだけど、本当に悪いんだけど、僕とロングの彼女は楽しんでいた。途中で買ってきたビールを開けひとしきり、
「ちょっと海の方いってみない?」
と彼女は言った。
僕達は軽く走りだす。別に急ぐこともないのだけど何故か足早に。渚は玉砂利を転がした様な音だけをたて、波が僕の足の下にあるものを掴もうかと、否かといった感じで近ずいたり遠のいたりする。
「わ」
ふいに勢いのある波が靴のソールを濡らす。
「靴脱いで足だけ入っちゃおうかな」
「いいね、そうしようか」
紐を解いてブーツをほうり投げ、サンダルを脱ぎ捨てるとジーンズの裾を捲り上げて。ちょっと悪いことをするみたいな顔をちらと僕に見せて。確信犯の顔、隠し得ぬと、一歩、また一歩と沖の方角へ歩を寄せると、いともあっさりと捲った裾が波に晒され、「ひゃぁ」と背中を撫でられた様な声を彼女は発した。うかれた僕達にピークがやってきて水をかけたりする行為をとらせ、あろうことか渚を走らせた。ここで擬音、もしくは無音、体だけはムーブ・オン。手をしっかりと繋いで。はぐれないように。
そのとき、彼女の悲鳴が聞こえた。知らないうちに波がさっきよりも満ちて僕達の靴が波にさらわれかけた。僕は悪の魔王からお姫さまを救出する、まるでブロンドの王子。白馬にまたがり魔の手ののびる靴たちをひどく格好良く助け出すのだ。彼女は、幸せに暮らしましたとさめでたしめでたし、といった顔をして笑った。 一番最後に僕も何も特別なことはないようなフリをして、そして笑った。
二人は幸せに暮らしましたとさ、めでたし、めでたし。
TRACK5
話はそう簡単じゃない。人生は長く複雑である。というのがまさに一般論だぜ。
僕は中央線に乗っている。僕の用事はパーマをかけたロングのあの娘に海で借りたハンカチを返しに行くと言う至極下らないものだが。だがもちろん、世の若者が往々にしてそうであるかは僕の知ったところではないんだけど、僕の用事がそれだけであるはずがない、僕は彼女に会わなくてはいけない。いや、会うべきだ。
待ち合わせ場所のファーストフード店で、コーラを飲みながら過ごすこと数分。彼女はやってきた。奇麗な茶色のタートルネック、サマーニットにジーンズという出で立ちに画材道具の入ったトートバッグを抱えて。気持ちの良い笑顔と一緒に駆け寄ってくる。本当ならばハンカチなんてここで渡せば用事はそこでフィニッシュなのだが、あいにくと僕はおみやげを持参していたのでそういうわけにもいかないのだ。おみやげの名称は下心っていうんだけど。そこら中で見かけんだろ?
彼女、FMの部屋は一般的なワンルームから比べると少し広めで、あまり物がないせいか当時僕が住んでいた部屋とどっこいぐらいの、な、はずなのにもっと広く感じた。備え付けのキッチンの小さな開け放した窓からは小気味良いまな板を叩く野菜を切る音が空へと帰り、その間、僕はただ彼女の後ろ姿を眺めていた。
手慣れているとは言い難いものがあった。が、毎日自炊しているというのもままんざら嘘ではなさそうではあった。借りたハンカチを返すだけで手料理が食べられるなんて僕は全然知らなかったけれど、割とメジャーな潮流に乗った、そんな不問律らしいとの噂は聞いた。女の子からは何はなくとも、必ずハンカチを借りることを是非おすすめしたい。
出てきた料理は手の混んだ代物ではなかったがそれだけになかなか感動的でもあった。味よりもむしろこの事実、リアリティが僕を満腹にさせる。その後、僕たちはマットレスの様な寝床でごろごろと転がり、何を話すでもなくうだうだ雑談していただけなのだが、僕が帰るためにはそろそろ私鉄の電車の時間が近ずいてきていた。ここで。僕はけっこうな勇気とカロリーを消費しなくてはならない。
「あ、もしかしたらうちの方へ行く私鉄がもう間に合わないかもしんない。やばいな、多分今からじゃ終わっちゃうかも」
本当にもう正気の沙汰ではない、この白々しさといったら。真っ白だよ。
「どうしよう」
こんな風に反応を伺うのももう最悪だ。
「…いいよ。泊まっていっても」
まさに、まさに。嘘をつくのは大変な作業である。でも無理も道理も通った。押しの一手、おっしゃる意味が分かりません。
TRACK6
僕と僕との会話。
『気分はどうだい?』
「ああ、すこぶる良いね。まるで風が僕に吹いているみたいだね、別に強がりじゃないよ。だって、そうだろう?もはや何の憂いもない」
『そう?』
「そうだよ。見ててみなよ、きっとうまくいくから。そういつまでも同じことは繰り返されないさ、アンラッキーだなんて言わせないね、君にもだよ」
『別に運は悪くないよ』
「立ち位置の問題なんだよ。僕はここなら平気さ。大丈夫。ノープロブレムだね」
『そうなの?』
「そうさ。僕も捨てたもんじゃないだろ?」
『どうだろう?』
暗転、という呈。
TRACK7
同じ布団の中、僕も彼女も眠れていない。大分個人的な話へと突入し、立ち入った空気が男と女を意識させる。いや、意識せずにはいられない。話の途中で彼女はごく自然に寝返りをうち、肩を下にして僕の方を向いた体制をとった。その鮮やかさに感心する。明鏡止水、拳法の極意。きっと僕の寝返りはとてつもなくみっともないんだろうから。
向かい合った体制の均衡がふいに破られ無我夢中できつく抱き合う、が、彼女は僕の足を自分の股にきちんとはさんだ形に。一枚上手だ。僕は自分のイニシアティブの存在をないがしろにするわけにはいかないのであえて言わせてもらうが、僕達は破ってはいけない沈黙を破るように同時にキスをした。同じ心音、同じタイミングってことだ。正確なところは僕が気づいたときにはすでに彼女の舌は僕の喉内に潜りこもうという意気込みであったがとりあえずそういうことだ。そこから彼女の前の彼氏の話が始まる。
長いので省略。
「うん」
曖昧に、何も言うまい。このスタンスはとても便利だ、いつも僕を助けてくれるのだ。言うべきことなんか在りはしないんだから。たかだか、僕らの歳などでは。
「あたし、けっこううまいよ」
「前の彼氏より大きい、してあげよっか?」
と舌舐めずり。
返事はあとまわしにして僕はマウントポジションを取り返す、そして彼女のくりんくりんとうねるライオンのたてがみみたいな髪の毛を見つめていた。彼女はしっかりと現実を見つめている、だけど僕に見つめられるのはその髪ぐらいのものだ。ひどくうつろなまま彼女の服に手をかけひとつひとつボタンを外しにかかり、ワン、トゥー、スリーで3つまではずしたところで彼女がブラジャーをつけてないという当然のことが分かったが、かまわず全部はずした。ワン、トゥー、スリーで出るのは鳩ばかりとは限った話じゃなく、ハッとする。乳房だったからね。
でも僕はぜんぜんダメだった。
うん、とも、ううん、とも言えなくなってしまった僕に腕をまわし、そんな僕をよそに、
「なんか、あたし、したくなっちゃった」
「あたし、したいよ。しない?」
もはや疑いようもなくなってしまった。セックス。
「よそうよ」
10秒経過、残り20秒。10秒。5秒。持ち時間は無常にも、少なくなる。こんなときには異常に早くだ。
オーケーと気軽に言えたらどんなにか楽だったか知れない。軽く堕落へ踏み込む覚悟もできていたはずだ、なのに、僕はダメだった。ぜんぜんダメだった。一体何の為だった?
胸の内、頭を抱え。イエス、ノー、オー、ノー。いや、不能なんだよ。
л л
(´・д・`)<にゃーーぅーーん
マジか。若さ故?
男の立場に立って考えればわかりそうなものだけど…。
「結婚相談所より重くない感じ」って何が重くないのかって・・・
どんな獲物を吊り上げたいかによって釣り場とエサの形態は変えるべきじゃない?
適当な場所に自分で入り込んでいってエサを適切な形で垂らせばつれそうな気がするけどな。
まずは自分の釣りたい男がどんな男なのか整理してみ?
必要なエサ:ボディ、容姿、若さ(釣り場によってアレンジが必要)
料理:難。腐りやすい。つり上げたのちも他につられる可能性あり
必要なエサ:会話力、行動力
釣り場:紹介
必要なエサ:幅広い人脈、愛嬌
料理:易。但しつれる魚のサイズは仲介者の自分の評価に左右される。
必要なエサ:性、選別眼
料理:難。釣りやすいが、エサバレもしやすい。毒をもった魚も多い。
必要なエサ:容姿、忍耐
必要なエサ:理解度、会話力、積極性
料理:中。
自分の釣り師としての腕前と手持ちエサをわきまえて、
つりたい魚のいる魚がいる釣り場にいけばいい。
http://anond.hatelabo.jp/20070723150045
孤独だ。一人でいることを「孤独」だと感じることなんて無かったのに、最近そう思うようになってしまった。一人で、身軽に過ごすことが好きで、映画見に行ったり、適当に街ぶらついたり、そのついでに買い物したり、そういう好きに過ごせる時間が楽しかったのに、いつの間にか週末はどう乗り切るか考えるものになってしまった。
いょぅ、昔の俺。ちょっとした心の隙間があると付け込まれるよな、コドクに。
でも、今の俺は一人でも平気。
というか、一人になりたい。
海辺で、峠で、河川敷で。
一人でそこまで自転車で行くから。
誰もついて来られない距離を、誰もついて来られない速さで。
もう孤独だなんて思うことさえなくなった。