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はてなキーワード: 就職氷河期とは

2008-06-18

http://anond.hatelabo.jp/20080618171154

増田だけど、その増田は別に自分を「勝ち組」とは言ってないのでは? 読み違えてるよ。

あと、その増田の状況は全然底辺とは思わない。

就職氷河期世代ってことは、その増田は20代後半-30代前半。

職場では油が乗り始めてガンガン働いている時期。8時-23時なんて何の不思議でもない。

それが週休2日とれて、残業手当住宅手当がしっかり出る会社はむしろいい会社

多分、きっちりした会社だと思う。大企業かな?

残業が多いことに「底辺」と噛み付いている君の方が、よほどの精神ニート社会情勢に詳しくないだけだと思う。

http://anond.hatelabo.jp/20080618163830

ハローワークに登録しても、上京してくる人はわずか。

地方の人は地元仕事をしたがる。

8から23時の労働でも週休二日は保たれる。

給料も安定し、残業手当て、ボーナス福利厚生住宅手当が出る。

残業必須なので夕食手当ても出る。

社会保険厚生年金に入ることが出来、派遣社員よりも安定できる会社だが、ブラック企業か?

人手が足りない分、会社は金でフォローする。

だから社員仕事をする。

何しろ半分が就職氷河期派遣出身の人間だからな。

安定収入がなくなったときの恐ろしさを知ってる。

これはブラック企業か?

だとしたらお前ら随分いい会社に勤めてるんだな。勝ち組だよ。

シブヤ・バレーWEBスーツか?

そんな奴らが派遣雇用を語るな!爆発してしまえ。

2008-06-11

むぅ、どーしたものか。

なんとなく駄文を書きつらねます。

コレ、いわゆるボヤキ駄文です。なのでテキストとしては面白くないです。

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ぢぶんは、いわゆるIT系の会社にて、ささやかながらですが、

WEBサービスの運営に携わっています。

この会社ですが、大本尊(=社長)の意向がとても強く(良い意味でも悪い意味でもトップダウン

さまざまなことに日々振り回されてます…

で、本題に入りますが、ほんの2ヶ月くらい前までは、まったく微塵もなかった話ですが、

先月中旬に突然、人件費削減(=人員削減)しろと…もうそなってくると真っ先に出てくる案は

   ■全社的にあまり残業しない(or させない)

   ■派遣会社経由のスタッフの方々の契約解除を早々に進める

の2案が毎度のごとくでてくるわけです。

 ⇒人員不足や経験不足の面を常に派遣会社経由のスタッフの方々に支えて頂いてもらっているのが現状ですが…

  今回はそれでも、ほぼ全派遣会社経由のスタッフの方を1,2ヶ月以内に契約解除という大本尊の意向の元の

  流れになってしまったのです。

といいながら、当然会社としては、本年度の計画や目標を設定してて、そんな案件内容を今の人員で???

つまり人員不足=馬力不足のまま達成できるの?と目に見えて強く感じのです。

しかも当然ですが、その目標に満たない場合は、

生暖かく詰められる(=クビ)なわけで。。

サラリーマンはつらいなぁ。

このことについて、上の人達に相談しても、皆さん「しょうがない」or「とりあえず今は…」という、

まるで共通の回答テンプレートでも出回っているような回答の返事しかしないのですが。;S

   ⇒ググると、そういう回答例でもでてくるのか?

    ってくらい皆同じことしか言わない(爆)

でも、サラリーマンはつらくても、派遣会社経由のスタッフの方々はもっとつらいだろうなと思うと

最後まで(現場の当人達よりの目線で)できるだけフォローとバックアップに努めなければと思い、

己を奮い立たせてるのです。

情けない話でもありますが、残念なことに自分にはコネ権力が殆どないので、当人達が気落ちしているのを

励ましたり、話し相手になったり、次に繋がる様に同業他社でも使える、ささやかですが、自己流で覚えた

ナリッジと小ワザを伝授してあげたり、(こっそりと)他社で正社募集しているところ募集要項のページURL

テキストリンク集をかき集めてメールで送ってあげるくらいしかないのです。。

同じチームの28前後くらいの方達(就職氷河期の世代??というのでしょうか?)をみていると

なんだかホントにかわいそう…日頃のお仕事でのがんばりやお世話になっている恩を

正にアダで返してるとはこのことかなと感じて、たまに分けもわからず、ホロっと涙目になっている自分がいます。

大本尊の機嫌がいいときは、株価がいいのか買収が成功したのか、新聞でいいこと書かれたのか、

さっぱりわからないけど、とにかくタイミング的な時期が良いときは、バイトでも派遣会社経由の

スタッフでも契約社員でも正社員になれる門戸が開いてるのに…実際、何人も社員になってもらって

一緒に働いてがんばっている人達もいるのに、こんな肝心なときにこそ、チャンスを廻してあげれない

自分に、正直最近凹みがちです。

むぅ、どーしたものか。

と、ボヤキつつ、自分が腐るのはいつでもできること。と思いながら、

最後の最後までフォローとバックアップに努めようと再決心しまスたです。

・・・あ、もちろん仕事もしなきゃ♪(←新規案件の提案・立案のこと。

jabba

秋葉原通り魔事件の犯人属性が多すぎる件。

秋葉原通り魔事件の犯人属性が多すぎる件。

どこを取っても話題の固まり。

追記:

  1. ブコメみて追記。
  2. ブコメの人は頼むからよく読んでくれ、「話題の固まり」と書いてあるだろ。つまり周囲(=マスコミネット)によってそれぞれの属性が話題にされるだろうということしか言ってない。こんなもので何かが理解できるだなんて勿論思わんよ。

2008-06-08

http://anond.hatelabo.jp/20080608182429

揚げ足取りたいわけじゃないが「バブルが崩壊した頃」に「日本がこれからダメになる」と「適確に予測」するくらいのことは誰にでもできたんじゃないか、常考

で、「バブル崩壊の頃」に既得権益者が54%いたとして、今、彼の云う「既得権益者」の割合はどうなっているのか。

たとえば非正規雇用は90年代後半からリストラ就職氷河期によって爆裂に増えたわけだが、それでもその「予測」とやらと「日本は変わらない、なぜなら既得権益者が…」という「オハナシ」とやらはありがたく拝聴するべきなんだろうか?

小泉劇場に踊らされた人びとのことは基本的に腹立たしいが、それでも彼らが「改革を望まなかった」とは到底思えない。リンカーン氏の言葉はそろそろ忘れた方がいいんじゃないだろうか。とはいえ昨夏の「年金旋風」で今度は逆に踊った国民の姿をみれば「二度あることは三度ある」という気も……

2008-05-26

学歴自分語り

1997年。そう悪くない大学の、ちょっと有名な経済学部に入った。

高校進学校だったから、友達は東大とか京大とか阪大とかに進学していったけど、別に気にしなかった。あの人たちみたいに、何もかも忘れて一心不乱に勉強するとか無理だった。毎月模試の結果気にしたり、順位に一喜一憂したりできなかった。お勉強より、打ち込み系の音楽聴いたり、絵を描いたりする方が好きだった。

大学1年でネットに出会ってサイト作り始めた。

電話代+プロバイダ代で10万行ったことあるあるwwww

ネットにはまりすぎて留年したりしつつ、興味のままIT業界就職就職氷河期だったけど、IT以外の業界でも書類選考で落ちたことなかったし、学歴は特に気にならなかった。

結局、第一希望の大手のSIer就職した。

でね。こないだ転職をしたんだけど、転職屋さんが言うのよ。

増田さんは女性で、●●大学卒ということで、戦略コンサルティングファームには、応募されるのも難しいかと思います。

 いえ、●●大学経済学部も、地方大学としては悪い大学ではないのですが…文系ですと京都あたりの…」

いや、マジでおかしかった。

あ。学歴ってあるんだなって生まれて初めて意識したっていうか。

コンサル紹介してください」とは言ったものの、ITコンサルがしたいだけで、戦略系のマッキンゼーボスコンになんかまったく興味なかったから、別に応募できなくても問題ないんだけど、「私、今、学歴で足切られたんだなあ」と、妙に感慨深かった。

最終的にご縁があって、今は某グローバル企業で働いてる。

相変わらず学歴なんか意識しないけど、

人生たまには新鮮な驚きがあるのも悪くないなーとこれ書きながら

転職活動を振り返って思ったw

2008-05-20

http://anond.hatelabo.jp/20080520125553

同じように就職氷河期くぐり抜けてきた女から言わせてもらえば、

自分のキャリアパスが切れないように人生設計考えてこなかった自分が悪いんだよ。

つまり奥さん自身の見通しの甘さが原因。

http://anond.hatelabo.jp/20080520104823

水月昭道高学歴ワーキングプア』(光文社新書)を読んでくださればわかると思いますが、就職氷河期大学院重点化が重なった世代なので、就職できない緊急避難として大学院に進んだ面もあります。

当時は20そこそこの若造なので、自分の才能を過信していたこともありました。自分のやりたい研究を進めていけば、きっと研究者の道が開けるだろう、と。

2008-04-30

39歳 全財産100円/細切れ雇用 食いつなぐ生活

 「恥ずかしながら、これが私の全財産でして」

 4月15日夜、東京飯田橋近くのNPO法人「自立生活サポートセンターもやい」。男性(39)は財布の中身を見せて、うなだれた。

 財布には小銭ばかりで100円ほど。前日に古本屋で本を売った400円の残りだ。飯田橋までの電車賃もぎりぎりだった。

 都内の電気工事会社の下請けで働くこの男性は、生活困窮者を支援する「もやい」に助けを求めていた。

 「いつお金が入りますか」

 「4月18日です」

 「いくらぐらい?」

 「たぶん、3万~4万円」

 「その額でいつまで」

 「次の給料日5月20日

 「それじゃあ、苦しいですねえ。どうしますか」

 「18日までしのげれば、アルバイトでなんとか……」

 1万円を工面してもらい、米5キロと缶詰5個をもらってしのぐことになった。両親は年金暮らしで頼れない。

 「本当にお恥ずかしい。仕事を探しながら働く繰り返しで、失業保険貯金もないものですから……」。何度も頭を下げてはお礼を言った。

 

 男性は99年、都内の私立大学卒業した。浪人留年を重ね、このとき30歳。就職氷河期まっただ中だった。

 派遣労働者として働きながら、就職活動を続けたが決まらない。派遣会社10社以上に登録し、契約が切れると清掃業務や建設作業などで食いつないだ。たまに採用されても契約社員扱い。細切れ雇用の全部は本人も思い出せない。

 そのうち面接で「どうして職をそんなに転々としているのか」と聞かれるようになった。これまで60社以上の面接を受けたが、正社員への壁は高くなるばかりだ。

 いまは工事で余った廃材の片づけなどをする仕事正社員希望したが、半年間の契約社員。日給1万円、翌月払いだ。3月下旬に入社し、3月は5日間働いた。

 ところが、4月18日給料日、3月分の給与明細を見てがくぜんとした。手取りはたったの2万1814円。健康保険料9456円、厚生年金保険料1万7995円、雇用保険料735円が天引きされていた。

 これでは家賃3万200円にも足りない。日雇い派遣大手のフルキャストを通じ、夜も仕事を始めた。

 午後5時に仕事が終わると、すぐ派遣先の倉庫へ。6時半から10時まで、ベルトコンベヤーに追われながら荷物の積み込み作業。時給は1千円。一晩で3500円にしかならない。

 くたくたでアパートに帰る。倉庫の仕事を始めた初日、1回430円の銭湯は高いのであきらめた。部屋は4畳半一間の風呂なし共同便所。布団はなく、2枚の毛布の間に入って眠る。2日続けたが、3日目に会社を休んだ。ダブルワークで疲れ切った。数少ない楽しみ携帯電話代1万1千円の支払期限で憂うつでもあった。翌日が、会社に昼の弁当代の3月分2千円を支払う日だったことも気分をめいらせた。

 翌朝。通勤途中、スーツ姿のサラリーマンたちが足早に彼を追い抜いていく。まもなく40歳になる。その数カ月後には、雇用契約更新時期がまたやってくる。

 「やっぱり、私のような人間では駄目なんです。ピシッとスーツを着て、ライフステージを踏んできましたって胸を張れないと、正社員にはなれない。そういう厚い壁を感じてしまいます」

 

 男性はたびたび、自分のことを「私のような人間」と呼んだ。まじめに働いても、30歳で大学を出たというだけで貧困から抜け出せない。広がる「ワーキングプア(働く貧困層)」。1年間働いても200万円以下しか収入がない人は、06年に1千万人を超えた。

福間大介)

職求め、坂道を転がる日々/32歳、脱・生活保護「やってみる」

 神奈川県内のハローワーク女性(32)が求人票を見始めて、もう3時間になる。

 「一般事務 18万円以上」。パソコンの画面には1度に20件の求人が表示される。55ページ目に入った。

 充血した目をしばたく。

 「資格持ってないと、全然だめみたい」

 高校卒業後、3年間は正社員だった。その後はバイト製造業派遣日雇い派遣へと。「坂道を転がるような日々」だった。昨年夏から生活保護を受けている。

 保護費は住宅扶助を合わせて約12万円。簿記パソコン資格がないと、選べる仕事の基本給は15万円程度。社会保険料税金を引くと手取り保護費を下回ってしまう。

 気を取り直して、5社分の求人票を持って窓口へ。職員から聞かれた。

 「経理の経験は?」

 「あります」

 「何年前?」

 「……9年くらい前」

 「ああ、それじゃだめよ」

 基本給20万円の事務職の求人には、履歴書を送ることもできなかった。

 

 高校を出て東京都内会計事務所に入った。実家から通勤2時間手取りは12万円ちょっと。気力も体力も尽き、3年でやめてバイト生活へ。居酒屋遊園地雑貨店……。転々とした。「ちゃんと仕事をしろ」という両親と口論が絶えなかった。「私だって必死で働いているのに」

 29歳の時、「仕切り直し」のつもりで、人材派遣会社日研総業に登録した。前年の04年に製造業への派遣が解禁され、求人誌には寮付きの仕事があふれていた。

 最初に行った宇都宮市キヤノンカメラ工場は、「長期」のはずが、減産を理由に3カ月で雇い止めになった。部品を組み合わせて2センチほどのモーターを作る仕事。寮費を引いて手取り約10万円。派遣仲間との間柄も良かった。「ここで1年働けたら、人生変わっていたかも」とつぶやく。

 派遣会社コラボレート(現プレミアライン)に変えた。横浜市内の松下電器産業工場携帯電話を組み立てた。寮費から冷蔵庫レンタル代まで引かれ、手取りは3万円以下。社会保険もなし。虫歯が悪化し、消費者金融借金して歯医者に行った。

 「先が見えないまま走っている感じだった」

 1年半で、派遣先は計4カ所。けがで働けなくなり、実家に戻った。その後もグッドウィルに登録して日雇い派遣。20日働いて収入は月7万円だった。両親との仲も悪いまま。うつ状態になった。

 

 昨年夏、家を出た。誰でも加入できる「首都圏青年ユニオン」を知り、相談に行った。書記長の河添誠さん(43)が笑顔で迎えた。「つらかったこれまでのことを、初めて人に話せた」

 付き添ってもらい、生活保護を申請した。以来、父母とは連絡をとっていない。

 彼女と一緒に実家のある神奈川県地方都市へ向かった。実家の手前で足が止まり、たとりつけなかった。実家を出る前は、帰宅せずネットカフェコンビニで夜を明かしたこともあった。「親が携帯電話してきたことは一度もない」。目が潤んだ。

 彼女アパートも訪ねた。6畳の和室、テーブル代わりの段ボールの上に「求職活動状況報告書」が載っていた。仕事を探した日数や面接の結果などを書き、毎月、市の生活保護担当者に提出する。

 これまで15社受けて、すべて落ちた。大抵は「転職が多い」が理由だった。「派遣という選択は人生最大の失敗」と自分でも思う。面接で何をアピールしていいかわからない。

 自信をつけるためにも資格が欲しい。雇用保険に入っていれば、国の教育訓練給付簿記検定や社会保険労務士資格を取る講座が受けられる。だが日雇い派遣だったため、1年間の雇用が条件の雇用保険には入れなかった。

 4月下旬、商工会議所簿記検定の受験を申し込んだ。3級の検定費2500円は河添さんに借りた。本屋立ち読みして勉強するつもりだ。

 「やるだけやってみる」

(諸麦美紀)

すべり台社会」――再起支える仕組みに穴

 野宿者や失業者の支援が中心だったNPO法人「自立生活サポートセンターもやい」だが、ここ数年は、働いている若者や働き盛りの家族持ちも駆け込んでくる。相談日の毎週火曜は電話が鳴り響き、面接ブースに列ができ、まるで救急病院だ。

 事務局長の湯浅誠さん(39)は「いまは、少し踏み外しただけでもすぐに貧困のどん底まで滑り落ち、なかなかはい上がれない」と語り、「すべり台社会」と呼ぶ。

 90年代の不況期以来、正社員職場パート派遣労働者に置き換えられ、いまや、労働者の3人に1人が低賃金で働く非正社員に。非正社員は、正社員を前提にした社会保険からもこぼれ落ちてしまうことが多い。

 たとえば、雇用保険は原則、週20時間以上働き、1年以上の雇用見込みがなければ入れない。加入できても、失業手当をもらうには原則、直近2年間のうち1年以上保険料を納めていることが条件だ。短期契約を繰り返す非正社員が、失業手当を得ながら再就職先を探すのは難しい。

 健康保険厚生年金に入るのも、雇用期間が2カ月以内だと原則として対象外で、労働時間正社員の「おおむね4分の3以上」が条件だ。社会保険料負担を避けるため。わざわざ適用外になるように非正社員労働時間を設定している企業も珍しくない。

 さらに最後のセーフティーネットである生活保護制度は、自治体財政難を背景に窓口で違法な申請拒否が横行。生活保護費以下の収入しかない人でも、申請さえ受け付けない例が後を絶たない。

 都留文科大の後藤道夫教授社会哲学)は「日本社会保障制度は『働いても食べていけない』状態を想定していない」と指摘する。これまでは、正社員であれば企業職業訓練をし、医療年金住宅保障の機能も担ってきた。「非正社員にとって、日本の福祉は『底抜け』状態にある。自己責任を問うだけの時期はもう過ぎており、具体的な対策を議論すべきだ」

福間大介、諸麦美紀)

 

日本、貧困率ワースト2

経済協力開発機構OECD)諸国の相対的貧困率ワースト10

国名相対的貧困率
米国13.7
日本13.5
アイルランド11.9
イタリア11.5
カナダ10.3
ポルトガル9.6
ニュージーランド9.5
イギリス8.7
オーストラリア8.6
ドイツ8.0

OECDの対日経審査報告書06年版から作成。貧困率は生産年齢人口の所得分布の中央値の半分に満たない人の割合(%)

2008年4月30日付 朝日新聞 朝刊)

2008-04-27

ロスジェネな俺の個人的感触を書くよ

http://d.hatena.ne.jp/republic1963/20080427#p2

ここを読んで思ったこと。

自分も所謂就職氷河期世代。理系学校の推薦状で一部上場企業に潜り込むことになんとか成功。自分で勝手に推薦状の関係ない就活もしてたけどそっちのほうは全滅。卒業したら田舎帰ってコンビニホームセンターバイト、という選択肢がめちゃくちゃリアルだった。もしそうなっていたら今頃どうなっていたのか。

で、内定者や新入社員研修で見た文系の人って本当に輝いていた。弁舌なめらかで自信に満ちあふれ世の中のことを色々知っていて。知り合いになった余所の学校工学部の人と「あいつらすげえよな推薦状で通して貰った人間とは違うなあ」とか話してた。

冒頭URLにあるようなコネ入社糾弾とかそういうことはなかった。辞めていった人もいるし残っていい仕事しているのもいるし壁にぶつかっているのもいるし適当にやっているのもいる。「俺ら勝ち組」って露骨に言っているのは見かけないなあ(内心どう思っているかは別だけど)。

文系の人(というくくりも時間が経つと段々意識しなくなるけど)って、最初思ったほどすごいわけでもないんだなあと思うこともあるし、でもやっぱ能力あるねすごいねと思うこともある。

2008-04-26

http://anond.hatelabo.jp/20080426181745

そのようなよくない環境をあなたご自身の力で変えようとは思わないのですか?

不満を言うだけなら誰でも言えますよ。あなたの言う「人の悪口をためらいなく言える輩」とか、じぶんの恵まれない環境を「社会のせいだ就職氷河期のせいだ」って喚いている人と同じで。

2008-04-16

http://anond.hatelabo.jp/20080416101337

そうだよ。独身男は常に社会の不安定要因。そして、一般に男の収入と結婚率とは比例関係にあるから、

貧乏男→結婚できない→不満が溜まる→社会不安

となる。就職氷河期世代なんてもろにこれで、文壇で「戦争が起こればいい」なんて言ってる人がいる始末で、危険極まりないよ。おまけに彼らは頭数が多いから、このまま推移して結婚が難しい年齢になってしまうと社会の不安定要因が固定化されてしまうことになる。

ああ恐ろしい。早く誰かなんとかしないと知らないぞ。もうあまり時間がないように思うが、間に合うのだろうか。

2008-04-03

分からん

就職活動の「自己分析」ってやつがいまだに理解できない。

あれがトレンドになりだしたのって、就職氷河期のあたりから?

正直、気持ち悪い。

御社に入社したい理由やら自己アピールやらを無理やりひねり出すために

幼少時代の思い出やらバイトの実体験やらをほじくり返してもっともらしい理屈付けるのが、つまりは自己分析ってことでしょ。

それって何の意味があるの?

サークルでは部長をやってまして・・・」

「私が塾講師アルバイトを通じて学んだことは・・・」

どれも真っ当に社会で生きている人間にとっては、当たり前すぎて何の印象にも残らない。

第一、学生の言うことを全て真に受けてたら

企業面接室はバイトリーダーサークル部長だらけになってしまうwww

無知は承知。叩かれるのも承知。

それでも俺は、就活大学生がどうして「自己分析」をそんなに大事にしたがるのか知りたいのです。

2008-03-03

88万ウォン世代

韓国でも就職氷河期世代があるというお話。しかもネット右翼と層がかぶっているらしい。氷河期は国際的に団結できず、互いに相争う。為政者の思うつぼだな・・・

「88万ウォン世代」たちの反論

「88万ウォン世代」とは、きちんとした正規の職に就くことができず、非正規職を転々とする20代を指す言葉です。今の20代は上位5%だけが大企業政府、公企業などに正規職として就くことができ、残りは非正規職を転々として一生を終える…という悲観的な展望が描き出されています。非正規職の平均月給が119万ウォン(約14万2000円)、20代の手取りはそのうち74%という点を勘案し算出した金額が、88万ウォンというわけです。

 日本の若手学者高原基彰の『韓中日ネット世代が憎みあう本当の理由』(三仁)=原題『不安型ナショナリズムの時代‐日韓中のネット世代が憎みあう本当の理由』=における問題意識も、『88万ウォン世代』と重なっています。高原は、東アジア若者たちの間で流行している反日嫌韓・排中意識の根底には雇用不安と不透明未来が横たわっている、と主張しています。高度成長の恩恵を受けることのできない彼らは、自分たちの不満をインターネットを通じて噴出させ、時には隣国に刃を向ける、というわけです。こうした「個人型ナショナリズム」は、経済成長のために国家統合を強調してきた「高度成長型ナショナリズム」とは区別されます。韓中日3国で渦巻く民族主義の裏面を考察する興味深い分析です。

http://www.chosunonline.com/article/20071125000004

2008-03-02

負け犬共よ、悲しみのはてなを捨て、街に出よう。ふざけんな。

 最近流行ってるプロレス用語の「マッチョ」ってあるじゃないですか。

 まぁ、なんていうんですか? 勝ち組マインドの持ち主? みたいな。

 そういう人たちはいいんですよ。

 本貰って、宣伝エントリ書いて、大儲けして、リアルでもはてなでもモテモテでいいんですよ。

 問題は負け組マインドの所持者の方ですよ。

 例えば、今30代半ばで就職氷河期にぶちあたって大したカリアーも積めなくて、

 今、なんか色々もがいて悩んで嘆いてついにブログで「悪いのは俺じゃねぇ、世の中だぜ、ポイズン

 ってな具合に爆発した世代。

 それに対して人々は「てめぇの能無しさを他人のせいにするんじゃねーよバーカ」と非難する。

 当然です。そんな厨二病セリフを吐くことを許されるのは20歳までです。成年の自分酔いは禁止されてます。

 でもね、そんなことなんざ負け犬親父たちも解ってるんです。内心では。

 才能がない。運が悪い。コネが無い。頭が悪い。親が悪い。

 どうせ、俺たちは搾取される側なんだから何したって無駄

 みんなウソです。

 ホントは「成功したくないから、成功しない」んです。

 いや、成功したくないわけじゃないけど、成功するために色々するのがメンドイから成功したくない」んです。

 だから、まぁ、はてななんかでグダグダクダまいて、ブクマして、

 記事読んで、阿呆を見下して笑って、時間を潰して遊んでる。

 本当に必要なことってのは、はてなでは教えてくれません。2chには書き込みされてない。

 ライフハックやら裏2chやらweb2.0やらダンコーガイやら梅餅とかいう博多名物みたいな人やらはまちちゃんやら。

 みんなウソです。虚構です。実在しません。あなたには関係ありません。

 知ってるんでしょ? 最初から。

 ネットを捨て、街に出る。そうすれば、何かが見つかるかもしれない。

 少なくとも前進はできなくても、動くことは出来る。反応する原子はいつも振動している。

 ――でも、それがなんだっていうんです? 外は怖いですよ? めんどくさくないんですか?

 だったら、ブログ愚痴ってる方がずっと楽しくてラクだ。みんな構ってくれるし。めんどうくさいし、ね? 

大人こそバカな人はネットやらないで欲しい。

http://anond.hatelabo.jp/20080301151922

有益な情報なんて持ってないかもしれない。でも、子供の中で流行ってる事とか、考えている事が解ってそれを知る事がメリットになる人も多いんじゃないですか?教育関係者とか子供向けコンテンツ作ってる所とか。もちろん子供だからバカな所はあるだろうけど、どうバカなのか知る事も重要なんじゃないですか?

子供に壊されるコミュニティってなんですか?そんなに脆弱コミュニティなんて必要あるのですか?困るなら、そうならないようにするのが大人の責任じゃないですか?

小中学生ネットやるな。なんて大人が言う言葉ですか?それこそガキなんじゃないでしょうか。

大人こそバカな人はネットやらないで欲しい。ネット上で起きる問題なんて、ほとんどが大人が悪い事をやってるだけでしょう?割合も件数もバカな大人の問題行為でしょうが。

大人こそ迷惑。

非モテとか就職氷河期とかハテナでいろいろ書いてるバカも有害。自分が悪いんだろうが。ひとのせいにすんな。

悪い大人は人のせいにしてばっかり。自分達の責任も考えろ。俺達は何も悪くない、ガキは黙ってろだなんてバカバカしい。

とはいえ、この人が言いたいことはちょっと解る。そういう面が小中学生にあることは確か。でもあくまでも一部にそういう連中がいるというだけだ。

でも、よく考えてください!

そういうおバカな一部の小中学生連中の将来が、あなたのような事を言うようになるのですよ!!!

あなたも本当はそういう事を言われてきたんじゃないですか?

あなたは自分が小中学生の頃、そうだったから、そう強く思ってるだけなんですよ!

つまり、小中学生に向かって書いているつもりかもしれないけど、自分に問いかけをしてるんじゃないですか?

自分は中学2年生です。そんなガキに見透かされてますよ!

2008-02-29

氷河期が心の傷とか、気持ち悪いなあ

30歳から34歳が受けた心の傷

30歳から34歳くらいの人は

当時就職がうまく行かなかった人は、自分に自信を無くした。自分が劣っているのだと思った。

ので心の傷を負ってるよね、って話し。

概要はわかるんだけど、具体的に何を主張したいのか全くわかんない。

同程度の努力をした人でも就職できたのに、今この年齢の人たちは当時就職できなかった。

え?

ずっと低い生活を覚悟すれば、仕事は無いわけではありません。

そうそう、わかってるじゃない。あーびっくりした。

生活水準を大きく落とすというのは、精神的に苦痛を伴う難しい事です。

え?

だから心に傷を負ったとか、そういう流れ?

もちろん、そうしてしっかり生きている人もたくさん居ます。そうできなかった人もたくさん居ます。

そうそう、わかってるじゃない。ほんとびっくりする。

程度の低い暮らしをしていると、他の世代からは、その程度の人間だったのだなと見られます。年齢を確認して、有効求人倍率の数値を把握して、しかたの無かった世代なのだなと考えてくれる人は少ないと思います。

そりゃそうなんだけど、

年齢を確認して、有効求人倍率の数値を把握して、しかたの無かった世代なのだなと考えてくれる人は少ないと思います。

他人様にそこまで確認してから俺を評価してって事なのカナ?

世間は厳しい。特に今30歳から34歳という年齢の人に対して厳しかった。今も厳しい。世間は容赦なく駄目人間を見下す。この世代もひっくるめて駄目人間を見下す。

世間にお母さんのような包容力を求めてるってことカナ?

あのときの就職難は本当に辛かったけど、だからといって心の傷とやらの理由に就職氷河期を持ってきて、30ー34歳の引きこもり統計と暗に結びつけるの気持ち悪いからやめてくれないかなあ。

この人は断言していないんで、こちらで憶測でまとめると

  • 働き口はあったけど、やりたくない仕事しかなかったよね
  • だから働かなかったんだよね
  • そしたら世間は厳しいよね
  • 心に傷を負うよね

って事がいいたいのかもしれない。

結局働いたか働いてないか、たったそれだけのことをいい大人が自分で決めたのに、あとあとになって世間のせいにして勝手に傷ついてるだけだよね。

みんな土木作業員からでも10年と働いてきたのに、こんなのと同じ30何歳に思われたくねーなー。

どうしたらいいの?

自分がどうしたらいいのか、って事?それとも周りがどうにかして欲しいの?

その答えはどちらも、そういう過去を自分が辿ってきただけだから、結果として今があるだけで、その結果をどう受け止めるか以外どうしようもねーんじゃねえの?

就職できない。周りからは「努力不足」と切り捨てられる。そんな人たちにとって生きる方法の一つが引きこもりで、親を脅してでも養ってもらうことでした。ある意味でたくましく生きていると言えると思います。

あ、バカなんだw

エントリー過ぎて泣けてくる

http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20080228/1204203051

もう、身の毛もよだつ程の良エントリー

お前は就職氷河期世代じゃないじゃん、なんて野暮なつっこみは、ブクマコメントにあふれる負け犬の遠吠えきれい事の前ではゴミ同然。

成功者なんて全体の1%もいないんだから、成功体験などはてなエントリーしようものなら、99%以上を占める負け犬連中から集中砲火を浴びるのは、ただのはてな必然と言っても良いが、救いようがないのは、成功者を「ズル賢い」だの「人を蹴落とした」だのキレイ事を言っている連中

こいつらは何か?「東大入った奴は、東大落ちた奴を蹴落とした」、とでも思ってるのか?

アホか!そんなだから、お前はいつまでたっても駄目なんだよ!!

しかも、自分の事を良い人間だと全力で勘違いしてるだろ!!

馬鹿じゃねーの!!お前は寝言いってるだけの屑だから自覚しろ!!

良い人間つーのは、周りの連中幸せにしてやれる人間の事なんだよ。

魚を沢山捕ってきて、仲間を食わせてやれるのが良い漁師なんだよ。

そう言う奴だけが、社会全体の幸福の総量を増加させる可能性を持ってるんだよ。

2008-02-28

http://anond.hatelabo.jp/20080228203215

76年生まれ、就職氷河期のど真ん中。

回生かは忘れたが、大学時代に読んだ漫画の中に

バブルが終わって会社倒産、家庭崩壊」というシーンがあったように思う。

71年生まれの短大生は就職活動お金が稼げたというから、5年はズレがあるんじゃないかな。

2008-02-23

30歳から34歳が受けた心の傷

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080222-00000122-mai-soci

 30歳から34歳という年齢は、有効求人倍率が1を割った就職氷河期のピーク時に卒業の時期を迎えた年齢とドンピシャだなぁ。

 当時就職がうまく行かなかった人は、自分に自信を無くした。自分が劣っているのだと思った。周りの人もそう思った。世間も「景気が悪い」事はわかっていたけど、それがどの程度なのか把握している人は殆ど居るわけ無くて、もちろん有効求人倍率がどんな事になっているのかを知らない人も多かった。上の世代にも下の世代にも、就職できない駄目な奴という視線を浴びせられた。ほんの数年生まれるタイミングが違っただけで、同程度の努力をした人でも就職できたのに、今この年齢の人たちは当時就職できなかった。そして企業新卒採用するので、最初のタイミングで躓いた人はもう就職希望はほぼ途絶える。

 やっと今になって、今この年齢の人たちが受けた心の傷にも注目が行くようになった。仕事をするという事へのトラウマーです。社会コミットするという事へのトラウマーです。すこし注目されたとしても、助け舟は出ません。政府の対応もままなりません。殆どの世代には関係の無い話、ひとごとですからね。ホームレス対策で段ポールハウスを撤去するかのように、ネットカフェへの規制を強めるぐらいしか対応できません。

 就職できない。周りからは「努力不足」と切り捨てられる。そんな人たちにとって生きる方法の一つが引きこもりで、親を脅してでも養ってもらうことでした。ある意味でたくましく生きていると言えると思います。

 他の世代が受けられた社会恩恵よりも、ずっと低い生活を覚悟すれば、仕事は無いわけではありません。しかし、上の世代と比べても、下の世代と比べても、同程度のレベルの人が正社員暖かい家庭やマイホームを築けていても、同じぐらい、いや、それ以上に努力しても、この世代の人たちにはそんな仕事はなかった。派遣日雇い労働して狭い部屋で独りで暮らすか、実家の親に養ってもらうか、そういう選択だったのです。

 生活水準を大きく落とすというのは、精神的に苦痛を伴う難しい事です。もちろん、そうしてしっかり生きている人もたくさん居ます。そうできなかった人もたくさん居ます。それが引きこもりが極端にこの狭い世代に集中しているという事です。

 程度の低い暮らしをしていると、他の世代からは、その程度の人間だったのだなと見られます。年齢を確認して、有効求人倍率の数値を把握して、しかたの無かった世代なのだなと考えてくれる人は少ないと思います。引きこもりに対する目線もそんなもんです。

 世間は厳しい。特に今30歳から34歳という年齢の人に対して厳しかった。今も厳しい。世間は容赦なく駄目人間を見下す。この世代もひっくるめて駄目人間を見下す。それがどれだけ苦痛でつらい心の傷になっているかなんて、他の世代にはわからない。戦中世代であれば同情もされただろうに、この短い期間に起きた出来事は、ほかの世代には実感としてわかりようが無い。新聞ひきこもりの事件を目にして「困ったわねぇ」とつぶやくぐらいにしか関心は無い。

 当時インターネットが家庭に急速に普及した時期でもありました。お互いの心の痛みを癒しあえる仲間と繋がれるインターネットに皆逃げ込みました。インターネットを使った就職活動をしても、何を遊んでいるんだという目でしか見られなかった。

 ひきこもりでなくても、正社員になれないで非正社員が多いのもこの年齢の人たちです。労働法の改定で派遣労働が急に増えました(*1)。企業正社員を採らないようにしたので、あぶれた人たちの受け皿として役に立ちました。近年報じられるように、派遣労働の実態は単なる劣悪な労働環境です。うたい文句は新しいライフスタイル、自由の選択、そういった物でした。

 同世代に就職に失敗した人が多いと、ちゃんと就職できた人が居ても、同窓会も盛り上がりません。

 どうしたらいいの? おしえて、ダンコーガイ

追記: それでも、甘えんなって怒られるのは分ってるから、増田に書いた。増田は31歳です。

(*1) 1999年12月1日労働者派遣法改正(派遣業種の拡大)

追記: ありがと、僕らのダンコーガイ! マジで反応あってうれしす。

2008-02-16

ワーキングプア若者に対策って必要なんだろうか?

一応自分自身就職氷河期の中で大学卒業したので、あの時代の身も凍るような厳しさは理解してるつもりだ。

たださ、お前達こういう事って分かってたんだろ、認めてたんだろ、って言いたい。学生時代からずっとそうだったじゃないか、いわゆるリア充とかAクラスとかにカテゴライズされる奴等がキモヲタとかCクラスとかいうグループを蔑んで嘲笑してウケを取って、果ては苛めたり暴力を振るったりして、その他の連中はそんな「ガス抜き」が行われているおかげで平凡な学校生活を送る、皆学生時代ってこんなものだっただろ。

クラスに配置された人の枠組み以外、誰に強制されたわけでもない人間関係の中の小世界で、強者が弱者から不当に搾取をして咎められない、そんな世界の仕組みがいつの間にか出来て、殆どの奴等はそれを積極的に承認するか、当然と思って受け入れてきたんだろう?

学校社会の仕組みを学ぶための小社会とするならば、それが拡大されているのが実社会なのだから、自分が被差別側になってしまったからといって文句を言うなよ。それこそ「自己責任」なんじゃないのかい。以前まで自分がAクラスの「クラスの人気者」もしくはBクラスの「普通学校生活を送っている学生」という、Cクラスを犠牲にした「既得権益者」だったんじゃないのか。人の時は自己責任だと言い、自分の時は社会が悪い?寝言は寝て言えよw

俺、小学校から高校まで、毎日罵声と嘲笑の中で生きてきたし、持ち物が無くなったりいたずらされたりした回数は数え切れないくらいだ。中学校時代は特に酷くて、生傷が絶えることがないくらい暴力を頻繁に振るわれた。死のうと思ったことも一度や二度じゃない。

誰に訴えてみても、誰も助けてくれない。

中学生にできる自助努力なんてたかが知れている。

それでも、担任も親もクラス連中も「いじめられる側に問題がある」だよ。

よしんば俺に何か原因があったとしても、暴力が許される訳がないのにね。

そんな「格差社会自己責任社会」を学生時代過ごして来たから、俺は大学受験就職活動は文字通り死に物狂いで頑張ったよ。結果、給与が良く残業が少なく身分保障がしっかりしている今の職場にいるんだわ。

で、今NHKワーキングプア特集とか、格差問題テレビとか見てても正直ピンとこない。テレビに出ている生活に困窮したワーキングプア若者、あの人達学生時代はどうだったんだろうね?クラスにいる弱者の苦しみを何の問題意識も無く眺めていたのだとすれば、現在の状況は社会被害者でも就職氷河期犠牲者でもなく、ただ単に「因果は巡る」ってだけだろ。学生時代Cクラスで、そのままワーキングプアになった人も、社会の格差構造をもっとも肌身に感じて理解できる立場にいたのだから、それで対策ができないというのは甘すぎるというほか無いんじゃないか。

「格差があるにしても、差を付けられた方が凍死したり餓死したりはしていない」

発言をした奴は大嫌いだが、言ってることは真実だ。少なくとも俺にとっては。

自分達で作った蟻地獄に自らはまったんだよ。どうして助ける必要がある?死ぬほどじゃないだろw

2008-01-31

モヤモヤ

就職氷河期社会人になって約10年。

当時はマスコミにやれ「終身雇用崩壊」だとか

「テキトーな仕事してると能力主義だから給料下がっちゃうよ」みたいなことを刷り込まれたせいで

漠然と「ヤバい時代だなぁ」って思ってたわけ。

ナメた仕事してるとすぐ段ボールハウス行きぐらいの感覚

同級生で自分より優秀でも正社員になれずに正に「下流」になっているやつらもいっぱいる。

そんな中で自分はラッキーチャンスを得たのだから、自分でそれを手放すようなことはしたらマズいだろうと

思ったし、一生懸命がんばってきたつもり。

同業内で違う会社に移籍もして給料も並より多い程度はもらえるようになった。

でも終身雇用ではないし、自分のいる会社も安泰というわけでもない。

やっぱり将来への不安は消えない。

で、実際この年になってくると初めて査定権を持つようになって

ある人(年上)の減給提案を上司にすると

「そこまでの金額は下げれないよ」と言われた。

下げられたこともないから相場っていうものを知らなかったんだよね。

自分ではテキトーにやってたら簡単に下がるくらいの金額だと思っていたし、

なにも50%オフなんてムチャなこと言ったわけでもない。

え、出来ないんだ?

一応能力主義とはいいつつもやっぱ外資とちがってそこまでドライになれないもんなんだな。

まぁ確かにそれが原因で退職されちゃうと確かに代りを探すのは大変。それはすっごくわかる。

かといって率先して仕事をするほどの人でもないし。

まさにビミョーなポジション

なのに業界歴が長いから自分と大して給料変わらない。

自分は管理職でその人はヒラ。

コストパフォーマンスが自分と明らかに違うだろ!と。

なんかズルいなぁ。

減らした分、自分に上乗せしてよ。

何回か昇進して、今までの上司が部下になった経験したけど

そこでその人が奮起して自分のポジションを奪いにくるかと思ってドキドキしながら

仕事してたけどそんなこと一回もなし。

それって今になって考えると

「別に減給とかされるわけではないから、まぁいいか。」って思ってたってことなのね。

むしろヒラのほうが責任がないから楽。

やっとナゾが解けた。

がんばれば昇給するけれど、テキトーにやっても減給はない。

したらがんばって身をすり減らさなくてもいーか。

みたいな考えになったんだろうね。

年取ってくると勢いもなくなってくるし。

じゃ、自分もそれで行きますわ。

とはなれないよ。

トヨタ任天堂の社員じゃないしね。

自分の仕事に対する意識が他の人より高いだろうし、

エラそうなこと言えば平均的な人よりは能力はあるのだろう。

かといって超能力は持ってない。

だから今の会社を辞めて完全能力主義外資系に行けるとは思ってないし

儲かる業界へ転身するのは怖い。

公務員?今の業界よりもっと出来ない人満載なイメージ

カリッカリの状態で仕事できるほど自己犠牲精神が高いわけでもない。

遊びたい時に遊びたいよね。

お金も欲しい。

自分は正にモヤモヤとした中流。

2007-12-25

リアル就職希望

みんな、リアル就職希望っていつごろから考えてるのかな?

やっぱ高校くらいから「こういう仕事したいなー。だったら○○大(○○学部)だな」とか考えてるわけ?

それとも大学に入ってから?

バイトから興味が出て…とか、逆に興味のあった職業バイトで体験したり…って感じなのかな。

それから給料労働条件も考えて…。

俺は漠然と自分の得意科目偏差値考えて進路決めた。

大学入ってからもバイトはしてたけど、それは単に金稼ぐ手段で自分の将来とは全く関係ないと思ってた。

大学3年になって求人情報が出回ったが、どうも興味を引く職場はなかった。

OBから電話がかかってきても人見知りなこともあって断った。

実はマスコミ関係には応募したが一瞬で落とされた。

結局、働くってことがどういうことなのか全くわかってなかった。

「働く」でイメージするのが流通・販売・土木etcっていう「目に見える」ものしかなかった。書類で世の中を動かしていくサラリーマンなんて今だに想像できない。ちなみに父はもうたたんだが小さな工場(「こうば」と読んでくれ)をやってて、母は幼稚園教諭だった。

結局、当時就職氷河期だったこともあり院に進学したが、今では高学歴ワーキングプア

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