はてなキーワード: 2ちゃんねる研究とは
「2ちゃんねる研究」を閉鎖してから、いくつかブログをやってきました。
どれも芳しいものではありません。単純に言えばアクセスがない。
8年前は、毎日軽く1万はアクセスがありました。あれは私の力ではなかったのです。丁度2ちゃんねるが流行りだした頃に「2ちゃんねる研究」というサイトを始めたタイミングがよかったのです。
初音ミクが流行り始めたら初音ミクのサイトをやる。iPhoneが流行り始めたらiPhoneのサイトをやる。そういう具合にタイミングがうまく合ったサイトにアクセスが集まるのです。
初音ミクやiPhoneの定番サイトをやっている人でも、どこかで人知れずブログを立ち上げたら、自分の力の無さに気づくはずです。初音ミクやiPhoneのブームにうまく乗れただけの自分の姿が見えてくる。
「2ちゃんねる研究」も同じことで、人より早く2ちゃんねるのサイトを始めたというだけだったのです。
(追記)
本人かどうか疑問を持たれる方もいるでしょう。サイトは7年前に消してしまっていますが、当時のメールアドレスは今でも有効です。たとえば、ある程度名前の知られているサイトの人にメールを送ってもらって、私が返信すれば、その人にこのエントリーの真実性を証明して貰えるでしょう。(もはやどうでもいいことですが)。
(追記)
「2ちゃんねる研究」をやっていた頃、個人的な文章というコーナーを評価して貰ってました。(私の評論を書く欄です)。私はzenhiteiというハンドルを捨ててから数年間サイト運営をやめていて、2006年から評論系のサイトを始めました。これまで700くらいのエントリーを書きましたが、かなり地味なアクセスしかありません。はてブが付いた総数は五年間通して約400くらいです。大手という補正がなくなると、この程度というのがよくわかりました。アクセス数があると発言に<影響力>が付加されるので、素晴らしいことを言っているように思えるのです。それくらい理屈ではわかっていましたが、実際に肌で感じると、「誰も読まない評論」というのはテキストとしてあまりにも無力だと実感しました。発言の価値は媒体の強さの問題です。
(追記)
このエントリーを書いた目的。前述したようにブログのアクセスが伸び悩んでいるため、8年前のzenhiteiという名前がどれくらい記憶されているのかリサーチしようと思いました。場合によっては、今のブログを宣伝しようと考えていたわけです。晒すという表現の方が的確かもしれませんが。
(追記)
8年前「2ちゃんねる研究」を閉鎖した理由について書いておきましょう。あの当時でも広告とかアフィとかありましたが、使っている人は少数派でした。私は使う気はまったくありませんでした。信念というよりは、あの時代の普通の感覚です。ではお金も貰えないのになんで一生懸命更新していたのかと言えば、「他人に評価されるため」です。これも私独特の信念というより、あの時代の感覚だと思います。大手サイトをやっていると、様々な悪口を言われます。今ならアフィ収益があるから悪口言われても平気で更新するのでしょうが、2002年当時はそうではありませんでした。「自分が他人に評価されているか」という手応えが重要でした。「他人に評価してもらう」ということに手詰まりを感じたのが閉鎖の理由だと思います。直截に言うなら、褒められたくてやってるのに褒められないという、今では笑われるような理由です。昔はサイトを閉鎖する人が多かったのはそういうことではないですかね。
(追記)
まだ私の本人確認は出来てません。前述したように昔のメアドが生きているだけなので、ある程度有名な人にメールして貰って、私が返信することで確認するしかありません。(ある程度有名な人でないと、客観性をもって証明するには弱いですよね)。ちなみに昔のサイトのURLはちょっとわかりづらいのでコピペしておきます。http://www24.big.or.jp/~faru/。internet archiveに過去ログは残ってますから、そこで昔のメアドも確かめられます。
(追記)
当時の私は女性だと言われていました。「2ちゃんねる研究」が始まったのは2000年ですが、この当時のネットはマナーにうるさかったです。だから出来るだけ丁寧な言葉で書いていました。最初に2ちゃんねるを見た時は、ユーザーがタメ口で話しているので恐かった記憶があります。「2ちゃんねる研究」の閲覧者は2ちゃんねらーですから、私の過度に丁寧な言葉遣いが女性に見えたのでしょう。文体は私の性格もありましたが、2000年当時のネットの空気でもあります。
(追記)
このエントリーは意図的に2000年仕様の文体で書いてます。ネットの文化も大きく変わりましたので、今では昔のような丁寧な文体は選択してません。
(追記)バスジャック事件が起こったのが2000年5月でした。あれで2ちゃんねるは注目を集めました。「2ちゃんねる研究」を始めたのは2000年6月です。私がはじめて作ったホームページなので、戦略性があったわけではありません。2ちゃんねるをよく見るようになったので、サイトを作っただけです。