「造血幹細胞移植」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 造血幹細胞移植とは

2019-01-10

白血病だった兄の造血幹細胞移植ドナーになってから10

10年前、兄が白血病発症しました。兄は当時大学生で、私は高校生でした。

家族親族ともに私以外の適合者はなく、唯一私が適合したこと奇跡のように喜び、

造血幹細胞移植ドナーになったことを覚えています

移植成功し、兄の命は助かりました。

それから10年経ち、兄は今も続く慢性GVHDに苦しんでいます

造血幹細胞移植による皮膚や粘膜のただれや消化器の不調などの多岐にわたるデメリット総称です)

食べることが趣味だった兄は、思うように食事がとれないストレスが甚大のようで、

痛み以上に精神的に苦しんでいることがわかります

この10年で、兄は変わっていきました。

年々、私への当たりが厳しくなり、少しでも気に入らないことがあると大声で怒鳴り、

壁を殴り、私を威嚇します。暴力を振るわれたこともあります

去年、癌で父が亡くなり、兄の横暴はよけいにひどくなりました。

兄は私を性格破綻した人でなしとたびたび罵倒します。

思い当たる節がなく、兄と同居している母に「私は自分が気づかないだけで人でなしな性格をしているのか?」と聞くも、

「そんなことはないと思う。兄が何に怒っているのかわからない。自分もよくあのように怒鳴られることがある」と言っています。「たぶん、兄の性格や気性の変化は、ステロイドによるものだろう」と。

おそらく、兄には心のどこかで「お前のせいでこうなった」という思いがあるのだと思います

それと同じく、「お前のおかげで助かった」という思いもあるので、

私を責めるようなことは言いません。

(何度か、冗談交じりで「お前のおかげで常に口内炎あるから飯が食べづらいわw」と言われたことはありますが、心配かけさせまいとする軽口と思います

同情はしても、兄がどれだけつらいのか、私には推し量ることができません。

この10年間で私も変わったと思います

10年前、兄の命が助かって、あんなに嬉しかったのに、

今はあのとき兄が死んでいたら良かったのにと考えています

私は心の狭い、さもしい人間です。

兄が本当に移植副作用のために私を憎んでいるのかはわかりません。

上記のことは全て私の想像に過ぎないので、もっと別の理由で、

自分でも自覚のないうちに兄に憎まれるようなふるまいをしているのかもしれません。

私は確かにできた人間ではないので、暴力で私を貶める正当性が兄にあるのかもしれません。

理由はもはやどうでもよく、私はいま、どこでカッとなるかわからない兄のことが恐ろしいし、

家族ストレスを発散するしかない兄のことを、心底から軽蔑し、憎いと思っています

M。お兄ちゃん。今までありがとう

子供の頃は本当にお兄ちゃんのことが好きでした。

自慢の兄でした。これを機にあなたのことをもう兄とは思いません。

私に兄はいません。10年前に死にました。

実家ももう帰りません。

帰るたび、私を憎む兄によく似た男性が、どうしても苛立つようなので。

 
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん