はてなキーワード: 妄想日記とは
俺の「読むのが面倒くさい」ってところに顔真っ赤に食いついてきてる奴らが笑えたw
あくまで与太話と予防線を張っておいて、自重しない日記を書いてみる。
結婚出来ない男にアスペ傾向の男が多いことは、今や殆どの人が多かれ少なかれ気づいていると思う。
すなわち結婚出来ない男の特徴のうち、相手やその場の空気に応じて自分の世界を動的に変えられない融通の利かなさとか、言語を用いる以外のコミュニケーションが困難ないし不可能というのは、アスペの傾向にバッチリ合致するし。
一方、結婚出来ない女の「自分のスペックを省みず、相手にやたら細かい条件や無理な条件を求める」という部分もまた、相手との共感能力に難があり、異常にこだわりが強いアスペであれば十分ありうる話。
独断と偏見を承知で言えば、アスペ傾向の女の女子会()での立ち位置は恐らく相当微妙だろう(しかも知らぬは本人ばかりなりとか)。もしかしたら彼氏が出来ただけで「あの子でも彼氏出来るんだ・・・」と影で言われてたりして。
そして気がついたらメンバーの殆どが結婚し、翻って自分はと言えば、過去に男経験があってもうまく相手と心が通じ合わず、それが自分のコミュ力や社会性に原因があるとは考えず、逆に男が悪いということでどんどん意固地になっていくと思われる。
その成れの果てが、現実を完全に無視した、恐ろしく無意味な条件闘争と考えると、すごく納得出来てしまうのだ。
しかもそんな女が1人や2人じゃなく、わんさといるらしいという現状、潜在的アスペが多いことの証左になりやしないだろうか。
ここまで読んで他人事じゃないと思った人は、AQ(自閉症スペクトラム指数)チェッカーでもやって自己採点してみるといいだろう。
もちろんその結果だけを片手に「あたしアスペだから・・・」などと言うのは、この日記を真に受けるくらい噴飯物なのでやめるべきだが。
じゃあもうアスペ同士で結婚しちゃえよみたいな暴論を言い出す人が出てきそうだが、双方が何らかの工夫や努力をしないことには、多分お互いに「あいつのせいで不幸になった」と罵り合って別れるのがオチだろう。
以上、妄想日記でした。
誰も見に来るはずもないブログを延々と更新するのにはちゃんと意味があった。
そのブログを始める更に1年程前、僕はある人と知り合った。
その人は僕には無いものをたくさん持っていたけれど、いつも僕を小馬鹿にして、でも僕は何も言えずただ心の中で悪態をつくだけだった。
けれどある日彼の言葉に相当に苛立ってしまって思わずちょっと口答えをしてしまった。
彼は僕の事を明らかに下に見ていたから、その時の僕の言葉に一瞬ひるんだけれど、何せ弁が立つ人だったから結局あっという間に言い負かされてしまった。
その上お前なんて生きる価値も無い、仕方なく友達のフリをしてやっていた、こちらはむしろ被害者だ、なんて事まで言われてしまった。
悔しくて悔しくてどうしようもなくて、帰ってからひとつブログを開設することにした。
その中では僕は僕じゃない全然別の人になる。華やかで人生の全てを祝福されているような男性になることにした。
そして僕のほうが彼よりずっと秀でているのだと遠まわしに書き続けてみた。
そうしたらすっきりするのだ。夜もちゃんと眠れるし、彼に言われたひどい言葉も許せるような気さえした。
僕はブログの中で、彼に似たその人物を不幸にすることにした。もちろん全部でっち上げだ。会社でこんなミスをして怒られたらしい、とか、奥さんが浮気したらしい、とか、大怪我をしたらしい、とか。
藁人形みたいだなぁなんて思って改めて自分の根暗さに苦笑いしたけれど、こんなストレス発散方法を見つけたらやめられるわけがなかった。
あの口喧嘩以来、今日までずっと彼と音信不通になっていたのだけれど、本当にふとした偶然から彼のブログを見つけてしまった。
やめておけばいいのに、僕は全部それを読んだ。かなり昔から書いていたらしく読み終わるのに5時間もかかってしまった。
過去から順に読み進めて、さっき全て読みきったのだけれど、変な汗が止まらない。
もちろん100%じゃない、起こってない事もある、でも起こっている事の方が圧倒的に多い。
僕がこんなにも冷や汗をかいている一番大きな理由は、彼の奥さんが死んだと書いてあったからだ。自殺だと書いてあった。そして僕は遡ること約半年前に、妄想ブログでそれを書いていた。僕のブログは本当に藁人形だったんだ。
手が汗ばんで気持ち悪い。それから今気づいたのだけれど、僕はどうやらずっと笑っているらしい。心臓がものすごく早く打っていて、これが怖さのせいか喜びのせいかよくわからない。