はてなキーワード: セーフティネットとは
生活保護をそう否定的にとらえんでもいいじゃないかと思うのだが。。。もっと受給の開始停止ともに緩やかにして、収入の低い間の生活保障も含める形にして、保護を受けながら働きはじめるとか、それで自活出来るほどの仕事は出来ないけど生活費の半分くらいは自分で稼ぐ、みたいな形態をカバー出来るようにした方がいいとは思う。実際そういう動きあるよ。
元増田が思ってたよりも真面目に考えてるみたいなんで書くけど、累犯障害者みたいな問題を想定すると、生活の場と仕事を共に提供する施設が必要だと思う。単に失業させて保護を出すよりコストかからんだろうし、わざわざ罪を経由させて刑務所に送り届けるより安定するだろう。ボランティアベースでそういう試みをしてるところもあるけど、パブリックで是非やるべきだと思う。障害者だけじゃなくて、今後増えてくるであろう身寄りのない老人の問題とか、一時的に失業してしまった人の行き場を提供するとか、日本がリスクのとりにくい社会となっていることを緩和する意味合いとか、いろいろと意義がある。セーフティネットのひとつとして、悪くないんじゃないの。
とりあえずここでも読んでみなよ。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20090114/182649/?P=1
いずれ誰しも(お前も俺も)直面するであろう介護の問題と
最悪なくても生活できる(特に都市部)クルマとは同列に語れないと思うの。
ド田舎とかクルマが必需品の人たちは既に買ってるだろうし。景気の良かった(と言われてた)ころに何の準備もしないで、今になってヤバいですとか言い出すメーカーが潰れるのはそれこそ自己責任じゃん。
連鎖倒産連鎖倒産って言うけど、真っ先に派遣切りや下請けいじめで自社のことしか考えない大企業に公的資金注入して、雇用や景気が改善するとは思えない。
別に公的資金ビタ一文使うなって言ってるんじゃないよ。使うなら、「連鎖倒産で失業者が増えても困らないような施策」いわゆるセーフティネットの方に使うべきだろと考えている。
だって、景気の舵を取るのは個人消費なんだろ。まず個人ひとりひとりの生活を安定させないと。
自己責任ふりかざして、弱者がのたれ死にする社会でいいのかね。それこそ、自己責任社会じゃいつ自分が弱者に転落するかわかったもんじゃなし。
「俺は有能で財産もあるし若いし弱者になるとか100パー無いね」とか断言してるやつがいたとしたら、世間知らずかただのバカかだよ。
民法読んでて「親は子を懲戒し、また裁判所の許可を得てこれを懲戒場に入れることができる。この期間は裁判所が定める」みたいな内容の条文があったんですよ。
「え、懲戒場ってなにそれ、叱って押入れに閉じ込めちゃう感じでどっか入れる施設とかあんの、でもそんなの聞いたことない」と思って検索したら、いまは民法の定めるところの「懲戒場」にあたるものは存在していないらしいです。昔はいちおうは存在していたらしいです。
でも、なんか、親が子供を虐待する事件とか見てたら、懲戒場とかそういうのがあってもいいのかも、とか思ったりしました。
なまじ親が子供を懲戒する、っていうか、つまり叱ってげんこつ食らわせたり食事抜きにしたり外に締め出したりとか、そういうことをやっていいっていう慣習みたいなものがありますけど、それと虐待の線引きってはっきりあるわけじゃないじゃないですか。
まあ常識ってものがありますけど、でもその常識が通用しない世の中ですし。
教師が子供しばいたら体罰、みたいに、学校の先生に対してはむしろやや過剰なくらいに体罰が言われたりしますけど、親のほうはそこらへんゆるいような気がします。
へんに親が子供に対して有形力の行使をなす余地を社会的慣習として残しておくから、そこを逸脱して虐待気味のことをやっちゃう親も出てくるわけで、もっとそこらへんを法的に厳しく禁止した上で、懲戒場のような公的な機関を用意する、というのもひとつの方法なんじゃないかと思ったりします。
親だから子供を叩いていい、食事を抜いていい、家から締め出していい、押入れに閉じ込めていい、罵倒していい、などというようなことは、それがはたして当然のようにして肯定されるものかは疑わしいものです。
最低限の「しつけ」の範囲内であれば懲戒権の行使として認めるとしても、その範囲が曖昧不明確ですし、その範囲を明確に定めた上で、それを越える懲戒権の逸脱的行為についてはもっと厳しく取り締まればいいんじゃないかと思います。で、自分じゃ「しつけ」がうまくできない、どうしたらいいのか分らない、って親は、任意で懲戒場に子供を預けて「しつけ」をしてもらう、と。
「懲戒場」というと、名前はいかついですけれども、要は「しつけ」の場です。
子供をしつける専門家というものを用意して、親が教えられないようなことは専門家が適切に子供に教える、という福祉的な施設を作ればいいわけです。
すべての親が適切な「しつけ」をできるものではありませんし、またそのような親の元に生まれてきた子供は親の不適切な「しつけ」のもとで育つほかありません。
公的な場として、教育において親ができないような教育を専門家が施す「小中学校」という場が設けられているのと同様に、「しつけ」においても専門家が適切な「しつけ」を施す最低限の場を用意するということは、「しつけ」ができない親にとっても、そんな親のもとに生まれた子供にとってもかえって福祉的でいいんじゃないかと思います。
セーフティネットとして、浮上してきたベーシックインカムという概念。
その事について言及したいと思う。
月5万から15万円くらいを給付し最低限の生活をしてもらおうという制度
このベーシックインカムを賛成か反対かの議論をするときに一番問題になるのが、
やる気のない人たちにも手を貸すのはおかしいということ。
なぜなら、自立できなくなるからである。
つまり、やる気のない人間、自立をしようとしない人間は自業自得だから苦しんでいろと突き放すのか。
それとも、生きていることだけでも仕事なんだから
政府がセーフティネット(ベーシックインカム)を引いて、ボーダーラインまで押し上げてやるのか。
働きたいけど働けない人と働かない人との区別ができないが為にうまくいっていない。
それに比べてベーシックインカムは全てひっくるめて底上げしてあげるのだが、どうだろうか。
私個人としては、条件付き賛成で、給付だけの生活では貧困になり、
給付プラス労働すれば普通の生活になるくらいの給付額にすればいいと思う。
それでも働かない人は貧困生活をすればいいし、
少しいい暮らしをしたければ少し働ければいいし、
その辺は銘々で判断すればいい。
一般的には消費税が妥当で、20%もしくは25%くらいでいいのではと思う。
結局のところ、ベーシックインカムはするべきだが、
本音を言うと努力できる環境なのにメンドクサイなどのネガティブな発言(言い訳)ばかりして向上もしない人を助けるのはナンセンスで、
自己責任だろ、無料の図書館で勉強して這い上がれよと思う。だから、そういう人たちとは関わりたくないと同時に、自立して欲しい。
そういう人というのは、例えば病気で動けない人や、障害をもった人、親のいない子供。
その為のベーシックインカムなのかもしれないが実際に政策されることは困難だろう。
だから個人でできることを小さい範囲でも実行したいと思っている。
レバノン戦争をはじめ、ガザ地区(ハマス)に対しての過剰までの攻撃、なぜそんな理不尽な攻撃を好みしたがるのか、そんなイスラエルが紛争をするカラクリについて掘り下げたいと思います。 まず結果から言えば、イスラエルは儲ける為に紛争をしているのです。つまり紛争をすれば自国のハイテク武器やセキュリティシステムの宣伝になり世界に売れるからなのです。
それと同時に、ナスダックにイスラエル単体で公開している株価が紛争の度に上昇し、2重で儲かるカラクリがわるワケです。その結果、2007年の統計でイギリスを抜いて世界第4位の武器輸出国家になったのです。
ではなぜ、イスラエルはリダスターキャピュタルに依存したのか、自分たちで紛争を起こして宣伝をし、武器やノウハウを売る武器商人みたいになったのか?その背景には、モルゴバ共和国、旧ソ連からの100万人規模の移民がキーワードの一つではないかと思っています。当時ソ連が崩壊したときに、イスラエルはここぞとばかりにソ連の優秀な国民を招きいれ移民させました。
基本的には、その移民たちはイスラエル全体の18%になり経済難民として、出稼ぎ扱いとされています。つまり、アメリカでいう黒人奴隷扱いに近い職業差別なども起こっているのです。で、その中でもロケット開発技術者なのどの優秀な人材により、世界でも圧倒的なITブームが90年代に起こりました。それにより、セキリュティシステムなどが向上していったのです。
それと同時に、ちょうどアメリカでは2000年にITバブルで株が暴落し、9.11をきっかけに対テロ対策としてセキュリュティの需要が高まったのです。これが俗にいう、ブッシュ元大統領のホームランドセキュリティです。
ここでちょっとイスラエルのセキュリュティシステムとはどんなもんやということで紹介しときます。例えば、アメリカの911番(日本で言う110番)の通話を記録して分析するシステム。アメリカとメキシコの国境に、メキシコからの不法移民を防ぐ為の分離壁。その分離壁には、センサーや防犯カメラなどのセキュリュティソリューション。などなど、アメリカを筆頭に世界各国でイスラエルのハイクオリティな商品を購入しているのです。しかも、この分離壁を作るにあたって下請けを受けたイスラエルの会社は、あのパレスチナとイスラエルとの間(殆どパレスチナの土地)にある分離壁を作った会社なのです。
qalqiliyawall.jpgパレスチナの分離壁がでてきたので、ちょっと話がそれますがこのアパルトヘイトウォールについて言及します。そもそもパレスチナの人たちは、ガザでは仕事があまりなくイスラエルに出稼ぎに行くのが当たり前になっていました。イスラエル側にとっても、重労働や、汚い仕事を低賃金でしてくれて、その日にガザに帰ってくれる都合の良い労働者として重宝していたと思います。
しかし、旧ソ連からの移民のおかげで、今までパレスチナ人がやっていた仕事を移民の人たちがするようになり、イスラエルは分離壁を蛇口のようにコントロールして通行できなくしてしまったのです。その結果、ガザ地区では失業率が 70%にもなり国民の殆どが仕事をしていない状態に陥ったのです。エジプトとかに働きに行けばよいのではと思われるかもしれませんが、エジプトもそう易々と受け入れられる簡単な問題ではないのです。
で、パレスチナ人のイライラはピークに達し、ハマスを筆頭にイスラエルへロケット弾を2.3発打ち込んだワケなのです。その打ち込まれたイスラエルはというと、待ってましたとばかりに白リン弾などで10倍、100倍にして攻撃を返し、罪のない子供、老人を皆殺しにし、その裏で全世界に私たちの武器はこんなにハイテクですよ、ディフェンスセキュリュティはこんなにクオリティ高いですよ、と宣伝し、それをマスコミで見た国家などが武器を購入し、株価も上がりイスラエルはボロ儲けするカラクリなのですね。イスラエルも戦争はメンドクサイし、リスクもあるからしないと思いますが、ちょっとした紛争ならアピールとばかりに積極的に仕掛けるワケです。
勘違いをして欲しくないのは、金儲けの為に弱者を殺す、そんな最悪のシナリオをイスラエル国民が全員思っているわけではありません。むしろ権力者のビジネス依存によってイスラエル国民も被害を受けているのです。なぜかと言いますと、2000年のITバブルの時、9.11の時に、対テロ対策で軍事システムが売れると分かったイスラエルは、今までのセーフティネットである国民の社会保障のお金を軍事費に投入し、GDP向上を優先したワケなのです。
もちろん、その結果2007年の統計では、24.4%が貧困ラインにあたる難民と呼ばれ、子供の3分の1が食べるのも厳しい状態になったのです。だから、イスラエルが武器商人による紛争ビジネス依存によって、自国の国民を苦しめ、ガザの人たちをもっと苦しめ、一部の既得権者だけが喜んで儲けているだけのことなのです。
アメリカでは、オバマになりイスラエルを今だに擁護していますが、その背景には色々あって簡単には切り離せないのでしょう。しかし、グリーンニューディールが成功し、中東の化石燃料依存がなくなれば光が見えてくるのではないでしょうか。
ブクマに感謝し、ここでまとめて回答します。http://anond.hatelabo.jp/20090218005603
id:yoshi1207 教育, 研究 「将来はアカポス」って取れなかったらその人はどうなるの?都落ち的経路だけどそのキャリアがアカポスの面接でどう評価されるだろう?OD側のメリットが食い扶持ってだけじゃ弱くない? 2009/02/19
いきなり鋭いツッコミ。確かにそうなんだけど、文系ODなんかは実際バイトで講師とかして相当の時間を取られてたりする。3年なり5年なりの契約があり、更新もありで研究費が出るならやるという人はそれなりにいると思う。一種のセーフティネットの役割として期待したり。
id:tsuzuking 学校, 社会 院卒だからって教えるのが上手いとは限らない/むしろ義務教育期間中に大卒(院卒)以外の人と接する機会を作る方がいいと思う。 2009/02/19
他のコメントにもあったのでまとめて言うけど、「教えるのが上手い」必要はない。教諭がアシスタントとして授業に入っても良い、というか入るべきという気がする。というのは、実はもう一つの狙いとして「教諭に対する教育効果」があるから。放っておけば学問をさぼりがちな教諭陣に、もう一度「学ぶ面白さ」を思い出させたい。ただし、教諭の側に「面倒を見てる」的意識が出てくると、教諭からのパワハラ・セクハラが少し心配。後半については、別問題として同意。
id:matcho226 education アカデミズムへのリスペクトのない子との関わり方。語彙力のない存在に配慮する難しさ。生徒同士のコンフリクトに当事者としてどの様に関わるか。博士の看板は信頼の担保となるか。文化の違いによる現教師との衝突も 2009/02/18
子どもとの関わりが決して容易くないのは同意。そのために教諭のフォローは絶対に必要。問題は、教諭との関係構築のあり方か。教委の指導主事あたりが両者の仲立ちを上手にしてやる必要があると思う。教師との衝突は、そういった教師の「教委コンプ」「学歴コンプ」を巧みに利用する必要がある。…というとなんかヤラシイんだけど。
id:LethalDose 高等教育はそれを受ける姿勢のひとでないとむずかしいとおもう。一流に触れる機会があればいい、とは思うけど、日常的な教育に携わるのはどうだろう。 2009/02/18
仰る通り「日常的な教育」は教諭に任せるのが良いと思う。あくまで特別な存在として。たとえば小学校だと、学校内に『自分の研究室を持ってるへんなにーちゃん(はかせ)』がいる、みたいな感じ。
id:complex_cat education 一生懸命やる人は出てくると思うが,中学年あたりに下手な人間当てると学級崩壊とか普通。後,経済失速で地方都市では教員は有望な既得権益枠だから,教委や大学教育系の手放さない圧力は強いから派遣枠で飼い殺し。 2009/02/18
担任とか持たせることは考えてない。というか、それだと「研究者」してる暇がなくなって意味無い。あくまで「学校に研究者(のタマゴ)」がいる、というところが重要。あと教員枠とは別枠のイメージ。たとえて言えばネイティブの語学講師的位置づけ、ということでどうか?
id:mobanama 研究, 教育 ふむ。面白い。ラインとスタッフのローテみたいな話に発展しうる余地もありそうな。 2009/02/18
ラインとスタッフのローテーション、というのはこの件に関しては正直考えていなかったけど(自分のイメージはどちらかと言えば出向・異業種交流に近く)、そういう経験をした人がその後教育委員会に入ったりするのは面白いかも。
まあ、そういう批判もあろうことかとは思う(笑)
id:ceekz * TA としてなら良いんじゃない?授業をやるのはイマイチかな。 / 授業法を学んでいない者(教職課程未履修者)が授業できる、博士という権威で授業できると思っているなら甘い。 2009/02/18
確かにそういう運用をイメージしてる。ただ、ケチをつけるわけじゃないけど、「授業法」というのは、自分が大学で受けた授業に関して言うとわずか2週間の実習で得たモノに比べ驚くほど貧しい内容だった。正直実地で得るものの方がずっと重要なのでは?
id:rh-kimata 研究者、専門家としての能力と教師としての能力は異なるので、教師は教師の基準で選ぶべき。現在の教員の免許制度や、今後実施される教員免許更新制が良くないならそれを修正するのが筋。 2009/02/18
「教諭に代わりうるもの」というイメージではない。「特別講師」は「特別講師」であって「教師」ではない。これまでの免許制度には全く問題が無いが、更新制は無意味を越えて有害。ただ、そういうヒステリックな反応が出るほど「教育への信頼」が危機にあるのだとすれば、もっとまともで有益で低コストで効果的でかつそれに関わる人間全員が幸せになれるような別な政策を提示する必要があると思った。
id:daigan 全くダメだと思う。明晰な頭脳が良い教育者になるとは限らん。むしろ、良い教育者はコミュニケーション能力が高く、ODは一般的にコミュニケーション能力が平均値以下が多いと感じる。 2009/02/18
「良い」教師はともかく、一般的な教師のコミュニケーション能力がどのくらいかというと……
id:ranobe 教育現場にハンニバル・レクター博士でモンスターペアレント問題その他を食育で解決。 2009/02/18
…博士違ぇwww
省略した人ごめんなさい。ありがとうございました。
http://www.jimin.jp/jimin/kouyaku/pamphlet/pdf/keiki_taisaku.pdf
自分が予測できなかった(あるいは予測が間違ってた)なら自分のせいと考える。当然。
たとえば今俺は今後の世界経済についてある程度の個人的な見通しを持った上でキャリアプランを立ててるけど、前提の予測が間違ってて思い通りにいかなくなる可能性は十分にある。その時は誰でもなく俺のせい。
不測の事態が起こるなんて当たり前。予測と予測不可能性を両方考慮して動くのが当たり前で、それをやらないならやらない奴が悪い。
何のために10年以上も教育受けてんの?って感じ。
とはいえ、実際の世の中には自分の頭で考えるということを苦手とする人間が結構いるのも事実。
それは「基本的には本人のせいだけど、頭の悪さに免じてセーフティネット用意してあげるよ」というだけのこと。
昨日NHKで「日本のこれから、雇用危機」って番組でワークシェアリングについての討論があった。
雇用が守られるなら収入が下がってもやむを得ない。賛成?反対?
で、大方は賛成だったわけだけども、労働時間の短縮で一番収入が減って困るのは、今まで超過労働、つまり残業手当てと休日出勤手当てで生活が成り立っている層だろ?
今まで残業代でガッポリ儲けていたってならこういう時代にはそりゃあ我慢して貰うのが筋ってもんなんだろうけど、現実として基本給だけで生活できる額を払ってたか?っていったら疑問だ。
残業代を当てにするのがおかしいって言う人もいたけれども、もともと基本給だけで生活できるだけもらってる人間の物言いだからさ。
製造業の内情を詳しく知ってるわけではないけれども、事務方や管理職の痛みに比べ耐えろると現場の痛みが強すぎるように見えるんだよね。
現場の人間から残業手当奪っちゃうのは、役職手当とか退職金を奪うよりも酷なんじゃないかと。
かといって仕事がない以上は働いて貰うわけにはいかないし、働かずに給料はそりゃだせんわな。
残業なんて論外、8時間どころか半日ぶんの仕事しかなければ、そりゃあ満額の給料を出すわけにいかんわな。
解雇かワークシェアなら、ワークシェアはしょうがないっていう結論になる。
でも、誰にでも出来る仕事も、誰かはしなければならない。
たとえ全員が努力したとしても、一人もそういう仕事に就かないで済むような方法はない。
まあ長年働いていた人間なら、蓄えもあるだろうし、蓄えなかったとしたらそれは同情はしない。
残業代やボーナスを当てにしないと生活が出来ないっていう現状だとしても、いつか消えるかもしれないって思っていないといけないわけで、せめて人並みに稼げてる時代には人並み以上に貯蓄していくくらいの危機感は持ち合わせているべきだったはず。
いや、それでも貯蓄できるほどは稼がせてもらえなかった!って意見もあるだろうけど、まあそれはさておき。
でもさ、例えば入社1年目とかだと貯蓄は無理ってわけで。
若者ほど辛いと思うわ。
年寄りの年金を支えるために年金保険料をガッポリとられて、年寄りの医療と介護を支えるために健康保険料をガッポリ取られ、年寄りの世代で使い込んだ国と地方の借金を埋めるために税金をガッポリ取られ、このうえ不況だからお前らが痛みに耐えるパートを担えって言うのはどうも。
若者が貧乏で年寄りが金持ちっていうのは不公平に見えて、かじれる親のスネがあるって解釈すれば問題ないのかもしれないけど、(なんだかんだで、若者にとっての一番のセーフティネットは「実家」だろ?事実上)やっぱり変だなって思う。
働く意欲と体力がある成人が自分の稼ぎで食える社会にしないとならない気がするんだよね。
同じ番組で、正規雇用の場合は年齢とともに収入が上がり定年とともに衰える山形の収入曲線なのに、非正規雇用の場合収入は年齢とともに伸びずフラット型なのが問題だって言ってたけれども、むしろ年齢とともに収入が伸びるのがおかしいんじゃないかと。
20で働き始めて60まで働くとして、40年も知識技術が伸びるか?っていったらどうなの?
受験勉強だって3浪以上はたいして伸びないわけで。
しかも年食ってるとさらに伸びの幅は狭いと思う。
年寄りの給与を抑えて、若年層の給与を高くしてやらんとと思う。
30代中盤くらいが収入のピークになってそのあとはジリジリ落ちてくってのが自然なんじゃないかなって思う。
そう思うのは俺も若いから?
しかし、親のスネって恥ずかしいものと思っていたんだけど、結婚や出産、育児となるとみんな親のスネかじってるんだな。
ゼクシイ調べだと結婚にあたって首都圏の83%のカップルが親の援助を受けていて、その平均額が210万だとか。
共働きで大変とかいいながら、親が育児を手伝ってくれる家が多い気もするし。
そりゃ、「親、兄弟、友達に感謝♪」みたいなラップが流行るのもうなずける。
自分で金稼いで生きて、祝儀で出費はあってもその逆はない非モテの俺がこんなに肩身が狭いのはどうしてくれるよ?
こういうこと?
ふう、風俗行こ。
追記
それから、あんまり給料が安いと生活保護受けたほうが楽していい生活ってことになっちまうから、そこらも考慮しないと。
生活保護の支給額を減らして、その代わりに給与所得がそこそこあっても(例えば手取で15万くらいあっても)5万くらい支給されるようにしたらどうかと思ったけど、それじゃつまりベーシックインカムか・・・
派遣は何十万か何百万人もいるのに多重債務者ばかりって事はないだろ。一部にそういう人がいるのは正社員も変わらない。借りるにもある程度信用がないとだめなわけで非正規は借りにくいのでむしろ正社員のほうが債務者は多いだろう。それにボーナスは別に貯蓄って事はないはず。退職金だってやめるまで会社があってこそ機能するわけで業績不振で潰れるときはもらえないのでセーフティネットにならない。不況は会社が倒産して失業する人が出てくるわけで会社にセーフティネットを求めること自体に無理がある。ある程度収入がある人だけ貯蓄すれば良いだけで低所得者は貯蓄ができないのを前提として制度を作るべき。
ここのところ、はてなや増田で派遣やセーフティネットに関する議論が盛んだ。
最初は自分も世論に流され「本当に自力でどうしょうもない人はごく一部で、大部分は努力が足りないんじゃね? そいつらを救う必要あんの?」とか思っていたが、多くのはてなの議論やら湯浅誠の本とか読んで、そんな単純なものじゃないとはなんとなくわかってきた。
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0901/20/news011.html
でも、こういうニュースとか見るとどうしてもどうしても感情部分で「やっぱり甘えてる奴多過ぎじゃね?」「ここに上がってる会社や自治体とか、ブラックもあるかもしれないが、そうじゃないところもあるんじゃね?」「自分の望む仕事しかやらないってわがまますぎじゃね? 世間で働いてる人に対して失礼じゃね?」という感情がわきあがってきて消せない。もやもやする。
お願いだ、誰か、俺のこの感情部分を納得させてくれ!
生涯のパートナーと決めた配偶者を家庭面から支えるという、昔は女性の役割とされてきたものを、男性がやったっていい。逆に昔通り女性がやってもいい。お互いの仕事の忙しい時期にあわせて入れ換えたっていいだろう、可能なら。それは各々の夫婦間で話し合って選択すればいいだけのこと。いまだに「女性の犠牲」だとか言ってる方がよっぽど古い。80年代に帰れ。
なんでこれだけ男女平等を唱えられ続けてるというのに男性が「経済力無いから」ってフラられなきゃなんねーんだよ! 主夫スキルなら負けねえっつーの(いや俺のことじゃないぞ、俺のことじゃ)。
これらは、確かにごもっともなんだけどさ、でもこれって、男女が最初から同じ賃金であることが前提の話でない?
逆に、なんで今はそうなっていないか(女性の役割とされてきたものを、男性がやったっていいのになかなかそうならないか)といえば、結局男女で賃金格差があるからでしょ。
全く同じ状態だったらそりゃ容易に入れ替えもできるけれども、現実問題かなりの賃金格差(というか会社の管理職や政治家等の女性率の低さ?)がある以上、そりゃこうなるって話で。
そこんとこの理由を
とか、女性のせいにされても女性も困るわなあ。縛られたくなくても、社会がそう縛っているのだからどうしようもないのが女性の現状。この間成人式あったけど、あのとき新聞で、男女の仕事意識や結婚意識調査をやってたんだけど、「男性が稼ぐべきだと思うか?」って質問に「イエス」と答えた割合は、女性より男性の方が多かったのね。女性は半分切ってるんだけど、男性は(詳しいパーセンテージ忘れちゃったけど)とりあえず半分は超してた。
主夫についても、寧ろ心理的に受け入れ体性ととのってるのは女性の方だと思うんだよね。男性の方が、どちらかというとやけに自分で勝手に拘ってる印象(高学歴or高収入女は男性に受けないしね…。東大男の中には「絶対東大女とは結婚しない!」とか普通に言う人もいるし)。女性は寧ろ「主夫でもいんじゃね」派が男性より多いと思う。
でも、そう「思う」ことと、実際に「できるか否か」は、別の話。いくら女性がそういう気持ちでいたって(実際成人アンケートでは半分以上の女性がそう思っているけど)、男女で賃金格差もあるし、女性は子供とか産めばそれが相当に日本じゃ響く、そんな中では「好きな人を主夫にしたくても、現実できない」女性が多数なんだよ。それは余りに難しすぎて、ゆえに最初から考えもできない(つまり結局昔と同じ構造)女性も多いだろうと思う。誰しも20歳になってから野球選手になろうだなんて考えることすらしないように。
そこを「縛られてるから」と精神的な問題にされても困る。いくら精神がそうでも、現実がそれを阻む。
といっても、さっきは「寧ろ男性の方が縛られてるんじゃ」とといったけど、そんなのは私の主観といえば主観だし、そんな事言ってたらキリがない。結局大事なんは、どっちが古い意識を持ってるせいだからだ、って追及することじゃなくて、(というか、実際そのあたりははっきりと「誰がどういう意識を持っているのが原因」とかあるわけじゃなくて、男女の意識や、賃金格差、それらどれかが単一の原因なのではなく相互作用しているのだろうし)「じゃあどうするよ?」って具体的に制度を考えていくことじゃねーかと……。
最終的に制度をかなりととのえても(ただ表面的に整えるだけじゃ今と同じだけど)、今と変わらないとなったときに初めて男女の意識問題が出てくるのではないかと思う。意識がどうこういっても、意識があったってぶっちゃけどうしようもない。男は主夫やりたくてもそのくらい稼げる女がいないし、女は稼いで主夫持ちたくてもなかなかそのくらい稼げない。意識よりまず外側固めるっちゅーか。
あと今って微妙な時期だと思うんだよね。形だけ一応男女平等になってるけど、中身はっていうとところどころそうだったりそうじゃなかったりっていう(全くなされてないわけじゃないというところが厄介)。そういう中で、男女平等だからーつって「実はそうなっていない」ところにもそのパッチをあてちゃうと、結局かえって差別を固定化しちゃう、みたいなことにもなる。男性差別だ、女性優遇だ、いや、やっぱり女性差別の方が根強い、とかその辺の争いって結局そういう歪さから出てきてるんだと思うし。「建前」と「実践」がかなり食い違っていて、しかもその「食い違い度」がところどころで違うから、訴える人の視線で女性が優遇されてることになったり男性が優遇されてることになったりする。
「家庭に(家事はきっちり半分、的な)男女平等はもちこむな」といっても、それは家庭の外側で男女平等が実践されているのが前提の話だから。現実、どちらかが専業でーてな話になった場合、今の日本だったら結局賃金的にほぼ女性が専業ってことになるし、結局ほぼ昔の家庭と同じってところに戻ってしまう。下手こくとそのまま、結局古い男女観が押し付けられ固定化されることになるかもわからない。「とりあえずそれの固定化は留めよう」的な急遽あてたパッチが「家事きっちり分担」主張な気がする。今ってそういうタイプの主張は多いと思う。だから確かに、よく見るとおかしくないか、と思うんだけども、でもそれは現実にちょびっとずつ対応していく面である意味仕方ないところもあると思う。
あと個人的に家事は半分きっちりというのは、どうなったら家事が半分になったかというのが分からないから実現不可か否かもわからないけど、別に専業じゃなくても分担でいいとは思う。「家事」やるか否か、じゃなくて別に「食事」「掃除」とか分ければいいだけというか。一つの仕事っていうけど、「家事」が一つの仕事なんじゃなくて、「食事作り」とか「ゴミ出し」とかそういう一つ一つがそれぞれ一つの仕事なのでは。あと、「スプーンはそこじゃない!ジップロックちゃんと空気ぬけ!」とかも、単に事前に決めておけばいいだけのことだと思うし、そう大袈裟な話だろうか?と思う。家事は確かに大変だけど、分担なんて無理、というほどか?と。だって皆、一人で暮らしているときは家事と仕事を両立させているのだし。家事って、別に一人分が二人になったら、倍増するってわけじゃないのだし。
別に専業でもいいんだけど、どちらかというと普通の人は基本的に皆働いていたほうがいいように思う。一人で、とりあえず自分の生活支える経済力は誰しもが確保しておいたほうが。というのは、じゃないと、離婚し辛いのだよね。離婚を推進するわけじゃなくて、もう我慢ならない、となっても、極端な場合DVみたいな話になってもやすやすと離婚ができない。離婚したら食っていけないから。(現実にそういうところで悩んでる主婦・主夫はいるのだろうし)それは勿論、離婚をした後ブランクがある状態でも一人の生活を支える経済力はつけられる、セーフティネットみたいなものを作るというそっち側からのアプローチでまかなう事は可能だし、それが最終的には理想かもしれないけれど、現実今の日本では離婚したらその後の生活が危ういってのはあるわけで、そっちの側面からしたら専業は危険っちゃ危険。
とりあえず元増田の話に限って言うなら、
男が必死こいて働いてて、血反吐吐いて客に頭下げて、
少しずつ成長していっているって実感がある。。。
そんなとき、嫁さんって
これを古い性役割と断じる向きもあるようだが、俺はそうは思わない。男女入れ換えたって同じだと思うからだ。
その通り、男女入れ替えたって同じ……だからこそ、これは増田の嫁さんにも通じる話なんだよ。そこを増田側だけから言っているからあの増田は問題だったわけで。
仕事に本気で打ち込んでる相手を笑顔で応援できないどころか、心の問題だとか言いだして足をひっぱるような配偶者なんて邪魔なだけだろ。だったら結婚なんてしないほうがいいんじゃないのか。
それはまるまる増田本人にも返ってくる言葉となる。増田はじゃあ嫁さんを笑顔で応援したのか。自分は好きなだけ仕事をし、嫁さんに「完全分担はできない(だからお前がやって)」と嫁さんのキャリアをひっぱってはいないか。
無理してそうする必要はないんじゃないか、はいいけど、現実はそこでは終わらない。
「無理して分担する必要ないよね。どちらかがメインでやればいいよ。……で、じゃあそれ、どっちがやるの?」と。
無理して分担する必要はない、また増田自身もいっていたように「完全に半分なんて無理」、そうかもしれない。でも、「だから増田の奥さんが背負う」のはおかしくないかい?完全に半分なんて無理だから、増田がそれを背負う選択肢もあるわけだよ。
それでね。結局、「家事のメインはどちらかが担う、じゃないと無理」つっても、それもまた無理じゃないかなあと思うわけよ。共働きの家庭では。だってさ、どちらもメインなんて担いたくないでしょw家庭ごとに話し合って、なんていってもどっちもわざわざ自分ばかり苦労なんてしたくないわけで。で実際あの増田家は要するに、「分担なんて無理→だからどちらかがメインになるのは仕方ない」のその「仕方ない」を、勝手に奥さん(の同意をおそらく得ずなあなあなままに)に背負わせていたことに問題があったわけで。(心の問題っていうか要はそういうことなのだと思う)
自営業者だと確かに廃業してから職業訓練校に通ったり職業訓練給付金制度を利用することはできないだろうけど、それは保険料を払っていなかったから当然のことだ。
そもそも加入を禁止するのがおかしいのでは?払わせないでおきながら払ってないから放置というのは酷。元自営だと職業訓練の効果はなくて元社員ならあるというわけじゃないんだから職業関係なく新卒でも無職でもうけれるようにしたほうがいい。
でも自営業者には自営業者のネットワークがあって、日頃から共済制度は使えただろうし、たとえ連鎖倒産という理不尽な危機に陥っても緊急に貸付を行ってくれる保険だってある。
それを言うなら正社員だって民間の保険や消費者金融を利用することは可能だから雇用保険廃止してもいいということにはならないの?
こういう人間に対してセーフティネットってのはいくらなんでも過保護が過ぎると思うしそんな余裕が国にあるとは思えないんだけど。
サラ金使う自営業なんて人数的にごく一部なのに、これで余裕がないといえるなら今の規模の生活保護雇用保険でも余裕がないということになると思うけど。それにサラ金経験と生存権とか無関係だし、なんでサラ金とセーフティネットを関連付けるのかがわからん。借金ない人より多重債務者のほうが生活苦しいんだからサラ金してない人を保護するほうが過保護だろうし。
・自力で職を探せない
・実家に戻れない
・親兄弟親戚に助けてもらえない
・助けてくれる友人がいない
・将来の事を考える教育を受けられなかった
いろんな考え方があるんだろうけど、個人的には上の5つに関してとても可哀想だと思う。今、自分は派遣の立場ではないけど、仮に会社をクビになったとしたら、まず自分でなんとか職場を見つける事は出来ると思う。さしあたってそれなりの蓄えがあるので半年や1年は焦らずに職は探せる。でもどうしようも無くなれば実家に戻って居候だな。
もし実家が無くなっちゃってしまってたら、事情を説明して明確な期日を設定すれば、2週間や3週間くらいまでなら友人の部屋に居候させてもらえるだろう。親戚も同様だ。自力で職が探せないとなれば、親兄弟親戚、友人に頭を下げれば、職を紹介してもらえずとも、的確なアドバイスはもらえるだろう。金が尽きたら当面の生活費くらいなら貸してもくれるだろう。
自分でなんとかできなくても、家族や友人に助けてもらえる可能性は高そうだ。他人だから当てにしてはいかんのだろうけどね。まあいずれにしても、今の職場からクビを切られたら何もかもがおかしくなってしまうというようなリスクを抱えていないつもりなので、会社をクビになるという事を起点にして不幸になる事は無い。親の教育の賜物だろうか。
派遣村にいる人達は、可哀想だ。個人的なセーフティネットを持っていない。家族や友人も助けてくれないし、十分な教育も受けていなかった。なぜそういう人達が叩かれなくてはならないのだろうか。ホームレス叩きも同様だ。一般の人達が持ち合わせているものを持っていないだけでなぜ叩かれるのだろうか。持ち合わせていると言っても、たまたま持っていたり、親が教えてくれたから知ってた程度の知識を得ているだけなのに・・・
親がまともで良かった。友人がたくさんいて良かった。たまたま仕事/職業に恵まれてよかった。
たまたま今の自分があるだけで、何かがどうかなっていたら派遣村にいるのは自分であったりする事もあったと思う。誰だってそうなのに、なぜ叩けるのか。誰も好きであそこには行けないだろう。いや、まだ派遣村にいけるだけいいかもしれない。病気なんかでいけない人もいるだろうに。
親兄弟親戚、友人にも恵まれていない人達が派遣村へ行く。なんて悲しい事だ。
仕事が見つかっても、結局は仕事が無くなればまた同じ事の繰り返しではないか。
誰も助けてくれないという事は、誰も助けて上げられないという事。可哀想だ。
誰にも頼られず軽んじられてしまう。
働く事は出来ても、派遣でつらい目にあった状況が一生続くのだ。
雪山で行き倒れになった人を、雪まみれの長靴で蹴りつける薄着の人よ、次に倒れるのはあなた達ですよ。