2024-06-27

どうして誰もジェンダーギャップ指数の詳細を批評しないんだ?

草の根じゃ批評している人いっぱいいるが、メディア関係者はいつも順位が低いと大騒ぎするばかりだが絶対に触れないことがいくつかある。

全体的に俯瞰すると日本スコアは以下のようになっている(2024年版の資料)。

分野ごとにはこうなっている。

  • Economic Participation and Opportunity 0.568 (120位)
  • Educational Attainment 0.993 (72位)
  • Health and Survival 0.973(58位)
  • Political Empowerment 0.118(113位)

教育健康についてはもうスコアをどうこうするようなものではないだろうし、そもそも先進国において教育健康においてのジェンダーギャップなどほどんどないと言っていいだろう。

一方で日本が達成できていないのはなにか、ということだが、まず、技術職、専門職管理職につく女性が少ないという点と、政治参加があまりにも低い(が、0.118で113位というのもよくわからんところではあるが、他の国々も似たりよったりなのだろう )。

まりスコア改善するには、女性政治家を増やす女性の高給取りを増やす、というこの二点に尽きる。

男性がどうか、ということはこの指数では実は関係がない。女性がどうかという話でしかない。だから虐殺によって人口における男女比がぶっ壊れたルワンダスコアが高くなることになる。

これ一つ見ても「ジェンダーギャップ」と言いつつも「男性不利益を被りやすポイントは見ていない」ということがよくわかる。

例えばだが戦争に行く男女比率危険仕事従事する男女比率犯罪被害に合う男女比率などは見ていないしこれらを見たときにこの指数がどういう結果になるかはわからない。

さて、実はフェミニストたちはこの辺を見て大騒ぎしている。多分詳細も見た上で騒いでいるだろうが、末端でジュンイガーと発狂している人たちの中には全く見ていない人もいるだろう。

日本順位が低い!女性差別されている!118位ってことさえわかってれば十分だ!詳細を見ろとか差別主義者の戯言!」

ぐらいに怒り散らかしているかもしれない。

だが先程も言ったようにこの指数が表していることはなんだろうか、という話でしかない。女性政治に参加できていない、女性経営者だとか技術職だとかになっていない。

政治世界については今も男尊女卑がまかり通っているのかもしれないが、それは候補者が、ということもあるが投票者が、ということも要因として大きいだろう。投票する人たちが何はともあれあの政治家投票することはすでに決定されているくらいでやっているのだから変わりようがない。

女性技術職になるには、技術職になった男性たちと同等の努力は求められるし、それができるだけの支援もいるだろう。女性の体についてはやはり男性のそれに比べると停止せざるを得ない期間が長いからな。

停止しなくても住んでいる幸運女性たちが他の女性にやっかまれながら生きていくのも見るに忍びない。

この辺は個人的ング地でしかないが、女性は本当にここで言うジェンダーギャップを解消してほしいと思っているのか?何の努力もなしに解消することはない。

特に仕事については女性が頑張る必要のある分野だ。政治の分野は政治側の変化と女性の頑張りが必要だ。

教育については国が提供するものだし、健康医療を国が提供するものだ。つまり女性努力解決に大きく寄与するものほど解決できていないと考えたほうがいいかもしれない。

こういうこと言うと「だって社会が女を努力から遠ざけるじゃないか」という人が出てくるんだろうなあ。はっきりいうがそんなことはないだろう。

旧態依然としたところにばかり行くから社会が変わったように見えないだけだ。

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  • 「もしも日本で女性がもっと活躍する世の中になったら」 この仮定話がバッドエンドになるとしたら、テレビではやらないよね。 グッドエンドならテレビではやるよ。こんなにわかりや...

    • だから横文字つかうなっつーの! うちの社長相手には 喜劇的終幕 悲劇的終幕 こういう風に書かないと杖や拳で制裁されるぞ!

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