2022-10-28

はてなスターの買い方

うちの会社は、かなり行政に近い職種だ。

農協とか独立行政法人とか、甜菜糖関連の会社みたいな感じを想像してみてほしい。要するに、変なところでお硬いのだ。

はてなのメインユーザーのみんなからしたら時に時代遅れと言われるような業務が当然ある。

はんこは最近ようやく少なくなったけど、ミスがあってハンコが逆に増える業務があったりする。

そんな会社

はてなスターを会社で購入する場合はてな社は登録された取引先に入っていない。

ではどうするのか。私のような職種人間がもし増田にいたらすぐに感づくと思うのだが、地元業者に頼むのである

はてなスターは需要費のうちの消耗品費だ。

以前、細かいルールだけを気にしたり指摘したりするのが仕事だと思ってるバカ会計課と揉めたことがあった。

会計課が言うにはこれは通信運搬費ではないかということだが、切手ネットアプリケーションパソコンリース代を支払うのが通信運搬費なのであって、はてなスターは一度きりで使って何かを通信運搬するものではない。通信のものではない。

社則や法令などを示し、かつ会計担当の機嫌やプライドを損なわないようにして消耗品費で落とすことに結局なった。

ちょっと脱線してしまったけど、消耗品費の方が事務処理的にも融通が効くのだ。

いくつかある予算部門のどこにも消耗品費があるのが大きい。通信運搬費は出所限られる。

んで本題なんだけど、登録業者ってのはパソコンプリンターコピー機リースとかをやってるオフィス系のBtoB業者に頼んでいる。

ここの納品請求書会計課もよく見かけるもので通りやすい。変な業者だと電話とかで一言嫌みを言われる。この業者はみんな使ってるからそんなこと言われない。変わった業者ちゃん登録された業者なのに、会計課は要するに偏屈なのである

このオフィス系の業者昭和24年戦後復興期に文房具店として出発した業者で、昔からうちの市役所登録業者として発展してきた。初代の苗字がそのまま会社名になっているが、一族はもう経営から退いて、今の首脳陣との関係は知らない。

デジタル化にはいち早く対応し、先述のパソコンリースなんかも一番手として手掛けている。

もちろん元来の文房具系も強くてでかいカタログ毎年持ってくる。そして、はてなスターみたいな一般的業者が扱っていないような難しい物品も取り次いで購入してくれる。

例えば、私の会社は中性紙の保存用段ボール一年のある時期に大量に必要になるのだが、もちろん市内・県内では扱っていない。東京博物館相手業者に頼むのだが、この会社がしっかり取り次いでくれる。

値段体系が謎で、手数料ちょっと取っているんだけど業者うしの融通のため単価が抑えられており、ほとんど直接注文した額と差がない場合もある(安くなることは流石にない)。


はてなスターに関しては値引きなどは難しいようで、しっかり現価格に加えて手数料含んで納品請求書が届く。

平成の一時期までは、現物はてなスターも納品請求と一緒に届いていたようだ。クリスマスツリーの上につけるようなやつだったらしい。

流石に今はデジタル化が進んで、納品請求事務処理が進む頃にはいつの間にかはてなスターの持ち分が増えていて、業者仕事したことに気がつくことが多い。

こういう地域商社は大切にしなきゃなあと思う。

皆さんの会社はてなスターを経費で購入するときはどんな感じだろうか。やっぱり普通は直接買うんだろう。

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