2022-08-16

anond:20220816054740

ニートからなんの意味もない思い出を語る。

高卒ライン作業工場で働き、学生気分が抜けず当時はあまりにも心が未熟だった。

新入社員の時に食堂パートのおばさんに話した内容がその日のうちに課内に広まった経験から

食堂ご飯を食べることが怖くなり、購買で買ったおにぎりロッカールームの隅で食べ昼休みが終わるのを待つ日々。

後に入社してきた子達が優秀な一方、私は作業効率も悪く、よく上司パートのおばさんに怒られたり嫌味を言われたりしていた。

「何年働いてるんやお前」「まだ終わっとらんのか」「ほんま役立たずやなお前は」

社員なんやから」「社員のくせに」 よく聞いた言葉だ。

上司達に怒鳴られている幻聴脳内で響きわたり

現場の皆は私を見下して私より自分達のほうがマトモだ、と思っているんだろう。

と考え、常に見られている気がして帽子を目深に被り

話すと滑舌が悪いし不快に思われているかもしれない。そう思いだし、退職する年には会話の際にどもるようになっていた。

そしてあの日

現場で働いている時に上司の「A(下の社員の子)でもこの作業出来るのに」と、ため息交じりに言われた一言

それを聞いた時、じわじわと出る涙が止まらなくなり、仕事にならなくなってしまい交代し

事務所に戻され、今日はお前帰れ。と言われ早退することになった。

翌日も仕事なのに、社員なのに、一人帰されて情けない。なんて無様。

目が覚めなければいいのにと薬を飲み、翌日無断欠勤をしてしま

人事の人が様子を見に来て、薬で体がろくに動かせなくなってる私をタクシー病院まで連れて行った。

点滴を受けながらぼーっとただただ空虚気持ちで横たわっていると

連絡を受けた家族がやってきて私を回収し、一度実家に帰ることになった。

そして数日後に荷物をまとめ、夜逃げするかのような速さで退職をした。なんて常識知らずで無責任なんだ。

これが5年間働けた時の記録。


それから年月が過ぎ、どもりがマシになったので

一度バイトをしたが1年も立たないうちに辞め、再びニート

家族光熱費を払ってもらいながら己の貯金を切り崩して生きている。

服装Tシャツジーパン、そしてクロックス

年相応どころか田舎小学生のようなあまりにもラフすぎる格好。

洒落服装がわからず、化粧も出来ず、友人もおらず、話し相手Twitterで知り合った人々。

仕事を早く探さないといけないという焦燥感はあるが

また陰口を言われるかもしれない。また怒鳴られるかもしれない。その気持ちが不意によぎる。

涙腺が弱すぎるせいで少し強く言われただけで勝手に涙が出てしまうので

泣いてもなんもならんぞ。泣けばいいと思ってんの?と言われた記憶が涙が出る度に蘇る。

貯金が尽きる時を怯えながら私は今日もただただ、求人情報を眺めている。

31歳、もう若いとは言い難い歳だ

もう少し、もう少し早く行動を起こしていればよかったのに

そう思いながらただ、このなんの意味もない日記を書き残し無駄時間を浪費する。

そんなニートの話を見てくれてありがとう

まずは、どもりが緩和されたのこと、精神的な負荷が減ったのだと思い、何よりです。

また、twitterで知り合った方たちと話し合うことができていることも、いいな、と感じます

私も涙腺が弱い方です。どこかのタイミングで諦めました。

諦めて、開き直って、

「泣くまで追い詰められた人間さらに追いこもうとするあなたは、客観的に見て恥ずかしくありませんか。それが子供のころのあなたがあこがれた大人の姿ですか」

と言うことにしました。一度しか言ったことありませんが。

そのとき、言われた相手は「うるせえ」としか言えなくなりました。

その姿が滑稽で、笑えて、以後の妙な自信につながりました。

そうすると、これまで私を詰めていた言葉も、相手も、全てがばからしくなって、楽になりました。

それはさておき、仕事なんて、したり、しなかったりのサイクルでいいと思います

仕事ができない(できなかった)のではなく、仕事が合わなかっただけ。

おしゃれや化粧なんて、いつでも追いつけます。

私はあなたの「底辺ニート意味のない日記」という、この文章に心を動かされ、

いろいろすべきことを放り出して、こんな文章を書いています

それは、あなた文章に、あるいは、あなたのものに、何かしらの魅力を感じたからかもしれません。

その魅力に気づく方は、大勢いることでしょう。

よければ、いつか続きを読みたいと思っています

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