2021-10-02

e-Sportsプロがよりプロであるために

e-Sports問題が起きたようだ。

私はこれはゲームうまい人の問題ではなく、e-Sportsに関連した問題だと思っている。

e-Sportsの発展によって、多くの大会が開かれ、出場して賞金を獲得する。

大会に勝てなければ、利益がでない会社起業するというのは、ロマン領域だ。

私はそういう認識なのだが、もしかしたら全く違うのかもしれない。

まぁなんにせよ、そのおかげでゲームうまい人たちというのは、会社に属し、一定収入を得てプロを名乗ることが出来る。

定義上はそうなる。しかし実際は堂々とプロを名乗るには自身ゲームスキル証明しなければならない。

例えば大会に出場し、よい成績を収めるというのがいい例だろう。

日本においてe-Sports大会はあまり賞金を出せないし、賞金が少なく、日本人だけという大会は軽視される可能性がある。

成績を残すには、世界で開かれる大会に出るということも選択視に入れないといけない。

結果を残せればそれに越したこしたことはない。

有名な大会になれば、大会で名をのこすということの難易度が上がっていく。

大会で実力を証明するとは別に他の方法で実力を証明することが出来ればよりよいだろうということだ。

レーティングシステムランクシステムがあるというのは実力の証明として使えるだろう。

これも完ぺきではなく、ゲーム内での出来事限定されてしまうし、すごさが伝わりにくい。

そういった中で、プロネット上で公開レクチャーをするという行為は実力を証明する場としてよいだろうと考える。

ゲームを外部の人間プレイさせ、レーティグやランクの上げる難しさを理解し、なおかつプロの手助けによって上達していく。

FPSなどのチーム戦でよい所は、プロが一緒にプレイし協力することによって、プロがどのように考えて行動しているのかが分かりやすくなる。

単純なレクチャーを超えているのだが、受ける側も短期である程度の実力を証明された存在とすることが可能なのだ

もちろん受ける側本人の努力を全く必要としないことを意味しない。

プロによるこういった行為は、弱者狩りや適性ルート外でのモラルに反する行為であるとされてしまうが

そう単純ではないだろうと私は見ている。

例えば、ランク上げなどに金銭が絡んだ場合は、悪質性が高くなると考える。

  

態度を表明することが遅れたが、私は"プロによる実力の証明"としてのレクチャーやサブ垢を作っての教えることを目的とした協力には肯定的見方をしている。

結果としてランクレーティングが向上してしまうのは問題ないと考えている。(ある程度のレーティングランクを目指すこともレクチャーに含まれ場合はそれも許容する)

なぜ肯定的かというと、e-Sportsが盛り上がるかという視点で考えるとその方がよいだろうと思っているからだ。

  

否定的見方をされる問題は何点かあると思っている。

1.他のプレイヤーのプレイングの邪魔になる。

2.プロによって他のプレイヤーのレート、ランクポイント搾取しているのでは。

3.弱いものいじめではないか

4.レート、ランクシステムを壊すことにならないか

5.教えるという行為言い訳にし、プロ気持ちよくなっているだけでは(または肉体的満足を満たそうとしているのでは)

  

1は満足いくプレイングというのは、滅多にないことだと私は思っている。

勝ち続けるということはなく、どこかで負けてしまう。

プロによるものというより、向上心で負けていることが多いのだ。

プロレクチャーを受ける向上心に負けているのと同じことで、私は違いはないと思っている。

  

2.うまい人間搾取されているのと違いはない。

対人ゲームゲームうまい人間搾取されるゲームであり、レクチャーであっても違いはない。

  

3.初心者狩りなどはどのゲームにも付き物であり、当然否定的行為にあたる。

初心者狩りはつまり格下を倒すことで快楽を得る行為だとすると

レクチャー意図する限りでは問題ないと思っている。

彼らは初心者に対しても敬意をもって接するべきだし、それが悪質な初心者狩りと違うことを明らかにしてくれるだろう。

  

4.プロによるサブ垢を使用したレクチャーが、システムに対して何らかの影響を及ぼすのはその通りだろう。

何らかの限定を付けるべきだろう。私はe-Sportsのことを考えているのなら、こういった行為システムに組み込むべきだと思っている。

  

5.確かに金銭的な利益悪質性があるとみているが、肉体的な利益に関しては何とも言えない。

しかプロ自分の実力を外部に証明するためにやっているという限定付けることで回避できるだろう。

  

以上になるが、4については将来的にもそうなるべきだと思っている。

プロプロであるために、それは野良に負けるということは極力避けなければいけない。

プロ野良に対する絶対的な何かを欲している。

プロレクチャーを行い、プロによる囲い込みを行っていくこと。

野良プロになり、プロは元野良に負けるのだ。

プロ無しで強い野良基本的には存在させてはいけない。

そうすることによって現実スポーツのようになっていくのではないだろうか?

現実スポーツもすごいコーチについてもらった方がうまくなるだろう。

すごいコーチはすごいチームにしかいない。

私が肯定的である理由現実との接近を考えているかである

  

当然私が思う懸念点はある。

プロ以外がプロに勝てなくなるとすると、プロ権威化してしまい、ユーザーが寄り付かなくなってしま可能性があるのだ。

ある程度の権威必要だと思っているが、バランスが難しい。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん