http://anond.hatelabo.jp/20150827123221
どのような内容が関心が高いかについては他の人が概ね挙げているようなので、私はあくまで「如何に注目されるか」という観点から書いていく。
知っておくべきなのは、はてブユーザーの大半はホッテントリ入りしたものしか読まない。
なぜかというと、まあ明確な目的で利用する閲覧者自体が多くないといってしまってもいいが。
君が閲覧者として、このはてな匿名ダイアリーをトップから利用したら気づくはずだ。
「玉石混合すぎる」と。
つまり、このサイトは「漫然と閲覧して関心のあるものをブクマしよう」という目的で利用するようなUIになっていない。
2ちゃんねるのような、タイトルでカテゴライズされたものが並ぶわけではない。
なので、このサイトでの主な利用者というのは日記を書くことが目的で、他人の日記を読むことはその延長線上というわけだ。
本来、想定されている用途が「名前を隠して楽しく日記。」なのだから、2ちゃんねるのようなUIである必要もないしな。
で、1ページにつき並ぶ日記の数は25件で、これは内容の長さに関わらずだ。
なので一部の物好きを除けば、ほとんどのユーザーはトップページから漫然と、過去の日記を閲覧したりはしない。
ではどうするかというと、関心のあるワードを検索して絞るか、このサイトの下に表示される注目エントリを見るわけだ。
だが、先ほどもいったようにUIの問題で、大抵の場合は目にも留まらず流れていってしまう。
注目エントリすら難しいというのが現状だ。
では流れが緩やかなときが狙い目といきたいが、利用者の少ない時間帯に投稿しても、イコール閲覧者も少ないわけだから意味は薄い。
不確定要素は完全には排除できない。
だが、それでも光明はある。
それに関して言及した内容ならば、検索にも引っかかるし、他者から見ても反応しやすい。
反応しやすいということは、リンクをつけて自分の日記に言及してくれるということ。
このサイトのUIは説明したとおり、他の利用者が投稿すればするほど自分のものは流れていく。
仮に多くの人の目にとまれば絶対にブクマがつく記事があるとしよう。
でも、他の人が投稿していけばトップから流れてしまい、大抵はその機会すら失われる。
だがリンクがつくのなら、流れることがイコール不利にはならない。
それを追って読む人が増える可能性も当然上がる。
そうして目に留まりやすくなれば、その分ブクマされる確率も上がっていくだろう。
リンクがつきやすいということは、ブクマもつきやすいということだ。
まずは多くの人間の目に留まらなければブクマ以前の問題なんだ。
逆にいえば、トップを見てトラバでやたらと言及しているものがあったり、つきやすい記事が他に上げられていたら、そのときは記事を投稿しないほうがいい。
流行のワードを取り入れたからといっても、トラックバックやブクマがつきやすいわけではない。
ブックマーク……つまり栞なわけだが、現実の本に挟むのとはちょっと趣が異なる。
その栞にはコメントを書ける機能があり、大半のはてブユーザーはそれ込みで利用している。
コメントをしたくなる内容であるかどうかは、ブクマのされやすさに直結しているといっても過言ではない。
ザックリいえば「何か言いたくなる感」だ。
君のように問いかけ形式ならまさに「何か言ってくれ」と直接言っているようなものだから効果的だ。
センセーショナルなタイトルに、露悪的な、偏向した内容でもいい。
下品な話というのはどうも大人になっても好きな人間は好きなようだから、それを添え物にしてもいいかもしれない。
あからさまな釣り記事でも、「はいはい、釣り釣り」といった“察しのいい”ブクマがつくなら儲けものだ。
かかった魚が釣り餌だと分かっていようがいまいが、かかった以上はどちらでもいいことだからな。
他の人も日記を投稿している以上、多少の工夫は最終的に不確定要素で持って無に帰す。
だが、利用できないわけではない。
はてブユーザーはホッテントリ、次点で注目エントリからトラックバックへと閲覧するが、実はもうひとつある。
「せっかくだから前後の記事も読んでみるか」といって読む人は割といる。
なので、「これはホッテントリ入りするかも」と思った記事が上げられたら、その間に割り込むようなタイミングで投稿してみるのも手だ。
そうすれば、副次効果で注目されるかもしれない。
まあ最終的には運だが、その可能性を上げるために質より量というのは確か。