思いつくままに書いてるから長い。
相手から告白され、付き合いはしたがそいつは相手を「好きになる」定義を持ちあわせてなかった。
きっと、なんとなくだったに違いない。
相手は幼稚園の頃の同級生。小・中は相手が親の離婚の為引越して離れていたが
高校は通学方面が同じだった為、偶然にも顔を合わせることになる。
交際期間は、周りの目が恥ずかしかったのか、そいつは周りでは友達と同じように接し
人前で、手も繋ぐこともキスすることも恥ずかしがる童貞を拗らせた奴だった。
童貞じゃなくなれば、恥ずかしい事とかなくなると思っていたそいつは
脱童貞はしたが、結果として余計拗らせて、結果一年で交際期間は終わった。
大学では、そいつは大学でネトゲ・ゲーセン三昧で暮らしていた。
ある時、Yahooのチャットを利用していた頃、一人の女性とゲームの話をして意気投合して仲良くなっていた。
その女性はレイヤーだったので、今度イベントに来ないかとそいつを誘い
そのイベントの会場で女性と一緒に行動していたレイヤーの女の子を紹介された。
その女の子とも仲良くなり、メールアドレスと番号を交換して、後にMSNメッセンジャーで
その女の子と話すようになった。
ある時、恋愛相談を持ちかけられた。
相談の内容は
「彼氏が、いつも遊びに誘っても断られる」
とごくありふれた内容だった。
結果的にはその彼氏は二股をしていたわけだったが、その相談がきっかけでそいつは女の子を好きになり、初めて「異性を好きにる」が理解できた。
女の子とそいつはまるで兄妹みたいに見えるらしく女の子も交際中はそいつを兄の様に慕っていた。
別れを切り出したのは相手から、別れる前後には二股期間もあったらしい。
そいつはどうしても、どうしても別れたくなかったし、なりふり構わず関係を修復しようと説得したが、ダメだった。
あるYahooのチャット系で、ヤンデレというか所謂痛い女の子がいた。
自分の事を好き?と聞いてきて、好きと言わせなければ、色々自傷行為に走ってその行為を実況するような子がいて、適当にあしらっていた。
そのやりとりを女の子は見てしまい、結果分かれるきっかけとなった。(らしい)
そいつはどうしても初恋が忘れられない辛さもあり、地元を離れた。
そして、そいつは夏休みを利用して地元に帰省して、女の子と会った。
女の子の外見はさほど変わってはいなかったが、髪は明るく茶色に染めていた。
気づいたら喫煙するようになっていた(そいつも大学の頃から喫煙はしていた)
夜まで話してて、女の子の部屋に一泊した。
一緒に寝た。
そいつは色々悲しくなった。
なんとかしたいと思ったんだろう。
でも、女の子は悲しそうに笑って首を横に振った。
また1年くらいから女の子から連絡がきていたが、様子がおかしかった。
なんというか、文面が病んでいた。
色々悲しくなったそいつは、もう一切連絡をするのを止めた。
(そいつはその時期、交際相手ができた)
そいつは声をかけたがったが、迷っていた。
4年前みたいに病んでいる感じはないし、写真も付き合っていた頃のような笑顔があった。
その日には返事は帰ってこなかったが、一週間後、連絡が返ってきた。
そいつは心の中でとても安心していた。返事の内容が付き合ってた頃の元気な文面になっていた。
ただ、そいつはまだ女の子に心残りと心配があった。まだ初恋が終わっていなかったんだろう。
そいつは内心衝撃を受けていた。
「今の自分があるのも、こうやって幸せになれたのもあの時があったから。今度会う時は子供も見せるからね。」
そいつは本音を女の子に話した。連絡を断っていたが、ずっと心配していたこと、今でもずっと心残りがあった事を。
「終わりよければ全て良しだし、今でもあなたのことは慕ってるよ。ホントの兄みたいに」
って話なだけ。
落ちも何もない。
#追記
かぎかっこ けしてみた
かぎかっこの量が異常に多い文章は読みにくいということだけがわかった