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2023-10-22

散居村のインフラ

波平野の散居村が美しい

https://dailyportalz.jp/kiji/Scattered-villages-in-Tonami-Plain

珍しく地元話題ホッテントリで見かけて面白かったので書いた。

書いてみたけど北海道農家とかの方が大変そうだよねこういうの。

 

散居村のインフラ

水道

上下水道が来ているところもあるけど、井戸水と浄化槽のところも結構ある。

井戸と言っても電気で汲み上げるので普段使用感は普通水道と変わらない。

井戸水は夏冷たく冬暖かいとかのメリットもあるけど、停電すると水も止まるとか、地震の後は水が濁るとか面倒なところもあるらしい。

浄化槽は庭に浄化槽を埋めて下水がそこに流れ込むようになってるやつ。

  

ガス

プロパン

  

電気

普通電線が張り巡らされている。

井戸+浄化槽+プロパンガスまでは割と独立した感じがあるから電気も自前の発電機で賄うようにしたら最強に見えるかもしれない。

ネット衛星で・・・とか考えるの楽しい。やらんけど。

  

道路

道路自体普通管理されてるけど、道路脇の用水にフェンスが無いので定期的に用水に人が落ちる。富山県が全国で一番用水への転落事故が多いらしい。

散居村の用水全てにフェンスを付けるのは無理なので困ったねみたいな話がニュースになったこともありました。

道路といえば田んぼの真ん中に家があるので、家の敷地内に長い私道があるお宅が多い。どこまでが私道でどこから公道なのかは住んでる人間もよくわかってない。

 

散居村と災害

水害

水田洪水を防ぐはたらきがあるので、家が水田に囲まれてる散居村の水害防御力は多分高い。

先人が庄川治水を頑張ったお陰でここ数十年は水害らしい水害は無いみたいだけど。

 

幹線道路は融雪装置が付いていたり早朝に除雪されたりするけど、散居村の家の前の細い農道にそんなサービスは無い。除雪車が来るとしても昼。

従って通勤のために車庫~除雪されている道までのルート自力で切り開かなくてはならない。

上にも書いた通り散居村の私道は長いし、家の前の農道除雪となると結構距離になるので、農作業用のトラクター除雪仕様換装して除雪する。

トラクターの無い家でも手押しの除雪機持ってる家は多いんじゃないかな。ママさんダンプじゃなくてガソリンエンジンのやつ。

  

雪は温暖化の影響なのか昔に比べるとかなり少なくなった。

昔は12月に雪が積もると春まで地面が見えなかったけど、最近は一気に沢山降ってすぐ溶けるのを年に2~3回繰り返すみたいな感じになっている。

たくさん降りそうなりそうなときは前日から学校休校決めたり、会社社員食堂食材仕入れができないって言い出したりするので、

じゃあもう会社休みにするかとなることが増え、昔よりかなり楽になった。休みなら早起きして除雪しなくていいからね。

 

ブラックキャップを開発した人はノーベル賞とか貰ったら良いと思う。

最近温暖化の影響なのか昔は見なかったヤモリが家に入ってくるようになった。勘弁してほしい。

 

その他

騒音

ブコメで見かけたけどあの景色のどこに騒音見出したんだろう。カエルか?

カエルは実際五月蠅いらしいけど、地元民には聞こえていない(強く意識しないと音と認識できない)ので騒音にはカウントされない。

散居村は楽器やりたい人なんかには良いところってのはよく聞くけど、時期によっては3km離れた城端線列車が走る音が聞こえるくらい静かなところなので、

季節と時間帯を選ばないと演奏が砺波平野に響き渡ってしまうかもしれない。

 

将来性

見ての通りド田舎なので、散居村を構成する家々は空き家が増えているし、高齢化もすごい。

もうじき敬老の日の催しがあるけど、75歳以上が老人として扱われ、会場の設営を70歳の若者がやっている。

 

屋敷林の管理や農作業、冬の除雪など、力仕事のできる人間複数居ないと維持管理が難しいんだよな散居村の家。老人だけでは厳しい。

昭和初期生まれくらいの世代ではきょうだい10人居るとか普通だったそうだし、そういう一世帯の人数が多かった時代のものなんだろうなと思う。

観光資源としてPRしてるけど、個人農地と家が平野に並んでいるだけのものから保全も難しい。土地の持ち主が田んぼをやめるのを止めることはできない。

 

おすすめの季節

そんな訳で今しか見れない景色かもしれない散居村、季節によって違う良さがある。

田んぼに水を張る季節が一番フォトジェニック。散居村の水田に映る夕焼け観光案内なんかでよく見る。

高いところから見下ろすのも良いけど、城端線の車窓から見るのも良いのよって会社の先輩が言ってた。

また、砺波ではチューリップの球根の栽培が盛んで、GWごろには「となみチューリップフェア」というのをやっている。

チューリップ公園で大量のチューリップが咲いているほか、実際のチューリップ畑を見学したりもできる。

観光で来るなら一番無難お勧めの季節。

夏の散居村を車で走り抜けると草原の中を走ってるような感覚になるので個人的に好きな季節。

稲穂で一面黄金色なのも良いし、稲刈りの終わった後の寂しい感じも人によっては好きかもしれない。

散居村展望台の近くにある夢の平スキー場は秋になると一面の秋桜が咲いてるので結構人気がある。

雪景色が綺麗。積もりたてが特に綺麗だけど、そういうときは大抵公共交通や路面状況が死んでるから観光で来るのは大変そう。

いや公共交通普段から瀕死だけども。バス電車(城端線電車じゃないけど)も本数少ないから、使うなら時間ちゃんと調べた方が良い。

 

2023-05-10

anond:20230510001637

ママさんダンプママさんでもダンプみたいに雪を運べるってのが由来

捏造するとか富山県人か?

anond:20230509072120

雪かきで一番大変なのは除雪車が入れない部分をシャベルで処理する部分。この人力雪かきシャベルを「ママさんダンプ」って言うんだよママがやるから。正確には「除雪車などの楽な除雪は男の仕事雪かきシャベルでやる一番しんどい雪かきは女の仕事」ってことだと思う。

2019-11-13

anond:20191112105350

道民北海道の事が好きな人ウェルカム。けどちょっとシャイ

もてなし精神いから、現地の知り合い作るとたのしいかも。

ゴミ投げてって言われたら捨ててってこと。

ゴミステーション地域ゴミ捨て場の事。

あと、ママさんダンプ買えって言われたんですが..何なんでしょう...

って言ったらウケるかも

2011-01-06

働くとは

今日は朝から寒く、さらには吹雪いている。道路公園も足が埋まるくらいに雪がつもり、移動には不便な環境だ。

我が家の隣には児童館が立っていて、その駐車場も真っ白だった。

から見ていると一人の若者ママさんダンプでせっせと雪かきをしている。

彼は半年からこの児童館で働き始めており、時折児童館へ通っている子ども達の世話をしているのを見る。

私が見ていた感じでは、彼はとても丁寧に子どもたちとコミュニケーションを取れる人のようだ。

彼らが外で遊んでいる姿を見ると、お互いが楽しそうにしているのがわかる。

歳までは聞く機会はなかったのだが、お子さんもいるようだ。

 

さっき耳に挟んだことなだが、この児童館は市からの委託で運営されているそうだ。

彼も彼は正職員ではないとのこと。

家族を満足に養うのも辛い給料だろう。

若いうちであれば確かに体力も情熱もあるから、他の仕事兼業したり、夫婦で働くことで生活をなんとかやりくりしていけるかもしれない。

だが、もし彼らがもう少し歳をとったとして。もし、何らかの不幸があり、生活をしていくためのバランスが崩れてしまったとして。

彼らの子どもが成長していくときに、果たして養えるだけの能力が残っているのだろうか。

 

今の若い世代がぶつかっている壁。

働きたくても働けない(ちゃらんぽらんに働きたいですーとか言ってる人間は論外だが)。

働いているのに、生活が厳しくなる という現在日本の欠片を見ているように感じてしまった。

会社天狗になり、有能な人材を厳選して選ぶような現代。

有能という言葉は彼にだって当てはまるはずだ。

では、その有能な人間ですら先行きが心配になるような社会であるのなら、一体誰のための社会なのだろうか。

 
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