はてなキーワード: 徹夜とは
理系の職場に就職して三年目に入って、それなりに使いものになるようになってきたと思うし、評価もされていると思う。でもふとした時に出る未来構想に私は含まれていない。例えば、「我々の世代が抜ける頃までには若手が一人前にならないとだめなんだ。この部署だと○○くんと○×くんか。がんばってくれよー」とかそういうちょっとした完全な公式の場ではないところで出る、部署の将来設計の話の時に、私の名前が出てこない、のだ。後輩の名前が出ても、私の名前は出ない。とても寂しい。
多分、その頃にはいないだろうと思われているのだと思う。いくら子供が出来ても働き続ける人が多くなってきた昨今とはいえ、繁忙期には徹夜当たり前日勤-夜勤コンボ当たり前、月間休日0当たり前、のこの仕事を続けるのは不可能だと思う。現に私の前にこの部署にいた女性の先輩は、一人は出産を期に退職され、一人は出産を期に別の部署に異動された。
結婚して、子供が出来たとしたら、この仕事は諦めざるを得ない。それは分っている。分っているけれど、部署の将来設計から自分を自然に除かれると、「ああこの部署を背負って立つ者として認められてはいないのだなあ」と思う。寂しい。どの発言がどうこうよりとにかく寂しい。
きっちり勤め上げて目にものを見せてやるわ!とか思って頑張ろう。子供に関しては本当に悩みは尽きないけど、異動+子供の手が離れたら復帰コース、だってないわけではないだろう!
また大変そうなコメント書き込んでるのよね.
その人以前から, 熱出しても平気で作業するは
こっちが先に心配で「はよ休めー!!」いうても、かわらん始末
話しかけたらかけたで、楽しいんだが無理してても気にせず話し続けようとするから困る。
あと、スカイプの横に表示されているコメントってその人のメンバー全員がみてるんだよなぁ??????
そう考えると, 乗っかった内容で雑談しても「は? 何を言ってるんだい君は?」
みたいな返し方されそうで怖い。どんだけヘタレよ俺。
マイペースに人に話しかけれないのは問題だなぁ。
どうしても雑談しようとすると,
人の時間を奪ってるだけに思えて二の足を踏んでしまう。
会話に自信があるとかないとか
考えてる時点で自分何様やねーんとか
ツッコミ入れてしまう。そもそも何が言いたいんだ、俺?
前回までのあらすじ
[Ruby]10日目
http://anond.hatelabo.jp/20070925223241
id/passの再発行を申請したら届いたのはなんとブログのid/passだった!!
はたして締め切りに間に合うのか!!
はい、間に合うはずもありませんね。
夏休みの宿題は夏休みがおわってからやる主義の増田ですこんにちは。
一応エントリーだけはしておきました。
サービス開始できてないけどな!
next if :next はcontinueみたいな感じ。この表記に違和感。
unless :こんな書き方にはなにかなじめない。
一行if文が嫌いな増田には余計耐えられない。
@user = params[:id].nil? ? @myuser : User.find(params[:id])
こういう書き方が嫌い。意味わからん。
正直嵌った。
あれこれいじってみたのだけど、そうではなかったようだ。
start_form_tagに :multipart => true がぬけていた。
あと、{}で引数位置指定しないといけないんだと…。
http://techno.hippy.jp/rorwiki/?HowtoUploadFiles http://www.fdiary.net/ml/rails/msg/1375/0/ start_form_tag({:action => 'create'}, :multipart => true)
これは結構やりがちなミスかもしれない。
ちなみに、本のサンプルも間違っていたので余計嵌った。
image_tagで拡張子なしのファイルを読み込むと勝手にpng拡張子がついてくる。
おかげさまで表示されない。
http://mumrik.air-nifty.com/blog/2007/05/16_r185r186_6.html
どうやら画像ファイルの拡張子が指定されていない URL だと自動的に png として扱うよ、ということらしいので、image_tag のところで url_for( ) した部分に追加修正をしてみる。
対処療法でしかない。これだとjpgしかできないので正直どうしたものか。
:content_typeを一応保存しているので後から拡張子をつくることもできるが、
きっとなにかいいものがそのうちできるはず!!というかあるはず!!
→時間がなかったのでうっちゃった
redirect_back_or_defaultの使いどころに悩む。
rubyで画像を描画させているばあい、画像にもどってしまうからだ。
この挙動は最初意味わからなかったぜ。
→時間がなかったので最初の画面に飛ばして誤魔化した
テーブルでjoinで名前だけでももってきたいとき、元のテーブルにはどうやって別名つけたらいいんだろう??
例えば、user名をuserテーブルからくっつけてもってきたい場合rubyは次みたいな
感じになるんだけど、正直気持ち悪い。
@catchcopy_pages, @catchcopy = paginate :catchcopies,
:conditions => contitions_str,
:select => 'catchcopies.id,user_id,users.login,catchcopies.catchcopy,catchcopies.created_at,vote,catchcopies.updated_at,item_id',
:joins => 'left outer join users on user_id = users.id ',
:order => 'created_at DESC' ,
:per_page => 10
ところでSchema.rbとかみるかぎりFKにも指定されていないんだが、大丈夫なのだろうか。
belongs_toとかではそこまでやってくれないものなのか。
ちなみにmigrateファイルでのalterとかの書き方はまだわかっていない。できるのかもしらない。
パスワードをメールで送ってもらってアクセスできるようになった!
われながら情けないが、SSH越しのファイル転送のしかたがわからなかった。
rcpもscpもうまくできない。
これが環境の問題なのか、自分が悪いのか、やりかたが悪いのか、
問題の切り分けがそもそもできないので諦めた。
SSHで向こうのコマンドからrcpを蹴ってるってことはこっちが開けてないとダメってことだよね?
こっち閉じてるもの…。
wgetは生きていたので他のレンタルサーバー経由ファイルを取得。
ちなみにrcpができないのであげっぱなしさ!
が、しかし。unzipがはいってない。
tarで圧縮して、
unzipがないのでzがつかえない。
せっかく
ENV['RAILS_ENV'] ||= 'production'
みたいなymlがあるのに、
dispatch.cgi
dispatch.fcgi
に書かれた
を
#!/usr/bin/ruby
に変更しなきゃいけないのは、何かあれだなと思った。
これかえてまわってたら本番とローカルで世代が分岐しちゃうじゃないか…。
ちなみにmysqlのソケットの位置も違うようなので、
/tmp/mysql.sock
↓
socket: /var/run/mysqld/mysqld.sock
をymlに設定。
できればconfファイルのフラグの書き換えだけで乗り換えしたかった。
最近linuxとかにもめっきり触っていなかったのでコマンド表を一生懸命見た。
witch ruby でインストールフォルダを割り出したり、
・・・findというコマンドが思い出せないときは情けなかった。
そうこうしながら設定完了
あれ、動かない・・・500エラーが出てる。
wget経由でdispatch.cgiをそのまま配置したのが原因でした。
中継サーバで動いちゃったみたい。tarで固めてからわたしなおしましたとさ。
うごいたーー!!
でも、登録すると文字化けしている。
おかしいなぁ……。
SQL>status
DBがlatin1になっていた…。
CREATE DATABASEも権限ないし…。
my.cnfも読み込み専用だった。
alter database XXXX DEFAULT CHARACTER SET utf8;
alter table XXXX DEFAULT CHARACTER SET utf8;
みたいな悪あがきもしてみたけど適わぬ夢。
SET NAMES utf8;
でもコネクションのところあたりでやってあげたいのだけど、
こういうときにRailsみたいなのは何がどこにあるのかわからない。
しょうがないので運営に問合わせしてみました。
ratin1は正直太刀できるきがあまりしない。
8日(のんびり)の勉強と2日(ほぼ徹夜)と1日(半日)のサーバー設定で、
が、どうなのさ・・・。RonR
なんていうか消化不良。
もっとちゃんとしたものつくりたいな……。
Rubyは0も1もtrue。
if文の終わりがわからん、{かthenでもいれてくれ…。
find_by_XXX テーブルのカラム名に応じてメソッドできてるとか…どんだけー
redirect_to :action => :list
redirect_to :action => 'list'
下記の書き方がなんか納得いかない
プラグインやらライブラリやら、ここらへんの権利関係はどうなっているのだろうか?
Taskの使い方、使う場面。IDEでやるぶんには不必要?
XXXX.sendと#{listitem.title}呼び出しの違いがわからん。
IDEで同名のファイルをいくつも開いてると(rubyは特に多い!)わけわからなくなる。パスを表示させる方法はないものか。ポップアップで出てくるのまってられない。
render :partial がうまくうごかん…。なんかわからんが動くようになった…。なんだーーーー!???
nil比較も==でいいの?
Run All Testsの使い方
gem installgettext
→_('date') みたいなラップでRailsメッセージを日本語化できる。
ちょっとどうなのよと。
これも、ちょっとどうなのさ。
application.rbとかで私設の入出力管理のやつをつけなくてはいけないのではないかと思いつつ今日中にそんなところまでたどりつけるわけもないので放置。
なんかプロジェクトレベルでやり直ししまくってるので、create databaseしまくり。
CREATE DATABASE XXXX DEFAULT CHARACTER SET utf8;
copyというテーブルをつくったら、copiesにされた。
コンテスト締め切り25日って、何時までなんだ?もうしめきってるのか?
http://anond.hatelabo.jp/20070924040600
[Ruby]7日目,8日目
http://anond.hatelabo.jp/20070924022644
わかる。たいした顔じゃないことは自覚してるけど鏡の前に立つ度にキメ顔してたりする。
徹夜すると二重が深くなるんだけどそれ見て「うはwwww俺いけてるんじゃねwwww」とかな。
「出向とはなんだろうか?」と。
以前どこかのニュースで、トヨタのロボット部門かなにかでソニーのAIBOとかその辺の技術者を技術提供という形で
出向してもらっていると書かれていた。
では、今自分の立場はどうだろう。
「とあるパートナー会社」の「孫会社」のヘルプ要員として、自分が働いている会社の社員としてでは無く「孫会社」の社員として、
劣悪な環境の元、「一つのコマ」として毎日徹夜になりながらも業務をこなしている。
そんな自分が、何故、そこで働いているのか。
技術提供というものであれば、感謝されこそすれ、何であろうこの待遇は。
全くの奴隷である。
働かさせる為に働き、酷使されも働き。
自分の給料(報酬)は、単価という単位から天引きされた結果しか手元に落ちてこない。
自分は今、どこで働いているのであろう?
上の人に何度も相談したが、答えはいつもこうだ。
「与えられた働き以上の事をせっせとやる事はいいことだ。もっと上進してくれれば君の単価も上がり給料もそれにつれて増えるだろう。」
自分が欲しい答えは給料についてでは無いのだ。
給料はそれ相応貰えれば文句は言わない。たぶん、自分の実力では今もらっている給料でも十分であろう事はわかっている。
だが、しかし、何故、自分の会社のプロジェクトでも無い、他人のプロジェクトに巻き込まれ、満身創痍になりながら働かなければならないのか。
人月という単位分、自分とそのメンバは力を出さねばならない。無理なのに。
契約期間については、無理だろう。現状を見ても。それに、満了を向かえたとしても更新されるのは目に見えている。自分のいる会社の意向が、自分の意志も訊かずに更新を行うだろう。自分の単価はそれの価値だから。
確変が起きることもマズないだろう。これは初めからあきらめている
「辞める」。これは何度も考えたが、一時凌ぎでしかないということが目に見えている。他の会社に入ったとしても、どうせ同じように「出向」させられるに決まっている。現場を見渡しても、パートナー会社の社員なんて数パーセント程度だ。中国人や自分と同じく出向させられた得体も知らない風が吹けば倒産しかねない会社の社員だらけだ。
自分は思う。
出向とは何だろうか。自分のいる会社は派遣会社に労働保険なんかが付いただけの存在なんではないだろうか。しかもそのお金は自分の単価からピンハネされているではないか。
先日久しぶりに自分のいる会社に戻った。
社長と呼ばれる。経理総務以外は、みな出払っていた。みな「出向」していた。
よう貴様ら、久しぶり。
いや貴様らにとっては久しぶりじゃないのかもしれんが、俺にとっちゃ久しぶりなんだ。しばらく見なかったからな。
で、俺は今大学の研究室で徹夜して、ちょっとハイなわけなんだけれども。
俺ちょっと行き詰まったらすぐ外に散歩しにいっちゃうのよ。で1時間ぐらい帰ってこないのよ。結果研究が進んでないのよ。
ちょっぴりまずいんだけど、まあそれはいいや。
で、散歩するんだけど、うちの大学にはあれがいっぱい出るのよ。アフリカマイマイ。雨が降るとね。
わかる?アフリカマイマイ。あのカタツムリのでっかいバージョンみたいなやつ。地方によるのかな。
あいつらでかいわ踏むと最高に気持ち悪いわなぜか1つのポイントに大量出現するわで
雨が降った後は足下にちょいと注意しないといけないわけ。
でさ、あいつら、あ、アフリカマイマイのことね、あいつらってちょっとヤバめの細菌持っててさ。
殻に触っただけで下手すりゃ死ぬ病気になる可能性があるんだってよ。
トゲに刺されるととかじゃねえの。地肌で触れただけで感染するんだってよ。しかもあの柔らかい部分じゃなくて殻。
いやいやいや、お前らそんなに大層な殻を背負っててまだ不安なのかと。
そんなに静かに暮らしたいならまずそのブッヨブヨの体をなんとかしろよと。
ああなんかあいつらのことを考えてたらヘビーウェザーのトラウマが蘇ってきた。
ということで一旦寝るわ。逃避するわ。じゃあな。おやすみ。
『虹』だッッ!!
http://anond.hatelabo.jp/20070911174356
結論から言うとつながらないと思う。
残業=人件費増加というコスト意識があってこそ、仕事を回す側も仕事の量に気をつけるし、(少しはまともな神経をした)平社員は時間内に仕事を終わらせようと努力する。
何時間オーバーしようと人件費は変わらず、残業を何時間しようと上司からとやかく言われることがなくなれば、
上:今からこの仕事受けたら徹夜か。まあコスト変わらないから受けとこう、儲かるし
下:どうせ残業代出ないのだから、ゆっくり働こう。自分夜型だし
こーんな感じになるだろう。てか、残業代がつかない自分の職場はそうなっている。
一方で「早く帰ったら仕事で楽をしていると思われそうだ」という強迫観念もあったりして(他人に対しそう思うかではなく自分で気にしてしまう)労働時間は長くなる一方だ。
くっくっく、今だからこそ言える。
俺様こそ、増田の界隈においてもっとも強大な存在、増田大魔王様だ。
魔王たるもの、秘密の財布を持っている。金は誰の心でも動かせる。難しい心臓の手術も、重い病気を背負った母親も、金さえあれば救われる。心だけでは生きていけない社会のシステムに翻弄され、金のために悪どくならねばならぬ宿命を負った増田は、私の親愛なる配下だ。
http://anond.hatelabo.jp/20070904222525
手が折れているのに剣を手に、足が折れているのにマラトンへ向かう。うつと言われても苛酷な労働環境へ身を投じようとする。「いつからだろう、自分を大切にできなくなったのは。」などと言うことさえもできずに、家族よりも、自分よりも、何より大切なものだと言い張って、仕事をする増田は美しい。だが悲しいかな、根性と徹夜という魔法の代償はもう払えない。「MPが足りない」という文字が浮かんでいるのが私には見える。宿屋に泊まるにはゴールドも足りないか。
さて、同人誌作家が“わいせつ”で逮捕されて、警察は委託ショップと印刷所も関与したとして追求していうく方針だというニュースが流れているわけで。
この夏のコミケ前に日本同人誌印刷業協会は独自のガイドラインを「各サークルへの要請」という形で発表し、実際、成人向ジャンルの入稿に関しては従来より厳しい措置がとられた。
今年に入ってコミケや委託ショップの側でもシンポジウムを開催するなどして、同人誌における表現についてのアピールを行っていたにもかかわらず、このタイミングで“著作権”ではなく“わいせつ”での逮捕に踏み切ったということは「お前等オタクが自主規制だのなんだの抜かしても関係なくやるよ」という意思がみてとれる。
所轄は異なれど、まったく同時期に唐突にビデ倫にガサ入れというニュースもあわせて、陰謀論じみた大きな動きを感じざるをえない。こわい!官憲こわい!ひー!
で、ここで蹂躙されているものこそが「アキハバラ精神」とやらではないかと激しく思うのですが、その解放を声高に叫んでおられた団体の皆様におかれましては、いままさに危機に晒されんとする同人誌の表現についてアピールをするどころか、おマヌケな内ゲバごっこのあげく僕達普通ヌルオタに戻りますってな発表ときたもんだ。
こんな連中が「アキハバラの解放」とか訴えていたと思うとゾッとするね。自分の考えで動けない奴、踊らされるのが好きな奴を否定はしないよ。でも誰に踊らされるかは考えようぜってこった。
いざ「アキバの危機」ってときに何もしてくれないどころか、過激派ゴッコに明け暮れている様な連中の指揮で何が主張できるというのか。今回の事件に対して正当なアピールを行おうとしても、色物に見られるようなことになれば、アキバ解放どころか背後から一斉射撃食らってるようなものですよ。
踊りたければ、ウヨだのサヨだの邪念のある連中とは関係なしに、オタパレードなりなんなりするべきだったと思います。ニコニコ動画でのダンスだの、フラッシュモブだのいうイベントの高揚感と達成感は否定すべくもないんだからさ。その楽しさをアホな連中に利用されるなよ。
最大の敵は、バカな身内とはよくいったもので…徹夜行列でコミケ運営に負担をかけるのもオタクなら、キセル自慢で晒されるDQNもまたオタクなんだ。悲しいけどこれが現実。
このままじゃ何かがダメになるよ。だから、口パクパクの鯉でもかまわないから、少しだけ、自分達の好きなものを傷つけないためにはどうすればいいのか、みんなも考えてください本当に!!
あと、昨日の増田で話題になっていたドラ最終回よりもエロを取り締まれっていうのは、自分が嫌いなものを切り捨てる、という発想にしかみえない。自分は藤子ファンかつ、エロ同人誌にはあまり興味がないオタクだけど、それでも「エロなら取り締まっていいですよ」という生贄のような態度は、同人誌文化を考える上では正しいものとは思えません。
そもそも著作権とわいせつの事案は全く別物であるけど、少なくともコミケという場においては「ドラえもんのエロパロが子ども達に影響を与える」ようなことがないような運営が心がけられているし、委託ショップなんかも最近は神経を使っている。違法なスキャンが掲示板にうpされるとか、そういうところから問題になることが考えられるけど、これはネット利用のゾーニングの問題だと思います。
「アレなら取り締まっていいよ」ということをしてしまえば、そこから綻び始めて、気がつくとその影響は自分のいる場所にも及ぶでしょう。そうならないためには、表現への寛容さを維持しつつ、その影響が及ぶ範囲を意識して個人個人が律する、すなわちコミケの精神そのものが求められる……ということで、オタクのみなさん、文化が無いとか寝言をいう自称ジャーナリストもおられますが、とんでもない。
自分達の愛する文化を誇れ、だからこそくだらない利用のされ方をするな。と主張したい。とりとめもない長文で激しく主張したい。
以上、いちオタ増田が思うことでした。
前提として、来場者も「一般参加者」だからな。スタッフも正確には「スタッフ参加者」。あくまで関係は対等であり、スタッフですらサークルや一般参加者より「上」の存在ではない、というのがコミケの思想。スタッフのいう事を聞かないといけないのは、上下関係ではなく、役割の違いから発生する責任に過ぎない。
脱線したな。サークル参加者は開場の10:00には着席しているのがルールなのだが、徹底できるわけも無いし、現実問題、10:00に起立&ダッシュされたらもっとヤバい事になる。チケット転売の主要因でもあるしなんとかしたいところだが、どうしようもないというのが実情。サークル参加者を一般参加者より「上」と見なし、優先的に買えるというのは別におかしいことではない、という考えが根強いのも、問題が解消されない要因だな。
スタッフについては、シフトの空いているスタッフが並ぶ事はあるかも知れんが、上記のようにサークルに着席を義務付けている以上、開場前に並ぶべきではない、と考える。少なくともスタッフ証付けて並んでたら匿名で通報しておk。馬鹿スタッフが減ってありがたいしな(開場の瞬間は人手が大量に必要で、体力的に休憩取らないといけないスタッフ以外はほぼフル稼働だと思うのだが、まあ時間なんぞいくらでも捻出できるし、スタッフ参加日以外の日にスタッフとして入場する事も可能だしな。当然、買い物目的の入場は望ましくないが)。
つか、個人的には徹夜しないと買えないようなものはヌルヲタ向けだと思うので、どうでもいい。グッズには興味ないしな。企業ブースなんかだと公式サイト見れば通販してるものも多いのに、徹夜並びとか脳のネジ何本抜けてるんだよ、って思ったりする事も少なくない。
ちなみに大手個人サークルは、一点に絞るなら結構簡単に買える。最盛期のTYPE-MOONですら売り切れは昼過ぎだったし、恐らく最高知名度を誇るエロゲ原画師のサークルも例年昼過ぎまで残る(というか意図的にそうなるようにペースと搬入量を調整している)。今年は東方projectの某サークルが最長行列になったと思われるが、恐らく午後入場ですら買えたんじゃないか?確認してないが。
追記:「三日目」にあるという事は企業ブースの線はないな。サークルの同人誌だと、「徹夜じゃ買えない」か「始発でも買える」のどっちかが大半だから、徹夜する意義を感じない。
1.好きな物語を読む。
集中力がガタ落ちになった時、やる気を与えてくれる物を読む。
自分の場合、「銀のロマンティック…わはは」「甲子園の空に笑え」「G線上ヘヴンズドア」などの漫画が多い
2.ラジオ体操をする
子供の頃にはバカにしていたが、今やってみると、体の筋のあちこちが伸びて痛気持ちいい。
徹夜明けに「あーたーらしーいー朝がきたーっ」と歌うと、また気分も格別。
うろ覚えの人は下記を流しながらやると楽しい。
http://www.geocities.jp/ssiq150/akogarenomeikyoku/a091_rajiotaisoudai1_01.html
3.先の約束を作る
修羅場が明けたら何をしたいのか、考える。
ビールをたっぷり飲むとか、男鹿和雄背景展で物販大人買いするとか。
いわゆる「俺、この戦いが終ったら」理論。
戦死しないように気をつけよう。
4.布団をかぶって叫ぶ
お客さんが一人も来なかったらどうしようとか、
ネットでくそみそに叩かれたらどうしようとか、
ナーバスになってる時につきものの不安を叫ぶ。
わーわー一人でもがいたら、次第にあほくさくなって、気分解消。
5.あえて……寝るッ!!
島本和彦の有名な格言を実施。ただし短時間に留めるべし。
コミケまであと2日! さーまだまだ寝ないで頑張るよー。
http://anond.hatelabo.jp/20070810032458
http://anond.hatelabo.jp/20070810035823
やっぱり、女の人は男らしい手が好きなんだよね。
あー、俺の手と指、なんでこんなに細っこいんだろ。
女の子から「手タレになれるよ!」とか「私より細いじゃん、ムカつく〜」とか言われると、
前まではちょっとうれしかったりもしたけれど、
男の手としての魅力を考えるとやっぱり野太い指やゴツゴツした手の方がセクシーだよな。
百合っ子にならウケるんだろうか。
追記:
ごめん、読み違いしてた。
http://anond.hatelabo.jp/20070810032458
↑の人、細い指がいいって言ってた。
徹夜中でアタマがぼけてるのかも。
でも俺は男の人の手って感じではないかな。
もっと血管浮かして変態さんに浴場されるようにがんばる。
http://anond.hatelabo.jp/20070810044140
ありがと。
仕事柄タイピング早いんだけど、キーボードが鍵盤代わりじゃダメかな?
ダメか。
ピアノとかかっこよく弾けるようになりたい。
後輩たちにつきあって飲み会。一緒に散々騒いでゲラゲラ笑って、ぐったりした帰り道。楽しかったよありがとう、と社交辞令半分で送ったメールに返信されてきた、先輩への儀礼溢れるメールをニヤニヤしながら読んでいたのに、急に泣けてきて、それがなぜだか分からなくて、びっくりしながら恐ろしくなる。これは何だ、これは何だ。一体どうしたって言うんだ。ボロボロ泣きながら、そんな自分を心配してる自分。みんなとワイワイ騒いだ後で、独りになると寂しい気がする。そんなことなら、小さく溜息でもついて、テレビ付けたり、本読み始めたり、買い物に出かけたりすれば、それでやり過ごせる程度のことのはず。
だけどこれは違う。胸を締め付けられるほど悲しくて、何が悲しいのか分からない。みんな楽しそうに生きてるのに、自分はこうして独りだから? 同年代のみんなは結婚したり、子供がいたり、会社を経営したり、それぞれ何者かになりつつあるのに、中途半端な自分はそのうち身の置き場がなくなりそうだから?
いろいろとそう言うもっともらしい原因を列挙して、更に突き詰める。寂しいのか。単純に寂しいんだ。誰かそばにいて欲しいんだ。だから最近急に友達作りに励んでみたり、久々に旧友と連絡取ったりしてるんだ。でも、そんな事じゃ満たされないことが分かるから、素に戻って泣けてくるんだ……。
……嘘だ。全部嘘だ。この年代にありがちな悩みだとか、新聞のコラムや雑誌の記事にでもありそうな、そういうことにしておきたいだけだ。本当は違う。独り言言う癖なんか無いのに「…そうじゃない、違う!」と口から否定の言葉がこぼれるほど、認めるのを恐れているだけだ。
寂しいのはその通り。だけど、理由は違う。みんなとワイワイ騒いでいても、本当に会いたいのはその中の一人だけだ。呼ばれてもいない飲み会に性懲りもなく顔出して、その人がいないととたんにどうでも良くなる。今日はテンション低いんですね、などど鬱陶しいツッコミを入れられるのを防ぐために、いつもにも増して明るく、元気に。
たまに呼び出して、ニ人で食事する。先輩におごってもらってラッキー。気軽にそう思ってもらえるように気を付けながら。今度行く合コンの話とか、最近はまってることとか、できるだけ他愛もない話で。頻度が高くなりすぎて鬱陶しく思われないように、必死で調整する。それでも週に一回は呼び出してしまう。全然たまにじゃない。抑制、利いてないよ。でも足りない。
じゃあ、と別れるときには次にいつ会えるかで頭がいっぱい。その場で次の約束を取り付けたいのを必死で抑える。時間ある? と電話するときには、その日は都合が悪くて、と断られたときにこちらのがっかりが電話越しに伝わらないように、あらかじめ断られる想定で何回も明るい電話の切り方を頭の中で繰り返しておく。そのせいでOKだった時の方が、こちらのテンションが低いくらい。内心と正反対。
「この間借りた本、面白くって、はまり気味です。あの作家が書いた他の本、今読んでるんですよ」
「へえ、そりゃ良かった。返してもらうのも面倒だから、あの本あげるよ。捨てるなり、ブックオフに売っ払うなりしといて」
これでほんの少しでも、自分の痕跡を残せたかも知れない。いつか自分のことを忘れても、あの作家の作品は読んだことがあると思い返すたびに、自分のことも思い出してくれるんじゃないか。本当はそんなジャンルの本、読む習慣無いんだよ。一緒に食事ながら話してる間に、ヒリヒリするほど敏感に張り巡らせたアンテナで集めた情報で、この作家ならきっと気に入ると思って、初めて読んで、それから貸した。外してなかった。どうでも良さそうに返事したけど、本当は、身体中がジンジンするほど、うれしい。
「そうだ、今度何人か集めますから、飲みましょうよ」
「え、なんで」
「なにかとお世話になってるし、仕事大変そうだし、よく分かんないですけど」
「なんだそりゃ」
眉をしかめて苦笑しなから、申し出を聞く。天にも昇る気持ちだ。自分のためにそんなこと企画してくれるなんて。苦笑いの仮面を付けたまま、日程決めて、仕事の段取り付けて、当日を待つ。その日のために生きているような、数日間。
迎えた当日。気の置けない数人と一緒に、飲んで、しゃべって、久々にカラオケ行って、朝まで。バカ騒ぎしながらも、自分に気を遣ってくれてるのが伝わってくる。何人かいる中で、自分にだけ気を遣ってくれている。歌の合間、会話の合間に「次、どうしたいですか」と決して言葉には出さず、さりげなく目線で自分の気持ちを探ってくる。それがこんなに気持ち良いものだったとは。もう何年も忘れていた。何だろう、爪の間から遡ってくるように、じんわりと痺れてくるような感覚。まともに目を合わせちゃいけない。泣き出すか、もっと大変なことをしでかしてしまうか、とにかく身を任せちゃ駄目だ。壊れる。
死ぬほど笑って、疲れて解散。帰りに、参加してくれた全員にありがとうのメールを送っておく。入れ違いに、一通のメールが届いている。あの人からだ。簡単な、お礼と体調を気遣う内容。徹夜させたのはそっちだろ! と憎まれ口を返信しながら、涙が止まらない。ありがとう、ありがとう、どうして君はそんなに残酷なんですか。出会ってからちょっとしたことで簡単に笑うようになってしまいました。ささいなことでも嬉しくてしかたないと思うようになりました。自分が怒っていることにも、悲しんでいることにも気付いてしまうようになりました。許せない、許せない、正気の私を返してください。こんなことには、こんなことにだけはなりたくなかったのに。
泣いている理由なんて、考えなければ良かった。
終わらせよう。こんなことは。目を瞑って、時間が過ぎて、やり過ごせるようになるのを待とう。いくつか交わしたささいな約束も、抑えが利かなくて大げさになりすぎたメールも、気軽な優しさに満ちたそれへの返信も、時間さえ経てば、思い返しても苦笑いで済ませられるはず。装うんじゃなくて、本当の苦笑いで。今までだって、そうしてきた。今度もできるはず。そうするしかない、そうするしかないんだ。
「教師というものは因果な職業です」とでも言いたげな口調で淡々と語るので、脳天気な自分は全く平気だったんだけどそういうのに耐性の無い生徒も多分少なからずいた筈で内心「大丈夫かよ…」とヒヤヒヤだった事を覚えている。
放課後の職員室にて「先生…」「ん?まだおったんか?もう遅いから早く帰りなさい」がその生徒と交わした最後のやりとりでした。という内容だったのでその通りだと思います。でも実はこの件は只の前フリで、少なくとも自分はそこから始まるもう1人の教え子の自殺のエピソードのインパクトがありすぎて、この先生が無神経とか自責の念を感じているかとか感覚が麻痺してしまっているとかはどうでも良くなってしまうのですね。この社会科の先生が社会科の授業中にこんな話をするという事は、「教育」とは?「社会」とは?という問いをこの話を通じて生徒に投げ掛けているという事、つまり先生にとっては教師生活で経験した事全てが自分の仕事にとって、良い言い方では「血肉」、悪い言い方では「(教え子を教育する為の)ダシ」という事だと理解しましたので。
いろいろ思う事は他にもあったりするのですが、一応「もう1人の教え子の自殺のエピソード」の前半部分の概要を。
「私が初めて勤務したのは四日市のとある高校で、そこで森田君という子と非常に親しくなりまして、その生徒とは日本の将来について授業中だけでなく私のアパートでも徹夜で激論を交わしたりしたものです。その後その生徒は東京の大学に進学し三島由紀夫に出会います。」
最近、仕事が忙しくて徹夜続きの毎日で、同棲中の彼女にあまりかまってやれないことが多い。
なので、たまに家に帰れた日、休めた日には外食に連れ出したりするんだけど、帰宅後、セックスの途中でよく落ちてしまう。
睡眠不足、それからお酒が入ってることもあるからなんだろうけど、それを何度か続けてやってしまった。
で、彼女がキレた。
今朝、仕事に向かう途中に「寝ちゃってごめんなさい」とメールを投げたらこんな返信が
はい、非常に不愉快です。Hの途中で寝るのはいいかげんやめてください。
失礼すぎると思います。おかげでムカムカして、昨日はほとんど眠れませんでした。
仕事中にこんなメールはうっとうしいでしょうが、別に何日も引きずるつもりはありません。
ご安心ください。
け、敬語。。。
ふだんの彼女はめったに怒ることはない。
ニコニコと笑って、バカなことばかり言っている。
とてもサッパリしている人だ。
不愉快なことがあっても、すぐに忘れるように努めているのだろう。
その彼女がブチギレしている。
怖い。怖すぎる。
ひとまず「お怒りは十分に伝わりました。申し訳ないとしか言いようがありません」と返したけれど、その後返事はナシ。
どどどうしよう。
どうやって謝ったらいいものか。
↓
ここで言うゲームってのはPCゲームではなくて家庭用ゲーム機の事を指すわけで、
王者ってことで調子乗ってたPS3が惨敗しているとか、負け組みだった任天堂がWIIでがんばってるってことで語るのもちょっと違う。
いや、違いはないんだけど、じゃ、ゲームってどうなの?って話。
そもそもの始まりはファミコンからまあ、他にもいろいろあったが、まあ、とりあえず家庭用ゲーム機という語り部としてふさわしいのはこいつだ。
当時ファミコンが店頭に並んでいた時代、ゲーム製作は金山堀りとおんなじだった、
ちっともうだつのあがらなかったどうしようもない大学生や専門学校生がはじき出されるように社会に出て、「どうする?俺就職できね、ゲームでも作る?」って具合にはじめることが出来たのが当時のファミコンゲームのソフト会社の製作環境。
マンション借りて、ちょっとした機材そろえて、全く初期投資がほとんどかかんなかった、で見返りはでかい、
制作費300万円くらいの今だったら誰も手をつけないような糞ゲーでも売れた、売れた、もう馬鹿みたいに売れた。
ファミコンソフトってだけでこんな馬鹿な話があるかってぐらい売れたんだから、そりゃ同業他社もどんどん参入してくることになるんだが。
んで、ファミコンソフトがいくらで売られていたか、大体7000千円??多くて10000円越えがふつーだった、もちろんこれは暴君任天堂のロイヤリティーが絡んでいたわけだけど、それでもユーザーはなけなしのお年玉で、いや、そのころは景気がよかったからか、まあ、とにかく売れたんだ、あの糞ゲーも、この糞ゲーも誰もそのソフトの価値がわからなかったし、そもそもゲーム自体ほとんどやったことかったから批評のやり様もない、また、買い比べをするにはいささか高すぎる。
だがそんな地上の楽園のような状態も長くは続かなかった、
そもそも、ゲーム会社とはゲームを作って売る商売である、幾数ヶ月かけてゲームを作り、それを売ってその利益でどうする?
そりゃ、ゲームを作るしかない。じゃまた作った、で、また次だ。
こんな感じで回っているのだから一本売れなかったらどうなる?
アウト・その会社は一気に資金難に陥ることになる。
でその会社の末路はどうなるのか、現在製作中の完成率70%のソフトを売りに出すのである、なぜか?
それしか売るものがないからだ、で完成率70%のソフトが売れるのか?
売れるわけがない、じゃあ次だ、次は45%だが仕方がない、スタッフには申し訳ないが死ぬ気で働いてもらうしかない。
このソフトが売れなければ、我が社は。。。。
会社ってものはそうそう現金を溜め込んでおけるわけもなく、他に事業でもしていない限り資金は次にまわされる、ゲーム会社は作ってはぼろ儲け、また作ってはぼろ儲けの連続だった黎明期と時代がうって変わったことに気づかなかった、そしていきなり訪れる、不作。
ネットゲームなんてなかったころの話だ。
こればっかりは天に雨乞いをしようともどうしようもない、多すぎるソフト会社の山は大量の売れ残りを生み、負債を抱え込んだ企業は次々にその命を絶っていった。
あれだけの作品があったのに、といわれたゲーム会社が1本や2本そこらの不作で潰れる、そんなことがざらにあった。
だが、まだゲーム業界の生命は絶たれていなかった、そのころは新規参入企業は死兵よりもはるかに多かったのである、
それもスーパーファミコンの中期になってくるとちょっと事情が変わってくる、どうやらユーザーは3日間徹夜で作ったようなゲームには見向きもしなくなった、それこそ指一本触れなくなったのだ、ユーザーもゲームの価値がわかってきた、面白いものとそうでないものがあって、面白いものだけ買えばいいと気がついたのだ。
じゃあ、そのころ何が売れていたのか?
開発に数ヶ月、しかも多くのスタッフを抱え、同人サークルではありえないようなクオリティを生み出す集団、すなわち大手ゲーム会社のソフトだった。
その傾向は高まるにつれて大手ゲーム製作会社はその規模をどんどんと拡大していく、そして戦争、その後、PSの時代が来る。
ま、大手ソフト開発会社が何をやっているかといえば結局規模の大きい綱渡りであることには変わりはない。
PSが何をしたのか?成長したソフト会社を味方につけたことが大きい、任天堂封建国家のロイヤリティま、年貢、を廃したのだ、これは多くのソフト会社が飛び乗った、だれもがそれが正しいと考えた、そしてその恩恵はユーザーにも訪れた、だれもが目を疑ったスーパーファミコンより明らかに高性能のソフトが5000円台で買える、そんなあほな、今までのはなんだったんだ?
この値下げは功を奏し、ゲーム業界はPS時代に突入することになる。
制作費がかさむのだ、それこそCGやMOVEが氾濫し、複雑なプログラミングを組み、職人一人がやっていたことを複数のさらに腕のたつ専門家が頭をひねらないと出来ない、とてもおいそれとゲームを作れるような環境ではなくなっていた。
じゃあ、販売価格を、NOだ、単価は上げることが出来ない、一度下がった単価はもはや二度と浮き上がることは無い、そんなことをすれば即あの世行きだ。
会議に会議を重ね、制作期間は長期間にわたり、制作費はかさみ、捨てられたゴミアイデアは山のように積みあがる、ゲーム会社はいつの間にか一流企業になっていて、とても失敗は出来ないからだになっていた、だ、だが、ゲームは、ゲームソフトは。
その寿命をさらに短くしていたのだった、これはゲームの値段が下がったからだ、ユーザーは余ったお金で何本もゲームを買うが新作ゲームではなく中古ソフトだった。一本のゲームが市場に存在する時間は無常にも半年を切っていた。
製作費はかさみ、制作期間は延びる、で、虎の子で出したソフトは3ヶ月の寿命しかない、ファミコン戦国時代を生き残った大手ソフト会社も悲鳴を上げる未曾有の事態が訪れることになった、現場は火を噴き、経営陣は再販業者を鬼の子のように憎み、誰もが天を仰いだ。
ようやく均衡状態になったのは何かが改善されたからではない、何のことはない、ゲーム会社がさらに減っただけのことだった。
そして、PS3、SONYは過ちを犯したのかもしれない、確かにこれ以上の制作費の高騰はソフト製作会社にとって負い目でしかない。
そしてユーザーは前には戻らない、いまさらファミコンなんかやらない、いまさら8ビットのゲームなんかやるわけが無い、ましてや金を払うとは到底思えない、じゃあ、前作より高クオリティなものを?無理だ、不可能だ、そのソフトが不発だったらどうするんだ?いったい我が社はどうすればいいんだ。
今はまだネットゲームとパチンコ・スロットで持っているけど、この先そんな綱渡りがいつまでも続くわけが無いじゃないか。
任天堂が突いてきたのはこの点だった、だったら、ユーザーがやったことのないことをやらせればいい、見たことないものを見せる必要は無い。ユーザーにコントローラー以外のものをもたせろ、CGなんぞどうでもいい、そんなものは犬に食わせるんだ。今までゲームに目を向けなかったものにゲームをやらせろ、それは必ずしもゲームである必要は無い、目の肥えたコアユーザーなど今では害でしかないでは無いか。
ゲームというのは他の業種と違う、安定収入が全く無い(ネトゲは別)、同じものを二度以上作ってはいけない、単発で数打てばというように大量のソフトを出し続けることも出来ない、ブランドほど頼りないものは無い。
一球入魂、これだけだ、今も昔も変わらない、売れ残ったゲームソフトはゴミにしかならない、そのソフトにいくら製作費がかかっていようと、いくら背作者が情熱を注ごうと、コアユーザーがいくら声を張り上げようとも。
もうひとつ、技術革新と共にゲームはあった、1から2に2から3に次世代作を出すごとにユーザーには感動があった、驚きがあった、新鮮さがあった。ユーザーの期待を裏切らなかったのは技術革新が共に寄り添っていたからだ。
だって、最初が0だったんだから当たり前の話だよ。
PS2の中盤になってそれがとまった、ぱったりとやんだ。
技術革新はユーザーに驚きをもたらさなくなった、ある一定以上の複雑さはユーザーの限界を超えた、ある一定以上の高画質はモニターと動体視力の限界を超えた。
この頃のユーザーは0から共に育ったユーザーとは打って変わってもう大分進んだ先からゲームに触れた世代だというのもある、もともと高画質の世界を見てきた世代だ、いまさらMOVEの華麗さに声を上げることは無い。
根っからのコアユーザーは童心に帰りたがった、子供の頃の感動を求めた、だが、その感動は「大人になった今でも、山でカブトムシを見つけて狂喜したい」というような理不尽なものでしかなかった。
その要求にこたえようとした一部のメーカーは幾つかのリメイクを画策し、苦心して過去のヒット作のリメイク版を出した、あほだ。
童心に帰りたいやつに新しく作り変えた物を見せてどうする?