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はてなキーワード: 貴族とは

2010-11-16

http://anond.hatelabo.jp/20101116114100

まさに、そのとおりなんだけど、日本市民って、かなり貴族よりの考えをするのが普通だと思うんだけどな。

仕事が無くて社会に不満のあるニートでも、父親が現役で公務員だったりとか、

退職金たんまり貰って年金暮らししてたりする訳で、そのお金ニートできてたりするんでしょ。

社会の豊かさを享受しながら、自分の貧しさの不満を社会にぶつけちゃうと、社会の豊かさも享受できなくなっちゃう。

それを分かってない人が多すぎると思う。

2010-11-15

龍馬伝 第46回「土佐の大勝負」

NHK大河ドラマ龍馬伝」もいよいよ佳境。

龍馬土佐の大殿様、山内容堂に直訴し、大政奉還を促す建白書を書いてもらうことを願い出る。

龍馬が容堂の説得を続ける中、容堂は龍馬に問う。

幕府武士もなくしてしまうつもりか?」

幕府武士がなくなった後、何が残るのだ?」

龍馬は答える。

「異国と堂々と渡り合える日本人が残るがです。」

さて、閉塞感に満ちた平成日本

黒船の脅威に怯える幕末とこの現在を重ね合わせている人も多いのではないだろうか?

維新志士たちがやっとの思いで作り上げた新しい日本

しかし、現在日本からは当時の志士が夢見たような輝きは失われている。

もしも今、龍馬のような人物が日本にいたとしたら日本をどう変えていくのだろう?

毎週の龍馬伝を楽しみにしながら、こんなことを漠然と考えていた。

その答えが今回の龍馬伝で見えた気がした。

特権階級である幕府武士階級権力を独占し、いつしかその利権の上にあぐらをかいていた幕末

この構造に立ち行かなくなった日本では、ついに幕府と身分階級解体し、

一部の特権階級だけでなく日本人全員が政治に参加できる世の中へと変化せざるを得なかった。

新しく現れた世界は、岩崎弥太郎台詞のように、生き馬の目を抜く世の中であり、

目端の利くものだけが成功し、変化を拒んだ特権階級は没落していったのだ。

では、この平成の世で既得権益の上にあぐらをかいていたのはいったい誰だっただろう?

...。

..。

思い当たった。それは、日本人だ。

日本人敗戦後、貧しい中から復興し、経済大国日本というブランドを築きあげた。

そして、同じく貴族階級ともいえる欧米先進国とともに経済活動を独占してきた。

だがそうして手に入れたブランドの上にあぐらをかいている間に、世の中の流れは変わった。

より多くの大衆がこれまで先進国に独占されてきた経済に参加を始めたのだ。

その代表が中国インドなどアジアの人々。

多くの人が平等競争することになれば、特権階級にあった人々が没落していくことは避けられない。

そのような世界では、岩崎弥太郎のように変化を恐れない人物だけが生き残っていく。

平成龍馬が行うであろう事は、

幕府武士階級解体する」ことではなく「日本日本人解体する」ということであるはずだ。

これまでの特権階級であった日本人(=武士階級)は、日本(=幕府)に助けを求める。

景気対策を。円高是正を。既存産業保護を。

なんとかして、日本を立て直さなければ日本人明日はない。

だが、平成龍馬は冷たく言い放つ。

日本は無くなるがです。」

容堂は問う。

日本日本人がいない世界に何が残るのだ?」

龍馬は答える。

世界を堂々と渡り歩くコスモポリタンが残るがです。」

こうして考えてみると、龍馬暗殺されたのも頷ける。

平成日本でもこんなことを大っぴらに話していたら、ほとんどの日本人から敵視されることだろう。

龍馬は言う、

「命を狙われるぐらいのことをしなければ日本は変わらん。」

さて、平成龍馬は現れるのだろうか?

平成の容堂は建白書を提出するのだろうか?

2010-11-02

http://anond.hatelabo.jp/20101102173627

「本当に好きなこと」が金になるとは限らないからな。

金になるとかならないとか考えなくていい貴族な人の話だったらその通り。

ていうか、好きな事が金になる事だった人って、たまたま金になる事を好きになっただけなのに、そうでないケースを全く考慮しない発言をしがちだよね。

2010-10-20

シンガポールの「すごい」官僚制度について

という記事が、ブクマを集めてる。

肯定否定は、半々といったところだろうか。

自分は、10年くらい前に、ほんの少しのあいだ、

シンガポール政府ではたらいたことがある。

末端の官庁で、元記事にあるようなスーパー官僚に会ったのか会ってないのか、

よくわからなかった。気になってしらべてみたんだけど↓、

http://countrystudies.us/singapore/48.htm

http://sunzi.lib.hku.hk/hkjo/view/50/5000233.pdf

30年前の数字しか見つからないが、人口が250万人のところ、

官庁の公務員が8万人弱、

公団とか各種団体のみなし公務員が5万人。

公務員は4つのランクにわかれていて、

トップのDivision 1が公務員の10%から15%。

さらにそのうちの、Administrative Serviceに属するのが、

別名"supergrade"で、これが実数500人以下。

日本でいうと局長クラスらしいが、、、

これが、20代前半の若僧が、入省してすぐになれるのか、

それとも、数千人はいるはずのDivision 1から、

年功と業績で適宜選抜されるのか、そこが大事だと思うんだけれど、

どうもよくわからない。

で、くりかえしになるけど、自分がいたのは大した役所じゃなかったんだが、

最高学府国立大出が何人かいた。たぶん、Division 1だったんだろう。

若い人たちは素直で優秀。四六時中ニコニコしていて、なんだか頼りない感じ。草食系

中年以上は、英語は下手になるけれど、精悍な仕事のできる人が多かった。

だからね、元記事にあるように、公務員試験で厳選して給料バンバンやれば、

国がうまくいきますよ、というのは、ちょっと違うような気がする。

シンガポールシンガポールなりに、太平洋戦争中は犠牲者も相応に出して、

マレーシアとも半分戦争のようになったりして、ずいぶん苦労してる。

日本もそうだけど、地道な努力の結果に、経済発展があったわけで、

官僚制度がよかったからです、で片付けたら、普通シンガポール人は怒るんじゃないか。

とりとめもなく書いていくと、シンガポール公務員天国だったね。

役所にもよるだろうが、仕事は楽だった。あの国での成功者の証のひとつは、

車を持つことなんだ。狭い国だから、いろいろ規制があって、

どんな小さな車でも一千万円くらいかかっちゃう。部下を自家用車に乗せてランチにいくのが、

管理職醍醐味なわけです。もちろん毎日じゃないけどさ、日本じゃありえないでしょう?

大臣クラスだっていう組織のトップの家にも、招待された。ジャングルのなかの一軒家で、

もちろんフィリピン人のメイドさんもいて、アメリカとかヨーロッパ金持ちほどではなくても、

いい暮らしぶりだった。

シンガポール官僚制度がいいのかわるいのか、あるいはそれなしに経済発展は無理だったのか、

自分はちょっと居ただけだし、経済専門家でもないし、よくわからない。

ただ、いいことづくめではないよね。ガラガラの箱モノとか、計画の失敗らしい痕跡もずいぶんあった。

首相世襲したでしょ? 役所のなかでもね、あいつはXXさんの息子だからとか、あったようですよ。

官僚が完全に能力ベースで選抜されてるか、自分はかなり疑問に思う。給料GDPと連動しようが、

人事はどんな組織だって、試験なんかである程度足きりをしたあとは、主観的な評価で決まっちゃう。

どの国もそうだが、富裕層とか指導者層がだんだん固定化して、一種の貴族制度ができている。

シンガポールの町並みは、立派なところは立派だけれど、貧困を感じさせるようなエリア、人々を見る機会は

少なくとも10年前は、東京なんかよりずっと多かった。日本格差社会といわれてるけど、

シンガポールで中流以下の「はじかれ具合」は、気分のいいもんじゃないですよ。官僚天国とは無縁の世界

意味のない選挙とか、政府批判できないとかは置くとして、英語の発音聞いて姿格好みただけで、

どの程度の人間か、inなのかoutなのか、一目瞭然なわけだから。

官僚も庶民も、同じユニクロ着て同じアクセント言葉しゃべってる日本という国は、

まあ貧相だし、どんどん沈んでるけど、それなりに価値はあるわけですよ。

それをね、もうちょっとなんとかしたいから、スーパーエリートに任せちゃおう! ってのは、

やっぱり、安易な考えじゃないだろうか? 人間の質は、どの国の官僚政治家も、そう変わらないと思いますよ。

200人だかの優秀な人間ナントカできるもんなら、アメリカでもどこでも、

今みたいなアホな世の中にしてるわけないし。安定的で迅速な政策決定ができる政治体制選挙制度の構築とか、

起業家を増やすとか、今の日本に見合った方法が、なんかあるんじゃないでしょうかね。すごく地味だけれど。

自分はあまり、わけのわからないエリート様にゲタを預けたくない。

2010-10-08

http://anond.hatelabo.jp/20101008124255

まあそうだな。ワグナーの楽劇みたいな、貴族趣味芸術には貴族制が必要というだけのことだろう。

http://anond.hatelabo.jp/20101008122055

過去歴史において、芸術価値を重視するような謙虚な(?)パトロンはどちらかというと珍しいね。

それこそ一国の君主とか、道楽貴族とか。主流派ではなかった。どっちかっつーと

雇用主の評判を高めるのに効果的な音楽を作ってくれる」

「(あらゆる経路で)承認欲求を満足させてくれる」

このへんが重要。特に後者だと、愛人関係も無きにしもあらず。


そして、彼らが作っていたのは『商品』ではない。

強いて言えば商品は彼ら自身とその芸。パトロン消費者

要求されていたのは雇用主個人への働きであって、

創作するものの「芸術価値」は本質的には関係ない。

どっちかっていうと、そういう役割を負っていたのは教会だ。


現在のショービジネス世界だけど、これはそもそも利益を上げることが大前提

曖昧な「芸術価値」、なんてものに微塵も価値が無いけど、

価値の無さの度合いは(見栄や外聞が関与しない分)もっと熾烈。


非常に即物的でカネに汚い世界だよ。

同時に、承認欲求にも汚いけれど、カネを生まない存在価値はない。

過去芸術家と、現在の「アイドル」「アーティスト」の違いは、

個人つきの執事と、回転寿司屋の店員の違いって言ったら分かりやすいだろうか。


プロダクトが定期的に排出されるわけでもない歌手とかを従業員ないし「ファミリー」として迎い入れるっつーのは、

ソロバン弾いてものを考える人からしてみたら本来ありえないことっしょ。


レコード会社はそうだね。そういう役割を(これまでは)負っていた。

沢山集めた「歌手」を支えることで、その中から所謂ミリオン歌手みたいな存在が出てくる。

そして、彼らの稼ぐ金で会社全体を支える。その余裕の中から次の稼ぎ手が出てくる。そういう産業構造

ただ、ここでも、能力のある表現者を『保護』するのは、あくまで将来的に利益を上げるためだ。

今は産業自体が空洞化して、そういう役割を期待できなくなっているけれど。

既に雇ったミュージシャン社員を支えるだけで精一杯で、新しい稼ぎ手を育成することが難しくなっている。

結果的に、今はインディーズなんかで「既に売り上げが見込める」商材を青田買いして売り捌くケースが多い。


でも、ジャニーズ事務所(というか、タレント事務所全般)はそういうカラーは薄いね。

稼げないタレントは即解雇コネも無ければ、もしくはそれこそ枕営業みたいな方法で残してもらうしかない。

……ここまで来ると、個人に対する奉仕、という意味で、かつてのパトロン制に近いんじゃない。


でもまぁ取り敢えず、「プロデューサー」と「パトロン」はまったく別のものだ。

興行によって金と影響力を得た個人が、金と影響力を持った個人として、「パトロン」に近い振る舞いをすることはある。

ただ、それは基本的に(あなたが誤解しているように)芸術社会的価値だとか、公共の利益を守るための行動ではない。

芸術とか純粋数学とかは明らかに貴族制の方が発展するよな

資本主義の枠組みに乗せてこれらを発展させようとするのって凄い無理があると思う。

もうオペラみたいな壮大な音楽とかよっぽどじゃない限り作れないでしょ。予算がつかなくて。

http://anond.hatelabo.jp/20101007165049

ちょっと長くなるけど、頭から説明するよ。

現在ジャニーズ事務所の業務形態、それと、「パトロン」と「プロデューサー」の違いについて。

覚束無い所は調べながら書いてるけど、アイドルビジネスには詳しくないから、細かい所は大目に見て欲しい。


強いていえばジャニーズの「パトロン」は所属アイドルのファン。

そっからお金を集めて運用するのがプロデューサー仕事

ジャニーズって事務所の下にはたくさんの関連企業があって、

それぞれ細かく分けると別の事業をやってる。

各々に会社役員や雇われてるプロデューサーや、資金提供者=投資家がいる。


投資家パトロンの違いは、投資することで利益を得るか、得ないかって所か。

ジャニーズの興業で利益が上がれば、提供した分の資金に配当金プラスされて投資家に返る。

これで彼らは利益を得て生活している。


これらの総元締めがジャニーさん

彼はプロデュース的な仕事も行っていた筈だし(現在は不明、ただプロデュース能力が無ければ、

少年野球チームをミュージカル俳優の事務所にはできないだろう)、

個人の資産を事業に組み込んでいるなら資産家としての側面もある。

ただ、これは有能な個人が複数の役割を兼ねているだけで、基本的には全て別の役割。


西洋には教会音楽、宮廷の音楽、世俗音楽ってのがあって、全部システムが違ったんだよ。

これらが相互に影響しあって発展したのがクラシック音楽の系譜。

近代以降、商業的な音楽が発展していくけれど、日本に輸入された音楽も、この系譜に連なっているし、

日本国内の商業音楽の現代のビジネスモデルアメリカショービズ界が原型だから、やっぱりここに繋がる。


教会音楽は文字通り宗教式典用の音楽だけど、音楽理論家したのは教会だから、

クラシック音楽」を作ったのは教会、とも言える。構造は「宗教だけに」非常に特殊。今は関係ないから割愛。


で、宮廷音楽。発生は貴族社会以後。近代以前の西洋社会ににおける「パトロン」は、王侯貴族の役割だった。

利益はあってもなくても気にしない。彼らの文化的な生活には豪華な家具ドレス同様、

オーダーメイド音楽が必要だった。だから、庇護下の音楽家は、彼らの為に曲を書く。

クラシックだと、○○×世に捧ぐ、○○式典の~みたいな曲あるじゃん。ああいうの。

馬鹿みたいな金を使って作曲家や腕利きの演奏家を雇って、絢爛さを競った。


で、世俗の音楽。これも歴史は古いけれど、カヴァー範囲は非常に広いから色々省く。

ここで説明するのは、興行としての演劇歴史だ。

キリスト教が弘まって以降、演劇の娯楽性と衆目を集める力から教会弾圧されてたんだけど、

ルネサンス期にギリシア文化への回帰から戯曲演劇が見直されるようになって、劇場なんかも建設されはじめた。

演劇は当初、貴族によって嗜まれるものだったんだけど、17世紀あたりから市民にも親しまれるようになる。

娯楽の少ない市民劇場に通いつめた。劇場主・興行主は劇場を使って興行を行い、資金を稼いで循環させる。

彼らがプロデューサーの前身だ。オペラなんかはこのシステムの中で成長したし、現在ショービズの原型でもある。


このへんの歴史にはいわゆる流浪民やら乞食なんかの社会階層外の人々も大きく関与しているんだけど、

話がややこしくなるから省略して、外枠としては大体こんな感じかな。

アイドルビジネス歴史的に見ればごくごく新しい+日本独自のカラーも強い形態だけど、

ジャニーズ事務所なんかは特に、元々アイドル事務所じゃなくてミュージカル俳優の事務所だったくらいだから、

ジャニー喜多川ブロードウェイミュージカルに憧れて興行を始めたらしい)、

一応はこの興行の歴史の延長線上にある。もっとずっと、資本主義的に洗練されているけど。

片や、今はいわば文化事業とか王侯貴族の嗜みみたいな文化はほとんど存在しないから(しかも不景気だし)、

その為に、芸術家をいわば保護する「パトロン」は絶滅危惧種だろうね。

カネが湯水よろしく余ってたバブルあたりの頃なら、現代のパトロン存在したかもしれない。

色々はしょって説明したけど、要は、言葉の出自も意味も全く違うって事だ。

2010-10-07

http://anond.hatelabo.jp/20101007130625

貴族とか武士の例でもそうなんだけど、そういう人は「自分演奏家とかになる」のではなく、

パトロンとして芸能プロダクションなりを立ち上げるのが普通みたい。

今で言う秋元康ポジションだね。明確に頭が良くて算段付けられる人が、

一人のポテンシャルに左右されちゃうポジションに着くわけないよね。

横だが、ちょっと待て。

貴族パトロン秋元康はまっっっっったく違う物だぞ。

そこで言う「パトロン」と言うのは

芸術家お金製作環境提供してくれる優雅なスポンサーだ。

採算度外視文化的な道楽だ。貴族成金がやる。

秋元康は「プロデューサー」であり

興行の演目や算段を仕切ったりスポンサー探したりする興行の責任者だ。

金儲けの為のビジネスだ。元は女衒とかそういう種の物。


もうちょっと勉強して言葉を使ってくれ。

2010-09-25

http://anond.hatelabo.jp/20100925195906

貴族貴族同士、庶民は庶民同士で結婚するしかないんだよ。

初音ミク紀伊国屋文左衛門説

http://anond.hatelabo.jp/20100920233848

 確かにvocaloid音楽制作民主化大衆化を成し遂げた面はあると思う。でも初音ミク自体は最初vocaloidLeonとLola)が発売された3年後に登場したもの。ミク以前からvocaloidは売られていたし、DTMやっている人の中にはそれを使って音楽制作していた人もいるだろう。そもそも合成音声を使って最初コンピューターが「デイジーベル」を歌ったのは1961年まで遡る。制作側から見ると「民主化の旗手」ではあるかもしれないが「先導者」とは言いづらい。

 ミクがもたらしたのは、「作る側」ではなくむしろ「聴く側」の変化じゃなかろうか。パソコン通信の時代からMIDI音源を使ってオリジナル曲をつくりアップしていた人はいるが、それを聴いている人はごく限られていた。インターネットが普及して以降も、素人がアップした曲がミリオン単位再生されることはほとんどあり得なかっただろう。それが初音ミクの登場によって変わった。「初音ミクに歌ってもらいました」と書いてある曲を、大勢の人間再生し聴くようになった。http://d.hatena.ne.jp/hattorikazuaki/20100920/1284982969の冒頭に書いてある通りだ。初音ミクを使い、DTM過去になかったほど広大な市場を開拓するのに成功した。

 初音ミク音楽制作を独占する貴族から作る権利を取り戻そうとする民衆を率いる「自由の女神」というより、巨大な客層(消費者)の手元にDTMを届ける「現代の紀伊国屋文左衛門」に見える。

2010-09-22

会社で使えるロマサガ技術入門

猛暑も和らぎ、取引先に四魔貴族がポツポツと増えてくるシーズンですが、

皆さんいかがお過ごしでしょうか。私です。

取引先の四魔貴族から

「血と汗となみだを流せ!」などと

無茶な要望を受けた経験をお持ちの方は多いと思います。

そんな死職の中で生きる為の

明日から使える仕事術をご紹介します。

パリ

仕事を振られそうになった時に便利な技。

バリィ」の掛け声と共に資料を破り捨てる。

社会人の基本。

■失礼剣

相手に背を向けて会話する高等テク。

上司や取引先への報告時に使うとなおよし。

普通に失礼。

■空圧波

書類の半分を窓から投げ捨て、なかったことにする。

上手くいけば、仕事が半分に。やったねベアちゃん!

■流し斬り

「ふー」などと呟きながら、

重要書類をシュレッダーに流し込む。

叱られそうになったら「流し斬りが完全に入ったのに・・・」と言えば問題ない。

ただし調子に乗っていると逆に自分が切られることも。

■無形の位

机の上に何一つ置かず、不動のまま虚空を見つめる技。

仕事をする素振りを全く見せないことによって

こいつに仕事を振ったらまずいと思わせる技。

仕事回避率が上昇するが、人にも回避される。

乱れ雪月花

書類を頭上に高く舞い上げる大技。一瞬だけ凄く気持ちいい。

その様子を見たものは言葉を失うと言う。

実は一番乱れているのは書類ではなく頭。

触手

バラララッ

インプリズン

軽犯罪を犯すことで、留置場に入る技。

会社に行かなくて良くなる。仕事で心が麻痺した人向け。

■一人時間差

シフト出社。

振り逃げ

上司が好んで使ってくる技。

■でたらめ矢

上司が使ってくる技2。

仕事の中身を勘案せずに、片っ端から適当に振ってくる。

ここで放たれた矢の事を白羽の矢と言う。

当たったほうはたまったものではない。

■皆しね矢

辛くなったときの愚痴。効果はない。

触手

バララララララッ

セルフバーニング

仕事が忙しくてしょうがなくても、人に助けを求めず、

自分ひとりで何とかしようとして炎上する様。

一人炎上とも言う。

■クイックタイム

定時になると上司が使ってくる術。

時間の経過が止まり、残業しているはずなのに

何故か労働時間に計上されなくなる恐ろしい技。

ファイナルレター

遺書さよならなのだ。


以上です。

皆様がこの死職を乗り越えられるよう

心よりお祈り申し上げます。

別紙:

明日から使える会議室陣形入門http://anond.hatelabo.jp/20100917221117

異動したら上司七英雄だった。http://anond.hatelabo.jp/20100919122736

もご覧ください。

理想上司町長より。

参考文献:

「私の彼はモール族」テレーズ著

理想上司になる10の方法」町長

2010-09-19

異動したら上司七英雄だった。


「異動してきたら上司七英雄だった。」そんなことよくありますよね。

しかし大丈夫です。それぞれの上司性格を知ることで適切に対処しましょう。


■ワグナス

リーダー格。何故かビジュアル系で常に胸元が見えている。そのためか職場でも浮いている。

「もう帰る」というとタクシーで送ってくれる優しさも。


ノエル

礼儀正しい紳士。ただしシスコン

大量の仕事を渡すと「やらせていただきます」と言うが

まれに「殺らせていただきます」と言っていることもあり注意が必要。


ロックブーケ

男だらけの職場で紅一点のため、妙に人気がある。

ただし仕事は基本的に丸投げで本人は仕事をしない。

男だらけの職場のせいで綺麗に見えるが、

「よく見たらそうでもない」ということに気づけば勝機はある。


■ダンターク

体育会系。俺より強い奴に会いに行くタイプ

よく外をほっつき歩いているが、サボっているだけという噂も。

イライラしだすと机の上のものを盛大にぶちかます。


■ボクオーン

ステップワゴンを乗り回すのが趣味

卑怯なことを厭わない性格で裏で暗躍している事が多い。彼を敵に回すと、厄介。

出社したら仕事道具が全部なくなっていた!そんな場合はこの人が犯人である。


■クジンシー

嫌われ者。意地が悪い。小者。

前任者は、彼の執拗嫌がらせにより過労死した。

前任者がドキュメントを残しているので、そちらを熟読の事。


■なんかタコっぽい人

存在感がない。



以上です。上記に留意して過ごされることをお勧めします。


ただし一番良いのはこんな部署からは異動することです。(ただしルドン高原行きは避けましょう)

「逃がさん・・・お前だけは」と言われたら詰みです。諦めましょう。


別紙:

明日から使える会議室陣形入門http://anond.hatelabo.jp/20100917221117

会社で使えるロマサガ技術入門(new!)http://anond.hatelabo.jp/20100922141311

もご覧ください。

今後ますますの貴社のご発展をお祈り申し上げます。


ベアより。



参考文献:

七英雄上司なんだが、もう俺は限界かもしれない。」ヘクター

「取引先が四魔貴族だった死にたい。」テレーズ著

2010-09-16

         生活保護          さらりいまん

労働時間  0分             10時間以上

始業時間  なし             8時30分~9時

終業時間  なし             21時~28時

通勤手段  通勤の必要なし      満員電車1~2時間

食事時間  好きなだけ         10分未満

昼食     食う              食えない日がある

夕食     食う              食えない日がある

夕食後    自由             仕事

残業     全くない           ない日がない

残業代    労働の必要がない    残業あっても無い場合がある

休憩     24時間           上司次第

土日祝    365日休み         出勤する日もある

誕生日    ケーキでお祝い      仕事

私生活    若干の制限付き      ない

健康管理  医療費無料       自己責任

ストレス   なし             死ぬ場合がある

競争     なし              負ければ底辺

年数     死ぬまで          自動的に40年

引退後    引退の必要なし      死期が間近

年金     免除             払っても貰えない

税金     免除             給料をほとんど取られる

支給額    20万円超も可       税金引かれて残らない

住居     居住費無料        高い家賃ウサギ小屋

夏冬     給料UP!         エアコン代で給料吹っ飛ぶ   ←New!!

まとめ    現代の貴族様       奴隷ゴミマゾ(笑う)

2010-09-14

http://anond.hatelabo.jp/20100914164455

むしろ、収入がないのにもかかわらず大学行かないとダメ的な風潮のほうが異常。

社会システムがそうなってるという前提での話ね。

学歴による階層化は先鋭化する一方だしさ。

まぁ事実上貴族制に向かってるだけなんだろうけどね。

http://anond.hatelabo.jp/20100914103829

貴族ブルーブラッドで生まれつきのものだよ。

俺って「貴族」だってことがよくわかったわ。本当の凡人は本当に時間だけ搾取されて生活に何にも残らないんだろうな。そして、そういう奴らが楽しく仕事できてる奴らを「社畜」だと批判する。……ほんと、馬鹿馬鹿しいぜ。

大学の同級生で、就職しない奴いたけど、都内でマンション経営してて(親が死んで受け継いだ)、普通に普段着で(スーツでなく)銀行に2億だか3億だか借りに行ったこともあるそうだ。土地持ちは強い。

まあ、相対的なものに過ぎないから。世の中にはもっと金持ちもいるし。

増田が言う「貴族」というのも、比べる相手によっては成り立つと思うよ。がんばれ!

ある程度ランクが上の大学に入って卒業したら、久しぶりに会って飲むだけで異業種交流会だ。しかも、みんな一流の現場で張り合っているすごい奴らだ。そこから得られる知見は価値のつけられない財産となる。ほんと、友人の一言で広がっていった企画って多いからな。

こういう、ちょっと抽象的な物言いは、どうしても釣りだと思ってしまう。

まあ、もしかしたら本当に「企画」が広がっていったのかもね。がんばれ!

中学同窓会でわかった「本当の凡人」の悲惨さ

まぁ、みんな聞いてくれ。お前らがどんな仕事をしているかわからんが、はてなを使いこなすようなディープネットユーザーはそれなりに充実した毎日を送っているだろう(と信じたい)。

俺も国立大卒業して(東大じゃねえぞ)、その業種内じゃそこそこ名の知れた企業に入ることはできた。毎日どうでもいいことで怒られるわ、地雷を避けるためだけに残業させられるわでほんと大変だよ。周りを見ても似たような感じで「ああ、俺って凡人だな」なんて平々凡々としてサラリーマン生活を送っている。

そんな時に中学同窓会の知らせが来た。中学の頃の友人なんてぜんぜん連絡を取っていない。手紙のやり取りすらしている人間もいない。けど、参加してみることにした。あの頃の奴らが今何やっているかが気になるし、愚痴の共有でもしてストレスを発散しようと思ったんだよ。それなりにワクワクしていた。会場につくまでは。

「誰とも連絡を取っていない」──思えばこれが視野を狭くしている原因だった。俺はそこで真実の「凡人」たちの姿を見せつけられることになる。

まず、驚いたのは俺は圧倒的少数派だったことだ。参加したヤツの半数以上は高卒専門学校卒みたいで中には中卒もいたようだ。「俺はお前のように頭が良くなかったから進学なんて考えなかったけど」なんてドラマみたいなセリフまで聞こえてきた。おいおい、受験勉強なんてどれくらい時間をかけるかだぞ──どうやら本当に進学なんて頭になかったらしい。

そんな奴らが今何やって稼いでいるかというと専らが肉体労働、もしくは工場勤務。そして、フリーターフリーターと言っても別に夢は追いかけていないし、資格勉強もしていない。「何しているの?」と聞くと「お笑い芸人になろうかなって思ってるんだけど……」と返答する。「じゃあライブオーディションとか参加しているんだ?」と聞いてみると「えっ? 素人が参加できるの?」だとか言う。どんだけ思いつきレベルで発言してんだ。ほかにも「音楽で飯が食いたい」なんて言いながら「メンバーは今募集」とか言って実質何もしていないヤツもいた。

DQNはたいてい土方になっていたが、フリーター連中よりははるかにマシだったな。特に結婚している奴は落ち着き具合がパねえ。口から出るのも「夢」とか「自己実現」とかいうくだらないものじゃなくてきちんと「家族をどう食わせるか」に根付いたちゃんとしたものだった。あれだけ暴れてたDQNがきちんと社会性を身につけていて、一見優等生ぽっかった奴が馬鹿馬鹿しいモラトリアム期間をいつまでも延長。なんなんだ、この逆転は。しかし、DQN連中もこの年齢でそこまで夢のない堅実さでいいのかとも思う。お前らに野望はないのか。

だが、俺が一番可哀想に思えたのは中途半端偏差値大学に行っちゃった奴だ。無理してホワイトカラーなっちゃうこういう奴らは本当に規模の小さいショボい仕事をやらされている。なのに規律だけはしっかりしているみたいで、あれもやっちゃダメ、これもやっちゃダメネガティブチェックの連続自分でできることなんて何一つないらしいぞ! しかも、ちょっと上を見れば同じ業種で派手に自由にやってる奴らがいくらでもいるからな。フリーターみたいにいつまでも逃げられるわけじゃないし、DQNのように夢を持たずに堅実になれるわけでもない。毎日怒られながらショボい自分を自覚するしかなくて、ほんとに可哀想だったよ。ああはなりたくねえな。

いやあ、有益な時間だった。かつての同級生と触れ合えることでいかに自分が恵まれているかがわかったよ。まず、まともなサラリーマンになれるのなんてホント一握りなんだな。ほとんどがホワイトカラーになれたとしてもショボい仕事を怒られながらやることになる。

そして、大学の友人たちもみんな恵まれている。たまに集まって飲むけどみんなそれなりの企業就職している。しかも、それが多種多様なこと。

これ読んでる受験生がいたらマジで上の大学狙ったほうがいいぞ! 変に低いとこで甘んじたらショボい企業に入るショボい連中と一生付き合うことになる。しかも付き合ってたって何も得るものがないぞ! フリーター連中と集まって何か話したって仕事に活かせるような言葉は出てこないだろ?

ある程度ランクが上の大学に入って卒業したら、久しぶりに会って飲むだけで異業種交流会だ。しかも、みんな一流の現場で張り合っているすごい奴らだ。そこから得られる知見は価値のつけられない財産となる。ほんと、友人の一言で広がっていった企画って多いからな。

俺って「貴族」だってことがよくわかったわ。本当の凡人は本当に時間だけ搾取されて生活に何にも残らないんだろうな。そして、そういう奴らが楽しく仕事できてる奴らを「社畜」だと批判する。……ほんと、馬鹿馬鹿しいぜ。

2010-08-30

http://anond.hatelabo.jp/20100830161749

その通りだよ。

既に上層では小学校くらいまで下がってきてるよ。

今後数十年で貴族社会が再来するところまでは確実にいくと思う。

その後は揺り戻しがあると思うけど。

今は出身の大学より、高校が重視されてるらしい

次は中学小学と下がっていって最終的には、生まれた家か?

貴族社会誕生

2010-08-19

http://anond.hatelabo.jp/20100819195149

大変だな。

休みの日ってあるか?

そのときにとりあえずうまいもん食うとか、なんにもしないでごろごろしてみるとか。

アイスチーズが手軽に食べられるってだけで平安貴族並みなんだぞー。

2010-08-11

ただし、貴族リア充)にry

清少納言枕草子で、近いようで意外と遠いものとして親族の仲を、遠いようで意外と近いものとして男女の仲をあげてる。

意外なことで、男と女はくっついちゃうもんだ。

非モテにも彼氏彼女が出来るとんじゃないかな。

ただし、貴族リア充)に限る!

2010-08-05

たまには

なぜかモテるとか、なぜか天才で貴族の出とか、なぜかイケメンな上に貴族の出でおまけに勉強も出来てスポーツ万能とか、そういう完璧超人を主人公にするんじゃなくて、

引きこもりで外見的特徴としてはブサメンもしくはグロメン寄りで、どうあがいても女の子と接する機会はないようなオタクを主人公にしようよ。

主人公がいくら天才でもイケメンでも全然感情移入出来ないんだよな。

エロゲの話ね

2010-08-04

生活保護万歳

税金公務員給料で使い終わるって、税金本来の目的を達成してなくね? 一次産業、二次産業公務員はいないのだから、働いてもなにも生産されないし。

私企業なんて、公務員に貢献するしか存在理由がないよね。

だったら働く意味ないじゃん。生活保護貴族暮らしでいいや。

2010-08-02

誰が誰をホロコースト

はじめに

途中で腹の立った人、題名で既に私の言いたいことがわかった勘のいい方、時間のない方は「本文」を飛ばして「おわりに」を読んで頂きたい。

本文

あなたは、

あなたの旦那さんは、

あなたの息子さんは、

戦争に負けて、巨額の賠償を強いられて、ハイパーインフレの国に生まれたら、家族を養えますか?

父親が貴族やユンカーでもないかぎり自活は無理でしょ。本人の資質努力、やる気なんて関係ありません。どんなに能力、やる気があっても、恐慌と重税下で家族を養える20代の男性なんてほぼ皆無です。外国を侵略したとか言われてるけど、外国を侵略せずに必死で働いてたら、食べていけたと思います?

多くの若者を死なせた国が終戦したら、自動的に“誰かが支援する必要”があるってことでしょ。

支援するのは誰?

・旧敵国(賠償免除、借款)

米国

中立国国際機関

でしょうか。現実的には、戦火を交えた旧敵国(旧敵国も戦争で荒廃してるでしょうし)が自分の生活物資に加え“7000万の敗戦国民の生活物資”を維持し続けるのも、このご時世では苦しいでしょう。

つまり、1910年代世界大戦を起こした国が敗戦した場合

(1)本人が貴族やユンカーで高額収入がある

(2)旧敵国に相当の稼ぎがあり、敗戦国民7000万名の生活物資を何年にもわたって供給し続けられる

(3)中立国が助ける

で、ないかぎりは、

(4)東方拡大により生存圏を確保する

しか、敗戦国に生きる道はありません。

だったら、ヴェルサイユ講和条約を受け付ける時に、

・父親が貴族やユンカーではなく、

政府が支払うと約束した額と現実的な支払い見通しが不十分で、

・旧敵国に、生活物資を支援する財力と予定があると確認できなければ、

「では、このままオーストリアとズデーテンラントに行って、手続きしていってくださいね」と、講和条約を調印する係の人が、講和条約と引き替えに合邦協定草案を渡しながら言う必要があるんじゃないの?

違うのかな・・

「育てられないのに降伏するなんて無責任」という人は、1910年代帝国主義をしちゃダメだと言ってるの?

敗戦する可能性”は誰にでもあるでしょ。“敗戦しても自活できる経済力を付けてから戦争しろ”ってこと?それが責任ある態度だというの?それいったい何世紀くらいのこと?22世紀くらい??何世紀まで働いたら“賠償しても国民7000万人養える経済力”なんてつくの?

民族自決ってのは、同じ民族は一つの国家に住みましょうね、っていう政策なんじゃないの?そのために国際連盟まで設立したりしてんじゃないの?

★★★

記録のための事件概要

1914年6月サラエヴォで、兄弟国の皇太子暗殺される

1914年7月兄弟国は戦争を決意。当事国に最後通牒(後に期限切れで宣戦布告)。

・当事国の同盟国も戦争に備えて総動員を始める。

1914年8月国家防衛のため総動員を開始、自動的に戦争突入

1918年11月 革命と共に終戦。隣国は皇帝を引き取り、共和国としての歴史が始まる。

1921年3月 ロンドン会議が開催され、賠償額が決定。総額1320億マルク。

7月頃から国内争乱開始か。大統領緊急令を連発するなどし法によらない解決を繰り返す。

国内に賠償踏み倒しの声が聞こえ、隣国による保障占領が相次ぐ。イギリス調停を試みるが、国会が運営できず。

1930年ヒンデンブルク(当時大統領)が議会依存しない内閣の結成を命じる。

1933年1月軍部による反大統領クーデターの噂(未確認)

大統領国防軍には屈服せず、ヒトラー首相に指名する。

ポーランド西部のアウシュヴィッツでは、虐殺されたユダヤ人無数が遺体発見される。

1945年4月30日 ベルリンが陥落したところを、ヒトラー自殺

今日時点で報道されている範囲でのまとめです。)

★★★

ホロコースト”の意味は、虐殺とか、抹殺という意味だと思うのだけど、

この事件では、誰が何をホロコーストしたの?

A) ナチスユダヤ人ホロコースト

B) 国民民主主義ホロコースト

C) 旧敵国が敗戦国再建をホロコースト

★★★

この総統が苦学生だった20世紀初頭、ヴィーンでの親友だった音楽家の証言より再構成

彼が総統となってヴィーンに来たときですか?私を接見してくれましたよ。

監視?もちろんなしです。本当ですよ。

それではどうしてあなたはあのいまわしいヒトラーを殺さなかったのですか、ですって?

どうしてって…。彼は私の親友だったからです。

民族自決もいいけど、既に分裂している国家も、もうちょっと合併したらどうかな、旧敵国。

600万人のユダヤ人ご冥福をお祈りします

おわりに

言うまでもないが、改変元→http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20100801

冗談抜きで、ふざけるなと言いたい。「盗人にも三分の理」というが、同情する余地のない人間などどこにもいないのだ。しかしだからといって、追いつめられれば何をやってもいいかのごとく触れ歩くのは単なるデマゴーグに留まらない、犯罪的な言説だ。そもそもこの手の言説は、子供虐待することなく立派に育て上げている圧倒的大多数のシングルマザーに対する侮辱であることに気がつかないのか。恥を知れ恥を。

まして、「なんでも環境のせいにするな、全ては自己責任」という俗流過激ネオリベ思想を推進しているこのデマゴーグブロガーが、こういうときだけ全て環境のせいにするなど、ふざけるにも程がある。

そして、「ジェンダー」という錦の御旗を振りかざされれば目が眩んでことの本質が見えなくなる馬鹿はてな民よ、恥を知れ。

人を殺すぐらいなら、もっとまともな手はいくらでもあったはずなのだ。いくら追い込まれての行動とはいえ、同情の余地にも限度があるに決まっていよう。同情の余地があれば全てが免責されるわけでもなければ、悲惨な境遇に追い込まれれば誰もが罪を犯すわけでもない。

勿論、仮にヒトラーが生まれた時期があと50年遅ければ、誰一人を殺めることもなく平穏に生を終えることができたのかもしれない。逆に、私が当時のドイツに生まれていたらヒトラーと同じことをやったかはともかく、その下手人にぐらいはなっていた可能性だってあることは重々承知している。それぐらいの「想像力」は当然ある。しかしそんなことがヒトラーを免罪することになどならないのは言うまでもない。もしそれを赦すことができる者がいるとすれば、神仏のような超越的な存在でしかあり得ないだろう。いずれにせよ、現実社会ではヒトラーは赦されることは未来永劫あり得ない。それが世の道理というものだ。

この事件、いったいそれと何が違うのだ。「ネグレクトしない自信はない」そんなことはあたりまえだ。母子家庭であろうとなかろうと、ネグレクトをしてしまう可能性はある。人間とはそういうものだ。しかし、その責任を自ら引き受けることなく子育てなんてそもそもできるわけがない。育児に限らず、一寸先は闇の現実世界というのはすべてそういうものだ。誰も、他人が過ちを犯す可能性を零にしてやることはできないのだ。なんとか自分を律するように最善を尽くすしかない、それが本当の意味の「自己責任」ではないのか。

2010-08-01

http://anond.hatelabo.jp/20100801154219

その説明だとわかりにくくない?

皇族のように飛び抜けて身分が高い人の、おそばで御用働きができるのは、貴族子女のように身分が高い人だけだった。

つまり、使用人と女官は、前者は平民である可能性もあるが、後者貴族である可能性もある点で違う。

と、そういうことが言いたいんじゃない?

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