「奇妙」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 奇妙とは

2007-10-19

http://anond.hatelabo.jp/20071018171011

ちなみにわが国の代表的なロリコン文学源氏物語』の紫の上は、光源氏にさらわれた時点で10歳。古来より日本ロリコン先進国と言える。

日本だけじゃないよ。

たとえば、「ロミオとジュリエット」のジュリエットは13歳で、その母いわく「私があなたの歳の頃は、すでにあなたという子供を産んでたわ」。

そしてさらに余談として、ゼフィレッリ監督は実際に十代の少年少女を使って「ロミオとジュリエット」の映画を撮ったんだが、その中にラブシーンが含まれているので物議を醸したらしい。よく考えたら少し奇妙なことかもしれないね。

2007-10-18

メモ

初音ミクに対するGoogle八分はあるのかもしれないし、無いのかもしれない。

各種の画像検索には文字コードキーワード形態素解析に大きなバグがあるのかもしれないし、無いかもしれない。

何らかのバグがある可能性については既にGoogleが言及しているようだ。確かに振る舞いは奇妙である。

それはそれとして画像検索の失敗には様々なファクターが関わっているため、何か一つの原因で全てが説明が付くかのように語るのは誤解を生む。

だから以下に挙げる要因もまた、起こりえる可能性の一部に過ぎない。

前提

画像検索の仕組みは様々な手段がありえるし、実際にそれぞれのサービスが様々な手段を組み合わせている。

しかし、最も重要な手がかりは「画像と隣接するテキスト」と「画像とそのキャプション」の組み合わせである。

ブログ

その結果「初音ミク」というキーワードと、そのサイトにある別の画像を紐づけてしまうため、

検索精度が著しく落ちている。

この状況は検索エンジンにとって、「キーワード」と「その中身」がランダムに組み合わされているように見える。

これはSPAMブログの典型的な特徴であるため、フィルタリングされる可能性がある。

ブログ

日本の絵師のサイトは、HTMLの文書構造が、解析に適していない(例えば、Altに代換テキストではない文言を入れたり、表を多用したレイアウトだったり)サイトがたくさんある。グーグルイメージ検索の結果を見てみると、それが原因でキーワード画像の対応づけが上手くいってないサイトも見受けられる。

2007-10-13

http://anond.hatelabo.jp/20071013004512

「原文ママ」っていうのは見るたびに奇妙だなと思ってた。

意味的には「原文のまま」なんだろうけど、

別に「ママ」って言葉があるからそれに見えてしまう。

ママ」が日本語に輸入される前にできた表記ではあるらしいが、

「原文のまま」って書いたほうがわかりやすいと思う。

参考

2007-10-09

最近読んで面白かった小説

まず「哀しみキメラ」。最近読んだライトノベルの中では結構よかった。タイトルで損してると思う。ややワンパターンながら4冊できっちり終わってるし。でもまあ何度も読み返すほどではないかも。

護樹騎士団シリーズ未完結なのだけど、マイナーなので途中で永遠に未完ってことにならないように推しておく。ひょんなことから巨大ロボに乗って戦うことになった巡礼(下層民と思ってもらってOK)の少年が、実は色々と出生に謎があって…みたいな話。成り代わり&サクセスが好きな人は結構楽しめると思う。若干暗い&重いけど。貴族社会ってやーねえ。全く無名の作者だと思ったら「僕はイーグル」(だっけ??)の人の別名だという噂を聞いた。あの人無駄シリアスするからあんまり信じたくないので真偽は知らぬ。

東京バンドワゴン」の新作。一作目もよかったけど二作目もまたよし。宮部みゆき古本屋のお爺さんと孫の話が好きな人には自信をもってオススメできる(いやにピンポイントだが)。藤島さんかっこいいよ藤島さん。

「氷の華」。ミステリ。60才過ぎててデビューってことで騒がれていたけど普通に面白い。ぶっ飛んでて覚悟があって潔い女犯人を見たいならこれを読むべし(ネタバレじゃないよ)。

「モップの魔女呪文を知っている」お掃除やさんの何作目か。もうとにかくシリーズ一巻から読んでください。出てくる人出てくる人みんな泣かせる。猫丸先輩好きな人なら好きなはず。でも猫丸先輩知ってる人なら知ってそうだ。

「卵の緒」瀬尾まいこはいいんだよ!「幸福の食卓」がDVDレンタルされてることだしこれを機会にどうでしょ。読みやすい文体。特に何事もない展開。何故かほっとする読後。あと瀬尾まいこが好きな人には栗田有起を。「ハミザベス」とか「お縫い子テルミー」とか「オテル・モル」とか、奇妙でほっとする話を書かせたらこの人の右に出る人はいない!……と思う。

「方舟は冬の国へ」擬似家族ものが好きな人に是非。何の縁もなく集められた二人の男女と一人の少女家族になるまでの過程を書いた話、と個人的には思ってる。SF的なとことかミステリ的なとこはアクセントで。

「6時間後に君は死ぬ」も最後のつながりが良かった。ダンサーの話も。説明しづらいので読んでみて欲しい。

「世紀末大バザール 六月の雪」全然鮎川哲也賞っぽくない話。鮎川哲也賞ってだけで敬遠してる人がいるなら読んで欲しい。ちょっぴりダブ(エ)ストンな感じで日本ファンタジーノベル賞っぽい(しかしダブはメフィストだったかも)。全然ミステリじゃないのだ。でも元ネタ読んでると笑えるとは思う。

ということで私の趣味も分ってもらえたと思うので何かオススメの本を教えて欲しい。

2007-09-25

ノートンはもう以下略

ネット平和を守るサイバー戦士ノートンファイター」だって。

ああ、そんな行き詰ったプロモーション

グローバル対応という超手抜きと多数決主義のマーケティングの問題を解決してからにしようや。

Norton360は1000円でも売れたのか?あんな何の役にも立たないソフトが?

あんな糞ソフトエントリ向けに差別化しておきながらNISも役立たずのド素人ソフトになってたな。

どうやればそんなソフトリリースできるんだ?家庭不和で情緒不安定なのか?

これは何のソフトだっけ、ブラウザに赤信号出してユーザを不安にさせるだけの俺俺詐欺自動ソフトだったっけ?

なんでアンチスパム広告カットプロキシなんて重要機能が省かれるんだよ。

アドインをサイトからダウンロードして追加インストールすれば機能追加できますってそんな面倒くさい芸当ができるユーザーはあんな初心者向けソフト買わねえっての。

だったらアンチウイルス省けよ。もうISPサーバに入ってるから要らないんじゃねえの?お前らの「合理的判断」ではよ。

で、成田山とかなんかのお札でもJPEGで入れとけばいいんだろ。誰が買うのか知らんけど。

ノートンにあるのは2つの信用なんだよ。勝手アップデートすることを許されたいくつかのソフトってのは公然のトロイの木馬戦略的な意味を持つ。だから中国ロシアインド経済規模分不相応に奇妙に目立つセキュリティソフトを持ってるのだ。

有事の超限定戦において民間のPCが制圧されるのは仕方ないとしてもできれば日本、せめて友軍の可能性が高いアメリカのそれであって欲しいだろ。

なのに台無しのもう一つの信用。そりゃ妥協してインド製のエンジンにしようかと思う罠。

2007-09-19

mixiがきっかけで表面化した、奇妙な恐れの感情

数少ないマイミクは、リアル知人のみで構成されているのだが、先日、その1人である中学の同級生A男から

メッセージが届いた。

ちょっと前に同窓会が開かれたのだが、

同窓会に、K男も来ていた。全然変わってなかったよ」

と書かれていた。

K男は、私が10代の頃に付き合っていた男子で。

深い関係になることもなく、あっさりさっぱりとした付き合いだったけど、

「自分が好きな人と付き合うと、こんなに楽しいんだ」

ってことを、はじめてわからせてくれたのがK男だった。

K男は中学時代から女子ウケがいい人だったけど、高校に入ってからはそれがモテに変わり、

私と付き合う前にも、数人の女子と付き合った経験もあるという。

背が高くてほっそりとした体型、浅黒い肌、おまけにスポーツ万能、勉強はやればできる子だったみたいで、

おまけにカラオケがかなりうまかった。

まあ今思えばモテる要素が揃っている。

とはいえ、どちらかといえば地味グループに入っていそうな人だった。

そんなあからさまにモテ男子というわけではないところが親しみやすい雰囲気を作っていて、

一部の女子にウケがよかったのだと思う。

彼の優しくて気取らない性格に惹かれていた。

同年代のほかの男子に比べ、女性に対する気遣いができるところにも。

K男にはちょっとした特技があった。

彼は絵がそこそこうまくて(クラスメイトの似顔絵とか)、おまけに書道の達人で美しい文字を書くことができた。

そんなわけで、彼がノートの片隅にちょっとした漫画(吹き出しの文字も活字に似せて手書きしてた!)を描いて、

クラス内をノートが駆け巡るなんてこともしばしば。

漫画を描いているからといってヲタ臭を放つわけでなく、運動会リレー選手になったり、

さえないギャグを言って皆を笑わせたり、ごくごく普通の、楽しい学校生活を送っていそうな人だったのだ。

……一見すると。

彼について、付き合いはじめてから知ったことがたくさんある。

私がK男に抱いていた印象は、彼のほんの一部分の印象に過ぎなかった。

別れた後に、むしろ光に照らされない暗闇ほうが、彼を構成する大部分の要素なのかもしれないと思った。

====

彼の体には、大きな傷跡が残っていた。

自らがつけてしまった傷跡だと、言っていた。

ナイフで手首をリストカットとか、そういうのではないけれど大きくて深い、十針以上は縫ったであろう傷跡。

傷を作った原因は知っていたけど、なぜそんなことをしたのかはわからない。

彼自身にしかわからない何らかの理由があったことは間違いないだろうが、理由は決して話してくれなかった。

それなのに、「こんな縫い後があるんだー」と、笑いながら話すのがちょっとコワかった。

傷で思い出したけど、お母さんの腕を折ったこともあると言っていた。

一言で言えば、家庭内暴力なのか。

これも理由は話してくれなかったけど、「お母さん泣いてたよー」とまた笑いながら、語っていた。

さらに、

「ぼく、お父さんに骨折させられたことあるんだよね」

とも言っていた。

父は息子の骨を折り、息子は母の骨を折る……そんな家族が住む場所は、一見ごくふつうの家だった。

お母さんはいい人そうだった。きょうだいのうち、妹の1人は目が病んでいた気がする。というか、彼におびえていたのかも。

そして彼の家の室内には、犬とネコが20頭近くいた……。

後に小説「黒い家」を読んだときにハッとした。

サイコキラーが住む家を描写した文章から頭に浮かぶ印象が、K男の家に似ていたのだ。

もちろん「黒い家」のように死体がころがっているわけじゃないけど、ものすごくキツイ獣臭(動物体臭と排泄物の臭いが

入り混じった、すえた汚臭)と、家の中の雰囲気や、彼の過去の話などとイメージが重なり合ったのだった。

私が初めて遊びに行ったときは、さすがに臭いを気にしたようで(臭いに対する自覚はあるらしい)、

部屋に芳香剤を置いてくれたが、その芳香剤が甘ったるいイチゴの香りで、それがもともとあった獣臭と交じり合い、

さらに壮絶な臭いが鼻腔を鋭くついた。

目にも染みるような臭いだった(服を洗っても臭いが落ちなくて、泣きそうだった……)。

私たちは、お互いの家ではなく外で会うことがほとんどだった。

いつもお決まりの公園で会って、何時間も話して、あまり遅くならないように帰宅する。

手をつなぐとかキスをするとかいうスキンシップは多少あったけど、それ以上の関係を持つことはなかった。

彼は「きみを大切にしたいから、そういうことはしたくないんだ…」と、静かに言った。

自分に魅力がなくて、女として欠陥があって、そういうことを言われるんだ……と、何度も泣いた。

そうやって、何も特別なことは起きないまま、数ヶ月付き合い続けた。

彼の過去や家庭の事情などものともせず、私はずっと純粋に好きでいつづけたのだけど、

ある日突然、別れはやってきた。

私が受験をしていた当日、彼は同じ高校の後輩からバレンタインチョコをもらい、その子に告られたらしい。

雪の降る日だった。試験に遅れまいと、必死に走って会場へ行き、私が懸命に問題を解いている間、別の女と……。

「きみのことを嫌いになったわけじゃないけど、好きな人ができた。ごめん」

いきなり電話で別れを告げられ、ほとんど話もできずに一方的に電話を切られた。

つらくてつらくて、体がちぎれそうだった。

私の何がいけなかったのか、彼女との間にどんなやりとりがあったのか経緯をどうしても聞きたくて、何度も電話した。

単純に執着していただけだと自分でもよくわかっていたけど、電話を数度かけて、やっと口をきいてもらえるようになった。

彼から、

彼女も好きだけど、きみのこともまだ好きかもしれない」

という、無責任言葉をもらったあと、私たちはまた会うようになった。

だからといって関係を持つということもない。恋人同士ではなく、なんだかよくわからない関係だ。

彼は、彼を愛してくれる人だけを好きになるタイプ人間だった。

自分から好きになることはなくて、好きだと言ってきた人のことを好きになるそうだ。

そこまではまだ、よくあることかもしれない。

別れたあとに聞いた一番ひどい言葉は、

「どんなに化け物みたいな子でも、付き合える。好きになれる」

だった。化け物……。

ああ、別れてよかったなぁと、そのときはじめて実感できた。

そういう発言が許せなくて言い合いになって、ケンカして、罵倒しあって、気がついた時には縁が切れてた。

その争いの数ヵ月後に、私が友達といっしょにいるところで彼に遭遇したことがあったけど、彼は私を一切見ず、

存在すらしていないもののように扱い、私の友達とだけ話をして去っていった。

あれから何年立っても、私にとって彼は、会うと気まずい人、できれば顔をあわせたくない人になっていたが……。

少し前に、なんとその彼からmixiメッセージが届いたのだ。

友達のA男が、私の名前をK男に教えたらしい。

道端で会って無視されるという経験があったので、むしろ向こうのほうが私になど会いたくないだろうと思っていたが、

ものすごく明るいメッセージだった。

よくmixiで昔の恋人からメッセージが来た、なんて話を聞くけど、

まさか自分にそのような出来事がふってくるとは思わなかったよ!

何日か寝かせて、普通に返信した。また返信が届いた。

それ以上は何もない。

メッセージが届いたときは、胸がドキンドキンと変に動いて息苦しくなった。

そして、お互いにひどいことを言い合って別れたのに、普通の文章で、

結婚おめでとう。皆で会いたいね」なんて書かれていたことに、少なからず動揺している。

そして、動揺している自分に、ものすごく驚いた。

まだ彼の影響が抜けきっていなかったのか、と。

心の奥底に封印されていたあの頃の記憶と、彼に対して抱いていた言葉に表しがたい奇妙恐怖のようなものが

よみがえってきたので、会うのはコワい気がする。

でも、コワいもの見たさで、会ってみて、普通に会話してみたりもしたい。

あああああ、どっちにしてもコワい……!

書いているうちにコワくなってきて、いくら匿名とはいえ、書いていない変なエピソードがたくさんあるんだよ……。

支離滅裂だけど、今までに感じたことのない恐怖だったので、その感情を記しておきたかった。

なんでこんなにコワいんだろう。いやだなぁ……。

2007-09-07

葡萄

http://anond.hatelabo.jp/20070907163458

午後四時を回った休憩室には私しか居なかった。皆、工事に出ているのであるから当然の話である。

今日担当分はずいぶんと早く終わった。実は十件と思われた工事がメゾネット式の社宅のものだったのでまとめて片付いたのだ。予定より一時間は早い。

西日の差す無人の休憩室は焼け切った畳の10畳間で窓際に折りたたみのちゃぶ台が二つ、冷房も効いておらずやたらと暑かったクーラースイッチを入れ、壁の扇風機を「強」にして開いた襟から風を吹き込むと一体と貼り付いていた衣服が汗にひんやりとして肌と分かれる。

いつもの様に湿ったツナギをその場で脱ぎすて、窓の下の座布団の山から一枚取り、さっき持ってきた魔法瓶から冷えた麦茶を入れて座ろうとしたときちゃぶ台の上の籠に目が行った。事務の娘の土産らしい。大きな赤い粒の葡萄が三房ほどあって「皆さんでどうぞ」と付箋がある。

房を一つ摘まんで持ち上げると下側のすわりの悪い粒がいくつかコロコロと落ちてしまった。ああしまったと目で追うと脱ぎ捨てたツナギの胸の辺りまで二つ。

ツナギは縒れて腰を捻り手が胸を隠すような様子にも見え、そこにちょうど乳首のように収まった葡萄の粒が奇妙に卑猥に思えた。何の根拠もなく、ツナギ葡萄が織り成す裸体らしきものに葡萄をもたらした事務の女の子のそれを重ねて想ったのである。

私は仁王立ちのまま、湯飲みの麦茶を一口すすり、ツナギの裸体を眺め続けた。少し腰の括れが足りないか、と足の先で少しツナギの布を押しやり腰のくびれ具合を調整したりしながら。

ふと人の気配を感じて顔を上げると入り口ガラス引き戸の向こう、そこにその事務の女の子が驚いた表情で固まっていた。そして気づくと同時に彼女は顔を伏せて奥に逃げ帰った。

バツの悪さと突然のことに戸惑いながらも我に返ると、どうやら私は下着姿のまま勃起していたらしかった。

2007-09-06

まさに風雲急を告げる秋葉原行った

ちょっと用が有って行くことにしていたのだが、事前に店とか価格とか調べるていると何かと「9月6日(木)から○○キャンペーン」みたいに今日の日付がついている。

何の事やらと思っていたらソフマップ新装開店だそうで、それにあわせた集客の措置のようだ。

当日の今日暴風雨の中出掛けないといけないかもなと憂鬱だったのだが、幸い雲行きは限りなく怪しいが小雨が降るぐらい。朝のうちにさっさと用事を済ませて新しいソフマップに行ってみた。

平日だし暴風雨になりそうな気配のせいか人がオープン初日にしては思ったより少ない。店員さんと偵察業者の方が多くないか?なんて。

そしてなぜか同じ商品を手にした似つかわしくないオヤジ軍団がせわしなくお帰り。目玉品の転売ヤーかねえ。半分は家電時計売り場まであるのは奇妙な感じがした。半分ビックカメラなのかな?そしてなぜか空間が白く、密度感に欠けるような気がした。展示のプロならなんか分かるかもしれない。

石丸電気は全面改装だそうで今日に合わせて売りつくしセールをしていた。

パソコンというコアがぼんやりとし、オタクメイドなんて陽炎のようなものに商売をかけるわけにも行かず、秋葉原は再編の最高潮を迎えるところなのだろう。

そんな日に台風上陸鉢合わせでお客さんの出がイマイチだったわけで。いろんな意味で風雲急を告げていた秋葉原だった。

とりあえず私はワゴンで500円だった大画面液晶キーボードつきのPDAを買って帰った。ま、電卓なんすけどね。

2007-08-27

熟女と付き合ってる、ってそんなに変かな?

友達と話してるとき彼女写真見せて、って流れになったから

うちの彼女写真を見せたら「え!? マジで?」って言われた・・・。

むかついたから証拠としてハメ撮り写真見せたら「うげぇ」って言いやがった!

うちは18歳で相手は39。年は離れてるけど、そんな露骨に反応することないじゃん・・・。

自分は今まで三人と付き合ったことがあるけど、初めての人から熟女(この呼び方あんまり好きじゃない・・・)。

父親の会社社長夫妻が家に遊びに来た時に、メアド交換して仲良くなって、

遊園地行ったり遊んだりして深い仲になっちゃった。それが14から15のとき

それまでは普通に同級生に恋しちゃったりしてたから、これが大きいのかなぁ? 以降、熟女が大好きになった。

うーん、じゃあ、熟女と付き合うことのメリットっていうか、楽しいことを教えます。

1.思いっきり甘えられる

2.お金のこと気にしなくていい

3.エッチの時、相手に気を使わなくていい

1は同年代の子じゃ「情けないと思われるんじゃないか」とかあってあんまり甘えられないんじゃないかな。

それが熟女だと、思いっきり甘えられるよ。意味無く「ねぇ、ねぇ」って甘えた声で話し掛けて「好きー!」って抱きついたりw

2はわかるよね。うちはもちろんお金全部持ってもらったりとか、そんな酷いことしないけど、

向こうがけっこう持ってくれるから、お金について無理する必要ないよ。

1と合わせて「あれ欲しい!」でプレゼント貰ったり(たまにだよ)。嬉しいよ!

3はたぶんなんだけど、エッチな話題とか、エッチに誘ったりとかが同年代に比べて気が楽だと思う。

テクニックのことがどうだとか悩んだりしちゃわない?

うちも自分のテクニックがなくて、ちゃんと気持ちいいのかなぁって心配になって聞いてみたんだけど

「テクある40のおっさんとするより、テクのない若い子とまさぐり合ってた方が興奮するよ」って言ってくれた。嬉しかった!

あとこれもたぶんだけど、性欲が強いのかも。エッチの時リードしてくれるし、たくさんしてくれる。

でも、それがよくわからない方向に行ったりもするw ハメ撮りもそうだし、ボートの上でエッチとか。

一番わからないのが「一度、××ちゃんの口に入れてから飲むと美味しくなる」って、飲み物の口移し。

それでレストランとかでジュース口移しとか、お酒口移しを求められる。よくわかんないけど、楽しい

でも、残念なのはうちも50とかは無理だし、結婚もできないし、期間限定恋愛になること。

何でか周りに奇妙に思われたりもする・・・。ただ好きなだけなのに。

たぶんずっと変わらない。次付き合う人も年離れてると思う。でも、それでいいよね? 好きなんだから・・・。

2007-08-20

こんなところで業者が営業活動って…

世界征服の足がかりとして幼稚園バスジャックするくらい迂遠だな。

それよりも、あれだけ見て業者だと思う人が増田に複数人いるのが奇妙だなと思った。

なんというか、こっちの方が業者的だなと感じた。

#追記

複数人じゃなくて同一人物が毒電波に命令されて何度も書き込んでるだけな気がしてきた。

2007-08-05

増田が「スレッド」化してる……

雑誌スレッド」を立ち読みしたけど

http://www.shinyusha.co.jp/thread/

こういうの見ると、学歴ネタやる奴も、学歴ネタ叩きやる奴も、右翼左翼ネタやる奴も、右翼左翼ネタ叩きやる奴も、嫌韓厨嫌韓叩き厨も、みんな同じ穴の狢だなあ、と思う。

何かを批判しようとすると――その相手が「高学歴」であれ「低学歴」であれ、「右翼」であれ「左翼」であれ、「韓国」であれ「中国」であれ、「ネオリベ」であれ「ネオコン」であれ――どんどんその相手が巨大で陰謀的な敵であるかのような妄想が肥大して、その妄想磁場に言説の場自体が捉われて行く。アイロニカルな「○○批判」とストレートな「○○賛美」の区別が付かなくなっていく。

地下鉄の中でネオナチ新聞を読んでいるユダヤ人がいた。たまたま同じ車両に乗り合わせた彼の友人が、

このおかしな光景に気がついた。いささか憤慨した友人は彼に近寄って尋ねた。

「君、気でも狂ったのか。どうしてこんな怪しからん新聞を読んでるんだね」

「うん、以前はユダヤ系の新聞を読んでいたさ。けれど何が分かったと思うかね。

ヨーロッパではユダヤ人差別されているとか、

イスラエルテロとか、同化と異民族との結婚ユダヤ人の数が減っているとか、

あるいは貧しいユダヤ人の暮らしとか、そんなニュースばかりじゃないか。だからネオナチ新聞に切り替えたんだ」

「それで、その怪しからん新聞から何が分かったんだね」

ユダヤ人世界中銀行を買い占めたとか、ユダヤ人マスコミを操っているとか、

ユダヤ人は金持ちで凄い勢力を持っているとか、ユダヤ人は世界を牛耳っているとか……

嬉しいニュースばかりだぜ」

http://yellow.ribbon.to/~joke/nation.html

このジョークで言うところの、「ネオナチ」と「ユダヤ人」が隣り合わせに同じ文化圏にいる、というのが現代の奇妙さだ。

レポート書いてたら気が付いたんだけどさ

妖精言葉って、もしかしてかなり不思議な感じなんじゃない?

言語環境や文化に大きく影響されるから、彼女らのおかれる環境人間のそれとは殆ど完全に別物といっていいくらい違うはずだし、とすると彼女らの言葉人間にとってはこの上なく奇妙概念の上に成立しているんじゃないかな?かな?

2007-08-03

あんまし関係ないけど

周りと同じだけ勉強をしてたはずなのに、なんで周りは私よりできないんだろう?とずっと思い続けて東大に入った。

俺もこんな様な事を学生時代ずっと思っていた。

同じだけっつーか、もう、明らかに俺の方が勉強量少ないんだけど、なぜか周りは俺より出来ない。

周りは塾いったり家庭教師つけたりしてなんかめっちゃ頑張ってて、で、俺はやべーそんなにやってねーよ、ていうかできねー、とか一人で焦ってて。んでも、模試とか受けてみると塾とか行ったり家庭教師つけてたりする奴らが、俺より全然できてないの。これが。丁寧に宿題毎度提出してるまじめな奴とかも。不思議なのは、授業中にそいつらが教師から当てられて答えたりするんだけど、それは結構答えられたりしてんのね。俺が答えられなくても。たまーに一緒に勉強とかしたときも、俺よりレベル高い参考書とか普通にこなしてんのね。明らかに俺より賢そうなの。んでも模試とかテストとか返ってくると、俺より全然できてない。つーか、俺はなんで普通にやってるだけなのに模試でこんな名前載ったりしてるんだろ?逆に言うと、なんで皆俺より点数とれないんだろ?模試って意外と難しくなくて、結構基本的な問題ばっかでたりするのに、なんで俺よりみっちりやってるはずの彼らがとれないんだ?ってずっと思ってた。

俺は才能があるんだと驕ることも出来たけど、やっぱ心の底では「いや、能力的には俺はたいしたことない。普通だ」という事に気付いてた。特別記憶力がいいわけでもないし。つーか記憶すんのめんどいとか思ってたし。理解力も、実は中学までは俺はいい方だなんて思ってたんだけど、高校はいって普通だってことが分かったし。知能テストとか、そういう類のものやってみても普通平均値。要領も特別よくなくて、寧ろどちらかというと悪い気がするし。

特別能力が秀でていれば、単純に、「俺は皆より頭いいからなぁ」と思っていられたんだけど、そうじゃないって分かってたから、俺だけが点数をとれるのがどんどん不安になった。いつか俺も周り見たいな風になるのかな、って。今思うとバカみたいなんだけどマジでそう思ってて、怖かった。「なんで解けないのかわからない」とか思ってたけど、よく考えてみると、解けない人の気持ちも分かる気がする、そんな人の気持ちが分かるってことは、やっぱり俺はいつか解けなくなるのかも、とか奇妙な事を考えてた。当時は大真面目で。でもう、俺は頭よくないし、要領も良くないのに、周りの奴ら(通ってた高校は名門私立ほどじゃないが県で一番くらいではあった)より出来てるっていう(俺の中では)矛盾した事実が怖くてしょうがなくて。いっそ天才なら、「ああ、俺とは違う人たちだから」って思う事も出来たのに、そうじゃないから、「いつかああなる」と怖くて怖くて仕方なかった。

そんで、急に勉強に手がつけられなくなって、病院行かされて、鬱病だとか言われたのだけど。

一応薬飲んだりして半年ほどして治った?ぽいのだけど(つーか、俺は鬱病じゃないと思ってるのだが…いまだに)あの頃の感覚は正直、バカらしいと思いつつ今でも残ってる。結局その後浪人してそれなりの大学行ったけど、高校の時より周りができてない(でも中高時と同じく、普段は凄くできているように見える)から、またぶり返してきてる。あの時の思いが。

強迫概念とか、ああいった類なのかな。これ。

客観的に見れば多分どうでもいいことなのに、凄く囚われてる。

元ネタとめちゃくちゃ関係ないけどごめん吐き出したかった

http://anond.hatelabo.jp/20070802235143

2007-07-24

下北で女を買った

その帰り、虚脱感と闘いながら若者に混じり安いメシを食っていたら、周りにいる女の顔がすべて

奥村チヨとか渥美マリとか、昭和からタイムスリップしてきた人間の顔のように見えてきて、

一瞬自分の頭がおかしくなったのかと思った。

最近女の子の顔は綺麗になったなんて言ったヤツは誰だ。

帰りの井の頭線の車内ではそれがさらにひどくなり、今度は風景がすべて昔の映像のように目に映る。

ブラウン管の画面を見ているようだ。

2007年に撮影された光景は、2037年にはこういう風に映るんだろうな、とぼんやり思った。

そして向かいの席に座っている、疲れた50くらいのおっさんを見ると、おっさんが25くらいの時の姿が

目の前に浮かんでくる。

このオッサン、ぎょろっと目をむく癖は若い時から変わってないな。

隣りの小ぎれいなハタチくらいの女の子を見ると、彼女が50過ぎた時の姿がリアルに見える。

彼女は幾つになっても髪だけは綺麗だ。

その奇妙な時空の歪みを覗いていると、目に映る人間すべてが、愛おしいものに思えてくる。

彼らの一つ一つの人生は、それぞれに美しく定められたものなのだと理解できる。

人は皆、今という時間にいっとき間借りして生きている。

ほんの一瞬だけ、彼らに接することのできる自分が今ここにいるんだ。

というようなことを電車の中でヒシヒシと実感して、1人感動に打ち震えていた。

妄想にもほどがある。射精後の精神の緩みというのは恐ろしい。

2007-07-23

Web2.0信仰限界

俺はエライ、の裏返しであることが多い。

様式に魂が入っていないだけなのに、様式だけを批判する。

以前つまらぬ様式を作ろうと画策していた人が、いまや様式を批判する奇妙ヲチ

気が付くまでに壱年以上かかったのは美意識のせいだろう。いやちがう。

2007-07-21

現在の自分の仕事

デザイナークリエイターアーティスト…。

横文字にするとなんだかカッコイイですよね。

僕は昔まで制作仕事に関わっている人というのは、

人に頭を下げて仕事をするサラリーマンよりも優秀で、

世の中で特別な存在なのだと思っていた時期がありました。

常に新しい価値観を生み出し続け、

皆があっと驚くようなアイデアを見せ、

自分の作り出すものが凄ければ、

自然お金もついて来ると思っていた時期もありました。

センスを研ぎ澄まし、

常に圧倒するような完璧な物を作り続け、

自分が納得のいく所までこだわり、

自分の力と作った物で皆を動かさねばいけないと

思っていた時期もありました。

自分はデザインだけを考え、

デザインだけに集中し、

デザイン以外の事を行うのは悪と考えていた時期もありました。

そんな考えも、今思えば非常に恥ずかしく、

もし、タイムマシンがあれば、

過去へ行き、そんな自分に酒でもオゴりつつ、

色々と、ゆっくりと話をしてあげたいと思うようになりました。

なんだかんだで、僕はプロとしてデザインお金を貰い始めてから

6年ほど経ちました。

まだまだ視野は狭いとは思いますが、

それでも、上に書いたような事を考えていた時よりは、

よく物事が見えるようになってきたかなと思っております。

久しぶりに深夜にテレビを見ていると、

いろいろなデザインを掘り下げる番組がやっていました。

はなちゃんの出ているアレです。

その番組デザイナー夢を与えるような、

素晴らしいデザインの製品やアイデアなどが取り上げられていました。

画面の中のはなちゃんは、興味深そうに製品にコメントをしていました。

でも、僕はあまり興味を感じることは出来ませんでした。

リアルさというのが感じないというのか、なんというのか、

非常に奇妙な感じがしました。

こんなものは自分の好みもあるのかもしれないので、

偉そうなことは言えませんが…。

僕は仕事に対しての考えのひとつに、

「僕がやっている仕事は別に特別な仕事じゃない」

という妙な意識を持っています。

そもそも「仕事」って何でしょうね?

僕は、仕事というのは、必要とされているものに対してサービスを行い、

その代価として報酬を頂くものだと考えております。

それは人間が相手であったり、世の中が相手であったり、環境だったり。

報酬というのも、お金であったり、スキルであったり、経験だったり。

求められている事に最大限に応えてあげる。

そんな事だと思うんですよね。

相手が何を求めているか、何に困っているのか、何を知りたいのか、

そして何を伝え、何を形にしたいのか。

最近感じているのが、僕の仕事というのは、

この「何を伝え、何を形にしたいのか」、

という要望に対して、クライアントや、

そのサービスを受けるお客様が喜んでいただけるように、

最大限のサービスで応えてあげているんだなぁ、

と思うようになりました。

クライアントの伝えたい意図をどうやって伝えるか?

昔の自分は、デザインという手段が目的になっていました。

今は、デザインというのはあくまでも手段。

自分の手持ちの武器のひとつと考えるようになりました。

案件次第ではデザインをしない時もあります。

その方が妥当だなと思うからです。

でも、それで仕事がまわり、

クライアントも満足し、

お客様も喜び、

世の中がちょっとでも良くなれば、

それでいいんじゃないかと今は思っています。

そう考えると非常に気楽というか、

変なプレッシャーというのが無くなった感じがして、

非常に精神的にも肉体的も楽になり、

仕事うまいこと行くようになりました。

この制作業界

非常にこのあたりの意識があいまいです。

アートビジネスの狭間を行ったり来たりするからだと思いますが。

だからと言って、日頃のデザインのセンスや力を養わない、

ということでもありません。

必要な時に期待に応えられないようでは、プロではありません。

でもこういう考えって、

いわゆるサラリーマンと言われる仕事だったり、

飲食関連等に代表されるようなサービス業と言われるものだったり、

みんな同じ考え方だと思うんですよね。

相手に対して最大限のサービスを行い、満足をしてもらう。

満足をしてもらうには自分には何ができるのか?

僕は今のところ、企業がうまく伝えれなくて困っている事を、

たまたまデザインという技を使って、情報を整理したり、

演出したり、根回ししたりしてスムーズに流してあげる。

もしくは情報自体を考えてあげる。

というようなサービスを行っている気がしますね。

なんだか変なテンションで長い日記を書いてしまいました。

これもあの番組のせい…、なのかな?

この日記も10年後の自分が見たら、

きっと恥ずかしいと思うのでしょうね。

ある意味楽しみです。

あ、最後に、コミュニケーションスキルと対人術と会話術。

それと相手に対する思いやりと愛みたいなものと義理人情

これが仕事で何よりも大事なものだと思いますわ。

http://d.hatena.ne.jp/sen_1000/

西暦2026年日本にある奇妙な現象が起こった。出生率が激減したのだ。

もちろん、出生率の低下はつい最近に始まったことではない。前世紀半ば1970年ごろの、いわゆる第二次ベビーブーム以来日本出生率は一貫して下がり続けていた。だが、2026年に起こった出生率の低下はそれを凌ぎ、前年度の半数以下にまで落ち込んだのだった。だれもが首を傾げ、専門家市井ブロガーも、ありとあらゆる人がこの問題の分析を議論した。

21世紀情報化社会にあっても、丙午の女性は男を食い殺すほど強い、という迷信が健在なのだというトンチンカンな分析をする社会学者も居た。

この原因が分かったのはつい最近のことである。

O社というある小さな会社の出した女性ロボットが、その原因らしい。

そもそも、人間の基本的な欲求、適応度を上げると言う意味生物的に基礎的な欲求は、あるレベルを超えれば経済学で言う収穫逓減の状態を示す。水も空気食品も、あるいは快適な生活空間も人間の生存には無くてはならないが、ある一定以上を求めることは無い。もうおなかいっぱい、と言う状態が存在する。だが、男性の性的な欲求だけは例外であって、際限が無い。

三大欲求という言い方がある。食欲、睡眠欲、そして性欲を指すのだそうだ。このうち、食欲と睡眠欲は自身の存在を存続させる欲求、性欲は自身の存在を拡散させる欲求であると言い換えられる。では何故自身を存続させたいと思うのだろうか? それは、自身の存在を拡散させるため、自身の遺伝子コピーを広げるためであると言える。生物存在という目標のためだけに生物存在し、またその目標が無ければ生物自身も存在し得ない。果てしの無い自身の再生産のためだけに生物存在する。

男女の愛に関する悲劇の全ての源泉は、男女によって生物学的な適応度を高める方法が違うということに由来する。女性はいくら多くの男性関係を持ったとしても、直接には子供の数を増やせないが、男性は数多くの女性関係を持てば、原理的にはほぼ無限に多くの子供を持つことができる。それゆえ、自身の適応度を際限なしに高めることができる。だから、男性の性欲には限度がない。1000人、あるいは10000人と関係を持ったとしても、1001人目、10001人目の女性セックスできるだろう。

だが、一般的な水準の容姿と金銭と道徳観念を持った男性にはそんなことはできない。だから、売春が生まれ、ポルノが生まれた。英語で"the oldest profession"「最古の職業」と言えば、売春のことを指す。古くは版画やグーテンベルグの発明から映画に至るまで、あらゆるメディアにおいてポルノ存在した。ビデオデッキの規格戦争においてVHSが勝利したのも、その影にアダルトビデオがあったのは有名である。軍事的な目的のために開発されたインターネットを一般人に普及させたのもポルノサイトがあってのことだ。ありとあらゆる技術は、男性の性欲を満たすために使われてきた。人間経済活動は、男性の性欲に由来している。いや、そもそも言ってしまえば経済活動も含めたあらゆる人間の活動は、究極的に突き詰めれば、この男性の性欲の限度の無さに由来するのだ。人間無限の欲望も、背後にある原動力として性欲によっている。もし人間から性欲が無くなれば、あらゆる種類の人間の活動は全て無意味になる。

 たとえば、車は分かりやすいステータスシンボルであり、セックスアピールである。移動手段としては不相応なまでの高級車を持ち、ガソリン代、車検と不必要なまでのコストを掛けることは、生物学でいうハンディキャップ理論の表れであると言える。食欲を満たすという目的のためにはあまりに高級すぎる、人気のデートスポットであるフランス料理店。これも性的な欲求を含めなければ説明がつかない。動きにくく実用的でない服装や、映画や絵画といった美術ですら、究極的に突き詰めれば性欲に由来する。男性権力高収入を求める欲求が女性より強いのも、それが歴史的に女性を得る手段に直結していたからである。歴史を紐解いてみればいい。権力者独裁者はほぼ例外なく側室を持ち、多くの子を残している。アメリカの元大統領クリントンのように、権力者が複数の女性と性的関係を持つことが倫理的に許されないことになったのは、ごく近代のことでしかない。日本ですら、戦前までは政治家財界人愛人を持つことは当然のことであったし、社会通念的にも認められていた。明治天皇大正天皇ですら、嫡出子ではなく側室の子であった。「英雄色を好む」という言葉があるが、これは生物学的に見れば一種の逆転である。英雄と呼ばれる人間だけが好色なのではない。そうではなく、あくまで権力を得た人間は自身の欲求を実現する方法をも同時に得られるということでしかない。

しかし、人間婚姻という他生物には見られない独自の制度を持っている。世界中どこを見ても、結婚制度が存在しない社会存在しない。「交尾でオスの役割は終わり」という生物とは違い、どんな社会においても、人間男性は自身の妻や子供を養育する義務を持っている。(蛇足だが、人間男性が若い女性を好むのも、長期にわたって一人の女性と性的関係を築く婚姻制度によって生じたものである。その証拠に、交尾でオスの役割は終わりというチンパンジーの一種は出産育児経験のある中年のメスを好む。なぜならそのほうが自分の子供が生き延びられる確率が高いから)それゆえ、近代のテクノロジーが発達する以前の社会においては、自身の限度の無い性欲を満たせるのは、社会的に成功したごく少数の男性だけだった。付け加えて言うならば、有史以前、人間が貨幣を持つ前の狩猟採取社会においては、どうやら一夫多妻制度はまれであったらしいと言うことが分かっている。多くの皮肉屋の主張とは違い、資本主義の発達により貧富の差が生まれたことによって、多数の妻を養うことが可能になったようだ

だが、大容量のインターネット回線と、テレイグジスタンスバーチャルリアリティ、そして人型ロボット研究男性の際限の無い欲求を満たすことを可能にした。

月々数千円も出せば、海の向こうの幼い少女からディスプレイの中にしか存在しなかった理想の美少女まで、ありとあらゆる女性とのバーチャルな性行為が楽しめるのだ。お互いの性器に装着したネットワーク対応の性器具と、データグローブボディースーツ、そしてヘッドマウントディスプレイによって、その場に存在するような臨場感を持って、バーチャルセックスを体験させるサービスが提供されていった。インターネットサービスは、地理的な障壁や囲い込みがないため、常に、全世界が競争相手であるし、容易に相手のイノベーションを取り込めるので、リアルでは考えられないほどのすさまじい速度で進化していくのが常だが、ネット経由の売春も、その例外ではなかった。

そして、流れが決定的になったのは、前年に発売された女性ロボットだった。

ちょっとした高級車を買うくらいのお金を出せば、文字通り女性を所有することができるのだ。しかも、現実女性と違って妊娠することも浮気をすることも歳をとることもない。なにより、飽きて捨てたとしても何一つ文句を言わない。

しかも、簡易ではあったが会話もでき、(ちぐはぐな受け答えが、逆に幼さを感じさせるとして喜ぶ男性も居るようだ)食事や掃除と言った家事をすることもできた。妻を持ちたくない、または持てない男性にとっては正に福音であった。

いや、もてない男性だけではない。中間層の普通に交際相手が居る男性にとっても救いであった。彼らは常に女性のご機嫌を伺い、足代わりに使われ、食事を奢らされてまで、不確実なセックスにありつくことに疲れ果てていたのだ。彼らにとっても、女性アンドロイドの登場は救済であった。何も要求せず、見返りの無い愛を注いでくれる、いつまでも無垢な女性。有史以来の男性永遠の理想の体現であった。

だがしかし、その後不可解な面白い現象が起きた。一体何が起きたのか?

数年間のうちに、出生率がV字回復したのだ。ちょうどそれは、60年前の丙午の翌年に起きた出生率の回復のようだった。

例え人形であっても、女性と生活を共にする以上、身だしなみを整え、生活習慣もきちんとしなければならないという男性が多少は増えたのだ。現代の情報化社会の中で、不当に抑圧され、自己肯定感を失っていた若い男性が、たとえそれがロボットであっても、全面的に肯定されることで自信をとりもどしたのだ。不当にワガママ女性に対しては、いつでもアンドロイドに戻れる、ということをほのめかし、恋愛において男性女性と対等な立場で渡り合えるようになったのも大きい。

そして、性欲は人間の本質的な欲求であるが、それと同じくらい、子供を持ちたい、家族を持ちたいという欲求も本質的なものであるらしかった。擬似恋愛という一種のカンフル剤で人間性を取り戻した男性が、次々に現実恋愛結婚へと戻っていったのだった。

しかし、再び恋愛市場の中に戻っていったのは、男性全体から見ればごく一部でしかない。彼らはもとから女性に相手にされるだけの財産なり顔なりを持っていた幸運な男性なのだとも言える。大部分の男性は、そのまま「戻ってこなかった」 なにせ、どれほどのキモメンであろうと、振られる事はありえないのだ。大部分の男性は、理想の彼女と一緒に、自閉的な生活を送るようになった。それでも彼らは満足しているようである。

こうして今や、少数の結婚市場に復帰した男性と、大多数の「降りた」男性たち、そして、理想の彼女との競争に晒される女性だけが残った。出生率が回復したと言っても、日本出生率は世界最低レベルを走り続けている。どうやら経団連は、労働力不足を補うために本当に移民の受け入れを考えているらしい。このままでは1半世紀しないうちに日本人は消滅すると予測している学者も居る。

しかし、再び現実恋愛へ戻っていった男性も、擬似恋愛を楽しんでいる男性も、それぞれに幸せなようだった。

だが、、、これは本当に人類進歩なのだろうか? はたして、テクノロジーは本当に我々を幸福にしたのだろうか? 科学技術進歩によって、最後に生み出されたものが「自由意志による断種」「幸福に包まれた自死」でしかなかったとしたら、数千年に及ぶ人類歴史は一体何だったのだろうか? 今後の人類未来を考えるにつけ、私は絶望的な気分になる。

2007-07-11

http://anond.hatelabo.jp/20070711000332

日本では宗教≠文化/風習なんだよね。

これは東洋のごく一部の地域だけで、多くの地域では宗教=文化/風習となっていたりする。

結果として多くの異国人から見た場合、日本人信仰を持っていながら信仰を持たないという奇妙な形に移るんだ。

2007-07-06

anond:20070706151650

戦国時代は「ふしだらな生き方」の方が標準だったけど何か?

昭和生まれのえせ保守は「ええっ日本全体がゆとりの魔の手に襲われていたのか」と思うかもしれないけど、

「ふしだらな生き方」を発明したのは現代の若者ではないし、過去にはヤリ○ンのヤの字もない頃から「ふしだらな生き方」の方が標準だった。

ルイス・フロイスの手記を持ってる人は『ヨーロッパ文化と日本文化』を読み返してみては。

きっと、戦国時代の「ふしだらな生き方」の実態のような観察(時に奇妙なものもあるかもしれない)が残っているかも。

※欲望を制御する生き方が良しとされるのは、欲望を制御しない場合の社会コストが高い場合だけで、たとえば現在飽食というのは、倫理的な意味で真剣に問題にされることはないよね。

ギデンズなんか「近代の自由恋愛の発展は避妊技術の発達が大きな要因だ」というようなことをいっていたような気がする。

http://anond.hatelabo.jp/20070706151650

昭和時代は「純潔教育」の方が標準だったけど何か?

平成生まれのゆとりは「ええっ日本全体が統一教会の魔の手に襲われていたのか」と思うかもしれないけど、

純潔教育」を発明したのは統一教会ではないし、過去には統一教会のトの字もない頃から「純潔教育」の方が標準だった。

中学高校学生手帳を持ってる人は校則を読み返してみては。

きっと、昭和時代の「純潔教育」の名残のような校則(時に奇妙なものもあるかもしれない)が残っているかも。

私自身がなぜ純潔教育を推奨するのか。

話せば長くなるけど、一言で言えば「非モテ問題の解決策」だから。

ふしだらな生き方がよしとされて、欲望を制御する生き方が格好悪いとされてるのは、どうも納得いかないし。

2007-07-04

ねるよ。

今夜は直径4mmのバネの夢をみてねるよ。

あなたは赤いひまわりの夢をみてねるといいと思う。

孤独だった乳酸菌も朝にはきっと400億。

あなたが以前に吸ってはいた空気がそろそろローマに届く。

 

一瞬たりとも同じでない世界

まばたきする間に変わる世界

だったら次の陽が昇るころには

なにが起きたって不思議ではない。

 

宇宙はすごい勢いで広がってるから

なんとなく遠くなってしまったあなたとの距離だって

じつはすごい勢いで近づいているってわけだ。

 

そんなことを思いながら

脳のつくりだす奇妙な世界へ

おやすみなさい。そしてまたいつか。

2007-07-02

踊る踊る踊る股が裂けるまでオドルのはカラクリ仕掛けのハウステンボス真っ盛りのお祭り騒ぎであってそれ以外の何者でもないと朕は言うが風になびく鼻毛がまたつややかで色落ち恐れぬ肝臓に耳元でささやかれては井戸端会議中でも皿を数えるにはいたらずして監禁してもらうのであるしそもそもちょんまげ伊達巻であり鉢巻でもあり愛の告白でもあるそうだったはずだのにまかり通らぬ道理に今は亡き小五郎のおっちゃん有り得んよその腕の組み方はありえないひげも剃らないしイスは溶けるしみだらな想像を黒板に貼り付け様々な勢いを載せてシャバに向かうのは赤鬼でなくモンキーファンキーミュージックで玄関口にはタマゴしかしてその実態はモウコハンまさかまさかのいたちごっこにミーも吃驚だわんってのはいわゆる見せしめ行為に過ぎず彼女は闇夜に舞う一房のバナナのようで思わず僕はそれをむいて食べてしまったのであったが君のためにハンバーガーは人を食わないしウド鈴木ウドにならないで人のままなのだが君の前ではいささかしょげているのは気のせいであろうかと問う姿はまさしく宇宙それはとても甘美なまろやかさを秘め今なお君臨し続けるのだつまりここに意味を与えるのが君の仕事なのだがそれはちょっと少しばかりいかんせん不可能に近く且つ不要で無駄で無理で無茶で不躾で奇妙で性懲りもない行為なのかな?はて?ひぐらしはないていたっけ?ヨモギ餅?何それ?まずいの?微々たる差でしかないの?刻むのはバラの花?いとも容易く砕けるのは僕の心?いや君?でも宇宙原子レベルでモノを言いたまえ。ジブリ?はて?トロロ?大トロロ?中トロロ?新兵?キツツキは僕をつつかない。ウド鈴木はつつきやすいって知り合いのキツツキが言ってたって教えてくれる人大歓迎。まだ間に合うかな。愛してるよ星々。

2007-07-01

『ディック』創業者高橋さんを知ってるか?

http://anond.hatelabo.jp/20070701024542

高橋さんがまだハーバード大学留学していた頃のことだ。

いまでこそ「金融界の帝王」と呼ばれる高橋さんだけど、その頃はとても貧乏だった。

学費を払うので精一杯、一日の食事にさえ困るほどだったんだ。

そんな高橋さんが生きていられたのは、アパートの隣の部屋に住む奇妙黒人のおかげだった。

ある日、お腹を空かせて帰ってきた高橋さんに、彼はこう言ったんだ。

「ヘイ、タカハシ。何か食いにいこうぜ」

そのまま高橋さんマクドナルドに連れていかれた。

そこでおごってもらったフィレオフィッシュの味は、いまでも忘れられないって高橋さんは言ってたよ。

次の日も、その次の日も、彼は部屋の前で高橋さんを待っていた。

高橋さん不思議だった。

どうしてこんなに親切にしてくれるんだろう。

それを訊ねると、男は笑ってこう言ったそうだ。

「なに言ってんだ、俺たちは友だちじゃないか」

あの冷たい国で、高橋さんに優しかったのは彼だけだった。

高橋さんはいつか彼に恩返しをしようと心に誓い、日本に帰国した。

しかし、その誓いが果たされることは永遠になかった。

帰国後しばらくして、高橋さん訃報を受け取った。

黒人の彼が亡くなったという知らせだった。

会社をクビになり、アパートを追い出され、誰の助けも得られぬまま自殺したとのことだった。

高橋さんは泣いた。

どうして誰も彼を助けてあげなかったのか。

せめてハンバーガーを一つ、恵んであげる人はいなかったのか。

高橋さんが超低金利の金融会社を興したのは、その二年後だった。

さて、その黒人の名前は?

Charles Dickson

……そう、ディックだ。

2007-06-30

扇風機で死ぬのは都市伝説なのか!?

扇風機は※)身体に風を当てたままにしていて死んでしまったひとの話とか聞いたことあるよね。

それ都市伝説だから

http://anond.hatelabo.jp/20070630134921

おお、そうなのか?と驚いた。私も子供時分から死ぬぞーといわれたからだ。しかし考えてみれば怪しいもので誰某が死んだと言われても夏の怪談話のようなもので信頼できるソースが付くでもない。軽く官庁検索で扇風機による死亡事故を探したが発火事故ぐらいしか出てこなかった。

一方の都市伝説ネタも検索すると「扇風機で死ぬのは都市伝説」と多くのサイトが出てくる。しかし奇妙なことにソースは同じらしい。

密閉された空間で扇風機をつけたまま眠ると窒息や低体温症などで死亡するという韓国都市伝説で、東アジアに広がった。

http://ja.wikipedia.org/wiki/扇風機都市伝説

と堂々ウィキペディアに掲載されているが、元はこちらのようだ。

"The Museum of Hoxes"で、「韓国では『扇風機をつけたまま眠ると死ぬ』と信じられている」という話題が出て盛り上がっていた

(略)

韓国を出すまでもなく、この「扇風機をつけたまま寝ると死ぬ」という言い伝えは、この日本でもポピュラーなものだ。

(略)

確かに身体の中心部の体温が5度ほど下がると致命的ではあるのだ。しかし、薬物でぐっすり眠り込んでいたりしないかぎり、悪寒戦慄が起こって体温を維持しようとするので、そんなに簡単に寝たまま死ぬようなことはない。

医学都市伝説扇風機であの世行き? [都市伝説デマトンデモ]』

http://med-legend.com/mt/archives/2005/03/post_505.html

この方医療関係者のようで説得力があって分かりやすい。なるほどねー死なないんだねーと安心である。

しかし一方で気になるのがウィキペディアの既述。いや、日本人だって聞いただろ。俺なんか親が言うから信じちゃったよ。もう20年以上は前から聞かされたぞ。なんで「韓国では」と他人事なんだよ。

俺の知り合いもみんなこの「寝ながら扇風機はヤバい」って知ってる。いくらなんでもそれは何かあるだろ、と思ったらこんな情報が。

で、こちらのサイトをご覧のアナタにだけ、特別サービス(?)で紹介致しますが、確かに“扇風機をつけっ放しにして死亡”という記事は実在する。

(略)

知る限り、最も古い記事は1972(昭和47)年7月21日付「毎日新聞」に載ったもの。水戸市男性(23)が、風呂上りに裸で扇風機をつけっ放しにして寝込んだため、体が冷え過ぎ、心臓マヒで死亡したという記事。

(略)

72年の記事に戻ると、同記事には水戸市病院院長の話として「大人でも扇風機の風で体温調節機能が落ち、心臓マヒで死ぬことがある」という談話を紹介している。

(略)

しかし決定的なのは1987(昭和62)年9月1日付「毎日新聞」ではないだろうか。

これは扇風機ではなく「熱帯夜が続く31日、東京新宿独身寮内でクーラーをつけっ放しにして就寝した男性心不全で死亡した」という記事。

だがその記事中、天下の「毎日」が「都内では昨年クーラー扇風機殺人が5件起きている」と“扇風機殺人”を既成の事実として報じている。

BBS】ラ・シーネ!秘密会議 『【1188】“扇風機殺人”をヲチする』

http://rashine.xrea.jp/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=1188;id=

そりゃ新聞に載ってりゃ父ちゃんも母ちゃんも信じるって。

そして韓国側にごく最近の記事以外の論拠(都市伝説形成の原因)が無いことからこれは日本から韓国に伝播したと考えるべきでしょ。

※原文から補足

#文章のアラで誤読を招いたっぽいので文の接続などを調整。ごめんよ>anond:20070630152259

2007-06-21

14歳の女のことチャットで話したんだけど、とてもたのしかった。

僕はもっと親交を深めていきたいと思ったんだけど、

彼女チャットチャット一期一会でいいじゃんみたいな感じでした。

14歳なのにずいぶん落ち着いていて、奇妙な感じさえしたけど、

すごく魅力的でいい女性だなっておもいました。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん