はてなキーワード: 同業者とは
┌ユニクロ肯定派┬ユニクロ万能派┬ユニクロで十分だよ派(アンチブランド派)
│ ├ユニクロ許容派┬中には普通に使えるアイテムもあるよ派(ハイ&ロー派)
│ │ └そんなに頑張らなくてもいいじゃない派(ファッションに疲れた派)
│ └ユニクロ否定派アンチ(ユニクロどうこうじゃなく、アンチの言動が嫌いだよ派)
│
└ユニクロ否定派┬ユニクロ低品質派┬コストパフォーマンスは高いけど所詮安物は安物だよ派(高級志向派)
│ ├そもそもコストパフォーマンスも高くない安物だよ派(買い物上手派)
├負のブランドイメージ派┬ユニクロは貧乏人が着る服だよ派(所得格差強調派)
│ └ユニクロ同士でかぶると恥ずかしいよ派(国民服化懸念派)
あまりにも無知蒙昧が多いので驚き呆れかえっているところだ。
はっきり言おう。あなたたちには文章を読む素質がない。これっぽっちの才能も持ち合わせていない。
なぜなら文面でこうもはっきりと言い切っている主張を、あなたたちは読み取れていないからだ。
おそらくは気に入らない単語だけに脊髄反射で反発しているのだろう。
私がいつパロディを否定した。前田久くん、キミはライターだそうじゃないか。今すぐ廃業したらどうだ? 同業者としてキミの仕事は全部引き継ぐよ。それが日本文化のためになる。
私の先の文章はパロディやオマージュを一括りにしてゴミ箱に投げ込むようなことではない。
私が言っているのは「作品のクオリティに何の関与もしない、仲間意識で囲い込むためだけの引用」である。
パロディは引用それこそが作品のクオリティに関わるのでこの範囲には入らない。
わかりやすいように極端な例を出そう。例えば、『エウレカセブン』だ。このアニメは名称やサブタイトルのそこかしこに、ニューウェーブ系バンドのバンド名や関連する名称を散りばめている。
そして、それは作品内に何の関連も生みださない。ただ名称としてそこに置いてあるだけだ。
これは宮崎駿監督の『天空の城ラピュタ』の中に出てくるロボット兵のデザインが、フライシャー兄弟の『スーパーマン』に出てくるロボットからインスパイアを受けたのとは180度意味合いが違う。
「模倣からオリジナルは生まれる」だって? 当たり前じゃないか。しかし、好きなバンド名をただ引用するだけの行為は、何のオリジナルも生んではいない。
「それを好きな人」を「あなたは仲間である」と囲い込む効果しかない。本当に厭らしい演出だ。
具体的な例を出しているのに、なぜ読み取れないのか、本当に不思議だ。
こうやって相手が好きな言葉や作品を散りばめ、サプリメントのように慰撫するだけの作品群。
実は私のこの考えには『ボーイズオンザラン』も、『ソラニン』も射程の中に入っている。
前者はダメ人間がダメ人間を肯定するためだけにダメ人間に向けて描かれている。後者はナイーブ人間がナイーブ人間を肯定するためだけにナイーブ人間に向けて描かれている。結局は同じだ。
そうやって仲間意識を強化するためだけの作品が、世界を小さくしているんだ。中世においてプロテスタントは芸術を抑圧したが、今は消費者がそれを行っている。「自分の文化圏が正しい」という正義でもって。
なんという体たらくだ。文化はここまで堕落してしまった。私の耳にはマンガを文化にした手塚治虫の嘆きが、今も遠くで聞こえているよ。
2chとか小町とかでは、「いい年して実家住まいはキモくてありえなくて結婚対象外」みたいな発言をよく見ると思うんだけど、
あれが不動産業界のネタを多分に含むってことに気づいている人って、どれだけいるんだろうか。
実際に不動産業界にいる俺が、女に紛れて、だいぶ前から書き続けているんだから間違いない。少なくても工作員が一人はいるってことだ。
超超超遠回りだけど、暇をつぶしながらタダで、流動性を高めることができるならやりたくもなるよねー。業界全体のためにやってるんです(キリッ
この時期は忙しい時期なんだけど、今年はちょっと流れがいまいちっぽいし、釣果も楽しめるし。
不動産業界からすると、実家が遠くもないのにわざわざ一人暮らしをしてくれるなんてカモネギだからね。
大家族→核家族→単身という流れは、不動産業界にとってはありがたいことだらけ。一人暮らしが増えれば増えるほど儲かる。
「何でも親任せ」「家事をやらなそう」「結婚後同居になりそう」「マザコン」「稼ぎが悪い」「自立してない」等々
いろんな理由を混ぜつつ、フェミニストっぽくきつめに書いたり、遠回しに書いたりしてると、いろんなパターンが作れる。
ただ、これらだけだと「本人次第」と返されるので、「釣書だけで選別」とか「どんなに収入があろうとも」とかをつけて
どんな理由も最初から聞く余地無し的な印象をだしておく。ここまで書けば、実家男も「自分は別」と言い訳できなくなるし。
さらに、反論されることもあるけど、全体の流れとして「実家住まいはあり得ない」になってれば、効果は十分だと思ってる。
日本人(特に女)は「みんながそう思ってる」には弱いからね。
商売するには、女を釣ってそれに群がる男で稼ぐ。車もレジャーもみんなそうやって稼いできたわけだけど、
「実家住まいがあり得ない」が何の疑いもなく社会全体に広まっている(?)状況は、むしろ危惧さえ感じちゃうよ。
あまりに簡単に「実家はありえない」って流れになっちゃうからねー。自演なんて滅多にしなくても勝手にそうなってくれる。
俺が見つけたときには、すでに流れができあがっていたりとかw
もしかして同じような目的の同業者もたくさんいるのかもwそんなAAもあったよね。釣り糸同士が絡まってる奴。
ただ…商売的にはおいしいんだろうけど、こんなやり方で若者から吸い上げまくると若者が結婚できなくなるし、
一人暮らしに慣れた男が結婚の必要性を感じなくなるから、将来的には少子化で今よりもっとずっとやばいことになる。何十年も先の話だけど。
ただ…商売のためとなると自分もやっちゃうよねー。あんまり良くないことだって分かっていても、自分が今つぶれちゃったら仕方ないし。
なんか、釣りっぽく書いた(実際に釣りをやってるわけだし)けど、本当にいいたいのは「やばいことになる」。
このまま男も女も不動産業界も目先に囚われてずるずる行っちゃっていいのかなってこと。なんか日本はだめな方向に行ってね?
家賃は、不動産を持ってる大家とか住宅系リートとか、みんなの大嫌いな金持ちのところにいっちゃってるわけで、
若者達が「結婚のため」「自立のため」金持ちに金を差し出しているっていう状況は、ちょっと異常じゃない?
たまに生活保護を受けている人のドキュメンタリーやニュースが流れますが、
その度、生活保護者の金銭感覚に多くの人からツッコミが入ります。
いずれも、生活保護を受けずに暮らしている一般の人たちにとって、そんなの当たり前、
なんでもっと安いプラン、ADSL、安い外食を選ばないんだ!?ふざけるな!となります。
ただこうも考えることができます。
彼らは携帯に安いプランがあることや、毎月使い放題のADSLがすぐに使えることを知らない、と。
世間一般の人が、苦労して生活費を切り詰めている方法を知らない、または知っていても0できない(やらない)と。
彼らは、その知識が無いから生活保護を受けるような生活に陥っている、と言い換えることができるかもしれません。
上記のような特集が組まれたときに、必ずネット上で突っ込まれます。「バカじゃね-の?」と
ぶっちゃけバカなんです。ケータイを安く済ませる方法も、食事を安く済ませる方法も知らない(やらない)から、
お金が無い無い言って、生活保護受けているうえに文句たらたらです。
(もちろん、全員ではありませんがこのような指摘を受ける受給者がいるのも事実でしょう)
なら、どうすればいいのか?彼らにはお金の使い方を教えればいいのか?
それは難しいでしょう。ケータイは月3000円に抑えろと言っても実践は難しいでしょう。
そこで、生活保護受給者には携帯電話とインターネット環境は支給しましょう。別途の個人契約は禁止です。
メールはテキストのみ使い放題でネットは不可。通話は同業者間は無料で他社は例として最大2000円分で打ち切り。
これで、通話&通信費込みで月5000円位でしょうか。もちろん、この金額は生活保護の支給金から天引きです。
もちろん支給品のため、携帯電話端末は型落ちです。機種の選択権もありません。
それでも、世間一般から見てバカみたいな使い方で、無駄に通信&通話料でお金を浪費することはなくなります。
機種くらい選びたい?光ファイバーが使いたい?
http://anond.hatelabo.jp/20091225104203
別にどうしたいかを決めることを焦る必要はないと思うけど。
どうもありがとう。
仲を決め付けないけど,しばらく気になることがある。
年齢もお互いいい年なのだが,こんな関係を続けることは
彼の他への出会いの可能性をつぶすことにならないか?ということ。
もし彼に彼女が出来たら,
私達の今までの関係がなくなるので寂しいと思うけど,
彼の幸福は祝って上げられるような気はする。
二人で行きつけの店の忘年会へ行ってきた。
たまたま成り行きで元彼の別れ話をやってしまった。
しばらく前に向こうも元彼女の別れ話をやってたから
お互い様と言えばそうなんだが,すごく自己嫌悪してる。
問題は向こうの元彼女は私の知らない人だと思うのだが,私の場合は同業者…。
二年前に円満に別れたので(?)付き合ってたころの感情はもうないのだけど。
その後も仕事で関わりがあるんで,まったく接点がなくなったわけではない。
もちろんこの辺の話は出来ません。
みんなドン引きになってしまうので。
恋愛や結婚は、二人のコミュによって成立する。二人いなければならないし、いたとしても一方通行では成立しない。
職場によっては、まず出逢いそのものが無い。女性率5%しかも殆どどっかの主婦なんて職場はごまんとある。職場内独身率9割など、ざらだ。
誰かに紹介されたとしても、話が出来ない。(私の場合)同僚とは仕事一般の話くらいしか出来ない。まして今迄まともに話したことの無い女性相手では、話が続くわけがない。我々の日常の雑談……Fujitsuの基盤がどうだとかH8の使い勝手がどうだとか話したところで、そんな話で盛り上がれるのは同業者くらいであり、通常、まず何を話してるのかさえ理解されないのは目に見えてる。
そうなると残るは昔話や何やらで盛り上がれる人ということで、ほぼ必然的に従妹等の親類となるけれど(女友達なんていたことあるわけがないどころか、嫌悪以外の感情を同窓生の女性から聞いたことがあった憶えがない)、これは両家関係を巻き込む大問題になりかねないから、非常に危険。ちょっと縁談仄めかしただけで家ごと疎遠になってしまったし……場合によっては出奔しなければならないので、さすがにそこまで勇気のある人はほとんどいないだろう。
今にして思えば、全てが後手後手すぎたんだとは思う。一般的な服飾美的感覚も金銭感覚も時間感覚も女心も無いわけで、もはや何処から手を付けて良いかさえわからない状態で、職場は殆ど独身者なのであてにならないし、たまに茶々を入れてくる昔の友人も、いまでは進みすぎていて逆に参考にならないし。たぶん小学生の男女のやり取りからやり直す必要性があるのだと思うけど、さすがにもう手遅れっぽい気がするし。
そもそも、見えない相手のためにシャドーボクシングよろしくどうこうするのが、何か違う気がする。
「もの凄い履歴書」
http://anond.hatelabo.jp/20091023113517
上記エントリに対するブクマやトラバの反応について書かずにいられなくなったので。
この創価出身の彼を採用するかどうかはケースバイケースでいろいろな可能性が考えられるが、いずれも被雇用者としての最低限のスキル・意欲・人柄がすべてこちらの要求基準をクリアしていることを前提にふたつのパターンに絞って考えてみた。
・同等のスペックの応募者が二人いて、片方は創価出身、もう片方が同程度の偏差値で公立か非宗教系の私立出身の場合
後者を選ぶ。
・他の応募者がどうであれ、創価出身の彼がものすごく高いスキルを持ち、意欲も高く、人柄もよくて他の社員とも上手にやってくれそうな場合
このように、明らかに創価出身の彼はかなりのハンデを背負っている。
人並み以上の何がしかをクリアしないと、彼がうちの社員になることはできないということになる。(まあ、うちを志望してくれるような物好きがどれほどいるかはわからんのだが、それはそれとして…)
理由は以下の通りである。
わたしは学会員ではないし身近にもいないので、内部事情もよく知らないし、じかに彼らの価値観に触れたことはない。
知っていることといえば、宗教的理由として信仰する人々から多額のお金を預かるということと、某政党のバックグラウンドだということぐらいだ。
他に知人から「昔の同級生から勧誘されて困ったが、何度か断ったらあきらめてくれた」という話を聞いたことがあるし、またネットでの偏見に満ちた書き込みを見て「こういうふうに思ってる人もいるんだな」と思うことがある。
あるいは同業者の友人たちと話していて、こないだ担当したお客さんが実は創価の人で、みたいな話題になり、大きな声では言えないけれども「ああ、創価はねえ…」みたいに苦笑いしながら反応を返す人を見ることもある。
わたしと創価との関わりはそのぐらいだ。
わたし個人に創価を毛嫌いする理由はない。
しかし、創価に対する世間の評価がじつにさまざまである、という現実もまた知っている。
さまざま、というのは、無関心も、プラスの評価も、そしてマイナスの評価もある、ということだ。
世間には、創価に対して偏見を抱いている人、創価を嫌っている人、そこまでいかなくとも「なんとなく近寄りたくないな」ぐらいには思っている人が、それぞれ確実に相当数いる。
仮に彼が社員になって、真面目に働いていたとしよう。
しかし例えば休憩時間の社内で、客先での他愛ない雑談の場で、彼が学会員とは知らずに
「ていうか勧誘されたことありますよ。正直こわかったです…(苦笑)」
「マジで!」
というような会話が起こったとしたらどうだろう。
良識ある人間ならそんなこと無神経に話さねえよ、さすがDQNだらけの職場は違うな底辺乙、などとは言わせない。
会社の休憩室で、街中の人ごみで、喫茶店で、すなわち学会員がそれを耳にする可能性がゼロではないという場で、これと似たようなやり取りをした経験がある人は少なくないはずだ。
事前にわたしから「彼は特定の宗教(名前を出して話すかもしれんが)を信仰しているから、そのへんの話題には一応気をつけておいてね」と社員に言い含めておくこともできなくはない。
しかしそれで、腫れ物を触るかのような扱いを彼が受けることになったとしたら?
彼はそれらのような状況にすでに耐性を持っているかもしれない。
しかし、もし持っていなかったら?
また、何かのきっかけで(自分から言ってもいいし他の原因でもなんでもいいのだが)彼が学会員であることを周囲が知ったときはどうだるう。
あるいは、彼が社内や客先で万が一にも勧誘と取れることばを口にしたらどうだろう。
職場で勧誘活動をするというのは聞いた事がないし、杞憂かもしれない。
しかし、たとえば職場で新しくできた友人と休日に個人的に会っていて、互いに気心が知れた仲だとの思いもあるだろうし、ふとしたことでそういった話題に及んだりしたら?
友人がどのように感じ、どのような反応を返し、どのような対処を講じるかは、まったくわからない。
それが客先の相手だったならば、尚更のことだ。
彼が学会員であることが原因で、何かトラブルが起こるかもしれない。
うちのような零細企業の経営者にとっては、それは戦慄すべき事態だ。
だから、こういうデリケートな要素を持った人は、できることなら避けたいのが雇用者の本音なのだ。
社会に広まっている、このうっすらとした差別意識、苦手意識を知っているからこそ、雇用をためらうのだ。
上記のように、総合的にそれを乗り越えられるだけの能力を持っていると見える人なら、採用することはありえる。
しかし、労働者としてのスペックに特筆すべき点がないのであれば、まず間違いなく無難なほうの人材を選ぶ。
というようなことを元増田は言いたくて「英検3級」とか「免許」とか「フリーター」とか言ってたんだろうと思う。
まあ「英検3級はないわー」とわたしも思ったのだけれど、気持ちは何となく伝わってきたので書いてみた。
「それこそまさに差別だろ」という反応も当然あると思いますが、そう言われるのも承知の上で、あえて雇用者側から心情を吐露してみました。
ご意見を伺いたいと思っています。
お返事いただけるとうれしいです。
6年間好きでいる人に振られた。好きだ、というか、二股をかけられていた。
そういう関係になって2年くらい過ぎたあたりで二股をかけられているとわかり、たぶん私は選ばれないんだろうなあと思いつつ楽な道を選択してきて、その結果、たぶん1年しないうちに関係は終わる。
それだけでも辛いのに、彼の彼女は分野は違うんだけど同業者で、しかも新聞に名前が載っちゃうような業績をあげている。
私の分野はいくら業績をあげても新聞に名前が載ることはないけど、でも私より彼女のほうが優秀であることはわかる。
完膚無きまでの負けだ。
新しい人を好きになれば忘れるかもと思いもしたけど、どうも誰のことも好きになれない。気持ちが盛り上がらない。
もうすぐ30歳だからなのだろうか。
ゼクシィのCMを見ると、彼と彼女が華々しく結婚する様子がリアルに感じられて辛い。私には何もない。きっと結婚もできないだろう。
もうすぐ30歳なのに。
ぜんぶ自業自得だけど。
でも大した仕事もできず、子も産まない私なんか、生きてたって食いつぶすだけで何の意味もない。
私の仕事はお世辞にもうまくいってるという状態ではなく、なんかもう死んじゃえば全部楽になるんじゃないかなとずーっと思ってる。
いつかふと電車にとびこんだり、飛び降りたりしてしまいそうで自分が恐い。
たぶん手首きったり首つったり、作為的なことはできないけど、自分を支えないという不作為的な行動はやってしまいそうな気がするのだ。
かなり共感できる。
それなりにベテランな人に限って、わからない人がどれくらいわからないか
っていうのが解らない。
経験の差や接する人間の種類(ユーザー、同業者など)によって、共有する知識の
領域が違うから、ある種のベテランの人は、知識を共有する人たちの評価はすごく高い。
こちらがどれくらい解らないのかは、相互理解に勤めれば時間が解決してくれる。
>あと、「オレは一度教えたことは二度と教えない。それが教育方針」と何度も言っているので
これは、先輩の教育方針がどうかと思う。メモを取っていることが前提になるけど。
とりあえずは「ダメなやつ認定」される覚悟を持つことは大切だと思う。
実力に見合わないプライドなんて何の役にも立たないし。
新入社員なんてできないのが当たり前なんだから、解らない所があったりしたら
顔だけは申し訳なさそうな顔しておいて、心の中で舌出してるくらいが丁度いいよ。
[2009.9.12]
原油相場は70ドル台をうろちょろしている状態で、上にも下にも行かない。このボックスにとどめるというコンセンサスが出来ているのであろう。その分円高になっているので、差し引きでは動かない筈なのだが、値上がりしている。したがって、現在の値上げは、元売が高値掴みをしてその損失を消費者に押し付けようとしているか、小売店側の利幅を取る動きのどちらかとなる。
これまで、ガソリン価格が上昇するのは、5月の連休前と夏休み前であったのだが、9月の連休前にも、値上げするようになってきている。これは、自動車による行楽客が増えてきているという事で、高速道路の値下げの効果と言える。
行楽シーズンの直前に値上げをして、その後、徐々に値段が下がっていくのは、在庫を売り切る必要があるからである。ガソリンスタンド側の仕入れの数量は予約してあるので、周辺の同業者の価格と在庫を見ながら価格を調整する。春から秋にかけては灯油の売り上げが無く、ガソリンだけでスタンドの経営を回さなければならないので、可能な限りガソリンを多く売って売り上げを立てたいという経営側の事情が、このような形で値下げ競争を発生させる。シーズン直前に引き上げ、シーズン中は売れ行きを見ながら値下げをして、在庫を売り切ろうとするのである。
この競争において、元売からの仕入れ値が値下げの下限になるというのが建前であるが、実際には、仕入れ値すれすれまで値下げをしても、元売からの仕入れ数量に応じた割戻し等があるので、利益を取れる事になっていて、この利益を確保する為に、価格競争で数量をこなそうとする事になる。
ガソリンスタンドの価格での訴求力は、これまでは、看板での価格表記となっていた。通りすがりに看板を見て、一番安いところを覚えておき、帰りに寄るといった使い方が主流であった。しかし、最近では、インターネット上の価格ランキングサイトで所在地と価格を調べ、ルート上に存在する店の中で一番安い店の座標をカーナビに入れ、距離と燃費を計算して適切な給油量を概算して利用するというやり方が増えてきている。
土地鑑が無い行楽客でも、インターネット上の情報とカーナビによって、地元の人しか知らない筈の安い店を利用できるようになってきているのである。
この変化によって、結果的に、ガソリンスタンド間の価格競争は、近隣店舗との競争というミクロな手法ではなく、そのルート上に存在するガソリンスタンド全てとの価格競争という状況になってきており、運用コストが高くて値下げ競争に対応できない店舗や、プリペイドカードや会員価格といった囲い込みを行っている店舗は、数量による割戻しを満たせるだけの利用客が発生せず、結果的に、予約した数量を業転で他の店舗に横流しをして数量を達成しない限り、左前となっていくのであった。
ライバル企業のネガティブキャンペーンは止めとけっていってたのに、やるからこんな盛大に負けたんだよ。相手は積極的に支持されているわけではない。そんなことは事前の調査で分かっていたじゃないか!だからやるべきことは
で、訴えるのは自社への支持だけにしとけっていったんだ。それなのに馬鹿の一つ覚えで念仏のごとくネガティブキャンペーンやったから、特定のライバル企業が対立する存在と認識されて、そこに自社を嫌った消費者が集中して大敗したんだよ。ネガティブキャンペーンやらなければ、自社を嫌った消費者が特定のライバル企業に集中することもなかっただろうに。多分それでも勝てなかっただろうけど、ここまで負けることはなかった。
確かにあのネガティブキャンペーンをやることを含めた戦略を提案したのはうちの部署ですよ。でもあれは重役会に3、4つ戦略を出せっていうから仕方なく提案しただけ。しかも重役会でも採用されたのは他の戦略。でもその戦略にあのネガティブキャンペーンを追加されてしまった。そのせいで特定のライバルにウチを嫌う消費者が集中したうえ、元々の戦略との不整合も生じてしまった。ネガティブキャンペーンやったせいで、元の戦略で決められていたスローガンが空々しくなった。上司から聞いたときに不整合が生じると主張したんだが、上司も重役会でそう指摘したらしい。それでもネガティブキャンペーンが追加されてしまった。これは社長の決定によるところが大きかったらしい。俺は平社員だから社長にはあったことがないんだが、どうも暴露されたとおり社長はかなり差別意識があるというか尊大な人らしい。それでライバル企業をかなり見下していていたらしい。それなのに自社の調査で特定のライバル企業に大敗するという結果が出たもんで、かなり頭にきてたらしい。最近同業者の集まりでその特定のライバル企業の社長に礼をしなかったことがあるんだが、それが原因とのもっぱらの噂。あれはあまり報道されなかったからよかったものの、報道されていたら自社のイメージをさらに悪化させていただろう。自社内でさえかなり批判されてたしね。そんな尊大な社長だから、戦略の整合性を考えずに特定のライバル企業がこき下ろせるネガティブキャンペーンに飛びついたらしい。重役会でも結構批判があったらしいんだが、社長がごり押ししたらしい。社長はいわゆる「ボンボン」だから、勝つことよりもちんけなプライドを優先させたんだろうね。まったく。
負けたせいで、かなり社員をリストラすることになった。俺もその一人。社長はどうしてくれるんだか。一応今度の株主総会で新しい社長が任命されたら辞職するのがほぼ決まってるけど、あの社長は他にも会社もっているからあんまり意味はない。本当に責任感じてるなら、リストラされた社員をそっちの会社で雇うぐらいしろよ。でも俺個人はあの社長の下では働きたくないな。
しかし書いてて思ったけど、うちの部署にも責任があるな。社長のバカさ加減を考えず、ネガティブキャンペーンを含む戦略を提案してしまった。提案から排除しておけばよかった。
アニメーターが貧乏なのは、制作費の分配が不適切だからだろうか?
アニメスタジオが仕事を受ける時には、契約書を取り交わす。この契約書を作るのが、プロデューサーの主な仕事である。
契約書の金額に不満があるならば、サインをしなければ良いのであって、仕事が欲しいから低い制作費に甘んじておいて、分配が不適切と言っても通用しない。しかし、仕事はアニメの製作会社から貰わなければやっていけない。アニメスタジオの取引先が、アニメの製作会社だけに限定されていることが問題と言える。そして、この取引先が限定されるという状況が、結果的に下請けいじめという外形を発生させる。日本の製造業にはよくある話だ。
将来を目指し、アニメスタジオが制作進行を雇い入れ、プロデューサーに育てて製作会社化するという事もありえるのだが、この場合、アニメスタジオの芸風に沿った作品だけしか作れず、時代の変化に対応できなくなる。芸風が違う作品を作ろうとすると、スタッフは自社作品よりも描き易い外部から請け負った作品を優先する事になって、スケジュール管理が出来ず、自社作品のスケジュールがぼろぼろになるという事もある。
そのため、原画や動画スタジオと製作会社とが分離されたのは、やむをえない変化であった。この辺は、映画の世界においても同じであった。製作会社がスタジオを持ち、全部のスタッフを抱え、役者まで専属契約で囲い込んだ結果、ワンパターンな映画しか作れなくなり、そういった囲い込みの無いテレビの世界に、人気を全部持っていかれてしまった。売り上げが減ってお金が無いのに、賃金を切り下げられず、労働争議の挙句、映画会社は、企画・製作部門を切り離し、スタジオ部門を切り離し、映画館を統制する配給会社となっていった。
製作会社に出資をして配当を受け取るスタジオは、赤字で受注しても製作会社からの配当で黒字に出来るが、そうでないスタジオは、赤字で請け負うダンピングするスタジオがあるから、価格水準としてその価格を強制されるということもある。製作会社に利益を集約する事で、結果的に、同業者を搾取するという話になっているのである。
アニメーターの賃金が低いのは、低くする事がメリットとなる構造があるからで、その構造に乗っかって搾取する側に回るか、構造を変えるかという話になるが、どちらかというと、この構造を変えるのは難しいであろう。ただ、この構造が結果的にアニメーションの質を落としているというのであれば、アニメーション自体が客からの支持を失うという形で、構造が否定される事になる。そうなった時に、どのようにして立て直すかという話であれば、企業の出資比率ではなく、作品毎の貢献度と出資比率とを等しくして、分配を求めるという考え方にしていくしかないであろう。
トラックバックありがとう.以下に回答を順次記します.
1.「べき」の根拠
これは自分の書き方が悪かった.申し訳ない.
より慎重に自分の意図したこと述べるならば,「対価」を得たことによって「生じてしまうリスク」は「対価」を得たものに「必ず降りかかる」.
そして降りかかる「リスク」が嫌なものならば,それに対処できるのは「対価」を得た本人以外不可能である.
なぜならばそのような案件において,晒した側の人間を除く唯一の当事者だからである.
今回の場合は,「対価」を受け取り所有権の放棄に納得した以上,所有権の放棄によって生じたリスクは放棄した本人が被ることになるのは自明である.
2.上記の理論に従うならば,件のブロガーを擁護できないと言うご指摘に対する反論
同人誌の著者に「リスク」が生じたのは「売買」を介したためである.
今回のような問題が生じた際,著者は売買契約によって既に同人誌の所有権を失っており,今回の問題に対しては「著作権の侵害」の観点以外で戦いようがない.
(浅学のため,誤りがあれば指摘していただきたい)
よって公の場で売買を行った著者にとって晒される行為が大きな脅威であったとしても,売買契約を結んでいるために上述の理由でリスクの回避は難しい.
ここでリスクを与える者と被る者を図示すると
ブロガー←(炎上のリスク)←著者の同業者と考えられる第三者集団
となるが,上段のリスク関係では著者に対価である金銭が支払われており,著者は所有権を放棄した.このため著者はブロガーが個人の使用の範囲内で行った活動に何も言えない.
しかし下段のリスク関係では(アクセス数など一般に対価と認められにくいものを除き)ブロガーは対価を得ていない.
これにより,「著者とブロガーが同様にリスクを引き受けるべきである」とは言えない.
3.私刑に関して
言いたいことは「方法論としてあまりにお粗末」である.
この方法論では「悪意の侵略者」の行為を更にエスカレートさせる恐れがあり,かつ未来のリスクを回避するに至らない.ストレス解消以上の意味を持たない.
4.行動を押し付けられなければならない理由
「旅亭のような対応」等の例はあくまで「今後のリスクを避けるための方法論の提案」である.
「対価を払えば誰にでも売る」現在のシステムでは,今後のリスクを回避できないのではないだろうか?
現状においてリスクの回避はリスクを被る者以外には誰にもできない.
(企業間のリスク回避などならばより上位の公正取引委員会や政府などの組織も行いうるが)
たとえ押し付けられているように感じても,避けたいならばリスクを被る著者側が対処するしかない.
5.陵辱ゲームとの関連性
ゲームの件においては「対価を払ったユーザ」が「製品を批判」し,「製品の内容に対する規制強化への圧力」につながった.
今回の件においては「製造者の同業者(と思われる第三者集団)」が「製品の批判」を行った「対価を払ったユーザ」に対し「使用法に対する制限への圧力」を高めている.
構造は逆であると考えている.
以下、『アイドルという人生(オルタブックス4)』のリリー・フランキー氏の文章より、引用。
===================
これは91年3月号の『BOMB!』誌上において、当時二十歳を迎えたばかりの酒井法子が語ったものである。
「アイドルが恋愛しちゃいけないとは思いませんけど、ファンの夢は壊れるでしょうね。ファンの方たちはアイドルを恋人のように思ってくれて、またアイドルって『それだけ』って気もするし……。(中略)古くさいようですが、私は結婚相手が初めての人のほうが自分の中でこう……一途な気持ちになれると思うんですね。『結婚するまで女性は処女を守るべき』という考えはとくにないですけど、一生、その男性と一緒にいるのなら、そのほうが幸福なんじゃないかなって気がします」
前述したように、その頃アイドルは永遠の処女という偶像を拒否し始めた時代だった。その風潮を察してか、のりピーは誰も聞きもしないのに自らを”処女”と公言したのだ。
勇気のいる発言だ。何言ってんのこの人? 同業者はそう思うかもしれない。ライターは涙でメモが取れなかったかもしれない。
私は思った。この人は自分のことではなく、全アイドルファンのために自らを人柱にしてこう告げたかったのだと。
”アイドル・イズ・ノット・デッド・なんだピー”
さすが、子供の頃から”いつまでも子供でいたい”と背が伸びないようにカルシウムを口にしなかった本物のアイドル・のりピーである。
私はこの発言を期にアイドルを純粋培養して評価することをやめた。いや、女性全体に対してそれを求めることをやめた。
この言葉だけで生きていける。いや、それは大げさだが、私がのりピーの言葉から学んだことはこうだ。
実際にのりピーがそうなのかはわからない。事実は誰にもわからないのだ。しかし、大切なのは真実だということ。彼女がこの時、こう言いたかったという真実を信じたい。
アイドルと私たちの間に必要なのはイマジネーションから導き出される真実だ。事実じゃない。そう思えば、アイドルが何を言おうと、何をしようと、どう変わっていこうとも平気なのだ。アイドルは死なない。
自分の好きなアイドルがどんなにか落ちぶれ果てて、燃えカスの人生をただ生きたとしても、あん時にあれだけ燃えていた自分がいた真実を誇りに思って、生きてゆくべきだ。
===================
今回の「事件」にからめて自分の文章を付け加えようと思ったけど、やめた。
98年1月に書かれたこの文章に真実はあるから。そこに何かを足したら不純物を加えてしまうことになってしまう。
ただ、文中の「同業者」とは山瀬まみを、「ライター」は若い頃のリリー氏を想像して読むと、より鮮明に場面が浮かぶのではないか。
IT業界終わっている話を最近よく読むけれど、翻訳業界もヤバくない?ご同業の皆様どうですか?
いや仕事にあぶれている翻訳者の話をよく聞くんで。これまで見向きもしてこなかった
ちょっと話したことがあるくらいの知り合いのコーディネータも嘆いていた。今、どんなに仕事の質の高い翻訳者でも
仕事ありつけない状態だって。何かあったらぜひ紹介してくださいって。あんまりよく知らない人間に頼むくらいだから
よっぽど苦しいんだろうなあと思ったけど。大手の人も仕事がないとぼやいてたの聞いたし。
あと最近、捨身ですごい割引してくる同業者がいて、その価格で受けて一体どうするんだよ、と思うんだけど、
訳者さん遊ばせておくよりはましってことかなあ。
逆に翻訳を頼みたい側にとっては今はいい時期かも。底値で受けてもらえるかもよ。
いやこんなこと、業界の首絞めるだけだから黙ってろって?
それはそれで評価できるからなんなの?
>俺高校の時インターハイでベスト16に入りましたけど?みたいな
いつ過去の栄光にすがる様な事を評価したの?
>結果正しく伝えているかでしょ?
いつメディア出ること自体が凄い言うたの?
>脳科学やってる同業者からきちんと評価される人がメディアに出るべき
>だから元の増田はもちおは同業から見てどうなのか知りたいと書いてるんでしょ?
>タレント性は、あくまでも付加価値であって、本業が糞なら出ないほうが良いじゃん
一行目はわかるとして、彼らは本業糞なの?
梅田はパシフィカがあるし、茂木は一応学術機関で論文出してるけど「VCはじめたり論文学会に出すだけなら誰でもできる」ってか?