はてなキーワード: ボーカロイドとは
なんか、こちらの意図が通じてない気がするので確認する。
雌馬と人間の女性は違うので、雌馬に「調教」という言葉を使ったからって人間の女性にも使いたいと思っていることにはならない。
ゆえに、人間の女性に使いたいから雌馬に「調教」という言葉を使っているという指摘は誤りである。
それと同様、ボーカロイドと人間の女性は違うので、ボーカロイドに「調教」という言葉を使っても人間の女性にも使いたいと思っていることにはならない。
ゆえに、人間の女性に使いたいからボーカロイドに「調教」という言葉を使っているという指摘は誤りである。
ここまではいいか?
その解釈では、引用部分一行目が理解できないよ。
元の増田は「人間の女性相手だったらそれが例え二次元エロゲキャラであっても」と言っているのだから、「『調教』という言葉を使いたい相手」は二次元キャラではなく、やはり人間の女性と解釈すべきだと思うけど。
ところで、俺が何を言いたいのか分からない増田がいるようだけど、俺の主張はごく単純だよ。
「『初音ミク』というボーカロイドに『調教』という言葉を使っていても、人間の女性に『調教』という言葉を使いたいと思っていることにはならない」
http://anond.hatelabo.jp/20080502131643
女性に対して本当は使いたいけど、人間の女性相手だったらそれが例え二次元エロゲキャラだろうと
この文章に対応して書いたものであることは分かってる?
「女性に対しては使えない調教という言葉を『機械だから』と言い訳して使っているが、実際は(二次元キャラとしての)女性だと思っている」というのだから、「(二次元キャラとしての)女性」というのは「人間の女性」を表していると考えていいだろう。
で、この増田が使っている「(二次元キャラとしての)女性」という言葉を、俺は「二次元女性キャラ」と表現してるわけだ。
そういうことなので、俺がいう「二次元女性キャラ」は「人間の女性」とイコールなんだ。
はじめに引用した元の文章を読んだ上で俺のレスを見れば、このことを理解するのにさほどの読解力は必要ないと思う。
ある文章からひとつの言葉だけを切り取るのではなく、それこそどういう文脈でその言葉を使っているかを考えて読むようにすれば、相手が何を言っているのか理解しやすくなると思うよ(まあ、増田はすべて分かった上で揚げ足取りゲームをしているような気もするけど)。
http://anond.hatelabo.jp/20080502131529
真意も何も、そのままだよ。
(人間の)女性とは思っていない。女性型ボーカロイドだと思っている。
http://anond.hatelabo.jp/20080502132308
確かに「こき下ろす」はオーバーだったかもしれん。
とはいえ、「機械だと言い訳して(実際は女性と思っている)『初音ミク』に調教という言葉を使っている」という増田の決め付けには、やはり男に対する嫌悪感が含まれていると思う。
http://anond.hatelabo.jp/20080323175904
半年前に「人月計算とExcelとスーツの世界より」を書いた増田だけど、この増田が他人に思えなかったので、半年ぶりに自分の話をしたいと思う。
半年前のエントリの内容、読んでない・読むのたるいって人のために簡単にまとめておく。
俺はCOBOLっていう昔々の言語を使って巨大な金融システムのお守りをしていた。それは誇らしい仕事(「これ読んで「転職考えろ」とか言ってるやつってアホだろ」的な意味で。これももっともな話だよね)ではあるんだろうけど、俺はやっぱりキャッチーな新技術がやりたくてたまらない。
そんなふうに増田に愚痴ったところ、なんか400以上のブクマがついた。以上がこれまでのあらすじ。
話の続きを始める。
あれほどのブクマを集めたことなど初めてだった。戸惑いながらも、日々増えていく皆のコメントを噛み締めた。
転職を勧めるコメントもついていた。うん、転職したいねいつかは。
でも、と半年前の俺は思った。そう簡単に転職できるものなのか? なにしろまだ会社に入って1年半。勿論今の会社にいても転職後に活かせるスキルがつくわけではないが、その前に個人で勉強できることもあるだろう。それからでも……っつーかそもそもスキル皆無なのに転職とか無理だろ。
だから、出来心だった。
エントリを書いてからいくらか経った頃、ホッテントリにもよく上がってくる某ブログに、プログラマ求人のお知らせが出た。
そこからはクリックひとつだ。あのエントリを短く要約してそこの会社に送りつけてみた。たいした作業ではない。転職への一歩を踏み出したという気持ちはあまりなかった。
でも当然ながら、先方からは連絡がきた。言われるまま、翌週の金曜日に会社を定時で上がってから面接に行った。いきなり社長が出てきて驚いた。
面接が始まった。キョドりながら、あのエントリの内容をまた繰り返した。
「うん。熱意は分かったけど……COBOLかー」
「そうかー、ちょっと評価しづらいなー。PHPって分かる?」
「えっと……Webのビューとかに使うスクリプト言語でしたっけ?」
「他にも色々できるんだけどね。それ使って、ちょっと今から言うようなの作ってみてよ」
帰りがけに書店でPHPの入門書を買って、言われたプログラムを週末使って作ってみた。
formに書いた内容を日付やUserAgentとともにファイルに書き込んで表示するとか、その程度の簡単なものだ。PHPでファイルの読み書きができるとすら知らなかった俺でも、土曜だけで作れた。
日曜が余ったので仕様を拡張してSNSのメッセージ機能もどきに仕立て上げたりはしたけど、この程度のアピールはちょっとでも熱意のある奴なら誰でもやるだろう。
どちらにせよ大したものじゃない。
翌週、採用の通知が届いた。
俺の転職活動は2週間で終わった。
面接のとき社長が言っていた。技術的な向上心をもって受けてくる人は珍しいらしい。
意外だった。だってホッテントリでもよく見かける会社だぞ。そんな会社がわざわざ、ブログで求人までしているんだぞ。
ブログで就職とかTwitterで就職とか、いつも華々しく話題になるあれは何だというのだ。
社長の言葉がリップサービスでなかったのは、正真正銘素人にも劣るレベルの俺が、この少数精鋭で構成される会社に、おそらく志望動機だけで、あっさりと採用されてしまったことから分かる。言っておくが大量採用ではない。求人経由での採用は俺一人だった。
現実はこんなものなのだ。
そんなこんなで、あまりに展開が早すぎて事後報告になってしまったが、転職を決めたことを会社に話した。
そんな中で、印象に残ったやりとりについて書いておきたい。
まず、他部署の人。
「勿体無い! 本当に勿体無い!」と彼は俺に詰め寄った。
「前、会社のイントラに君の作ったツールをアップしてただろ? その時からずっと、こいつと一緒に仕事できたらって思ってたのに」
技術より業務知識、巨大な金融システムを今までどおり動かし続けることを最大の目的とするこの会社では、ITを活用してプロセスを効率化しようという意欲を持つ人は多くない。
彼はそんな中で、VBやJavaの知識を蓄えて、プロセスをもっと良くしていきたいと願う人だった。だけど、
「いくら俺が呼びかけても、誰も興味を持たない。ツールを作っても使われなくて無駄に終わることもある。本当は俺も転職を選べるんなら選びたい。でも、俺の道はこれしかない」
彼は妻子持ちだった。生活のために、今の仕事を辞めるわけにはいかないのだ。
一方俺は、家庭を背負っていない今だからこそ好きな道を選べた。その俺が羨ましいと、彼は言った。
こういう環境に留まらざるをえない人がいることを、それでも戦っている人がいることを、俺は心に留めておきたい。
それから、とある同期。
彼は同期仲間の中でも飛びぬけて優秀な奴だった。
何をやらせてもまず成功する、万能型の秀才だ。元増田にイメージが被る。
技術力があり、コミュニケーション力もあり、ついでに顔もよかった。そして、この会社では珍しく、技術志向を持つ奴だった。
研修時代にも技術をやりたいと度々公言していた彼だが、こういう優秀な奴を会社が放っておくわけがない。配属先では協力会社への指示や客先とのやりとりに追われる日々が待っていた。
そんな中で彼は思っていた。この会社にいる限り、技術的なことをやることはできない。いつか転職したいと、彼も望んでいたらしい。だから、
「転職するって聞いたとき、やられたって思った」
やられた? 何故か。それは彼の迷いのせいだ。
「最初は別の仕事がやりたいと思ってたよ。でも仕事が分かってくると、これが面白く感じてくるんだ。俺がこのシステムを把握してるんだ、俺がシステムを回してるんだっていうのは充実してて、このままでもいいかなって思えてくるんだ」
万能だからこその迷い。
IT業界(SIer)の未来や、汎用的でないスキルばかり身に着けることの問題も彼はよくわかっている。でも、今の会社はビジネス的にも安定していて、当面は抜け出す意味がないというのも事実なのだ。
俺の場合、プログラミングのセンスはあっても運用やPMなんてとてもできない。偏っているから転職を決断することができた。でも彼には、金融システムのSEという仕事が適職すぎた。
半年後の今も、彼とはしばしば話をしている。
彼の答えは、まだ出ていない。
最後に、上司。
彼女は、完璧な検証や客先での要求詰めで皆の尊敬を集めるキャリアウーマンだ。
その上司が、俺が最後に出社する日、目に涙を溜めていた。
「ごめんね、雑用みたいな細かい仕事ばかり渡しちゃってたし、忙しくてあまり見てあげられてなかった。そのせいでこんなことになって。後悔してる。本当にごめんなさい」
違うんだ。そういうことじゃないんだ。あなたのせいじゃない。
俺はただ、仕事のスキルをそのまま使って、Twitterの@発言を抽出してクラスタを可視化してニヤニヤしたり、ニコニコに上がった新着ボーカロイド曲を自動処理でiPodに入れてみっくみくになりたいから転職するだけなんだ。
そんな趣旨のことを言葉を選んで伝えたけど、たぶん彼女には伝わらなかっただろうと思う。
俺や、はてなで色々言っているような技術系の奴らは、世の中では特殊な人間で、普通の人にはなかなか理解できない。
壁は厚い。そう思った。
そんな諸々の出来事を経て、俺は今、憧れのWebプログラミングの職場にいる。
Linuxのlsコマンドすら分からなかった俺には、毎日が学ぶことだらけだ。毎日終電だし、まだ休日出社はないけど、もうちょっと俺がまともに仕事できるようになったらそういう状況は確実に待っている。
だけど、すごく楽しい。仕事のために得る知識がすべて、自分の生活と地続きになっている。人生のベクトルと仕事のベクトルが噛み合ってるから、俺は成長している実感を持ててる。
だから、きっと俺はこの先ずっとこの会社で頑張れると思う。
ところで、
について一言。
Web系やりたいって半年前から言ってて、そして実際やってみたら超楽しんでる、そんな俺でもこれは同じですよ。
やっぱりはてブの[あとで読む]は日々溜まっていくし、これ全然業務とかかわりなさそうだって技術だとイマイチ乗れない。
転職決まってからの半年も同じだった。半年前、「転職するなら自分でスキルつけてから」って思って転職活動先延ばしにしていたら、たぶんいまだにApacheって何?って状態だっただろう。
だってプログラミングの他にもやりたい趣味はあるし。別の仕事やりながら勉強するには、この世界は広すぎるし孤独すぎるし何から手をつけていいのかわからない。
確かに、はてな見てて熱浮かされるだけってことは、人生かけて技術を追いかけるクレイジーなギークでないことの証左ではある。
でも、そこから情熱が継続しないからっていって、仕事として楽しめる程度に技術を追いかけていけるギークではないことは意味していない。わかりにくいな。つまり、はてな見てて熱浮かされる程度にはギークであるとは言える。だって楽しくないなら見ないじゃんそんな記事。
だから、そこをもってプログラマとしてやってけるかどうかの疑問を抱く必要はないと思った。
そういう意図で書いてるわけじゃないならいいけど。ていうか一言じゃないなこれ。
やたら長くなったけど、俺の転職の話は、大体そんな感じ。
あと、転職を通じて実感したのは、楽しい仕事をするのが一番楽しいよねってこと。
頭悪いこと言ってる気がするけど、これが俺の結論です。
先日、ニワンゴ取締役の西村博之氏が将来的にはニコニコ動画から著作権違反コンテンツは完全になくしたいと発表し、また、テレビ局に著作権違反動画を全部削除することを宣言したらしい
また、ひろゆき氏によれば著作権違反動画を全て削除してもニコニコ動画はたいして変わらないということなので、ここで著作権違反動画を削除した場合に消える動画・残る動画をまとめておきたいと思う。
ただし、以下のような条件があるという前提で書いているものとする。
言わなくても分かると思うが残る。
有名どころでは、新・豪血寺一族 -煩悩解放 - レッツゴー!陰陽師、
Candy☆Boyなど。
また、4月からはアニメチャンネルというアニメ専門の公式動画が配信される。
オリジナル、著作権が消滅している作品もしくはJASRAC曲ならば消されることはない。
ただし、かなりこった編曲は著作人格権で消される可能性がある。
よく分からないのが、メドレー形式の曲。
MySoundでは禁止みたいなのだが・・・(http://mysound.jp/help/detail/3162/)。
どちらにしろ、組曲『ニコニコ動画』や思い出は億千万はJASRAC管理外の曲が含まれているので削除される。
上と同じでオリジナル、著作権が消滅している作品もしくはJASRAC曲ならば消されることはない。
ただし、JASRAC管理曲でも替え歌は著作者人格権に値するので削除される。
また、CDやテレビ、カラオケなどの音源を使用している場合も削除される。
追記:もちろん、映像がアニメやゲームなど、著作権侵害の映像を用いていたら削除される。
歌ってみたや演奏してみたに同じ。
また、キャラクターの映像の利用もクリプトン社から認められているので特に問題はないと思われる。
ちなみに、以下にミクを使うさいの注意がまとめられている
http://chikura.fprog.com/index.php?UID=1192519943
ただし、利用規約と著作権は直接的には関係ないのでボーカロイドの利用規約に違反しているからといってニコニコ動画の運営が削除するということはない・・・はず。
オリジナル、またはボーカロイドのように著作者(漫画家など)から描画の許可がでている絵のみ残る。
よく分からないが、JASRACが漫画の著作権を守るとかいう話を去年聞いたが、
もしそうなると、漫画キャラクターの絵を描いた動画は残る可能性がある。
ねこ鍋などの動物動画は著作権侵害のBGMを使ってないかぎり残る。
他に、料理動画なども残る(ただし、有名なニコニコキッチンは著作権違反のBGMや音声を使用していることが多いため、消される)。
今のところ、著作権違反な動画が多いが、ニコニコ専用ラジオも残る。
また、d:id:rahorahoなどの日記タグの動画も残るものが多い。
ハイポーション作ってみた。も残る。
今のところ、アンケート動画は音源が著作権違反なものが多いが、音源が著作権違反でなければ残る。
また、最初の条件にも書いたようにニコニコ住民が権利を持っている作品は削除しないというようにすれば、週刊ニコランやボカランなども残る(というより、存続可能)
テレビ、映画、ラジオやCDなどの映像や音源を利用したものは言わなくても分かると思うが、消える。
エアーマンが倒せないはオリジナル曲ではあるが、映像がカプコンに権利がある映像なので消える(ただし、音源じたいは大丈夫なはず)。
次に、個人的な予想を書いてみようと思う。
結論から言うと、ひろゆき氏もいっていたように著作権違反コンテンツ動画をなくしたとしてもそんなに変わらないと思う(ソース→http://www.4gamer.net/games/015/G001538/20080301003/)。
今までも、ねこ鍋やハイポーション、ミクとか著作権に違反していない動画が人気になったぐらいだし
後は、オリジナルキャラがほしいところ(弱音ハクとかの派生キャラじゃなくて)。
くちばしPさんの森之宮先生、alohaさんのところのルルとかはいるけど、まだまだオリジナルキャラは汎用していない印象広まっていない印象(もしかして、汎用の使い方間違えた?)。
まだVIPでうまれたロリ校長のほうが汎用しているような気がする(テレビにもとりあげられたぐらいだし)。
他に名前はないが、ゆのみPさんのコンビニPV、てつくずおきばさんのSylpheedなど。
ところで、32人のキャラから合成して生まれた平凡たんにはKAZEさんの著作権はあるのだろうか?
それとも、著作人格権で違法なのかな?
まあ、こういうこと書いてますが、個人的にはできるだけ著作権違反コンテンツ動画の削除はやめてくれというのが正直なところ。
ほんと、アニメすらもニコニコ動画で見てるやつが何言ってんだという感じですが・・・。
ピカチュウでウッーウッーウマウマ(゜∀゜)とかヤヴァい、かわいすぎて萌え死にしそう。
最後に、こんなこと書きましたが実はいうと著作権を完全に理解できているわけではないので、間違い等あると思います。
そういう場合は、ご指摘ください。
意見もご自由にどうぞ。
思いっきり「ニコ厨」で思いっきり「ボーカロイド厨」な自分から言わせてもらえれば、一言「余計なお世話」
あと書いていることがほとんど的外れです。確かにあの騒動は大変な事件だったけど、だからといってナチスとか
右翼とか無理やりそっち方面につなげないでください。
(むしろあの騒動があったおかげで、この先も起こるであろう権利関係問題を考えるいい機会になったと思います。)
ネットで起こっている「初音ミク現象」(って言っちゃっていいのかな?)はそんな「浅い」物ではありません。
「初音ミク」を通じて「創作する側」「視聴する側」双方ともネット上でいまだかつて無かったような、いろいろな
化学反応が「今でも」起こっている真っ最中だと思います。一度でも「創作する側」に回ったことがあれば、今の「初音ミク」を
取り巻く環境が創作する側にとって「理想的な方向」へ向かいつつあることがわかってもらえると思うのですが・・・
どこでもそうだけど、たいてい大きな祭りの後で少しでも落ち着いちゃうと、すぐに「しぼんだ」だの
「もう終わりだ」だのネガティブな事を言い出す人が多くて、渦中で楽しんでいる身にしてみればなんだかなーといった感じです。
ニコニコ内で「ボーカロイド」としてひとくくりにしたら、むしろブームが落ち着いていまやひとつの大きな「ジャンル」になって
いますよ。
※ちなみに1月の「月間ニコニコランキング」ではボーカロイドたちが歌ったオリジナル曲が一位でした。
で、ニコニコのランキングにかつてのように初音ミクを含む「ボーカロイド」たちのオリジナル曲が大量にランクイン
しなくなったのは、
・爆発的なブームが落ち着いて定着した。
・ほかの祭でニコニコが盛り上がっている
・アップされる曲がむしろ多くなって、それに伴いリスナーとファンが分散傾向にある
・ニコニコで曲を発表すると同時により高音質なmp3ファイルを他の場所(たとえばボーカロイド専門SNS「PIAPRO」など)に
あげる人が多くなり、ダウンロードした音楽ファイルや、アップされた動画自体をダウンロードしたもので聞く人が多くなった。
そのため、アップされている動画を繰り返し見ることが少なくなり、再生回数ANDマイリスト登録数が少なくなる傾向にある(=ランキングに入りづらくなる)ため
他にもいろいろ原因はあると思いますが、ランキングに入ろうが入らないだろうがニコニコでは今もボーカロイドたちが歌うすばら
しい曲がたくさん生まれています。再生数が2000以下の曲でも作曲者の方の愛情がたっぷり入った良質な曲が数え切れないくらいあります。
「ボーカロイド」達の歌声で感動したり笑ったり泣いたり喜んだりしてくれるリスナーがいる限り、ブームに関係なくニコニコから「ボーカロ
イド」達の歌声は消えることはないはずです。自分はそう信じてます。
新曲ランキング1位はおろか、10位もままならない状況になってしまった。
理由は色々あろう。
・視聴者が飽きたのでランキングに上がらない
・作り手がボーカロイドに飽きた
・作曲の敷居が高くなり、作り手が減った
どれもそれなりに大きい理由のように思うが、今でも新曲は存在する。だが以前のように「これは凄い」と即座に思える曲がほとんどない。要因として、腕の立つp(プロデューサー)のモチベーションが軒並み下がっているようにも思える。
一通り持ち歌も作りきったのでネタ切れ、という理由があるかもしれないが、一連のドワンゴ・JASRAC騒動で萎縮してしまったのではないだろうか。彼らのモチベーションは間違いなく聞いてもらって喜んでもらうこと。自分の時間を削ってまで頑張っていたはずだ。なのに、なにげにやったJASRAC登録でそこまで叩くか、というほど叩きまくられてしまった。
喜んでもらうことがモチベーションの源泉なのに、思いもかけぬところから嫌われ叩かれる可能性を目にした。叩かれたpはもちろんだが、叩かれず横目でみていたp達もどう思ったのだろう。どうも思わなかったかもしれないが、心の奥底から沸きあがる熱いモチベーションを冷やすには十分の騒動だった。
おそらく叩いていたのは一部の人間だと思う。しかし一部の声が集まりやすいネットでは、叩く人間が100人中10人もいれば萎縮させるには十分すぎるほどの声となる。
「どうせ金儲けだろ!」
「金に目がくらみやがって」
そういって彼らは叩きまくった。
彼らが忌み嫌うJASRACや既得権益を打破する力に、いずれ成り得たかもしれない新参勢力を潰したともいえる。
日本にはこういった人間が必ず一定数いる。他の国にもいるだろうが、割合が多いのかもしれない。目に見えないところで稼いでる巨大勢力には全く気付かず、目に見えるところの小さな成功者を叩く。「出る杭は叩く」は何も政治や芸能界だけの話ではない。我々若い世代にもあてはまることだとネットを見ていてつくづく思う。
調和を乱すような人間(組織でもいいが)、自分たちより稼ぎが良くなりそうな人間は妬み、叩く。
社会規律を守る、現行システムを維持したい人間からすれば極めて便利な集団だろう。
今の社会政治も同じ構図だ。格差是正の大合唱のもとに、国際競争力のない土建や農業に自助努力を求めず、保護と助成を与える。その助成は回り回ってグローバルで競争力のある工業界の足を引っ張ることになる(EPAの締結遅れなどその最たるものだ)。
正直、老齢化の進む日本人だけでこの国が目に見えて良くなるとは思えない。
移民こそが力のアメリカはもとより、東欧を併合し移民で勢いを付けるEUなどとも勝負になるはずもなく、このままずるずると政治を遠巻きにバカにしつづけてジリ貧になっていくのかもしれない。
将来、日本人は異質の塊のような移民を受け入れられるのだろうか。
答えは極めて難しいと言わざるを得ないのではないか。
移民を受入始めた途端、いまの叩きまくっているニート集団が「仕事が奪われた!金儲け企業を潰せ!」とドイツで騒ぎ立てる右翼連中のようになるのが目に見えるようだ。また頭のいい人間にのせられ、組織化され利用されるのがオチかもしれない。
これはなんという和製ナチスもどきか。
話がミクから右翼まで多岐にわたったが、以上。
DTMやってると、自分の曲にボーカル入れたいなあと思ってもなかなか叶わない事が多いのね。
自分で歌ったら台無しだし、ネット上で歌手やってる人に依頼するには自分の曲にそれなりのクオリティと、あと報酬が無いと申し訳が無い。
その辺を色々考えると、「ボーカル入れたいなあ」のまま、入らないで終わってしまう曲を作ってる人って物凄い多かった。
ボーカロイドって、そこの欲求にヒットしたんだと思うよ。
(もちろん、キャラ的な魅力やネタ的な新鮮さ、「今コレで曲作ってニコニコ(やピアプロ)に出したら自分の曲も色んな人に聴いてもらえる」というオイシさもあるが)
ボーカロイドならこっちも歌手の顔色を伺わずに曲が作れて、それをどんどん歌ってくれるし、リテイクもいくらでも応じてくれる(←これはデカい)。
全然関係ないけど、個人的にはボーカロイドに歌わせる歌詞はそろそろ普通の詞の方が面白いんでないかいと思ったりする今日この頃。
そろそろ「私はボーカロイド、あなたのために頑張って歌うわー♪」的な「私はボーカロイド」目線の曲はやり尽くされてる感がするんだけどね。だから何って話ですが。
裁判リテラシー講座を書いてる者ですが、ちょっと気になるニュースが飛び込んできたので言及。
http://blog.piapro.jp/2008/01/post-15.html
これによると、ニコニコ動画に、初音ミクに猥歌を歌わせていたものをうpしていたら、初音ミクの制作者サイドが削除を申し入れた、ということらしいです。
しかもうp主はデッドボールP氏。個人的にお気に入りな同人音楽家さんの別名義じゃないですか(あんまり知られてないみたいですが)。
あれこれ言説が飛び交っていますが、「ニコニコ、ひいてはCGMの萌芽をつむことになる」といった論調のものが多いように思われます。
ですが、あまり法律論からのアプローチがなかったので検討してみたいと思います。
Fランクの法学部生が試験期間中に現実逃避しながらろくに推敲せず書いてる駄文なので、おかしい点があったらどしどし指摘してください><
さらば明日の民事訴訟法。
クリプトン社は、「VOCALOIDライブラリ使用許諾契約書」で禁止されている
「公序良俗に反する歌詞を含む合成音声」の「公開」をしていたので、これを削除したと主張しています。
そもそも、この「VOCALOIDライブラリ使用許諾契約」(以下、本件契約という)ってどうなんでしょうか。
これってみなさんもご存じの表現の自由を犯していませんか?
憲法の保障する「表現の自由」を前提とすれば、公序良俗に反しようがなんだろうが、
何を作ってどう公開しようと自由なはずです。
ここで問題となるのが、憲法は国による国民に対する人権侵害を予防するためのものなので、
クリプトン社と一般人のような、私人の間で憲法に由来する原理を根拠にどうこうできるかということです。
これについては、誰がしても人権侵害は人権侵害だし、大会社なら国に比肩すべき権力を有しますから、認めるべきです。
しかしながら、なんでもかんでも憲法が出てくるのでは、規則にがんじがらめになり、私人は自由な経済活動が出来なくなります。
このような考えを私的自治といいますが、これにも配慮する必要があります。
したがって、ある法律行為、ここでは本件契約ですが、が憲法に違反するかどうかを論ずるには、
憲法の精神を、法律行為を律する法律に読み込むという解釈がされるべきです。
これを間接適用説といい、最高裁の取るところとなっています。
難しい話になってしまったので、簡単な例をあげましょう。
S役の人とM役の人との間で、「MはSに隷属します」という契約が結ばれたとする。
この場合、憲法では奴隷的拘束は禁じられている(18条)ので、このような酷い契約には憲法を適用すべきだ。
うるせーよ、俺たちの合意づくのSM関係に、他人や憲法が口を出すな(私的自治)。
どちらも一理あるので、両者のバランスを取って、法律に憲法の精神を読み込もうというわけです。
本件では、この契約が有効かどうかは、契約の有効性を律する民法90条の解釈に委ねられることになります。
つまり民法90条のいう「公序良俗に反する」かどうかを判断するのに、憲法の精神を読み込めばいいわけです。
では、本件契約が憲法に違反して民法90条の「公序良俗に反する」かどうかについて簡単に考えてみましょう。
確かに、表現の自由は、表現を通じて人格を成長させる点、それから、憲法自体を支える民主制の根底をなすという点からすると、
非常に価値の高いものです。
しかし、外部行為を伴うものなので他者の人権との衝突は避けられず、「公共の福祉」に、厳格に判断されますが、服することになります。
(たとえばわいせつ文書)。
また本件では、私人対国家ではなく、私人同士ですので私的自治が働き、その保障もいくぶん弱体化すると考えます。
たとえば、一般的に表現を禁止するという文言では、弱体化するとはいえ、憲法違反の問題になると思います。
しかしここではクリプトン社の製品を買うのに、その製品をエロなどに悪用しないで、というものだというのです。
これは、ボーカロイドのブランドイメージの低下を防止するため、
また、表現の持つ影響力の大きさから社会への悪影響を防止するためという目的です。
特に、ボーカロイドは新しい技術であり、キャラなのかツールなのかわかりにくく、議論も詰まっていません。
そんな中でエロ禁止という手段を講ずるのは、企業の取る戦略として十分に合理性があると思われます。
ボーカロイドの技術を持っているのがクリプトン社だけという点も見過ごせません。
そうだとすれば、本件契約は90条の「公序良俗に反する」とはとうてい言えないと思われます。
以上より、本件契約は有効であるといえます。
よって、当事者は合意して本件契約を結んでいる以上、クリプトン社の措置には道義的な問題はさておき、なんらの法的問題点は存しません。
また、どこかに話題に上っていた、
一方で公序良俗違反の表現を禁止し、他方で訴訟などの責任は負わないという免責規定については、
法律上、ふつうに私的自治の範囲内なので特に問題ありません。
これが賃貸借とか瑕疵担保責任とかだと、圧倒的に有利になってしまうので問題になるんですが、
この場合、訴訟になったら歌を作った奴こそが悪いですから、問題になりようがありません。
常識的に考えて、エロ歌作っておいて「こんなボーカロイドがあるから悪いんだ」なんていう弁解は通りませんよね。
この免責規定はそれを明文化したまででしょう。
こう見てくると、この問題で見捨てられている視点が、クリプトン社の利益という視点です。
クリプトン社は、今までも初音ミクに関係して何度か制限を掛けてきました。そういった意味では制限する側です。
表現を制限する奴は悪い奴と思うのは当然かも知れません。
ですが、新たな表現の手段を生み出すクリプトン社もある意味で、表現者といえるのではないでしょうか。
そうするとクリプトン社の立場も、表現する人同様に尊重されるべきではないでしょうか。
そうでないと、先進的な技術を持つ他の会社を萎縮させかねませんしね。
本人のコメントやサイトを見るとひたすら平謝りしているようだし、
そもそも他人がとやかく言うことではないかも知れませんね。
彼は同人活動をやっているので、公式サイドからの圧力には慣れっこだと思います。
なのでこれくらいのことでは彼はへこたれないと思います。今後ともがんばって欲しいです。
鏡音リンもグーグルとヤフーのイメージ検索ではほとんど表示されない。
しかしMSNだときちんと表示される(MSNの結果)。鏡音リンもグーグル八分にされているのだ!「初音ミクのときと同じだ。やっぱ技術的な理由なんだ。」なんて考えちゃいけません!理由はないけど!電通の圧力(笑)に違いない!根拠はないけど!「技術的な理由だ」なんて考えるのは電通の思う壺。すべてのボーカロイドファンは断固としてこの電通の陰謀に屈してはならないのです!これからはMSNを利用し、同時にグーグルとヤフーに抗議することでこの陰謀に立ち向かっていかなければならないのです!
まぁ、普通に考えればやっぱり技術的な理由だけど、ボーカロイドオタさんは今回もがんばって空回りしてほしいのです。
しかしまじめな話、MSNのイメージ検索で鏡音リンのエロ画像が一つ目にでるのはどうなんだろう。今検索すると
http://shop.melonbooks.co.jp/img/212001011182.gif
(18禁につき注意)
が出てくる。大本も
今年一年、増田を賑わせた流行語は一体なんだったのでしょうか。
寄せられた意見を踏まえ、まったくの個人的意見で決定したいと思います。
はてな村の出来事なんかが割とあがっていましたが、あくまで「増田での出来事」といえるか、を判断しました。
増田にはてな村の出来事を持ち込むなという意見もありますしね。まあ要望あればまとめますが。
夏頃に一世を風靡した日刊増田さん風に、関連するエントリについても振り返ってみましょう。
本家の「新語・流行語大賞」にあわせて発表します。
言わずと知れた、「はてな匿名ダイアリー」の略語。ここに居着く人や、元記事書いた人のことも指します。
元増田か増田か論争なんてのもありました。
初出は2006年11月11日ということで、実はぎりぎり今年の流行語ではないみたいです。
まあ今、増田が熱いらしいですし、秋川も二年連続で紅白出ますし、気にしない気にしない。
以上の通り、大賞にふさわしいと考えました。
ネット全体で大流行したスイーツ(笑)。2ch関係の未来検索ブラジルによるとネット流行語大賞の銀賞に取り上げられてます。
んで、そのスイーツ(笑)に対抗して、増田に爆誕したのがライフハック(笑)。
ライフハック大好きなはてな界隈の人々の心を捕らえたのか、ブクマ256、TBは47という大反響。
余所でも「CLANNADは人生(笑)」とかの亜流が考案されてるけれども、その中でもかなりのヒットかと。
なにかと2chと比較される増田ですから、2chでスイーツ(笑)なら増田ではライフハック(笑)と考えていいでしょう。
スイーツ(笑)が出てきたついでに、「ケータイ小説」についてもご紹介。
2chのコピペのせいでスイーツ(笑)とセットで扱われることが多くなったケータイ小説。
ドラッグとレイプとホストが出てくればなんとか形になるとあって、ケータイ小説と紙一重なラノベ読者もこぞって叩いていました。
小説なのかどうかについては実際に読んだ人の意見も。
なかにはあまりの叩きっぷりに揺り戻しっぽい議論もありましたね。
以下、ベストテン。
982というのは増田関係では今年一番のブクマ数ではないでしょうか。
ポジティブで、何でも吸収するのが楽しいという、東大生になった秀才。
その読み方についてもあちこちで議論がありました。
物議を醸した人気エントリといえば、他にも「お嬢さんが亡くなったそうで」や先週、はてなーが面接にきたや、エレベーターには裏技があるらしいなんてのもありました。
初出はこちら。
説明不要。増田に時たま現れる増田ねこ。殺伐とした増田の癒し系。
こういう、多人数(?)があれこれ書くシリーズには、ドラえもん のび太のや勝手にホトトギスなんてのがありました。
今年の増田は、非モテとセックスの話ばっかりしていたようにも思えます。
非モテってのは説明するまでもないですね。毎日のように喧々囂々の議論が巻き起こりました。
今年の一番は彼氏が非モテで困っています ですかね。彼氏がティモテで困っているという人も発生。
来年以降も非モテのネガティブ垂れ流しを生暖かく観察することが出来そうです。
(萌え+オタ文化ネタ)×サザエさんな、いわゆる萌え4コママンガ、今年アニメ化。
聖地巡礼で一騒動あったり。
それについて行けない人やアンチも大量に発生して、アンチに対する考察なんかもにぎわっていました。
はてなではてなスターというサービスが開始されたのも今年。らき☆すたをもじって「はて☆すた」と呼ばれることもありました。
はてなスター大喜利(β)なんてのが催されたりして、賛否両論でした。
萌えパッケージされたボーカロイドが今年発売され、リアルネットを問わずあちこちで話題に。
TBSオタ差別報道やGoogle八分疑惑なんてのもありましたね。
双子の妹弟が出来るみたいですが、個人的にはお姉さんのことも忘れてあげないで欲しいなと思いました。
主人公の誠が複数の女性と次々と交際していくアニメ、『School Days』。
あまりに衝撃的な結末に、放送中止騒動なんかで議論が紛糾していました。
でも結局、仮放送でも本放送でもかっこいい船が出てきたっていう。
初音ミク差別報道騒動の際には、俺の嫁という発言がクローズアップされました。
評判のよくなってきたニコニコ動画を中心に今年大流行。
俺の嫁という表現が嫌いな人もいれば、好きな人や大好きという人もいました。
俺の嫁と○○かわいいよ○○との関連性を指摘する人も。
一言で言えば、「インディーズ時代から応援してるバンドがメジャーに出た時に、トーシロどもに感じる感覚」みたいなもんです。
そこそこTBやブクマが付き、外部でも言及されていたので、提案者としては喜ばしい限りです。
最近感じた古参チマンは、いまいち売れなかったMEIKOのときに「革新的な技術だ」と思っていたところ、みんなが初音ミクを「画期的な技術だ」ともてはやしていることですね。
以上、今年増田で流行した言葉とそれにまつわる四方山話を、自分が書いたエントリを織り交ぜながら振り返りましたがいかがだったでしょうか。
大賞を獲得された増田を提供してくださったwanparkさんとライフハック(笑)を提案した増田さんを表彰したいと思います。
ではまた来年にお会いしましょう。
※ひっそり追記