2024-07-08

税金ってもっとなんとかならんのか(古民家再生編)

住む人もいなくなって空き家になった古民家

古民家と言っても築50年ぐらいの中途半端なやつで、古さも中途半端、正直あんまり価値がない「負動産」なんだけど、日本在来工法で立てられていて、

また、元々住んでいたおばあさんは一人暮らし限界に到達して子どもの住んでいる近くの施設に入ったため、と言う経緯のため、直前まで住んでいたので躯体は健全トイレの水洗化とかお風呂バリアフリーなどは既に行われている。

しかし、手が回らなくなっていたのはその通りで、そのままでは厳しいが、リノベが出来そう。

さらに、既に故郷を出ているお子さん達の総意で、解体はせずに誰かに貸す事ができないか活用模索することになった。


と言う事で、ワイらの出番なわけやけど、やっぱり税金ってクソだなーと思うんや。聞いてくれ。

ワイの所は空き家をは資源である、と言うコンセプトをぶち上げ、いろいろやっとる。

例えば、企業ふるさと納税活用した基金があって、そこから空き家のリノベ費用一定補助金が出る仕組みを作ってもらったりな。ちな、この企業ふるさと納税自治体ではなくワイらが周辺市町村企業営業にいってゲットしてきたやつやで。

とは言っても行政補助金自己負担分があるもんやから、その分は家を持っているお子さん達に出してくれとお願いする。実はこれもやりようによっては100%補助にできるんやが、元の持ち主に一定負担求めない破綻するからこう言う形にしとるやつや。

で、ワイらは、材料代の実費と、どうしても専門家に依頼する必要があるところ(上水回りとか)のお金だけもらって、リノベ自身は協力者と共に手弁当対応することになるんや。

ワイらの所は、幸いにして移住者やら、二重生活希望者がいてくれるところやから住宅需要はあってやな、リノベしたら貸し出せる見込みはある。

と言う事で補助金もろて、やったわけやが……


リノベが完成するとやな、固定資産税が重たくなるんや。こいつがマジうんこ

居住物件固定資産税ほとんどただのようなもんでかかれへん。

しかし、賃貸物件という分類になる事で一気に数倍、さらにリノベした分の金がかかって、ただ同然の税金が一気に年間数十万レベルになるんや。

そのおかげで、どうやっても家賃月数万円はとらないとあかんようになってしまう。

ほんまこれどうにかならんのか。

元の所有者は、子ども時代を過ごしたふるさとに対する貢献という意味で協力してくれる人がほとんどや。だからうからんでも賛同してくれて土地建物提供してくれてんや

本来なら、所有者のみなさんは放置しとくのが一番金かからんのやで。

合法的に、費用最小限に抑えるには、一ヶ月2000円ぐらいの空き家管理サービスに依頼して、生かさず殺さずにして、家が弱ったところで公的扶助払って更地にして放置が一番金がかかれへん。

そういう人らに、固定資産前云々とかやると、一気に嫌気が差して駄目になってしまうことがあるんや。

後はワイらが管理してかつようしていくやで、3ヶ月に一度は活動レポート送るし、年に2回は招待してお祭りやるから来てや! ってそれだけにしたいんやけど、なんやこの固定資産税。せめて源泉徴収できる様にできんもんか。

もうちょっと「負動産」の活用をしやすくする仕組みにならんのかな。

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