2022-02-21

kifutownとかい情報商材ヒャッハーアプリヤバイッ!二度美味し

ZOZO前澤さんが金を配ったアレ。アレをシステム的に可能にしたのがkifutownというアプリ

最初慈善活動団体やその支援者のために作られたアプリかと思った私はイノセントまっしぐらッ。

これはお金フォロワー合法的に買うシステムであり、詐欺師のために作られたとも思えるほどよくできたロンダリングシステム(後述)。

こんなしくみよ。

寄付する人が「総額10万円を10人に配りマース」と言う。

アプリ内では寄付の条件として、「条件は特になし」というやつと、「ツイッターで私をフォローすること」というメニューが組み込まれている。っていうか、そもそもそれ、変じゃね????そんなメニュー必要か?あ、慈善活動とかじゃないないのか。(お察し)

そう。これは、お金を払ってフォロワーを買う合法的システム。「自由恋愛からセーフ」みたいなノリと同じ。

いや、100歩譲って自由恋愛からセーフだと思ってもいい。札束フリフリしてフォロワーを増やしたい人と、フォローするからお金クレクレという勢力は利害が一致しているウィンゥイーンな関係だわ。

でもこれ、ちょっとまって。そんな単純な話じゃない。

お金を配るときに、受け取れる相手を「抽選で選ぶ」という方法と、「自分で選ぶ」という方法がある。ふふーん、これは抜け道ハケーン!

だって配る側がツイッターサブアカウントを作って登録して、そのアカウント当選してしまえばいいわけでしょ?

詐欺師:「仮想通貨に興味ある人に10万円を10人に配りマース!」

詐欺師サブアカ7人「はいはいはいはいはいはいはーい!」

その他6000人「はははははははははーい!」

実際の当選

自分サブアカ7人

その他の人の中から3人

手数料10%かかる。お金ばらまく人が負担するっぽい。つまり、総額10万円なら1万円の手数料がかかる。でも7万円を自分還元して、3万円を他人にあげるなら、トータル4マンの出費で6000人のフォロワーが増えるわけでしょ。しかも、そこそこの質のフォロワーが。

当選させる3人は自分で選べるわけだから、「○○さんのkifutownで当選したー!」とツイートしそうな人を選べるわけだ。そうすれば「あー、あの人は本当にお金を配っているんだ」というアリバイにもなる。本物を何割にするのかは詐欺師のさじ加減だが、一定量は確保するのだろう。全員が声を上げるわけではないので、7割が沈黙していても十分に本物っぽくなる。

ここまででも既に詐欺なわけだが、続きがある。二度美味しいとはこのことだ。続いてフォローしてくれた6000人に向けて仮想通貨情報を投下し始める。もちろん詐欺的な内容の。続きが知りたい人はこちら。登録こちら。無料セミナーこちら。そして……絶対に儲かる虎の巻を読むには○○マン!もうけを考えると安いよね?って…

別の仮想通貨とかじゃなくても、○○起業塾とか、英語講座とか、なんでも成り立つ。

少ない元手でリアルフォロワーが大量に手に入る。一部は自分還元するので出費はすくない。それだけでツイッターアカウント信頼度や影響度を偽装できる。っていうか、そもそも金を配るのに何でフォローするわけ?自由恋愛から

そんでもって、kifutownとは無関係ルートから来た人が見れば、「このTwitterアカウントやべぇ!信用力たけー!」って誤認するわな。で、獲得したフォロワーに向けて「セミナーへどうぞー!」なんてやるわけだ。

他人から金を巻き上げる仕事をしている人にとって、このkifutownっつーのは夢のシステムよ。寄付とか言うワードを使うのおこがましいレベルだわ。誰か妥当なネーミングを考えてちょうだい。

なんか思いついたら追記するわ。ふんじゃーね!

あ、いきなり追記する。「自分当選者を選ぶ」ためには寄付の総額が10万円以上必要だとのこと。え?なんで?って思うよね。制限なしでも自分で選べてよくない?このルールのせいで、このマネロンメソッドを使うためには10万円以上に設定する必要があるわけ。そうすると、kifutownがわの手数料も1万円になるわけ。

考えてもみれば、kifutownがやっているシステムというのも難しいことじゃない。Twitter連携してフォロー関係をチェックしているだけ。それだけ。それだけのアプリで、詐欺師たちがどんどん万札を落としてくれるというのはホクホクおいしいシステム100円のアプリでさえ苦労して開発して買ってもらうこのご時世に、1マーンエン!詐欺師フォロワー稼ぎを「寄付」というクリーンワード偽装してやってのけるマインドにはマジリスペクトしかない(棒読み)。

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