2021-12-28

平成12年まれ大学三年生、女子大生

周りで流行っているものは、誰かといくカラオケやらストーリーやらTLでなんとなく把握。

それにハマるかはなんとも言えないけど、まあ大抵ハマれない。

あんまり主体性がなくて、外部刺激に応じてリアクションをするような、虫みたいな生活をしてるけど、

ひとつだけ大切にしたくて、21年間手放せないものがある。

絶対に婚前交渉をしない。」ということ。

この思想バイト先の先輩にうっかり酔った勢いで話したら、「前時代的だ」「江戸時代?笑」みたいに言われたけれど、

私はむしろ、この考えってすごく現代的だと思ってる。

私たちはたった一回の性交渉に、妊娠感染、二つのリスクを抱えている。

まずは感染という軸で考えたい。

私たちHPVワクチンを受けられていない世代だ。

HPVってのは、子宮頸癌を引き起こすウイルスのことで、性交渉したことのある女性の50~80%はこのウイルス感染するらしい。

ワクチンさえ打っていれば防げるウイルスらしいのだけど、私たちはその注射を受けていない世代にあたる。

対象だった年齢の頃、私のクラスでは一人しか受けていなかった。

私の世代は本当にそれくらいの割合しかワクチンを打てていない。

しか注射コロナのそれと比にならないくらい痛いらしい。

最近ようやく受けられなかった世代の人でも公費で打てるようになったらしいが、これまでは打つとしたら5万円近く払って自費だった。

カツカツのアルバイト生活の中から5万捻出して、すごく痛い思いをして、やっとその50~80を防げる。

それからこれだけじゃなくて、いわゆる性感染症リスクだってある。

そうなった時、「じゃあセックスしなきゃいいじゃん」と思うのは、割と自然なことじゃないかな?

次は妊娠って軸で考えたい。

一般的性交渉使用される「コンドーム」は正しく着用しない場合避妊率が85%になる。

正しく着用した場合で97%。

裏を返せば、避妊具と言われるそれだって3〜15%のリスクを抱えてる。

3%ってすっごい低いものに感じるけれど、ウマ娘の★3排出率がそれくらいらしい。

課金だし、全然プレイしてないけれど、うちにも17キャラくらいは★3がいる。

それってすっごい怖いことじゃないか?って思っちゃう。私は。

でね、もし万が一妊娠しちゃったら。

大前提として、私たちってすっごくお金がないんですよ。まだ大学生だから

でも、子供を養っていくっていうのは、すっごくお金がかかることで。

から多分、人を殺めることがどれだけ嫌だとしても、「堕す」ってことを考えないと行けなくなる。

まず大前提として、妊娠してから22週までしか堕すことはできなくて。

で、~12週までとその先で、堕す手段が変わってくる。

12周以降は強引に流産させるような方法で、その前までだったら赤ちゃんを吸引して出す「吸引法」か、掻き出す「掻爬法」になる。

掻爬法に関してはWHOが「時代遅れ」と非難するような、トラブルも多くリスクあるものなのに、いまだに日本では広く行われている。

で、その掻き出す方式回避できるのが「薬を飲むこと」なんだけど、今この薬が10万で発売されようとしてる。

他の国では700円くらいで売られているのに。

そしてちなみに、22週をすぎてからおろしたら、あるいは認可のない場所おろしたらそれは「脱胎罪」にあたり、

子が体外に出た後に殺めれば「殺人罪」となる。

避妊も確実じゃない。

感染対策もできてない。

出産したら、お金がかかる。

堕ろそうとしても、お金がかかる。

自分でどうにかしようとしたら、罪にあたる。

この全てを、自分一人で背負わなければいけないのか。

男性は手を切れる。でも私は自分の体と手を切れない。

からせめて、自分相手が完全に体制が整わない限り、性交渉はできない。

私はこの一つだけを手放さないように、今の世で生きている。

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