https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2007/30/news134.html
この記事に触発された。3D プリンタが安くなっており個人で買って失敗してもチョット痛い程度の値段だったのが大きい。
あと、この記事の SLA(光造形)タイプの精度が高いのも自分で使う分野(1mぐらいまでの鉄工業)で遊べそうかな?って思ったのも大きい。
コレによりより詳しく調査を開始することにした。
3D プリンタ出力には 3D のモデルーデータを作成して 3D プリンタにデータを渡して作る。
3D モデルデータの作成にはソフトウェアを使うがそれらには種類がいくつかある。
一番メジャーっぽいのが Fusion 360 だが、色々調べた結果自分が使うのは
とりあえずは FreeCAD というオープンソースのソフトを使うことにした。
普通の人だったら素直に Fusion 360 みたいなメジャーなソフトの方が
資料も多いしそっちの方が良いと思う。
周りに使ってる人が居るならその人と同じソフトだと質問できるしそういう面で決めた方が良いかと。
いくら安くなったとはいえ高いっちゃ高いので、その辺手軽に安く使ってみる方法は無いか探してみる事に。
以前あるゲームプログラマのブログで使ってみたと書いてあったのを思い出したのが、 DMM のサービス。
データをアップロードして、注文するとそれが送られて来るというモノ。
素材も色々と選べるし、今回気になっている光造形樹脂もある。
とりあえず出来上がったモノがどんなモノなのか体験したいならコレが良いかも。
https://make.dmm.com/item/1213611/
他にはレンタルスペースとかあるけど東京とかで遠いので厳しい。
とりあえずググると出てくるのが Amazon だが、現時点で買うとしたら SK 本舗かなと思った。
他にも原料となるレジンも取り扱っている点や、サポートもしてくれる点も良い。
Amazon より割高だが上記マニュアルがありサポートもある点、
レジンが付いてたりしているのでその点を考えるとむしろ安いぐらいとの結論。
買った後はバラ色の3Dプリンター生活が始まる…訳では無く、大抵は何かしら失敗するらしい。
そもそも 3Dモデルデータからそのまま3Dプリンタに食わせられる訳では無く、
スライスソフトで「どう作るか」という情報を作る必要があるみたいで、
その際にもサポートをどこにどう付けるかというのもセンスや経験が必要らしい。
他にも、レジン(原料)の選定やその原料に合わせた3Dプリンタの設定(速度等)を模索する必要があるし、
現実の環境(温度湿度など)も影響があるのでその辺の模索も必要とのこと。
やはり色々とデリケートでそう簡単に上手く行くようでもなく大変そうではある。
3Dプリンターの価格はかなり安くなったものの、まだまだ発展途上…というより
まだまだこれからもっと便利だったり手軽だったりより細かいニーズに対応したりしそうな雰囲気を感じる。
自分の分野(1mぐらいまでの鉄工業)では、それなりの投資(ノウハウの研究)が必要そうな気がする。
光造形タイプの場合、温度管理等が重要で材料の温度が25度は必要なので冬場は結構厳しそうな感じ。