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https://anond.hatelabo.jp/20191119205122
2019年版ブギーポップの円盤売り上げは、最終的に惨憺たるありさまとなったそうだ。けものフレンズ2以下、という一言だけで、その爆死ぶりがよく伝わるだろう。作品自体の評価をさておくとしても、最近のラノベ原作アニメでは標準仕様ですらある、原作者書き下ろし短編などの特典さえ無いのでは、これも当然の結果かもしれない。
だが、売れた売れないという話それ自体は消費者にとってどうでもいい。問題はそこではない。
仮に、2020年版オーフェンが商業的には、ブギーポップと同じかそれを遥かに上回る地球破壊爆死をしたとする。それで、アニメ周辺の様々なメディア展開を楽しんできた原作ファンの喜びは、無意味なものになるのだろうか。
そうはならないんじゃないか。円盤売り上げ☓☓☓枚(ドン引きするような数字)と聞いても、wwwwwまあでも色々と楽しませてもらったよありがとう(^^)と軽く笑い飛ばせるだけの余裕を、オーフェン読者たちは既に得ているような気がする。
結果として売れなくてもいい。でも、売れるために全力を尽くして盛り上げたという姿勢だけは見せてほしい。原作読者のアニメ化への感情は、突き詰めると大体こんなところになると思われる。
ブギーポップを出版しているKADOKAWAは言わずと知れたラノベの最大手で、人気シリーズを多数抱えている。その中の電撃(メディアワークス)ブランドに限っても、ほぼ毎クールのようにアニメ化作品が存在するような状態だ。
そんな大企業だから、今回のブギーポップのアニメ化についても、あくまで無数にあるラノベ原作アニメ企画の中の一つという扱いでしかなかった、というのは穿ち過ぎだろうか。もちろん、1クールに18話を詰め込む変則的な放送など、形式上では十分に優遇されていたとは言えるのだが……本気でアニメ作る気があれば、出版社サイドのプロデューサーは口笛カットに対して最低限「それ原作読者がキレるだけでなんの意味もないですよ」と冷静にツッコミ入れるぐらいのことはすべきだったんじゃないの?
(なに?良くも悪くも自由に原作をいじり倒したたつきを更迭したことでウチが叩かれたんだから、視聴者はアニメスタッフを放任して好き勝手やらせることを望んでたんじゃないのかって?うんうん、分かるよ、そういう前例があると判断に迷うよね。でも今回は、「原作側が口を挟んでアニメスタッフの手綱を引くべきところ」だったんだよ!それはそれ!これはこれ!分かってくれよ!)
他方、オーフェンを現在刊行しているTOブックスは比較的新興の出版社で、会社の規模もそれほど大きくはない。ライトノベルのアニメ化も、現在放送中の『本好きの下剋上』が初めてなぐらいだ。
しかしだからこそ、一つ一つのアニメ化について様々なアイディアを投入して必死に盛り上げようとしているとは言えないか。だとすれば、原作読者にとっての本当の幸福は、出版社の規模と反比例するのかもしれない。
いや、実際のところはやっぱり知らんけども。大企業だろうが中小零細企業だろうが、不人気で売れないものをわざわざ作ろうとする人間は普通いないだろうし。大きなカネが無ければできないことというのもあるし。単純に言い切れるもんじゃないよね。
お気持ち長文失礼。
(「笑わない」編の「口笛カット」について、内情を知っているスタッフの方。もし見ていたら、この記事のトラバにでもこっそり詳しい経緯を書き込んでくれませんか。これが分かるまでは死んでも死にきれん)
今年と来年の冬アニメ。共に前世紀スタートの長期シリーズであるライトノベル二作が再アニメ化される。 「魔術士オーフェン(はぐれ旅)」と「ブギーポップ」だ。 原作開始と初ア...
よくこんな長い文章書けるね
天狗の仕業や
オーフェンって山本一郎がゴーストで書いてるんじゃなかったっけ。
いい年してラノベって 気持ち悪い
ブギーポップって厄介絵師がついてるラノベってイメージしかない オーフェンはそもそも知らない
技量と人格が備わってる聖人じゃなくてもイラストはイラスト 10年ぐらい画風迷走したほうがよほど問題
オーフェンは腐女子人気が高かったのと、ブギーの信者が後続デビューの西尾維新に鞍替えしたからだと思う。
いやあ上遠野→西尾はないでしょ。逆はあっても。
ブギポはキャラ萌えじゃあない、どころか、キャラクターの魅力ですらない所があるから、販促する人たちもどうしていいか方法論がわからないところがあったんじゃあないかな。 口笛...
「ブギポはキャラ萌えじゃない」 天狗キレそう
だって毎回主人公が違う小説だぜ
もう安らかに終らせやれよ 化石みたいなラノベ引っ張り出して再アニメ化ってバカじゃねえの
ガンダムやドラゴンボールが稼ぎ頭よりははるかにマシだぞ
いつのまにオーフェンがこんな表に出てくるようになったの どれ読めばいいの
富士見ファンタジア文庫から一時期生まれたTRPGをベースにしつつふんわりしたファンタジーの時間の終端がオーフェンという気がする。私はフォーチュンクエストあたりが自分の青春だ...