2019-03-25

ケムリクサつまんないよ

注意:これはケムリクサがつまらないって人向けの文章で、

作品をかなりディスってるので好きな人普通に読まない方がいいです。


自分はつまらなくて途中で視聴をやめて、

今回の盛り上がりでまた見始めたけど。

騒ぐほどか?ってのが正直な感想めっちゃ普通です。

普通アニメ(なんなら、普通より面白くない)をけもフレ騒動以降のたつき監督がやったらファンが大騒ぎって感じ。

視聴を途中でやめた人は、無理して11話を見る必要はないよ。

それまででもう大体わかってる謎をわざわざ昔の回想場面をつかって長い答え合わせをして、

最後に引きのシーンを入れただけ。

これまで通り、メリハリのないだらだらしたテンポでそれを見せられるだけだから

離脱した人を引き込む何かがあるわけではない。

終盤の1011話が2話かけて最終ステージの直前から進まない話(戦闘での足止めとかじゃなくて、作者都合の時間稼ぎ)ってのも、どう考えてもテンポが悪いし面白くない。

ていうか、説明セリフで済まさないために11話を回想にしたのに、

結局重要なことはほとんど回想の中の台詞でべらべら説明させてるのって本末転倒だと思う。

言っちゃ悪いけど下手だなあと。


1話アクションと謎設定をたくさん用意してて面白かったんだけど、

その後はのろまな展開と説明が続いて、ぶっちゃけ相当つまんないんだよね。

2話以降は1話の半分の内容を薄く引き伸ばしたような話の進み具合だし、

盛り上がりどころのない低いテンションが延々続いて(でもキャラはうるさい)、本当にかったるい。


毎回、作り手の用意した小イベントに沿ってキャラが動いてスローペースでそれを達成してくだけ。

ストーリーキャラが一体になって話が動き出すような快感はない。

キャラがただの駒。

テンポが悪い一本道のゲームをやらされてる感覚で、

破れたメモを手に入れた、続きを読もうとしたら邪魔が入った、主人公が急に別のことに興味を示した、みたいな。

1話で「死」を強く意識させてるのに、それ以降はドキドキもワクワクも感動もなくて、ピンチも探索もほんとイベント消化くらいの描き方。

丁寧な話を作る監督、って評価されてることが信じられない。


大体、話の形式けものフレンズそのまんまのワンパターンだし(基本的ワカバ役回りも)、

けもフレのような魅力のあるキャラが減ったせいで縮小再生産の感が否めない。

自主制作ケムリクサの方が先だと言われればそうかも知れないが)

ストーリーも、重要話題に入った瞬間に邪魔が入るとか

肝心のアイテムを調べないで放置して話を引っ張るとか、

モロ作り手側の都合っぽいのが見ててきつい。

自主制作版という下地があってこれなのか、と正直思う。

キャラ数が少ないのに、話によってはあい空気なの?ってくらい出番と印象が薄くなるのも、

喋るとうるさいくせにアンバランス全然上手くいってない。

キャラの駒っぽさがより強調されて作品へのイメージがどんどん悪くなる。

無駄矛盾する台詞もあって、

2話の最後でもリンが礼を言ってるのに、3話の終盤で礼を言ったら「リンさんでもお礼をいうんですね」とワカバが騒いだりとか、

なんで?って引っかかる。単なるミスなのか記憶力が弱い描写なのか。

ミスだとしたら、「その回の終盤」っていう重要なところでキャラ数も少ないのに矛盾した台詞を喋らせるのは、監督脚本として有り得ない失敗なんだけど。

やっぱり話を組み立てることが不得意なんじゃないかって気がする。


放送初期は視聴者からワカバヘイトを集めてたけどあれってわかりやす対象だっただけで、

結局は作品自体の出来がよくないんだと思うなあ。

ファン評価とは裏腹に、監督の実力の底を露呈した作品だと思う。

けもフレストーリー作りに参加してたメンバーたちが大事だったのが良くわかる。


こういうことを書くとすぐ新しい物や面白い物を受け入れられない老害的なことを言われるけど、

新しくて面白い物を求めて視聴した結果、期待はずれだったのだということは書いておきたい。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん