昔から嫌いだったということではなく、転職して数年したら自然と嫌いになった。
まず女子会だ。
ともかく疲れる催しだ。
マウントしてくる一部の女性社員(既婚子持ち)がいるので、もう勝手にやってくれと思う。
それは「協力的な夫と聞き分けのいい子供」自慢であることもあるし、「あの子はとってもがんばってるんだよね。だけど…」っていう、褒めてるのかけなしているのかわからない話を聞かされる場合もある。
持ち上げて落とす、最悪の会話が繰り広げられるのだ。
あと一番嫌いなのは、その場にいなくて、かつ社内一の御局様が個人的に快く思わない社員や元社員の話をもってくることだ。
気にくわないのはわかるが、ほとんどの女性社員が集まるところでそりゃないだろうと思う。
だいたいは、すでに退職した女性の元社員(若手)、仕事など色々な理由で不参加だった若い女性社員が餌食になるので、醜い事この上ない。
だから、そういう会話が始まりそうになると、やんわり断ち切るようにしている。
ごく最近まで、自分は「他人を変に意識しているとわかっているから、あえて意識していない風を装ってるんだ」と思っていた。が、本当のところは、「まったく興味を持ってないけど、それも人間としてアレなので、適当に興味持ってる風に見せておけ」という意識だったということに気づいた。
だから、仕事で理不尽なことされても、セクハラパワハラまがいのことをされても文句を言わない。機嫌も悪くならない。いつもニュートラルだ。
それを見た前述の御局様に、「本当に我慢強いのね」と言われたことがある。
そもそも、自分以外の人間は猿山のボスA or B くらいの違いしかないので、同じ土俵には乗らない。
同じ土俵に乗るから怒りを感じるわけで、興味のない対象物が何かを仕掛けて来たところで、怒りを覚えるはずがないのだ。
私も人間なので、理不尽もセクハラパワハラも少しはムカつく。世の中的には注意した方がいいに決まっている。
でも、そのうち因果応報で自滅するか、自分の大事なものに因果が巡って苦痛を味わうことになるだろうから、わざわざ労力使わなくてもいいとも思ってる。
そんな感じなので、仕事以外で交流を持ちたいとはあまり思わない。
飲みニケーションなんて言われているが、自分はそういうのがもともと嫌いなので、なるべくなら避けて通りたい。
女子会は幹事をのらりくらりとかわし、たまに墓穴掘って参加する羽目にはなってはいるものの、これからも消極的戦法でいくつもりでいる。
が、別口で「上司なのだから、部下を飲みに連れて行け」と命令されている。自分の上司にorz
人数の少ない部署なので、欠席しようものなら「全員のスケジュールが合うまで待つ」をやられてしまい、絶対に欠席できない作りになっている。
世の中的には「上司と飲むのをうざいと思う部下」の話が多いと思うけど、私は「部下と飲むのはうざいと思う上司」である。
ともかく、飲みの場で職場の人間と話すことなどひとかけらもない。
部下が気にくわないのではなく、興味がないから、仕事以外の話をする必要はないと思っている。
また、私は「励ますために飲みに連れ出される」のが一番嫌いで、それをやられた時は仕事以上にストレスがたまりすぎて、主催者に殺意を覚えたくらいだ。
こちらものらりくらりとかわしているが、そろそろ飲み会やらないと上司に突かれそうだ。
突かれてもどってことないんだけど、異動してみたら、仕事上の人間関係がぐちゃぐちゃになっていて、問題勃発しまくっている現状では、上司として乗り出せと言われても仕方ないんだろうなあ、と半ば諦めている。
異動したくて異動したわけではないし、管理職になりたいと言ったこともないのに、なぜかそういうことになってしまっている。
空気読まずに放っておいてもいいんだけど、仕事が滞るのは非常にまずい。
日々の糧を得るために仕事をしているわけだし。
近々、「部下を励まし、飲み会を通じてコミュニケーションを取る上司」の仮面を嫌々かぶることになりそうだ。
生活の糧を得るためだと思って我慢するしかない…と自分に言い聞かせているが、納得はしていないぞ!
世の中は、中年上司は部下と飲み会をするの大好きだと言うが、私からすると非常に心外だ。