2017-12-11

再燃したらリア恋同担拒否過激派女子になった

から2次元にリア恋するあいたたの話をします。

この時点でやばいなと思ったらページを閉じてください。

とあるアニメに再燃した。

前に好きだったのは6~7年前。中学時代の約半分を捧げた。

そのアニメは当時本当に人気で、男子女子も夢中になっていたから友だちはみんな見ていたし、アニメを見ない同級生もそれなりに知っている、みたいなアニメだった。

私の好きなキャラは、その当時は女の子人気より男の子人気の方が高かったように思う。周りの女の子は髪が長くて綺麗なキャラか、優しくて王子様のようなキャラを好いていたので、無口で情熱を内に秘めるタイプの私の好きなキャラを好きと言うのは男友達の方が多かったから。まあ、SNSも発達していなかったし、インターネットもそんなにする方じゃなかったから分からないが。

そんな感じなので、周りからは「そのキャラ?珍しいね」みたいな反応をされたが、私はどんなに他のキャラがかっこよくても可愛くても彼だけが魅力的に見えていた。多分この時もリア恋だったんだろうなと今になって考える。その時はリア恋も同担拒否言葉を知らなかったし、そもそも拒否する同担がいなかったから、夢小説を読んで「いいな~彼とこうなれたらな~」とぼんやりと思うに留まっていたけれど。

その後、アニメが新シリーズに入り、私はゆっくり何となく離れた。離れていた間は色んなものを好きになった。アイドル若手俳優ソシャゲ覇権アニメマイナーアニメもとにかく沢山好きになった。

沢山好きになっている間に中学生の私は大学生になっていた。そのアニメのことは懐かしい思い出話に変わった。

そんな私が再燃したきっかけは、その懐かしい思い出話の延長線上だった。

友だちとカラオケに行った時のこと。思い出話に花が咲いて、「そういえばあのアニメみんなハマってたよね、映像とかあるかな」とアニメエンディング曲を入れた。思った通りアニメ映像再生されて、思い出話は目の前の出来事に変わった。当然私の好きなキャラ映像流れる。久しぶりにちゃんと見た彼はやっぱりすごくかっこよくて、彼だけが魅力的に見えた。そして私は

「このアニメまた1話からちゃんと見るよ」

と友人に宣言してまたアニメを見始めた。

この時はまだ、懐かしいアニメを見てそれなりに思い出に浸るだけのつもりだった。しかし、1話を見た時点で思い出じゃ済まないほどまた彼に惹かれてしまった。それもそうで、私がそのキャラを好きになったのは第1話の登場シーンだったから。そして、話数が進む事に以前は気づかなかった彼の好きなところがどんどん増えて、「やっぱり私はこの人のことが好きなんだ」とどうしようもなくなった。もうこの時点で割とリア恋だが、それは認めたくなくて。なんでかって私は成人、相手中学生中学生にリア恋してる成人済み大学生、傍目から見たらお近づきになりたくなさすぎる。彼は、作中で大人になった姿も公開されているが、その時は彼の中学時代を見てそういう事になっていたので「中学生にリア恋はキツいぞ自分」となんとか自分を律して、推しキャラの一人として見ていた。

しかし結局、律した自分はあっけなく崩れた。

そのアニメには、彼が彼の親にしたいことをさせてもらえなくなりそうになるエピソードが3~4話に渡ってあった。中学生当時、「推し大変だな~早く和解できるといいな」ぐらいに見ていたエピソードだったのが改めて見た時、彼の表情の移り変わりが、少ない言葉が、1人きりの決意が、全部が切なくて痛くて、どうして今彼の隣にいるのが私じゃないんだろうって苦しくて悔しくていつの間にか泣いていた。と同時に、目に入る彼の夢女子存在が嫌になって、彼と女の子キャラ二次創作も嫌になって、そんな風に嫌になっている自分さえ嫌になった。でも気持ちだけは加速していく。私だけのものにしたいとかなってほしいとかは言えないし言わないけれど、せめて誰のものにもなってほしくない、でも一山いくら、十把一絡げの人間にはなりたくない、彼の特別になりたい。なれるわけないのに。好きの中にぐるぐるした感情が募って苦しいのに言葉に出来るのは「好き」だけ。毎日毎日こうやって彼を拗らせていったけど誰にも言えなかった。周りにリア恋夢女子同担拒否もいなかったから。そりゃあ言ったら理解はしてくれたろうけど、こんな重たい気持ち理解させるのも忍びなかった。

結論、どうしようもなくなって所謂「夢垢」を作った。勿論同担拒否だし、人間を1人挟んだ先に同担存在を感じるのさえ嫌悪感があるのでフォロワーに私の同担がいる人間拒否しているし、彼を拗らせる日々も続いている。でも同じような人間と繋がることで何とか保っている節はある。

来年はそのアニメの新作が放送される。今よりもっと彼を拗らせるんだろうなと思って今から憂鬱だ。でも見ないという選択はないから更にぐるぐるする。

自分でもアニメに再燃したくらいでこんなになるとは思わなかった。自分の方がおかしいのも自覚している。でも苦しいくらい彼のことが好き。

あーあ、彼が好きっていう感情だけで生きていけたら幸せなのになあ。

最後に、もしここまで読んでくれた人がいて、私が誰のリア恋なのか察しても私のことは探さないでください。

追記:どうしても気になった誤字と箇所直しました

  • なんでこうコンテンツ語り女の文体って別人なのにどれもこれも同じようになるんだろう どっかでこの手の文体教室でもやってんのか?

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