仕事が続かなくてつらい。
今回は転職3回目、4ヶ月目に入ったところだが、数日休んでしまっている。
(電話で欠勤連絡はしている)
また、急にだめになった。仕事が休みの日に友人とご飯を食べに行った。そして帰宅し、いつも通り仕事の用意をして寝るだけだった。でも、できなかった。
「行きたくない、どうしても行けない!」
と大声を出して泣いてしまった。いい年した大人なのに情けない。
実家暮らしなので母が、「誰だって仕事は行きたくないよ」と言う。私だってわかっている。わかっているのに、この気持ちが止まらなかった。
やめろ私! やめろ私! 情けないぞ! と内なる自分が言うのだが、止まらない。
実はこういうのは初めてではなく、過去に何回も起こっている。
冒頭に、また、急にだめになった。とあるように、前の仕事でもそうだった。そして前の前も。
一種の衝動性を孕んだ感情が制御不能になり、暴走してしまうと、もうだめだった。
この日は一睡もできず、家族が寝静まった後落ち着かなく家の中をウロウロして過ごした。多量の薬(風邪薬や胃薬、鎮痛剤のたぐい)とにらめっこして、多量に服用して(いわゆるOD)少しだけ楽になろうと思ったり、2階のベランダから落ちてみようと思ったりした。小期間失踪するのはどうかとも思ってみた。
見てわかるように、私は死にたいとは思っていない。全く死にたくないし、まだ生きていたい。でも、逃げたかったし、消えたかった。
夜は人を不安にする。色々なことを考えてしまう。薬とにらめっこし、どうしよう、どうしようと考えていたら、寝室で寝ている母の顔が浮かんだ。短大時代、これ以上に追い詰められ精神安定剤を多量服したことがある。そして、救急搬送され、母に迷惑をかけた。前みたいなことはあってはならない、いい年なんだからしっかりしないといけない。そう思い自室へ戻り朝を待った。
やはり一睡もできなかったし、気分の落ち込みとやる気のなさ、自己嫌悪感がやばかったので仕事場に電話をして、当日欠勤した。人手不足なのに申し訳ないが、とてもじゃないが仕事できそうになかった。
その日の午前中に、かかりつけの内科医院に行って「しんどい」と伝えると泣いてしまった。
女医さんなのだが、すごく優しい先生で、少し休んだ方がいいと言ってくれた?「うちの息子は鬱になってひどい状態になった」と笑顔で話してくれた。
昔心療内科にかかっていた話をしたら、少しの精神安定剤と、診断書と、別の心療内科への紹介状を書いてくれた。
そのことを職場に伝えると、とりあえず19日まで休んでいいよと言ってもらえた。
でも、心療内科に行くのは少し怖い。
高校の時にインターネットで性的な誹謗中傷を受けてから、私はおかしくなった。もともとおかしかったのかもしれないが、この件があるまでは、なんとか普通を保っていたはずだ。
食事の味がしなくなったり、実際の被害+被害妄想が強くなったり、自傷行為に走るようになってしまった。
そこから心療内科、スクールカウンセラーにかかり、
社会不安性障害、パニック障害、適応障害など病名がついてしまった。
通院するのは苦じゃなかったが、薬を飲むのは嫌だった。怠薬したり、まとめて服用したりもしてしまった。
通院を続けていると、統合失調症になりかけているかもしれないと言われ、怖くなり通院を辞めた。薬も服用しなくなった。
でも、大丈夫だった。幻聴なんかは聞こえないし、多分聞こえたこともない。
人の目が気になったり、人が自分のことを悪く思っているのでは、と感じてしまうことくらいしかなかったし、それでしんどくなる日もあったりなかったりで、段々普通の生活を送れるようになった。
結局のところ、自分が本当に病気なのかわからないし、ただ忍耐がないだけじゃないのかとも思った。
鬱なんかでは絶対にないと思うし。
(鬱の方は私なんか以上に苦しんでおられるだろうし、申し訳ない)
そして短大を1年留年(留年した理由も精神的に疲れてしまい)したが卒業し、新卒として就職した。
新卒から就職していたところでは、自分自身が馴染めず5ヶ月目で異動となった。そこから約1年後に、お局からのいじめに負け退職してしまった。