昼ごはんは班ごとに、6人グループで席を固めて、”いただきます”の号令で食べ始める。
5人が見守る中、俺はじっと俯いていた。
すると、となりの女子――クラスで人気のある女の子―が、「わたしの半分あげるね」と言って、分けてくれた。
当時の俺はとてもシンプルだったので、その一件以来、彼女のことが好きになってしまった。
そして、しばらく経って、告白した。
彼女は友だちと帰ることが多かったので、帰りのホームルームが始まる前に、廊下に呼び出して思いを告げた。
「君の事が好きなんだ!」梅干しみたいに顔真っ赤になってたと思う。
すると、彼女は、
「えーー、あれ?XXX君、ひょっとしてあの時お弁当上げたから、勘違いしちゃった〜〜〜!??
ねえねえ、皆きいて〜〜〜 」
唖然として立ち尽くす俺。
独身、(たぶん)30代の女の先生が、「はーい、皆、帰りのホームルームを始めます。でもその前に、今日はXXX君がしちゃったことを話そうと思います」
「YYYちゃん、さっき何があったのかな?」
前に出てくる彼女。
「さっき、XXX君がいきなり、私に『好きだ』って言ってきました。私は別に好きじゃないのにーw」
クラスは笑いに包まれた。
「YYYちゃん、それでどんな気持ちになったのかな?」ゲス顔で彼女に聞く先生。
「すごくびっくりしました。好きじゃないのに、勝手に想われてる、って気がついて、嫌な気持ちになりました。」
「はい、YYYちゃん、よく言えたね。XXX君、女の子を嫌がらせるのは、良くないことだよね。皆の前で謝ろうねーー」
俺のしたことはいけないことだったのか。自責の思いが頭をぐるぐる回っていた。
皆はニヤニヤしながら、俺が動くのを待っている。情けないことに俺は、理不尽さに歯を食いしばりながらも、彼女に頭を下げた。
「YYYちゃん、許してあげる?」「うん。いーです別に。今度からは気をつけてねーw」
かなりの時間が経っている。実際はここまでグロテスクじゃなかったんだと思うが、大筋のところはこの通りだったと思う。
特に、俺の顔を覗き込んだ先生の『皆の前で謝ろうねー』は決して忘れることができない。記憶に焼き付いている。きっと死ぬとき最期に思い出すのはそのシーンなんだと思う。
中学に上がった頃、体格ががっしりしてきたためか、、俺がいじめられることはなくなった。
でも俺は学校では幽霊のようにしていた。目立たないように、目立たないように、”フツウ”を装って生きていた。
だが次第に、こんなことではダメだ。と思うようになった。
そして俺は恋愛を勉強した。元増田(http://anond.hatelabo.jp/20140310070222)の言っているようなことは、今では全部知っている。
当時の彼女は、一人寂しくしている俺に「共感」して、「世話を焼こうとして」、俺に手を差し伸べてくれた。もちろん「特別な好意があったわけじゃない」。
でもその行為は俺にとっての「シール」になって、俺の中で彼女を好きな気持ちは(爆発するまで)発散されることはなく、大きくなってしまった。
廊下で告白したのも良くなかった。他の子のいる前で告白されるのは女子にとってはかなりの苦痛だったはずだ。
そもそも、クラスでいじめられていたポジションの俺に好かれることは彼女にとって決して「自慢できることじゃなかった」だろう。そして先生にも子どもの恋愛に対する嫉妬があったんだと思う。
だからあんなことになった。
コミュ症自体は、かなり良くなった(と思う)。でも気持ちを告げる、その時になって、固くなってしまう。声が震えてしまう。
フラれて関係が友だちに戻ってからしばらくして、「あのときのXXXさん、かなり怖かったですよw」って言われた。
ごめん。怖がらせて。忘れてくれるとうれしい。
もとから病弱だったが、このところ声にハリがなくなってきている。
病床でみるTVに、幼稚園の光景が映って、子どもたちがはしゃいでいるのをみると、おふくろは屈託なく笑う。
おふくろのために、俺は何ができるだろうか。
恋愛において、テクニックは大事だ。知らなきゃ手のうちようのないシーンは確かにあった。
実際の経験では多くを学べる。試行錯誤の後に成長を感じる。書きためたノートは3冊になった。
俺は俺自身のことを好きじゃない。どうしようもない。あの経験と自分自身は、一体になっている。だから、自分を好きになる努力なんて、できるはずもない。
それでも前に進まなきゃならない。
蛹の中身はドロドロの液体だから、そうしてもすぐには死なない。
やがてチョウは羽化する。
羽根を広げ、羽ばたこうとする。
けれど、絞られて細くなった下半身は、その重さに耐えられなくて、ぼとり、と落ちてしまう。
チョウも地面に落ちる。それでも羽ばたこうとする、でもやがて力尽きる。
俺も飛ぼうとしている。
だけど、相手と真剣に向きあおうとするほど、”裏切られるのではないか”という恐怖が強くなって、俺の顔を醜く歪ませる。
辛い。
でもこんな事で挫けている場合じゃない。
何度でも立ち上がる、そんな強さがほしい。
女「… だったのよー。もうクタクタ〜」 男「で?」女「『で』?」 男「つまり、何が言いたいんだ?(要領が悪い奴だな)」 女「...はぁ... (こいつ、ホント駄目…)」 男性は『理解』を...
小学生の時、昼ごはんの弁当を隠された。 昼ごはんは班ごとに、6人グループで席を固めて、”いただきます”の号令で食べ始める。 5人が見守る中、俺はじっと俯いていた。 すると...
この独身の女教師ゴミだよな。今も教師やってるなら特定して辞職させたいレベルだけど実際こういう教師いっぱいいる。
男女逆ならどんな対応したんだろうな
創作だとしか思えんのだけど?
勘違いする弱者が多数犠牲になる
女、男でひとくくりにできるほど個人個人は同じじゃないから、こんなマニュアル作ったところでうまく行かんわ ていうかこんなの恋愛マニュアル本やら偉そうに講釈たれてるサイトや...
今を基準にすればそうだろう。 ただまぁ、オッサン連中が中高生だったころって携帯電話もない時代だから、それゆえの愚痴だろう。 若い人には想像できないくらいの世界の狭さで閉塞...
http://anond.hatelabo.jp/20140310103605 女性をひとくくりにするな! 人それぞれ! ネット底辺ゴミ女の口癖w これをワンパターンに吐き出してる時点で一括りにしても問題ない、と思われる...
「男女の違い」とか言い出した段階ですでに「間違ったシュート」が始まってるわけだが
よくわからないんだけど、 「男女の違い」は間違いなくあるよね。 「個々人」レベルに分解しようとも、「男女」の壁は間違いなくあるよね。 「身体は男、心は女」っていうのは、...
そらあるだろうよ。 で、個性と性別差をだれが見分けられるんだよ? 専門家以外が男女の違いを「口に出した」時点で言い訳、レッテル張り、逃避以外の使い方なんてしねーじゃねぇか...
そんなレッテル貼りを学校で教えられても困る。
非モテ男ほどその手のマニュアルが好きだよね。 世に恋愛マニュアルが数多ある中で、彼らはこの手のものばかり好んで選びたがる。 それでモテるようになってるかと言うと別にそうで...
男女の思考に違いがあるのは事実 でもそんなことを先生が言おうものなら、どこぞの団体が……、わかりますよね?
金 土 国語 算数 算数 理科 理科 道徳 社会 コミュニケーション基礎論 ←New!! 道徳 今となっては使い古された表現だけど、 時間割での『←New!!』がシュール過ぎて笑っ...
小学校の授業で「論」がつくような高度な授業はできないよな。 席替えで必ず男女ペアにするだけで十分だと思う。 男子がひとり余る?知らないなあ(ゲス顔)
男「へえ!私服もいいじゃん。似合ってんじゃん」 女「えへへ~。いいでしょ~」 男「バッグがいいね。カッコイイし、服に合ってる。センスいい」 女「ありがと~」 男「上げ底...
「ありがと~」まではよく聞くぞ。 そこから先はお察し。
大人は誰も笑いながら テレビの見過ぎというけど
自称非モテの恋愛に関する情報弱者っぷりは異常。 ここに書かれてることは正しい・間違いを問わず男女の関係においてはしょっちゅう言われてることで、無論それぞれに反発する人も...
また始まった
言い続けて無いと自分を保てないんだよ。そっとしておこう。
選択を行うとき、過去の経験や得た情報によって甲乙をつけ選択をする。 ではその選択のために必要な情報はどうやって得た? やはりそれまでの、過去の経験に基づいて得た情報によっ...
性に目覚めていない男子小学生に、恋愛に関する情報を入手するために男子校への入学を拒否せよというのは無理があるんじゃないかな
http://anond.hatelabo.jp/20140310152436 ↑これ書いた者だけどさ 恋愛っていうのは真に自由市場主義的な、弱肉強食のそれこそ不平等で不条理なもの。「もって生まれた環境や運に帰結する」、...
んなもん、教えてもらうもんじゃないだろ。自分で模索し続けろよ。
義務教育だって必ずしも「教えてもらうもん」とはいえないだろ
別にわざわざ教えなくたって、コミュニケーションなんて集団生活してたらある程度する機会があるもんだろ?それで試行錯誤しながら、自分なりのコミュニケーション術を体得すりゃ...
少子化が問題視されている現状を考えるなら、マスで教える効能はあるだろ。
男性は『理解』を、女性は『共感』を大切にする。 うちの会社にいるオジサン連中、あれは男だと思っていたが、女だったのか。 面倒くさい稟議に根回し、会議でのかみつき、飲み会...
人間は主観からはどうしても離れられないので、差別は仕方がない。 いいんだよ、主観的で。 頑張って客観的であろうとするのはしんどいだけだ。
男「へえ!私服もいいじゃん。似合ってんじゃん」 女「えへへ~。いいでしょ~」 男「バッグがいいね。カッコイイし、服に合ってる。センスいい」 女「ありがと~」 男「上げ底...
考えるな。 感じろ。
童貞の日記か?
男「へえ!私服もいいじゃん。似合ってんじゃん」 女「えへへ~。いいでしょ~」 男「バッグがいいね。カッコイイし、服に合って る。センスいい」 女「ありがと~」 男「上げ底...
知らんけど、どこぞの恋愛本に書いてある内容を読んでそうだったのか!?ってなって書いた文章ですか? そんな恋愛マニュアル作ってもウハウハになるのは作者だけで実際に読んだ人...
夏が待ち遠しくて、増田のカルマ ランク タイトル ブクマ数 日付 カテゴリ 1 自走式彼女 2049 2017/09/07 16:42 暮らし 2 なんか結婚できた 1932 2017/08/30 10:34 暮ら...
ドラゴンうんち
適当に、ブクマ数順に検索したものを並べただけのものに、どの程度の価値があるかというと少し疑問だな。 こういうの見ると、しっきーメソッドって一つ一つにコメントつけていた分...
個人的には、「ブクマ数は全然だけど、オススメの増田記事」とかの方が興味あるかなあ。 サクラが数名ブクマつけるだけで注目エントリに行くか、有名なブクマカが真っ先に目をつけ...
イイハナシダナ…(全国の中高生に読ませた)
二位だけ読めば良い