2013-11-13

上手なキスの作り方

だいたいの女の子ってヘタクソなキスをする。慣れない女の子は身体中ガッチリ固まっててキスを楽しむどころじゃないし、慣れてるふうな女の子でも、強引に舌を口の中に入れてきて、むやみやたらと掻き回してくる子は多い。そしてこれが驚くほど全然気持ちよくない。熱々の唐揚げを食べてるようなせわしない気分になる。セックスが下手な男ってこういうふうにペニスを挿入して女の子失望されるんだろうか、とかふと思ったりもする。でもたまに最初からすごく上手なキスをする女の子もいる。それは30代に多いけど20代ももちろんいる。10代にもたぶんいるんだろう。そういう人はどんなキスをするんだっていう話ですけど。キスセックスが本当に上手な人っているんでしょうかね?

上手なキスってどういうキスのことを言うんだろうか。自分がここで言ってるのは、街角で別れ際にカップルがチュッってするようなキスのことではない。ベッドの上でのキスのことだ。ベッドの上のキス街角キスの延長線上でとらえてもらっては困る。それは全くの別物だ。きゅうりとおちんちんぐらい違う。ベッドの上でのキスは跳び箱でいうところの踏み台にあたる。それだけで完結するものではなくそれは直後のセックスという行為に直結するものだ。上手なキスというのは「相手に快感を与えるキス」「相手に充分なセックスの準備をさせるキス」という意味でとらえるべきなのだろうか?それなら上手なキスをする女の子自身は快感を享受していなくてもいいの?うーん、どうだろう。そもそもキスという行為はどちらかの主体のみに帰属するものではないんじゃないだろうか。キス主体は常に二人だ。だから上手なキスっていうのは二人がともに満足しえるものでなくてはいけない。AN EXCELLENT KISS GOTTA MAKE EACH OF YOU SATISFIED. 「こいつキスが下手だなー」とあなたが思うとき、その責任の半分はあなたにもあるのだ。

さて実は、上手なキスあなた自身の手で作り上げることができる。たとえ一晩の仲であったとしても、一晩だけで女の子キスはかなりの程度上達する。女の子唐揚げみたいなキス明け方にはマシュマロみたいなキスに変えることができれば男冥利に尽きるというものでしょう。でもどうやって?以下に自分が知っているかぎりの上手なキスの作り方のレシピを書いてみよう。簡単だよ。

まず彼女には全身の力をぬいてリラックスしてもらう。それから自分の指示がない限り出来るだけ無駄な動きは控えてもらう。顎にも舌にも余計な力は少しも入れてはいけない。

そして唇と唇が、舌の先端と先端とが触れ合うか触れ合わないかぐらいの距離でキスをする。自分の唇と舌の感触を確かめるように、ゆっくりと少しだけ動かす。息とかも吹きかけてみる。ここで接触している部分の感覚に神経を全力で集中するように指示してみよう。鋭敏な感覚女の子ならこの時点でもうすでにとろけそうな眼をしているだろう。

それから少しずつ触れ合う舌の表面積を大きくしていく。唾液も少しずつ口の中に溜めていく。けれども顎や舌は硬直させずにあくまでリラックスしたまま。ここまでくると自分場合、少し動くだけでも快感が頭をはじく。途中で唇を離して相手の様子を表情からうかがってもいい。表情(特におそらく眼)は女の子がどれだけ入り込んでいるかを知る大きな手がかりだ。唇を一度離すと、また一から上のプロセスを辿っていく。相手がじゅうぶんに入り込んでるのが確認できたなら、プロセス適当スキップしてもいいかもしれない。というかこのへんはもう好きなようにしてください。

最終的には舌の腹の部分全体で相手の舌の腹の部分全体に触れるような方向にもっていく。自分の唾液を舌を通じて相手の口の中に混ぜていく。それは何かしらの幻想的なイメージを相手に抱かせるだろう。口腔全体で相手の舌を吸ったり吸わせたりしてもいいし、歯を使ってわりと強い刺激を与えたりしてもいいと思う。この時点になると自分たちがいつ、どこでキスしてるのかに関する認識を失ったりもする。こういう状態をトランス状態という。

自分の知り合いで言葉と動作だけで、女の子トランス状態にいれてしまタイプいかがわしい男がいる。それは驚くべきことだけれど、実はそれと同様のことを一つの正しいキスは簡単に可能にする。しかキス場合自分も同じように安心してトランス状態に入ることができる。もちろんキスする前に二人の間にどれだけの信頼関係ができあがっているかものすごく大事だろう。特にヤリチン場合信頼関係もクソもなく、ただただ二人の性欲だけでつながっていることも多いんじゃないだろうか。でもより強い快楽を味わいたい/味わわせたいなら、その場だけでも必ずリラックスして身を委ねてもらう必要がある。それは強烈なセックス必須の前段階となる。一言で要約するなら、全身緩和と局地集中。この一見矛盾した状態を作り出しやすいような環境づくりをこころがけてほしい。

さて、注意すべき点がひとつだけある。それは女の子プライドに関することだ。あなた女の子に直接「君はキスが下手だから俺が教えてあげる」というような趣旨のことを伝えてはいけない。それは女の子のこれまでのキス全否定するような発言だし、彼女をいたく傷つける可能性もおおいにある。ソースは俺。だから会話の中にキスうまい/へたの概念を持ち込んではいけない。場合によってはハイパー上から目線でいくのも悪くないけど、自分に何かしらの自信がある女の子には特にそれがうまく機能しないことがあることも知っておいたほうがいい。だから「教えてあげる」じゃなくて、「一緒に試してみようよ」というスタンスで誘導するのが一番無難いいんじゃないかしら。

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