2024-09-25

自殺ポッドの夢を見たことがある

https://www.bbc.com/japanese/articles/cwyl02d1r1mo

 

夢でこういうのに入って死のうとする夢を見たことがある。

夢の中の自殺ポッド繁華街ビルに、

なんていうか漫画喫茶みたいな感じであった。

小さく区切られた自分ブースポッドがあって、

ほんとに漫画喫茶の個室ブースに入るのと同じ感じで、

自分ブースに入り自分ポッドに横たわって自分スイッチを入れる形式

食べたいものの取り寄せができます!って感じで軽食メニューが横にあった。

 

私はこれが人生最期だ、なんて悲壮さはなくて

すごく淡々とした気持ちで、でもこれから死ぬのだという自覚だけはあった。

パスタとかなんかが並ぶ軽食メニューちょっと眺めて、食べたいかも知んないな、でもまあいいか……

みたいな気持ちポッドに入って蓋を閉めて、ぱちんとスイッチを入れた。

夢の中のポッドはなかを水で満たして窒息死させる仕組みらしく、

すぐに背中や髪が濡れていく感触があった。

ぼうっと水が溜まるのを待っていて、途中で何か、やらなきゃいけないことがあったのを思い出した。

それが何だったのかは忘れた。

 

ともかく一度スイッチを切り、濡れた髪と服のままポッドから出た。

個室ブースから出ても周りには誰もいなくて、一度出ちゃったけどもう一度ポッドを使えるんだろうか、とか、

髪がびたびたで気持ち悪いし恥ずかしい、とか思いながら

自殺ポッドの店内をうろうろしていた。

 

周りのことがわからないし誰かに助けを求めることもできなくてぼんやり孤独だった。

でも、その孤独は、わたしにとって割と普段から遭遇しがちなもので、

特別悲しいとかさみしいみたいに感情を揺さぶられることはなかった。

用を済ませたら死ににいかないと、とただ漠然と思いながらうろうろしていた。

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