参加するのは3回目。去年の夏も来たが、初めてのコミケに圧倒され、見物しただけで終わった。
今年の夏は、ネットで懇意にさせて頂いてるサークルさん(以下Aさんとする)からチケットをもらえるということに。
ドキドキしながら集合場所の国際展示場に向かう。
冬コミから8ヶ月、東京はどこに行っても人が多いなと思うが、コミケはただただ圧倒される。
国際展示場駅の人の多さと言ったら。
段々と混雑する電車で痴漢に間違われないように両手でつり革につかまっていた。
田舎者あるあるじゃないだろうか。
駅につくと人の流れについていきゆっくりと改札まで進む。
久しぶりに会う人だったので顔を覚えているか心配だったが、向こうが覚えていてくれた。
チケットを渡され会場に向かう。
途中で一般とサークルに別れる。去年は一般だったなあと懐かしみながらサークル側へ。
並ぶ一般参加者に対し、倒れないようにねと心の中で祈りながら進む。
入場のやり方はよく分かっていなかったので、とりあえずお世話になるAさんのやり方を真似する。
あとチケットに本名書いてあるのね。何となく怖くて見れなかったけど。
創作ジャンルだったので西へと向かう。企業は上だったかとかぼんやりと思った。
サークルのスペースに到着。
「じゃあちょっと準備を手伝ってくれる?」
とAさんに言われたけど、何をすればよく分からない。
Aさんが荷物取ってくるとどっかに行ってる間、スペースにぽつんと残される私。
横目でチラチラと他のサークルがどうしてるかチェック。
何かテーブルの上のチラシをまとめて袋にいれていたので真似。
うちわがあったのでそれだけ頂いて鞄に入れた。
Aさんがダンボールを持って戻ってきた。
チラシをまとめたのは正解だったらしい。
それで仕事した気になって、椅子を降ろさない私。マヌケだった。
テーブルに布をかけて、オリジナルの本を置いていくAさん。
数分後には準備完了。何かサークル参加しているって実感がわく。
Aさんが開場前によるところがあると言って少し退席。
やってて良かったTwitter。暇が潰れる。
並んでいるフォロワーを見て、何となく優越感。何もしてないのに。
Aさんが戻ってくる。
まどマギは好きだけど、列が凄いらしいので並ぶ気がわかなかった。
若いんだから並んで来たらって言われたけど、暑いの苦手なのでとか意味不明なこと答えてた。
じゃあそもそも夏コミ来るなって話。
基本的にコミュ障だから仕方ない。でもAさん「なら仕方ないなw」って笑ってくれた。
Aさんマジイケメンで惚れそう。私男だけど。
それからお昼まで売り子。
創作はそんなにうんと売れないっぽい。人気サークルは無論別として。
初めての売り子でドキドキ。
Aさんニヤニヤ。買ってく人も何かニヤニヤ。
「頑張って下さい」はAさんじゃなくてきっと私に言ってた。
共通の知り合いじゃないときは私は借りてきた猫のごとく大人しくしてた。
お昼近くに休憩がてら買い物に言っていいよと言われる。
長居すると迷惑だろうと、挨拶は短めに切り上げ。冬はそれで少し失敗したし。
東での買い物を終え西に。40分くらい経過してたのでささっと見て回ることに。
チェックしてたものを早々に買い、何か他に良い物が無いかとフラフラ。
「果汁なんとかかんとか」というサークルの本を買う。絵が素敵。
一瞬スケブ頼もうかとも思ったけど、スケブ受付停止中だったので断念。
まあこういうのは午前に頼まないとなー。
前からファンだった人がお願いするのが普通だろうし。新参なので我慢。
お買い物が完了してスペースに帰還。
Aさんのスケブがちょうど終わってた。今度はAさんが休憩に。
スペースに一人になった時のドキドキ感は異常。最初ちょっと声が震えた。
その後個人的な知り合いが来襲。
話をするのは良いが、長くなってしまいAさんのスペースなのに申し訳なかった。
知り合い空気読め……と思ったが冬に似たような失敗をした私はあんまり強く言えない。
今思うと、その経験を伝えてあげれば良かったって感じだけど。
Aさん戻ってきてからはあっという間だった。
話し相手がいるって良いですねって言ったら、だから誘ったんだよって言われた。
何か嬉しかった。必要とされたことがというと大げさだけど。
3時半くらいに撤収作業。ダンボールに本を詰めてる時に閉会のお知らせ。
拍手してた時、満足感に満たされていた。
この日一番並んだのがここ。壁サークルは一つしか行かなかったし。
その後新橋での打ち上げに参加。1次会で離脱し池袋のホテル戻ってコミケ終了。
暑いけど凄い楽しかった。サークル参加だと、一般とはやっぱりまた違うなあと実感した。
また冬も参加したいな。