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2009-07-21

平川哲生「川の光リアルタイムtwitterコメンタリーまとめ (1)

Mon, Jul 20
  • 07:59 幸か不幸か起きていますので、アニメ川の光再放送に合わせてtwitterコメンタリをやります。どこまで書いていいのやら、なにを書いたらいいのやら……。タイピング速度もあるので、ちょっと下準備をしておきます。
  • 08:00 remove覚悟の上で連投します。最初にあやまっておきます、すいません。
  • 08:30 ニュースの放送中ですが、のんびりと、アニメ川の光』のtwitterコメンタリをはじめます。原恵一さんには「すべて正直に言え/書け」と言われているので、たぶん、ぶっちゃけ話もします。
  • 08:31 アニメ川の光』は、6月20日の本放送、28日のBS再放送今日は再々放送になります。本放送の視聴率はふるわなかったのですが、反響の多さから、このような短いスパン再放送になったと聞きました。涙がちょちょぎれるほどうれしいです。みなさま、ありがとうございます。
  • 08:32 まずはじめに、演出未経験の私がなぜ監督に抜擢されたか? メディアでは「原恵一さんの推薦」と語られていますが、本当は茂木プロデューサーの推薦です。原さんは「茂木が言うなら」という感じだったとのこと。私が言うのもなんですが、無謀にもほどがあります……ありがたいことですが……
  • 08:32 演出協力の原恵一さんは何をしたのか? シナリオ打ち合わせに出席して、私の絵コンテをチェックしました。通常のコンテ・チェックは監督が絵・セリフト書き消して直しますが、原さんはメモを残す。たとえば「こんなセリフはどう?」とか「アオリの構図がいいのでは」など。
  • 08:33 その後あれこれ相談して、私がコンテを清書します。全930カットのうち、原恵一チェック後に修正したのは、だいたい50カットほどだったと思います。放送後、私が「作品に原さんのテイストを感じた人が多かったみたいですよ」と伝えたら、原さんは複雑な心境だったようです。
  • 08:34 とはいえ原恵一さんの役割は小さくありません。私はチェックに通るコンテを意識したので。1カットだけ流背(専門用語です)を使おうと思ったら、「これキライ」とメモが書かれていて笑いましたw。キライって……。あとNHKエンタープライズ・廣岡篤哉さんのコンテチェックにもお世話になりました。
  • 08:35 脚本吉岡たかをさんが第三稿まで、私が第四稿を書きました。第四稿は絵コンテを想定して、プロット整理やセリフ改変など、大幅に書き換えたため、部分的にシナリオ打ち合わせの内容を無視する形になってしまい、いろいろ申し訳なかったです。この作品台詞ミス(後述)は私の責任です。
  • 08:35 はじまった!
  • 08:35 冒頭から音楽がいいですねー。レコーディングに立ち会いましたが、栗原さんはその場でがんがん楽譜を修正するんです。音のニュアンスもどんどん変える。楽器奏者はそれに柔軟に対応する。鳥肌モノでした。私は8トラックMTR宅録少年だったので、夢の現場でした。
  • 08:36 原恵一さんも言ってましたが、この作品シナリオ打ち合わせは、とても良かったと思います。アイデアがたくさん出て、それを可能なかぎり活かすようにしました。私は初監督なので知らないのですが、生産的でないシナリオ打ち合わせも多いとのことです。
  • 08:36 動物といえば「丸くなる」作画! でも、これは実は原作どおりだったりします。
  • 08:36 75分の作品なのでB級の系譜は少し意識しています。シーゲル、リュイスなどですね。結果、フォードホークスへのいびつな愛情のしみこんだ作品になったと思います。宮崎駿さんへのいびつな愛情もあり、お父さんのヒゲいじり癖は、これです http://tinyurl.com/kmxl8z]
  • 08:37 こういうところは演出家にとっては大問題ですが、視聴者の方はぜんぜん気にしなくていいと思います。いちおう、せっかくなので、書いておきます。ただ、やっぱり、この作品の演出は映画っぽくはないですね。当時の私は、CMなしのテレビ75分を見せきることを意識していたんだと思います。
  • 08:38 いやあ、声優が豪華ですねー。お父さんの台詞「お前が食べ過ぎなきゃね」は原さんのアイデアですよ。
  • 08:38 ペットボトルあたりの美術男鹿さんです。ふつう背景は美術ボードに似せるものなんですが、もう完全に男鹿流ですね。すばらしい。ありがたや。美術監督稲葉さん、日野さんは「男鹿さんの絵はまねできない」とか「あの絵は、音楽ライブみたいに、再現不可能」と言ってました。
  • 08:38 うう、書いてると見れない。見ていると書けない。コメンタリってむずかしい……
  • 08:39 画面がロングショット主体なのは理由があります。アップ主体のネズミ目線は、地面などの一部しかフレームに収まらず旅の感じが出ないこと。ネズミ目線が面白いのは20分が限界ということ。『ガンバの冒険』の手法を避けること。作画が楽なこと。結果的に美術の負担が大きくなってしまいました。
  • 08:40 金田朋子さんの熱演が! 人差し指くちびるにあてて、ぶるぶるさせて「ぶくぶく」の声を出してました。
  • 08:40 滝に落ちたチッチが浮かび上がって、タミーに助けられるあたりの原画は、加藤寛崇さんです。制作さんに「ちゃんとチェックしてください」と笑われ、私は「完成画面で楽しむからいいのだ」と答えたほど、ノーチェックで通せる、すばらしい原画でした。作画マニアは要チェック。
  • 08:41 現実のタミーは来客に頭からどーんと突っこんでくるお転婆な犬なのですが、平野綾さんはその感じをうまく出してますね。かわいい。タミーは最初・中ごろ・最後と短い出番ながら、印象に残ってもらう必要があったので、華のある平野さんにぴったりだったと思います。
  • 08:42 レイアウト、アイレベルが変だったりしますが、わざわざ変な感じに描いてください、と指示した結果だったりします。数えてませんが、レイアウトは6割くらい自分で描いたと思います。
  • 08:43 Aパート絵コンテの軸がぶれてます。まだスタイルというか、基調というか、トーンというか、そういうものを模索しているような印象。旅立つまでに14分しか使えなかったので、詰めこんでるのは仕方ないとしても、構図、カット割り、いま見るとつらいです。出発したBパートからマシになるような……
  • 08:44 山寺さんのお父さんはいいですねえ。少し頼りないけど、やさしいお父さんの感じがすばらしい。山寺さんは、あっという間に指示に対応できて、プラスアルファで演技を加えてもらえるすごい方でした。私は、山寺さんなら『御先祖様万々歳!』の多々良伴内の役が好きです。
  • 08:45 「川はタータの母だった」と原作では地の文で直接描いていますが、どうやってアニメ化すればいいのか、迷いました。結果、ごうごうという母体のような音にしてみました。こういうのってむずかしいですね。
  • 08:45 木が切られるあたりから、夕方まで、原画は黒柳トシマサさんです。若いし、うまいし、イケメンだし、まったくもってけしからん原画マンです。ありがたや。
  • 08:46 爺さんネズミ役は青野武さんですよ! なんという贅沢! マイケル・ペイリン! 青野さんの声は「きこりの歌」つながりで、この直後の切り株の場面に進む伏線なのです(嘘)。
  • 08:47 環境破壊はいま、たくさんの説が入り乱れている状態で、とてもアニメでは扱えません。もし扱うとしたら、ロンボルグ的な視線も入れて「近視眼的にならないよう、真剣に考える必要がある」くらいの主題になると思います。問題意識は高まっていくでしょうし、これから扱われるべき大きな主題でしょう。
  • 08:47 護岸工事環境破壊か? 答えはNOだと、視聴者の私は思います。監督の私は、巣が壊されるショックを描くために、悪者あつかいする必要があると考えていたようです。
  • 08:49 折笠富美子さんのタータはいいですねー。原作はタータが主人公なんですが、アニメはチッチの活躍が増えてます。が、折笠さんの演技で、タータが前に出てきたように感じました。
  • 08:49 三匹が並んで走る場面(3カット兼用)と、イタチに襲われる場面の原画は植村淳さんです。ありがたや。ネズミの走りは、急ぐときは2コマ中2枚、通常は3コマ中2枚。動物の走りはパターンが少ないので、ガンバに似ています。植村さんのところは2コマ中3枚で、空中ポーズが入ります。
  • 08:49 ちなみに原恵一さんは、当初、このイタチを中心にした物語を考えていたようです(原作にもある)。それじゃガンバになってしまう、という理由で、いまのような形になりました。それくらいガンバは恐ろしい作品なのです。アニメ史に向き合うなら、これ以外の選択肢はなかったと思います。
  • 08:49 夜、根で三匹が寝ているカットは、写真をそのままレイアウトに使ってます。写真レイアウトに使ったのは、自然物では、ここと冒頭の川の3カットのみ。バス車内はさすがに写真レイアウトが多いですが、ほかは基本的に写真は参考程度にしました。
  • 08:50 自転車のかげに隠れて走り、猫を避ける部分は、某映画からアイデアをいただいてます。
  • 08:50 チッチの「え~、もう旅行おしまい?」という台詞は、原恵一さんのアイデアをいただきました。前述の「お前が食べ過ぎなきゃね」といい、なんか、原さんらしいですよね。
  • 08:51 ドブネズミたちに会ってから、チッチが転ぶまでの原画は、石井邦幸さんです。丁寧な仕事ぶりで助かりました。かなり立体的に描く方で、ほかの原画とは耳の形などがちがいます。
  • 08:52 ドブネズミたちについて、原恵一さんは「聞き分けのない乱暴ものが良い」と考える。私は「話せば通じるやつらであってほしい」と考える。ここらへん好対照ですね。いろいろ話し合った結果、原さんの方のプランにしました。
  • 08:53 クマネズミは、人間を利用して、レストラン自動ドアを出入りするみたいですよ。能力が高すぎる。
  • 08:53 つるや食堂は、松浦さんの小説半島』から名前をいただきました。『半島』に登場するつるや食堂はもう少し小ぎれいだと思うんですが、アニメではネズミが出てきてもおかしくない、時代がかった建物にしました。
  • 08:54 ドブネズミがトリモチにかかるアイデア原恵一さんのものです。
  • 08:55 赤い郵便ポストあたりは、レイアウト、BGの兼用を考えて脚本を書いてます。涙ぐましい……
  • 08:55 まあ、ぶっちゃけホークスです。
  • 08:55 子供たちが排水溝を泳いだり、グレンに誘われるまでの原画高野登さんです。私は高野さんの原画が好きなんですよ。ベテランの風格といいますか、シンプルかつ的確で、まちがいようのない原画、撮影指示、タイムシート。完成画面では伝わらない部分ですが、とても頼りになるうまさです。
  • 08:56 ベテランの風格は、この作品では、山内さん、高野さん、山崎さん、小野さん、寺田さんの原画で見ることができます。ありがたや。作画マニアの方々は、作画の実作業を経験してないと判別がむずかしいのですけど、ぜひこういう原画のうまさにも注目してみてください。
  • 08:57 横向き歩きのリピート作画、スライドは、単純ながらいちばんのリテイク回数でした。前足にあわせると後足がすべり、後足にあわせると前足がすべってしまう。むずかしいもんです。
  • 08:58 図書館のCパートは、鏡・ガラスモニタピアノ、逆さまの本『川の四季』、逆卵型の下水道。ねちっこく反転・反射を描く画面構成です。主人公たちが屋上に上がるまで、カメラ建物の外に出ません。図書館は窓ガラスポイントになるので、モデル杉並区図書館にしました。
  • 08:58 グレンの登場から別れまでが約11分です。テレビシリーズの半パート分。短い場面ですが、大塚明夫さんの演技がすばらしく、印象に残るキャラクターになったと思います。ちなみに原作のグレンは、ソシュール以後のポストモダン社会に生きる人間の苦悩を理解しているような、賢者ネズミです。
  • 08:58 収録は一日で終わらせる強行軍でした。お昼の弁当休みも早くすませよう、「30分くらいか?」と話していたところ、大塚さんがあのいい声で「15分だ!」と勇ましく叫び、笑いをとってました。大御所声優さんたちは、技術も一流ですが、現場の雰囲気づくりもすごいんですよね。勉強になります。
  • 08:59 大塚さんマジでかっこよすぎるぜ……
  • 08:59 鏡やモニタに映るグレンは、やっぱりアングル的におかしいですね。絵コンテに「おかしいですが堂々とやりましょう」と書いたのは自分ですが…。当時の私は、リアリティに足を縛られて窮屈な演出をしてはならぬ、などと考えていたんでしょう。視聴者の私は全体的にそういう傾向を感じました。
  • 09:00 原作のドブネズミ帝国が削られてしまったので、いちおう「なかにはいいやつもいるんだ」という台詞を入れました。ここらへん、面白いところなんで、ぜひ原作もお楽しみください。
  • 09:01 グレン大塚さんと、タータ折笠さんのからみは抜群ですねー。いいわー。
  • 09:01 「そうなんじゃないか」とか「そういうことなんじゃないか」は、松浦寿輝さんの作品にたびたび登場するので、グレンの台詞にしてみました。
  • 09:03スネークならダンボールに隠れるはず」という感想に笑いました。勉強不足でしたw。ただ、ハンカチに隠れるのは、バスの場面でタオルに隠れる伏線です。
  • 09:04 チーズケーキ番長なのに、ショートケーキを出しちゃって申し訳ありません。チーズケーキって絵にならないんですよね……。まあ、食べるほうとしてはそこがいいんですけど……
  • 09:05 給水機は原作になく、水の音、母の音、抱きつくタータ、川への思い、みたいなことをまとめて表現しようとした結果です。ここらへんはコンテを描いてうまくいったかも、と思いました。
  • 09:06 大塚さん……。
  • 09:07 シンメトリーの構図は、右を描けば左は反転してトレスできる、一枚描けば裏返しトレスで別カットも完成、という効率重視のために採用してます。みみっちいですね……
  • 09:08 図書館からの大俯瞰のBGは5回くらい兼用します。大変なカットはとにかく使いまわす。エコロジーであります。
  • 09:09 逆卵型の下水道、ここの背景は稲葉さんの担当です。描きこみすぎ!ありがたや。
  • 09:10 「あの雫が落ちたら」あたりは原作にありません。原恵一さんに「別れの場面をもっとじっくり」と言われたので、あれこれ迷って、こうしてみました。
  • 09:10 下水道プラットフォームあたりの背景は草薙の方が担当です。とくにマンホールがかっこいい。「クオリティが高くて驚いた」と美術監督の若いふたり、稲葉さんと日野さんも言ってました。私も上がりを見て驚きましたね。ありがたや。
  • 09:11 鉄砲水あたりの作画は、4カットほどが沓名さんの原画です。ここらへんは担当原画がとびとびなので、作画マニアの方でも見分けるのは難しそうですね。
  • 09:13 下水道のDパートから、ブルーのEパートまで、クレジットにないですが虫プロダクションが作画を担当しています。が、かなり原画がこぼれたので、手分けして描いてます。私も少し原画を描きました。
  • 09:13 下水道マンホールから煙草が落ちる場面。原恵一さんは喫煙者ですが「こんなことする人はいるのか? このシーン必要か?」と言ってました。私は「する人もいる。闇にぼわっと浮かぶ光は面白い、水の勢いを表現するため、またカップ容器で流れるくだりの伏線になる」と言い張って、入れた場面です。
  • 09:14 原恵一さんに口ごたえするとは、なんとも生意気新人監督であります。しかし、ひとつの作品にふたり監督は立てないので、仕方ない。
  • 09:14 カップ容器で流れる三匹、脚本ではお父さんの「しっかりつかまってろ!」という台詞が二回連続していました。が、山寺さんは何も言われずとも的確に判断して、二回目を「ちゃんとつかまってろよ!」に変更していました。これは収録中にいちばん驚いたことです。すげえ。
  • 09:14 こういう台詞が二回連続してしまうミスは、実はけっこうやってます。すべて私のミスです。次から気をつけます(もし次があるのならば)。
  • 09:14 カップ容器からチッチが落ちてしまうあたりは、石田慶一さんの原画です。暴れん坊ですねー。びっくりするくらい枚数の多い原画で、タイムシート等もひじょうに複雑、完成するまで画面がどうなるかわからなかったんですが、ど派手で面白い感じになったと思います。
  • 09:15 ブルーのEパートは、手水鉢・猫ベッド・染料鍋と、凹のような形のものを3つ。瓦屋根と鍋蓋で抜けている上の面を覆う、という画面構成。最後に、指輪が鍋蓋の上に置かれていたのは、構成上の理由があります(レイアウトを兼用する目的もあります)。
  • 09:15 少佐ーッ!
  • 09:16 けっこう小さい紙で作画しているので、大きいテレビで見ると粗が見えますね……。
  • 09:17 ブルーの家あたりは、美術監督日野さんです。上品な感じですね。
  • 09:18 内田百間の『ノラや』をやろうとして、やめました。ちょっと後悔してます。
  • 09:19 ブルーが「白を受け入れよ」とさとすくだりは、汚れたチッチを手水鉢に落とすところ、汚れたチッチを舌でなめるところ、瓦屋根の上の場面で計三回くり返されます。ここらへんはアニメオリジナルで、原作にない場面なんですが、好き放題やってるなぁ、と視聴者の私は思いました。
  • 09:19 ブルー役の田中敦子さんの演技がまたすばらしいですね。なんというか、包容力があって、長台詞も説得力をもっています。こんなに豪華なキャスティングなら、もっと台詞を増やせばよかったですねえ。尺が厳しいため、一文字二文字の単位台詞を削ったので、仕方ないのですが……。
  • 09:20 ブルーは友達がいない、必要ない、という原作を少し意識して、野良猫を追い払う場面を入れてみました。
  • 09:20 猫ベッドで寝ているお父さんに、タータが言う「ちょっと待ってね」の芝居が、実に折笠富美子さんらしくて、すばらしいですね。ここだけくり返して見たいほど。私は『あたしンち』のみかんファンなのです。
  • 09:21 ブルーの家の台所、染物の機材がならんでいる場面の背景も草薙の方です。とても丁寧な仕事です。たくさん描きこんじゃって、ほんとすいませんでした。山本二三さんは公演で、「平川監督空間フレーム内の何も描かれていない場所)恐怖症だ」と言っていたようです。ほんとすいません。
  • 09:22 染料鍋に入ろうとするチッチをブルーがはじくところ、絵コンテでは前足だったんですが、担当原画の方がしっぽに変更していました。ブルーはしっぽの雄弁なキャラクターだったので、私は「それだ!」と思い、すんなり変更しました。
  • 09:22 私のぬるい絵コンテを適宜変更していただいた、ありがたい原画は、小野隆哉さんです。またしてもベテランの風格! 原画は演出の領域に踏み込まざるを得ない、という好例ですね。
  • 09:22 私はブルー屋根のところの劇伴が大好きなんですよ。栗原さんの曲は、楽しげなものもいいですが、せつない曲がたまりません。
  • 09:23 「やさしさのない職場だぜ……」
  • 09:24子供がいるとそれはそれで」は原作どおり。こういうユーモラスな場面、いいですよね。
  • 09:26 原作動物病院アニメでは出せないので、ネズミたちがピアスを見つけるくだりを指輪に変更して、ブルーの場面に入れました。ピアス指輪に変更した理由は、丸いこと、尻尾に通せること、いろいろあります。動物病院は登場させたかったですねえ。残念。
  • 09:27 ジョン・フォード! でも真似することにも失敗している!
  • 09:27 公園のFパートは、高低差、3の均衡、人工的な自然、という画面構成。少し欲張りすぎたかもしれません。「3の均衡」は、1・2・4のときにバランスが崩れ、何かが起きる、たとえば3人の親子が座るベンチ下にネズミのお父さんが入ると、蹴り出されてしまう、など。うーん、ややこしいですね。

増田の文字数制限にひっかかったので(2)へ続く

2009-06-29

野良猫を拉致したい。

拉致する方法があったら教えてくれ。

家に連れ帰ってモフモフしたいんだ。

2009-06-24

エロゲーごときで鬼畜陵辱とか言っていてスイマセンでした・・・・

陵辱エロゲー規制されそうてか、もう規制されるんだよな?

陵辱物プレイするのがライフワークの俺は絶望するしかないあqwsでrftgyふじこl!!と思っていたわけだよ。

だけどね、もう鬼畜とか陵辱とかいいの。三次元彼女ができたお陰で。

あれは去年の夏コミが終わった後。

俺は絵の才能もないし、ゲームも作れないから、友達のサークルの売り子のバイトしてたんだよ。

その打ち上げで、知り合いのサークルおにゃのこ紹介してもらって、詳細ははしょるけど付き合えることになったんだ。

彼女腐女子で俺がエロゲーやっていても文句言わないし(むしろプレイしたりもする)、俺も彼女の腐趣味を気にしない。セックスのときはMっぽくて萌えたし、まさに最高のカップルだと思ったね。

で、そのうち彼女が衝撃の告白をしてきた。

増田くんはかなりの鬼畜ゲーマニアだから、OKだよね・・・・?」

って。

彼女ものすっごく言いにくそうだから、ちょうどプレイしていた魔法少女えれなの画面を指して、

「ももも、もしかしてこういうプレイしたいの?き、傷とか付いちゃうかもよ?」(てか、俺は触手出したり出来ませんが)

って聞いたんだよ。


そうしたら彼女

なんと、



生き物苦手板の住人でした。



動物虐待やどうやって殺すかの話を嬉々として語る彼女。正に鬼畜とはこういうヤツのためにある言葉なんだな・・・

野良猫を見かけたときに

「こういうの見かけたら、いじめたいと思う?」

と恐る恐る聞いた事がある。

「はぁ?エロゲーオタなのに二次元三次元の区別も付かないの?そりゃーイラつくしやっちゃいたいけど、三次のやるわけ無いじゃん。犯罪だし」

と言われた。

色々話し合ったけど、やっぱり彼女とはこれ以上続けられないと思って先月別れました。俺、ヘンな夢見たり嘔吐とかするようになっちゃったし。

彼女の腐本見たとき、ラブラブ系だったので全然分からなかったYO....

そんなわけで俺は、真の鬼畜彼女のお陰で、大好きだった陵辱エロゲーにすら拒否反応が出るようになり、無事(?)陵辱ゲーを卒業できました。

エロゲーごときで鬼畜陵辱とか言っていてスイマセンでした・・・・

最後に陵辱ゲーやっているヤツはたいして鬼畜じゃないと思うよ。

気持ち悪いけど、あまり虐めないでやってくれよ!

2009-06-20

http://anond.hatelabo.jp/20090620030426

野良子猫が、餌や愛撫を期待して近所のガキ集団に近寄ったとする。

ガキどもは極悪非道な見習いDQNで、

子猫の耳に爆竹を挿し、ノコギリで尻尾を切断し、眼球を(ryといった、暴虐の限りを尽くしたとする。

このとき、子猫の抱いた期待とガキどもの暴虐との間に線は引かれるのだろうか。

2009-06-16

http://anond.hatelabo.jp/20090614123301

元増田です。ご心配ありがとうございます。

菱沼さんとは違って野良にゃんにはなつかれる傾向にあります。

愛猫も膝の上には乗ってくれるし、

床に寝そべっているとお腹の上に乗ったりはするのですが、

今まで通りに一緒に眠ろうとすると、数分で「ニャッ」と一声鳴いて

さっさと立ち去ってしまうのです。

この切なさ、ベッドで妻に拒まれた夫の心境に近いものがあります。

どこかで浮気でもしているのか愛猫。

(室内飼いなので、ありえないのですが)

冬になったら、また何か変化があるかと期待して

季節が変わるのを待つことにします。

2009-05-29

http://anond.hatelabo.jp/20090529135746

折衷案。

人妻のまま風俗をやれば、ニーズがそれなりにあるから容姿マズくてもいけると思うよ。離婚しなくてもいいし、まあまあ刺激のある日々を送れる。

飼いならされた豚は嫌だ!野良猫がいい!という元増田の嗜好にも合ってる。いかにも恩知らずの野良猫らしい行動だろ。

単に元増田の嗜好にマッチングさせただけで、とうてい薦められる行動じゃないけどなw

2009-05-13

地面に向かってゆっくりと倒れる。

オレは死んだ。

もしくは死んでいく。

雑踏の中で。

朝日を浴びる道の上で。

ガムで汚れたアスファルト。

何万人もの人が歩いた道。

何も改善することなく

今までに死んだ多くの多くの多くの人々とまったく同じように

地面に向かって倒れこむ。

なにかが報われることはない。

奇跡が起こって、勝手に望みがかなったりしない。

今起こっていないことは永遠に実現しない。

目に見える世界こそがすべて。

不完全な、取り留めのない、エキセントリックな、反復的な、保守的な、ありふれた、

この世界こそが僕の人生だった。

死に至る道で気がついた。

どうしようもない不完全さこそがそれなのだ。

道行く人の疲れた顔こそが。

微妙に古びた町並みが。

毛並みの悪い野良猫や、集積所からあふれて散らばるゴミが。

それこそが人生だったと気がついた。

2009-05-09

子供を持つことの良さを具体的に教えてほしい

当方30代前半。つきあって3年目の彼氏(同い年)あり。年も年だし、そろそろ結婚も・・・・という話がでているところ。私にとって相手は、趣味も合うし、信頼できるし、ああこの人となら頑張って将来を歩んでいけるなー、と思える人で、幸運なことに相手も自分のことをそう思っていてくれるようだ。お互いそれほど収入が高いわけでもないけど、二人で働けばそれなりに暮らして行けそうだし、一見結婚には何の障害もないように見える。ただ一点を除いては。

問題点とは、彼は子供がほしいと思っているけれど、私はそうは思えない、ということ。

お金の問題とか、自分キャリアが中断されるとか、自由がなくなるのがいやだとか、そういう具体的な「生みたくない」理由があるわけではない。ただ、「子供が欲しい!」と思う気持ちが、分からない。比べるのもアレだけど、私は犬猫が好きで、野良猫や野良犬を見かけるともうニヤニヤしながら寄っていって、「よしよしおいで−」なんてやってしまうし、今は犬猫禁止のマンションだから無理だけど、次引っ越すときは絶対に動物が飼える住まいに!と思っている。そういう、感覚的に「うおおお、かわいい!ほしいよう!」と思う気持ちが、子供にはわかないんですよ。友達の子供とか見てると、「ああ、可愛いねえー」とは思うけど、「ああ、子供自分もほしい!」という気持ちになれない。

実際に子供を産んだ人は、生む前から「子供かわいい!絶対子供欲しい!」と思って生んだんでしょうか?それとも、生む前はそこまでの意気込みはなくて、結婚もしたし子供も産まなきゃなあ・・・って感じで生んでみて、生んだら「おお、子供って実はこんなにかわいかったんだ!」って感じなんでしょうか?

後者の人がいたら、是非「生む前は予想もしてなかったけど、子供はこういうところが可愛いぜ!」ってところを、具体的に教えて欲しい。あ、「生んだらわかるよ」はなしでお願いします。子供を持つことの良さ、幸せを、得々と語って、自分をその気にさせてほしいです。

私自身の今のスタンスとしては、彼が望むことだしできれば子供を持つ方向で考えたいんだけど、正直こんな心境で生んでしまっていいものか、実際生んでみたものの、子供に対する心境が全然変わらなかったら困るよなあ(困るというか、そんな心境で生んではいけないと思う)、という感じなので。

2009-05-08

http://anond.hatelabo.jp/20090508175350

議論のお遊びをふっかけてきてる感があるけど、まあ付き合うよ。

猫はストレスに弱い。とくに環境の変化によって簡単にストレスを感じる。

飛行機での長旅、他人の家やペットホテルでの生活、それに耐えられなかったら猫はどうなる?

旅行中に体調を崩した猫の世話のコストは誰が負担する?

友人知人宅でなにか病気にでもなったら、友人知人は猫を生かすために多大な苦労を背負うのでは?

ペットホテル病気の猫でも預かってくれるのか?

様々なケースを考えて、結果として、両親自身が猫の生命を絶つのが最善であろう、と判断されたのかもしれない。

「猫はストレスに弱い(中略)それに耐えられなかったら猫はどうなる?」キリッ

とか言ってみたところで、それを知っていて猫を飼って、

海外旅行で置いてけ堀にしてストレスを貯めさせて病気にしたり、

あずかってくれる人に迷惑をかけたり、それが嫌だから殺したりするのって脳が足りてないとしか言いようがない。

旅行中に体調を崩した猫の世話のコストは誰が負担する」のは飼い主に決っているじゃないか。

そんなリスクも背負えずに生き物飼うなよ。今日も飼いきれなくなった亀とトカゲを野外に放置した飼い主がニュースになってたけどさ。

「友人知人宅でなにか病気にでもなったら、友人知人は猫を生かすために多大な苦労を背負うのでは?」だから預けるのは大変なんだよ。

そんなリスクも背負えずに(以下略

ペットホテル病気の猫でも預かってくれるのか?」旅行に出かける前から病気ならまず病院連れてけよ、常考

ペットホテルで預かってる間にペット病気になったのならホテル責任持って看病するだろ。その分の追加料金取られるかもしれんが。

どのような状況でも動物生命の維持を最優先するべきだと言うなら、

競走馬が脚を骨折したら安楽死処分されることに黙っているべきではない。

飼うという時点で猫の一生は飼い主である両親に奪われているのだから、

「どのような状況でも」なんて言った覚えがない。が、とりあえず挙げられた例につっこむなら、

競走馬安楽死処分については、その競走馬治療して養うだけの金銭的な余裕が飼い主にないという理由がある。

あるいは、治療を施しても最後には衰弱死してしまう可能性が高いため安楽死を選ぶという場合もある。

どちらにせよ、海外旅行に行くから飼い猫を殺すという話よりもっと逼迫したケースだ。

海外旅行に行くなら猫を飼い続ける程度の経済的余力は依然あると考えられる。

元記事と骨折した競走馬安楽死とを同一レベルで考えることはできないよ。

飼うという時点で猫の一生は飼い主である両親に奪われているのだから、

ストレスがあったとしても生きられるのか、それとも不自由のないうちに殺されるか、

その選択権はすでに猫の側にはない。

猫をみくびりすぎ。家の中に閉じ込めていっさい外に出られないようにしない限り、

猫は家主が嫌なら家出して野良になることができるし、実際そうする猫はいる。

家族海外旅行に行くために飼っている猫を生かすか殺すかは、

飼い主が猫に対して持つ「権利」なんかではなくて、たんなるエゴ

人間エゴペットを殺してはいけないという台詞を、動物を飼い、愛玩するというエゴ

行使している人間が吐いても説得力などないだろう。

まず話を一般化しすぎ。

今回の話は、家族海外旅行に行くというエゴで飼い猫を殺してよいかという範囲の話。

また、「動物」を飼い、愛玩するというのも一般化しすぎ。今話しているのは「猫」を飼い、愛玩することについてだ。

で、海外旅行のために飼い猫を殺すというエゴは認められるべきでない。

一方、猫を飼い、愛玩するエゴは、そのことによって猫が精神的・肉体的苦痛を不必要に味わわない限り認められて良い。

なぜならきちんと飼うなら人が猫を飼って愛玩したいエゴと、猫が生きるエゴは反発しあわないから。

とくに野生動物と違って、猫のように人との共生生活が進んだ生き物はきちんと世話すれば、相手が不幸に感じることは少ない。

犬猫に接すれば分かると思うけど、自分が好きな人を愛するように犬猫にも接すれば、彼ら彼女らは幸せそうだよ。

両親が言う「いのちのだいじさ」は詭弁にすぎないが、

増田本人も日頃から猫の世話してなかったんだから、増田自身は猫を殺していたも同然だ。

たとえ子供だからと言って、その罪から逃れることはできない。

それがわかっているからこそ、増田は「何故猫を殺した」と両親を糾弾することができず、

ただ無言で両親と自分とを責めるしかなかったんだろう。

あー、それはそうかもしれないと思った。日ごろ猫の世話をサボってた元増田にも責任の一端はあるよ。

でも海外旅行程度の理由で飼い猫を殺そうと考える親に、

子供だった元増田が飼い猫を殺すなと反抗し続けるのはさぞ難しいことだろうとも思う。

反抗し続けたら猫同様に元増田まで捨てられてしまいそうだからね。

http://anond.hatelabo.jp/20090507231740

生命価値がすべて同じなんだったら、その辺にいる野良猫とおまえの命の価値が同一であることになる。

命の価値はそれぞれに異なる。

(絶対的な価値があるのではなく、価値観を持っている人ごとにも異なる)

2009-05-07

http://anond.hatelabo.jp/20090507204928

ことごとく反対方向にアクティブレスつけてゴメンー

1:わざわざ喫茶店で茶しばく

 通行人が見える二階席がいい

2:わざわざ家でゴールデンルールで茶しばく

 メンドクサイのが快感

http://yamanekotei.main.jp/annex/chawa2.html

http://teaweb.jp/yougo/ttt_yougo08.html

3:パン、うどん系、ピザ等々。粉を打つ

 バシンバシンやってると無我の境地

 粘土コネコネもいける。

4:眠る用意万端で自己啓発CDを聞く

 なんか良くなるプラシーボ。でも多分寝てるだけ。

5:無限プチプチ、えだまめうにょーん

 くだらないけど癒される

6:わざわざ図書館新聞読む

 本読んでもいいけど

7:目の前のパソコン掃除

 マウスの裏、溝。おすすめ

 たまには裏も覗いてみて。ぎゃー!

8:犬、ぬこウオッチ

 野良ぬこ、特におすすめ

 こそっと後つけてみるのも面白いよ。

どうだろう。

好きなもんがあるといいよね。

オイラは4で好きな声聞いて癒されてる。

2009-04-27

二次元方程式

二次元における最強の萌え且つ燃えが、まるで野生動物を手懐けるがごとく、当初拒絶や逃走される状態から徐々に歩み寄っていく段階を経ないとお近付きになれない寡黙なキャラ存在していることを確信した。最大のポイントは、拒絶だ。これは絶対に欠かせない。

そういうキャラが登場した時点で、今までのフラグを全部ヘシ折って投げ出してしまう自分がいる。狩猟本能ってヤツなのか、獲物に逃げられれば逃げられるほど、必死で追ってしまう。振り向かせるロマン。そこにシビれる!あこがれるゥ!

無口キャラ素直クールクーデレ、全てを内包しているこんなキャラを一言で表現するなら、なんという属性なんだろうか。野良クールとか自分の中で勝手に呼んでおこうっと。

【補記】

ごめん、トラックバックの仕方がわからないので。

フェチなのは理解するけど、三次元だとストーキングになりかねないし初っ端の時点で心が折れるよw だからやはり二次元云々の話だと思う。

いつからあるかとかさしたる問題でもなくて、単にその辺を一言で表現する術を知りたいだけなんだなぁー。

【さらに補記】

なるほど。トラックバックURLを件名に入れればトラックバック出来るんだ。うーん、今回はこのままでいいか。

2009-04-26

近所の野良猫が子猫を食べてた。

近所に黒いメスネコが半年か一年前くらいいて、最近、夜中に「ニャーニャー」鳴き声がしていた。子供を産んでいてそれの鳴き声だった。

今日、帰ってきたら家の駐車場に半身が無い子猫死体があった。その時、親が車を出していたので、事故でこうなってしまったのだと思ったのだが

兄貴の話によると、その黒いメスネコ子供を食べていて我が家駐車場に残りを捨てて行ったらしい。その時はピクピクと動いていて、まだ息があった。

動物園で親が育児放棄して、飼育員が代わりに育てるみたいな話は頻繁にニュースで聞いていたが、育児放棄されたネコが食べられてしまうのがショックでしかたなかった。

ひょっとしたら、その子猫はもう虫の息で、苦しむのがかわいそうだから殺してしまったのかもしれないが、そんなわけねーよな。

2009-04-25

ペット飼うな散歩させるな、って規約の場所でやるなってば

ほとんど毎日、飼い猫にヒモつけて、うちのベランダのそばの植物の足下に排泄させていくひとがいる。

ちなみに私は借家住まいなので、そこは私の家の土地ではなく、管理者は別の人間(団体)である。

先日、平日休みだったときに、その人がまた、その植物の中に突っ立って猫に排泄させてる姿を見つけ、携帯電話写真動画で撮影しておいた。よく撮れた。使うつもりはないけど、何かもめごとが起きたときのためにとっておく(肖像権とか面倒だし役に立たないかもしれん)。

その植物の足下は、毎日の排泄物がたまりにたまっているので非常に臭い。自分で始末をしないそこに入れることがおそろしい。かなりの悪臭なので、先日うちの家族が、犬猫が嫌う匂いをそこら中の地面にまいていた(人間に気付かれない程度に)。非常に腹が立つ。飼い主め、その植物の葉っぱを誤って摂食してしまえ!

そういうひとは沢山居て、『ペット飼育散歩はできません』の看板の前でルンルンと犬猫散歩させてる時点で狂ってるとしか思えない。動物をばかにしているとしか思えない。

相手が野良猫だったら野良猫とたたかうだけで済むけれど、飼い猫は、飼い猫にあえてそういう行為をさせている頭のおかしい飼い主とたたかわなければいけない。しかも自分はこいつと同じ人間なのだと思わされる。しかもそういう変な人みんな年寄り地獄かここは?

2009-04-20

人生の楽園

脱サラ(させられた)後、自然の多い土地公園)に移り住んで、一軒家(段ボール又はビニール製)を構えました。

ゴミ箱を漁って)自給自足で生活をしています。

その土地の仲間(ホムレス野良猫ちゃん共)と楽しく(やけっぱちな自虐)暮らしています。

朝早く起きて仕事します(空き缶拾いに行きます)。

第二の人生をここで過ごします(もう這い上がれそうにありません)。

提供はトヨタ自動車(世の中に無職を増やしてくれやがった偉い人)です。

×××さん、(せいぜい)お幸せにね!

……って感じで勝手に内容を補っては自分が将来そうなるんじゃないかとガクブルしている僕がいます。

2009-04-10

GitHubコード片を上げておけば誰かが見つけて使うという幻想

自作ライブラリgitでバラまいておけば誰か直しておいてくれたかもしれないのに

ずっと疑問だったんだけど、本当にこれそう思ってる?

というか、有効だと思えるようなレベルで起こるような事象だと思ってる?

というか、GitHub(だと思う)でコードを実際に検索して実際に出た結果の野良コードを使おうと思ったことって本当にある?

実際は本人のブログなりライブラリ公開所(rubyforgeとか)からの「信頼できる」リンクを辿った結果なんじゃないの?

2009-03-22

庭で野良だか外飼いだかが盛ってる

朝昼晩問わず。

うるせえ百合食わせるぞ!と叫びたくなる。

庭は荒らすし飼ってる魚は盗るし花は枯らすし糞まみれにするし最悪。

猫の盛る声が赤ん坊の泣き声みたいに聞こえて凄い不気味で気持ち悪いんだよ。

毎度なんで近所の猫ババをこっちが片付けなきゃいけないのか、

猫飼ったこともないのに玄関先が猫の小便くさくなきゃいけないのか。

ホント外飼いと野良と餌付け好き、動物愛誤は滅べ。

2009-03-18

「取り締まれる・可能」だから下品であっていいかというと全く違う。ネットは自ら節度をもつべきだ。

http://anond.hatelabo.jp/20090318200339

それにネット海外から書き込んだり野良無線LANから書き込んだりネットカフェから書き込んだりすれば逃げ切れる可能性が高い。

みのもんたのように顔を出してやっている人間と同格するのは暴論にも程がある。

2009-01-28

http://anond.hatelabo.jp/20090127211103

ボクシングがとても盛んな国があった。

全ての国民ボクシングが出来るべきであるとされており、ボクシングファイトマネー国民の最大の収入だった。

野良の賭けボクシングも盛んなのだが、国営のボクシング大会に出場する事は最大の名誉とされていた。

国営の大会に出場していないボクサーは一人前として認めてもらえない風潮もある。

その国営ボクシング大会は「永久契約」したボクサーとセコンドのペアでないと参加出来ない。

そんな国に、ある青年ボクサーが居た。

青年は特別強いボクサーではなかったが、フリーのセコンドと

その場限りの契約野良試合をしたりして、それなりのランキングに安定していた。

たまに気のあうセコンドとしばらく契約していたりもしたが、基本的に気ままな生活をしていた。

ある時ボクサーは中々相性の良いセコンドと出会った。

こいつとなら国営大会でも戦えるのでは?と思ったボクサー

そのセコンドと出来るだけ長く契約を続けたいと言った。

するとセコンドは次のような用件を提示した。

・次の契約更新の際には「永続契約」をしてもらう。

・このまま永続契約しないのであれば、契約は終了とさせてもらう。

そして、永続契約契約書を差し出した。

・永続契約をした場合、それはけして取り消せない。

・セコンドの要求する試合数を消化する必要がある。

ボクサーは最低でも今のランキングを保ち続ける必要がある。

野良試合は一切禁止する。

・他のセコンドとの契約を禁止する。

・以上の全てを守らなければならず、どれかに不備があった場合セコンドは契約終了を申し出る事ができ、

 ボクサーの都合で契約が打ち切られた場合は、セコンドの収入を保障しなくてはならない。

青年は国営の大会に出場するために厳しい条件を飲んだ。

セコンドの条件に沿った試合数をこなし、ランキングも安定してきたが

試合をしたくない気分でも試合をする必要がある日もあったり、

試合したくてたまらない気分なのに休養を強制されたりする日もあった。

ある日、青年野良ボクシングの会場へ足を運んだ。

丁度フリーのセコンドが余っていたので、話してみると意気投合したので

出来心野良試合に参加してしまった。

契約していたセコンドは、青年の行いは許されるものではないと憤慨した。

青年野良試合のおかげでストレス発散になった、そのおかげでランキングが上がった

言い訳をしたが、受け入れられる事は無かった。

こんなかんじ?

2009-01-16

小学校のころ同級だった男の子スキーに行った。

http://anond.hatelabo.jp/20080913153317

http://anond.hatelabo.jp/20081201015818

http://anond.hatelabo.jp/20081226042010

の続き。

知らないうちに、彼らはスキーに行ったりしていたらしい。

小学校同窓会にて地元組で話が盛り上がり、近場に泊まりがけでスキーに行ったことがあるらしい。

なぜわたしがそれを知ったのかというと件のやつから「せっかくだから今年は一緒に」と誘われたからなのだが、転勤族の悲哀というか、卒業と同じタイミング学校を変わってしまうとこういうふうに図らずも仲間はずれになってしまうことがままあるのだ。

これまでは特に気にしたこともなかったけれど、今回ばかりはちょっとさびしくなった。

いいな、と思った。

わたしには「幼馴染」という関係に対する幻想のようなものがある。

子どものころからずっと一緒にいると、互いが少しずつ異性になってゆくようすを間近で見る機会が多くなる。

声が変わったり、胸が膨らんだり、背の高さが逆転したり、ちょっと重いものを運ぶときに軽々と担いでいる姿とか、ふとした瞬間の大人びた表情とか。

そういうのが、とても魅力的で刺激的なことのように思うのだ。

実際は特に意識することなんてないよ、と経験者が語るのを聞いたこともあるのだけど。

例の、本当の意味クラスの「注目の的」だった女の子は、彼と同じ私立中学校に進学していた。

そこは中高一貫校だったので、きっと高校も同じだったんだろう。

幼馴染コンプレックスうずく

いいな。いいな。

そしてほらまた。

スキーも一緒だったんだって。

彼女は、お父さんが開業医だった。

絵に描いたような優等生だった。

なんでもできる子だった。

わたしが彼女に勝っていたものといえば、英会話ぐらいだ。

わたしと彼女はたまたま同じ英会話教室に通っていたのだけど、わたしの気持ちと先生の教え方が上手に噛み合っていたようで、わたしは一人でやたらと順調に力を伸ばしていた。

海外の人が何かの交流で学校に来たときに代表でスピーチをしたりとか。

彼女と唯一張り合えるであろう技能はそのぐらいのものだった。

なんていうか、格が違う感じがする人なのだ。

ということで、スキーツアーに参加することになった。

かなり緊張していた。

彼らは定期的に会っているらしいのである程度気心の知れた仲を保っているのだろうが、わたしは卒業以来初めてなのだ。

知らない人たちの輪の中にひとりで入ってゆくことにほぼ等しい。

当時特に仲の良かった子を見つけてくっついていよう、でもきっとある程度関係ができあがってるだろうし、今更加わっても迷惑がられないかなあ、とかネガティブ思考全開で集合場所へ行った。

総勢7人。男性4人、女性3人。

意外と集まるものなんだ、とびっくりした。

なんか全体的にキャッキャキャッキャした浮わついた感じで、早くも不安でいっぱいになる。

なんだろう、この広瀬香美な雰囲気は、と思っていたら実際「(合コンあいのり)÷2」な、そんな趣旨の集まりに近いのだということをわたしは後になって知ったのだが、まあとにかく緊張していた。

久しぶりだから、一応

「きゃー!!ミッチョン!?久しぶりー!!!」

「今どこに住んでるのー!?」

みたいな盛り上がりはあった。よかった。

やっぱりみんな卒業して十数年も経つとだいぶ変わるんだなあ、というのが実感だった。

顔立ちそのものもだけど、化粧をしたり太ったり痩せたりハゲたり茶髪になったりしていて、確かな年月の重みを感じさせられた。

それからバスに乗り込んだのだけど、わたしは当時の仲良しグループの子ではなく「注目の的」の女の子、さとし(仮名女の子です)と隣どうしで座ることになった。

仲が良かったほうの子がすでに結婚していて、ご主人と一緒に来ていたからだ。ちなみにご主人は同級生ではない。

さとしは医学部に進学したそうだ。

浪人して入ったこともあってまだ学生で、本当はこんな風に遊んでる暇はないけど、と笑っていた。

彼氏もいて、まだわからないけど同じ医学部の人なので将来を考えることができたらうれしい、と言っていた。

「さとし、きれいになったね」

と、誰かさんではないけれど、わたしはさとしに言った。

本当にそうだった。

もともと色が白くて線の細い子だったけど、そのままの雰囲気で大人になっていた。

薄化粧をして髪をゆるく巻いたさとしは、小学生のころの何倍も美しかった。

さとしは少し肩をすくめて、小さく照れ笑いをした。

感じのいい笑顔だった。

さとしについてはいろいろな記憶がある。

5年と6年で同じクラスだったのだけど、5年のころ、さとしは取り巻きの子たちを引き連れていじめをしていた。

先生たちから全幅の信頼を置かれる優等生でありながら、陰で特定の子の持ち物を隠したり、寄ってたかってバイキン呼ばわりしたりしていた。

別に怖かったわけでもないのだけど、なぜかだれもさとしを告発するものはいなかった。

6年生になってその子とクラスが分かれると、さとしのいじめ自然となくなった。

週一回の英会話教室の帰り道は、さとしと帰っていた。

野良子猫を見つけて、近くのスーパー惣菜を買ってきて一緒にえさをあげたりした。

さとしは「けろけろけろっぴ」が大好きで、サンリオのお店に一緒に立ち寄ったこともあった。

そこで見るさとしは、本当に普通女の子だった。

何となく別世界の人のように見えるさとしにも親しみを感じるひとときだった。

卒業式が近くなり、毎日のように練習が続いていた日、わたしはヘアゴムを失くした。

当時はものを失くすたびに親からこっぴどく叱られていたので、また怒られる、と思っておろおろと周囲のクラスメイトに尋ねて回った。

ちょうど体育館への移動時間が迫っていて、誰もが

「ごめん、知らない」

としか言わない中、さとしだけが探すのを手伝ってくれた。

結局見つからなかったのだけど、わたしが

ありがとう、もう大丈夫だよ」

と捜索打ち切りを宣言しても

「いや、あそこにあるかもしれない

とか言って机の下をのぞきこんだりしていた。

今思うに、この生真面目さが、さとしの美点だったのかもしれない。

すごく責任感の強い子で、委員会活動などで任せられた仕事はいつでも完璧にこなそうとしていた。

いじめをしていた時期も、さとしはこういう一面を失うことはなかった。

むしろそういう子だから知らないうちにストレスがたまってしまって、子どもゆえの残酷さでその捌け口を「いじめ」に求めてしまっていたのかもしれない、と今は思ったりする。

さておきスキー場に着き、まずは滑ることに。

一通り体を動かし、食事がてら休憩所のストーブの前でさとしと話をしていたら、やつが来た。

いたって気軽に今日の天候がどうとか雪の積もり具合が、とか話し込むふたり。

かたや、ものすごい置いてきぼり感の漂うわたし。

相槌はかろうじて打つものの、いまひとつ会話に乗れてない。

ほどなくしてさとしが早々とゲレンデに戻ってしまったので、ふたりになった。

「今まで何回ぐらい集まったの?」

「うーん、もう5、6回になるんじゃないかな」

「そうなんだ」

「俺はスノボだけどね。ミッチョンは?」

「もうだいぶやってないよ…。大学生のとき以来」

「俺も毎回来るわけじゃないからなあw」

「それにしてもみんな、変わったね」

「あー、ミッチョンは久しぶりだもんな」

同窓会も出たことなかったし」

「そうだな。いなかったな」

「でも、いいものだね」

と言うと、こっちを見てにやっとした。

「そう?」

「うん」

するとどこかあさっての方向を向いて

「それならよかった。」

と低くつぶやくように言った。

自分が誘ったのだから、ということで気を遣って尋ねたことのようだった。

それから、同行している元クラスメイトたちの話をしていた。

夫婦で来ている彼らは婿養子なのだと聞いた。

なるほど、確かにあの女の子は古くからの金物屋さんの娘なのだ。

2年前にご主人がお店を継いで、モダンな感じの雑貨屋に改装して、小さなカフェまで併設したらしい。

それが当たって、地元でもちょっとした有名店になったのだとか。

「すごいよね。

 婿養子って肩身が狭そうなイメージがあるけど、そんなふうにお店を変えるのも大変だっただろうね」

「最初は反対されたらしいけど、最近はやってるじゃん。古い家屋の味を活かして今風の店にするの。

 それで、お父さんたちが今まで卸してきた品物をメインで売るのは変わらないってことも話して、

 プランナーと一緒になって説得して、お父さんも折れてくれたらしいよ」

「お店、今日休みじゃないんだよね?」

連休は書き入れ時だろうに、夫婦で来て大丈夫なのだろうか、とふと思った。

「俺も聞いたんだけどね。お父さんとお母さんが、自分たちで何とかやるからたまにはいいよ、って

 送り出してくれたんだって。」

わたしは、彼女の家に遊びに行ったときにお母さんがよく出してくれていた手作りケーキのことを

思い出した。

高級店のケーキとは違うけれど、素朴でシンプルで、ついたくさん食べたくなる味わいだったと思う。

行くたびに違うメニューのケーキが出て来ていたのだけど、いつも手作りだと言っていた。

カフェで、もしかしてあのお母さんの手作りケーキを出しているのだろうか、もしそうだったら、なんて素敵だろう、と思った。

彼は、この金物屋の若夫婦とも

商工会の集まりでときどき会う」

と言っていた。

自分はまだメインじゃないんだけど、あいつらはもう店主として堂々としたもんだ、と言っていた。

その縁でスキーにも一緒に行くようになったらしい。

つながってるなあ。

同じところに住み続けるとは、こういうことなのだろうか。

わたしには、わからない世界だと思った。

幼いころからずっと顔を知っている人と今でもこうして交流を保っているということが、とても幸せなことのように思える。

わたしはたまたまこいつが夢に出てくることから始まって今こうしてスキーに混ぜてもらっているだけで、彼らと同じ地域には住んでいない。同じ世界を知らない。

妻夫木仮名・そいつのこと)はさ」

「うん」

幸せ者だね」

「何、突然w」

「同じ土地で生まれ育つのって、幸せなことだよ」

「そうかな?」

「そうだよ」

「じゃミッチョンは幸せじゃないの?」

「え?」

「なんか、そういう話の流れじゃない?」

「ああ、いやそうじゃないけどw

 でもうらやましいよ、何となく」

「うん、まあその寂しさはわかる。ミッチョン卒業式のときめっちゃ泣いてたしな」

「そうだっけ?」

「覚えてないのかよw」

「あんまり」

「ミッチョンって普段はあまり自分の感情を表に出すほうじゃなかったじゃん。

 それがいきなり号泣だからな。

 小栗っち(仮名・担任の先生)も反応に困ってたよw」

「やめてよ、恥ずかしいじゃん!」

「わははw」

「でも、その割にあんまり皆のこと覚えてないんだよなあ…。

 なんでだろう。」

「あー。実は俺も。」

「薄情者w」

「お前もだろw」

軽い突っ込みにしても「お前」と呼ばれたのが、すごくうれしかった。

距離が一気に縮まった気がした。

わたしも、一応まだ仲間なんだよね?

そうだよ。だから心配すんな。

みたいな変な脳内会話が繰り広げられてしまい、ひとりでにやにやしてしまった。

「ていうか、小栗っちw懐かしいねー」

「元気にしてるんだろうか?」

「相変わらず熱血なのかな」

「ハゲてそうだよな」

「それ当時から言ってたよねw」

「言うとムキになるから面白くてw」

「剛毛はハゲやすいらしいよ」

「それじゃ、やばいじゃん、小栗っちw」

小栗っちは若い男の先生で、かなりの熱血教師だった。

当時から妙に冷めたところのあったわたしは、一度小栗っちから涙交じりで怒鳴られたことがある。

クラスの子達から学級委員に推薦されて、それを辞退しようとしたときのことだった。

もう3学期のことで、めぼしい人はすでに委員をしてしまった後で(学級委員は学期ごとに改選するのがうちの学校の決まりだった)先述のさとしはそのころ生徒会をやっていたし、他にこれと言って人がいないからまあミッチョンぐらい推薦しとくか、みたいな空気を感じ取って「なんだかめんどくさそうだなあ…」と思ってしまったのだ。

「やればできるやつなのに、俺はお前のそんなところが悲しい!」

というようなことを言われた。

子供心に「そんなこと言われても」とか生意気なことを思っていたが、でも小栗っちはいい先生だった。

今のわたしとそう変わらないぐらいの年だったはずだけど、難しい年頃の子どもたちをよくまとめていたと思う。

芋づる式に、いろいろな人の記憶が蘇る。

過去記憶はいつだって甘美で優しい。

なんだか、せつなくなる。

ところでわたしは妻夫木聡のファンではないのだけど、最近、やつの顔に少し妻夫木聡の面影があることに気がついたのだ。

長めのまつ毛と潤いのある目元が特によく似ている。

にこっと笑ったときの口元も似ている。

このところ、妻夫木聡テレビで見ると「どきっ」とするようになった。

「あー寒いマジでやばい!」

とか言いながら、他の元クラスメイトが来た。

平野仮名男の子)と大田(仮名男の子)だった。

当時にぎやかし担当の人たちだったが、わたしは彼らとほとんど接点がなかった。

今日は同行者だからこうしてとりあえず話しかけてきたのだろうけど、正直に言うと話題がない。

妻夫木ここにいたんだ」

「久しぶり。ミッチョン俺のこと覚えてる?」

「覚えてる、久しぶりだね」

「やーミッチョンきれいになったなー」

「え、いや。ありがとう。大田も…大人っぽくなったね」

「ハゲてきてるって正直に言っていいよ、ミッチョン」

「うるせぇよ平野メタボ平野

「まだメタボじゃねぇw」

笑いながら、同じ褒め言葉でも言う人によってこんなに心に響かないものなのか、と思った。

もちろんまだ20代だし、ハゲもメタボも言うほど目立ってはおらず、顔立ちも整っている人たちなのだ。

茶髪日焼けして華やかな格好をしている彼らは多分人目を惹くだろう。

実際、さっきだってゲレンデでよその女の人に声をかけて何だか楽しそうに盛り上がっていたのを見た。

子どものころは大田も平野運動がよくできた子だったし、女の子にも人気があったと思う。

あの

「誰か好きな人いる?」

に、よく出て来ていた二人だった。

でもわたしは彼らと会話のテンポが合わず、話していて何かと気後れしてしまうことが多かった。

彼らが当時「ミッチョンって何となくしゃべりづらい」と言っていたのも知っている。

その流れで、苦い記憶を思い出してしまった。

平野たちのふとした発言がきっかけで一部の女子に陰口を叩かれ、あからさまに仲間はずれにされていた時期があったのだ。

その中に、さっきの金物屋の娘の子もいた。

しばらくして和解できたので、忘れてしまっていたのだ。

なんという芋づる。

「だいぶあったまったし、俺そろそろ行くわ」

妻夫木が言い、立ち上がりながら

「ミッチョンも行く?」

とわたしに声をかけてくれた。

「あ、うん」

と返事をしたときにはもう妻夫木は歩き始めていた。

「じゃ、またあとでな」

「おー」

「またね!」

すたすたと立ち去る妻夫木に、わたしはあわてて着いていった。

妻夫木といっしょにいるほうが、どう考えても居心地がよかった。

背後では平野たちの明るい話し声が続いていた。

大田は知らないが、平野は当時、妻夫木とかなり仲が良かった。

妻夫木やさとしが進学したところとは志望先が違っていたが、受験組の一員だった。

このスキー旅行を毎年企画しているのは平野だ、と妻夫木から聞いた。

「ああ、平野こういうの好きそうだね」

とわたしが言うと

「半分は女目的らしいけどw」

と笑いながら言っていた。

「さっきもナンパしてたね」

「今夜あたり、何か仕掛けるんじゃないの」

「仕掛けるってw」

「あいつそういうの得意だもんw」

と、気がつけばふたりで並んでリフトに乗っていた。

わたしは「高いところに宙ぶらりん」のシチュエーションが大変苦手だ。

だからバンジージャンプは死んでもできない。するとしたら死ぬときだと思う。

加えて、隣が妻夫木だ。

楽しそうに話を続ける彼の横で、わたしは硬直していた。

よほど返事が上の空だったのだろう、

「どうした?」

と少し覗き込むようにわたしの顔を見た。

「なんでもないよ」

笑顔を作って答えたが、その笑顔がこわばっているのが自分でもわかった。

「…いや、なんでもなくないだろ。トイレ?」

「ちがうってw大丈夫大丈夫

「いや、本当にどうした…あっ!」

妻夫木が、何か思い当たる節があるかのように声をあげた。

「ミッチョン、高所恐怖症だったなw」

「いや、あの…はい…」

「わははははw」

「ちょっと笑わないで!揺れる!」

「ほーらほーら」

「いやああああ!揺らさないで!!やめてえええ!!!」

「わはははは…」

もう本当に恐ろしくて、リフトを吊り下げているワイヤーにひしとしがみついてしまった。

すると妻夫木が、さすがにばつが悪そうに

「もしかして、本気でいやだった?」

と聞いてきた。

「怖いです…やめてください…」

と言うと、妻夫木はしょんぼりした。

「ごめん」

「ううん、わたしもごめんね」

「いや、ほんとにごめん」

気まずい。

でもやっぱりリフトは怖い。

なるべく自分がいる場所を認識しないように、上のほうを見るように心がけていた。

「…なんで上向いてるの」

「下見ると怖いもん」

「…ククッ」

「笑わないで!」

「いや、だってお前の格好、おかしいってw」

「おかしくない!」

「おかしいよwなんか怖がり方がすごいもんw」

「あんたに言われたくないよ!」


あとで気がついたが、このときが「お前」「あんた」が復活した瞬間だった。




夕食およびお風呂の後、男子部屋に集まって皆で飲むことになった。

女子部屋からの移動中に

りょうちゃん(仮名・金物屋の子)ち、お店きれいになったんだね」

とわたしが話しかけると、りょうちゃんは気さくに答えてくれた。

「そうそう、旦那がなんかがんばっちゃってさー」

するとさとしが

「すっごいかわいいお店だよ。わたしもたまに行くもん」

と話に入ってきた。

「さとし、いつも抹茶ロール頼むよねw」

「あのロールケーキはすばらしい。○×屋(地元デパート)で売ってほしい」

「何言ってんのw無理でしょw」

さとしがわたしのほうを見て

「ミッチョン、もしこっち来ることがあるなら連絡してよ。いっしょにりょうちゃんのお店行こう」

と言った。

「ありがとう」

とわたしが笑顔を返すと、さとしはにっこりと笑った。

ケーキりょうちゃんのお母さんのお手製なんだよ」

「ああ、やっぱり!」

「なんでわかるの?ミッチョン」

「いつもご馳走になってたじゃん。さっき妻夫木から『カフェもできた』って話聞いて、りょうちゃんのお母さんってお菓子作るの上手だから、もしかしたらそうなのかな、って思ってた」

「ああ」

りょうちゃんは、何かしたり顔でにやっとした。

何だろう、とそのときは思っただけだったけど、後でその意味がわかった。

りょうちゃんは、わたしが妻夫木を「狙っている」と思っていたみたいだった。

「狙っている」というか、まあ確かに大はずれでもないのだけど、なんというか、そういうニュアンスじゃないのだ。

ちょっと違うのだ。

積極的に関係を進展させたいとは思っていないのだけど、でも、縁を途切れさせることなく続けていくことができればどんなにいいかと思っている。

まあ、それが「狙っている」ということになるのならば、りょうちゃんの読みも正しいということになるのか。

男子部屋ではすでに小宴会が始まっていて、りょうちゃんの旦那さんが

「おー!来た来た!女性陣はこっちにどうぞ!」

と、いそいそと座布団を準備しながら場所を空けてくれた。

あとでりょうちゃんに年を聞いてみたら、わたしたちより7歳上の人だった。

部屋は10畳ぐらいの和室で、エアコンストーブでぽかぽかと暖かかった。

「いやー美人揃いだなあwおふたりともまだ独身ですか?」

と旦那さんが早くも鼻の下を伸ばしているのが印象的だ。

「はいはい始まったw」

と、りょうちゃんがすかさず釘を刺した。

さとしは面識はあったらしいが、ちゃんと話すのはこれが初めてだった、と後で言っていた。

「ほら、この子がさとし。ときどきお店に来てくれてるじゃん。」

「ああ!あの医学部の!」

「よろしくお願いしますw」

「いやー!すごいね!才色兼備ってやつだね!」

「ひろし、うるさいよ」

旦那さんの名前は「ひろし」らしい、ということがこのへんでわかった。

「で、こちらは…」

「ミッチョン。小さいころ、家が近所でよく遊んでたんだよ」

「ああ、あの英語が上手だったっていう」

「いえwよろしくお願いします」

「ふたりとも頭がいいお友達なんだな。お前バカなのにな」

「ひろしには負けるけどね」

りょうちゃんwとりあえず乾杯しようよw」

「あ、ごめんね、こいつがバカなもんで」

「もういいからw」

というふうな感じで、せわしなく繰り広げられる夫婦漫才を残りの5人が遠巻きに鑑賞しつついじる、という流れが出来上がった。

さとしを平野に取られてしまい、ひとりで所在なくぼんやりしていると

「楽しんでますか?」

と、妻夫木が横に座ってきた。

「うん、りょうちゃん夫婦おもしろいねw」

「ひろしさんがムードメーカーだから」

「でもこの集まりって不思議だよね。皆もともとバラバラのグループだったのに」

「ああ。さとしは俺が呼んだんだよ」

「そうなんだ」

平野がね」

と、妻夫木はちらりと、平野とさとしのほうを見やった。

「さとしと会いたがってて」

「どうして?」

「さあ…。いろいろあるんじゃない?」

「男同士でそういう話したりしないの?」

「しない」

「そういうもんかなあ」

「うん」

大田が乱入してきた。

「ちょっとミッチョン!飲もうぜ!」

「大田お前大丈夫?w」

大丈夫大丈夫!はいミッチョン!」

と、大田に紙コップを渡されて並々と清酒を注がれた。

「あ、ちょっと!大田!」

妻夫木がふいに焦ったように声を上げて、瓶を取り上げてしまった。

わたしはなぜかわからないけど、とっさに「妻夫木を安心させなきゃ」という気持ちが働き、あえて

ありがとう。いただきまーす」

と明るく宣言して口をつけてみた。

あーあー、という顔をして、妻夫木がわたしを見ている。

そんなに焦らなくても、わたしは実はお酒には強いのだ。

妻夫木はそれを知らないから「清酒をいきなり女に飲ませるのは危ない」ぐらい思って焦ってるんだろう、とそのときは思った。

それにしても清酒は普段あまり飲まないものだけど、ひとくち含んでみるとなんだかとてもおいしく感じて、一気に飲み干してしまった。

「あー。これすごくおいしいねー。どこの銘柄なのかな?」

本心からしみじみとつぶやくと、妻夫木と大田が驚いた顔をしてこちらを見ていた。

「ミッチョンって、お酒強いの?」

と大田がおそるおそるといった様子で尋ねてきた。

「まあ、それなりにw」

と答えると、ふたりは顔を見合わせて

「それなりに、どころじゃないよなあ…」

「ミッチョン、なんかイメージ変わったわ」

と大田が半笑いでつぶやいた。

どんな可憐な(しかし誤った)イメージをわたしに持ってくれていたんだろう、と思った。

一通り話をして大田が立ち去った後、妻夫木に聞いてみた。

「女の人がお酒好きなのは、よくないのかな」

「え?なんで?」

「大田、引いてたし」

「ああ、気にするな。あいつ未だに異性に変な幻想持ってるやつだから」

「でも妻夫木もびっくりしてたじゃん」

「ああ、俺?」

「うん」

「いや、俺は…」

「何?やっぱりよくない!?」

「いやいや、そうじゃなくてw」

「何?」

やや酔っていて、しつこく絡むように聞いてしまった。

「いや、だからね」

「なんだよー」

「いや、うれしいな、って」



あっ、と思った。

このお酒妻夫木が持ってきたもので、妻夫木のおうちはもともと醸造所から発展した会社だ。

「ほら、ほんとにうまそうに飲んでくれたじゃん。

 やっぱり、作り手としてはね、うれしいじゃない」

さっき飲んだのは、妻夫木のおうちが作ったお酒だったんだ。

そして

「あー。失敗した…」

とかぶつぶつ言っているのでよく話を聞いてみて、もっとすごいことを知った。

妻夫木は今、若い人向けの新商品を開発する部署で働いていて(これは前から知っていたんだけど)、実は今日、販売直前まで来ている試作品のような販促品のような、まあそんな扱いのものを持ってきていたそうだ。

それを黙って周りの人間に飲ませてみて、反応を見てみたかったらしい。

「俺んちの酒ってわかってたら、みんな多分気を遣ってよく言ってくれるだろ。

 でもそんなの、おもしろくないじゃない。

 黙って飲ませて『うまい!これどこの酒?』って言わせてみたかったんだよなw」

そのために隅っこに隠しておいたお酒を、酔いどれの大田が見つけ出して勝手に飲み始めてしまったのだった。

でも最後のほうは、もう抑えきれない笑みがこぼれていた。

妻夫木はうれしかったのだ。

事情を知らないわたしが、図らずも思い通りのセリフをつぶやいてくれたことが。

わたしは、なんだか胸がわくわくして、たまらなくうれしくて満ち足りた気持ちになった。

妻夫木にぎゅーっと抱きつきたくなった。

妻夫木は、すごい。

妻夫木、かっこいいよ」

と、背中をばしばしと叩いた。

「は?」

妻夫木は、本当に立派な社会人だね」

「なにそれw」

「うん、かっこいいよ」

「わけわかんねぇw」

「こんなにおいしいお酒を作ってる妻夫木は、すごいやつだよ。

 自慢の友達だよ。

 もうたまんないよ。すごいよ」

と、ほろ酔いの頭で語彙がうまく出てこないもどかしさを感じながらも、一生懸命わたしは感動を伝えた。

妻夫木は目を細めて

「おう。サンキュ」

と、わたしの頭をがしがしと撫でてくれた。

それが今回の旅行で一番思い出に残っている出来事だ。

妻夫木はすごいやつだ、と思った。

そして、わたしみたいな平凡な人間と仲良くしている理由が、よくわからなくなったりもした。

妻夫木は、わたしの何がよくて友達でいてくれてるんだろう。

我ながら卑屈だなあ、と思ったけれど、こんなことを考えていると、妻夫木に誘われたというさとしの笑顔が、小学校のころの羨望の念とごちゃごちゃに混ざって、頭の中に霧がかかっているような、すっきりしない重たい気持ちになってくる。

さとしを誘いたかったのは、平野だけなのかな?

さとしみたいな子だったら、きっと妻夫木とも釣り合うんだ、とか意味のわからないことを思った。

こういうことをうじうじと考え込んでいる自分がとてもいやだ。

さとしだって、こんなふうに思われるのはきっと迷惑だ。

そういうことを考えたくなくて、今は仕事をとにかく頑張ることにした。

妻夫木みたいにすごいことはできなくても、自分なりにやるべきことをきちんとこなし続けていたら、いつかはこのもやもやも晴れるかもしれない、と思ったりしている。

次はいつ会えるのかな。

休日はひとりで過ごすことが多く、あまり人を誘うことがないので実は誘い方がよくわからない。

自分から誘ってみれば、何か変わるのかな。

2009-01-13

他人が飼っている犬が好きです

猫より犬が好きです。

でも黒目が丸い時の猫は好きです。

団地の1階のおばさんが餌付けしているたくさんの野良猫は嫌いです。

でも公園砂場ウンコをするので、野良は猫も犬も嫌いです。

http://anond.hatelabo.jp/20090113184437

ごめん、この増田の言ってる場所、特定しちゃったと思う。

自分も近所に住んでる人間で、その猫おばさんと話したことがあるから。

猫が居たので写メ撮ってたら、話しかけられた。

猫の身体に悪いエサ撒くやつが居るらしく、その犯人だとちょっと疑われたw

猫が可愛かったから写真撮ってました、と言うと、猫好き認定したらしく、ボランティア野良去勢させてるとか、里親探ししてるとか、大学寮の猫に毎日自腹でえさやりをしているとかの話を誇らしげにしてた。

冬は勝手大学寮の敷地内に侵入して段ボール置いてるとか言ってたので、表面上はにこにこしながらも腹の中では

(不法侵入・不法投棄じゃんよ、タチ悪いなー)

と思ってたんだけど、さらにこんなこと言ってた。

1 ●大学(その大学寮の)は大学構内の犬の散歩が禁止。こんなの全国でも珍しい。とても冷たい大学だ。

2 (野良猫たちの縄張りの)空き地学生寮の敷地を管理しているおじさんは、猫が嫌いで猫の寒さ避けに置いた段ボールを撤去した。悪魔のような男だ。

……というようなことを私にグチってから去っていったけど、これってすごく勝手な言い分なので、呆れた。

まず1ね。

第一に、大学キャンパス内は公園じゃないので、基本的に「関係者以外立入禁止」。

犬の散歩禁止の看板より大きい看板に書いてある。

うるさく言ってないだけで、訪問者は門の所の守衛さんに身分を告げるという規則もある。

ていうか、キャンパス内でペット散歩を禁止している大学のほうが一般的。

許可されているのはキャンパスそのものが観光地となっている東大とか京大くらいだそうだ。

それから2。これは大学所有の土地なんだから管理人仕事として当然のこと。

勝手段ボール置くほうが非常識ゴミ放置と同じです。

管理人さんが猫嫌いなら、嫌う権利だってあるでしょ。むしろ、保健所呼ばないだけ猫に優しいくらいじゃないかと。

なんというか、私の大嫌いなPETAシーシェパードに通じる、自分勝手で傲慢な動物愛護精神を感じた。

動物が大事すぎて、人間が見えてない。

里親探しや野良猫の去勢とかは、増やさないためにも立派だと思う。自腹でやってるらしいし。

当然、無用な動物虐待もすべきではない。

でも、実際に野良猫に迷惑をかけられている人がいるなら、人間優先にするのが当然。

大学寮だから野良猫に開放すべき、なんて理屈はおかしい。大学土地は公共のものではない。

おばさんと話したのはけっこう前だし、当時はおばさんの言うとおり「猫はここの学生に迷惑かけてない」って言うのを「そうなのかなあ」と思ってたけど、

増田の言うように迷惑かかってるんなら、野良猫を保護したり飼育(恒常的えさやりは飼育とみなされる)したりする前に、

大学側の許可を取るなり別の場所に移すなりすべきだろう。迷惑かかってるなら許可はおりないだろうけど。

そういう筋を通す前から我が物顔で色々やってるから問題なんだよね。

http://anond.hatelabo.jp/20090113192058

犬猫両方好きな俺はバイなのか。

 

それはそれとして、派閥としては犬飼ってるから犬派視点で言うけど、

一部の猫飼ってる人ってちゃんと管理してる感じがしないのがイヤだ。

避妊しないで放し飼いにしたりとか、ネコエイズとか病気貰っちゃう可能性あるんだろ?どうかしてるとしか思えない。

猫おばさんなんて最たる例で、糞尿病気なんでも放置、食い散らかしを片付けもしない。

 

犬飼っててクソ放置してますとか何日も洗ってないで臭いままですとか、

ちゃんとしつけて無いので吠えまくりますとかいったら袋叩きにあうのに

猫を放し飼いにして糞尿垂れ流しますとか、

可哀相なので野良にメシはあげますがそれ以上の責任は持つ気は無いし持ちたくもありませんとか・・・

こんな振る舞いが許されるの?なんでなの?意味がわからない。

 

可愛がりたいならちゃんと可愛がれ。そういうのが出来てる猫飼いの人の方がたくさん居るんだぜ。

近所に「あのうちの猫はクソたらすドグサレ猫だ」なんて思われていいのか。

同調圧力とかそういうんじゃなくて、実際に迷惑かけてんだよ。だから文句言ってるの。なんで責任転嫁したがるかな。

野生に近い方が良いとか言うなら、野山で暮らせよ。町は猫だけの世界じゃねーんだよ。

http://anond.hatelabo.jp/20090113192058

青と赤、男と女みたいに、犬と猫は一般的に対極のものだと思うんです。

猫は俺の望むリアクションを返してこないし、

おばさんは野良猫を無責任に可愛がってるし、

そういう総合的な色々を含めて猫を「嫌い」側のフォルダに入れてる気がします

面白いな。

”俺の望むリアクション”を返してこない犬も猫って事だよな。

増田は、好きな物が全て「犬」に属し、嫌いな物は「猫」に属すんだな。

まさしく犬はキチガイである、って奴だな!

キャロルギャグを地で行くとは。

http://anond.hatelabo.jp/20090113190223

青と赤、男と女みたいに、犬と猫は一般的に対極のものだと思うんです。

俺は犬派なので、猫派の人かどちらでもない人のどちらを助けるかと言われたら後者を取る。そんくらいの敵対心を持ってる。

猫は俺の望むリアクションを返してこないし、おばさんは野良猫を無責任に可愛がってるし、そういう総合的な色々を含めて猫を「嫌い」側のフォルダに入れてる気がします。

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