はてなキーワード: リリィ・シュシュとは
いやうちの旦那なんだけど。
旦那と夕食を食べながらアマプラ観ようという話になり、旦那が無職転生というアニメを観たいと言ったのでそれをつけることにした。旦那は原作読んだとのこと。
何の気なしに観ていると2話でひどいイジメのシーンがあり一気に食事の味がしなくなった。
いやそういうシーンがあるアニメや映画を一切観ないというわけではないが、いきなり観ると暗い気持ちになって数日引きずるので、観る前には心の準備が必要というか、ネットなどのネタバレを観て、どんな感じのシーンなのか事前知識を得てから観ることにしている。
それなのに、今回は心の準備なく観てしまい、もう本編どころではなくなってしまって、2話で離脱した。
思えば、旦那は、結婚前にも、「これ、面白いから」と言って、私に『リリィ・シュシュのすべて』を観せてきたことがあった。あの時もめちゃくちゃ暗い気持ちになり今でもトラウマ映画の一つといえば、上記の映画である。
元マスダです。
俺が評価しているのは、映像じゃなくて、作品の構成とか脚本の方なんだけど。
例えば、「リリィ・シュシュのすべて」は宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を元ネタにしているのに気づいた。少し前の「リップヴァンウィンクルの花嫁」は民話などの異類婚姻譚の構成をしている。好きなシーンでいうと、「花とアリス」の中でアリスが離婚した父親とうんざりした会食の後、やっと帰れると安心した時に父親が携帯電話で流暢な中国語で話し、アリスが「え、この人、こんな人だっけ?!」みたいに驚く、心くすぐるシーンがある。
これらどう見てもカメラマンの実績じゃないよね。
20年前からずっと岩井って映像じゃなくてシナリオ、構成の作家だと思っている。程よく整ったゴダールというと、さすがに言い過ぎだけど。
なぜでしょうね?
リップヴァンウィンクルや花とアリス殺人事件を挙げるまでもなく、リリィ・シュシュやスワロウテイルがあったじゃない。
その当時からいわゆる邦画好きの人々には岩井俊二の評価は軒並み低かった、というか敵意があったよね。
映画やアニメはなんでもっていうタイプの映画好きには賞賛されていたけど。
岩井俊二が震災を機に活動の場を海外から日本にもどし、花とアリス殺人事件という傑作映画をアニメでつくり、リップヴァンウィンクルという傑作映画を実写でとったってことをもっとしっかり考えたほうがいい。
小学生の9割が、って話を聞いたらぶっちゃけしょうがない気がしてきた。叩かれるだろうけど。
はっきり言うけど、目の前の人間関係壊してまで法とか倫理とか守りたい人なんていないんじゃないの? 隣で「俺ゲームに金とか払わねえし(キリッ」「購入厨(笑)」とか言ってるやつ見たらドン引きするし、クリエイターの権利はいい加減大事だけど、それとは別の問題として。
マジコンの話じゃなくなるけど、俺だって大学入ったら19歳なのに酒を飲めて当たり前としてサークルの新勧で扱われたもん。犯罪です、とは言えない空気。それでも嫌だったからウーロン茶しか飲まなかったし、一年経った今でもサークル入ってないけど。ぼっちです\(^o^)/ そういえば東京大学って新入生は4月から合宿で強制的に酒を飲まされるらしいね、最高学府なのに。
なんつーかマジコン9割って聞いて『携帯電話を何歳から子供に持たせるべきか』とか『マンガはどこまで買い与えるべきか否か』みたいなテーマを思い出したんよ。
消しちゃったけど前に増田で「携帯電話を持たずに高校を卒業した19歳だけど」みたいなタイトルで体験談書いたことあるんだ。そのときの話とかぶるけど、ぶっちゃけそこまで流布したものは法だの倫理だのとは別問題として、文化的最低限に必要なものとなっちゃうんだよ。実体験として、中学からの友達が高校入って離れていくのを経験してるもん。「家電に連絡とかありえねーだろww」って笑われながら。
俺は2008年に高校三年だったけど、その時点ですでにクラスで携帯電話持ってないの俺一人だったからね。授業中に「携帯電話持ってない人は手を挙げて」なんて聞かれてその結果だから間違いない。笑っちゃったよあの日は。っつかそれより二年前、高校での人間関係ができ始める頃にさかのぼったとしても6割は持ってたんじゃないかな。
上記の増田のブコメ読み返したけど「それでも遊んでもらえる努力をしろよ」が正しいよな・・・。携帯云々以前に、テレビゲームとかカラーテレビとかの世代でも似たようなこと起こってたって聞いたし、たぶんこれからも起こるんだろうよ。まあそれでも付き合えた友人知人とは未だに仲がいいからいいっちゃいいんだけどさ。けど、本人が悪いだけで語られるのは不公平だよなって。
まあ今でも「ワンピース知らないの?」「ジョジョも読んでないの?」なんて言われる。知らねえよ。ごめんなさい。うちはマンガは買ってもらえなかったんです。自分の金が手に入る頃にはマンガに興味薄れてたし。でもなぜか小説は買ってもらえたから一時期ラノベ読みまくってたわ。最近はあんま読んでない。今からでも教養としてワンピースは読むべきなのか。めんどいなー。積んでるフォークナーよみてえよ。
何の話だっけ。著作権とか?
じゃあたとえばの話ね。寓話として聞いて。Share使ってロム落とせることで友人関係築いてるやつがいたら、お前ら誰になんて説教する? 「本当の友達はそんなことで」とか言うの?w 友達のできかたに貴賤があってたまるか。
実際いるわけよ。なんつーか、ふつうに打ち解けられないからまず先に相手に自分を認めてもらって、そっから少しずつ話を広げてくってパターン。こう、人間的に薄いしコミュ力ないし、先に何らかのメリット用意しないと話しかけることもできないっていう。俺とかまさにそうだ。小学校の頃、学校で話すネタとか深夜ラジオと2ちゃんねるで探してメモ取ってたし。「××君にはこのネタ話した」とかまでマルバツつけてたし。まあ中学入って部活動ってのが始まったら運動できないからカースト最底辺に転落して二年後自殺未遂するんだけどそんな話はどうでもいいよ。
Share使って云々の話に戻す。そいつは友達とかもいないし、意味もなく話しかけてなんとなくつるむなんて芸当できっこないし、だから「運動会でエグザイル流したいけどCD持ってないんだよなー」とか聞こえたのに乗じて「ボ、ボクCDただで作る方法しってるよ」みたいにして他人の注目引くしかなかったんだ。あ、俺Shareとか使ったことないから自分の話じゃないよ。俺が中学生の頃はまだ割れサイトとか日本海溝とか子鯖とかげろしゃぶとかそんな感じだったし。アングラって厨二っぽくてかっこいいよね。MXとか画面黒くてかっけーしwww
とにかく、そいつは何とか助かったんだ。さすがにネット中に「みんなのゲーム屋さんです^^」とか書いちゃうほどバカじゃなかったらしいし、そのころはVIPで晒して炎上させてとかもなかったし。
けどまあ、あのころそいつが取り締まられてたらどうなってたろうね、ってことは思うわけよ。そんな状況だったらますます引きこもってどうしようもなくなってたんじゃねとか。「いいわけすんな!」? はいそうですね確かに。でもそいつにとって、Shareって会話相手や居場所を維持するための必要悪だったんだよ。捕まる可能性とかぶっちゃけ低いし、そもそも他の友達の作り方を知らない。できれば学校とか行きたくない。けど、存在させられる。だから存在の根拠、拠り所が欲しい。「友達でいていい理由」がほしい。いやーガキの狭い見方だね。こういうやつがBUMP OF CHICKENとか聞いて泣くんじゃね?w ってほとんど俺の話だけど。
って、こんなリリィ・シュシュみたいな話すると「もっと広い世界知れ」とか言われそうだけど、小学校とか中学校とかってぶっちゃけ教室の中が全世界だぜ? 逃げ場なんてねーよ。昔は「地域社会」とか「おとなりさん」が機能してたって教科書で習ったり年配者から聞いたりするけど、いま実感としてないからね。それに広い世界とか知ったところで金もツテもないから外に出られないんだよ。事実上は教室内の価値観とか人間関係が全てで、たとえば携帯電話持ってないぐらいでハブらざるを得なくなったりするんだよ。「だって連絡取れなかったら遊べないでしょ?」って。
東京から小一時間離れた程度でもこれだ、酷いところはもっと酷いんじゃね。今でこそ割れ厨氏ねとか言えるけど、ゲーム会社の人なんてのはあの当時は非実在会社員だったしw 俺もモノ作りたいなんて考え始めてから、生活できなくさせる状況はマズいよなあなんて思うようになったけど、教室に閉じ込められてる狭い価値観の少年には、『アフリカで飢える子供たち』ぐらい実感のない苦しみだよ。ゲームを“あえて”買うのを「お布施」とか言うらしいけど(あえて、ってすごいよな)、コンビニのレジ横の募金箱に数十円入れるのとおんなじ感覚なのかな。気持ちわる。
うんまあ非コミュの話と著作権問題は話べつだよね。けど、一つぐらいこの二つ絡めた意見があってもいいんじゃねーって思って書いてみた。とにかく俺はいま働いてるから、好きなCDは買うよ。ゲームは彼女から借りたポケモンSSしかやってないけど、欲しいのできたらたぶん買うし、法改正ぐらいはしてほしい。19歳で酒飲まされるこの国じゃ現状が変わるわけないけど、うしろめたさぐらい伝播して欲しい。
自分の話ばっかでごめんね。
なんかこう、昔の自分の苦しみを正当化してあげたいって気持ちはあったんだ。
いまの視点からじゃ彼がどんなにいじけたクソガキだったかを知っているとしても。
参考 http://b.hatena.ne.jp/entry/blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1486997.html
うおお。ブクマ200いくとは思わなかった。
しばらくしたら別エントリに返事でも書こう。