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はてなキーワード: 痴呆とは

2009-08-20

エヴァの序をみてて

さっきふとおもいだした

最近誰かと手をつないだよね

今日なのか昨日なのか一昨日なのか?

しばらくぐるぐると考えた

おもいだした

昨日 10年ぶりに会った祖母の手を握った

言葉なんてまともに交わせない 起き上がれない 痴呆の流動食の祖母

実家と疎遠になりしばらく経つ

会いに行った理由も金策だった

祖母の姿を見ても申し訳ないとかまったく思えなくて

ただ、生きているうちにまたあうことがあるかなぁ

と 少し思っただけだった 

それ以上もそれ以下もなく 裏も表もなく

ただ、だれかと強く手を握ったよ、

という記憶だけが強烈に残った

この気持ちはこのままでいいと思ってる。

理由付けなんてする必要がない、と。

2009-08-12

母方の祖母が亡くなった

今週の頭に肺炎になり介護施設から病院に移ったことを聞いたが

まあ前にも何度かあったしすぐよくなるだろうと思っていた。

それが今日13時までのバイトを終えて家に帰って一息ついたら母から

「ばあちゃんの容態が悪くなった。今から病院へ行く」

電話が。

なぜかここでもまだ大丈夫だと思っていた。

そしてしばらくして父が帰ってきて自分が犬の散歩に行ったのだが

なんとなく家にいなくてはいけない気がして

犬には悪いのだかいつもの距離の半分で済まして

家に帰る途中、父がこちらに向かって歩いてきて

「急いで準備しろ。病院へ行くぞ」

と。

ここでああヤバいんだとさすがに思った。

病院に向かう車中で父の携帯に母から電話がかかってきて父が一言

ダメだった」

昔から体が弱くよく倒れたと母が言っていた祖母。

足の骨を折って寝たきりになってからもう何年か覚えていないが

祖母の兄弟が4年と言っていたので4年だろう、

その4年の間もいろいろあったけども生きていた祖母が

そんな簡単に死ぬわけないだろうという自分の中での妙な根拠があったんだけど

そんなものはなんの意味もなかった。あっという間だった。

4年の間祖母が入院していた病院介護施設に祖母の顔を見るために何度か足を運んだ。

母曰く孫の中で一番行っていたそうだが

暇なフリーター自分だからできることであって

別に自慢できることでもなんでもないように思えた。

でもまあいつだったか最近の気がするので今年に入ってからは確実であろう

祖母は寝たきりのせいか病気のせいか片目が不自由になっていた。

いつもどおり

「ばあちゃーん」

と声を掛けた私に返ってきた祖母の言葉

「誰?」

だった。

軽い痴呆だったししょっちゅう通っていたわけでもないのだから

当然の反応だったのかもしれない。

でもこの言葉にショックを受けてしまった私は

祖母のところに行く機会は何度もあったにも関わらず行くのが怖くなった。

結局それから祖母の顔を見ることないまま今日を迎えてしまった。

明日が通夜明後日告別式、精一杯ごめんなさいして冥福を祈ろうと思う。

blogで書くのもなーと思ったのでここで書いて気持ちの整理を少しでもつけれれば。

2009-07-17

痴呆が進んでいる祖母のところに彼氏を連れて行ったら、びっくりするぐらい元気になった。

5年以上前に戻ったかと思うくらいに元気だった。

私も初めて聞くような昔話を彼氏にしていた。どちらにもちょっとずつ嫉妬した。

そしてますます好きになった。

2009-07-12

http://anond.hatelabo.jp/20090712103616

それは母親痴呆の初期症状か、もしくは何らかの身体的不都合によるストレスの発現かもしれない。

病院につれていったほうがいいかもな。

2009-07-01

梅毒はてな

症状

はてなブックマーク」を通じて感染し、感染後約1日から2週間で発症する。治療しない限り病原体は体内に残り、最終的には死亡する。現代におけるまともな社会人では、第3期、第4期に進行することはほとんどなく、死亡する例は稀である。

第1期

感染後1日〜3週間の状態。徐々に実用と無関係エントリーブクマするようになり、意味不明タグが増殖する(痛々しさを醸し出すようになる)。気付いてネタタグを消すこともあるが、これはむしろ稀でそちらにメインに没頭するようになる者が多い。また、股の付け根の部分(鼠径部)のリンパ節が腫れる。1週間を超えると一部のブックマーク利用者から非表示にされるが、本人は気付かない。

第2期

感染後3週間〜1ヶ月の状態。ブックマーク数が加速度的に増大する他に、発熱、倦怠感、関節痛などの症状がでる場合がある。

これはひどい」「死ねばいいのに」など「はてブ」に特徴的なタグが頻出する。煽り揚げ足取りが散見され、時に必死さから顔面が紅潮する。治療しなくても1か月でルーチン化し興奮の頻度は減るが、実生活から改善ネット利用に対する考えを変えない限り病原体は体内に残る。

潜伏期

前期潜伏期:第2期の症状が消えるとともに始まる。潜伏期が始まってからの1ヶ月から3ヶ月は、第2期の症状を再発する場合がある。

後期潜伏期:不顕感染の期間で数ヶ月から数年経過する場合もあるが、表面的には普通オタク(稀に腐女子)である。

第3期

感染後1ヶ月〜1年の状態。ブクマコメントを通じて著名idとの交流が発生する。また、この状態になってしまうと治癒は不可能である。

第4期

感染後1年以降の状態。多くの利用者に非表示にされ、脳を侵され麻痺痴呆を起こし(はてブ脳)、死亡する。

治療

男性の場合は自殺するかソープへ。女性の場合は適当セックス。相手がいない場合は発言小町へ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A2%85%E6%AF%92

2009-06-22

ひいばあちゃんのはなし

中学のころ、学校をさぼって曾祖母の部屋に隠れて一緒にテレビを見ていた。

たしか95歳くらいになっていたばあちゃんは、だいぶ痴呆入っていたけれど、ひねたガキで周囲から浮きがちの僕をよくかわいがってくれた。

テレビでは60歳くらいのよく知らない文化人か何かが「人生とは~」と偉そうに語っていて、正直つまらなかった。

そのとき、「まだ若いのが、なんとねぇ。。」とひいばあちゃんはぼそりと言った。

ひいばあちゃんから見たら60は若い者なのだ、と思い可笑しいと共に、つまらん話だ、という意見が一致したようで僕はうれしかった。

同時に、では95のひいばあちゃんにとって人生ってなんだろうと興味がわき、僕は「じゃ、ひいばあちゃんにとって人生ってどんなものだったの?」と聞いた。

ひいばあちゃんは「何でもないのよ、人が生きれば人生なの。長くても短くてもね」と言った。

自分稲妻に打たれたように感じ、そのあとどうしたのかよく覚えていない。が、それはいつしか私の座右の銘となった。

震災戦争で夫と子供二人を失い、戦後の混乱をたくましく生きた人だった。

若いころ美貌により超玉の輿に乗り、戦後結婚を申し込む者があとを絶たなかった、というのはまた別のお話

2009-06-21

最初の書き込みに沿えば、それは十分主張可能である

※以下に例を示す。

たとえば、かしこい嫁がいるとするだろ

で、結婚からずっと死ぬまで、楽しい思い出ばかりになる

知性は一生物だからな

仮に70になるころ痴呆が始まったとしても「これまでのこいつとの人生を思えばな…」と愛着がもてる


でも、愚かな嫁と結婚したら、数十年間、砂を噛むような思い出しか残らない

これは悲しすぎる

あるいはその事実は彼を哲学者にするかもしれないが、それはまた別の話だ。

ましてほとんど女とつきあってこなかったような男がたとえ若くても愚かな嫁と結婚したら

女や恋愛に関する楽しい思い出は何もないまま人生終わるわけだ

価値観は人それぞれといえど、そんな結婚しない方がマシじゃないのか


この事実にしらんぷりして話を進める人間には反吐が出るよ

邪悪すぎて

という改変は、十分成り立っているではないか?

つまり、当初の書き込みの焦点が「人生の充実感」である以上、「それは性格の問題です。よって年齢は関係ありませんね。」という結論は十分導かれると思うが、逆にそれが成立しないとあなたが考える理由は?

2009-04-14

病院経営について。

病院の3分の1は赤字であるという話が出ている。

 入院施設のある医療機関は、大きく分けて、通常病棟療養病棟に分類される。

 通常病棟においては、ベッド数と看護士の定数によって、7対1、10対1、13対1、15対1と区分されている。ベッド数に比べて看護士の数が多い病院ほど、急性期や手術対応を取る病院であり、看護士の数が少ない病院は、そういう病院を目指しているんだけど、地域病院の数が多すぎて、患者の取り合いになってしまっていて、患者数が増えず、普段は看護士数を減らし、患者が増えたら補助看護士を取って7対1を目指すという状態になっていると考えて差し支えない。

 通常病棟は、治療行為によって点数を稼ぐ病院とも言える。入院基本料が、7対1でベッド一台一日あたり15550円の売り上げが立つが、その金額と同等以上、できれば倍額である30000円程度の処置売り上げを付け、ベッド一台一日当り平均45000円の売り上げ(3割負担ならば13500円)を出さないと、成立しないと考えた方が良い。入院期間中に、点数の高い手術をしたり、自費負担の重粒子線療法をしたりといった事をやって、がばっと売り上げを稼げる日を何日か作らないと、達成できない数値である。

 常に患者満床になっているとは限らない事や、男女を同室には出来ない事等から、病床稼働率は高いところで95%が上限と見られている。それ以上になると、ベッド待ちの患者が他の病院を求め、商売敵が発生し、結果的に、患者を取り合って75%くらいまで稼働率が落ちる。10日で退院できる患者を、検査だなんだかんだと15日くらいに引き伸ばす事は可能であるし、それだけで、50%の病床稼働率を75%に引き伸ばせるが、当然、検査待ちで何もしない入院日数が発生するので13対1(入院基本料一日10290円)にまで看護士を減らす事になるし、やれる検査も処置も変わらないので、ベッド一台一日当りの平均売り上げは20000円程度にまで落ちる。

 やれる検査も処置も決まっている以上、短い入院期間で退院させた方が、ベッド一台一日当りの売り上げは上昇するし、患者にとっても、実は、入院基本料が減る分だけ、支払い総額が下がるというメリットがある。

 これに対し、療養病棟入院基本料に処置費が全て含まれる包括式になっている場合と、通常病棟の一部が療養病床に指定されていて、安価な基本料に出来高払いの処置費が付け加えられる場合とに分かれるが、通常病棟に療養病床を置く事は、ベッド一台一日当りの売り上げの平均値を引き下げる事になる為に、患者が十分にいる病院では、常識的には設置されない。療養病棟に空きが無くて転院させられなかった時に、やむを得ず置く場合ぐらいである。療養病棟は、重病患者痴呆が進んで移動すらままならなくなった人でないと、基本的には受け入れてくれない。というのも、症状に応じて売り上げが決まる為で、一番高い基本料が取れて(ベッド一台一日当り17400円)、かつ、手間のかからない患者を受け入れるのが、一番美味しいとなっている。ただし、そういう患者でも180日が経ったら退院させなければならず、それを引き取る家族は、苦労を背負い込む事になる。

 通常病棟には、内科の他に外科や小児科といったほとんど全ての診療科を置かなければならないが、療養病棟には内科だけで十分であるという事から、患者さえ十分に居るならば、療養病棟専門にした方がメリットは大きいのだが、入院期間に通常・療養あわせて180日の制限がある為に、患者の確保が難しくなり、通常病院療養病棟を持つという、一番売り上げに対してマイナスな手段を取らざるを得なくなっている。180日が経ったから退院させるという時に、家族が引取りを拒否するような事態を発生させない為には、大きな手術が終わったら、すぐに家族に引き渡した方が、スムーズ押し付けられるという現実があるためである。

 このために、療養病棟を専業とする病院は、可能な限り通常病棟への転換を目指し、結果的に、患者の発生量に対して病院が多すぎるという事態を起こしているのである。

 救急においてたらいまわしが発生しているという話や無医村・無病院町が発生しているという話と、病院が多すぎて赤字になる病院が増えているという話は噛み合っていないのだが、たらいまわしが発生するのは、産科や小児科といったハイリスク診療科の話であるし、無医村・無病院町が発生するのは、丼勘定健康保険制度において収入と支払いのバランスから、請求した診療報酬がガシガシと削られて赤字になるのが原因である。正当な報酬が受け取れない事や、リスクに対する責任理不尽である為に、病院が逃げ出したり、産科と小児科医師が逃げ出したりとなり、病院が消滅し、たらいまわしになるのである。

 医者といえども、自分や子孫の繁栄を願うのは、世人と変わらないと以前書いた(cf.[2007.5.1])。人口が増えている時代であれば、病院が増える事は望まれており、今の制度は、その目的アジャストされたままになっている。人口が安定している状態や減少に向かう状態では、病院の総数を一定にしたり併合させて減らしていくという事が必要になり、制度現実の間に、ズレが発生しているのである。このズレを無くす一つの方法が、病院株式会社化であり、個人所有の診療所病院、大病院へと拡大していくという考え方から、すでに存在する病院株式を、医師として現役の期間だけ保有するという考え方への転換である。

 多すぎる病院を、いきなり減らす事は難しいであろうが、やらなければならない事なのである。医療介護が新産業になるという主張が本当ならば、赤字の病院介護施設は存在しない筈である。数字は嘘をつかないが、人は嘘をつくのである。

2009-02-10

痴呆と都会とネット

http://anond.hatelabo.jp/20090210170405

イナカもんがネットなんかやってんじゃねーよ、って声が、

ネットの中からひしひし感じるのは、

ぼくのひがいもうそうです。お疲れ様です。

痴呆とか公害なんて、バカにされて当然です。

DQNしかいませんから。

へんさちもひくいです。

テレビしか見ません。

ですから映像はタダだと思っています。

タバコも吸うし、ポイ捨て当然。

チンパンです。

本はマンガしか読みません。もちろんコンビニ立ち読み

だからばかです。

差別大好き。へんけん大好き。

そのくせ、中立のつもり。

  サヨクなんてばかだよね、おれはうよくじゃないよ、中立だよ。

おつかれさま。

2009-01-12

http://anond.hatelabo.jp/20090112035343

うちの母に言わせると、俺のばあちゃん(母方の祖母)もぼけてきている。当年とって94歳。

田舎に住んでいるからたまにしか会わないけど。

確かに最近のことは覚えが悪い。朝ご飯まだかとか本気で聞いてくる。ギャグじゃないかと思うくらい。

昔のことはよく覚えている。でも辻褄は合わないことがある。

同居している伯母を俺の母と間違えたり、俺の母を伯母と間違えたりもする。女学校時代の友達と間違えることもあるとのことだ。

間違えるというか、記憶の混濁か。

  

ただ、痴呆とは違うと思っている。年齢的にも仕方ない。脳梗塞の影響で体半分が自由に動かないということもある。

なにより本人も記憶が定かでないのを認識している。これには驚いた。自分でも話の辻褄が合わないのに気づいているんだ。

ばあちゃんは同じ話を繰り返す。俺はばあちゃんが同じ話を繰り返しても何度でも聞く。同じ話の同じオチでも同じように笑う。

そもそもその歳になって時事の話題が出てくるわけない。

ばあちゃんは記憶資産棚卸しを行っているだけだ。

少なくとも話の中ではばあちゃんはばあちゃんそのものだ。

むしろ何もしゃべらなくなったら怖い。

ていうか俺の方が無口な老人になるかも知れない。そうしたら表面的には正常でも実際には痴呆かぼけかわからなくて始末に負えない。

  

元増田のところと違って妙に頑固とかはまだないようだ。

でも夜中寝ているとき、しばしば大きな声を上げ伯母を呼ぶことがあるそうだ。なにか怖い夢でも見ているのだろうか。

でもまだばあちゃんはばあちゃんだ。

韓国サイトIEマンセーで酷い。

仕事韓国企業サイトデザインすることになった。

担当者である社長と打ち合わせをしたが、彼は日本企業サイトはあまり好きではないらしい。

ターゲット日本人なので、日本人向けのデザインの方がいいと思うのだが、

それを説明した上でも、韓国っぽいものの方がいいという。

じゃー韓国サイトデザインで調べて参考にするかと、.co.krでググってみた。

韓国ではFirefox 3が使い物にならない理由

とあるので、そこそこ覚悟はしていたが、やはり酷かった。

とりあえず、制作の役に立ちそうな特徴からピックアップしてみる。

・ページ毎にメインカラーを変える傾向が強い。

例:http://www.grandhotel.co.kr/

・とにかくFLASHを使う。グローバルナビでは、FLASH必須。しかもサブナビが下一列に出る。

例:http://www.sst.co.kr/

・各ページのメインイメージFLASHにしてる。文字がハデに出てくる。

例:http://www.zalman.co.kr/jpn/WTB/Area.asp

・「TOPへ戻る」ボタンが上下する。

以下悪い点。

・なぜかフレームを使って、ページを移動してもURLが変わらないようにしている。

例:http://www.wonbinus.co.kr/japan/

ポップアップ大好き。

コーディングが雑。テキストにすべき所も画像になってる。

 ハングルは読めないから何書いてるかわからないが、あんまSEO概念がないのか?

ロールオーバー?何それおいしいの?

Firefox?何それ(以下略

・(x)htmlcss?何(以下略

一言でいうと、FLASH使ってカラフルならよさげで(かなり乱暴なまとめだ)、Firefoxなんて動作確認しない。

韓国サイトを見てる韓国人オーナーのクライアントがいたら、

酷い部分は置いといて、カラフルなのとかを真似たら、きっと満足してくれると思うよ!


以下、各サイトの寸評。

http://www.byj.co.kr/

言わずと知れたペヨンジュンfxで見ると、

\n'); document.write (' \n')

コードが丸見え。

http://www.grandhotel.co.kr/

ホテル

普通ポップアップが二つ出やがるwウゼエ。

fxだと普通に表示がオカシイ。しかもFLASHの所が。

cssを外してみるとFLASHの上にFLASHを乗せてる。

ロゴメインイメージ、ナビ、サブナビで合計4つのFLASHを使い、

さらにフッタ部分でもうねうねするFLASH

http://www.wonbinus.co.kr/japan/

ウォンビンサイト

ページを移動してもURLが変わらないと思ったら、何故かフレームを使っていた。

フレームを使う必要性がわからない。

ページ毎に色が変わる。

http://www.hello7.co.kr/

SE7ENサイト。フルフラッシュ

まあふつう

http://www.seoulroyal.co.kr/

ソウルロイヤルホテル

デザインは個人的に好き。

fxだとセンタリングがずれるだけでなく、左側ナビ部分に謎のFLASHが登場する。

ここもフレームを使っていて、URLが動かないようにしている。

FLASHのナビ以外、ロールオーバーしないという潔い仕様

「ROOM」内のローカルナビをクリックすると、ポップアップで部屋の紹介が出るという仕様。なんだそりゃ。

パンくずリンクリンクになってない。

http://www.seoulcasino.co.kr/

韓国版はポップアップが出る。

ハデ。PIPかと思いきや、お辞儀してるだけで話さない。

カジノだけに金かけていて、全ページFLASH

各ページでメインカラーが違う。

http://www.seoulcasino.co.kr/Kor/gaming/slot.asp

ここなんかではajaxを使っている。

何故か本文はコーディングされていない。

右下にフローティングの「TOPへ戻る」ボタンがある。

これ、韓国人好きみたい。

http://www.bonstyle.co.kr/

BON。ファッション雑誌サイトだろうか。

他のページに飛ぶが、やっぱりURLが変わらない。

fxだと当然のようにレイアウトが崩れる。

IEだと右側にFLASHローカルナビが上下するが、fxだと左側でしょんぼりしている。

フッタのデザインと、そのFLASHマウスの位置に反応する遊び心はいい。

http://www.sst.co.kr/

ソウルシニアスタワー。

江南区とその周辺で高齢者向け高層住宅及び痴呆高齢者グループホームを運営。施設、 サービスの紹介、入居案内。」

だそうだ。なんと日本サービス

お約束のようにグローバルナビがFLASHで、下横一列にサブナビが出てくる。

メインイメージFLASHの下のアイコンロールオーバーしない。

TOPへ戻る」ボタンがやっぱりある。

fxで見ると、フッタ部分がむやみに延びている。

酷いのが、勝手にしゃべり出すハタ迷惑なサイト

サウンドオフは当然ないし、

それどころかちっこいメディアプレーヤーが埋め込まれていて、それが勝手再生する。

つまり音声が二重になる。何考えてんだ?

コピーライトが「1981-2005」てどーゆーことだよ。

ふつーサイトオープン時からだろ?

インターネット韓国が作ったニダ!」というセリフがふと頭をよぎった。

音声の件にしろ、コピーライトにしろ、なんかものすごくこの企業自己主張を感じる。

どうでもいいが、flashに出てくる女性がどう見てもブ×だろ。

もう少しいい素材はないのか?

一枚だけなんか見たことある写真だと思ったら、

http://www.sozaijiten.com/cdrom/imagedetail.asp?pid=316&fid=00017007&i=1

だったorz

http://www.daraelaw.co.kr/index.php

「多来」。弁護士事務所でいいのかな。

高級感がある。ナビがFLASHで、やっぱり下にサブナビ。

fxだと「TOPへ戻る」が上下しない。

パンくずリンクリンクしてない。

http://www.wjis.co.kr/

(株)宇進産電。

IE7で見てもfxでみても、かわいそうなことになっている。

グローバルナビはflashで(以下略

ページによってメインカラーが違う。

ヘッダ部分はフレームで分けてあり、コンテンツ部分のみ変わるようにしてある。

IEだとローカルナビが上下するが、fxだとNG

さらに、fxで見てたら、右から2番目のボタン日本語だと「研究書紹介」)をクリックすると、

「攻撃サイトとして報告されています!」と表示された。

こんなの初めて見たよ。

http://www.zalman.co.kr/jpn/main.asp

「ZALMAN」

自動的に日本語サイトに飛ばされてしまうが、まあいい。

企業ロゴがヘボいわりには、サイトの内容自体はしっかりしている。

グローバルナビ、ローカルナビ、メインイメージFLASH

ここが一番見やすい。

追記:30ブクマくらいはいくかと思ったけど、思った以上に反応があって驚いた。

ブクマで書かれてたけど、各国のサイトを調べたら面白いかもね。

韓国って、国定教科書が一つしかないんだっけ。

今回調べてみてそれを思い出した。

自由なはずのインターネットでも選択権がなくて、IEでしか見られないってのは、けっこう悲惨な状況だと俺は思う。

視野が狭すぎる。

IEのみ対応ってのは、シェアを考えればたしかに「合理的」ではあるんだけど、

こんな状況だとIE8がリリースされたら、どんだけまともに閲覧できるんだろう?

(β版は全然試してない)

その時はその時で作り直していくんだろうけど、結局将来的に無駄リスクを抱えるわけだ。

単純に見た目のデザインとしては、

グローバルナビがFLASHだったりFLASHもハデで見た目はまあいいんだけど、

フレーム使ってURL固定してたり、ロールオーバーなかったりと、ディティールがすごい雑なんだよね。

topへ戻る」は利便性もあるだろうけど、見た目的に上下するのがカッコイイからつけてる気がしてしまう。

アクセシビリティなんて概念はなさそう。

もちろん各国によってブラウザシェア現実的なコストの問題もあるが、

そもそもweb制作って、W3C標準に準拠すべきものじゃないのか?

そういう観点から言っても、どうなのかなーと疑問に思わざるを得ない。

特徴として追加で、

・色であんまゾーニングしない。レイアウトの枠を感じさせないデザインが多い。

写真じゃなくて、写実的なイラストを使ってるのが多い。

てところか。

あ、ZALMANのデザイナーじゃないんで、よろしくw

2009-01-08

http://anond.hatelabo.jp/20090107234503

その「努力してる」あなたのお友達にたとえば、

痴呆のご両親がいたらどうだろう。

排泄もひとりではできず、部屋で大便をしてしまったことを隠さなければとあわてるあまり部屋中の壁になすりつけたり、

雑誌に載っているサンドイッチ写真をおいしそうと言って食べてしまったり

実家に帰りたいと暴れて転んでしまうような、

とても働きながらでは面倒の見れないステージまで症状の進んでしまった痴呆だ。

仕方がないので養護ホームに入ってもらう。

すると援助を受け、親の年金を利用しても月にお金が8万円は必要になる。

朝7時から夜10時まで働いて手取りが21万だ。

介護ホームに8万、自分のための家賃公共料金が8万。

さて残りはいくらでしょう?

努力でなんともならないこともある。

例を示せとうるさい増田がいるが、こういう例をあげれば満足するのか。

それでもまだ、努力が足りないというのか。

私には無理だ。

元増田の友達と元増田自身に、あるいはその家族に、いつ痴呆事故は障害は怪我は鬱病はやってくるか分からない。一回でもそれに引っかかったら努力はできなくなる。一回努力ができなくなったら、もう拾い上げてもらえない。

いつまでも若くて健康だと思うなよ。

いつまでも若くて健康な人だけで社会が構成されているとも。

2009-01-04

amazonとボクと、時々、おとん

amazonでとある商品の注文をした。支払いは済んでいる。

それが今日、届く予定だった。そして来た。押されるチャイムボタン、鳴り響く「ピンポーン」という音。

俺は分かっていた、この時が来るのを。そして待ち侘びていたのだ。

俺は玄関へ向かおうとした。しかし次の瞬間、響き渡る怒鳴り声。親父だ。

インターフォンから出ろ!まずインターフォンから出ろよ!」

うるさい。家には内線でチャイム電話が繋がっていて、その電話から玄関と通話ができる仕組みだ。

かしこっちはもう既にamazonからの荷物だと分かっているのに。くどい。

俺は無視した。そして玄関を開けると、そのタイミングで親父も玄関に駆け寄ってくる。

インターフォンから出ろって言ってるだろ!」

違いない、だがそれは来た人間が誰か分からない時に限るし、たとえamazonでなくとも俺はそれ相応の対応をすることができる。なのに何故こんな事を痴呆の様に連呼するのか?

俺は刹那の間に思った。もし仮に俺が「自分の用事だからお父さんはいいよ」と言っても信じてもらえるだろうかと。

玄関を開ける。「amazonからです。サインお願いします」と言う配達員。後ろでまだ怒鳴り続ける親父。

あまりにも親父が鬱陶しいので俺は後ろを向いて「いいから!うるさい!」と言ってしまった。

「あ・・・」と戸惑う配達員。

殴り書きでサインを済ますと「ありがとうございました」と言って逃げるように配達員は退散して行った。

俺は荷物を適当な場所に置いて親父の方を向く。

自分の用事だからいいのに」

すると親父は

「だったら最初からそう言えよ!少しは人のことも考えたらどうだ!?」

いい加減にしろよ。クソ。

2008-12-03

母と話した

母は3か月ほど働いた後に結婚,その後ずっと専業主婦をやっていた人で今は50代前半である。父の年収は相当多い方だったので,母はまったくお金の困ったことがなかった。母の生家は裕福ではないというかどちらかというと貧乏な方だが,若くして年収の高めな父と結婚したので生活に困窮するという実感をあまり持っておらず,さらに自分で稼いだ金で生活するという意義について全く理解していない。そのため,「働く母親」にはひどく否定的で娘には散々結婚したら仕事はやめるべき,子どもがいるのに働くのは母親わがままだと吹き込み続けてきた。真っ向から言い負かしたりしたこともあるが,最近でははいはいと受け流すことがほとんどだった。

ところが,この夏父が大病を患い,なんとか定年までは勤められるものの何度も手術を重ねたせいで身体が不自由になった。病気がわかる前から痴呆のような言動をするようになったので,いつ介護が必要になるかわからない状態だ。本人は気が張るからとか趣味がないからといって働きたがっているが,そうも言ってられない身体状態である。余命もあまり長くないということがわかっているのだが,貯蓄があるし…とか別に贅沢しなければなんとかなるし…と悠長なことを母は言い続けて現実から目をそらしてきた。

現実を見せたのは妹だった。現在の貯蓄額(そこら辺はそれなりに積み立ててはいる)と定年前に父が他界した場合,あるいは定年後に父が他界した場合の様々な場合をシミュレーションして母に突きつけたのだ。ここにきてようやく母は自分の名義のお金がないことに気付き,自分の生活が誰かのおかげで成立していたことに気づいた。父が他界しても遺族年金はもらえるが,国民年金厚生年金が支払われるのは,母はまだ50代前半なのであと10年は待たねばならない。子どもたちは全員働いているが,しかし全員娘なのでいずれいなくなってしまう。正直なところ生活が苦しかった時代に援助してもらえないどころか自己責任だと突き放されたのであまりかかわりたくないと思っている。まぁそうはいっても,年取ってからみじめな生活も苦しかろうとそのことは不問にして仕送りはしようと思っている。

久しぶりに会った母は言った。「自分名義のお金保証もないなんて嫌だ」と。私が,自分の食いぶちは自分で確保しておかないと不安だから仕事は続けるというたびに,笑い飛ばして薄給の夫と結婚しなければいいだけじゃない,年収1000万なんて当たり前でしょ?と言っていた母親がである。正直驚いた。確かに「年収200万なんて簡単だよね」「人間関係のいいところがいい」「馬鹿がいるところはいや,頭のいい人がたくさんいる職場がいい」「週2くらい働いてどうにかしたい」などという意味のわからないことはいっているが,少なくとも自立して生きていこうという自我は芽生えたようだ。おそらくは,とらぬ狸の皮算用をしているし,働くことに対して意識が低すぎるので年収100万もこえないだろう。地味に資格はいろいろ持っているのでスーパーパートにでるのもしばらくはプライドが許さないに違いない。年を取ってからこういう風に現実を見なければならなくなると,体は動かないは人のおかげで培われたプライド邪魔をするわ,現実的な感覚がわからなくなるわであまりいいことはないのだなぁと思ったりはするが,とりあえず働く意識が芽生えたのはよいことだ。人に寄りかかる人生に問題意識を持てたのはよいことだ。と,思った。

たぶん妹は厳し目のことを言ったのだろう。私はあまり社会制度について明るくないが,一応自分で計算してみた範囲では働かなくても贅沢さえしなければなんとかなるとは思った。老人は多少わがままでも過去になしてきたことがあるならばゆるされるとも思っているので,贅沢の範囲がどうにかできる領域を越したとしても文句は言わずに金だけは出そうとも思ってもいた。そのために貯蓄はしているし準備もできている。ただかかわりあいたくはないので,ボケずにぽっくりといってもらいたいものだと思っている。50を超えて少し大人になった母はこれからどんな人生を歩むのだろうか。やっと一人の人間として自立し始めた親を見守らなければならないこの気持ちを何と表現すればよいかわからない。

2008-11-25

http://anond.hatelabo.jp/20081125213728

人生経験が薄い増田が来ましたよ。

まず、痴呆を疑うより老人性鬱とか脳機能障害を疑うべし。

考える力の低下を感じるなら脳トレDSを与えて積極的に行うように働きかけてみる。散歩に付き合ってみるとか。一緒に動いてみる。

多分親に対して親としてベタベタする機会はどんどん減っていくと思うよ。これが最後になるかもしれないね

親が親らしくなくなってきたら、こっちが親というか介護者にならなきゃいけなくなるから。

2008-11-17

http://anond.hatelabo.jp/20081117115217

問題を先延ばしって、逆だろ…。問題が発生することを先読みして、リスク回避してるだけ。

いずれにせよ、嫁には母親の面倒を見てもらわねばならないのだから。

コメ付けてる増田さんたちはみんな若いんだなあ。ある意味うらやましいが。

自分には周囲の経験未来パターンが読めてしまうから、現時点で自分が知ってる範囲で、ベストチョイスを勧めている。

逆に、一生親を捨てられる、この時点で縁を切って後悔しない自信がある(今までここで記事を書いた増田にはこのケース多かった)なら、親を捨てて上京すればいいんじゃないのかね。

●1番多いパターン

母親置いて上京→東京就職結婚母親70歳くらいで骨折or病気東京母親引き取る、嫁いやがる→母親東京に知人おらず引きこもり痴呆に→嫁介護疲れ、下手すりゃ離婚

※30代半ばまでは幸せかもしれんがその後が地獄。嫁は仕事してても辞めて看病せにゃならんし、母親は70代になって新しいことに挑戦する元気もない状態でいきなり都会に来なければならず、いきなり他人に面倒見てもらうことになる。痴呆介護マジハンパない老人ホームに入ってもらうにしても1000万単位で必要。若い増田はあまりきかないかもしれないが、このパターン多すぎ。

ラッキーパターン

母親置いて上京→東京就職結婚母親元気で田舎暮らし、パタリと死亡

※足腰元気なまま死ぬ老人って非常に少ない。数字でないけど、50%は確実に切る。

#参考になればと思い書くが、うちの兄嫁のところも母子家庭。しかも毒親だが、兄嫁は捨てるに捨てられずにいるよ(そういうまともな神経の人だから好きなんだが)。兄や我々は、毒親の面倒も見るつもりでいる。

2008-11-14

http://anond.hatelabo.jp/20081114135607

増田は多分まだ20代なんだろうと思うけど、親戚のことはある程度仕方ないと割り切ることも大事だと思う。

自分は老人性痴呆があまり知られていないうちに介護をして、親戚と壮絶にもめて

結局父方とはすべて縁切りしました。

そういう経験からちょっと物を言う。

端的に言えば「親を亡くしたばかりの、遺族の気持ちを考えろ」ってことを増田は主張したいし、

世間を見てもそうなんだろうけど、ちょっと増田感情的になりすぎていると思う。

ですが、親戚は勝手に茶色い骨髄を「黒いとこ」に仕立て上げていました。とても悲しく思います。

仕立て上げるのは悪意があってのはずだと思うけど、別に親類縁者は“悪意”があったわけじゃない。

無理解・無知が前提としてあるけど、悪意はない。

無知が罪だ!とかいう人もいるだろうけど、もう親戚にそこまで要求するのは無理でしょ、どう考えても)

お母さんを亡くした増田が怒るのは分かるよ。すごく分かる。

でも、時間が経ってからでいいけど、悪意がなかったことは理解してほしい。

このまま、増田と親戚の間がこじれないことを祈って。

2008-09-14

こんなアニメはイヤだ!(ジブリ×Ζガンダムの場合)

こんなアニメはイヤだ!(宮崎駿×Ζガンダムの場合)の続きです。そろそろネタ切れで、2つしかいいのが出てきませんでした。

ブランの墓

――ジジイジジイで、生きようと思った――

今年でそれぞれ94歳と84歳になるブラン・ブルタークベン・ウッダーは、老人ホーム「スードリ」での生活を送っている。お世辞にも快適とは言えない「スードリ」での生活で、車椅子でようやく動けるほどのブランと、身体は至って元気だが少しだけ痴呆気味のウッダーの唯一と言っていい楽しみは、互いに身を投じ生還した太平洋戦争の話に華を咲かせることであった。2人は、静かだが堅い友情で結ばれていた。

しかし、幸せな生活も長くは続かない。施設所長ナミカー・コーネルによる介護保険の悪用が発覚してしまった「スードリ」は取り潰されることとなり、2人は別々の介護施設への転居が決まる。別れを嘆くウッダーに対して、ブラン家族にさえ内緒にして手放さなかった土地と家を持っていることを明かし、良かったらそこで暮らしてみないかとウッダーに提案する。

ブランの提案をウッダーは快諾し、2人の新たな生活が始まった。しかし、グローバル資本主義によってムラ的コミュニティの崩壊した地方では近所付き合いなど皆無に等しく、役所から紹介してもらった訪問型の介護サービスに連絡を取ると遠いという理由で断られ、また、あてにしていた年金支給も高齢者医療制度による実質の減額で苦しいものとなり、2人は現実の辛さに直面することとなる。

さらに、しばらくもしないうちにブランは脳溢血で倒れ、あっさりとこの世から去ってしまった。ブランの死を伝えるために家族電話するウッダーであったが、「なんでそんな家と土地があることを隠していたんだ!」という第一声がウッダーに追い打ちをかける。

土を盛りパイプ管をひもで結わえた十字架を挿して庭に作ったブランの墓の前で、ウッダーは手を合わせながら、この悲惨な現実を世に知らしめるために、爆弾を積んだ軽トラ厚生労働省に突っ込む自爆テロを決意するのだった……。

平成合戦ジェリド

――オレだってがんばってるんだよォ――

東京都多摩市議会議員ジェリド・メサは、まだ若いながらも市長の座を虎視眈々と狙う野心家である。昨今の多摩市では、老朽化し入居者も減るニュータウンを取り潰し、大規模なごみ焼却施設と最終処分場を建設する計画が持ち上がっており、周辺自治体も巻き込んだ、議会、住民、環境保護団体などが入り乱れての混乱の只中にある。

ジェリドは同期議員カクリコン・カクーラーとともに、市長ジャミトフ・ハイマンおよび所属する与党政党ティターンズ」の重鎮議員バスク・オムの息のかかった建設賛成派の急先鋒を務めていたが、大学時代から環境保護活動に参加している恋人マウアー・ファラオとの仲は険悪になる一方で、頭を悩ませていた。

そんな折、建設反対を訴える対立政党連邦」のやり手議員であり、大学時代空手部の先輩でもあったライラ・ミラ・ライラが謎の死を遂げる。これに大きなショックを受けたジェリドは、ティターンズの先輩議員ジャマイカン・ダニンガンに事の真相をを問い詰める。そこでジャマイカンの口から出た言葉は、家族誘拐拉致による反対派への恐喝、それでも従わない場合の毒ガスによる殺害など、賛成強行派による恐ろしい手口の数々だった。

非道の一端を担っていた自分を恥じ、汚名挽回を誓ったジェリドは、内部告発の準備を進める最中で、メラニー・ヒュー・カーバイン経営するごみ処理プラント建設会社アナハイム・エレクトロニクス市長ジャミトフとの癒着の、決定的証拠を掴む。単純な告発では握り潰されてしまうとのマウアーの忠告を受け、あくまでティターンズ内部からの瓦解を目指すことにしたジェリドは、壮絶な化かし合いの政争に身を投じることとなる……。

2008-06-26

統合失調症、のようなもの

インターネットはいろんなものを恐ろしいほど身近にした。

私は詐病ではないとしか思えない妄想にとらわれている人間をこれまで30年弱の人生で2回ほど見たことがある。ひとりは痴呆が進みつつあった祖父であり、もうひとりは高校時代の元同級生だ。祖父はあるとき突然強烈な被害妄想と見当識の異常を示し、老人性のせん妄と診断された。一過性のものであったらしく薬を飲んだり飲まなかったりしているうちになんとなく改善した。元同級生の場合はどちらかといえば思い込みが激しいだけだったかもしれない。だが、卒業後しばらくたってから唐突に私を訪ねてきた彼はあきらかに私の見えないものを見ていた。そして私に心酔していた。私が死ねといえばおそらく彼は死んでいたと思う。私は彼を恐れずにいることができなかった。

祖父はすでに亡くなった。元同級生は現在関東で生活しており、海外で暮らしている私に数年に一度、難解なメールをよこす。

祖父は漠然とした敵愾心の対象を「暴力団」と呼び、暴力に屈しつつある自分を恥じていた。齢八十を超えていたその当時、「暴力団拉致された」ことを「一生の恥だ」と訴えていた。彼はその日デイケアセンターをはじめて訪れたのだった。

元同級生はいわゆる精神世界的な領域に傾倒し、必死に私をそちら側へ救い出そうとしていた。私は彼と接しているうちに、世界には確かに別の領域があり、そこで生きる人間がおり、我々は分かり合おうとしなければ決して交錯することのない世界に住んでいるのだと悟った。90年代の終わり頃のことだった。

私が知っている二人にとって、世界漠然とした「悪」に蝕まれ、あるいは現実を超越した「善」が目の前に展開する地平だった。おそらくその二つは同じものだったのだろうが、私はそれを「よくわからない」といい続けた。そうすることが私自身のために必要であるように思っていた。

いま唐突に思い出したが、もう一人知っていたような気がする。大学で教鞭を執る父の研究室に遊びにいっていた子供の頃、父の同僚が配布していた一枚のビラをみた記憶がある。そこには火災報知器から発せられる電磁波人間精神に及ぼす影響、その装置の背後にある陰謀について書かれていた。質問した私に対する父の応答は記憶にないが、ガリ版刷りのビラに描かれていた火災報知器の分解図をよく覚えている。

ここまでは思い出話。

諸兄ご存知のようにインターネット妄想をも媒介し、増殖させている。「ストーカー」という言葉が巷に定着したのはたしか90年代の後半だったように思う。漠然と背後から忍び寄る「悪意」が「ストーカー」と結びつけられること、そしてそれがインターネット上の語彙として流通することも十分自然なことだ。ただ、20世紀の終わりのこのときまで、彼らの語彙を正確かつ広範囲に伝達するメディア人類が持っていなかったことは事実だろう。それまでは「妄言」かガリ版刷りのビラ、あるいは執拗に取りためたノート医師メモにしか彼らの「世界」は記録されることはなかった。彼らはメディア限界によって否応なく孤立し、孤絶し、知られぬままにどこかへ消えてしまっていた。

だが、いまやメディアは万人のものだ。

「集団ストーカー」と「電磁派」、あるいは特定の宗教団体の被害を訴えるブログが溢れていることはよく知られていることだと思う。彼らの「世界」は、写真動画、筆記によって極めて正確かつ着実に記録されつつある。その「世界」の強度は、ちょうど2ch、あるいはこの「匿名ダイアリー」のような空間の「向こう側」には実は誰もいないのではないか、という仮説が私たちにとってひとつのリアルジョークであるのと同じくらいに鮮明で、堅固で、揺るぎないものだ。

例えば。

miyoko gotoという、現在スイスのアーラウで「亡命」生活を続ける日本人がいる。彼女米国留学中に発症し、一度は強制力をともなった医療措置がとられたが、一度帰国を果たすものの再訪した米国から欧州へ遁走し、現在スイスに在住している。彼女の活動は現在進行形blogyoutube上に記録され続けている。それはすでに文字通りの圧倒的な「ライフログ」としかいいようがないものだ。それらは我々にとって彼女の困難な生存以上の事実を伝えるものではない。だがこれほどに強烈な生の記録は、私にとってはあまり目にしたことがないものだった。

人類学を専攻し、コンピュータプログラムの知識もある彼女は、自身のホームページSNSを通じて同じ世界を共有する「彼ら」と結びつき、知見を交換し、より強固な「現実」の地平へ下って行こうとしている。

いまや我々がひとりではないように、彼女たちもひとりではない。そして無論我々も彼女たちにメールを書き、コメントすることもできる。

運が良ければ彼女日本へ送還されるか、スイス医療施設で保護を受けることになるだろうが、運が悪かった場合はおそらく誰も救うことができまい。いくら治安のよいスイス田舎とはいえ、身寄りも国籍も何も持たない彼女が知らぬ間に消えてしまうことは十分あり得る。

私には、彼女のような存在を憐れむいわれもなければ、その近親者を責める理由もない。

ただ、その「生きていること」という「情報」が、日本に住む、彼女の近しい人々に伝わっていることを願っても許されるのではないかと思った、ということを記してみたかった。

2008-05-09

http://anond.hatelabo.jp/20080509105647

家族はほっとしたと思うよ

老人を捜すためのGPSは結構面倒くさい

腕輪とかにしても嫌がってすぐに外す

靴に仕込んでも裸足で出かけたりする

福祉の業界にいればいるほど痴呆老人はかつて人間であった奇怪な生物にしか見えなくなる

犬猫の方が遙かに知的で合理的に行動する

助けようとしても暴れる噛みつく脱糞する

痴呆老人は家族にとっては厄災であり悪夢

自分が老人になるまでには安楽死法が導入されていて欲しいものだ

巨大住宅地に消えた老女

先日、一人の老女が息を引き取った。

私はその報を受け、軽い衝撃を覚えた。

"痴呆気味の85歳の老女が行方不明になった"

ゴールデンウィーク最中、その第一報を聞いた際私は、"困ったものだな"程度に考えていた。

"すぐ見つかるのではないか?"、"きっと大丈夫だろう"と、無責任に大して重要視して受け止めてはいなかったからだ。

老女が行方不明になった場所は、関西では指折りの巨大ベッドタウンで、一戸建て住宅は当然多数存在し、4階建て以上の団地郡だけでも近隣には5つ存在しており、巨大なショッピングモールに駅・バスターミナルまである。

決して子供が少ないなんて事もなく、周囲をGoogleMapで適当に確認するだけで小中高学校を5つばかり確認できる。

軽くみつもって、数千人もの人間が行きかい生活する場において、老女はなんと4日もの間彷徨い、発見時には危篤状態だったのだそうだ。

行方不明になった老女が発見された場所は、行方不明になった自宅から直線距離にして4km弱の場所だったようだ。(GoogleMapにて適当に目測するにだが)

4日もの行方不明期間を考えると、そんなに劇的に移動しているわけでは無い。

にも拘らず、老女はその間発見されることは無かった。

"何でなんだ?"

理由を後付しようと思えば幾らでも浮かんでくる。

だが、どうしてもどんな理由さへ釈然としない。

家族が悪いなんて事を私は断じて思わない。

コレはイノベーションがあれば救えたのか?

本当か?

それは机上の空論では無いのか?

例えばGPS機能付き携帯電話を持っていたらと言う事を短絡的に発想するが、それを老人が必ず携帯する保障が何処に在るんだろうか?

私だって携帯電話携帯し忘れることが稀にある。

それが痴呆気味で、突然居なくなった老女に、GPS携帯を持たせるというロジックはなりたつのか?

色々と考えて見ると、様々な事柄への認識の甘さを痛感し愕然としてしまった。


上記出来事は、残念ながらフィクションでは無い。

特定されないようにあえて色々と情報をぼかしてはいるが、実際に上記に該当する場所にお住まいの方なら検討がつくかもしれない。

現在ニュースサイトにて記事になっているのを確認はできないので、記事にもならないようなありふれた事柄のようだ。

TVメディアの伝える事が全てではないが、ニュースサイトが伝える事も全てでは無い。

遅くなったが、御冥福をお祈りしたいと思います。

家族の心情を勝手に推し量ると、このゴールデンウィーク悪夢だったのだろう・・・。

2008-02-14

http://anond.hatelabo.jp/20080213224714

認知症、でなくても病気家族というのは難しい。

自分の親もそうだった。

家庭はばらばらになった。社会に出られなかった兄弟。そして親は数年前痴呆になった。

おそらく介護は大変だったと思う。が、自分はまったく助けられなかった。その頃自分がぼろぼろだったから。

実家では考えたあげくに施設に入れた。それが一番だったと思う。

親を恨んでいたわけではない。でも動けなかった。やっぱりどこかで恨んでいたのかもしれない。

一方ばらばらだった実家は会話が生まれていた。

社会に出られなかった兄弟もきちんと挨拶ができるようになっていた。

辛い経験が彼らを支え合わせたのかもしれない。「家族」になったのかもしれない。

親を恨んでいた兄弟も、最後には悲しそうな顔を見せていた。

今はまだわからない。よく認識ができない。

自分がぼろぼろだった時に親は助けてくれた。ありがたいと思う。

でもいろいろ複雑に感情が絡んでいる。整理ができない。

増田も、許せるなら許した方がいいと思うけれど、許せないならそのままでいいと思う。

自分は、仕方ない、誰も悪くなかった、と思って過ごしてきたけれど、一回きちんと恨んでみるのもいいかもしれない、と思っている。病気なのだから仕方ない、とずっと思ってきたけれど、間違っていてもそれが本音なら。

増田の話とは少しずれてる話で自分がたりだけれど、書いてみたくなった。

2008-02-11

http://anond.hatelabo.jp/20070406231020

母がそうだったかもしれない。

未診断。

様子がおかしかったので施設に入れたらしい。半分痴呆だったようだし。

遺伝の部分は確かに大きい

ずっとそれを考えてきた

今日亡くなったらしい。

お兄さんをあなただけが支える必要はない

施設や行政が助けてくれると思う

自立させればいいと思う

といいつつ

自分自身葬式に出たいとは

今まだ思えない冷たい肉親なのだけど

2008-01-20

http://anond.hatelabo.jp/20080118222850

20歳か。若いな。

32歳で、

  • 母方の祖父母、叔母、伯父

の4人の火葬に立ち会ってきた俺が話してみる。

祖父と叔母は30年近く前に亡くなった。

当時の火葬炉はまだ脱臭機能も無く、人間のリンが燃えた臭いが火葬炉を開けた瞬間にむわっと来るんだぜ。

それは俺の視覚ではなく、嗅覚に突き刺さったよ。

祖母が亡くなったのは17年前で、伯父が亡くなったのは4年前。

その時の火葬炉は脱臭機能が付いて改善されたので臭いはほとんど無くなったけど、子供の頃のリンの燃えた臭いは今でも忘れない。

伯父は先物で失敗して奥さんと子供に逃げられた。一人暮らし、突然の心停止蘇生痴呆症の介護を経て亡くなった。

入院している間は金もないので、生活保護で最低限の医療だけ受けていた。

そんな状況なので葬式も無し。俺とお袋と伯母と別れた元嫁と子供2人の7人だけでの密葬。

火葬炉のボタンをぽちっと押すだけ。後は粛々と遺骨を拾って、元嫁が遺骨を引き取っていった。その後連絡は取れていない。

そんな寂しい最後だけは迎えたくないと思ったな。

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