はてなキーワード: 帰り道とは
http://anond.hatelabo.jp/20081214153011 のつづき。
どうやらほんとに買えるらしいので、午後5時に家を出発して近所のガソリンスタンドに徒歩で向かう。
…当てにしてたスタンドはもう潰れて無かった。アイスバーンで死にそうなの、早く灯油を入れたい。早く灯油を入れたい。
さっぽーろは夜の5っじー……他のスタンドってどこだっけ。
結局逆方向に歩いて到達。が、ポリタンク持って近づくと、ガソリンとか軽油はあるのに灯油価格の値段表示が無いことに気づく。もしかして扱ってない店舗とかあるんだろうか、と不安になって、とりあえず迂回する。寒い。
1丁目ぶんくらいぐるっと回って再度アタック。店舗の上のほうに「灯油 40」の表示を見つけて、とりあえず灯油を扱ってるらしいことは確認する。でも40ってなんだろう。値段なら嬉しいんだけど。
外にいた店員のにーちゃんがこっち来た。
「っさいあせー」
ちゃんと喋れバカ。
「っあの、この、この、これ」
ちゃんと喋れバカ。
「灯油ですか」
「…灯油です」
ということで、10リットル満タンにする。10リットルなのは、北海道のコンビニで売ってるサイズなのでいわゆるハーフサイズのポリタンクだから。
しめて760円。あの店舗の上のほうに表示されてる40はなんなんだ。
帰り道、そういえば店員のにーちゃんは回り道する前からずっといたな、と思った。…まあ、防寒着を着てポリタンク持った人が近づいてくれば灯油買いに来たと思って待機するわな。もしかしてずっと待機してたんだろうか。悪いことしたなあ。
それから4年位経って、このままじゃラチがあかないと言うことで、
心臓弁膜症手術をした
先週の土曜日、昼間にいきなり倒れてた
「なんかモノの上げ下ろしをした際にふらっと来た」
と言ってた、ただしきりに
「こないだ新しく貰った薬があわない気がする」
と言ってたので、
「じゃあ週明け(火曜日がその医者の担当らしい)に医者にそう言ってきたら?」
と言ってすました
日曜の夜、俺が外から帰ってきた時、父親と顔合わした
父親は家の奥に歩いてきながら、
「なんか…変だ」
とか言ってた、
そのちょっとしたあと、いきなりドタッって多分ブッ倒れただろう音がしたので、
そこに行ってみたら、思った通り父親が倒れてた
息はしてるけど、呼びかけても反応無いし、躰が弛緩して息がいびき状になってたので、
「もしかして脳の血管でも切れた?昨日はその前兆?」と思い、
すぐに119番した
正直119番にはこれまで何度も呼んでて気が引けたんだけど、
土曜の倒れた時と違って意識無い感じ(目も半開きで全く反応無いし)だったし、
とにかくやばそうと思ってかけた
んで救急隊の人がすぐ来て担架に乗せてった
救急車が出てこうかという時、
向かいの家のおばさんが出てきたので、しばらく話をしてた
しかし、結構話してるのに、全然救急車が出てかない
「なんかあったんすか?」
とか聞こうかなと思ったけど、邪魔しちゃ悪いかと思って待ってたら、
3〓5分位(実際はもっとあったかも)してから走ってった
「ICUだから切るね」と言われた
つかICU直行はこの6年間にすでに4〓5回目なんで、別段何ともなく思った
3時間位して母親が帰ってきて(ここら辺のこともすでに何度も経験した)
「なんとか意識戻ったよ」と言ってたので、
その日は寝た
「大分元気になって、私が19:30になったから帰るね、って言ったのにベラベラ喋ってきてた、
昨日救急車の中では心肺停止してたのに、ずいぶん元気になったもんだね。」
…それで昨日中々救急車出てかなかったのかよ
…なに?また死んでたの?
「2〓3分死んでた気がする」
…3回目じゃなかったっけ?死ぬの
「やー、救急隊の人さすがだよね」
というか、ショックでその事(救急車内で心肺停止を)日曜帰ってきた時に俺に言い忘れたんだろうけど、もっと早く言えよ
あと、やっぱり新しく貰った薬が不整脈とかを逆に引き起こしてたらしい、
医者が「合わなかったねー」とか言ってたそうだ
しかし、俺がドタッって音に気付かず、救急車呼ぶのが30分でも遅れてたら、
父親死んでたんだろうな〓、変な所で悪運が強いな、と思った
仕事からの帰り道、自転車で交差点を横断しようとしたところ、向こうから右折車がやってきて、こっちが渡っているのに突っ込んできたので「危ねえぞ、ゴルア」と叫んのである。そうしたら、その車が追いかけてきたのね。で、怖かったので逃げようとしたんだけど、結局逃げ切れなくてコンビニの駐車場でつかまってしまった。交番が目と鼻の先なので助けに来てくれないかと祈ったのだけど、交番には人影がなかった。
車から降りてきたのは、年は同じくらいだが人相の悪い男だった。向こうが言うには、「赤信号だったやろうが、何言っとんねん」というのである。こちらは青だと思って渡っていたのだが、それは今となっては確かめようもない。胸ぐらを捕まれて、とても言い返す勇気はなかった。
ひたすら「すみません、青だと思ったもので」と言い続けた。「おう、裏に行こうやないか」と言うのを、「すみません、勘弁して下さい」と言い続けた。そんな状態がしばらく続いただろうか。こちらが、「これだけ謝っているのだから許して下さい」と言ったところへ、「アァン、それが誤っとる態度かいな」と食いついてきた。そこで、改めて最敬礼の角度で「申し訳ありませんでした」と言ったところ、「地べたに頭付けて謝らんかい」ときた。
「あぁ、こうやってヒトは土下座というものをするのかぁ」と思いながら、頭を地面にすりつけた。頭を踏まれるんだろうかと思いながらびくびくしていたが、「オレが行くまでずっとそうしてろよ」と言い捨てて去っていった。
運悪く土下座せざるを得なくなったときには を読んでいたのが、ちょっとは役に立ったかもしれない。
しかし、いまだに胃が痛い……
例えばの話。
家で猫を飼っている。一人暮らしに猫一匹の充たされた暮らし。
その猫は世界で一番と言っても過言でないほど可愛い。
毎日当たり前にご飯の世話やトイレの世話をし、たまには首環を変えてやり、
誕生日には猫缶をプレゼント、日なたでぬくぬくしていようものなら毛繕いを手伝ったり寄り添って眠ったりする。
窓の外を見て度々鳴いたりはするので拘束される不満はあるのだろうけれど、
飼い猫としてはこれ以上出来ることは無いほど愛しているし、まあ、それなりに過ごしているよう見える(何を思うかは推し量る他無い)
で。
よく見れば鼻水をたらしてくしゃみをしている。
捨てられてからしばらくたっている様で、放置していれば野垂れ死にそうなようにも見える。
車道から離れた路地なので誰かが拾うのを待つことも出来るが、歩み寄ってはこないその子猫、
なんだかじっとこちらを見ている、気がする。
しかしうちにはすでに飼っている猫が居ることを思い出す。
子猫が捨てられた経緯はさっぱり分からない状況。子猫はしゃべらないし、あろうことか鳴きもしない。
どうしてこの子猫はこんな状況になるまでこんなだったんだ。環境の所為だと言えば仕方ないのかもしれない。
寒さを避けるように一瞬抱き上げ連れ帰るものの、結局は家の前で面倒を見るような格好になってしまって、
飼えもしないのに連れ帰る自分の傲慢さと、子猫を放置した誰かに腹が立つ。
これ以上何か出来る手だては思いつかない。
愛は有限だ。
時に残酷な選択を経てやっとそれに辿りつく。
安易な同情が愛に結ぶかどうかは個人の裁量なのだろうけど、そこから出発する関係など大概碌なものでないのは分かりきっていること。
こんなことをうだうだと考えるくらいなら、最初から猫など飼わなければよかったのだ。と気づくまでに7年もかかってしまった。
夜の帰り道に、
少し前を行く好きな人の背中をみて
ああ、と思って涙が出る。
そういう感情は
何度繰り返しても慣れない。
好きな人がどういう意味で好きなのかはわからない。
父親の背中に、恋人の背中に、片思い中の人の背中に、同僚の背中に、
もしくは親友でも何でもない、ただの同級生の背中に。
そういう夜の帰り道は
繰り返すたびにセンチメンタルさを増して私に襲いかかってきて
何度繰り返しても、いつまでたっても慣れることができない。
毎回毎回、繰り返すたびに、
何かの条件がそろって沈黙が一瞬落ちて、
ふと前を行く人の横顔が見えてしまったその瞬間に、
私の涙線をどうしようもなく強い力で刺激して涙をこぼさせる。
うれしいのかかなしいのか恋してるのかさびしいのかよくわからない。
幸せとは少し違う。
ただ少しセンチメンタルで、
しめっぽくて、
でも確実に不幸とは違う。
確実に不幸とは違うので、それでいいのかもしれないと思う。
涙を隠して別れるまでの残りの道を歩こう。
一緒にいる人が、わたしが不幸で泣いていると思われるのは嫌なので。
○食事がくると、取り分けてくれる。
○わたしが食べ物をテーブルにこぼしたとき、自分のおしぼりで拭いてくれた。
○帰り道、逆方向でもホームまで見送ってくれる。
僕の職場で真後ろに座っている派遣の女性(Yさん)が居るのですが、パーティションは一緒なので2人の個室って感じ。
上司がB型の気分屋で折り合いが付かないことが多くて派遣さんはこの2年のうちころころ変わってYさんで4人目。
4人のうち円満に契約を満了したのは1人目のTさんのみという状態(契約期間は3ヶ月と短かったけど)
あとは一寸した気に入らないことがあると気分でこいつ使えねーみたいな言い方をして契約期間途中で辞めさせられたり(3人目のFさんがそのパターン)
自分から逆ギレ?して辞めたり(2人目Kさんのパターン)、今居るYさんも契約期間途中で急に解雇された3人目のFさんの後任としてきたので
状況を肌で感じているらしく長く続ける気はなくて今度の12月で辞める気まんまんらしい。
そんな気分屋の上司とたまに呑みにいったりするわけですが、酔っぱらった上司に2人目のKさんが逆ギレして辞めたのはお前のせいだ。
なんてパワハラ発言をされたことがあります。全く持って理解不能。まぁ僕も辞めるときには全部ぶちまけて上司を訴えて辞めてやりますけどね。
その準備もしてるし。
でも今はまだその時期ではないというかもう少しこの職場で頑張ってみても良いかなと思っているのでどうすれば良いのか考えました。
僕は思ったことをストレートに口に出してしまうことが多く、今までそれで人間関係が悪くなって失敗することが多いので、歳を経るにつれてあまり
喋らないようにしてきたところがあります。
2人目のKさんについてはKさんの方にも心の壁がありありとあったとはいえ全くコミュニケーションを取っていなかったのが問題だったかなー?なんて思ったので
3人目のFさんからはとにかくコミュニケーションを密に取ることを心がけるようにしました。(1人目のTさんとは普通にコミュニケーションとれていました)
またFさんの場合は非常に珍しいケースではあったのですが、小学校時代のクラスメートだったということもあり雑談もコミでかなり積極的にコミュニケーションを取りました。
Fさんが2月に急に解雇(本当に急だったので上の方では違約金等でいろいろもめたらしい)されて後釜としてYさんが来ました。当然流れとして僕はもの凄く積極的に
コミュニケーションを取っていたわけです。
前任の人たちと違うのは前任3人は既婚者でYさんは独身だったということです。(4人とも年齢はほとんど一緒でFさんとYさんは僕と同い年)
最初のうちはそれこそ緊張もあったのでしょうが、他人行儀というか凄くお堅い印象の女性だったのですが、毎日顔を合わせて(というか背中を合わせてですが)仕事をしているところに何かしら話をしていれば次第に打ち解けてくる訳です。
腹を割って話てなんぼだと思うこともあるので僕もそれこそ何でも話してしました。あまりうまくいっていない僕の両親の状態とかそんなのまで含めて。
またYさんからも信頼を得られたのか19歳も年上の彼氏がいてこれから結婚を考えているとか、倖田來未ではないけれど35歳を過ぎると羊水が腐るとかで35歳の時に受けた検査の際異常が見つかって子宮を摘出するかどうかで当時とても悩んだとか。そんな話までしてくれる間になってしまいました。
食事は男女別々に食堂で取るスタイルが出来てしまっているので、Yさん本人や他の女性スタッフからの伝聞なのですが食事中にYさんはよく僕のことを褒めてくれているとのことでした。
それこそ聞いた僕が引いてしまうくらいに。多分食事時に聞いていた他の女性スタッフもドン引きだったのではないかな?と思います。
とにかく僕のことを凄いとか、何でも話を聞いてくれるとか尊敬できるとかそんなことを言っていたらしいです。(Yさん本人がよく言っていたのでうそではないと思う)
Yさんの方から相談事があると言われて二人きりでの食事をした際にYさんと凄い年上の彼氏の喧嘩?の話を聞いてあげたら後日土下座で感謝されたりもしました。(聞いただけなのに)
これは伝聞ですが僕のことをこのまま放っておくとYさんの彼氏のようにずっと彼女が出来ないような人になってしまうなんてことも言っていたそうです。
そんなこととは露知らず、そのころの僕はYさんと二人きりで夕食を食べに行ったり、新宿のライブハウスへ行ったりするようになって一寸浮かれていました。
浮かれていたとは書いたけれども当時の僕の気持ちはYさんは職場の同僚で一緒にご飯を食べてくれたりする便利な人という感じでした。そんな感じが今年の夏ころ
それで最近はというと、10月あたりからYさんは僕に話しかけてこなくなりました。仕事の連絡事項などでたまに喋っても目を合わせてくれないので何か避けられているような印象。
最初のうちはその状態にイライラしたし、前述の放っておくと彼女出来ない発言なんかも大きなお世話だと思ってみたりしてとにかく僕はYさんの態度に怒っていました。
しかし冷静になって考えてみると、僕はYさんのことがいつの間にか好きになっていて、Yさんも僕のことが好きになっていてそれに僕が気付いていなかったんだなということに気付きました。
9月ころ大きな会議の準備を終えて僕とYさんともう一人別の女性スタッフ(Oさん)の3人で帰りかけたときにOさんが私はお邪魔ですよね?というようなことを言ってそそくさと離れてしまったことがあってYさんに理由を尋ねたら僕とYさんが相思相愛に見られているからだよと言われたこともあったのですが、そのときも僕は僕自身の気持ちとYさんの気持ちに気付いていませんでした。
今までの僕は自分は若い女性が好きだと思っていたのでアラフォーに手が届くような年齢の僕と同じ年の女性なんて恋愛対象にはならないと思っていたのですが、実際には違った。
無視されてイライラするこの気持ちはただの焼きもちだし、Yさんの最近の態度も凄い年上の彼氏とこれから結婚して幸せな家庭を築いていかなければならないので
これ以上僕に深入りするわけにはいかないということで無視しているのだろうなぁというように考えてみたら少し気持ちが楽になってイライラが薄れてきました。
やっと自分の気持ちに気がついたのに、最近は目を合わせてくれないこともあって話かけにくいし、今更この気持ちはYさんには伝えられない。
来月には退職してしまうし、出会ったときにはYさんには既にその年上の彼氏がいたわけで。
どうにもならない事って世の中には一杯あるねぇ。
それにしても9月のあの帰り道、若しくは相談があると言われてYさんと一緒に食事をしたあの居酒屋で自分の気持ちに気付いていてあの時とは違った言葉をかけていたら
もしかして・・・
なんて考えてしまうのはキモイですかね?
なんかうまくまとめられないから読みにくいし面白くないですが読んでくれた人がいたとしたらありがとうございました。
三連休もたまった家事ばっかりでは勤労感謝ではないな、と思い至り、今日はしゃぶしゃぶを食べに行った。結構食べて8000円だった。
8000円。この値段が以前テレビ番組で見た「神田うのさんの朝食のスープ一杯」のお値段だったように覚えている。
「特別な日にしたいからしゃぶしゃぶたべるかー」と奮発した外食のお値段がスープ一杯とは、ね、と。収入の差ではあるんだけど。そんなレシートを見て、店内の食事を楽しむご家族を見て、帰り道のぱちんこ屋のネオンサインを見て、いろいろと考えさせられた。
なにがちがったんだろう。でも、今が不幸なわけじゃない。
というと「お前より不幸な奴は居る」といわれそうだが、俺より幸せな奴だって同じくらいいるんじゃないだろうか。幸せの定義、定量化に因るんだろうか。8000円のスープは幸せの象徴なんだろうか。
しゃぶしゃぶを食べたのに、かえって寂しい気持ちになった。
http://anond.hatelabo.jp/20081121191921
http://anond.hatelabo.jp/20081121193139
http://anond.hatelabo.jp/20081121190748
http://anond.hatelabo.jp/20081121185449
帰り道考えていたが、納得がいかないというか理解ができないのが気持ち悪かったので書いてみよう。
元増田?の主張
http://dekisala.com/tinyd3+index.id+1.htm
平均なので微妙に低かったり高かったりするが、まぁこの程度としよう。一般的に女性の平均年収は330万程度であるといわれている。
いくつかピックアップする
育児がきついかきつくないかに限らず、育児は夫婦で行うものである。
さて育児はきついか。
乳幼児の場合
これを一人でするのは相当大変だろうと言うことは共通の前提であることは間違いないので特に言及しない。
二人でするのも大変であろう。実父母義父母に頼ることを検討する。
しかし考えてみてほしい。だいたい男女ともに結婚のピークは26〓30までの間だ。翻って親の時代はどうだったか。父親はそんなもんだっただろう。母親はおそらく25以下で結婚している場合が多いかと思う。
もし25で結婚し26で子供を産んだとする。今でも初産の時期はそんなには遅くなく結婚後約一年で子供ができるのが大半のケースだ。であるならば出産は27〓31くらいがピークになると思われる。
30で産んだとき、母親はいくつか。だいたい56である。
共働きを前提としている増田なら親もきっと共働きであろう。56は定年前である。どうやって手伝うのか。
翻って父親に可能だろうか。ずっと共働きであったのならできるであろう。
もしダブルスタンダードで親は共働きではないが自分の相手には共働きを求めるよ、ということだったとしよう。
親56、父親はもしかすると定年退職を迎えているかもしれない。だが、人生80年の時代において定年後隠居生活するひとは割と少ない。再就職している場合は、母親は専業主婦であるならその面倒を優先してみるべきであろう。妻が夫の仕事をねぎらうというのはそういうことだからである。
また夫の仕事をねぎらわないのが当たり前であるという主張があったが、家のなかのことをしていてもらい家事を手伝う程度ですむということは十分ねぎらわれていることに等しいのでこれは一般的なことである。いろいろと仮定がはいったが。
もしかすると再就職はせずに隠居しているかもしれない。であれば子供のことは任せられるだろう。だが、ここでまた少し待ってほしい。
人生80年時代に突入している現代は超高齢化社会である。このため、親もまた自分の親の介護をちょうどこの時期は行っているかもしれない。ぼけ老人はいうまでもないが病院に入院している場合に乳児をそこに連れて行くとあっという間に病気になるだろう。普通は頼まない。
親の介護はなく悠々自適に暮らしている可能性もある。だが、50を過ぎると飛躍的に病気のリスクは高まる。親が倒れたら、死んだら。そろそろ考えなければならない。
いうまでもなく、すべての親が健康であるとは限らず、すでに他界している可能性もある。
ここで話は変わるが、現在結婚適齢期のひとの母親世代はウーマンリブ運動を知っているので共働きや女性が働くことに対して非常に嫌悪感を持っている人もいる。この場合協力を頼むのは実母であっても難しいだろう。
義父母になるとまたさらに難しくなる。嫁姑問題が昔から問題だったように、この間の関係はうまくいくことがまれであり、元々が他人であるためにうまくいかないことの方が大半である。大きなけんかなどはなくとも嫁が遠慮をしたり、はっきりと言いづらいということで嫌煙するということは大いにあり得る。
否定はしない。
考えてみてほしい。出産は基本的には命がけである。また妊娠の間も胎児の状態はすべて妊婦にかかっており、妊婦には非常にストレスがかかる。心理的なものではなく身体的な意味でのストレスがかかっている。胎児は妊婦にとっても異物だからだ。
日本ではかなり安全な出産ができるし、死亡確率は低いが、しかし実際に痛みを乗り越えるのは女性である。
増田は
という考えは持っているようだが、しかし考えてみてほしい。主たる家計支持者に死を伴う危険を必ずくぐり抜けなければならないことがあるのだろうか。
出産をねぎらわないのなら、仕事をねぎらってもらえないのは当然である。また、仕事が会社で行われるものであるのなら直接的に手伝えないのは当たり前であるが、お中元お歳暮の手配、毎日の服、健康管理などが知らないうちになされていたりはしないか。また、家計を妻に預けているのであれば、家計の管理というものを考えずに仕事に没頭すればよいという意味で十分に間接的に手伝ってもらっていると考えても良さそうである。
さらに言うと育児は手伝うものではなくともに行うものである。
必ずしも健康児が生まれるとは限らない。この場合は仕事に復帰するといっている場合ではない。在宅で300万とか言ってる場合でもない。
リスクマネジメント能力とはそこまで含めて考えた上で実際に出てきたアウトプットをみて何をするかどれを選ぶかということを適切に判断できる能力である。
いくつもの幸運を当然として考え、そうではないのは「甘い」「おかしい」というのはリスクマネジメント能力が足りていない。そういう人が年収600万……まぁなるかぁ。600万くらいまでなら総合職だったらそんなに大変でもないしなぁ。
だなーこのへんだなぁ。でもまだすっきりしないなぁ。何だろう。
以上のようなことを考えた上でしかし専業主婦になるべきだとは思わない。しかし反対もしない。たくさんの選択肢を考えておけば、いざという時にその選択肢のどれかを選ばなければならない時に最善あるいは必要な選択肢を選ぶことができるだろうし、もしたとえその選択肢を間違ったとしても途中で変更なり補正なりをしていくことは可能なのだ。人生は個人の分だけ存在する。どれだから正しい、間違っているということはなく、単純に最適な選択肢を選べたか選べなかったか、それだけなのである。
幸いなことに私は高収入な人間であり、いわゆる一流大学を出て安定した企業に勤めていて育休なども充実している。家事は得意ではないが好きではある。夫は収入は平均程度であるが、幸いなことに子供好きであり、家事も厭わない。仕事を辞めてもかまわないと言ってくれているが、どうするかはそのときがきたら決めようと思う。育児は自分のためにするものではなく、子供のためにするものだから、という認識を共有できる夫と出会えたことは本当にラッキーなことだったのかもしれない。
結婚ってほんとに何をしてもらったかではなくて、お互いにどうやって協力ができるか、なんだろうなぁ。
さて飯を作るか。
前記事:死にたくなるほどの勘違い2
http://anond.hatelabo.jp/20081112182515
上の続きです。
15日の土曜日に焼き肉屋で飲み会をやりました。自分は場所わからなかったので友達にお願いして決めてもらいました。待ち合わせた時間より早く友達がついていたらしく二人はすでに店の中。僕は急いで店に向かいました。恐る恐る席を見て回る。個室を見ると友達が待っていてくれた。靴を脱ぐ場所だったが、脱ぐ前に頭を下げて謝った。
友達A「その話は今日はおごってくれることだし水に流して飲もうよ」と言ってくれた。
僕は本当に申し訳ないという気持ちで食事も進まなかったが、友達AやBが「食べろよ」というので食べ始めた。ビールを注文して少し飲んで自分の考えていたことなどを詳しく話した。もちろん増田に書いていたことなども話した。僕って他人を軽視しているところがあって人のことはどうでもいいと思っている部分があるとかそんな話をした。そうすると二人も人は少なからず人を見下したりするところは絶対あると言ってくれて僕もちょっと落ち着いた。でも、自分のやったことの重大さは認識しているし、何が悪かったかを詳細に述べた。
友達は気がついてくれてよかったと言ってくれた。帰りは3人で途中まで帰った。久し振りの3人の帰り道。
やっぱり孤独よりは友達いたほうがいいと思った。
そして、今日。僕がビール買いに行ったらコンビニに友達がいたので車で家まで送った。土曜日あいてる?って聞いてきたのでOKOKあいてるよ!と俺は答えた。土曜日は一緒に出かけられそう。また3人で出かけられるなんてうれしい。友達を大事にしなくてはいけないと思った。
少し酔ってるので文章がおかしいかもしれませんが、許してください。
道路がある。その道は、会社や学校へ行こうとする人が通りもすれば、主婦が買い物に、子供の手を引いて家族がお出かけに、友人同志が御喋りしながらどこかへ遊びにと、いろんな人達が通る。そして、時には、その道を、誰かを騙しに行く人も、どこかに空き巣に入ろうとする人も、待ち伏せてひったくりをしようとする人も通って行く。
悪人が通るからと言って、道を作り替えることが出来るか?。特別な構造の道に造作し直して、悪人だけは通れないように出来るだろうか?。出来ることがあるとしたら、まずはその道に入ろうとする人を、すべてチェックするようなことだけであろう。つまり、誰もが通れないようにして、検査にパスした人だけ通ってよろしい、とするしかあるまい。
そんなことをしたら、会社や学校から帰って来た人は、帰り道を遮られて面食らうだろう。買い物袋を手に提げて、早く家に帰ってご飯を作りたいとやきもきさせるだろう。馬鹿な遊びに時間を潰して罰が当たったと、若者は悔やむだろうか。あんなことは早く切り上げて、さっさと家にかえっておけば良かった、とも思うだろうか。そしてこうも思うだろうか、でも、運良く家に帰れたとして、明日、出かけることが出来るんだろうかも、どうも大変に不自由なことになったようだ、じゃ、出かけないでおこうか、と。
それとも、その道を通ったら、その通るなりの仕掛けで、悪い事の決して出来ないような歩きしか、その歩いている人にさせないような、魔法のような作りの道が作り出せると思っている人もいるのだろうか。いろんな人が、いろんな目的で通る道ということを、何ら損じること無くして、ただ悪い人だけが通ることの出来ない道なんてものが、作り出せると思う人がいるんだろうか。
どんな工夫を巧みにすれば、そんなものが出来る上がるのか、この匿名氏には、まったく思慮できないが、そんなことが思いつけると自信のある人はいるようで、人がそこを歩くと、誰もがもう悪しくなく歩けてしまう道の設計図を売り込んでいる。その道を管理している役場の方では、悪人が通るということにひどく気を揉んでいたので、そのプランに飛びつこうとしている。名付けて、メイクユーグッドロード、それとも、エクスクルードバッドストリート。
そんな道が出来上がったとしても、実のところは、せいぜい入り口に看板を掲げることぐらいであろう。そして、それを見上げながら、喜んでそこに入って行くのは、虚栄の人、欺瞞の人、スノッブな人、つまりバカな奴らであろうし、そして、本当の悪人はしめしめとうれしがるであろう。ここを通っている限りは、自分は善人だと証明されているようなもんだ、と。そうして、人を騙しに行き、上手いことを言って、人のものを取り上げ、気の良い人に難儀ごとをおしつけ、気の弱い人に苦労をしょわせ、気の強い人はおだてて褒め上げ、調子よく浮かれさせて、踊らせたいように踊らせることであろう。
この匿名氏は、そんな道だという看板が目に入ったなら、別の道を選ぶ。そんな道に入り込んで、グッドと呼ばれる姿に躾け直されたり、バッドとされるものを譴責されたりするような煩わしいことに悩まされたくはないから。そして、匿名氏の選ぶ道は、多分、何の看板も無い普通の道で、でも強いて言えば、バルガーロード。そこなら、匿名氏は、匿名氏のあるがままに、その道を歩けようから。そして、そこに入ってみれば、恐らく、いつもの道のように、会社や学校への行き帰りの人、家の用事で出歩いている人、遊びに出かける人が、同じように歩いていよう。
勿論、悪人も歩いていようが、それは常識が教えてくれるに従って用心するし、他人に悪事が及びそうなら、避けるようにと声をかけてあげるであろう。そこでならば、ここを歩いているからって、善人とは限らない、ということを誰もが意識しているであろうから、匿名氏の忠告はそれなりに聞き入れてくれるであろう。あの目つきをご覧なさい、どう見たって、人を騙そうって顔つきですよ、そんな口上にはご用心なさい、なんたってそれは詐欺師の言葉遣いですよ、ああ、それは乱暴な口調ですね、そんな奴らはほっぽっておきなさい、どうしたって大したことは出来ないんですから、等々と。
悪人じゃなくて、悪口が?、それが群衆から声高に?、そんなものを浴びせられるのが?。それはなるほど御気分はよくないでしょうな。ご不快極まり無いでしょうな。奴らの口を封じたい?、そんな気ぃ悪いものが聞こえてこなくしたい?。そりゃ、確かに、御自身一個の事情から、そうも言いたくなるでしょうな。でも、多くの人がめいめいな歩き方をしている道そのものを、一人一個の存念に適うように仕立て直すのは、どうなんでしょうね。そんな大袈裟なことを、もっともらしく売り込んだりせずあって欲しいものです。
もし我慢ならないなら、道の中に突っ立って、これは気持ちよい、あれは気色悪い、こいつは通って良し、あいつは気障りだ、と片端から、審判を下すようになさったらいかがですか。いろんな人が通る道ですもの、そのいろんな人の一人に、そういう審判者が交じっていたっておかしくはありませんよ。しかし、そういう審判者は、異様でもあり、時には異常に思われるものです。そう思われたくない?、だけど、御自身のお姿は、もうそうなんですよ。
えっ、皆の為に?、それで迷惑を蒙っている人の為に?、それで傷ついた人の為に?。嘘おっしゃい!。あなたは、あなた一個の好悪で、誰もが通る道を、ご自分の気に入ったものだけが通る道にしたいんじゃないですか。あなたのことなんかどうでもよく、別のことを目指して通り過ぎる人までも、あなたの好む格好で歩かせようってんじゃないですか。会社や学校に行こうとしている人に、ここは、そういう顔つきや手足の振り方で歩くところじゃない!、とあなたは言っているようなもんなんです。
御自分が、この道でしゃべくる奴らの声が気に入らぬ、そういう話題は気分を害する、ことに俺のことを言う奴は憎らしくてたまらぬ、ってんですから、聞こえた側から、怒鳴り声を挙げたらどうてすか、それが自然なことですよ。それなのに、様子を奇麗にしようとして、皆のためなんて見せかけてくれたお陰で、かえってその皆はとっても迷惑なことになっているんですよ。ほんと、みっともない。
太平洋戦争の混乱期。
ヤミ屋の帰り道、大きな駅では、突発的に警察の手入れが入ることが何度もあったそうな。
「俺たちもたまには栄養をつけないとなあ」と言いながらその場で飲んでしまったそうだ。
また別の時、警察は米を没収し、皆の持っている背嚢から米を容器にあけさせていた。
どんどん積もっていく米。
激怒した一人の男が、米をあけるふりをして砂をぶちまけたそうな。
そらあ、正義ヅラで没収しておいて自分で食うのが見え見えだったらやるわなあ。
正直言って昔の日本はあまり中国や韓国を笑えない。今、数十年遅れてるって嘲笑はまあできるかもしれないが。
日本もかなり清潔で裕福になった。
生きづらいけど、息苦しいけど、清潔で裕福でクリーンだ。この未来を選んだのは、今生きている日本人だ。
日常の小さな選択がつもりつもって、今の日本ができているんだから、
私たちの小さな選択が積もり積もって、60年後の日本もできているはずなんだ。
なあみんな、この先、どうしようか?
どんな未来が見たい?
人に何かをさせたいという時には、労力に対する対価を何かしら支払う方が多数に影響を及ぼせるって事だよね。
ということで考えてみた。
スターバックスもイメージアップ&新規ユーザーの開拓になるので協力的だろう。
ちなみに割引券じゃだめだ。投票の帰り道で1杯飲めるようにしないとな。
具体的には、投票に行った人の手にスタンプを押す。で、そのスタンプが残っていればドトールでホット1杯か差額で好きなドリンクが飲めるという方式。
これなら投資はスタンプ程度だし、もともと選挙は日付と対象の年齢が限定されるから詐欺も起こりにくい。
スタンプは日付が入ったタイプ(日付部分をクルクル回して変えられる)を使う(←これは偽造しにくい)。
で、スタンプのインクは地域ごとに色を変えるか、特殊色を作って全国に配布(詐欺防止)。
現実の人間は、思ったより即物的な利益に弱い物なんで、意外と効果がある。
(コンビニの雑誌が普段よりも高いのに、ポーチやネックレスが付いていると飛ぶように売れる現象と同じ)
心の中で気になっている女性がいて、リアルでもメールでもそれなりに良好なコミュニケーションが取れている。
(ただし、単に義理で付き合ってくれているのか、一応友人の範囲内にいるのか、そこはわからない)
帰り道がたまたま一緒になり、分かれ道で彼女は駅へ向かい、自分はまっすぐ家へ向かうのだけれど、
そのまま駅へ一緒に歩いてもそれほど遠回りにはならない。
そこで「まっすぐ帰ったら?」と言われたら、「いや、駅まで一緒に」というのは、
普通に考えると空気が読めてないってことだろうとは思う(事実、そこで別れて帰った)。
ただ、もしかすると、あえてそこで駅まで一緒に行くことが、プラスの意味を持つ場合もあるかもしれない。
どちらが正解というものではなく、今置かれているシチュエーションによってより妥当な行動が
どちらなのか決まるのだろうと思う。
その選択基準は、どんなものなのだろうか。
わからなくて困っている。
そんなことを呟きながら僕は今日も一人、夜の大学からの帰り道を歩いていた。もちろん本気で死ぬつもりなんかさらさらなかった。大学生活は、楽しいことは何もないけど、だからといってつらいこともないし、本当はそんな日常に満足していて、でもそんな自分を「天才少年」と呼ばれた僕は認めたくなかったから、「死にたい死にたい」言って、平凡な僕を自己嫌悪している振りをしたいだけ……
そんなことを考えながら歩き続けていたら、突然、後ろから
「じゃあ、あなたの望み、叶えてあげるね?」
という声がした。振り向いてみると、そこには白いワンピースを着た、中学二年生ぐらいの女の子が、美しい笑顔を浮かべながら、裸足で立っていた。
そして、振り向いた瞬間、僕は、その女の子が頭に振り下ろしてきたトンカチにより殴られ、倒れ込んだ。
倒れ込んだ後もかろうじて意識はあったが、体はもはや動かなかった。そこでさらに少女は遠心力を最大限に活用できる殴り方で何度も何度も頭を殴り、そして僕は、自分の頭蓋骨がめりめり音を立てて陥没していくのを聞きながら、失神した。
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目が覚めたとき、僕は、うすぐらい部屋に横たわっていた。
起きようとする。しかし起きようとしたとたん、腕と足に激痛が走る。
腕と足、さらに胴は、針金で床に固定されていた。たぶん無理に起きようとすれば、それらの部位はあっという間にちぎれ、体はばらばらになるだろう。
そのとき、部屋のとびらが開き、少女が入ってきた。少女のワンピースは所々に赤黒い模様がもまるで花のように描かれていてた。それはたぶん、俺が殴れているときに飛び散った血だろう。
少女は、入ってきたとたん
「ウケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケ」
と笑い、そして
「さー、儀式を始めるましょう♪これで私はカミサマになれる♪なんでもやりたい放題よ♪世界は私の思うがまま♪」
と歌いながら、くるくると回り出した。手には、プーさんのぬいぐるみがある。
少女は回りながら僕に近づいていき、そして僕の腹にいきなり乗っかり、その上で歌のリズムに合わせてスキップを始めた。
ドンッ、パタッ、ドンッ、パタッ、ドンッ、パタッ、ドンッ、パタッ、ドンッ、パタッ。
いったん腹に飛び乗ってはまた飛び降り、また飛び乗ってはまた飛び降り、そして飛び乗られる瞬間に僕は激痛を感じながら、「ぐおっ!」と叫んだ。僕は、文化系の人間だから、腹筋はまるでなかった。
そんなことが30分間続いた後、少女は、僕の横に座り込み、手に持ったプーさんのぬいぐるみと会話を始めた。
「さー、おさらいコーナーだよー。」
「わーい」
「私はどんなことをすればカミサマになれるのかなー?」
「自分のことを心の底から恨んでいる人間の、血をいーっぱい浴びればカミサマになれるんだよー。」
「そーだよねー。でも人から恨まれるってどうやればいいのかわからないよー。」
「簡単だよー。昔いじめっ子にされていたように、苦痛をいっぱい与えれば、人間はその苦痛を与えた相手を恨むんだよー」
「じゃあこいつはもう私のこと恨んでるのかなー」
「試してみよーかー。」
そういうと少女はポッケから小斧を取り出し、右腕の付け根に
「ドン!」
と振り落とした。
血がまるでシャワーのように吹き出る。その吹き出た血を少女は浴びながら
「これでカミサマになれるのかなー」
と言っていた。
「ねー、私カミサマになれたかなー」
と話しかけた。
「なれたんじゃないかなー」
「じゃあ試してみよー。ていっ、くまちゃん、自分でうごけっ」
「うごけないよー?」
……少女はうつむきながら、「何でうごかないのよっ!」と涙声で叫んだ。そしておれの髪の毛を思いっきりつかんでひきちぎり、ポッケから取り出した塩を腕の傷口にぶちまけた。じゅわっ、ビリビリッ!その痛みにより、僕は再び気絶する。
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再び目覚める。少女は片隅に座っていた。
「あっ、起きた起きた♪」
そしてぬいぐるみにこう話しかけ始めた。
「あのねー、私昨日いっぱい考えたのー。何でカミサマになれなかったのかなーって。それで考えたんだけど、もしかしてこいつ、ずっと気を失ってたんじゃないかなぁ。なんか人間ってある程度痛みを感じると意識を失うっていうし。だからー、今日は私、考えてきたんだー。」
まぁ、ずっと起きてたけどね。
そしてそんな言葉を言い終わった後、少女はポッケから注射器を取り出した。そしてそれを、腹にぶすっと刺した。
「これはー、ある部分だけ痛みを感じなくさせるお薬なんだよー。だから、これを使えば、こいつのおなかに何したってこいつは起きたままなんだよー」
そう言いながら少女は、ナイフを腹に突き立て、十字に切り、そして十字から手を突っ込んで、僕の腸を引きずり出してきた。
ぐちゃっ、じゅるっ、べりべりべりべり。
そして少女は、その腸を自分の首に巻き付け、こういった。
「へっへー。ネックレスー。どー、怒った?怒った?」
腸をべりべりと引きずりだし、そしてそれをむりやりひきちぎった。
「でもこのネックレスくさーい。やっぱいらなーい」
そう言うと彼女はその腸を僕の口に押し込んできた。当然はき出そうとするが、強引に口の中に入れられ、そして口をガムテープで縛られる。
吐きだそうとするかが、もう胃も腸もないため血が逆流してくる。口の中が自分の腸と自分の血で一杯になる。鼻から血が吹き出る。そんな様子を見て、少女はゲラゲラ笑っている。「あははー、鼻血だしてるこいつー。」
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「おなかすいたなー」少女がつぶやく。
そして、残っている腕の手の指に、いきなり食らいつき、そして噛みちぎる。
手指、耳、乳首、かみつけそうなあらゆる場所に噛みつき、食いちぎられていく。
しかし、やはり人体は味がよくないみたいで、少女はぺっと吐き出し、そして
「あんた、なんとかしなさいよね。」と言いながら、それらを僕の口に押し込んでくる。
そして食べるが、それが食堂からふたたびぼろぼろ零れる。だって、僕にはもう、食道から先はないから。
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「あーなんでこんなにやってるのに、カミサマになれないのかなー」
塩の100倍ぐらいある劇薬を塗った針を火であぶって、僕の体に何万本も突き刺しながら彼女は呟く。
僕には答えが分かっていた。
だって、君が好きだから。
「そーだ。今度はうんこでも食べさせてみよう。」
いや、逆にそれ喜んじゃうから。
殴る蹴るはいつもの事。あざになっても服で隠れるようなところをちゃんと狙ってくる。常に体のどこかしらが痛かった。太ももを蹴られた日は、歩いて帰るのが大変だった。背中に肘撃ちを食らった日の夜、布団の中で寝返りをうつと引きつるような痛みが走った。
持ち物を隠されたり捨てられたりする。移動教室から戻るとまず教科書やノートを探すのが習慣みたいになった。筆入れはゴミ箱の中から見つかった。シャーペンの芯が全部折れていたが、無くなったわけではないのでほっとした。
金を貸してくれと言われる。断れば殴られるので、貸す。返してくれることはないと悟ったのは数日後だった。
お前は臭いから近づくなと言われた。こっちに顔を向けるなとも言われた。このクラスから居なくなれとも言われた。ひたすら風呂で全身を洗い血が出るほど歯を磨いたが効果はなかった。
プリントを手渡すと、汚物を手渡されたようにあからさまに嫌な顔をする。
二人一組になれ、何人一組になれ。誰にも声をかけられず最後まで余った。人数の足りてないグループがいくつかあって、教師がどこか入れてやれと促す。じゃんけんで負けたほうのグループが嫌々ながら混ぜてくれた。
女子に握手してくれと言われる。遠巻きに女子の集団が見ている。罰ゲームだろう。おずおずと差し出した手にほんのわずか指先がふれただけで、彼女は逃げるように仲間のもとに帰った。
女子たちが俺を見て「うわ変な顔」「きもちわるい」と言っていた。という話をわざわざ俺に教えに来る。
女子たちが俺の似顔絵を面白おかしく紙に描いて授業中に回し読みしていた。という話をわざわざその似顔絵の現物を持って俺に教えに来る。
授業中に当てられると注目が集まる。何か可笑しなことを言おうものなら、次の休み時間がものまね大会になる。教師の質問に答えられず口ごもっていると「フレーフレー」とニヤニヤしながら囃される。
美術の授業で作った作品を散々けなされる。こいつこんなしょーもない絵描いてるよと笑われる。
偶然教室の前で耳にしたクラスメイトの会話。「ねえ、あいつで遊ぶのやめてあげなよ。かわいそうじゃん」「うるせー、やなこった」「もー、しょうがないんだから(笑)」楽しそうな話し声。教室には入れなかった。
トイレで用を足しているところを横から覗き込み、あとでチンコがどうだったと皆に吹聴する。
俺が着替えるときを見計らって更衣室のドアを開け放つ。着替えるのをためらっていると次の授業に遅れるだろ、皆が迷惑するだろとなじられる。
誰も守っていないような校則でも、俺が破れば奴らがちょっかいを出す口実になる。必然的に行動は優等生らしくなった。それがさらに揶揄の対象になる。
宿題をやってくれば見せろと言われ、忘れてしまった時にはお前最低だなと馬鹿にされる。あいつはまじめだから掃除だいすきなんだよ、と掃除当番を押しつけられ皆は部活に行く。
ある奴の持ち物が無くなった時、そいつは真っ先に俺を疑った。どうせお前が盗ったんだろさっさと返せと言われ、さんざん殴られた。もちろん盗ってなどいない。早く奴の気が済みますように、あるいは無くなった物がどっかから見つかりますようにと願うしかなかった。
ある日とうとう我慢できなくなって反撃しようとした。大声をあげて、相手に殴りかかった。けっこうな騒ぎになった。そいつは教師に呼ばれ注意を受けた。戻ってきた奴はこう言った。「先公には反省しますって言ったけど、これからもお前のことは標的にするから」
数ヶ月経つ頃には、毎日誰かに何か嫌な事をされるのは普通だと思うようになった。これが普通だと思っていたから、普通に学校に通った。
そんな中、丸一日誰からも何もされなかったという日があった。どんな偶然だったのかは分からないが、今日は誰にも殴られなかった。今日は誰にも嫌な事を言われなかった。帰り道でその事に気がついて、思わず泣いた。嬉しくて。
もちろん、次の日にはまた殴られていた。
今から十年以上前の思い出。
思い出してみたら意外といろいろ覚えていた。でも現実感は全然ない。自分が経験したことというよりも、ずっと前に観た映画の内容を思い出しているような感じ。
クラスメイトのほとんどは苗字も忘れかけているのに、中心になっていた奴らの名前はフルネームで覚えている。そいつらのことを今も恨んでいるかと言うとそんなこともない。苦しみながら死んでいてくれれば素敵かもしれないが、そうなったところで何の得にもならない。
こんな思い出は忘れ去って、どんなに思い出そうとしても思い出せないようになればいいなと思う。
とは言え、ここに書いたことが大した経験だとも思わない。この程度の事なら誰だって経験しているだろうし、俺は今も生きているから。
インターネットが発達して小学生でも無修正動画をタダで見られるこのご時世にエロ本がなんで存続してるのかと言えば、どうしてコンピュータが発達したこのご時世に電子ペーパーではなく紙に書かれた本をアマゾンで買っているんだってことと同じだと言える。本っていうメディアの偉大さだ。物心ついたときからネットで洋物の無修正動画見てる近頃のガキにゃわからないだろうが、思春期をエロ本で過ごした自分のような世代には、何とも言えないノスタルジックも相俟って、エロ本というだけでたまらないものがあるから、いい歳こいてもエロ本を読み続けているわけだ。
だか悲しいかな、内容はやっぱりネットの足下にすら及ばない。何てったって、基本からして静止画しかねえんだから、56k時代の裏本画像でハァハァしてた頃ならまだしも、光回線で高画質の動画が見られる時代に於いては勝負にならん。だからエロ本を読むのは、エロ本を読むという行為自体に興奮するためであって、極端な話、中身は猫の写真でも問題ないわけだ。可愛いし。だから気分を盛り上げるためだけの道具でしかないエロ本をわざわざ金払ってまで買うのは憚られるんで、家に帰ってオナニーしようかなって気分の日には、帰り道にある近くのセブンイレブンでにやにやしながらエロ本を立ち読みをしているわけだ。
そんなわけで俺は今日も帰りにセブンへ寄った。休日出勤ってだけでも腹が立ってたのに、昼寝中に地震があったらしく、飲みかけのコーヒーが服にかかってむかついていたから、もうこれは抜いてスッキリするしかねえだろというわけだ。
投稿物にしようかな、AVアイドル物にしようかな、それとも熟女物にしようかな、っと至福の顔して選んでいると、目にちらちらと黒い物体が映り込む。なんじゃこりゃっと見てみると蚊だ。そうだ、そうなんだ。ここのセブンは蚊が多い。だが俺も慣れたもの。物心ついてから蚊に刺されたことのない蚊マエストロな俺を舐めるなよ。少し眼の焦点を暈かして全体を観る。数瞬。ピキーン。見えた。刹那。神経を伝うパルスが両腕を動かす。距離は最短。蚊を中心に左右10cmに両手をセットアップ。近いが俺の目は正確だ。スナップを利かせて手首をパン!手のひらを見るまでもない。蚊は死んだ。
さてさて、今日は熟女物にするか。熟れ熟れの年増女を貪りたい気分だしなと熟女物を手に取り読んでいると、またも目の端にちらちらと映り込む黒い影。機影は3。気合いを入れて叩くのも面倒になったから左手にエロ本を持ちながら右手だけで握って潰す。パッパッパッ。だらしねえセルライトがたまんねえな!ハハ!もっと若作り頑張っちゃいなよババア!なんてご満悦だったのだが、またも目に黒い影が映り込む。いい加減にしろよと振り向くと20匹くらいの蚊の編隊。うお何だこりゃとビビリながらもパンパンパンと叩き落とす。店内を見回すと全体的に黒っぽい。蚊だ。数百匹の蚊が飛んでいた。よく見ると店員もいねえ。何なんだこりゃとしばらく観察していると、店内の奥の方がより黒い。全部殺すのも骨なので、何があるのかと奥の方へ行ってみると、従業員控え室の入り口の奥から、ブブブブブブブ!と気持ちの悪い耳障りな低音が唸ってた。恐る恐る開けてみるとそこにあるのは一面の黒。ざわめく羽音。そして蠢く黒いババア。
ババアの皮膚という皮膚に蚊がくっついていやがった。何度も吸われたのか肌は赤く血が滲んでた。おいババア大丈夫か!?声をかけると蟲みてえに前後運動を繰り返すババアが腕をあげて指をさす。なんだなんだ向こう側になんかあるのかと見ると1m近くの黒い長方形。近づいて見るとそれは水槽で、中には数万匹の蚊がぶんぶん押し合いへし合いしてやがった。なんだこれ?っとババアに聞くと、口ごもる。な・ん・な・ん・だ・よ!?とキレながら襟首つかんで問いただすと、どうやら立ち読み客を追い払うための蚊を培養してたらしい。バカじゃねえのかこいつ。がゆいーがゆいーって指で掻くだけじゃ足りねえのか、全身を床に擦りつけている。
ババアが休憩で昼寝している間に地震で水槽の蓋が外れたらしく、気がついたら全身が痒くて、こうなっていたらしい。バイトはどうした?と聞くと薬局に痒み止めを買いに行かせてるらしい。常備しとけよムヒくらい。喋りながらもパッパッパッと両手で蚊を殺すのも疲れたので、俺は帰ることにした。エロ本とショウガ焼き弁当に焼きプリン。いつものセットで928円。ババアに1000円渡して72円の釣りをせがむもそれどころじゃねえと金払いやがらねえ。むかついたからババアの乳を72回揉んでから、ババアの頭に蚊で真っ黒になってる水槽をかぶせてから店を出た。ハハ!じゃあなババア!
家に着くとさっそく抜こうかと服を脱ぐと右の二の腕のところが赤くなっていた。どうやら蚊に刺されたらしい。何十年ぶりだろう。白い二の腕にぞわぞわと違和感を覚える。ああ、これが痒みか。初めての感情に興奮した俺は赤く滲んだ二の腕に噛みついた。気付くとギンギンに勃起していた。余ってる左腕でじゃっじゃっと扱く。しゅっしゅと動かずもどかしい。不器用な左腕を補うかのように腰が前後に動く。右腕の痒みは噛んだ痛みとツバで緩和されたのかぼんやりしたよくわからない感覚になってきた。左腕の動きが大きくなる。腰がガクガク前後に動く。顎に力が入り血が出たのか鉄の味がする。全てが加速しエレクチオン。壮絶に射精した。膝を付き、そのまま横にぶっ倒れる。投げ出された右腕を見やると蚊が刺した患部の周りに女陰部のような鬱血した歯形。またコンビニに行こう。そうして俺は寝た。
信じようが信じまいが私は増田。
帰り道電車でトラバを読んで、いや、そうじゃないんだよ。でも何が違うんだろう。とモンモンとした事がこことここ読んでまとまった。
駄文だがお付き合い頂けたら。
自分の見てくれで萌えられたら世話ないよ。って感じです。他所様でもうっかりそんな勘違いが許されるのはローティーンまでか。ブロック遊び、ってのが言い得て妙。元増田がどんな人なのか想像もつかないまま失礼な事を言うようだけれど、見てくれに若干なり欠点があると思う。自分にもあるし、広い世の中無い人は居ないと思ってるんだけど。怒ったらごめん。なかったらごめん。欠点がデキる洋服一枚でゼロに…はならないけど、大幅に軽減されるんです。マジックだよ。マジック!と鏡に映る自分に対する好感度がアップします。自己嫌悪が減ります。ちょっと根拠ない自信が持てるようになります。これは、楽しいよ。てか、これって萌えか?
あと、これは自分が書いた事だけど
これは、うーん。経験論でしかないんだけれど、喩えると何だろう。人の家の庭が松とか生えて池に鯉なんか泳がせちゃう位に整ってるとなんとなく気分がいいと思う。だけど、雑草を抜いた程度の手入れしか入ってないと、不快ではないけど気分の癒しにもならないし、場所が勿体無いからゴミ置き場にでもしちゃおうかしらってのと一緒で。見てくれの構造自体は変えようもないけれど、なんとなく工夫がしてあると、ちょっと良くしてあげようかしら、っ心理が働く人が多いんだと思う。
メイクについて何も書かなかったので、ここを少し。
黒、だと濃すぎるので茶か灰色のアイライナー買ってきて、上瞼のキワの辺りで目に染みない程度の辺りで線を引いた状態で一日過ごしてみてください。半日でもいいよ。線の長さを瞼全体にするのに抵抗がある場合は黒目の上だけとか、黒目+2ミリ位の長さで。ここは騙されたと思って。ここで色は間違っても肌と毛の色に馴染むような色で赤とか青とかいきなり冒険しない事。あと、線は太くても0.5ミリとかそれ位で。最初の頃は素っ頓狂な顔というか変な顔した人が居るなあとか恥ずかしいなあとか思うけれど、慣れてくるとそれが自分の顔みたいな気がしてくる。かわいいとかそういう要素は別として。自分が見つけだせていない、違う印象の自分というものを見出してください。見慣れるまではアイライナー落としちゃだめ(寝る前は落として下さい。)絵が描くのが好きだった人とかだったら、線の太細で印象に微妙に変わるのとか、すぐに見つけられると思う。本当は眉毛を整えて、いつもと違う眉の形(やたら細い眉とか上がり眉とか目頭だけ太い眉)にしてみたりチークの色と位置で雰囲気が変わったり、付け睫付けると目がエイリアンみたいになって目に視線が集まるから顔の他のパーツは手を抜いても大丈夫だよとかノーズカラーって実はすごいんだよとかも説明したいんだけど、これは難易度が高いという人もいるし自分も良く分からないので、お手軽なアイライナーで。あ、化粧品会社の回し物じゃないです。高い金もかけなくていいです。
心持ちとしては「自分かわいいんです!うふふん」というなんかスイーツ(笑)チックな雰囲気でやるんじゃなくて自分の顔や体にこういうモノを合わせたらどんな印象変化がおきるんだろう!という好奇心と探究心でやるがベスト。盆栽を育ててるようなそんな気分で取り組んでください。別にカレにカワイク見える4つのアイテムを見つけたりしなくていいです。主体性は自分で。お洒落というよりかは育成ゲームとかRPGだと思った方がいいと思う。舞台は現実だけど。
まあここまで書いてアレなんだけどさ、○○って楽しいよ!って言われても興味無かったらふーん、で終わるんだよね。
ちょっと試しにやってみたら楽しくてのめりこんだとかあるけど。
1ヶ月ぐらい前まで彼女がいた。
ネットで「寂しい」的なメッセージを見かけたので、何の気なしにメールしたのが始まりだった。
メールを重ねるうちに、だんだんメールを待ち遠しく感じるようになった。
でも、楽しいばっかりじゃなかった。
彼女にも旦那と子供がいたんだけど、その旦那がいい感じのロクデナシだった。
ロクデナシと言っても、アル中とか暴力的なものではなく、女癖が最悪なんだそうだ。
曰く、「家に泊まりに来た彼女の友達に手を出した」「他に彼女がいる」「全然帰ってこない」などなどなど。
曰く、「あまり食事していない」「お酒を飲まないと眠れなくなってしまった」「リスカしてしまった」「どうしたらいいかわからない」。
旦那の浮気が本気になって、ある日突然捨てられるんじゃないかって不安に感じてるようだった。
そんな相談ともグチともつかないような話題を交えながらも、メールは楽しかった。
何日もしないうちに「会おう」ということになった。
初めて見た彼女は、先にもらってた写メよりも、ずっと可愛かった。
人目を避けたいのと、ほとんど時間がなかったこともあって、カラオケに行った。
話の途中、ちょっとしたきっかけからキスをした。
その後のメールは、どんどんイチャイチャ路線に変わっていった。
お互いに、どれだけ大事に思ってるかを甘ったるく言い合ったり、次に会ったときのことを話したり、グチったり、アホな話したり。。
本当に楽しかった。
ある日突然メールの返事が来なくなった。
そして「俺と彼女の関係が彼女の旦那にバレた」「今までのメールを全部旦那に読まれた」「旦那は超嫉妬深いので大変なことになっている」「彼女に何か伝えたいことがあるなら伝えてやる」と書いてきた。
物凄い衝撃を受けた。
彼女に会えなくなってしまったってことよりも、自分の環境に影響が及ぶんじゃないかってことに。
訴訟のことも調べた。
幸か不幸か、肉体関係はなかった。不貞にはならない公算が高いんだそうだ。
ここまで確認して気付いた。
ただでさえ旦那のことで悩んで、そのストレスの向かうところが俺だったのに。
彼女の精神状態を想像すると、居ても立ってもいられなくなった。
でも、自分の環境を壊すようなリスクを負ってまで行動を起こせなかった。
旦那の自演かもしれない「彼女の友達」になんて本当の気持ちを託せなかった。
ありきたりなこと、あたりさわりのないことに加え、もう会わない。メールしない。って書いた。
本当に「彼女の友達」だった時に、彼女への追い討ちになる言葉かもしれないって思いながら。
後は自己嫌悪ぐらいしかすることがなかった。
1ヶ月も経ってこんなこと書いてるのは、ほとんど誰にも話したことがなかったから、誰かに、どこかに吐き出したかったから。
それで、未だに感じる焦燥感が収まるかも知れないと思ったから。
自分から何かを発信することで、彼女が見つけてくれるかもしれない。。なんて期待とも呼べないような微かな思いがあるから。
ウザ。
眠れない。フラれたのが原因で自分でも情けなくなるくらいに落ち込んでしまっている。
3年前に彼女に出会った。
最初は仲の良い友達同士で飲みに行く仲だった。しばらくそういう感じだった。職場も帰り道の方向も同じだったので、たまに二人で帰ったりした。当時、彼女には付き合っている人がいて、彼女はその人の話を俺に沢山していた。
特に何も思わなかったし、彼氏にも会ったこともあった。とにかく、どこにでもいる友達みたいな関係だった。
不定期に集まって飲んでいた仲間が一人二人と退職やら結婚して、気づいたら彼女と二人で食事に行ったりすることが多くなってきていた。はじめのうちは少し話がしづらかった。でも、すぐに楽しくなりお互いに何でも話ができるようになっていった。ただ、何度も二人で食事や買い物をしても恋愛感情は出てこなかった。彼女が彼氏の話を頻繁にしていたからかもしれない。
ところが、ある日彼女は「今の彼氏とはもう別れる。もう、今の彼氏とは無理だ。」という話をし始めた。
たぶん、そんな話題を1か月近くしていた。そうして、彼女は自分で言っていた通りその彼氏と別れた。
「そうか。」としか言わなかったかもしれない。
もはや、二人きりで遊ぶのが普通になっていた。何でも話した。ジャンルなんて関係なく気になること、どうでもいいこと、真剣なこと、下らないこと、下品なこと、エッチなこと、将来のこと、過去のこと、自分のこと、他人のこと。
そんな中、彼女が今の仕事を辞めて転職すると言った。俺はその時初めて彼女のことが好きなことに気付いた。同じ職場で、身近にいて当たり前に何でも話すことができる彼女との距離が離れること、そのことを初めて真剣に考えた。急に苦しくなった。
それで、告白した。
それで、フラれた。見事に。
彼女の友達でもあり、俺の友達でもある子から初めて聞いた。
「あの子、彼氏いるよ。なんで、気づかないの?」
意味がわからなかった。なんで、俺と何度も食事に行ったのか、前の彼の事は何でも話したのに、今の彼のことは存在すら教えてくれなかったのか。
「彼氏がいたこと知らなかったよ。KYなことして悪かった。全然気付けなかった。」と言った。
「言わなかったっけ?」としか言われなかった。
どっちがしてるか分からないけど、大いなる勘違い。
さらに、オマケ。
「今の彼氏好きなんだけど、でも、不満もある。それが最近気になって。。」
そんなことは聞いてない。。聞きたくない。
「おつかれさん。」と、一言だけメッセージを送った。その刹那。
次の日メールが来た。
「ありがとう。」と。
「また、遊びたい。仲のいいままでいたい。一緒にいてとても楽しいから。」と。
これは、半殺しだ。
好きな人に、好きと伝えてフラれ、この状態をキープしたい?
いいよ。笑って受け入れるさ。
だって、やっと眠くなってきた。