はてなキーワード: 夕映とは
私は魔法先生ネギま!およびUQ Holder!が好きなのですが、それをTwitterで好きだと言えません。
理由は簡単。これらの作品がフェミ的にNG作品だから。そして私の相互フォローの人たちは進歩的な女性が多いからです。
別にその人たちが嫌いじゃありません。むしろ好きな人たちだからこそ繋がりを続けてるわけだし、オフでも知り合いだったりします。
みなさん素敵な人たちです。
先程もUQの新刊が発売になるというツイートが流れてきてファボりたかったのですが、付いている表紙絵が登場人物の女の子たちの入浴絵。あかん!ファボすら他人のタイムラインに名前付きで流れる現状でこれはファボれない!と言った感じなのです。
個人的には魔法先生ネギま!もUQ Holder!もエロコメの皮を被ったとても優しい物語なのですが、ガワは間違いなくエロコメなのは認めざるを得ない。
女子ファンの目から見てもお約束として女の子たちが意味もなく脱がされる姿は正直擁護のしようがないです。そこだけは。
でも!でも!
ネギまの主人公ネギ君、そしてUQの主人公刀太君をめぐる100年単位の叙事詩はとても面白いのです!
それに出てくるヒロインたちもとても魅力的です。個人的には夕映っちとのどっちのコンビがとても好きです。ネギまの頃の同じ人を好きになってしまった親友同士という関係も非常に良かったですが、UQに出てくる二人の友情すら超えた相棒である関係も好きです。それと最近のイチオシは桜雨キリヱ!いわゆるツンデレなんだけど、その能力とか過去とか役割とか葛藤とか色々と味わい深いです。早く彼女の能力が必要なくなればいい。残酷すぎるから。
しかしながら、ネギまとUQを読んでいると作家の背負ってしまう属性的なところって本人の意思だけではどうしようもないのかもなぁと思います。
正直ネギまのラカン戦の頃の熱気と人気がずっと続いていればと思うこともあります。そうすれば、女性ファンでももう少し堂々と好きだと叫べる作品になっていたかもしれない。
でも、私は本当にネギまとUQが好きです。どんな困難な状況にあっても必ずハッピーエンドが待っている。それが確信できる稀有な物語だからです。それは赤松健という作家に対する信頼でもあります。
私がネギまにハマったのはもう10年以上も前のことで、最初はその必ずハッピーエンドが待っていることに気づいていませんでした。けれども、何年も読んでいるうちに気づきます。この物語は、誰も悲しい思いをして終わったことがないことに。どんなキャラクターにも救いが待っていることに(カトラスだけは今もまだ飲み込めていないけれど)。
それは、物語という架空の世界に何かを求める私にとって、最上のもののように思えます。
ここまで素晴らしい物語なのに、好きだと叫べないことが。もっとこうであったら、なんて酷いことを思ってしまうことが。
こういう性根もあってあまり堂々とファンです!と言えないのですが、それでも好きです。魔法先生ネギま!とUQ Holder!が。本当に。