はてなキーワード: 博多バスターミナルとは
6日目
また来んしゃい、博多
ゴミの分別とルームフォンがわり兼wifiルーターとして貸与されたスマホの充電プラグへの接続をすませれば、部屋を出て施錠するだけ。
2泊の間お世話になった、この自由度の高い1ルームのおかげで、福岡の滞在は快適そのものだった。
再びのバス移動になるが、2時間足らずの乗車なら身体への負担も大きくないだろう。
その前にまずは出発前の腹ごしらえをする事にした。
11:00、正午前の陽射しを浴びながら開店直後に入った鶏肉料理店「とりまぶし」では、お兄ちゃんが炭火の前で鶏をやいていた。
席について、カウンター向こうにあがる煙をみながら博多水炊き御前を注文。
昼に食べるものとしてはヘビーかと思ったが、福岡では食べたいものが多すぎて、短い滞在ではこのタイミングしかない。
運ばれてきた水炊きは、旨味たっぷりだが脂も少なく塩味も優しい上品な味わいで、胃の中にスルスルと入っていく。
カウンターの端では、目黒に住んでいるという男性と若い大将が「博多で回るべき美味い店」について談義を交わし、反対の端には韓国から来たカップルが、店の名物「とりまぶし御前」を突いている。
やはりこの街に来る人は皆、うまかもんを求めて来るようだった。
小麦と卵の生地を鯛ならぬムツゴロウの型に流し込んで焼き上げる小食、「むっちゃん万十」だ。
キヨスクの様な素朴なカウンター越しに一番人気の「ハムエッグ」を注文すると、紙に包まれた暖かいまんじゅうが供される。
180円。
縄文時代の出土品を思わせる素朴な造形のそれにかぶりつくと、「駅前で片手で食うもの、かくあるべし」という味がした。
質も量も豊かな食文化、東アジアの玄関の空気、暖かくも繊細に計算された美意識。
初めて訪れた福岡・博多は日本の南の中心地として相応しいと思われる街だった。
福岡人は「並ぶ」という概念を、みんな大濠公園の池に落としたのか、できない人が多いですね。特に西鉄バスの停留所はまったく並んでおらず、初心者はどこに並んでいいのかわかりません。まあ、列がないので並びようがないのですが。
そうなんだよ。博多駅前や天神など大型のバス停では、どこのポイントにバスが停車するのか未定なんだ。だから列が作れない。
だからバスターミナルのような停車位置が固定されている場所だと並んでる。
ちなみにJRでも並んでる。西日本鉄道でも並んでる。地下鉄でも並んでる。
バス停でのバスの停車位置が固定されない理由は、先行のバスがバス停に留まっているから。後続のバスは、先行バスの後ろに停車して客を乗降させるから。