2018-11-20

[]【11】2018 晩秋広島博多別府

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anond:20181120233347





6日目



また来んしゃい、博多


ゴミ分別ルームフォンがわり兼wifiルーターとして貸与されたスマホの充電プラグへの接続をすませれば、部屋を出て施錠するだけ。

民泊の宿のチェックイン手続きらしい手続きもなく、簡単だ。

2泊の間お世話になった、この自由度の高い1ルームのおかげで、福岡滞在は快適そのものだった。

今日は今回の旅行最後目的である大分別府へ向かう。

再びのバス移動になるが、2時間足らずの乗車なら身体への負担も大きくないだろう。

疲れたとしてもちょっとなら、温泉を楽しむのに丁度いい。

その前にまずは出発前の腹ごしらえをする事にした。


11:00、正午前の陽射しを浴びながら開店直後に入った鶏肉料理店「とりまぶし」では、お兄ちゃん炭火の前で鶏をやいていた。

席について、カウンター向こうにあがる煙をみながら博多水炊き御前を注文。

昼に食べるものとしてはヘビーかと思ったが、福岡では食べたいものが多すぎて、短い滞在ではこのタイミングしかない。


運ばれてきた水炊きは、旨味たっぷりだが脂も少なく塩味も優しい上品な味わいで、胃の中にスルスルと入っていく。

カウンターの端では、目黒に住んでいるという男性若い大将が「博多で回るべき美味い店」について談義を交わし、反対の端には韓国から来たカップルが、店の名物とりまぶし御前」を突いている。

やはりこの街に来る人は皆、うまかもんを求めて来るようだった。


博多バスターミナルに着いても食べるべきものはまだある。

小麦と卵の生地を鯛ならぬムツゴロウの型に流し込んで焼き上げる小食、「むっちゃん万十」だ。

キヨスクの様な素朴なカウンター越しに一番人気の「ハムエッグ」を注文すると、紙に包まれ暖かいまんじゅうが供される。

180円。

縄文時代の出土品を思わせる素朴な造形のそれにかぶりつくと、「駅前で片手で食うもの、かくあるべし」という味がした。

これがこの旅での福岡最後食事だ。

質も量も豊かな食文化東アジア玄関空気、暖かくも繊細に計算された美意識

初めて訪れた福岡博多日本の南の中心地として相応しいと思われる街だった。


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  • 【10】2018 晩秋、広島・博多・別府

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